JP2018070316A - 粉粒体の散布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、粉粒体の流動性が変化しても振動搬送部への粉粒体の落下位置を制御して振動搬送部の搬送面における粉粒体の分散状態を均一化する粉粒体の散布方法に関する。【解決手段】搬送される基材80上に粉粒体を散布する方法であって、前記粉粒体を貯留する供給部20からスクリューフィーダ3で該粉粒体を送り出して振動搬送部4の搬送面46上に落下させる工程と、前記振動搬送部4の振動によって前記搬送面46上の前記粉粒体を分散させながら搬送する工程と、搬送した前記粉粒体を前記振動搬送部4の散布口から前記基材80上に散布する工程とを有しており、前記散布口44から幅を有して落下する前記粉粒体の幅方向の分布状態を検知し、前記粉粒体の幅方向の分布状態に基づいて前記振動搬送部4へ落下する前記粉粒体の落下位置を調整して、前記振動搬送部4の散布口44から連続散布される前記粉粒体の幅方向の分散状態を制御する、粉粒体の散布方法を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は粉粒体の散布方法に関する。
従来、連続搬送される基材上に、粉粒体を定量的に供給する方法について工夫されたものが種々ある。例えば特許文献1には、粉粒体を一時貯留する供給部から粉粒体をスクリューフィーダで連続的に切り出す。その切り出した粉粒体を落下させて振動搬送部で受け取り、振動搬送部が備える振動体の振動で粉粒体を分散させながら搬送し、振動搬送部の散布口から分散した粉粒体を基材上に連続散布する方法が開示されている。
特開2013−139337
特許文献1に記載された方法では、連続搬送される基材上に散布する粉粒体の散布量が均一化し、散布量を制御し得るとされる。しかし、振動搬送部に落下した粉粒体が、例えば、潮解性や吸湿性のものである場合、振動搬送部の搬送面における幅方向の分散状態が変動して均等にならない場合がある。そのため、基材上に散布される粉粒体の厚さの分布が変動することがあり、改善の余地があった。
本発明は、粉粒体の流動性が変化しても振動搬送部への粉粒体の落下位置を制御して振動搬送部の搬送面における粉粒体の分散状態を均等化する粉粒体の散布方法に関する。
本発明は、搬送される基材上に粉粒体を散布する方法であって、
前記粉粒体を貯留する供給部からスクリューフィーダで該粉粒体を送り出して振動搬送部の搬送面上に落下させる工程と、
前記振動搬送部の振動によって前記搬送面上の前記粉粒体を分散させながら搬送する工程と、
搬送した前記粉粒体を前記振動搬送部の散布口から前記基材上に散布する工程とを有しており、
前記散布口から幅を有して落下する前記粉粒体の幅方向の分布状態を検知し、
前記粉粒体の幅方向の分布状態に基づいて前記振動搬送部へ落下する前記粉粒体の落下位置を調整して、前記振動搬送部の散布口から連続散布される前記粉粒体の幅方向の分散状態を制御する、粉粒体の散布方法を提供する。
本発明の粉粒体の散布方法は、粉粒体の流動性が変化しても振動搬送部への粉粒体の落下位置を制御して振動搬送部の搬送面における粉粒体の分散状態を均等化する。
本発明に係る粉粒体の散布方法を実施する粉粒体の散布装置の好ましい一例を示した概略斜視図である。 粉粒体の質量測定方法の好ましい一例を示した概略斜視図である。 粉粒体の質量測定方法の好ましい一例を示した概略正面図である。 スクリューフィーダの排出口から排出される粉粒体の落下位置の制御について示したトラフを正面上方からみた斜視図であり、(A)図は粉粒体が左側に片寄って分散した一例を示した図面であり、(B)図は粉粒体が右側に片寄って分散した一例を示した図面であり、(C)図は粉粒体が均等に分散した一例を示した図面である。 粉粒体の散布方法の一例を示したフローチャートである。 質量比MA/MBとスクリューフィーダの移動距離dとの関係を示したグラフである。 質量比MA/MBとスクリューフィーダの移動距離dとの関係を示したグラフである。 質量比MA/MBと粉粒体の流量との関係を示したグラフである。 トラフを正面上方からみた粉粒体の分布状態の一例を示した図面代用写真であり、(A)図は粉粒体が均等に分散した一例を示した図面代用写真であり、(B)図は粉粒体が右側に片寄って分散した一例を示した図面代用写真であり、(C)図は粉粒体が左側に厚く、右側に薄く分散した一例を示した図面代用写真である。なお、各写真には、散布口上方に桟が写されている。 トラフの受け取り位置、振動体および排出口の配列関係の好ましい一例を示した側面図である。 トラフの受け取り位置、振動体および排出口の配列関係の好ましい一例を示した正面図である。
