JPH0525470U - ライデイングシミユレーシヨン装置 - Google Patents

ライデイングシミユレーシヨン装置

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JPH0525470U
JPH0525470U JP6535191U JP6535191U JPH0525470U JP H0525470 U JPH0525470 U JP H0525470U JP 6535191 U JP6535191 U JP 6535191U JP 6535191 U JP6535191 U JP 6535191U JP H0525470 U JPH0525470 U JP H0525470U
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JP
Japan
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simulated
passenger
seat
wheeled vehicle
vehicle
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JP6535191U
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満 伊勢野
毅人 守岩
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール制御に関し、より実走行時に近いシミ
ュレーションが行える二輪車のライディングシミュレー
ション装置を提供する。 【構成】 模擬二輪車を、可動手段によって制御されか
つ搭乗者の足が載せられるステップが固定される主フレ
ーム部と、該主フレーム部に対しロール方向に揺動自在
に取り付けられるとともに搭乗者が着座するシートを支
持するシート部とを備える構成とし、前記シート部の揺
動軸線上とは異なる箇所に設けられた被固定部を荷重セ
ンサを介して前記主フレーム部に固定支持するととも
に、該シート部の前部を前記搭乗者のニーグリップ部よ
り前方まで延出させた。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 この考案は、人が搭乗可能な模擬二輪車を用い、搭乗者の操縦操作に従って走 行状態をシミュレートするライディングシミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、模擬二輪車とCRTディスプレイとを組み合わせ、ハンドルやアクセル 操作に合わせてこのディスプレイ画面を変化させ、ライディング感覚でゲームを 楽しめるようにした遊戯用のシミュレーション装置が知られている。そして、こ の種のライディングシミュレーション装置において、車体フレームに固定したス テップに荷重センサを取り付け、該ステップに加わる搭乗者による荷重を検出し 、この検出信号を下に模擬二輪車をロール制御(左右方向の傾動制御)する構成 のものが開発されている(米国特許第4887967号参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、実走行時のロール制御は、通常、主にハンドルにかかる荷重を搭乗 者の体重移動によって行われる。しかしながら、上記のようにステップに加わる 荷重をもとに行うロール制御方式では、ステップ加わる荷重と搭乗者の体重移動 との間に直接関連がない場合があるため、実走行時のフィーリング(体感)を再 現することが難しい欠点があった。
【0004】 この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、ロール制御に関し、より実 走行時に近いシミュレーションが行える二輪車のライディングシミュレーション 装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のライディングシミュレーション装置では、模擬二輪車を、可動手段に よって制御されかつ搭乗者の足が載せられるステップが固定される主フレーム部 と、該主フレーム部に対しロール方向に揺動自在に取り付けられるとともに搭乗 者が着座するシートを支持するシート部とを備え、前記シート部の揺動軸線上と は異なる箇所に設けられた被固定部を荷重センサを介して前記主フレーム部に固 定支持するとともに、該シート部の前部を前記搭乗者のニーグリップ部より前方 まで延出させたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成のライディングシミュレーション装置によれば、搭乗者がシート部上 で体重移動をするときに、シート部にトルクが加わり、該トルクはシート部と主 フレーム部との間に介装された荷重センサを介して検出される。また、ニーグリ ップによるトルクもシート部がニーグリップ部より前方に延出していることから 検出することができる。そして、この検出値をともに模擬二輪車がロール制御さ れることとなる。
