JP2003150038A - 運転模擬装置及び方法 - Google Patents
運転模擬装置及び方法Info
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- JP2003150038A JP2003150038A JP2001343796A JP2001343796A JP2003150038A JP 2003150038 A JP2003150038 A JP 2003150038A JP 2001343796 A JP2001343796 A JP 2001343796A JP 2001343796 A JP2001343796 A JP 2001343796A JP 2003150038 A JP2003150038 A JP 2003150038A
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Abstract
とができる運転模擬装置及び方法を提供する。 【解決手段】 運転模擬装置10の運転席筐体60は実
際の乗用車の運転席を模している。運転席筐体60に
は、ハンドブレーキ49、チェンジレバー50、ハンド
ルユニット40、コンビネーションスイッチ52、イグ
ニッションキー51、コンビネーションメータユニット
54が設けられている。運転席筐体60の正面には、3
つの左側モニタ21、中央モニタ22、右側モニタ23
が設けられている。左側モニタ21と右側モニタ23と
は少し内側に向いており、3つの左側モニタ21、中央
モニタ22、右側モニタ23により運転手前方の風景を
リアルに表示する。中央モニタ22の上部には運転手の
挙動を検出するためのカメラ58が設けられている。
Description
答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬する
運転模擬装置及び方法に関する。
する代わりに運転模擬装置を用いて生徒に運転教習をす
ることが認められている。特に、運転教習の初期の段階
や、危険が伴う教習においては有効であり、実際の運転
教習とあわせて運転模擬装置が活用されている。
ムや、運転シミュレーションを行うゲームは、家庭用の
ゲーム装置としても、ゲームセンター等におけるアーケ
ードゲーム装置としても、根強い人気があり、ゲーム装
置として様々な運転模擬装置が提案されている。
用の装置や、ゲーム装置として、従来から様々な運転模
擬装置が提案され、改良がはかられているが、当然のこ
とではあるが実際の自動車等の運転と様々な点で異なる
ことがあり、実際の運転に近づけるための更なる改良が
求められている。
自動車等を使用した教習ではできないが、運転模擬装置
であれば可能なことがあり、そのような運転模擬装置の
特徴を生かした改良も求められている。
るように操作することができる運転模擬装置及び方法を
提供することにある。
を生かして、実際の自動車等の運転ではできない機能を
有する運転模擬装置及び方法を提供することにある。
擬運転席にて行う所定の操作に応答して仮想空間内の移
動体を移動させて運転を模擬する運転模擬装置におい
て、前記操作者が行う前記移動体を操作する動作以外の
身体の動きを検出する検出手段を有することを特徴とす
る運転模擬装置によって達成される。
の動きは、前記操作者の視線の動きを含むようにしても
よい。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬装置において、前記操作者の前
方に設けられ、前記操作者が運転を模擬するために見る
模擬運転画像を表示する複数の表示画面を有し、前記模
擬運転画像は、実車の運転席に座った運転者からみた画
像を模し、少なくともサイドミラーとフロントピラーの
表示を含んだ画像で構成され、前記複数の表示画面の境
界の位置を実車のフロントピラーの位置として、前記模
擬運転画像における前記フロントピラーの位置を前記複
数の表示画面の境界の位置に合わせて前記模擬運転画像
を前記複数の表示画面に表示することを特徴とする運転
模擬装置によって達成される。
の表示画面の境界近傍に、前記複数の表示画面のうち少
なくともふたつの表示画面に連続させて前記フロントピ
ラーを表示するようにしてもよい。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬装置において、前記仮想空間を
