JPH0588605A - ライデイングシミユレーシヨン装置 - Google Patents

ライデイングシミユレーシヨン装置

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JPH0588605A
JPH0588605A JP20705691A JP20705691A JPH0588605A JP H0588605 A JPH0588605 A JP H0588605A JP 20705691 A JP20705691 A JP 20705691A JP 20705691 A JP20705691 A JP 20705691A JP H0588605 A JPH0588605 A JP H0588605A
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JP
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image
simulated
driver
curved screen
vehicle
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Withdrawn
Application number
JP20705691A
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English (en)
Inventor
Yukio Miyamaru
幸夫 宮丸
Goro Yamazaki
五郎 山崎
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19924221602 priority patent/DE4221602A1/de
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/04Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of land vehicles
    • G09B9/05Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of land vehicles the view from a vehicle being simulated

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像装置から発せられる光が運転者によって
遮られることがなく、かつ運転者にとって見やすい画像
が得られる二輪車のライディングシミュレーション装置
を提供する。 【構成】 ディスプレイ手段は、模擬二輪車の存する側
に中心を持つ湾曲スクリーンと、該湾曲スクリーンに背
面から画像を投影する映像装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人が搭乗可能な模擬
二輪車を用い、運転者の操縦操作に従って走行状態をシ
ミュレートするライディングシミュレーション装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、模擬車両とCRTディスプレイと
を組み合わせ、操縦操作に合わせてこのディスプレイ手
段を変化させ、ライディング感覚でゲームを楽しめるよ
うにした遊戯用のシミュレーション装置が知られてい
る。そして、この種のライディングシミュレーション装
置において、ディスプレイ手段に、模擬車両の存する側
に中心を持つ湾曲スクリーンと、該湾曲スクリーンに前
面から(模擬車両側から)画像を投影する映像装置を用
いたものが開発されている(特開昭51ー24344号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たシミュレーション装置は飛行機の訓練用として開発さ
れたものであり、これをそのまま二輪車に適用しようと
すると、以下の不具合が生じるおそれがある。
【0004】すなわち、二輪車の場合、操縦操作に応じ
て車両がロール動、ヨー動、およびピッチ動を行うた
め、運転者の体、特に頭部が前後左右および上下方向に
動くこととなり、この運転者の頭部によって映像装置か
ら発せられた光が遮られてしまうと言う不具合が生じる
おそれがある。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、映像装置から発せられる光が運転者によって遮
られることがなく、かつ運転者にとって見やすい画像が
得られる二輪車のライディングシミュレーション装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、運転者によって操縦操作される模擬二輪車と、
この模擬二輪車の前方に対向配置され、予め記録してお
いた走行シーンを画像表示するディスプレイ手段と、前
記模擬二輪車に模擬走行挙動を与える可動手段と、前記
操縦操作に対応して前記ディスプレイ手段と可動手段と
を制御し、走行状態をシミュレートする制御手段とから
構成されるライディングシミュレーション装置におい
て、前記ディスプレイ手段は、前記模擬二輪車の存する
側に中心を持つ湾曲スクリーンと、該湾曲スクリーンに