本発明に係る粉粒体の散布方法の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら、以下に説明する。まず、粉粒体の散布方法を実施する粉粒体の散布装置の好ましい一例について、図1を参照して説明する。本発明の粉粒体の散布方法は、例えば、発熱体の製造方法における電解質の散布方法に適用することができる。図1では、電解質の散布方法に適用した散布装置の一例を示す。
図1に示すように、粉粒体の散布装置1は、図示していない貯蔵部、供給部20および搬出部30を有する。以下、粉粒体の散布装置1は散布装置1ともいう。
貯蔵部は、供給部20の上流(上方)側に配置され、粉粒体が貯蔵される図示していない貯蔵タンクと、粉粒体を供給部20に配給する配給パイプ12とを有する。配給パイプ内には、粉粒体の配送量を制御する図示していない弁が配される。弁は、配給パイプ12内の配送路に上流側から、例えば、第1バタフライ弁、ロータリーバルブ、第2バタフライ弁の順に配される。貯蔵タンク内にある粉粒体は、配給パイプ12を通って下方の供給部20へ配給される。その配給量および配給のタイミングは、上記各弁の開閉によって調整される。
供給部20は、粉粒体の一部を一時貯留しつつ搬出部30へ供給するためのホッパである。供給部20には、貯留本体部21を備える。貯留本体部21の上部に粉粒体M1の配給受け口22が配される。貯留本体部21内には貯留されている粉粒体M2を攪拌するアジテータ23を備える。貯留本体部21の下部には、粉粒体M2の供給口24が配される。なお、供給部20は、貯蔵部から粉粒体M1が配給されるよう、配給受け口22に配給パイプ12が挿入されるが、配給パイプ12と配給受け口22とは接合されない。供給口24は、貯留本体部21の半球形状の底面に開口された部分である。この供給口24の下部に後述のスクリューフィーダ3のスクリュー(図示せず)が配され、供給口24から配給される粉粒体M2と直接接触される。
供給部20は、配給パイプ12から配給される粉粒体M1を配給受け口22から受けて貯留本体部21で所定量(所定高さ)まで粉粒体M2として貯留する。散布装置1の稼働時には、後述のスクリューフィーダ3のスクリュー(図示せず)が回転することで供給口24を介して供給部20内の貯留粉粒体M2を一定量ずつスクリューフィーダ3へ供給する。また稼働時には、アジテータ23が回転し供給部20内の貯留粉粒体M2を攪拌する。
供給部20内には、上方の配給受け口22から粉粒体M1の一部が落下して積み上がる。積み上げられた粉粒体M2の堆積圧による押し出しによって、下方の供給口24から粉粒体M2がスクリューフィーダ3へ供給される。そしてスクリュー(図示せず)によって、粉粒体M2が一定量ずつ切り出されて搬送される。供給部20の形状は、貯留されている粉粒体M2自体の圧力を利用しつつも粉粒体M2が出過ぎないよう、供給口24へ向かって狭まる先細り形状であることが好ましい。また、粉粒体M2は配給されたものから順に供給されることが、粉粒体の品質保持の観点から好ましい。特に潮解性や吸湿性の高い粉粒体である場合は、凝塊しないよう、貯留本体部21内部に粉粒体が止まり続けないことが好ましい。粉粒体の正常なマスフロー状態の供給を妨げる現象として、粉粒体の排出がファンネルフローの状態になることがある。また、貯留本体部21内にてブリッジやラットホールが形成されることが挙げられる。これらの解消方法として、アジテータ23による粉粒体M2の攪拌が効果的である。なお、アジテータ23の駆動は、後述のスクリューフィーダ3の駆動部35によってなされてもよく、アジテータ23用に別途設けた独立した駆動部(図示せず)によってなされてもよい。
搬出部30は、供給部20にある貯留されている粉粒体M2を連続的に切り出すスクリューフィーダ3と切り出した粉粒体M3を振動によって徐々に分散させ搬送する振動搬送部4とを有する。
スクリューフィーダ3は、螺旋状のスクリュー(図示せず)と、スクリューを覆う外壁部32を有する。供給口24に対向する外壁部32の位置には、粉粒体M2の取り込み口33が配され、外壁部32の下流側には、例えば円筒状の、排出口34が配されている。さらに、スクリューを回転させる駆動部35および駆動部35を制御するスクリュー制御部(図示せず)を有する。
スクリューは粉粒体M2の取り込み口33から略水平方向に長さを持つ。スクリューは、駆動部35の駆動軸(図示せず)に接続され、その動力で回転する。この螺旋状のスクリューの回転によって、供給部20にある貯留されている粉粒体M2が小分けに切り出され、外壁部32内でスクリューの長手方向へと粉粒体M3として搬送される。そして、スクリュー端部にある排出口34から粉粒体M3が連続的に排出される。排出口34は、外壁部32の下端よりも下方へと突き出しており、粉粒体M3を鉛直方向に落下させ易くしている。
