JP2003152192A - 電界効果半導体装置及びその駆動方法 - Google Patents

電界効果半導体装置及びその駆動方法

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JP2003152192A
JP2003152192A JP2001353232A JP2001353232A JP2003152192A JP 2003152192 A JP2003152192 A JP 2003152192A JP 2001353232 A JP2001353232 A JP 2001353232A JP 2001353232 A JP2001353232 A JP 2001353232A JP 2003152192 A JP2003152192 A JP 2003152192A
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insulating film
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So Nakayama
創 中山
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Sony Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しきい値電圧の制御(調整)効果に優れ、ス
タンバイリークを減少させ、不揮発性メモリとして構成
した場合の高駆動能力化、高密度記録化が可能であり、
しかも、デバイスの作製が簡便となる完全空乏型のSO
I MOSFETトランジスタ等の電界効果半導体装
置、及びその駆動方法を提供すること。 【解決手段】 SOI型シリコン層16に形成されたソ
ース領域2及びドレイン領域3と、これらの間にゲート
絶縁膜4を介して設けられたゲート電極1とによって完
全空乏型のSOI MOSFET20が構成されている
と共に、窒化シリコン膜7を電荷蓄積層として有する絶
縁膜(窒化シリコン膜7と酸化シリコン膜8の積層膜)
がシリコン層16下に形成され、窒化シリコン膜7への
電荷の書き込み及び消去が、その下部のウェル11又は
半導体基板12から印加した電圧によって制御され、こ
れによって例えばしきい値電圧が調整されるように構成
した電界効果半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体層に形成さ
れたソース領域及びドレイン領域と、これらの間にゲー
ト絶縁膜を介して前記半導体層上に設けられたゲート電
極とによって絶縁ゲート型電界効果トランジスタが構成
されている電界効果半導体装置、特に完全空乏型のSO
I MOSFET(Silicon-on-Insulator Metal Oxide
Semiconductor Field Effect Transistor)及びその駆
動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SOI構造によって、素子間の完全分離
が容易になり、またソフトエラーやCMOS(Compleme
ntary MOS)トランジスタに特有のラッチアップの抑制
が可能になることが知られ、Si活性層を薄くして、C
MOSトランジスタを有するLSI(大規模集積回路)
の高速化、高信頼性化を図ることが検討されている。
【0003】特に、Si活性層を100nm程度にまで
薄くし、またチャネルの不純物濃度も比較的低い状態に
制御して、オフ時にほぼSi活性層全体が空乏化するよ
うな条件にすると、短チャネル効果の抑制やMOSトラ
ンジスタの電流駆動能力、駆動速度の向上など、さらに
優れた性能が得られることが分ってきた。
【0004】このような完全空乏型のSOI MOSF
ETを図19に例示する。
【0005】このMOSFET80によれば、支持基板
52上の埋め込み酸化膜56上にシリコン半導体層76
が設けられ、この半導体層76が素子分離層55で分離
されてなる活性層にソース領域72及びドレイン領域7
3がそれぞれ形成され、更に、これら両領域間のチャネ
ル領域(ボディ部)86上にゲート絶縁膜54を介して
ゲート電極68が形成されている。
【0006】他方、図20に示すように、SOI型半導
体層を用いた不揮発性半導体メモリ装置が、特開平9−
97851号公報において提起されている。
【0007】この半導体メモリ装置では、支持基板82
の上に、SOI型絶縁層86が形成され、この絶縁層8
6の上に、SOI型半導体層106が島状に形成され、
更に、各半導体層106のチャネル領域116の両側
(上下)には、第1ゲート絶縁層102と第2ゲート絶
縁層84とが積層され、第1ゲート絶縁層102側には
第1ゲート電極96が積層され、第2ゲート絶縁層84
側には第2ゲート電極98が積層され、これらはチャネ
ル領域116の両側に位置している。
【0008】そして、半導体層106のチャネル領域1
16の平面方向に沿った両側には、第2ゲート電極98
に対して自己整合的にソース領域92とドレイン領域9
3が形成され、また、これらのソース及びドレイン領域
に対して電気的に接続されるビット線となる配線層10
4、105が絶縁層86上に形成されている。
【0009】ここで、第1ゲート絶縁層102はONO
膜(酸化シリコン膜と窒化シリコン膜と酸化シリコン膜
との三層膜)で構成され、電荷蓄積層を形成し、また第
1ゲート電極102がデータの書き込み用(データの消
去を兼ねる)電極となり、第2ゲート電極98がデータ
の読み出し用電極となる(第2ゲート電極98はデータ
の書き込み用として機能してもよい)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図19
に示した完全空乏型のSOI MOSFETには、次の
(1)〜(3)に示す問題点がある。
【0011】(1)しきい値電圧の制御(又は調整)が