背面から画像を投影する映像装置とを具備することを特
徴としている。
【0007】請求項2記載の発明では、前記映像装置
は、ミラーによる反射映像を用いて前記湾曲スクリーン
に背面から投影することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成のライディングシミュレーション装置
によれば、映像装置から湾曲スクリーンへ映し出される
画像は、湾曲スクリーンの背面側から供されるので、そ
れが模擬二輪車あるいはその運転者の動きによって妨げ
られることはなく、また湾曲スクリーンによって映し出
される画像は運転者にとって見易くかつ臨場感のある像
となる。また、ミラーによる反射映像を用いて前記湾曲
スクリーンに背面から投影する構造とすれば、短い距離
で光路を長くとることができ、装置全体のコンパクト化
が図れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 A.実施例の機械的構成 図1〜図3は、この発明の一実施例によるライディング
シミュレーション装置の機械的構成を示す側面図、背面
図および平面図である。まず、図1を参照し、この実施
例の概略構造を説明する。この図において、1は基台、
2はこの基台1に配設される可動機構部である。3は実
際の二輪車を模倣した模擬二輪車である。この模擬二輪
車3は、車体フレーム20、ハンドル機構21、これら
覆うカウリング/シート、および車体該フレーム20に
配備されて運転者の運転操作を検出する各種センサ等か
ら構成されている。なお、この各種センサの詳細につい
ては後述する。
【0010】4は基台1に対向配置され、二輪車の運転
状況を音響および映像により再現するディスプレイ装置
である。このディスプレイ装置4は、走行シーン等の映
像を投影するビデオプロジェクタ17と、該プロジェク
タ17から投影された画像を反射する一次反射鏡15お
よび二次反射鏡13と、湾曲スクリーン14とから構成
され、運転状況に対応した映像を再現する。また、この
ディスプレイ装置4には、運転者に対して左右R/Lチ
ャンネルのステレオ音場を形成するスピーカSPと、搭
乗時のライティングを施すスポットライトLと、運転者
に対して走行感を与えるための送風用ファン89とが所
定箇所に据え付けられている。送風用ファン89は、プ
ロジェクタ17が配置される湾曲スクリーン14背部の
ブース内に配置される。この送風用ファン89はブース
内の温度上昇を押さえる働きも行うものであり、車速が
0の時でも一定時間オン状態となるように制御される。
【0011】次に、図1〜図3を参照し、上述した可動
機構部2の概略構成について説明する。この可動機構部
2は、模擬二輪車3に配設され、運転者の運転操作を検
出する各種センサの出力に基づき該模擬二輪車3にロー
ル動、ピッチ動およびヨー動を与えるものである。この
ような可動機構部2は、ピッチ可動機構22と、ロール
可動機構23と、ヨー可動機構24とからなる。ピッチ
可動機構22は、模擬二輪車3を構成する車体フレーム
20と係合し、該フレーム20を上下動させてピッチ動
を与える。ロール可動機構23は、このピッチ可動機構
22と共に、模擬二輪車3をロール軸23a回りに傾動
させてロール動を与える。
【0012】ヨー可動機構24は、基台1の長手方向前
部および後部の所定位置にそれぞれ敷設されたスライド
レール24bの間に固設されたスライドモータと、この
モータに接続されるギアボックスおよびシャフト24a
とから構成されており、基台1上に配設されるスライド
テーブル8を左右逆方向に移動させることで、上記ピッ
チ可動機構22およびロール可動機構23と共に、模擬
二輪車3を左右にスイングさせてヨー動を与えるように
している。こうしたロール可動機構23とヨー可動機構
24とは、図4に示すように、回転支持部24cを介し
て連設しており、上記ヨー動を与えた時に、ロール軸2
3aをもスイングさせるように構成されている。なお、
これら可動機構22,23,24は、それぞれ図示され
ていないコンピュータシステムによって制御されるもの
であり、このコンピュータシステムの構成については後
述する。
【0013】次に、図4〜図17を参照し、このライデ
ィングシミュレーション装置各部の構成について説明す
る。 (a)基台1の構成 図5は、上述した基台1の要部を示す分解斜視図であ
る。この図において、5はこの基台1の主体をなす基台
フレームである。この基台フレーム5の上面には、メイ
ンボード7が固設されると共に、このメインボード7上
にスライドプレート8aを介して上述したスライドテー
ブル8が摺動自在に配設される。ここで、スライドテー
ブル8は、上述したヨー可動機構24によって可動す
る。メインボード7とスライドテーブル8とはともに、
持ち運びの便宜を考慮し分割可能な構造としている。す
なわち、図19に示すように厚さを本体の半分に設定さ
れた互いの接合部7a(8a)を、ボルト7b(8b)
とナット7c(8c)によって固定する構造としてい
る。なお、これら床部は、リアルな感じが得られるよ
う、路面色とほぼ同じ色になるように着色されている。
【0014】6は基台1の長手方向両側面に固定される
ステップ架台である。このステップ架台6には、昇降用
ステップ板6aと側板6bとがそれぞれ固設される。9