供給部20およびスクリューフィーダ3は、台座5上に固定され、台座5はトラフ41の幅方向と平行な方向(Y方向)に移動可能である。台座5には、移動手段である台座駆動部(図示せず)が配される。なお、台座5による供給部20の移動に追従して配給パイプ12を介して貯蔵部(図示せず)も移動可能に配されることが好ましい。
振動搬送部4は、粉粒体M3が落下した後の粉粒体M4を分散させながら搬送するトラフ41、トラフ41を振動させる振動体42、および振動体42の振動(振動周波数、振幅、等)を制御する振動制御部45を有する。振動搬送部4は、スクリューフィーダ3の排出口34の下方に排出口34と分離して配される。また、振動体42は、台座6上に設置され、台座6と振動体42との間には振動体42自体の振動を緩和する防振部(図示せず)が配されることが好ましい。防振部としては、例えば、振動部42の振動に対応したばねによる防振装置が挙げられる。
トラフ41は、粉粒体M4の搬送面46が平面であり、上方が開放された搬送方向に沿う横長の箱形状であり、粉粒体M4の排出方向に散布口44が配される。トラフ41の一端側の下面が振動体42の振動面42S上に固定され、振動体42が台座6上に配される。振動体42が配置されたトラフ41の上方には、スクリューフィーダ3の排出口34が配される。トラフ41の一端側が、排出口34から落下する粉粒体M3の受け取り位置43となる。受け取り位置43で受け取られた粉粒体M4は、振動体42の振動によってトラフ41とともに振動して、トラフ41の幅方向に分散し、トラフ41の他端側である散布口44へと移動する。したがってトラフ41の他端は、振動体42の振動によって幅方向の両側に向かって均等に分散した粉粒体M7を、連続搬送される基材80上に散布するための散布口44となる。トラフ41および散布口44の幅は、スクリューフィーダ3の排出口34の幅より広い。
トラフ41は、受け取り位置43の下面側が振動体42に固定され、散布口44が固定されず、自由端であり、片持ち梁の形態である。これにより、振動体42の振動が、トラフ41の受け取り位置43から散布口44に向かって徐々に増幅されて伝搬する。それとともに、搬送面46上にて粉粒体M4を散布直前まで振動させ分散させる。これにより、粉粒体M4が搬送面46の幅方向均等に分散しながら粉粒体M5として散布口44へと移行する。そして搬送面46の幅方向に均等に分散され平らにならされた粉粒体M6が粉粒体M7として基材80上に散布される。また、スクリューフィーダ3の排出口34の幅よりトラフ41および散布口44の幅が広く形成されていることにより、スクリューによって定量が切り出された粉粒体が幅方向に均等に分散し散布される。基材80はシート状であり、その幅は散布口44の幅Wより広くなされている。以下、基材80を基材シート80ともいう。
図2に示すように、散布口44の鉛直下方には、散布口44から幅Wpを有して落下する粉粒体M7の幅方向(Y方向)の分布情報を得るための検知手段50を備える。なお、粉粒体M7の幅Wpは、粉粒体M7の落下とともに幅方向にも奥行方向にも広がっていく。粉粒体M7の幅方向の分布情報とは、粉粒体M7を幅方向に区分した各質量値を意味する。検知手段50は、振動搬送部4の散布口44から落下する粉粒体M7の幅方向に区分した各質量値を量るものであればよい。
また、検知手段は基材ごとに画像をとり、その画像情報をもとに各質量値を量ることや、物品の状態で量ってもよい。
より具体的には、振動搬送部4の散布口44から落下する粉粒体M7の幅方向を複数に区分した各区分域における単位時間当たりの粉粒体M7の各質量を量る。
そして検知手段50によって検出した粉粒体M7の幅方向の質量値に基づいて振動搬送部4へ落下する粉粒体M4の落下位置、実際には、スクリューフィーダの搬出口34の中心位置を調整する。これによって、振動搬送部4の散布口44から連続散布される粉粒体M7の幅方向の分散状態を制御する。分散状態の具体的な制御については後述する。
検知手段50として、枡55(55A、55B)と図示していない質量測定器とを用いる。
測定領域は、散布口44を幅方向に複数に区分して、落下する粉粒体M7の広がり状態を考慮して、その鉛直方向の基材80面上に設定される。具体的には、散布口44の幅方向中央を通る鉛直線を基準線Lvとして、この基準線Lvが基材80上の散布される粉粒体の散布領域Scの幅方向中央を通る中心線C3と一致するように設定されることが好ましい。実質的には、基材80の機械流れ方向(MD)に対して直交する基材80の幅方向の中心を通る中心線C4と一致するように設定される。通常、中心線C3とC4とは一致している。図示例では、散布口44を幅方向(Y方向)に2等分に区分した。2区分した各領域の鉛直方向下方にある、基材80上に粉粒体M7が線状に落下される領域上が、測定領域SA、SBとなる。粉粒体M7が線状に落下されるとは、散布による幅方向および基材80の搬送方向への広がりも含めていう。なお、基材80の搬送方向を矢印Qにて示したが、搬送方向が逆方向であってもよい。後述する図3では逆方向になっている。