困難であること。 完全空乏型のSOI MOSFETのしきい値電圧の制
御は難しい。これは、微細化に伴ってボディ部の不純物
濃度が高濃度化しており、低しきい値電圧に設計するこ
とが難しくなってきているためである。また、活性層と
してのSi膜厚が製造時にばらつき易く、これに起因し
てしきい値電圧がばらつくことも、歩留まりを下げる一
因となる。
【0012】(2)スタンバイリーク電流が生じるこ
と。 低電圧、高駆動能力を実現するために、低しきい値トラ
ンジスタを採用する例が増えてきており、また、微細化
に伴って、1チップ中のトランジスタ数が増加する傾向
にある。これらの要因によって、素子が動作していない
ときに流れるオフリーク電流に起因した、いわゆるスタ
ンバイリーク電流が消費電力を増加させる一因となる。
【0013】(3)記憶素子としての駆動能力が低く、
高密度化も困難であること。 完全空乏層型のSOI型MOSFETをMNOS型不揮
発性記憶素子として構成するときには、MOSFETが
キャリアの転送と記憶機能とを兼ねているので、電界強
度などの問題から、ゲート酸化膜厚を薄く設計できず、
このために駆動能力が向上し難い。また、単一素子で記
憶できるビット数、すなわち記憶密度の上昇は、記憶容
量を増加させる工夫として望まれているが、これに十分
に対応できない。
【0014】また、図20に示したSOI型不揮発性半
導体メモリ装置の場合は、第1ゲート電極96によるデ
ータ書き込みによって、しきい値電圧の制御は可能では
あるが、次の(4)〜(6)に示す問題点がある。
【0015】(4)MOSFETとしての動作にとっ
て、第1ゲート電極96と第2ゲート電極98とは上下
方向で位置が一致していることが必要であるが、第1ゲ
ート電極96と第2ゲート電極98とを別々の工程でパ
ターン化するためにそれら両電極の位置合わせが困難で
あり、位置ずれが生じ易い。
【0016】(5)データの書き込みを行う第1ゲート
電極96に電圧を供給するための配線を引き廻す必要が
あり、これも工程が複雑となり、信頼性の点でも問題が
ある。
【0017】(6)上下のゲート電極98と96とは一
対一に対応して設けるため、上下の一対のトランジスタ
の組み合せでしか動作させることができない。
【0018】そこで、本発明の目的は、特に、完全空乏
型のSOI型トランジスタのしきい値電圧の制御(調
整)効果に優れ、スタンバイリークを減少させ、不揮発
性メモリとして構成した場合の高駆動能力化、高密度記
録化が可能であり、しかも、プレーナ技術によりアライ
メント(位置合わせ)を必要としないで配線の問題も解
消でき、フローティングゲート又は第1ゲートを裏面
(下部側)に用いる構造と比較してデバイスの作製が簡
便となる完全空乏型のSOI型トランジスタ等の電界効
果半導体装置、及びその駆動方法を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、半導体
層(例えばSOI型シリコン層)に形成されたソース領
域及びドレイン領域と、これらの間にゲート絶縁膜を介
して前記半導体層上に設けられたゲート電極とによって
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(例えば完全空乏型
のSOI MOSFET)が構成されていると共に、電
荷蓄積層(例えば窒化シリコン膜)を有する絶縁膜(例
えば窒化シリコン膜と酸化シリコン膜の積層膜)が前記
半導体層下に形成され、前記電荷蓄積層への電荷の書き
込み及び消去が、前記電荷蓄積層下のウェル又は半導体
基板から印加した電圧によって制御され、これによって
例えば前記MOSFETのしきい値電圧が調整されるよ
うに構成した電界効果半導体装置に係るものである。
【0020】本発明はまた、本発明の電界効果半導体装
置を駆動するに際し、前記電荷蓄積層下の前記ウェル又
は半導体基板から印加した電圧によって、前記電荷蓄積
層への電荷の書き込み及び消去を制御する、駆動方法も
提供するものである。
【0021】本発明によれば、絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタの活性層又はボディ部(又はチャネル領域)
としての前記半導体層下に、窒化シリコン層等の前記電
荷蓄積層を有する前記絶縁膜を形成し、前記電荷蓄積層
への電荷の書き込み及び消去をその下部のウェル又は半
導体基板からの印加電圧によって制御しているので、前
記半導体層からの前記電荷蓄積層へのキャリアの蓄積量
に応じて前記半導体層に対するバイアス電圧を変化させ
ることによって、製造時に前記半導体層の膜厚にばらつ
きが生じたとしてもトランジスタのしきい値電圧を容易
かつ任意に制御でき、低しきい値電圧に設計することが
容易となり、また高しきい値電圧化すれば、オフ状態の
トランジスタからスタンバイリーク電流が生じることが
なくなり、更に転送トランジスタとしての前記電界効果
トランジスタのゲート絶縁膜を薄くして駆動能力を向上
させ、またこのトランジスタを記憶素子として構成する
ことによって記憶密度も上昇させることができる。
【0022】しかも、前記トランジスタは、面積の大き
い前記ウェル又は半導体基板上に設け、これらから前記
電圧を供給しているので、トランジスタ作製時のアライ
メントが容易若しくは不要となり、配線の引き廻しも不
要となって、デバイスの製造工程が簡略化することにな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の電界効果半導体装置及び
その駆動方法においては、前記半導体層がSOI型半導
体層として埋め込み絶縁膜上に形成され、この埋め込み
絶縁膜が、前記半導体層との間で前記半導体層中のキャ
リアの出し入れを行える電荷蓄積層を有していて、前記
ウェル又は半導体基板と共にキャパシタ構造の不揮発性
メモリを構成していることが望ましい。
【0024】この電界効果半導体装置を駆動するに際
し、前記電荷蓄積層に蓄積された電荷による電界で、前
