JP2003154274A - 排ガス浄化触媒、排ガス浄化方法及び装置 - Google Patents

排ガス浄化触媒、排ガス浄化方法及び装置

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JP2003154274A JP2001356270A JP2001356270A JP2003154274A JP 2003154274 A JP2003154274 A JP 2003154274A JP 2001356270 A JP2001356270 A JP 2001356270A JP 2001356270 A JP2001356270 A JP 2001356270A JP 2003154274 A JP2003154274 A JP 2003154274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン起動時の温度である室温から300
℃以下の広い温度領域における、炭化水素HCの浄化性
能に優れた排ガス浄化触媒、排ガス浄化方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 エンジン起動時に排出される炭化水素を
浄化させる排ガス浄化触媒であって、該排ガス浄化触媒
は、炭化水素吸着材と、Rh、Pt及びPdの触媒活性
成分とを有し、前記Rhと前記Ptとの重量比(Rh/
Pt)が0.026以上0.100以下であって、前記
Rhと前記Pdとの重量比(Rh/Pd)が0.038
以上0.086以下であってなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガス浄化装置、
浄化方法及び装置に係り、特に、エンジン始動時に自動
車から排出される炭化水素を浄化させる排ガス浄化装
置、浄化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の排ガス規制には、窒素酸化物NO
x、炭化水素HC、一酸化炭素CO等の排ガス成分が対
象となっている。このうち、前記HCは、エンジン起動
時から約180秒程度のいわゆるエンジン始動直後に多
く発生するものであり、環境に大きな影響を与えるもの
である。
【0003】ここで、このようなHCを浄化させるべ
く、排ガス中のHCを吸着・浄化させる排ガス浄化触媒
の技術が提案されている(例えば、特開平7−9617
8号公報参照)。該提案の技術は、ゼオライト(沸石)
の表面にAg、Cu、Ni、Zn、Ba、Mgの中の少
なくとも一種の金属成分を担持させ、オゾン生成能力の
高いHCに関しての吸着能力が特に高い吸着材に対し、
Pt、Pd、Ce、Mnの中の少なくとも一種の金属成
分を担持させ、さらにCeO2、La2O3を担持させ
た吸着材に関する技術である。
【0004】また、前記排ガス浄化触媒の技術の他の一
例としては、シリカ/アルミナ(SiO2/Al2O
3)モル比が300以下のモルデナイトよりなる担体
と、Pt及びRhの少なくとも一方と、Pdと、前記担
体のイオン交換サイトにイオン交換担持された貴金属
と、からなるHC吸着材の技術が提案され(例えば、特
開2001−98929号公報)、さらに、前記排ガス
浄化触媒のさらに他の一例としては、特開2001−7
9423号公報、特開2001−113173号公報、
特開平7−174017号公報等の技術が各種提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、炭化水素吸
着材は、HCを吸着させることはできるものの、この吸
着されたHCは、温度上昇に伴っていずれ脱離されるこ
とになる。そして、この脱離されたHCを浄化しなけれ
ば、外部にそのまま排出されてしまい、環境の悪化をも
たらすという問題がある。したがって、上記HCの外部
への排出を防ぐためには、吸着されたHCは、排ガス中
に共存される酸素を用いてCO2に酸化させて浄化させ
ることが必要である。
【0006】そして、触媒の性能を調べる指標の一つと