枡55A、55Bは、上方から見てその内部に測定領域が入るように、かつ、枡55A、55B間に基準線Lvを挟むように接触して設置される。したがって、枡55A、55Bは、その内部に測定領域が入る大きさのものである。要するに、落下する粉粒体M7のすべてを枡55A、55B内に取り込むことができればよい。なお、枡55A、55Bの隣接部分は、枡55A、55Bの壁の厚さがあるが、厚さが薄いため、質量測定では無視できるものとする。また、枡55A、55Bの隣接部分の壁は、開口側に向かって先細り形状にすることで、より壁の厚さを無視できるようになる。
各枡55(55A、55B)には、形状、質量が同じものを用いる。
例えば、上記枡55にはステンレス鋼材製の箱型の枡を用いる。枡55の材質としては、ステンレス鋼材の他に、一般鉄鋼材、銅合金材、アルミニウム合金材、等が挙げられる。枡55を構成する部材の厚さは薄いほど好ましいが、強度が確保されることが必要であるため、その厚さは、0.5mm以上、好ましくは0.75mm以上、より好ましくは1.0mm以上とする。また隣接する枡55A、55B同士の枡を構成する壁部の厚さが厚くなり過ぎないようにするために、1.0mm以下であり、好ましくは0.75mm以下であり、より好ましくは0.5mm以下とする。
各枡55にて枡内に落下した粉粒体M7を捕らえ、捕らえた粉粒体M7の質量を、枡55とともに質量測定器によって測定する。なお、枡55の質量は、予め、質量測定器によって測定しておく。そして、粉粒体M7の質量は、枡55とともに粉粒体を測定して得た質量値から枡の質量値を引くことで、粉粒体の質量値を得ることができる。
質量測定器には、質量が測定できるものであればよく、例えば、メトラー・トレド製の電子天びん(商品名)を用いることができる。
または、図3に示すように、質量分布は、上記のように散布口44から落下する粉粒体M7を撮像部で撮像し、その撮像画像を画像処理して求める方法がある。
例えば、散布口44から落下する粉粒体M7が撮像される撮像部51と、撮像部51で撮像した画像を処理して単位時間当たりに落下する粉粒体M7の質量分布情報を求める画像処理制御部52とが挙げられる。また粉粒体M7の落下軌道空間を間に挟んで撮像部51と照明部53とが対向するようにして配置されている。この撮像部51、画像処理制御部52、照明部53および画像処理方法は、特開2015−111088号公報に記載されたものと同様なものを用いることができる。
粉粒体M7の測定質量値に基づいて、搬送面46への粉粒体M3の落下位置を調整する。落下位置の調整は、図1に示したように、振動搬送部4の搬送面46における粉粒体M3の落下位置を、搬送面46における粉粒体M4の搬送方向と直交する幅方向であるY方向に移動して行う。具体的にはスクリューフィーダ3を上記Y方向のどちらか一方に移動して調整する。スクリューフィーダ3の移動は、スクリューフィーダ3が固定されている台座5を移動する台座駆動部(図示せず)によって行う。
台座5は、少なくともY方向に移動可能なステージで構成されていることが好ましい。このステージは、固定ステージと、固定ステージ上にY方向に移動可能に配した移動ステージを備える。移動ステージの移動は、通常の移動手段を用いることができ、例えば図示していないボールねじを採用することができる。移動ステージの移動は、ボールねじの一端に配されたハンドルを手動で動かしてもよく、または、ボールねじを図示していない電動機によって動かしてもよい。電動機を用いる場合、ボールねじの駆動手段としてステッピングモータを用いることが好ましい。
上記撮像装置を用いた質量検出において、基準線Lvに対してA側の領域の単位時間当たりの粉粒体の散布質量と、B側の領域の単位時間当たりの粉粒体の散布質量との比、すなわち、後述するMA/MBを求め、それに基づいて、移動量を求める。移動量を求める方法は後述する。この移動量に基づいて、自動的にボールねじの駆動手段にスクリューフィーダ3の移動量を指示し、ボールねじの駆動手段を動作させることで、スクリューフィーダ3が載置される移動ステージを自動で移動させることが可能である。駆動手段としてはステッピングモータを用いることが好ましい。