はメインボード7上に敷設される各種ケーブルのコネク
タ端を固定するコネクタカバーである。また、5aは基
台1の下部周囲を覆う可撓性を有するカバーである。こ
れにより、基台1の下端に設けた傾斜調整機構5bを調
整するときに生じがちな、地面と基台1下端との間の隙
間をなくし、基台1内に搨塵埃等が侵入するのを未然に
防ぐ。
【0015】(b)ディスプレイ装置4の構成 図6〜図8は、上述したディスプレイ装置4の構造を示
す分解斜視図である。まず、図6は該装置4のフレーム
構造を示す図である。この図に示すように、ディスプレ
イ装置4は、プロジェクタ部フレーム10と、スクリー
ン部フレーム11と、これらフレームを接続するフレー
ムクロス12とから構成される。プロジェクタ部フレー
ム10には、前述したビデオプロジェクタ17と、二次
反射鏡13とが配備され、この二次反射鏡13は図中B
で示される位置に取付けられる。また、スクリーン部フ
レーム11には、図中Aで示す位置に湾曲スクリーン1
4が固定される。
【0016】一方、一次反射鏡15は、図7に示すフレ
ーム構造の一次反射鏡固定フレーム16によって固定さ
れる。そして、該フレーム16は、図6に示す位置Cに
配設される。これにより、ビデオプロジェクタ17の映
像は、図1に示す光路を経て湾曲スクリーン14上へ投
影される。この湾曲スクリーン14は、模擬二輪車3が
存する側に中心を持つようにスクリーン面に所定の曲率
を持たせて湾曲させたものである。このようにすること
で、投影画像が良好になるばかりか、模擬二輪車3の運
転者に対して臨場感のある走行シーンを与えることがで
きる。なお、好ましくは、模擬二輪車上の運転者からス
クリーンまでの距離が等しくなるように、言い換えれば
曲率中心が運転者の近傍に位置するように、スクリーン
14を湾曲させる。運転者のスクリーン14に対する焦
点距離の変化を押さえてできるだけ見易くするためであ
る。
【0017】なお、運転者は主にスクリーンの中心部分
に重点をおいて見ることから、スクリーンの中心部分の
み鮮明な画像が得られるようにすれば足りる。勿論、湾
曲スクリーン14の左右両端部に映し出される画像を、
一次あるいは二次反射鏡13,15の反射面形状を適宜
形状にすることによって、鮮明な像が得られるように調
整してもよい。
【0018】次に、図8は上記フレームに装着されるパ
ネルの組み立てを示すアセンブリ図である。この図に示
すように、まず、プロジェクタ部フレーム10の両側面
にプロジェクタ部側板18jが取付けられる。なお、こ
のプロジェクタ部側板18jには、ドア部材18kが設
置される。次いで、フレーム10とフレーム11との間
にサイドボード18iが取付けられ、さらに、スクリー
ン部フレーム11の両側面には、このサイドボード18
iと嵌合するスクリーン部側板18cが取付けられる。
また、この側板18cには、湾曲スクリーン14を囲む
ためのスライドボード18aが嵌合するようになってい
る。
【0019】スライドボード18aの内側には、前述し
たスピーカSPを装着するためのスピーカ取付板が取付
けられる。次に、これらフレーム10,11の上面およ
びフレーム11の背面にかけて、天板18d〜18gが
取付けられ、ディスプレイ装置4の屋根を形成する。な
お、天板18dには、前述したスポットライトL(図1
参照)と、送信器とが配設される。ここで、この送信器
は、運転者が装着するヘルメットに内蔵されたヘッドホ
ンへ音声を送信するためのものである。このヘッドホン
は、受信器とスピーカとが一体化されたものである。な
お、この送信手段としては、FM等の電波や赤外線など
が考えられる。
【0020】(c)模擬二輪車3の構成 次に、図9を参照し、模擬二輪車3およびこれに係合す
るピッチ可動機構22の要部の構成について説明する。
この図において、21aは運転者のハンドル操作に対応
した反力を与えるハンドル可動モータであり、これによ
り実際に近いハンドル操作感を産み出している。21b
はこのハンドル操作時のトルクを検出するハンドルトル
クセンサである。21cは上記ハンドル可動モータ21
aを支持するモータステーである。
【0021】車体フレーム20には、クラッチ操作を検
出するクラッチセンサ25、スロットル操作を検出する
スロットルセンサ26、ギアチェンジ操作を検出するギ
アチェンジスイッチ27aおよびコーナリング時におけ
る運転者の体重移動を検出するリーントルクセンサ28
等が取付けられている。また、この車体フレーム20の
前部および後部には、走行音あるいはエンジン音等の運
転状況を再現するフロントスピーカFSP、リアスピー
カRSPが配備されている。さらに、この車体フレーム
20の底部には、ギアチェンジ機構27およびステップ
を取付けるステーが形成されている。
【0022】29a,29bは、それぞれ車体フレーム
20の底部に固設される前部フレーム取付けブラケット
および後部フレーム取付けブラケットである。これらブ
ラケット29a,29bには、各々取付け機構30a,
30bが装着されており、これら機構30a,30bを
介して前述したピッチ可動機構22が車体フレーム20
に係合されている。なお、このピッチ可動機構22と車
体フレーム20との係合関係については後述する。
【0023】次に、図10〜図17を参照し、上記構成