して、HCの浄化率が50%となる温度(T50)が一
般に知られている。これは、吸着されたHCが、この設
定された温度で効率良く酸化・浄化されているかを判断
するために有用な指標である。ここで、今後一層強化さ
れる種々の排ガス規制に対応させるには、エンジン起動
時の温度が室温から300℃以下の範囲でのHCの浄化
が必要になる。
【0007】つまり、本発明者は、エンジン起動時の温
度が室温から300℃以下の範囲でも、HCが効率良く
浄化できる触媒を構成するべく、その判断指標であるT
50を250℃以下に設定し、これが達成できる排ガス
浄化触媒の構成を得たところを新たな知見とするもので
ある。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、エンジン起動時の
温度である室温から300℃以下の広い温度領域におけ
る、炭化水素の浄化性能に優れた排ガス浄化触媒、排ガ
ス浄化方法及び装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る排ガス浄化触媒は、エンジン起動時に排出
される炭化水素を浄化させる排ガス浄化触媒であって、
該排ガス浄化触媒は、炭化水素吸着材と、Rh、Pt及
びPdの触媒活性成分とを有し、前記Rhと前記Ptと
の重量比(Rh/Pt)が0.026以上0.100以
下であって、前記Rhと前記Pdとの重量比(Rh/P
d)が0.038以上0.086以下であることを特徴
としている。
【0010】前記の如く構成された本発明の排ガス浄化
触媒は、HCの浄化率が50%となる温度(T50)の
目標値250℃以下を達成するべく、RhとPtとの重
量比(Rh/Pt)が0.026以上0.100以下で
あって、RhとPdとの重量比(Rh/Pd)が0.0
38以上0.086以下とされているので、エンジン起
動時の温度が従来よりも低い値においても、HCの浄化
性能の向上を図ることができる。なお、本発明における
エンジン起動時とは、暖気運転をせずにエンジンを始動
(コールドスタート)した場合における所定の一定期間
又は一定状態を意味する。より具体的には、前記一定期
間とは、エンジン始動直後から180秒間以内を意味
し、前記一定状態とは、前記排ガス浄化触媒に流入され
る排ガスの温度がエンジン始動直後の室温付近から30
0℃以下の状態を意味する。
【0011】また、炭化水素吸着材は、内燃機関起動時
において排ガス中の炭化水素を吸着により捕捉する材で
あり、この炭化水素吸着材としてはゼオライトが望まし
い。このゼオライトは、一般的に、以下の組成を有する
結晶である(小野嘉夫ら編集、触媒の辞典、朝倉出版
(2000)p334〜p335)。
【0012】
【化1】 (M1,M2 1/2m(AlmSin2(m+n))・xH2O ここで、M1はNa+等の1価カチオン、M2はCa2+
どの2価カチオン、SiとAlの比n/mは、前記ゼオ
ライトの種類によって1から無限大まで変化する。前記
ゼオライトの名称としては、例えば、ベータ、エリオナ
イト、X、Y、フェリオライト、A、L、ZSM−5、
TS−1、モルデナイト、MCM−22等がある。そし
て、前記SiO2/Al2O3モル比が15〜500の
ゼオライトを用いることが望ましく、特に、SiO2/
Al2O3モル比が200〜500のモデルデナイトが
最適となる。
【0013】さらに、細孔径が5〜10オングストロー
ムとなるゼオライトを用いることが望ましく、この細孔
径では、エンジンからの排ガスに含まれるHCを効率良
く吸着することができる。前記細孔径となるゼオライト
としては、ZSH−5、モルデナイト、Y、Xがある。
特に、分子径の大きな芳香族炭化水素の吸着量を増加さ
せるためには、ゼオライトの細孔径は7〜10オングス
トロームが好適となる。なお、ゼオライトの細孔径が7
〜10オングストロームとなるゼオライトには、ZSM
−5、モルデナイトがある。
【0014】そして、前記ゼオライトに吸着された炭化
水素は、排気ガス温度が上昇する(例えば、150℃以
上)と、前記ゼオライトから脱着するので、これを抑制