【0007】 すなわち、模擬二輪車のロール制御は、搭乗者の体重移動を基準に行われるこ ととなり、したがってより実走行時に近いシミュレーションが行われる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の実施例について説明する。
【0009】 A.実施例の機械的構成 図1〜図3は、この考案の一実施例によるライディングシミュレーション装置 の機械的構成を示す側面図、背面図および平面図である。まず、図1を参照し、 この実施例の概略構造を説明する。この図において、1は基台、2はこの基台1 に配設される可動機構部である。3は実際の二輪車を模倣した模擬二輪車である 。この模擬二輪車3は、車体フレーム20、ハンドル機構21、これら覆うカウ リング/シート、および車体該フレーム20に配備されて搭乗者の運転操作を検 出する各種センサ等から構成されている。なお、この各種センサの詳細について は後述する。
【0010】 4は基台1に対向配置され、二輪車の運転状況を音響および映像により再現す るディスプレイ装置である。このディスプレイ装置4は、走行シーン等の映像を 投影するビデオプロジェクタ17と、該プロジェクタ17から投影された画像を 反射する一次反射鏡15および二次反射鏡13と、湾曲スクリーン14とから構 成され、運転状況に対応した映像を再現する。また、このディスプレイ装置4に は、搭乗者に対して左右R/Lチャンネルのステレオ音場を形成するスピーカS Pと、搭乗時のライティングを施すスポットライトLと、搭乗者に対して走行感 を与えるための送風用ファン89とが所定箇所に据え付けられている。
【0011】 次に、図1〜図3を参照し、上述した可動機構部2の概略構成について説明す る。この可動機構部2は、模擬二輪車3に配設され、搭乗者の運転操作を検出す る各種センサの出力に基づき該模擬二輪車3にロール動、ピッチ動およびヨー動 を与えるものである。このような可動機構部2は、ピッチ可動機構22と、ロー ル可動機構23と、ヨー可動機構24とからなる。ピッチ可動機構22は、模擬 二輪車3を構成する車体フレーム20と係合し、該フレーム20を上下動させて ピッチ動を与える。ロール可動機構23は、このピッチ可動機構22と共に、模 擬二輪車3をロール軸23a回りに傾動させてロール動を与える。
【0012】 ヨー可動機構24は、基台1の長手方向前部および後部の所定位置にそれぞれ 敷設されたスライドレール24bの間に固設されたスライドモータと、このモー タに接続されるギアボックスおよびシャフト24aとから構成されており、基台 1上に配設されるスライドテーブル8を左右逆方向に移動させることで、上記ピ ッチ可動機構22およびロール可動機構23と共に、模擬二輪車3を左右にスイ ングさせてヨー動を与えるようにしている。こうしたロール可動機構23とヨー 可動機構24とは、図4に示すように、回転支持部24cを介して連設しており 、上記ヨー動を与えた時に、ロール軸23aをもスイングさせるように構成され ている。なお、これら可動機構22,23,24は、それぞれ図示されていない コンピュータシステムによって制御されるものであり、このコンピュータシステ ムの構成については後述する。
【0013】 次に、図4〜図17を参照し、このライディングシミュレータ装置各部の構成 について説明する。 (a)基台1の構成 図5は、上述した基台1の要部を示す分解斜視図である。この図において、5 はこの基台1の主体をなす基台フレームである。この基台フレーム1の上面には 、メインボード7が固設されると共に、このメインボード7上にスライドプレー ト8aを介して上述したスライドテーブル8が摺動自在に配設される。ここで、 スライドテーブル8は、上述したヨー可動機構24によって可動する。6は基台 1の長手方向両側面に固定されるステップ架台である。このステップ架台6には 、昇降用ステップ板6aと側板6bとがそれぞれ固設される。9はメインボード 7上に敷設される各種ケーブルのコネクタ端を固定するコネクタカバーである。
【0014】 (b)ディスプレイ装置4の構成 図6〜図8は、上述したディスプレイ装置4の構造を示す分解斜視図である。 まず、図6は該装置4のフレーム構造を示す図である。この図に示すように、デ ィスプレイ装置4は、プロジェクタ部フレーム10と、スクリーン部フレーム1 1と、これらフレームを接続するフレームクロス12とから構成される。プロジ ェクタ部フレーム10には、前述したビデオプロジェクタ17と、二次反射鏡1 3とが配備され、この二次反射鏡13は図中Bで示される位置に取付けられる。 また、スクリーン部フレーム11には、図中Aで示す位置に湾曲スクリーン14 が固定される。