による模擬二輪車3の各部構造について順次説明する。 車体フレーム20の構造 図10および図11は、それぞれ車体フレーム20の要
部を示す側面図、分解斜視図である。これらの図に示す
ように車体フレーム20は、可動機構部2によってロー
ル動、ピッチ動およびヨー動を与えられるボディフレー
ム50と、該ボディフレーム50に対し後述するように
ロール方向に揺動自在に取り付けられるとともに運転者
が着座するシート(図示略)を支持するシートレール
(シート部)とから構成されている。41はフロントス
ピーカFSPが取付けられるフロントスピーカステーで
ある。42はリアスピーカRSPが取付けられるリアス
ピーカステーである。43は前述したハンドル可動モー
タ21aを取付けるハンドルモータ取付け部、44はス
ロットルセンサ26を取付けるスロットルセンサ取付け
部である。45はギアチェンジ機構取付け部であり、前
述したギアチェンジスイッチ27aおよびチェンジペダ
ル27bが取付けられる。46はステップを装着するた
めのステップホルダステー、51はカウルステーであ
る。これらの部材41,42,43,…51はボディフ
レーム50に固定的に取り付けられている。
【0024】このシートレール40は、図9および図1
1に示すように、その前端部40aがシートレール取付
け機構52を介してホディフレーム50のクロスメンバ
50aに装着される。このシートレール取付け機構52
は、ホルダ、ベアリング等からなり、シートレール40
を揺動自在とするように構成されている。また、シート
レール40の後端40b−2は、前端部40aと同様に
シートレール取付け機構52を介してクロスメンバ50
bに装着される。一方、揺動軸線上とは異なる箇所であ
るシートレール40の後部下端(被固定部)40b−1
は、リーントルクセンサ28を介在させて後部フレーム
取付けブラケット29bに固定される。上記リーントル
クセンサ28には、周知のロードセルが用いられてお
り、こうした構造によれば、運転者の体重移動、例え
ば、コーナリング時の体重移動に応じてシートレール4
0が傾動しようとし、これに伴いリーントルクセンサ2
8に圧力が加わる。この結果、このリーントルクセンサ
28が運転者の体重移動に対応した信号を発生する。ま
た、上記シートレールの前部は、運転者のニーグリップ
部よりも前方に延出されている(図9参照)。
【0025】ピッチ可動機構22の構造 次に、図12および図13を参照し、ピッチ可動機構2
2の要部について説明する。まず、図12に示すよう
に、前部フレーム取付けブラケット29aは、ボディフ
レーム50底部に固定される。ここで、該ブラケット2
9aの底面にはスライドレールが形成されており、この
スライドレールと嵌合して移動自在に取付け機構30a
が装着されている。一方、取付け機構30bは、後部フ
レーム取付けブラケット29bに固定されている。そし
て、これら取付け機構30a,30bは、それぞれこの
ピッチ可動機構22を構成する駆動モータ部60,61
に係合している。
【0026】図13において、駆動モータ部60は、モ
ータ回転を伝達する伝達機構60aと、この伝達機構6
0aを介して正逆回転する回転軸60bと、この回転軸
60bの回転に従って上方または下方に変位する変位機
構60cとから構成されており、前記取付け機構30a
がこの変位機構60cと連接している。また、駆動モー
タ部61もこれと同一の構成であり、前記取付け機構3
0bが変位機構61cと連接している。こうした構成に
よる駆動モータ部60,61は、各々ボディフレーム5
0の前部および後部を上下動させる。例えば、ボディフ
レーム50の前部だけを下げる場合、駆動モータ部60
の回転に応じて変位機構60cを下方に変位させると、
これに伴って取付け機構30aも下方に押し下げられ
る。この際、取付け機構30aは、ブラケット29aに
形成されたスライドレールの前端方向へ移動する。これ
により、ボディフレーム50の前部のみを下方に変位さ
せ、模擬二輪車3を沈み込むように傾斜させることがで
きる。なお、こうした挙動は、実際の二輪車における減
速時、すなわち、ブレーキ操作に応じてフロントフォー
クが沈む動作をシミュレートしている。
【0027】このように、このピッチ可動機構22にあ
っては、ボディフレーム50の前部および後部を独立し
て上下動させることが可能であり、しかも該フレーム5
0前部との支持点が移動するため、単に上下動させるだ
けでなく、上述したように、実際の二輪車の挙動に近い
ピッチ動を与えることができる。例えば、実際の二輪車
で加減速時に起こる「持上がり」または「沈み込み」な
どの前後屈挙動をシミュレートすることができる。
【0028】 チェンジペダルおよびギアチェンジ機構の構造 次に、図14は模擬二輪車3の左側面に配設されるチェ
ンジペダルおよびギアチェンジ機構の構造を示す図であ
る。図において、70はステップホルダステー46(図
9参照)に固定的に取付けられるステップホルダ、71
はチェンジアーム、タイロッドおよびチェンジペダル2
7bから構成されるチェンジペダル機構である。72は
このチェンジペダル機構71と連動するギアチェンジ機
構である。このギアチェンジ機構72は、ギアチェンジ
スイッチプレート72aと、該プレート72aに取付け