記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのしきい値電圧を
制御することができる。
【0025】また、前記ウェル又は半導体基板上に少な
くとも1つの前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタが
設けられ、前記絶縁膜に形成されたコンタクトホールを
介して前記ウェル又は半導体基板に前記電圧が印加され
てよい。
【0026】また、前記絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタが複数個設けられ、これらの少なくとも1つがPチ
ャネル型又はNチャネル型であってよい。
【0027】この場合、蓄積電荷制御用の電圧を印加す
るウェルが、これを取り囲むウェルによって外部から電
気的に絶縁されているのがよい。
【0028】また、前記複数個の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタがCMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)論理ゲートを構成してよい。
【0029】前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタが
複数個設けられる場合、これらのうちオフ状態とすべき
トランジスタについては、前記電荷蓄積層の蓄積電荷の
制御によってしきい値電圧を上昇させることが望まし
い。
【0030】また、前記絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタが完全空乏型のSOI型トランジスタであり、キャ
リア転送ゲートとして動作すること以外に、ゲート絶縁
膜中に電荷蓄積機能を有する不揮発性メモリを構成して
もよい。後者の場合、前記絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタが前記キャパシタ構造と共に2値(2ビット)不
揮発性メモリとして動作することができる。また、前者
の場合、前記電荷蓄積層へのキャリアの出し入れのみに
よって2値(2ビット)不揮発性メモリを構成すること
ができる。
【0031】次に、本発明の好ましい実施の形態を図面
参照下に説明する。
【0032】<デバイス基本構造>図1には、本発明に
基づく電界効果半導体装置の構造例(1)−1を示す。
この半導体装置は、基板12上に、SOI MOSFE
T(電界効果トランジスタ)20とキャパシタ21とが
上下に設けられたものである。
【0033】トランジスタ20は、ゲート1、ソース領
域2、ドレイン領域3、ゲート絶縁膜4、素子分離層5
及びボディ部16によって構成され、完全空乏(以下、
FD:Fully-Depleted)型Silicon−on−In
sulator MOSFET(SOI MOSFET)として埋
め込み酸化膜6上に設けられている。
【0034】そして、これに加えて、SOI MOSF
ET20の下部には、埋め込み酸化膜中(シリコン酸化
膜6−8間)に、キャリア保持層(電荷蓄積層)となる
シリコン窒化膜7と、このキャリア保持層へのキャリア
の出し入れを制御するためのウェル(電極)11、ウェ
ルコンタクト拡散層10、ウェルコンタクト開口部9が
設けられている。なお、上記において、各部の電極はい
ずれも図示省略した(以下、同様)。
【0035】<物理的な動作原理>このデバイスの動作
原理を説明する。
【0036】図2に示すように、埋め込み窒化膜7に、
キャリアを出し入れし、トラップされた電荷14の量Q
tを制御することによって機能し、この蓄積された電荷
量によって、SOI MOSFET20のしきい値電圧
が変化することを利用している。
【0037】図2a、図2bはそれぞれ、埋め込み窒化
膜7に電荷Qtが書き込まれた状態、この電荷が完全に
消去された状態を示している。図2aでは、窒化膜7に
電荷Qtが蓄積されることによって、窒化膜7−酸化膜
8−ウェル11又は基板12で構成されるNOSキャパ
シタ21に電位ΔVesが発生する。その値は、電荷量を
t、NOSキャパシタの容量をCbox2として、次の
(1)式で計算される。
【0038】
【数1】 (但し、Tbox2は埋め込み酸化膜8の厚さ、εoxは酸化
膜8の誘電率を示す。)
【0039】この電位ΔVesがSOI MOSFET2
0の基板バイアスVesに重畳されて印加されることにな
るので、この場合、実効的な基板バイアスVes’は次の
(2)式のようになる。 V'es=Ves+ΔVes (2)
【0040】FD SOI MOSFETのしきい値電圧
は、基板バイアスVesに強く影響される。この現象はバ
ックバイアス効果として知られ、P(又はN)型MOS
FETの場合、しきい値電圧の絶対値は、基板バイアス
を正(又は負)に印加すると小さくなる方向に、負(又
は正)に印加すると大きくなる方向にシフトする。
【0041】従って、電荷Qtが蓄積された場合(図2
a)と、蓄積されていない場合(図2b)とでは、実効
的な基板バイアスの違いにより、しきい値電圧の差異Δ
thが発生する。その変化量ΔVthは、次の(3)式に
て与えられる。 ΔVth=Vth(V'es)−Vth(Ves) =Vth(Ves+Qt/Cbox2)−Vth(Ves) (3)
【0042】すなわち、電荷量Qtの増減により、しき
い値電圧をΔVth変化させることが可能となるのであ
る。
【0043】次に、その電荷Qtの制御方法、すなわ
ち、書き込み(電荷数の増加、図2a)と消去(電荷数
の減少、図2b)の方法について説明する。
【0044】図2に示すように、ソース領域2の電位を
基準とし、ゲート電極1、ソース領域2、ドレイン領
域、ウェル11の電位をそれぞれ、Vgs、Vds、Ves
定義する。例えば、NMOSFETを仮定し、Vgs=V
ds=0Vとした場合を述べる。
【0045】この場合、図2aに示すように、ウェル1