搬送面46に対する粉粒体M3の落下位置である受け取り位置43の移動方法については、振動搬送部4を移動させることも考えられる。しかし、通常、振動搬送部4の散布口44は、基材80との精密な位置調整がなされており、振動搬送部4を移動することは難しい。そこで、上記したように、台座5をY方向に移動可能なステージで構成し、台座5の移動ステージごとスクリューフィーダ3を移動させることが好ましい。
スクリューフィーダ3の排出口34から排出される粉粒体M3の落下位置の制御について、図4を参照して説明する。
図4(A)に示すように、搬送面46における幅方向の中心を通る中心線C3に対して、矢印Aによって示す粉粒体M3の落下領域A1の中心P1が図面左側に偏っている。実際の落下位置は、点ではなく拡がりを有する領域となっている。以下、落下領域という。この落下領域が偏っているとは、落下領域の中心が偏っていることである。図示例では、左側に偏っている。この場合、搬送面46に落下した粉粒体M4は、トラフ41の振動によって搬送面46上を分散されながら、粉粒体M5として散布口44方向に搬送される。しかし、散布口44に搬送された粉粒体M6は、搬送面46の幅方向に均等に分布せず、粉粒体M6の搬送面46上の幅方向の分布が、中心線C3よりも左側に偏った分布を有して搬送される。そのため、散布口44から散布される粉粒体M7も中心線C3よりも左側に偏って散布されることになる。なお、散布口44における中心線C3から鉛直下方に下した鉛直線の基準線Lvが基材(図示せず)の幅方向中央に一致するように、基材80に対してトラフ41が配されている。
一方、図4(B)に示すように、搬送面46における幅方向の中心を通る中心線C3に対して、矢印Bによって示す粉粒体M3の落下領域A2の中心P2が図面右側に偏っている。この場合、上記とは全く逆に、トラフ41の振動によって、搬送面積46上を右側に偏って分散されて搬送される。そのため、散布口44から散布される粉粒体M7も中心線C3よりも右側に偏って散布されることになる。
さらに、図4(C)に示すように、搬送面46における幅方向の中心を通る中心線C3に対して、矢印Cによって示す粉粒体M3の落下領域A3の中心P3が一致している。
この場合、搬送面46に落下した粉粒体M4は、粉粒体M5としてトラフ41の振動によって搬送面46上を分散されながら、散布口44方向に搬送される。そして、散布口44に搬送された粉粒体M6は、振動による分散によって搬送面46の幅方向に均等に分布している。そのため、粉粒体M6の搬送面46上の幅方向の分布が、中心線C3に対して質量分布が対称分布を有している。これによって、散布口44から散布される粉粒体M7も中心線C3に対して質量分布が対称になるように散布される。
上記の場合は、受け取り部43に落下した粉粒体M4が搬送面46上を分散、搬送され、散布口44における質量分布が中心線C3に対して対称になっていることが前提である。また、搬送面46に不均一性がなく平面であるとの前提である。しかし、スクリューフィーダ3から落下された粉粒体M3の受け取り位置43は、必ずしも中心線C3に対して対称になっているとは限らない。また、搬送面46も、完全な平面になっているとは限らない。また、トラフ41の振動状態も必ずしも均等ではない。
そのため、受け取り部43の中心が中心線C3に一致した状態にあっても、散布口44から散布される粉粒体M7の幅方向の質量分布が均等にならない場合がある。また受け取り部43の中心が中心線C3に一致しない状態にあっても、散布口44から散布される粉粒体M7の幅方向の質量分布が均等になる場合がある。そこで、搬送面46における受け取り部43の中心と中心線C3とを測定して、中心線C3に対する受け取り部43の位置の補正を行うことで、粉粒体M7の幅方向の質量分布を均等にする。
具体的には、図5のフローチャートに示したように、スクリューフィーダ3の位置調整を行うことによって、粉粒体M3の落下位置となる受け取り部43の位置補正を行う。なお、適宜、図1、2等も参照。
(1)トラフ41の散布口44における中心線C3から鉛直下方に下した基準線Lvが基材80の幅方向中央に一致するように、基材80に対してトラフ41を配する(トラフと基材との位置合わせ:S1)。
(2)トラフ41のレベル出しを行う。具体的には、水準器を用いて搬送面46の水平度を水平に調整する(トラフのレベル出し:S2)。
(3)スクリューフィーダ3の排出口34の中心から鉛直方向に延びる中心線C2と、トラフ41の搬送面46における幅方向の中心を通る中心線C3とを一致させる(スクリューフィーダの排出口とトラフ搬送面との位置合わせ:S3)。以下、トラフ41の搬送面46をトラフ搬送面ともいう。
(4)スクリューフィーダ3を稼働して、貯蔵粉粒体M2を切り出し、排出口34から粉粒体M3として搬送面46に落下させる(トラフ搬送面への粉粒体の落下S4)。