表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される左
右のサイドミラーの大きさが互いに異なることを特徴と
する運転模擬装置によって達成される。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬装置において、前記操作者の前
方に設けられ、前記仮想空間を表示する表示画面と、前
記操作者が行う前記移動体を操作する動作以外の身体の
動きを検出する検出手段とを有し、前記表示画面にサイ
ドミラーを表示し、前記検出手段により、前記操作者が
前記表示画面中の前記サイドミラーを目視したか否かを
検出することを特徴とする運転模擬装置によって達成さ
れる。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬装置において、前記操作者の前
方に設けられ、前記仮想空間を表示する表示画面を有
し、前記操作者が運転した運転状態を、画面上に表示さ
れ、前記操作者が操作する移動体とは異なる別個の移動
体の視点から見た画像で前記表示画面にリプレイするこ
とを特徴とする運転模擬装置によって達成される。
の移動体は、前記操作者の移動体に対向する移動体、前
記操作者の移動体と衝突した移動体、前記操作者の移動
体に後続する移動体、前記操作者の移動体と衝突した移
動体に後続する移動体、又は、歩行者の視点であるよう
にしてもよい。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬方法において、前記操作者が行
う前記移動体を操作する動作以外の身体の動きを検出す
る検出することを特徴とする運転模擬方法によって達成
される。
の動きは、前記操作者の視線の動きを含むようにしても
よい。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬方法において、前記操作者の前
方に設けられた複数の表示画面に、前記操作者が運転を
模擬するために見る模擬運転画像を表示し、前記模擬運
転画像は、実車の運転席に座った運転者からみた画像を
模し、少なくともサイドミラーとフロントピラーの表示
を含んだ画像で構成され、前記複数の表示画面の境界の
位置を実車のフロントピラーの位置として、前記模擬運
転画像における前記フロントピラーの位置を前記複数の
表示画面の境界の位置に合わせて前記模擬運転画像を前
記複数の表示画面に表示することを特徴とする運転模擬
方法によって達成される。
の表示画面の境界近傍に、前記複数の表示画面のうち少
なくともふたつの表示画面に連続させて前記フロントピ
ラーを表示するようにしてもよい。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬方法において、前記仮想空間を
表示する表示画面に表示される左右のサイドミラーの大
きさが互いに異なることを特徴とする運転模擬方法によ
って達成される。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬方法において、前記仮想空間を
表示画面に表示する際に、前記表示画面にサイドミラー
を表示し、前記操作者が前記表示画面中の前記サイドミ
ラーを目視したか否かを検出することを特徴とする運転
模擬方法によって達成される。
所定の操作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて
運転を模擬する運転模擬方法において、前記操作者の前
方に設けた表示画面に前記仮想空間を表示し、前記操作
者が運転した運転状態を、画面上に表示され、前記操作
者が操作する移動体とは異なる別個の移動体の視点から
見た画像で前記表示画面にリプレイすることを特徴とす
る運転模擬方法によって達成される。
の移動体は、前記操作者の移動体に対向する移動体、前
記操作者の移動体と衝突した移動体、前記操作者の移動
体に後続する移動体、前記操作者の移動体と衝突した移
動体に後続する移動体、又は、歩行者の視点であるよう
にしてもよい。
態によう運転模擬システムを図1乃至図6を参照しなが
ら説明する。図1は本実施形態の運転模擬システム全体
の構成を示すブロック図であり、図2は本実施形態の運
転模擬システムにおける運転模擬装置の構成を示すブロ
ック図であり、図3は本実施形態の運転模擬システムに