させるためには、炭化水素吸着材として、前記ゼオライ
トにAg、Cu、Ni、Zn、Ba、Mgから選ばれた
少なくとも一種を担持させたものを用いることが望まし
ものである。そして、Ag、Cu、Ni、Zn、Ba、
Mgの中では、特に、Agが好適である。
【0015】なお、前記ゼオライトへのAg、Cu、N
i、Zn、Ba、Mgの含有方法は、イオン交換、含
浸、混練法等の方法がある。また、ゼオライトへのR
h、Pt、Pd及びCe、Zrの担持方法は、含浸、混
練法等があるが、イオン交換法は、担持に関しては、ゼ
オライトのイオン交換サイトが少ないと、Rh、Pt、
Pdが適量担持されないために好ましくない。また、A
g、Cu、Ni、Zn、Ba、Mg、Rh、Pt、Pd
及びCe、Zrの原料は、酸化物、硝酸塩、炭酸塩、水
酸化物、酢酸塩、錯体塩、ジニトロジアミン硝酸塩等が
ある。
【0016】なお、排ガス浄化触媒の形状は、上記のコ
ージェライトハニカムに担持されたもののほか、粒状、
メタルハニカムに担持されたもの等がある。また、本発
明に係る排ガス浄化触媒の具体的態様は、前記Rhの担
持量は、前記炭化水素吸着材の100重量部に対し、
0.150以上0.500以下の重量部であること、前
記排ガス浄化触媒は、さらにCeとZrの少なくとも一
種類を有し、該Ce若しくはZrの担持量は、前記炭化
水素吸着材の100重量部に対し、5から40重量部で
あることを特徴としている。
【0017】なお、これは、エンジン起動時の空燃比が
理論空燃比(空気/燃料比14.7)近傍となっている
場合には、前記排ガス浄化触媒に吸着されたHC量に対
して、排ガス中に共存する酸素量が不足し、未燃のHC
が前記触媒から排出される可能性があることから、該触
媒にCeO2等のセリウム成分を担持し、HCの浄化の
促進を図っているものである。
【0018】また、Ceの代わりにジルコニウムZrで
あっても良く、特に、CeO2、及びCeとZrから選
ばれた少なくとも一つからなる酸化物又は複合酸化物を
担持させると、これらは、O2吸蔵及び放出機能を有し
ているため、HCの燃焼に必要なO2をRh、Pt、P
dに供給することが可能となる。その結果、HCは、R
h、Pt、Pd上で効果的に浄化される。なお、Zrの
担持量もまた、前記Ceの担持量と同様に、Ag含有ゼ
オライト100重量部に対して5〜40重量部に設定さ
れる。
【0019】さらに、本発明に係る排ガス浄化触媒の他
の具体的態様は、前記炭化水素吸着材は、Agが含有さ
れるゼオライトであること、又は前記Ptの担持量は、
前記Rhと前記Ptとの重量比で0.038以上0.0
60以下であること、又は前記Pdの担持量は、前記R
hと前記Pdとの重量比で0.044以上0.070以
下であることを特徴としている。
【0020】また、本発明に係る排ガス浄化方法は、前
記排ガス浄化触媒に排ガスを通し、エンジン起動時に排
出される炭化水素を浄化させること、前記排ガス浄化触
媒を通った排ガスは、その後、該排ガス浄化触媒の下流
側に配置される三元触媒若しくはリーンNOx触媒を通
ること、又は前記排ガス浄化触媒を通った排ガスは、該
排ガス浄化触媒の上流側に配置されるプリ触媒をすでに
通った排ガスであることを特徴としている。
【0021】さらに、本発明に係る排ガス浄化装置は、
前記排ガス浄化触媒を有すること、前記排ガス浄化触媒
の下流側には、三元触媒若しくはリーンNOx触媒が配
置されていること、又は前記排ガス浄化触媒の上流側に
は、プリ触媒が配置されていることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面及び表により本発明の
実施形態について説明する。
【0023】本実施形態の排ガス浄化触媒は、エンジン
起動時に排出される炭化水素HCを効率良く浄化させる
ものであり、炭化水素吸着材に対し、ロジウムRh、白
金Pt及びパラジウムPdの貴金属の触媒活性成分を所
定の比率で担持させることを基本構成とするものであ
る。
【0024】〔実施例1〕本実施例の排ガス浄化触媒