(5)振動搬送部4を稼働して、トラフ41を振動部42で振動させて、搬送面46上で粉粒体M4をM5として分散させながら、散布口44方向に搬送する(振動搬送部の稼働による粉粒体の分散と搬送:S5)。
(6)散布口44に搬送された分散された粉粒体M6は、散布口44から落下させて、粉粒体M7として散布する(粉粒体の散布:S6)。
(7)検知手段50によって、基材80に落下する粉粒体M7の質量測定を行う(質量測定:S7)。まず、散布口44を幅方向に2等分に区分した各領域の鉛直方向下方にある測定領域SA、SBが、上方から見て各枡55内に入るように各枡55を接触させて設置する。ただし、基準線Lvを挟んで枡55A、55Bを設置する。こうすることで、常に一定の位置における質量測定が行える。
(8)質量測定で得た、枡55Aの質量測定値をMA、枡55Bの質量測定値をMBとして、MA/MB×100(%)を計算する(MA/MB×100(%)の計算:S8)。
(9)MA/MB×100(%)の値がしきい値内であるか否かの判定を行う(MA/MB×100(%)の値の判定:S9)。
(10)判定の結果、MA/MB×100(%)の値がしきい値以内「Yes」であれば、そのまま、生産に移行する(生産に移行:S10)。
(11)判定の結果、MA/MB×100(%)の値がしきい値外「No」であれば、スクリューフィーダを移動させ、S4以降を再び行う(スクリューフィーダの位置再設定:S11)。
スクリューフィーダ3の位置の再設定に際しては、予め、スクリューフィーダ3の種々の位置におけるMA/MB×100(%)の値を求めておき、検量線を作成しておくことが好ましい。
例えば、図6に示すように、スクリューフィーダ3の移動距離d以外の測定条件を一定にして、スクリューフィーダ3の移動距離に対するMA/MB×100(%)の値を求めた。
その結果を、縦軸yにMA/MB×100(%)の値を取り、横軸xにスクリューフィーダの位置を取ってグラフに作成した。この場合、y=(0.011x+0.8221)×100なる関係式が導ける。yはMA/MB×100(%)であり、xはスクリューフィーダの移動距離dである。この式に基づいて、質量測定によって得たMA/MB×100(%)の値を上記式yに代入してxを求めることで、スクリューフィーダの移動距離dを算出することができる。
図6を求める測定条件は以下の通りである。
トラフ41には、搬送面の長さが380mm、幅が85mmの表面にシンフロンTが1μm以上30μm以下の厚さで表面処理されたステンレス鋼材製のものを用いた。この搬送面46の表面張力は30mN/m、動摩擦係数は0.22であった。
粉粒体には、一例として、平均粒径が450μmの塩化ナトリウムを用いた。塩化ナトリウムは、冨田製薬の塩化ナトリウムである。この粉粒体を排出口34から0.5g/sの流量にて、振動している搬送面46における受け取り位置43に供給した。このとき、トラフ41の振動条件は、振動体42の振動を、周波数f:89Hz、振幅a:0.02mmに設定した。
散布口から散布される粉粒体の質量測定には、枡55A、55Bを用いた。枡55A、55Bは、長さ50mm、幅50mm、高さ15mm、厚さ1mmのステンレス鋼材製である。この枡55A、55Bを、枡55A、55B間に基準線Lvを挟んで接触するようにして、所定の測定領域SA、SB上が枡内に入るように配した。
さらに、質量を測定する質量測定器には、メトラー・トレド社製の電子天びん(商品名)を用いた。
また、MA/MBとスクリューフィーダの移動距離dとの関係は、図7に示すようになった。図7からわかるように、スクリューフィーダの移動距離dを1mm変えることで、粉粒体の分散性を示すMA/MB×100(%)の値が5%程度、変化することがわかった。移動距離dは、搬送面46の粉粒体の流れ方向と直交する方向(Y方向)の移動距離である。
このことから、スクリューフィーダ3の移動距離dがわずかであっても、MA/MBの値が大きく変化するため、スクリューフィーダ3とトラフ41との位置設定が重要であることがわかる。
図7を求める測定条件は、上記図6を求める測定条件と同様である。
さらに、MA/MBと粉粒体の流量との関係は、図8に示すようになった。図8からわかるように、粉粒体の流量が多くなると、枡55A側の粉粒体の散布量が多くなった。すなわち、トラフ41の中心線C3に対して、A側の散布量が多く、B側の散布量が少なくなった。このような散布量のばらつきの原因としては、搬送面46が散布量の多いA側に傾いていることが挙げられる。または、粉粒体M3の落下位置がA側に片寄っているか、もしくは、振動体42の振動が不十分であることが挙げられる。振動が不十分な場合とは、例えば、振動周波数fが低すぎる場合、振動周波数fが高すぎる場合がある。振幅aが小さすぎる場合、振幅aが大きすぎる場合、等がある。