おける運転模擬装置を外観を示す斜視図であり、図4は
本実施形態の運転模擬システムにおける運転模擬装置で
表示する運転画面を示す図であり、図5は本実施形態の
運転模擬システムにおける制御装置で表示する管理画面
を示す図であり、図6は本実施形態の運転模擬システム
において用いる運転コースを示すマップである。
擬システムは、図1に示すように、1台の制御装置10
により5台の運転模擬装置20をコントロールする。1
人の教官が制御装置10により、5台の運転模擬装置2
0を使用する5人の生徒の運転模擬教習を行なうことが
できる。なお、1台の制御装置10で制御する運転模擬
装置20の台数は5台より多くてもよいし、5台よりも
少なくてもよい。また、1台の制御装置10で1台の運
転模擬装置20を制御するようにしてもよく、制御装置
10と運転模擬装置20をひとつの筐体により構成して
もよい。
ソナルコンピュータ11が設けられ、パーソナルコンピ
ュータ11には各種教習用画面を表示するためのモニタ
12、各種入力を行なうためのマウス13及びキーボー
ド14、各種印刷を行なうためのプリンタ15が設けら
れている。パーソナルコンピュータ11には必要に応じ
て無停電電源装置16が設けられている。制御装置10
のパーソナルコンピュータ11はハブ17を介して5台
の運転模擬装置20にLAN接続されている。
等の操作者の操作に応答して運転コース等の仮想空間内
の移動体を移動させて運転を模擬するものである。
3つの左側モニタ21、中央モニタ22、右側モニタ2
3が設けられている。これら左側モニタ21、中央モニ
タ22、右側モニタ23によりひとつの模擬運転画像を
表示している。左側モニタ21と中央モニタ22と右側
モニタ23とモニタ3つ分のデータ量からなる運転模擬
画像データを分割し、それぞれのモニタに割当てられた
模擬運転画像データに応じた画像をそれぞれのモニタに
表示している。
右側モニタ23に対して、それぞれゲーム制御部主基板
25、26、27が設けられている。これらゲーム制御
部主基板25、26、27のうち、中央モニタ22に接
続されたゲーム制御部主基板26が、中央モニタ22の
画面表示制御と共に、運転模擬装置20全体の制御を行
ない、ゲーム制御部主基板25は主に左側モニタ21の
画面表示制御を行ない、ゲーム制御部主基板27は主に
右側モニタ23の画面表示制御を行なう。
低音振動等を発するためにスピーカ28とウーファ29
が設けられている。スピーカ28はステレオアンプ30
により駆動され、ウーファ29はバスアンプ31により
駆動される。ステレオアンプ30はゲーム制御部主基板
26に接続され、バスアンプ31はステレオアンプ30
に接続されている。
続するためのシリアル/LAN接続部32が設けられて
いる。シリアル/LAN接続部32はゲーム制御部主基
板26に接続されている。また、運転模擬装置20には
AC電源34が設けられ、ゲーム制御部主基板25、2
6、27等に電力を供給する。
ム制御部主基板25には、各種モータを駆動するための
モータ駆動基板36と、各種入出力装置を制御するため
のゲーム制御部I/O基板38とが設けられている。
タ付きステアリングホイール41とホーン42が設けら
れている。ACサーボモータ付きステアリングホイール
41にはモータ駆動基板36に接続され、ホーン42は
ゲーム制御部I/O基板38に接続されている。
部I/O基板38に接続されている。シートベルトスイ
ッチ43により、シートベルト(図示せず)が装着され
たか否かが検出される。
セルペダル45とブレーキペダル46とABSユニット
47とが設けられている。これらアクセルペダル45と
ブレーキペダル46とABSユニット47とはゲーム制
御部I/O基板38に接続されている。
6の下に取り付けられる。ABSユニット47によりブ
レーキペダル46を振動させる。例えば、ブレーキの踏
み込みに対する時間と、各タイヤの回転を監視してお
き、回転が止まるとABSユニット47を作動させ、ブ
レーキペダル46を振動させる。
9、チェンジレバー50、イグニッションキー51はゲ
ーム制御部I/O基板38に接続されている。
キユニット44、クラッチペダル48、ハンドブレーキ
49、チェンジレバー50、イグニッションキー51等
は実際の自動車に用いられているものを使用し、操作者
の操作がアナログ信号として入力される。