は、炭化水素吸着材たるゼオライトの一態様であって、
SiO2/Al2O3モル比220となるモルデナイト
に対し、Agをイオン交換法で含有させたHC吸着材を
有している。該イオン交換法は、精製水(400g)に
酢酸Ag(1.08g)を添加して70℃に加熱し、続
いて、この70℃に保たれた前記酢酸Ag溶液に前記モ
ルデナイト(20g)を添加して5時間分散させる。そ
して、前記酢酸Agと前記モルデナイトとの混合液から
固体成分をろ過分離させた後、該固体成分を120℃で
乾燥及び500℃で焼成することでAg含有モルデナイ
ト(以下、AgMと記す。)を得る。
【0025】次に、該AgMの粉末をコージェライト製
ハニカム(400セル/inc2)にコーティングす
る。このコーティング量は、ハニカムの見掛けの容積1
リットルあたり190gとした。最後に、該AgMコー
ティングハニカムに対し、セリウムCe、Rh、Pt並
びにPdの各触媒活性成分を含浸担持させる。つまり、
まず、該AgMコーティングハニカムに対し、硝酸Ce
水溶解等を含浸させた後、200℃で乾燥、続いて60
0℃で焼成する。次に、ジニトロジアミンPt硝酸溶
液、ジニトロジアミンPd硝酸溶液及び硝酸Rhの混合
液を含浸させ、200℃で乾燥、続いて600℃で焼成
するものである。表1は、本試験で供試された触媒を示
している。
【0026】
【表1】
【0027】例えば、表1においてCeが35重量部、
Rhが0.3重量部、Ptが2.79重量部、Pdが
9.0重量部の触媒活性成分を担持した触媒は、炭化水
素吸着材AgMの100重量部に対して、金属元素換算
でCeが35g、Rhが0.3g、Ptが2.79g、
Pdが9.0g含有されていることを示している。この
ときのRhとPtとの重量比(Rh/Pt)は0.10
8、RhとPdとの重量比(Rh/Pd)は0.033
となる。
【0028】〔試験例1〕まず、HC浄化率からHCの
浄化性能を検討する。その試験方法は、反応ガスを用い
て以下の手順に従った。この反応ガスの組成は、C3H
6が600ppm、O2が0.5%、N2が残りであ
る。そして、触媒容積を6cc、空間速度SVを30,
000h-1とし、前記反応ガスを流通させながら、室温
から400℃まで、50℃/minで昇温させた。
【0029】ここで、前記HC浄化率は、式(1)の触
媒層流通前後のHC濃度の減少率としている。
【数1】 HC浄化率=((触媒層流通前のHC濃度−触媒層流通後のHC濃度)/(触 媒層流通前のHC濃度))×100 (1)
【0030】そして、温度100℃以上において、HC
浄化率が50%になる温度を示す指標として、T50
(℃)と定義し、本実施形態では、エンジン起動時に近
い温度における吸着されたHCを効率良く浄化させる触
媒を構成するために、T50の目標値を250℃とす
る。なお、T50の値が250℃より低い程、性能の良
い触媒であることを意味する。
【0031】(試験結果)図1は、Rh/Pt重量比に
対するT50の変化を示したものである。図示のよう
に、Rhが0であるRh/Pt重量比0からこの重量比
を大きくすると、Rh/Pt重量比が0.026におい
て、T50が250℃に達し、その後、Rh/Pt重量
比が0.038において、T50が230℃に達し、R
h/Pt重量比が0.050において、T50が極小値
206℃となる。そして、Rh/Pt重量比が0.06
0において、T50が230℃になり、その後、Rh/
Pt重量比が0.100において、T50が250℃に
なる曲線を描くことが分かる。
【0032】つまり、Rh/Pt重量比で0.026未
満、又は0.100よりも大きくなると、T50たるH
Cの酸化・浄化性能が悪化する。そして、本実施形態の
目標値であるT50が250℃となるのは、RhとPt
との重量比(Rh/Pt)が0.026以上0.100
以下であり、この範囲が触媒を構成させるために適する
条件であることが分かる。
【0033】図2は、Rh/Pd重量比に対するT50
の変化を示したものである。図示のように、Rhが0で
あるRh/Pd重量比0からこの重量比を大きくする