られ、前記チェンジペダル機構71と連動するペダルシ
ャフト72bと、このシャフト72によって操作される
チェンジスイッチ72cとから構成されている。このよ
うな構成によれば、実際の二輪車のギアチェンジ操作感
が得られると共に、該操作に応じたギアチェンジ信号が
形成される。
【0029】スロットルセンサ26の構造 図15は、前述したスロットルセンサ26(図9参照)
の構造を示す図である。この図において、26aはポテ
ンショメータ、26bはポテンショメータ取付け板であ
る。26cはポテンショメータ26aの回転軸に装着さ
れるヘリカルカップリング、26dは上記構成要素26
a〜26cが組込まれる取付けプレートである。26e
はスロットルシャフト、26fはスロットルドラムであ
る。上記構成によるスロットルセンサ26は、スロット
ルケーブル(図示略)とスロットルドラム26fとが接
続されており、スロットル開閉操作に応じてドラム26
fが回転する。そして、この回転によりポテンショメー
タ26aの抵抗値が変化してスロットル開度に対応した
信号が形成される。
【0030】クラッチセンサ25の構造 次に、図16は前述したクラッチセンサ25(図9参
照)の構造を示す図である。この図に示すクラッチセン
サ25は、クラッチセンサプレート25aと、このプレ
ート25aを車体フレーム20に固定させるセンサステ
ー25bと、ポテンショメータ25cと、このポテンシ
ョメータ25cを軸支するギア25dと、このギア25
dと歯合するギア25eと、このギア25eを軸支する
アーム25fとから構成されている。
【0031】このような構成によれば、アーム25fに
接続されるクラッチケーブル(図示略)がクラッチ操作
に応じて引かれると、ギア25e,25dを介してポテ
ンショメータ25cが回動する。これにより、クラッチ
操作に対応した信号が形成される。
【0032】ハンドル部75の構造 図14は、ハンドル部75の構造を示す図である。この
図において、75aはキースイッチ、75bはハンドル
パイプ、75cはこのパイプ縁端に取付けられるハンド
ルエンドである。そして、このハンドルエンド75cに
は、エンジン模擬振動用のモータ75eが介挿され、エ
ンドキャップ75dにより固定される。こうしたハンド
ルパイプ75bは、ハンドルスペーサ75fを介してフ
ォークトップ75hに固定される。ここで、上記エンジ
ン模擬振動用のモータ75eは、その回転軸に重りを偏
心させて取り付けられた構造とされており、後述する環
境制御用CPU83から発せられる信号に基づき回転軸
が回転速度制御されて、ハンドルパイプ75bに伝わる
エンジン模擬振動を運転者に与えるようになっている。
なお、75jはスタータスイッチ75kとキルスイッチ
75lを備えるスイッチケース、75mはスロットルグ
リップである。
【0033】B.実施例の電気的構成 次に、図18を参照し、実施例の電気的構成について説
明する。この図において、80は模擬二輪車3に搭載さ
れ、運転者の操縦操作を検出する前述の各種センサと、
実際の運転状況をシミュレートするための各種スイッチ
である。この各種スイッチには、例えば、キルスイッ
チ、ウインカースイッチ、イグニッションスイッチある
いはホーンスイッチ等からなる。81はホストコンピュ
ータである。このホストコンピュータ81は、各種セン
サおよびスイッチ80から供給される検出信号/スイッ
チ操作信号に応じてロール動、ピッチ動およびヨー動を
それぞれ制御するための駆動信号を発生すると共に、前
記検出信号に基づき模擬二輪車3の走行情報を発生す
る。この走行情報とは、模擬二輪車3(以下、自車と略
す)の走行位置座標、走行速度および進行方向等のデー
タから構成されるものである。なお、各種センサから供
給される検出信号はアンプAMPにて一旦増幅されてホ
ストコンピュータ81へ送られる(第9図参照)。
【0034】82は映像制御用CPUであり、ホストコ
ンピュータ81から供給される走行情報に応じてディス
プレイ装置4に映写すべき走行シーンを作成する。ここ
で、ディスプレイ装置4に映し出される走行シーンは、
予め定められた走行路に対してホストコンピュータ81
からシミュレータの位置および速度情報を入力して、コ
ンピュータにより作成されるコンピュータグラフィクイ
メージ(C.G.I.)映像である。
【0035】また、この映像制御用CPU82は、走行
領域に対応した走行地図を記憶手段に登録しており、自
車の走行位置座標をこの走行地図上のポイントに変換す
ると共に、前記走行地図上をランダムに走行させる他車
の座標データを発生し、これらをホストコンピュータ8
1に出力する。ビデオプロジェクタ17は、映像制御用
CPU82から供給される映像を湾曲スクリーン14へ
3原色投影する。なお、このようにして得られる走行シ
ーンは、上述した走行情報に従って変化する。すなわ
ち、このビデオプロジェクタ17は、実際には走行しな
い模擬二輪車3があたかも走行しているように錯覚を起
こさせるため、自車の走行速度に応じて走行シーンの映
像速度を変えるようになっている。
【0036】84a,84bはそれぞれ上述したホスト
コンピュータ81から供給される情報に従って所定画像
を再生出力するレーザディスクプレーヤである。このプ
レーヤ84aは、レーザディスクに予め録画しておいた