ャをオンオフするためのコンビネーションスイッチ52
はゲーム制御部I/O基板38に接続されている。
は、スピードメータとタコメータとを含むアナログメー
タ55と、チェンジレバーとウインカーとオーバドライ
ブとハイビームとハンドブレーキとの状態を表示するラ
ンプ56とが設けられている。アナログメータ55はメ
ータ駆動基板57を介してゲーム制御I/O基板38に
接続されている。ランプ56はゲーム制御部I/O基板
38に接続されている。
御部主基板26からシリアルにて指令を送り、パルス発
生基板にて制御する。
が設けられ、カメラ58はルックセンサシステム59に
接続され、ルックセンサシステム58はゲーム制御部I
/O基板38に接続されている。
模擬装置20は実際の乗用車の運転席を模した筐体で構
成されている。座席62の左側には、ハンドブレーキ4
9とチェンジレバー50とが設けられている。座席62
の前部にはハンドルユニット40が設けられ、ハンドル
ユニット40の左側部にはコンビネーションスイッチ5
2が設けられ、右側部にはイグニッションキー51(図
示せず)が設けられている。
タユニット54が設けられている。座席62の前方下部
には、図3に示していないが、アクセル・ブレーキユニ
ット44とクラッチペダル48が設けられている。
モニタ21、中央モニタ22、右側モニタ23が設けら
れている。左側モニタ21の画面と右側モニタ23画面
は中央モニタの画面に対して角度をつけた状態、すなわ
ち、座席62に座ったプレイヤ側に向いた状態で構成さ
れているので、座席62に座ったプレイヤから見ると、
右側モニタ23と左側モニタ21の画面が内側に向いた
状態となり、3つの左側モニタ21、中央モニタ22、
右側モニタ23のにより、実際の自動車の運転席に座っ
た運転手から見える風景をリアルに表示することができ
る。
検出するためのカメラ58が設けられている。
た状態を示す図である。図4(a)は本実施形態の表示
状態を示し、図4(b)は従来の表示状態を示してい
る。
に、3つの左側モニタ21と中央モニタ22と右側モニ
タ23により正面窓及び左右の窓から見た運転手前方の
風景を表示する。
右側モニタ23をできるだけ近接させて、その間の境界
が違和感ないようにしているが、境界を完全になくすこ
とは不可能である。そこで、本実施形態では、図4
(a)に示すように、中央モニタ22と右側モニタ23
の境の位置を、実際の自動車でピラー(天井をささえて
いる柱)と呼ばれている部分に対応させて画面を構成し
ている。運転模擬装置20の筐体構成もその境の位置が
ピラーの位置と見立てて座席62の位置、ハンドルユニ
ット40の位置等を構成している。
タ22と右側モニタ23の境界近傍に、フロントピラー
の画像70を2つのモニタ22、23にまたがって連続
するかのように表示し、モニタ間の境界の違和感をなく
している。実際の車において、フロントピラーとは、車
の屋根部(天井)を支える柱であり、フロントガラスを
保持する役目もしている。なお、屋根部(天井)がない
車の場合には、フロントピラーに相当するものが設けら
れている。
場合、右側のサイドミラーは運転座席に近く、左側のサ
イドミラーは運転席から遠い。したがって、3つの左側
モニタ21と中央モニタ22と右側モニタ23により運
転手前方の風景を表示する場合、右ハンドルの乗用車で
は運転席が右側にあるので、図4(a)に示すように、
実際に右側の運転席から見えるように左右非対称に窓枠
等を表示するようにしている。
ドミラーの確認動作が重要である。本実施形態では、図
4(a)に示すように、バックミラー画像72は中央モ
ニタ22の中央に表示するのではなく、中央モニタ22
の左側に表示している。右側のサイドミラー画像74は
右側モニタ23に表示し、左側のサイドミラー画像76
は左側モニタ21に表示するが、従来の運転模擬装置の
ように左右対称に表示するのではなく、右側のサイドミ
ラー画像74は相対的に大きく、左側のサイドミラー画
像76は相対的に小さく表示する。その表示位置も運転
席から見える実際の位置に合わせている。
上の表示位置は、図4(a)に示すように、左側モニタ
21の左寄りに表示したほうが好ましい。左側モニタ2
1は内側に向けて取り付けられているので、模擬運転し
ている操作者が左側のサイドミラー画像76を見る場
合、首を横に向けて見ることになるので、実際に自動車
に乗ってサイドミラーを見る場合と同じ感覚で見ること