1に0Vから正方向に電圧Vesを印加していくと、ある
電圧でボディ部16と埋め込み酸化膜6との界面付近に
裏面反転層13が発生する。さらに、電圧を印加する
と、埋め込み酸化膜6において、キャリアのトンネル現
象が発生し、反転層13から窒化膜7に電子が、また、
窒化膜7からボディ部16に正孔が流れ込む。この状態
で、ウェル電圧Vesをもとの状態0Vに戻すことによ
り、窒化膜7中のキャリアトラップの電荷Qtを増加さ
せることができる。
【0046】逆に、図2bに示すように、ウェルに0V
から負方向に電圧Vesを印加していくと、反転層13か
ら窒化膜7に正孔が、また、窒化膜7からボディ部16
に電子が流れ込み、裏面蓄積層15が発生する。この状
態で、ウェル電圧Vesをもとの状態0Vに戻すことによ
り、窒化膜7中のキャリアトラップの電荷Qtを減少さ
せることができる。
【0047】この電荷の増減量は、書き込み/消去時の
時間やウェル電位によって制御することが可能であり、
任意の値に調整可能である。従って、上述したQtによ
るしきい値電圧制御能によって、本発明に基づくSOI
MOSFET20のしきい値電圧をある範囲において
制御することが可能となるのである。
【0048】図3には、共通の基板12及びウェル11
上に、図1に示した構造の複数のSOI MOSFET
20A、20BとNOSキャパシタ21A、21Bがそ
れぞれ設けられた構造例(1)−2を示す。これらの2
個又はそれ以上のトランジスタのしきい値電圧が、共通
のウェル11の電位によって同時に制御可能であること
は、上記の説明から理解されよう。
【0049】<具体例>次に、本発明に基づくデバイス
の具体例とその特性について説明する。
【0050】1)完全空乏型SOI MOSFETにお
けるしきい値電圧の調整 FD SOI MOSFET作製後に、そのしきい値電圧
を回路設計値に従って調整する例を示す。例えばCMO
S回路への適用例として、図4に示すようなインバータ
回路を用いて説明する。
【0051】この回路は、従来の回路構成と同様、電源
30とGND31との間に、PMOSFET26とNM
OSFET27が直列に接続されており、その入力22
に対して、論理演算を行って出力23に反映する機能を
有している。ここで、本発明に基づくPMOSFET2
6とNMOSFET27とを採用していることが特徴的
であり、このため、それぞれのMOSFET用に制御用
のウェル信号線(PMOSウェル信号24とNMOSウ
ェル信号25)が採用されている。
【0052】・しきい値電圧のセット動作 FET構造の設計上、もしくは、製造プロセス上のばら
つき要因などによって、しきい値電圧が回路設計値と異
なる場合を想定する。前者の例としてはボディ部16の
不純物濃度の高濃度化、後者の例としてはボディ部16
のSi膜厚値のばらつきなどが挙げられる。
【0053】これらのしきい値電圧に関する問題点が検
知された時、例えば、電源30とGND31を0Vに設
定し、PMOSFET26、NMOSFET27のしき
い値電圧が所望の値になるように、PMOSウェル信号
24、NMOSウェル信号25との値を設定することに
よって、上述したようにしてそれぞれの窒化膜7中のト
ラップ電荷14を制御することができる。その後、PM
OSウェル信号24とNMOSウェル信号25は、電荷
14の量を保持するのに適切な電位に設定することによ
り、理想的なしきい電圧値にセットすることができる。
ウェル信号電圧は外部から直接与えられてもよいし、内
部回路設計により回路的に制御されたものでもよい。
【0054】・しきい値電圧のセット動作 仮に、経時的な要因によって固定電荷数が変化し、しき
い値電圧が理想的な値からずれた場合でも、その変化を
内部回路又は外部から検知して、上述したようにしてし
きい値電圧のセット動作を行うことにより、しきい値電
圧を理想的な値に戻すことが可能である。
【0055】こうしたしきい値電圧のセット・再セット
動作は、MOSFET素子単位で行っても構わないし、
複数素子ブロックごと又は回路チップ全体規模で行って
も構わない。なるべく、多くの素子単位で行った方が、
制御信号が少なくて済む分、好適である。また、これら
のしきい値電圧セット機能により、素子ごと、ブロック
ごとに異なるしきい値電圧を有する回路も実現可能とな
る。
【0056】上記のCMOS回路として示した例では、
PMOSFET26、NMOSFET27用として、そ
れぞれに独立に電位を設定できるようなウェル構造が必
要である。これは、たとえば、図5に示す構造例(1)
−3のウェル構造によって実現可能である。
【0057】このウェル構造は、NMOSFET27制
御用のP型ウェル(PW)40と、このP型ウェル40
の電位を他から分離するためのディープN型ウェル(D
NW)41と、PMOSFET26制御用のN型ウェル
(NW)42と、このN型ウェル42の電位を他から分
離するためのディープP型ウェル(DPW)43と、そ
れぞれのウェルにコンタクトを取るためのP型ウェルコ
ンタクト拡散層36と、P型ウェルコンタクト開口部3
2と、ディープN型ウェルコンタクト拡散層37と、デ
ィープN型ウェルコンタクト開口部33と、N型ウェル
コンタクト拡散層39と、N型ウェルコンタクト開口部
35と、ディープP型ウェルコンタクト拡散層38と、
ディープP型ウェルコンタクト開口部34とから構成さ
れている。
【0058】ここで、P型ウェル40、ディープN型ウ
ェル41、N型ウェル42、ディープP型ウェル43の
電位をそれぞれ、Vpw、Vdnw、Vnw、Vdpwと定義した
場合、NMOSFET27、PMOSFET26の書き
込み(窒化膜7中の電荷数増加)および消去(窒化膜7
中の電荷数減少)時におけるそれぞれの値は、たとえ
ば、下記の表1のように設定すればよい。絶対値の条件
はデバイスの設計値に従って、それぞれの物理現象との
兼ね合いで設計すべきである(ただし、Vdnw
dpw)。
【0059】