と、Rh/Pd重量比が0.038において、T50が
250℃に達し、その後、Rh/Pd重量比が0.04
4において、T50が230℃に達し、Rh/Pd重量
比が0.050において、T50が極小値206℃とな
る。そして、Rh/Pd重量比が0.070において、
T50が230℃になり、その後、Rh/Pd重量比が
0.086において、T50が250℃になる曲線を描
くことが分かる。
【0034】つまり、Rh/Pd重量比で0.038未
満、又は0.086よりも大きくなると、T50たるH
Cの酸化・浄化性能が悪化する。そして、本実施形態の
目標値であるT50が250℃となるのは、RhとPd
との重量比(Rh/Pd)が0.038以上0.086
以下であり、この範囲が触媒を構成させるために適する
条件であることが分かる。
【0035】図3は、T50が250℃以下又は230
℃以下となるRh/Pt及びRh/Pd重量比の範囲を
示したものであり、図示のように、本実施形態の排ガス
浄化触媒は、Rh/Pt重量比とRh/Pd重量比とが
相互に作用する範囲内に入るように、Rhに対するPt
及びPdの各担持比率を設定することによって、HCの
浄化性能の向上を図ることができる。すなわち、最適な
前記Ptの担持量は、前記Rhと前記Ptとの重量比で
0.038以上0.060以下であり、最適な前記Pd
の担持量は、前記Rhと前記Pdとの重量比で0.04
4以上0.070以下である。
【0036】〔実施例2〕本実施例は、前記実施例1の
触媒調製方法を用い、AgM100重量部に対して、触
媒活性成分のうち、Rh担持量のみを変化させたもので
ある。表2は、本試験に供試した触媒を示している。
【0037】
【表2】 そして、前記実施例1の試験例1と同じ方法でHC浄化
率を測定する。
【0038】(試験結果)図4は、Rh担持量に対する
T50の変化を示したものである。図示のように、Rh
0からこの担持量を大きくし、前記Rhが0.150に
てT50が250℃に達し、その後、前記Rhが約0.
300にてT50が210℃の極小値となり、その後、
前記Rhが0.500にてT50が250℃になる曲線
を描くことが分かる。
【0039】つまり、Rhの担持量は、AgM100重
量部に対して0.150重量部よりも低くなると、T5
0であるHCの酸化・浄化性能が悪化し、また、0.5
00重量部より大きくしても前記T50の大きな向上は
見られず、しかも、前記Rhが高価な貴金属であること
を鑑みると、0.500重量部よりも大きくすることは
好ましくないことから、本実施形態の目標値であるT5
0が250℃以下となるのは、Rhの担持量が、AgM
100重量部に対して0.150以上0.500以下で
あり、この範囲が触媒を構成させるために適する条件で
あることが分かる。
【0040】〔実施例3〕本実施例は、触媒活性成分の
うち、前記実施例1の触媒のCe担持量を、AgM10
0重量部に対して0〜50重量部と変化させたものであ
り、そのときのT50を測定したものである。また、試
験方法は、前記実施例1の試験例1と同様である。
【0041】(試験結果)表3は、前記試験結果を示し
たものである。
【表3】
【0042】表からも分かるように、Ceの担持量が5
〜40重量部においてT50は230℃以下となってお
り、また、Ceの担持量が5重量部未満、及び40重量
部より大きくなると、前記目標値には達しているもの
の、T50は230℃よりも高くなっていることが分か
る。なお、Ceの担持量を35重量部とするのが最適値
であることも分かる。
【0043】したがって、本実施形態の排ガス浄化触媒
は、さらに、Ceが担持させる場合には、このCe担持
量は、上記のように5〜40重量部が最適範囲であるこ
とから、AgM100重量部に対して5〜40重量部と
している。これにより、低温度域でのHC浄化率を一層
高めることができる。
【0044】〔実施例4〕本実施例は、前記実施例1に
記載の方法で作製されたAgM100重量部に対して、
金属換算でCeが35g、Rhが0.3g、Ptが6.