ができる。
4(b)に示すように、左右のサイドミラー画像74、
76を左右対称に同じ大きさで表示しているので、首を
動かすことなくサイドミラーを見ることが可能である。
このため、実際の自動車の運転感覚とは異なり効果的な
運転教習を行うことができなかったが、本実施形態によ
れば、そのような不具合を解消することができる。
の確認動作を教えることが重要である。本実施形態で
は、カメラ58とルックセンサシステム59により、教
習生が自動車を操作するために行う動作以外の身体の動
きを検出する。自動車を操作するための行う動作とは、
例えば、アクセル、ハンドル、ブレーキ等を操作すると
きの動作であり、それ以外の身体の動きとは、例えば、
バックミラーやサイドミラーの確認のための身体の動
き、人間又は対向車が飛び出してこないか目視で確認す
るための身体の動き、等である。
は、カメラ58により教習生を常に映しておき、ルック
センサシステム59により教習生の視線の動きを検出す
る。顔を向きを検出して間接的に視線の動きを検出して
もよいし、視線の動きを直接検出してもよい。例えば、
移動前の顔のデータを基にして移動中や移動後のデータ
の変化量を見て顔の動きを検出する。それらの動きから
教習生がバックミラーやサイドミラーの確認動作をした
か否か、人間又は対向車が飛び出してこないか目視で確
認したか否かを判定する。
教習生の頭の動きや視線の動きを検出したが、複数台の
カメラにより検出するようにしてもよい。
12に表示する管理画面を示す。本実施形態の運転模擬
システムは制御装置10により5台の運転模擬装置20
をコントロールする。図5は、運転模擬装置20をコン
トロールするための管理画面80である。管理画面80
の左上部には教習用の運転コース81を表示する。運転
コース81の右側には、運転教習を開始するためのスタ
ートボタン82と停止するためのストップボタン83と
を表示する。
置20に対応する5つの指示画面84を表示する。指示
画面84の上部に、ハンドルの操作状態85と、アクセ
ルの操作状態86と、ブレーキの操作状態87とを表示
する。指示画面84の中央部に、個別の運転模擬装置2
0の動作を停止するためのストップボタン88と、運転
した状態のリプレイ表示を指示するためのリプレイボタ
ン89を表示する。指示画面84の下部に、運転コース
81の指示等に用いる数字ボタン90を表示する。
れた運転模擬装置20で操作している操作者の操作がで
きないように各部分が制御され、画面上の移動体等も静
止状態になる。
た状態のリプレイが表示される。例えば、コースがスタ
ートからゴールまでnフレームあったとすると、各フレ
ームにおける操作状態、例えば、アクセル踏込み角、ブ
レーキ踏込み角、ハンドル操舵角等をメモリに記憶して
おく。リプレイするときは、その記憶した操作状態の値
に基づいて画面上の移動体の位置を所定の演算式により
コース上の位置を割り出し、これを必要なフレーム分だ
け行い、必要な箇所のリプレイ画像を表示する。
プレイしてもよいが、迅速にリプレイするために、演算
するフレームを少なくしてもよい。例えば、1フレーム
から20フレームまでをリプレイする場合には、1、
5、10、15,20フレームを基にして演算し、それ
らの間のフレームは連続するように補間するようにす
る。
に、どの部分のリプレイをするかを番号キーで指示する
ようにしてもよい。例えば、コース上に事故や目視確認
ミスが想定される個所を複数箇所予め設定しておき、そ
の箇所に番号を割り振っておき、それを指定するように
してもよい。
14により行ってもよいし、モニタ12にタッチパネル
(図示せず)を設けて、モニタ12にタッチすることに
より行ってもよい。
85は、ハンドルのセンターをバーの中央とし、プレイ
ヤのハンドルの切れ角にあわせてバーが左右に動く。ア
クセルの操作状態86は、アクセルを踏んでいない状態
が一番左、最大に踏んだときが一番右になり、プレイヤ
のアクセルの踏み角にあわせてバーが左右に動く。ブレ
ーキの操作状態87は、ブレーキを踏んでいない状態が
一番左、最大に踏んだときが一番右になり、プレイヤの
ブレーキの踏み角にあわせてバーが左右に動く。
ステムによる運転模擬教習の実例について説明する。運
転模擬教習では、図6に示すような運転コースを設定し
て行う。
実車による教習の前に行う初心者教習の他に、実車で教