【表1】
【0060】2)スタンバイリーク電流の制御 LSIチップ中の回路機能ブロックのすべてが、常に動
作しているわけではない場合がある。例えば、図6に示
すように、ある演算フェーズにおいて、チップAとCの
ブロックがアクティブ(ON、動作中)、チップBとD
のブロックがスリープ(OFF、休止中)である場合が
ある。
【0061】本発明に基づく装置により、このスリープ
状態(OFF)にある回路ブロックのしきい値電圧の絶
対値を上述したようにして一時的に高く変更することに
より、そのブロックにおけるOFFリーク(スタンバイ
リーク)電流を低減し、消費電力を低減化させることが
可能である。そのブロックがアクティブとなる直前に、
本来のしきい値電圧に戻す操作を行えば、回路演算速度
に何ら影響を与えることはない。
【0062】こうした例を表したものが、図7である。
図7はCMOSインバータ回路の例であり、図7aはア
クティブ(ON)状態の動作状態、図7bはスリープ
(OFF)状態の動作状態を表している。
【0063】構造上は、図4に示した構成と同一である
が、MOSFETの動作が異なる。図4の例では、セッ
ト・再セット後は回路設計理想値付近に固定されている
のに対し、図7の例では、アクティブ状態では低しきい
値電圧(低しきい値PMOSFET51、低しきい値N
MOSFET52)となるようにし、スリープ状態では
高しきい値電圧(高しきい値PMOSFET51’、高
しきい値NMOSFET52’)となるように、回路動
作が設計されていることが特徴的である。
【0064】なお、このようなしきい値電圧変更の原理
は、上述した完全空乏型SOI MOSFETにおける
しきい値電圧の調整と同一である。
【0065】3)記憶素子の駆動能力向上と高密度化 この素子は、ある範囲でしきい値電圧を任意に変更可能
である。高しきい値状態と低しきい値状態を、電流値に
より観測・分別することによって、不揮発性メモリとし
て利用することが可能である。
【0066】不揮発性メモリとしては、従来、MNOS
(Metal Nitride Oxide Semiconductor)型メモリが考
案されている。しかしながら、電荷蓄積層である窒化膜
へのキャリア出し入れが、チャネル側のゲート酸化膜を
通して行われるため、データリテンションの観点からゲ
ート酸化膜を薄く設計できず、これによってFETの駆
動能力が上がらない。一方、本発明に基づけば、データ
の蓄積を行うNOSキャパシタと駆動用ゲート20と
が、チャネルに対して異なる側に存在するため、リテン
ションの問題なしに駆動用ゲートの酸化膜を薄く設計で
き、読み出し速度を高速化できる。
【0067】また、本発明に基づく構造において、表面
側のゲートに従来のMNOS型又はMONOS型構造を
採用することによって、単一トランジスタあたりのデー
タ蓄積量を増やすことができる。この構造例(1)−4
の模式図を図8に例示する。図中の64は表面側の窒化
膜、65、66はゲート酸化膜である。
【0068】ここで、たとえば、裏面側の窒化膜7に電
子が蓄積されたときのしきい値電圧シフトをΔV1、表
面側の窒化膜64に電子が蓄積されたときのしきい値電
圧シフトをΔV2、表面側及び裏面側の窒化膜6及び6
4に電子が蓄積されたときのしきい値電圧シフトをΔV
3とし、それぞれのシフト量が互いに異なるように設計
する。この結果、各々の場合、FETのId−Vg特性
は図9のようになり、V1〜V3の判定電圧のいずれか
の組み合わせで判定を行うことによって、2ビットの記
録を識別可能である。
【0069】さらに、これらの構造は、チャネルホット
キャリアを用いた片側2値記憶にも適用できる。即ち、
図10a、図10bに示すように、基板バイアスVes
びドレイン電位Vds、基板バイアスVed及びドレイン電
位Vdsをそれぞれ>0とすることによって、ボディ部1
6からのキャリアの注入量をドレイン又はソースの一方
側に偏らせることによって、2値記憶が可能となる。
【0070】本発明に基づくデバイス基本構造は、図1
に示した構造例(1)以外に図10に示す構造例(2)
も挙げられる。構造例(2)では、素子分離層5がウェ
ル11に達していて、素子間分離を一層確実に行えるよ
うに構成しているが、その動作は構造例(1)と同様で
ある。これらの構造例(1)、(2)は素子分離層形成
時のプロセスによって作り分けることが可能である。
【0071】<デバイス作製プロセス>以下に、これら
の構造の作製方法を、その作製プロセスの順に説明す
る。
【0072】・基板加工プロセス SOI基板の作製には基本的にボンディングの手法を採
用する。まず、図12に示すように、半導体基板110
側に、酸化膜6、窒化膜7、酸化膜8を熱酸化法及びC
VD(化学的気相成長)法により順次堆積させる。
【0073】次いで、図13に示すように、酸化膜8の
表面に、半導体基板12を当て、熱処理によりボンディ
ングさせる。
【0074】次いで、図14に示すように、デバイスウ
ェハ側(基板110側)をCMP(化学的機械的研磨)
などにより研磨し、酸化膜6上に残る基板110の厚さ
を空乏型SOIのSi層16の膜厚に見合う厚さに作製
する。
【0075】次いで、図15に示すように、Si層16
の側から所定のイオン111を注入し、上述のウェル1
1、40、42又はディープウェル41、43をSi基
板12に形成する(図ではウェル11のみを示す)。
【0076】・素子分離プロセス トレンチ手法により、デバイス間の素子分離層を形成す
る(以下に、上述の基本構造例(1)を(A)、上述の
基本構造例(2)を(B)で表わす)。まず、図16に
示すように、素子分離層となる領域の半導体層16をマ
スキングし、選択エッチングによって所定部分を除去し
て、素子分離開口部112を形成する。この際、エッチ
ングの深さを窒化膜7の上面で終了させるか、ウェル1
1又は基板12の上面で終了させるかによって、それぞ
れ、構造例(1)、(2)を作り分けることができる。