他車の画像(静止画像)の内、自車と他車との車間距離
に対応した大きさの他車の画像を、前述した走行情報と
他車の座標とに基づき選択し、これを再生出力する。
【0037】一方、プレーヤ84bは、走行領域内にお
ける各分岐点から走行区間を前進移動しつつ後方撮影し
たコース画像(C.G.I.)を録画しレーザディスク
に記憶しておき、分岐点情報に基づいて自車から見える
べきコース画像を選択して再生する。
【0038】このように、プレーヤ84aからは自車か
ら見える他車の画像が再生出力され、プレーヤ84bか
らは自車後方に見えるコース画像が再生出力される。そ
して、これら両画像は、画像処理装置86によって画像
合成が施される。この画像合成では、周知のクロマキー
合成がなされ、これにより自車後方に見えるコース画像
中に車間距離に応じた大きさの他車の画像が形成され
る。すなわち、このようにして合成された画像は、自車
から望む後方の背景に相当するものになる。
【0039】次に、87はビデオエフェクタである。こ
のビデオエフェクタ87は、画像処理装置86から供給
される合成画像信号によって形成される1フレーム画面
中の所定領域を抽出拡大して出力する。すなわち、この
ビデオエフェクタ87は、上述した合成画像を4分割
し、これらの中から自車の左右に配設されるバックミラ
ーの視野範囲内に映る後方の背景を抽出し、これをバッ
クミラー画像信号として出力する。つまり、4倍に拡大
するわけである。
【0040】そして、このようにして形成されたバック
ミラー画像信号は、模擬二輪車3のバックミラーに埋設
された液晶ディスプレイ88a(L側),88b(R
側)に供給される。この液晶ディスプレイ88a,88
bは、それぞれ液晶パネルと、このパネルに積層され、
該液晶パネルに映し出されるバックミラー像を拡大する
フレネルレンズとから構成されている。このような構成
によれば、模擬二輪車3の走行状態に応じた後方背景が
バックミラーの液晶ディスプレイ88a,88bに映し
出されることになる。これにより、より実際に近い二輪
車の操縦感をシミュレートすることが可能になる。
【0041】次に、85は曲進系の駆動制御用CPUで
ある。この曲進系駆動制御用CPU85は、ホストコン
ピュータ81および各種センサ80から供給される駆動
信号に従って前述したピッチ可動機構22、ロール可動
機構23およびヨー可動機構24の各モータ、すなわち
合計6軸の駆動サーボモータ90を制御する。例えば、
アクセル操作やブレーキ操作で加減速がなされた場合に
は、前述したように、モータ60,61により車体フレ
ーム20を前後屈させ、これにより運転者に加減速感等
を与えるようになっている。
【0042】また、ディスプレイ装置4の映像がコーナ
部に差掛かり、これに応じて運転者がコーナリングによ
る体重移動を行ったときは、ボディフレーム50に対し
てシートレール40が傾動しようとし、このときリーン
トルクセンサ28には体重移動により生じるトルクに応
じた荷重が加わる。このときリーントルクセンサ28か
らの出力信号に基づきモータ23によりロール軸23a
を回転させて模擬二輪車3を横方向に傾動させると共
に、ヨー可動機構24における2つのモータによりスラ
イドテーブル8をスイングさせ、運転者にコーナリング
時の旋回感を与える。
【0043】具体的には、図20に示すように、リーン
トルクセンサ28およびステアリングトルクセンサの各
検出信号に対しスムージングを行い、それら検出信号に
含まれるノイズを除去する。その後、予め記憶されたロ
ールゲインテーブルを基に各ロールゲインを決定する。
図からも明らかなように、ロールゲインkι,ksは、
車重移動変化と車速をパラメータとした3次元マップに
よって決定される。
【0044】次いで、次式に基づいてロール角r1 nを算
出する。 r1 n=∫(ーtsn.ksn+tιn.kιnーh.r1 n-1) tsn:ステアリングトルク(ハンドルトルク) tιn:リーントルク ksn:ゲイン kιn:ゲイン 0<h≦1 (h:ロール安定性) 次いで、自車ロール角対応テーブルを用い、計算された
ロール角r1 nを補正して、実際のロール角rnを求め、
これに基づいてモータ23によりロール軸23aを回転
させて製御する。
【0045】なお、直進系の制御用CPUはホストコン
ピュータ81であり、各種センサおよびスイッチ信号に
従って、車速および座標を演算する。このように、駆動
制御用CPUを曲進系と直進系とを分けて、曲進系CP
Uに各種センサから直接情報を入力する構成にすること
で、ロール可動機構23およびヨー可動機構24を制御
するための演算速度および演算精度を高めることができ
る。
【0046】次に、83は環境制御用CPUである。こ
の環境制御用CPU83は、前述したホストコンピュー
タ81から供給される走行情報や、スイッチ操作信号に
基づきスピーカSP、スポットライトL、振動用モータ
75eおよび送風用ファン89を制御する。
【0047】すなわち、このスピーカSPは、走行情報
に従って生成される排気音やブレーキ音などの走行音を
発する。このとき、風切り音とエンジン音との関係は、
図21に示すように低車速域ではエンジン音の方が大き
く高車速域の場合には逆に風切り音の方が大きくなるよ