習することが危険であったり、実車による教習が困難で
あったりすることを教習する普通教習とがある。
教習、高速道路教習、急ブレーキ・急カーブ教習等があ
る。
過、坂道、カーブなど見通しの悪い場所で起こりえる危
険を予測して運転を行う。設定されたコース上に実際起
こりえる危険な状況を作り出し、その際教習生の操作状
況、目視確認などのパラメータを参考に、危険性と回避
方法を体験する。
を用い降雨時・降雪時・夜間・霧・悪路など異なった状
況を再現し、ここの状況下での運転特性の変化を体験す
る。その際、危険予測教習のときと同様、教習生の操作
状況、目視確認などのパラメータを参考に、危険性と回
避方法を体験する。また、路面状況・タイヤの種類・A
BSの有無など細かい設定による違いも体験可能であ
る。
走行コースを用意し、高速走行に必要な技能の内容に沿
って場面を設定する。降雨時・霧・悪路など異なった状
況を再現し、ここの状況下での運転特性の変化を体験す
る。その際、危険予測教習のときと同様、教習生の操作
状況、目視確認などのパラメータを参考に、危険性と回
避方法を体験する。
の体験、カーブの走行体験を行う。また、市街地で実際
に起こりえる場面での緊急制動や危険回避についての教
習を行う。その際、路面状況・タイヤの種類・ABSの
有無など細かい設定による違いも体験可能である。
手段として、ブレーキペダル46の裏面に振動装置、例
えば、ベースシェイカと呼ばれる装置(図示せず)を設
ける。ベースシェイカにアンプを取り付けることで所望
の振動を与えることができる。運転状況や路面状況に応
じた振動をブレーキペダル46に与えるように制御すれ
ば、実際の感覚に近い感覚をプレイヤに与えることがで
きる。
ても、間接的に振動が伝わる位置に振動装置を設けても
よい。
場面16の様々な教習場面が組み込まれている。運転コ
ースの右上の駐車場からスタートし、所定の教習場面を
通過して、ゴールの駐車場に到達する。
する注意場面である。場面2は交差点左折時における原
付の巻き込み事故の危険性を教習する危険場面である。
左側のサイドミラーの確認動作がルックセンサシステム
59により検出できない場合には原付の巻き込み事故を
起こさせる。場面3は対向車線に停車したバスの側方を
通過する教習する危険場面である。その他に、図6に示
すように各所に危険場面を組み込んでおく。
は、例えば、その場面への進入速度、事故車との位置関
係、目視確認の有無等に基づいて定める。
ムでは生徒が運転した運転状態をリプレイすることが可
能である。教官が指示することにより、運転した生徒の
みの運転模擬装置20又は一緒に教習を受けている生徒
全員の運転模擬装置20にリプレイ画面を表示する。
いて、数字ボタン90により運転コース81中のリプレ
イ場面を指示し、リプレイボタン89によりリプレイを
指示する。
した状態をそのまま再生するだけでなく、他の視点から
見た画像をリプレイすることも可能である。例えば、他
の視点として、教習生が運転した自動車とは別個の移動
体からの視点での画像をリプレイしてもよい。別個の移
動体としては、例えば、別個の自動車や、歩行者、電
車、ヘリコプター等でもよい。また、別個の自動車とし
ては、教習生の自動車に対向する自動車、教習生の自動
車と衝突した自動車、教習生の自動車に後続する自動
車、教習生の自動車と衝突した自動車に後続する自動車
でもよい。別個の移動体は、教習生が運転した際に表示
される模擬運転画像中に表示されている移動体であるこ
とが望ましい。リプレイ時には、その表示されていた別
個の移動体に設定された視点、例えば、運転席やコック
ピットの視点、俯瞰する視点から見た画像を表示する。
上方から見た視点での画像でもよいし、教習生の自動車
を斜め後方から見た視点でもよい。
者は、自分が操作した運転状態を相手の立場に立ってみ
ることができるので、自分の運転テクニックが乏しいこ
とや注意力に欠けていることなど確認することができ
る。特に、他の視点に変えることにより、運転操作した
模擬運転画像における操作者が操作する移動体の進行方
向と、リプレイ中の模擬運転画像における操作者が操作
した移動体の進行方向が異なるように表示される場合も
あり、操作者が操作する移動体を客観的にみることがで
きる。
限らず種々の変形が可能である。
乗用車の模擬運転について本発明を適用したが、左ハン
ドルの乗用車の模擬運転についても本発明を適用可能で