【0077】次いで、CVD法で素子分離開口部112
に酸化膜を塗布し、CMP法で表面の凹凸を研磨平坦化
し、図17に示すように、素子分離層5を形成する。
【0078】・ウェルコンタクト形成及びデバイス作製 次いで、図18に示すように、常法に従って、ゲート絶
縁膜4及びゲート電極1からなるゲート構造を作製した
後、ウェルのコンタクトをとる部分の素子分離層をマス
キングし、選択エッチングして、コンタクト用の開口部
9を形成する。その後、ソース領域2、ドレイン領域
3、ウェル拡散層10をそれぞれ不純物イオンインプラ
ンテーションによって形成する。
【0079】以降は、標準のFET作製プロセスに従
い、層間膜を塗布し、コンタクトホール形成、コンタク
ト形成、電極形成を繰り返すことにより、所望の設計に
即した結線を施す。
【0080】以上に説明した本実施の形態によれば、次
の(I)〜(VI)に示す顕著な作用効果を奏することが
できる。
【0081】(I)しきい値電圧の制御(又は調整)が
容易であること。 例えば完全空乏型のSOI MOSFETにおいて、微
細化に伴ってボディ部16の不純物濃度が高濃度化して
も、ボディ部16からの埋め込み窒化膜7(電荷蓄積
層)へのキャリアの蓄積量に応じてボディ部16に対す
る基板バイアス電圧を変化させることによって、トラン
ジスタのしきい値電圧を容易かつ任意に制御でき、低し
きい値電圧に設計することが容易となる。しかも、活性
層としてのボディ部16の膜厚が製造時にばらついたと
しても、これを前記キャリアの蓄積量に応じた基板バイ
アス電圧の変化により相殺し、しきい値電圧を常に目的
とする値に設定でき、歩留まりを向上させることができ
る。
【0082】(II)スタンバイリーク電流を抑制できる
こと。 1チップ中のトランジスタ数が増加する場合、動作させ
ないトランジスタでは、前記した埋め込み窒化膜7(電
荷蓄積層)へのキャリアの蓄積量に応じてしきい値電圧
を高くしてオフ状態を保持できるため、オフリーク電流
に起因した、いわゆるスタンバイリーク電流を減少さ
せ、消費電力を低減することができる。
【0083】(III)記憶素子としての駆動能力を向上
させ、高密度化も容易であること。 前記したトランジスタ、例えば完全空乏型のSOI M
OSFETが、キャリアの転送機能は有するが記憶機能
を有しないように構成すると同時に、記憶機能は埋め込
み窒化膜7(電荷蓄積層)の側に付与することができる
ので、MOSFETのゲート酸化膜厚を小さくして駆動
能力を向上させることができる。また、MOSFETも
例えばMNOS型の不揮発性記憶素子として構成すれ
ば、前記電荷蓄積層による記憶と共に、上下で記憶機能
を発揮できることから、単一の構造単位で記憶可能なビ
ット数を増加させ、記憶密度、記憶容量の向上を容易に
実現することができる。
【0084】(IV)前記MOSFETは、面積の大きい
半導体基板12又はウェル11上に設けることができる
ので、これら(及び前記電荷蓄積層)に対して前記トラ
ンジスタのゲート電極は位置合せを必要とせず、アライ
メントの自由度を大きくとれ、また前記電荷蓄積層を含
む絶縁膜は通常のプレーナ技術により形成可能であっ
て、この点でもアライメントが容易となり、デバイスの
製造が容易となる。
【0085】(V)キャリアの書き込みを行う埋め込み
窒化膜7(電荷蓄積層)への電圧の供給は、その下部の
ウェル11又は半導体基板12から行うので、電圧供給
のための配線を引き廻す必要がなく、工程が簡略化し、
信頼性も向上する。
【0086】(VI)上部のトランジスタは、共通のウェ
ル11又は半導体基板12上に単数のみならず、複数設
けることができるため、複数のトランジスタを同時に或
いは選択的にしきい値電圧制御、オン・オフ動作させる
ことができ、駆動モードの多様化や記憶ビットの向上を
図ることができる。
【0087】以上に説明した本実施の形態は、本発明の
技術的思想に基づいて種々に変形可能である。
【0088】例えば、上述の電荷蓄積層としての埋め込
み窒化膜を含む埋め込み絶縁膜の形成方法やパターン、
更には材質、構造等は上述したものに限られることはな
い。
【0089】また、上述の例では、電荷蓄積層への電圧
印加は、ウェルから行ったが、半導体基板から行うこと
もできる。
【0090】また、本発明はSOI型又は完全空乏型の
トランジスタに好適であるが、通常のMOSFETに適
用してもよいし、少なくとも下部キャパシタにメモリ機
能を有する電界効果半導体装置として、各種デバイスに
適用することができる。
【0091】
【発明の作用効果】本発明は、上述したように、絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタの活性層としての半導体層
下に、電荷蓄積層を有する絶縁膜を形成し、前記電荷蓄
積層への電荷の書き込み及び消去をその下部のウェル又
は半導体基板からの印加電圧によって制御しているの
で、前記半導体層からの前記電荷蓄積層へのキャリアの
蓄積量に応じて前記半導体層に対するバイアス電圧を変
化させることによって、製造時に前記半導体層の膜厚に
ばらつきが生じたとしてもトランジスタのしきい値電圧
を容易かつ任意に制御でき、低しきい値電圧に設計する
ことが容易となり、また高しきい値電圧化すれば、オフ
状態のトランジスタからスタンバイリーク電流が生じる
ことがなくなり、更に転送トランジスタとしての前記電
界効果トランジスタのゲート絶縁膜を薄くして駆動能力
を向上させ、またこのトランジスタを記憶素子として構
成することによって記憶密度も上昇させることができ
る。しかも、前記トランジスタは、面積の大きい前記ウ
ェル又は半導体基板上に設け、これらから前記電圧を供
給しているので、トランジスタ作製時のアライメントが
容易若しくは不要となり、配線の引き廻しも不要となっ
て、デバイスの製造工程が簡略化することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくデバイス構造例の要部断面図で