また、粉粒体M3のトラフ搬送面46への供給量が少なすぎると、搬送面46の幅方向に粉粒体が広がりにくくなり、分布むらを発生することになる。逆に多すぎると、ライン停止後の再起動時に搬送面46上に余分に粉粒体が残りやすくなるため、散布量が多くなり過ぎるという不良の発生原因になることがある。また粉粒体の種類によって、粉粒体の供給量の最適量は異なるため、粉粒体の供給量は、粉粒体の種類によって、適宜決定される。
なお、トラフの振動数fは、機械の固有振動数の整数倍にならないような値に、最初に設定することが好ましい。なお、振幅は塩の流動性によりトラフ上の塩質量が変化するため、適宜決定される。さらに、粉粒体の分散状態を適正にするには、振幅を制御する方法と、スクリューフィーダの移動距離を制御する方法がある。設定(調整)の順番は、(1)振動数を決める、(2)トラフ上の塩重量が狙いの値となるように振幅を調整する。その後、(3)分散性を適正にするためにスクリューフィーダ移動距離の調整を行う。
本実施形態の散布装置1を用いた粉粒体の散布方法によれば、振動搬送部4から基材に供給される粉粒体M7の分散むらを解消して分散状態を均一化し、基材80上に均一に散布することができる。
このように、適正な位置にスクリューフィーダ3の排出口34が配された場合には、図9(A)に示すように、トラフ41の散布口44では粉粒体の幅方向分布が均等になる。たとえ、粉粒体M3の受け取り位置43に近いところ(トラフ41の左上側)に、粉粒体の分布が不均等な領域(黒く写されている部分)があっても差し支えない。
一方、図9(B)に示すように、スクリューフィーダ3の排出口34が適正位置から片寄って配された場合には、図9(B)に示すように、トラフ41の散布口44における粉粒体の幅方向分布が不均等になる。黒く写されている領域は粉粒体が分布していないか、分布量が少ない領域である。また、図9(C)に示すように、トラフ41の散布口44における粉粒体の幅方向分布がどちらか一方が厚く、他方が薄くなるような不均等な分布になる。この写真では、トラフ41の中心線C3に対してA側の粉粒体が薄く分布され、B側の粉粒体が厚く分布されている。
さらに、上記螺旋状のスクリューによる粉粒体M2の小分け切り出しによって、粉粒体M2がそれ自身の堆積圧でいっきに押し出されることが防止できる。そして切り出された粉粒体M3の振動搬送部4への排出量を制御できる。これにより、振動搬送部4での分散をし易くし効果的なものとすることができる。
しかし、粉粒体が、例えば、潮解性や吸湿性のものである場合、振動搬送部4における粉粒体M3の分散状態が均一になりにくいことがある。このようなときこそ、上記説明した粉粒体の散布方法が効果を発揮する。すなわち、スクリューフィーダ3を適正位置に移動することで、粉粒体の幅方向分布を均等なものにすることができる。
また、本実施形態においては、図10に示すように、排出口34から排出される粉粒体M3は、搬送面46のある範囲に落下する。その落下範囲が受け取り位置43となる。したがって、受け取り位置43は範囲を有する。この範囲の大きさは、排出口34から搬送面46までの高さによって決まる。そして、例えば、トラフ41の受け取り位置43および振動体42にトラフ41が取り付けられている位置は、排出口34の位置と鉛直線(v1)上に配置されている。これにより、スクリュー31で切り出された粉粒体M3の自重による落下衝撃力と振動体42による振動の力とが組み合わさり相乗的な分散力となる。この配置がトラフ41上での粉粒体M4の分散には効果的である。トラフ41の受け取り位置43、振動体42および排出口34の配列関係については、特開2013−139337号公報に記載されたものと同様の配置をとることができる。
さらに図11に示すように、振動搬送部4の受け取り位置43から散布口44までの粉粒体の搬送方向に対し、これと直交する方向に沿ってトラフ41を正面視する。このときに、受け取り位置43の幅中心位置とスクリューフィーダ3の排出口34の幅中心位置とが一致する配置とされる。なお前記搬送方向と直交する方向とは、搬送方向と同一水平面における直交方向であり、粉粒体の流れ方向をMD方向(Machine Direction)としたときのCD方向(Cross Direction)である。より具体的は、振動搬送部4のトラフ41の受け取り位置43の幅方向の中心線C3と排出口34付近の幅方向の中心線C1とが一致する。これにより、搬送面46の供給された衝撃により分散し始めた粉粒体M4が、振動によってトラフ41上で幅方向(CD方向)に均等に拡がり易くなり好ましい。受け取り位置43の幅中心位置とスクリューフィーダ3の排出口34の幅中心位置との位置関係については、特開2013−139337号公報に記載されたものと同様の配置を取ることができる。また、スクリューの軸構成が多軸構成であっても、同公報に記載されたものと同様の構成を採用することができる。