ある。その場合には、図3の運転模擬装置の形状も左ハ
ンドルとなり、図4(b)の運転画面も左側の座席から
見た画面となる。
転に本発明を適用したが、乗用車に限らず、トラック、
二輪車、電車、飛行機等のあらゆる移動体の模擬運転に
も適用できる。
明を適用したが、自動車レースを行なうドライブゲーム
や、運転シミュレーションを行うゲームにも本発明を適
用できる。
において実際に自動車等を運転するように操作すること
ができ、また、運転模擬装置の特徴を生かして実際の自
動車等の運転ではできないような模擬運転を行うことが
できる。
体の構成を示すブロック図である。
おける運転模擬装置の構成を示すブロック図である。
おける運転模擬装置を外観を示す斜視図である。
おける運転模擬装置で表示する運転画面を示す図であ
る。
おける制御装置で表示する管理画面を示す図である。
おいて用いる運転コースを示すマップである。
Claims (18)
- 【請求項1】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操作
に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬
する運転模擬装置において、 前記操作者が行う前記移動体を操作する動作以外の身体
の動きを検出する検出手段を有することを特徴とする運
転模擬装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の運転模擬装置において、 前記身体の動きは、前記操作者の視線の動きを含むこと
を特徴とする運転模擬装置。 - 【請求項3】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操作
に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬
する運転模擬装置において、 前記操作者の前方に設けられ、前記操作者が運転を模擬
するために見る模擬運転画像を表示する複数の表示画面
を有し、 前記模擬運転画像は、実車の運転席に座った運転者から
みた画像を模し、少なくともサイドミラーとフロントピ
ラーの表示を含んだ画像で構成され、 前記複数の表示画面の境界の位置を実車のフロントピラ
ーの位置として、前記模擬運転画像における前記フロン
トピラーの位置を前記複数の表示画面の境界の位置に合
わせて前記模擬運転画像を前記複数の表示画面に表示す
ることを特徴とする運転模擬装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の運転模擬装置において、 前記複数の表示画面の境界近傍に、前記複数の表示画面
のうち少なくともふたつの表示画面に連続させて前記フ
ロントピラーを表示することを特徴とする運転模擬装
置。 - 【請求項5】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操作
に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬
する運転模擬装置において、 前記仮想空間を表示する表示画面を有し、 前記表示画面に表示される左右のサイドミラーの大きさ
が互いに異なることを特徴とする運転模擬装置。 - 【請求項6】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操作
に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬
する運転模擬装置において、 前記操作者の前方に設けられ、前記仮想空間を表示する
表示画面と、 前記操作者が行う前記移動体を操作する動作以外の身体
の動きを検出する検出手段とを有し、 前記表示画面にサイドミラーを表示し、前記検出手段に
より、前記操作者が前記表示画面中の前記サイドミラー
を目視したか否かを検出することを特徴とする運転模擬
装置。 - 【請求項7】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操作
に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬
する運転模擬装置において、 前記操作者の前方に設けられ、前記仮想空間を表示する
表示画面を有し、 前記操作者が運転した運転状態を、画面上に表示され、