ある。
【図2】同、電荷書き込み及び消去動作を説明する要部
断面図である。
【図3】本発明に基づく他のデバイス構造例の要部断面
図である。
【図4】本発明に基づく他のデバイスからなるCMOS
ロジックの等価回路図である。
【図5】同、デバイス構造例の要部断面図である。
【図6】本発明に基づくデバイスからなるLSI動作状
態の概略図である。
【図7】同、オン・オフ状態での等価回路図である。
【図8】本発明に基づく他のデバイス構造例の要部断面
図である。
【図9】同、2値記憶特性図である。
【図10】本発明に基づくデバイスからなる片側2値記
憶素子の要部断面図である。
【図11】本発明に基づく更に他のデバイス構造例の要
部断面図である。
【図12】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図13】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図14】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図15】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図16】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図17】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図18】本発明に基づくデバイスの製造方法の一工程
での要部断面図である。
【図19】従来のデバイス構造例の要部断面図である。
【図20】従来の他のデバイス構造例の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1、68、96、98…ゲート電極、2、72、92…
ソース領域、3、73、93…ドレイン領域、4、5
4、84…ゲート絶縁膜、5、55…素子分離層、6…
埋め込み酸化膜(1)、7…埋め込み窒化膜、8…埋め
込み酸化膜(2)、10、36、37、38、39…コ
ンタクト用の拡散層、11、40、41、42、43…
ウェル、12…半導体基板、13…裏面反転層、14…
トラップ電荷、15…裏面蓄積層、16、86…ボディ
部(チャネル領域)、20、20A、20B、80…S
OI MOSFET、21、21A、21B…NOSキ
ャパシタ、52、82…基板、56…埋め込み酸化膜、
64…窒化膜、65、66…ゲート酸化膜、86…絶縁
層、102…ゲート絶縁層(ONO膜)、106…半導
体層、116…チャネル領域、Qt…トラップ電荷量、
es…基板バイアス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/092 H01L 29/78 626C 27/115 27/10 434 29/788 27/08 321D 29/792 321K Fターム(参考) 5F048 AB01 AB04 AC04 BA16 BE09 BE10 BF17 BG01 BG13 5F083 EP18 EP22 EP49 ER02 ER03 ER05 ER06 ER09 ER11 ER19 HA02 JA04 NA01 PR40 ZA21 5F101 BA45 BA46 BB02 BB06 BC01 BC11 BD30 BD35 BD36 BE05 BE07 BF05 5F110 AA06 AA08 AA30 BB04 BB08 CC02 DD05 DD13 DD14 DD17 DD22 EE30 GG02 GG12 GG41 HJ13 NN62 NN72 QQ17 QQ19

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層に形成されたソース領域及びド
    レイン領域と、これらの間にゲート絶縁膜を介して前記
    半導体層上に設けられたゲート電極とによって絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタが構成されていると共に、電
    荷蓄積層を有する絶縁膜が前記半導体層下に形成され、
    前記電荷蓄積層への電荷の書き込み及び消去が、前記電
    荷蓄積層下のウェル又は半導体基板から印加した電圧に
    よって制御されるように構成した電界効果半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体層がSOI(Silicon-on-Ins
    ulator:以下、同様)型半導体層として埋め込み絶縁膜
    上に形成され、この埋め込み絶縁膜が、前記半導体層と
    の間で前記半導体層中のキャリアの出し入れを行える電
    荷蓄積層を有していて、前記ウェル又は半導体基板と共
    にキャパシタ構造の不揮発性メモリを構成している、請
    求項1に記載した電界効果半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ウェル又は半導体基板上に少なくと
    も1つの前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタが設け
    られ、前記絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介し
    て前記ウェル又は半導体基板に前記電圧が印加される、
    請求項1に記載した電界効果半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    が複数個設けられ、これらの少なくとも1つがPチャネ
    ル型又はNチャネル型である、請求項1に記載した電界
    効果半導体装置。
  5. 【請求項5】 蓄積電荷制御用の電圧を印加するウェル
    が、これを取り囲むウェルによって外部から電気的に絶