本実施形態におけるトラフ41は横長の箱体(直方体)の上面を開放し、散布口44を開口した形状であるが、本発明の搬送体としてはこれに限らず、特開2013−139337号公報に記載された形状を採用することができる。なお、受け取り位置43以外の上方が塞がれたものであってもよい。
振動体42の振動は、振動制御部45が制御する振幅aおよび周波数fによって調整される。振幅aや振動数ν(周波数fによって変動)が大きすぎると、粉粒体がうまく分散しきれないまま散布口44に到達してしまう。逆に振幅aや振動数νが小さすぎると、粉粒体がトラフ41上で前進できず滞留してしまう。また、振動体42の振幅aおよび周波数fの好適な設定は、特開2013−139337号公報に記載された設定を採用することができる。
以上のとおり、本実施形態の粉粒体の散布方法によれば、粉粒体の潮解や吸湿によってその流動性が変化しても、振動搬送部の搬送面積46への粉粒体の落下位置を制御して搬送面46の幅方向における粉粒体の分散状態を均等化して散布することができる。
1 粉粒体の散布装置(散布装置)
3 スクリューフィーダ
4 振動搬送部
5 台座
6 台座
12 配給パイプ
20 供給部
21 貯留本体部
22 配給受け口
23 アジテータ
24 供給口
30 搬出部
32 外壁部
33 取り込み口
35 駆動部
41 トラフ
42 振動体
42S 振動面
43 受け取り位置
44 散布口
45 振動制御部
46 搬送面
50 検知手段
51 撮像部
52 画像処理制御部
53 照明部
55、55A、55B 枡
80 基材(基材シート)
A1、A2、A3 落下領域
C1、C2,C3、C4 中心線
Lv 基準線
M1〜M7 粉粒体
P1、P2、P3 各落下領域の中心
Sc 散布領域
Wp 散布口44から落下する粉粒体M7の幅
a 振幅
d スクリューフィーダの移動距離
f 振動周波数
ν 振動数

Claims (8)

  1. 搬送される基材上に粉粒体を散布する方法であって、
    前記粉粒体を貯留する供給部からスクリューフィーダで該粉粒体を送り出して振動搬送部の搬送面上に落下させる工程と、
    前記振動搬送部の振動によって前記搬送面上の前記粉粒体を分散させながら搬送する工程と、
    搬送した前記粉粒体を前記振動搬送部の散布口から前記基材上に散布する工程とを有し、
    前記散布口から幅を有して落下する前記粉粒体の幅方向の分布状態を検知し、
    前記粉粒体の幅方向の分布状態に基づいて前記振動搬送部へ落下する前記粉粒体の落下位置を調整して、前記振動搬送部の散布口から連続散布される前記粉粒体の幅方向の分散状態を制御する、粉粒体の散布方法。
  2. 前記粉粒体の落下位置を前記振動搬送部の搬送面における搬送方向と直交する幅方向に移動して、前記振動搬送部へ落下する前記粉粒体の落下位置を調整する請求項1に記載の粉粒体の散布方法。
  3. 前記スクリューフィーダを移動して前記振動搬送部へ落下する前記粉粒体の落下位置を調整する請求項2に記載の粉粒体の散布方法。
  4. 前記振動搬送部の散布口から落下する前記粉粒体の幅方向の分布状態を検知手段にて検知し、検知して得た前記粉粒体の分布情報に基づいて前記振動搬送部へ落下する前記粉粒体の落下位置を調整する請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉粒体の散布方法。
  5. 前記検知手段は、前記振動搬送部の散布口から落下する前記粉粒体を撮像する撮像装置と、前記撮像装置で撮像した画像を処理して単位時間当たりに落下する前記粉粒体の分布情報を求める画像処理装置とを有する請求項4に記載の粉粒体の散布方法。
  6. 前記粉粒体の分布情報は、前記振動搬送部の散布口の幅方向を複数に分割した下方の各分割域における単位時間当たりの前記粉粒体の質量を求めて得られる前記粉粒体の質量分布である請求項4または5に記載の粉粒体の散布方法。
  7. 前記質量分布は、前記振動搬送部の散布口から落下する前記粉粒体を撮像して得た画像を処理して求める請求項6に記載の粉粒体の散布方法。
  8. 前記質量分布に基づいて、振動搬送部への前記粉粒体の落下位置を自動で移動させる請求項6または7に記載の粉粒体の散布方法。
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