うに設定する。走行時の実体の環境により近づけるため
である。また、ステップが地面と接触して生じるときの
車体のバンク角、つなわちステップ音しきい値は、図2
2に示すように車速が高くなるにつれて小さくなるよう
に設定する。これは、車速が高い状態でロールすると、
遠心力が大きくなってサスペンションが大きく沈み込む
ので、バンク角が小さくてもステップが設置することと
なり、それをリアルに再現するためである。
【0048】また、環境制御用CPU83から供給され
る走行情報(エンジン回転数)に基づき、エンジン模擬
振動用のモータ75eは図23に示すように制御され、
ハンドルを介して運転者にエンジン振動を体感させる。
すなわち、セルを押している、いわゆるアイドリング状
態の時にはエンジン模擬振動用のモータ75eの回転数
は高回転となり、その後アイドリングが終わると一旦回
転数は下がりその後エンジン回転数が増すにつれてこの
モータ75eの回転数は増加するように制御される。こ
のように運転者にエンジンをかけている状態を明確に認
識してもらうためのセッティングとなっている。
【0049】また、スポットライトLは、模擬二輪車3
に具備されるイグニションキースイッチ操作に応じて点
灯制御されるものであって、該キースイッチがオフ状態
にある場合には点灯し、オン状態になると、消灯する。
これは、環境制御用CPU83にて行うようにしても良
いが、イグニッションキースイッチにCR回路を入れて
構成しても良い。
【0050】また、前記図18において93はダウンコ
ンバータ合成装置であり、ここでは映像制御用CPU8
2から供給され湾曲スクリーン14に映し出される情報
である画像信号と、前記画像処理装置86で合成処理さ
れたバックミラーに映し出される情報である合成画像信
号とを情報を所定位置にレイアウトした状態で合成す
る。
【0051】次いで、このダウンコンバータ合成装置9
3から出力される画像信号は、合成処理装置94に入力
され、ここでは、各種センサーでから検出される、ブレ
−キが作動したか否かの情報や、ホストコンピュータ8
1で演算された車速等の必要な情報が信号の形で追加さ
れて合成される。以上の処理によって、湾曲スクリーン
14に映し出される情報である画像信号、バックミラー
に映し出される情報である画像信号、フロントおよびリ
ヤのブレーキが作動状態か否かの情報信号等が共に組み
込まれた状態で合成され、該合成信号はビデオカセット
95に録画される。
【0052】そして、このビデオカセット95で録画さ
れた情報は、所定の走行時を必要に応じてビデオプリン
タ96によって印画紙上あるいは普通紙上等に画像の形
で出力される。図24〜図27はビデオプリンタ96か
ら出力された例である。上部映像W1は湾曲スクリーン
14上に映し出された映像を示し、下部映像W2,W3
それぞれ左右のバックミラーに映し出された映像を示
し、中央の表示部W4,W5はフロントおよびリヤのブレ
ーキが作動したか否かを表示し、その左右外側の表示部
6,W7はウインカーが点灯したか否かを表示し、その
下方にある表示部W8は車速を表示する。本実施例で
は、所定の走行時を前方に駐車中の車がある場合(図2
7)や、横断する車があったり(図25)といった運転
者が「ハ」とする状態を設定し、運転者の対応を後に第
3者が判定できるよう出力可能とされている。
【0053】C.実施例の動作 次に、上述した構成における実施例の動作について説明
する。まず、この実施例であるライディングシミュレー
ション装置に主電源が投入されると、ホストコンピュー
タ81は、装置各部を初期化し、待機状態となる。そし
て、図示されていないスタートスイッチが操作される
と、ホストコンピュータ81がこれを検出して映像制御
用CPU82、駆動制御用CPU85および環境制御用
CPU83に動作開始の旨を表すスタート信号を供給す
る。
【0054】この結果、まず、映像制御用CPU82
は、ビデオプロジェクタ83を起動させ初期画像を湾曲
スクリーン14上に投影する。また、駆動制御用CPU
85は可動機構部2を構成する6軸のモータについてサ
ーボ制御を開始する。一方、環境制御用CPU83は、
スポットライトLを点灯し、模擬二輪車3にライティン
グを施す。次いで、この状態で運転者がこの模擬二輪車
3に乗り、イグニッションキーを操作してエンジン起動
状態に設定すると、CPU83がこれに応じてスポット
ライトLを消灯し、スクリーン画面を認識し易い環境に
設定すると共に、スピーカSPよりセルモータ音や、エ
ンジン起動時のエキゾーストノートを発生する。
【0055】次に、運転者がギアチェンジ、クラッチお
よびスロットルを操作して発進すると、これら操作を検
出した各種センサの検出信号に従い、ホストコンピュー
タ81が走行情報を発生する。そして、この走行情報に
応じて映像制御用CPU82が所定の走行シーンを湾曲
スクリーン14に形成させ、駆動制御用CPU85が模
擬二輪車3に所定の走行挙動を与える。さらに、環境制
御用CPU83が振動用モータ75eと送風用ファンと
を駆動し、これにより、運転者に対して走行臨場感を与
える。
【0056】こうしたライディングシミュレーション動
作が例えば、二輪車の運転教習に用いられる場合、教官
は送信器により運転者へ走行指示を与える。この走行指