    縁されている、請求項4に記載した電界効果半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記複数個の絶縁ゲート型電界効果トラ
    ンジスタがCMOS(Complementary Metal Oxide Semic
    onductor:以下、同様)論理ゲートを構成している、請
    求項4に記載した電界効果半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    が完全空乏型のSOI型トランジスタであり、キャリア
    転送ゲートとして動作する、請求項2に記載した電界効
    果半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    が完全空乏型のSOI型トランジスタであり、前記ゲー
    ト絶縁膜中に電荷蓄積機能を有する不揮発性メモリを構
    成している、請求項2に記載した電界効果半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    が前記キャパシタ構造と共に2値不揮発性メモリを構成
    している、請求項8に記載した電界効果半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記電荷蓄積層へのキャリアの出し入
    れによって2値不揮発性メモリを構成している、請求項
    7に記載した電界効果半導体装置。
  11. 【請求項11】 半導体層に形成されたソース領域及び
    ドレイン領域と、これらの間にゲート絶縁膜を介して前
    記半導体層上に設けられたゲート電極とによって、絶縁
    ゲート型電界効果トランジスタが構成されていると共
    に、電荷蓄積層を有する絶縁膜が前記半導体層下に形成
    されている電界効果型半導体装置を駆動するに際し、前
    記キャリア蓄積層下のウェル又は半導体基板から印加し
    た電圧によって前記電荷蓄積層への電荷の書き込み及び
    消去を制御する、電界効果半導体装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記半導体層がSOI型半導体層とし
    て埋め込み絶縁膜上に形成され、この埋め込み絶縁膜
    が、前記半導体層との間で前記半導体層中のキャリアの
    出し入れを行える電荷蓄積層を有していて、前記ウェル
    又は半導体基板と共にキャパシタ構造の不揮発性メモリ
    を構成している電界効果半導体装置を駆動するに際し、
    前記電荷蓄積層に蓄積された電荷による電界で、前記絶
    縁ゲート型電界効果トランジスタのしきい値電圧を制御
    する、請求項11に記載した電界効果半導体装置の駆動
    方法。
  13. 【請求項13】 前記ウェル又は半導体基板上に少なく
    とも1つの前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタが設
    けられている電界効果半導体装置において、前記絶縁膜
    に形成されたコンタクトホールを介して前記半導体基板
    又はウェルに前記電圧を印加する、請求項11に記載し
    た電界効果半導体装置の駆動方法。
  14. 【請求項14】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タが複数個設けられ、これらの少なくとも1つがPチャ
    ネル型又はNチャネル型である、請求項11に記載した
    電界効果半導体装置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 蓄積電荷制御用の電圧を印加するウェ
    ルを、これを取り囲むウェルによって外部から電気的に
    絶縁する、請求項14に記載した電界効果半導体装置の
    駆動方法。
  16. 【請求項16】 前記複数個の絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタがCMOS論理ゲートを構成している、請求
    項14に記載した電界効果半導体装置の駆動方法。
  17. 【請求項17】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タが複数個設けられ、これらのうちオフ状態とすべきト
    ランジスタについては、前記電荷蓄積層の蓄積電荷の制
    御によってしきい値電圧を上昇させる、請求項11に記
    載した電界効果半導体装置の駆動方法。
  18. 【請求項18】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タを完全空乏型のSOI型トランジスタとし、キャリア
    転送ゲートとして動作させる、請求項12に記載した電
    界効果半導体装置の駆動方法。
  19. 【請求項19】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タを完全空乏型のSOI型トランジスタとし、前記ゲー
    ト絶縁膜中に電荷蓄積機能を有する不揮発性メモリとし
    て動作させる、請求項12に記載した電界効果半導体装
    置の駆動方法。
  20. 【請求項20】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タを前記キャパシタ構造と共に2値不揮発性メモリとし
    て動作させる、請求項19に記載した電界効果半導体装
    置の駆動方法。
  21. 【請求項21】 前記電荷蓄積層へのキャリアの出し入
    れによって2値不揮発性メモリとして動作させる、請求
    項18に記載した電界効果半導体装置の駆動方法。
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