0g、Pdが6.0gの各触媒活性成分を担持させた触
媒を実施例触媒1とし、一方、前記実施例1に記載の方
法で作製されたAgMのみ、つまり、前記Ce、Rh、
Pt、Pdが担持されない触媒を比較例触媒1として、
前記実施例1の試験例1に記載のHC浄化率をそれぞれ
測定したものである。
【0045】(試験結果)図5は、昇温時におけるHC
浄化率を示している。図示のように、比較例触媒1は、
温度が50℃〜150℃においてはHCを吸着し、温度
が200℃に達するまでは、HC浄化率が正値を示して
HCの浄化がなされている一方で、温度が200℃以上
になると、HC浄化率は負値となっていることが分か
る。すなわち、AgMのみでは、HCを酸化する機能が
低いので、吸着されたHCのほとんどが酸化されること
なく脱離されていることが分かる。なお、吸着したHC
の脱離の終了に近づくにつれて、HC浄化率は0に近づ
いていく。
【0046】これに対し、実施例触媒1は、温度が50
℃〜150℃においてはHCを吸着し、温度が150℃
を越えると、HC浄化率の正値が+100%に向かって
増大していることが分かる。換言すれば、測定された温
度の全域においてHC浄化率が正値となっている。すな
わち、吸着されたHCが効率良く酸化されており、前記
Ce、Rh、Pt、Pdが担持された前記実施例触媒1
は、前記Ce、Rh、Pt、Pdが担持されない前記比
較例触媒1に比して、HC浄化性能に優れていることは
明らかである。
【0047】〔実施例5〕本実施例は、図6に示すよう
に、本実施形態の排ガス浄化触媒を自動車に設置させた
状態を示したものである。自動車100のエンジン99
は、各種センサの出力信号に基づいてエンジンコントロ
ール11にて各種アクチュエータの制御がなされてお
り、エンジン99から延出されたエキゾーストパイプ1
01には、空燃比センサ8と、上述の本実施形態の排ガ
ス浄化触媒10とが各々の適宜位置に配設されている。
そして、エンジン起動時の排ガス中のHCは、エンジン
99のエキゾーストパイプ101流路に設けられた排ガ
ス浄化触媒10にて吸着され、その後、酸化されること
によって浄化されている。
【0048】〔実施例6〕本実施例は、図7に示すよう
に、本実施形態の排ガス浄化触媒を自動車に設置させた
状態の他の例を示したものである。つまり、エキゾース
トパイプ101には、空燃比センサ8と、本実施形態の
排ガス浄化触媒10とが各々の適宜位置に配設されてい
るとともに、三元触媒(若しくはリーンNOx触媒)1
2が排ガス浄化触媒10の下流側に配設されている。
【0049】そして、エンジン起動時の排ガス中のHC
は、排ガス浄化触媒10にて浄化され、エンジン起動時
以降の排ガス中のNOx、HC、COは、エンジン99
が理論空燃比(A/F:14.7)近傍以下のみで運転
される場合には、三元触媒又はリーンNOx触媒12を
三元触媒とすることで浄化されている。
【0050】一方、エンジン起動時以降において、エン
ジン99が理論空燃比(A/F:14.7)よりも高い
運転(以下、リーン運転と記す。例えば、A/F18以
上)を含む場合には、リーンNOx触媒12によって排
ガス中のNOx、HC、COが浄化される。
【0051】なお、このリーンNOx触媒12として
は、例えば、以下の3種類がある。 1.リーン運転にて排ガス中のNOxを排ガス中に共存
する還元剤(HC、CO、H2等)を用いて定常的に還
元浄化する。 2.リーン運転にて排ガス中のNOxをNOx吸収剤に
硝酸化合物を形成して一時的に捕捉し、ストイキ又はリ
ッチ運転に切換えて前記捕捉NOxを還元浄化する。 3.リーン運転にて排ガス中のNOxをNOx吸着材に
一時的に吸着保持し、ストイキ又はリッチ運転に切換え
て前記吸着NOxを還元浄化する。
【0052】〔実施例7〕本実施例は、図8に示すよう
に、本実施形態の排ガス浄化触媒を自動車に設置させた
状態のさらに他の例を示したものである。すなわち、エ
キゾーストパイプ101には、空燃比センサ8と、本実
施形態の排ガス浄化触媒10とが各々の適宜位置に配設
されているとともに、プリ触媒20が排ガス浄化触媒1
0の上流側に配設されている。プリ触媒20は、排ガス
中のHCを、共存する酸素で酸化浄化させる機能を有す
るものである。例えば、アルミナ担体にPd等の貴金属
を担持させたものが該当する。
【0053】そして、エンジン99からの排ガスは、エ