示は、運転者が装着するヘルメットに内蔵されたヘッド
ホンを介して伝えられる。そして、例えば、いま、教官
の指示に応じて進路変更操作する場合、運転者はバック
ミラーに設けられた液晶ディスプレイ88a,88bに
映し出される映像から自車後方に他車が進行して来ない
ことを確認し、進路変更を行う。そして、この進路変更
操作に応じて可動機構部2が模擬二輪車3に所定の挙動
を与え、かつ、ディスプレイ装置4の映像が該操作に対
応して変化する。
【0057】なお、上記実施例では、1枚の湾曲スクリ
ーン14を用いているが、これに限られることなく持ち
運びを考慮し複数に分割可能な構成にしても良い。ま
た、ビデオプロジェクタ17をディスプレイ装置4の下
部に配置しているが、上部に配置してもよい。さらに、
反射鏡13,15を2個設けているが、これに限られる
ことなく、個数は2個に限られることなく1個あるいは
3個以上設けてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ディスプレイ手段を、前記模擬二輪車の存
する側に中心を持つ湾曲スクリーンと、該湾曲スクリー
ンに背面から画像を投影する映像装置とを具備する構成
にしているから、映像装置から湾曲スクリーンへ映し出
される画像が、模擬二輪車あるいは運転者によって妨げ
られることはなく、しかも運転者にとって見易くかつ臨
場感のある画像が得られる。
【0059】また、請求項2記載の発明では、ミラーに
よる反射映像を用いて前記湾曲スクリーンに背面から投
影する構造としているので、短い距離で光路を長くとる
ことができ、装置の機能を損なうことなくコンパクト化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例の機械的な全体構成を
示す側面図。
【図2】同実施例における機械的な全体構成を示す背面
図。
【図3】同実施例における機械的な全体構成を示す平面
図。
【図4】同実施例における可動機構部2の要部構造を示
す側面図。
【図5】同実施例における基台1の構造を示す分解斜視
図。
【図6】同実施例におけるディスプレイ装置4のフレー
ム構造を示す斜視図。
【図7】同実施例におけるディスプレイ装置4のフレー
ム構造を示す斜視図。
【図8】同実施例におけるディスプレイ装置4の構成を
示す図。
【図9】同実施例における模擬二輪車3の概略構造を示
す側面図。
【図10】同実施例における車体フレーム20の構造を
示す側面図。
【図11】同実施例における車体フレーム20の構造を
説明するための斜視図。
【図12】同実施例における模擬二輪車3の概略構造を
示す正面図。
【図13】同実施例におけるピッチ可動機構22の構造
を示す側面図。
【図14】同実施例におけるハンドル部の構成を示す分
解図。
【図15】同実施例における電気的構成を示すブロック
図。
【図16】同実施例におけるクラッチ線さ25を説明す
るための分解図。
【図17】同実施例におけるハンドル部の構成を示す分
解図。
【図18】同実施例における電気的構成を示すブロック
図。
【図19】メインボード7の縱断面図。
【図20】ロール角決定の処理手順を示すフローチャー
ト図。
【図21】車速が変化したときの風切り音とエンジン音
との関係を示す図。
【図22】車速に対するスッテップ音しきい値の変化を
示す図。
【図23】エンジン回転数に対するエンジン模擬振動用
モータの回転数の変化を示す図。
【図24】ビデオプリンタ96でプリントアウトされた
例を示す図。
【図25】ビデオプリンタ96でプリントアウトされた
他の例を示す図。
【図26】ビデオプリンタ96でプリントアウトされた
他の例を示す図。
【図27】ビデオプリンタ96でプリントアウトされた
さらに他の例を示す図。
【符号の説明】
1…基台、 2…可動機構部、 3…模擬二輪車、 4…ディスプレイ装置(手段)、 13…二次反射鏡 14…スクリーン、 15…一次反射鏡 17…ビデオプロジェクタ 22…ピッチ可動機構、 23…ロール可動機構、 24…ヨー可動機構、 81…ホストコンピュータ、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者によって操縦操作される模擬二輪
    車と、この模擬二輪車の前方に対向配置され、予め記録
    しておいた走行シーンを画像表示するディスプレイ手段
    と、前記模擬二輪車に模擬走行挙動を与える可動手段
    と、前記操縦操作に対応して前記ディスプレイ手段と可
    動手段とを制御し、走行状態をシミュレートする制御手
    段とから構成されるライディングシミュレーション装置
    において、 前記ディスプレイ手段は、前記模擬二輪車の存する側に
    中心を持つ湾曲スクリーンと、該湾曲スクリーンに背面
    から画像を投影する映像装置とを具備することを特徴と
    するライディングシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記映像装置は、ミラーによる反射映像
    を用いて前記湾曲スクリーンに背面から投影することを
    特徴とするライディングシミュレーション装置。
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