前記操作者が操作する移動体とは異なる別個の移動体の
視点から見た画像で前記表示画面にリプレイすることを
特徴とする運転模擬装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の運転模擬装置において、 前記別個の移動体は、前記操作者の移動体に対向する移
動体、前記操作者の移動体と衝突した移動体、前記操作
者の移動体に後続する移動体、前記操作者の移動体と衝
突した移動体に後続する移動体、又は、歩行者の視点で
あることを特徴とする運転模擬装置。 - 【請求項9】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操作
に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬
する運転模擬方法において、 前記操作者が行う前記移動体を操作する動作以外の身体
の動きを検出する検出することを特徴とする運転模擬方
法。 - 【請求項10】 請求項9記載の運転模擬方法におい
て、 前記身体の動きは、前記操作者の視線の動きを含むこと
を特徴とする運転模擬方法。 - 【請求項11】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操
作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模
擬する運転模擬方法において、 前記操作者の前方に設けられた複数の表示画面に、前記
操作者が運転を模擬するために見る模擬運転画像を表示
し、 前記模擬運転画像は、実車の運転席に座った運転者から
みた画像を模し、少なくともサイドミラーとフロントピ
ラーの表示を含んだ画像で構成され、 前記複数の表示画面の境界の位置を実車のフロントピラ
ーの位置として、前記模擬運転画像における前記フロン
トピラーの位置を前記複数の表示画面の境界の位置に合
わせて前記模擬運転画像を前記複数の表示画面に表示す
ることを特徴とする運転模擬方法。 - 【請求項12】 請求項11記載の運転模擬方法におい
て、 前記複数の表示画面の境界近傍に、前記複数の表示画面
のうち少なくともふたつの表示画面に連続させて前記フ
ロントピラーを表示することを特徴とする運転模擬方
法。 - 【請求項13】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操
作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模
擬する運転模擬方法において、 前記仮想空間を表示する表示画面に表示される左右のサ
イドミラーの大きさが互いに異なることを特徴とする運
転模擬方法。 - 【請求項14】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操
作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模
擬する運転模擬方法において、 前記仮想空間を表示画面に表示する際に、前記表示画面
にサイドミラーを表示し、前記操作者が前記表示画面中
の前記サイドミラーを目視したか否かを検出することを
特徴とする運転模擬方法。 - 【請求項15】 操作者が模擬運転席にて行う所定の操
作に応答して仮想空間内の移動体を移動させて運転を模
擬する運転模擬方法において、 前記操作者の前方に設けた表示画面に前記仮想空間を表
示し、 前記操作者が運転した運転状態を、画面上に表示され、
前記操作者が操作する移動体とは異なる別個の移動体の
視点から見た画像で前記表示画面にリプレイすることを
特徴とする運転模擬方法。 - 【請求項16】 請求項15記載の運転模擬方法におい
て、 前記別個の移動体は、前記操作者の移動体に対向する移
動体、前記操作者の移動体と衝突した移動体、前記操作
者の移動体に後続する移動体、前記操作者の移動体と衝
突した移動体に後続する移動体、又は、歩行者の視点で
あることを特徴とする運転模擬方法。 - 【請求項17】 請求項9乃至16のいずれか1項に記
載の方法を実行するプログラム。 - 【請求項18】 請求項9乃至16のいずれか1項に記
載の方法を実行するプログラムを記憶する記憶媒体。
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