キゾーストパイプ101の流通時に徐々に冷却されるの
で、排ガス浄化触媒10に流入する排ガス温度は、エン
ジン99の排出時よりも低下することを鑑みて、エンジ
ン直下に、高い耐熱性を有するプリ触媒20が設けられ
ており、これにより、エンジン起動時において排ガス浄
化触媒10にて浄化されるHC量の低減を図ることがで
きる。以上のように、本発明の前記実施形態は、上記の
構成としたことによって次の機能を奏するものである。
【0054】すなわち、本実施形態の排ガス浄化触媒1
0は、Ag含有モルデナイトの炭化水素吸着材に対し、
Rh、Pt及びPdの貴金属の触媒活性成分を担持させ
るとともに、Ceを担持させており、Ag含有モルデナ
イト100重量部に対して、Rhの担持量を0.150
〜0.500重量部とし、Ptの担持量をRh/Pt重
量比で0.026以上0.100以下、Pdの担持量を
Rh/Pd重量比で0.038以上0.086以下にす
るとともに、Ceの触媒活性成分の担持量を5〜40重
量部としているので、エンジン起動時に近い温度で吸着
されたHCを効率良く浄化させる指標(T50が250
℃以下)を達成することができ、従来の如く、炭化水素
吸着材に対し、Pt、Rh、Pdがそれぞれ単独に担持
された触媒、又は、RhとPt、RhとPd、若しくは
PtとPdがそれぞれ担持された触媒よりも優れたHC
浄化性能が得られ、しかも、HCの吸着状態を維持した
ままでCO2に酸化させることができ、エンジン起動時
の温度である室温〜300℃以下の広い温度領域におけ
るHCの効率の良い浄化の一層の向上を図ることができ
る。
【0055】以上、本発明の一実施形態について詳説し
たが、本発明は前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しな
い範囲で、設計において種々の変更ができるものであ
る。例えば、前記実施形態では、触媒活性成分としてC
eが担持されているが、Ceの代わりにジルコニウムZ
r、若しくはCeとZrの複合酸化物であっても良く、
この場合にも前記と同様の効果を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の排ガス浄化触媒は、エンジン起動時に近い温度にて
吸着された炭化水素を効率良く浄化させる指標を達成さ
せるべく、炭化水素吸着材に対し、Rh、Pt及びPd
の貴金属の触媒活性成分の担持量が相関関係によって設
定されているので、エンジンの始動期間における炭化水
素の排出量を抑制させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における排ガス浄化触媒のR
h/Pt担持量比に対する指標(T50)を示す図。
【図2】図1の排ガス浄化触媒のRh/Pd担持量比に
対する指標(T50)を示す図。
【図3】図1の排ガス浄化触媒のRh/Pt担持量比と
Rh/Pd担持量比に対する指標(T50)の相関図。
【図4】図1の排ガス浄化触媒のRh担持量に対する指
標(T50)を示す図。
【図5】図1の排ガス浄化触媒におけるHC浄化性能の
温度プロファイル。
【図6】図1の排ガス浄化触媒を備えた自動車の説明
図。
【図7】図1の排ガス浄化触媒を備えた他の自動車の説
明図。
【図8】図1の排ガス浄化触媒を備えたさらに他の自動
車の説明図。
【符号の説明】
10 排ガス浄化触媒 12 三元触媒(リーンNOx触媒) 20 プリ触媒 99 エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/24 F01N 3/24 E 3/28 301E 3/28 301 301J B01D 53/36 104A 101B 104Z (72)発明者 山下 寿生 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 永野 正美 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G091 AA17 AA28 AB02 AB03 AB05 AB10 BA03 BA14 BA15 BA19 BA33 CA18 CB02 DA01 DA02 DB10 EA26 EA34 FA02 FA04 FA12 FB02 FB10 FB12 FC07 GA01 GA06 GA16 GB01W GB01X GB01Y GB04W GB05W GB05Y GB06W GB07W GB09Y GB10W GB10X GB17X HA08 HA10 HA12 HA18 HA36 HA37 4D048 AA06 AA13 AA18 AB01 AB05 AB07 BA08Y BA10X BA11X BA19X BA30X BA31X BA33X BA34X BB02 CC32 CC44 CC47 EA04 4G069 AA03 BA07A BA13A BA13B BB02A BB02B BB04A BB04B BC32A BC32B BC43A BC43B BC51A BC71A BC71B BC72A BC72B BC75A BC75B CA03 CA07 CA09 CA15 EA19 EB12Y EE08 FC08 ZA01A ZA03A ZA04A ZA06A ZA06B ZA11A ZD01 ZF05A ZF05B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン起動時に排出される炭化水素を
    浄化させる排ガス浄化触媒において、 該排ガス浄化触媒は、炭化水素吸着材と、Rh、Pt及
    びPdの触媒活性成分とを有し、前記Rhと前記Ptと
    の重量比(Rh/Pt)が0.026以上0.100以
    下であって、前記Rhと前記Pdとの重量比(Rh/P
    d)が0.038以上0.086以下であることを特徴
    とする排ガス浄化触媒。
  2. 【請求項2】 前記Rhの担持量は、前記炭化水素吸着
    材の100重量部に対し、0.150以上0.500以
    下の重量部であることを特徴とする請求項1記載の排ガ
    ス浄化触媒。
  3. 【請求項3】 前記排ガス浄化触媒は、さらにCeとZ
    rの少なくとも一種類を有し、該Ce若しくはZrの担
    持量は、前記炭化水素吸着材の100重量部に対し、5
    から40重量部であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の排ガス浄化触媒。
  4. 【請求項4】 前記炭化水素吸着材は、Agが含有され
    るゼオライトであることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の排ガス浄化触媒。
  5. 【請求項5】 前記Ptの担持量は、前記Rhと前記P
    tとの重量比で0.038以上0.060以下であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    排ガス浄化触媒。
  6. 【請求項6】 前記Pdの担持量は、前記Rhと前記P
    dとの重量比で0.044以上0.070以下であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    排ガス浄化触媒。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    前記排ガス浄化触媒に排ガスを通し、エンジン起動時に
    排出される炭化水素を浄化させることを特徴とする排ガ
    ス浄化方法。
  8. 【請求項8】 前記排ガス浄化触媒を通った排ガスは、
    その後、該排ガス浄化触媒の下流側に配置される三元触
    媒若しくはリーンNOx触媒を通ることを特徴とする請
    求項7記載の排ガス浄化方法。
  9. 【請求項9】 前記排ガス浄化触媒を通った排ガスは、
    該排ガス浄化触媒の上流側に配置されるプリ触媒をすで
    に通った排ガスであることを特徴とする請求項8又は9
    記載の排ガス浄化方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載
    の前記排ガス浄化触媒を有することを特徴とする排ガス
    浄化装置。
  11. 【請求項11】 前記排ガス浄化触媒の下流側には、三
    元触媒若しくはリーンNOx触媒が配置されていること
    を特徴とする請求項10記載の排ガス浄化装置。
  12. 【請求項12】 前記排ガス浄化触媒の上流側には、プ
    リ触媒が配置されていることを特徴とする請求項11又
    は12記載の排ガス浄化装置。
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