【0015】 一方、一次反射鏡15は、図7に示すフレーム構造の一次反射鏡固定フレーム 16によって固定される。そして、該フレーム16は、図6に示す位置Cに配設 される。これにより、ビデオプロジェクタ17の映像は、図1に示す光路を経て 湾曲スクリーン14上へ投影される。この湾曲スクリーン14は、スクリーン面 に所定の曲率を持たせて湾曲させたものである。このようにすることで、投影画 像が良好になるばかりか、模擬二輪車3の搭乗者に対して臨場感のある走行シー ンを与えることができる。
【0016】 次に、図8は上記フレームに装着されるパネルの組み立てを示すアセンブリ図 である。この図に示すように、まず、プロジェクタ部フレーム10の両側面にプ ロジェクタ部側板18jが取付けられる。なお、このプロジェクタ部側板18j には、ドア部材18kが設置される。次いで、フレーム10とフレーム11との 間にサイドボード18iが取付けられ、さらに、スクリーン部フレーム11の両 側面には、このサイドボード18iと嵌合するスクリーン部側板18cが取付け られる。また、この側板18cには、湾曲スクリーン14を囲むためのスライド ボード18aが嵌合するようになっている。
【0017】 スライドボード18aの内側には、前述したスピーカSPを装着するためのス ピーカ取付板が取付けられる。次に、これらフレーム10,11の上面およびフ レーム11の背面にかけて、天板18d〜18gが取付けられ、ディスプレイ装 置4の屋根を形成する。なお、天板18dには、前述したスポットライトL(図 1参照)と、送信器とが配設される。ここで、この送信器は、搭乗者が装着する ヘルメットに内蔵されたヘッドホンへ音声を送信するためのものである。このヘ ッドホンは、受信器とスピーカとが一体化されたものである。なお、この送信手 段としては、FM等の電波や赤外線などが考えられる。
【0018】 (c)模擬二輪車3の構成 次に、図9を参照し、模擬二輪車3およびこれに係合するピッチ可動機構22 の要部の構成について説明する。この図において、21aは搭乗者のハンドル操 作に対応した反力を与えるハンドル可動モータであり、これにより実際に近いハ ンドル操作感を産み出している。21bはこのハンドル操作時のトルクを検出す るハンドルトルクセンサである。21cは上記ハンドル可動モータ21aを支持 するモータステーである。
【0019】 車体フレーム20には、クラッチ操作を検出するクラッチセンサ25、スロッ トル操作を検出するスロットルセンサ26、ギアチェンジ操作を検出するギアチ ェンジスイッチ27aおよびコーナリング時における搭乗者の体重移動を検出す るリーントルクセンサ28等が取付けられている。また、この車体フレーム20 の前部および後部には、走行音あるいはエンジン音等の運転状況を再現するフロ ントスピーカFSP、リアスピーカRSPが配備されている。さらに、この車体 フレーム20の底部には、ギアチェンジ機構27およびステップを取付けるステ ーが形成されている。
【0020】 29a,29bは、それぞれ車体フレーム20の底部に固設される前部フレー ム取付けブラケットおよび後部フレーム取付けブラケットである。これらブラケ ット29a,29bには、各々取付け機構30a,30bが装着されており、こ れら機構30a,30bを介して前述したピッチ可動機構22が車体フレーム2 0に係合されている。なお、このピッチ可動機構22と車体フレーム20との係 合関係については後述する。
【0021】 次に、図10〜図17を参照し、上記構成による模擬二輪車3の各部構造につ いて順次説明する。 車体フレーム20の構造 図10および図11は、それぞれ車体フレーム20の要部を示す側面図、分解 斜視図である。これらの図に示すように車体フレーム20は、可動機構部2によ ってロール動、ピッチ動およびヨー動を与えられるボディフレーム50と、該ボ ディフレーム50に対し後述するようにロール方向に揺動自在に取り付けられる とともに搭乗者が着座するシート(図示略)を支持するシートレール(シート部 )とから構成されている。41はフロントスピーカFSPが取付けられるフロン トスピーカステーである。42はリアスピーカRSPが取付けられるリアスピー カステーである。43は前述したハンドル可動モータ21aを取付けるハンドル モータ取付け部、44はスロットルセンサ26を取付けるスロットルセンサ取付 け部である。45はギアチェンジ機構取付け部であり、前述したギアチェンジス イッチ27aおよびチェンジペダル27bが取付けられる。46はステップを装 着するためのステップホルダステー、51はカウルステーである。これらの部材 41,42,43,…51はボディフレーム50に固定的に取り付けられている 。
【0022】 このシートレール40は、図9および図11に示すように、その前端部40a がシートレール取付け機構52を介してホディフレーム50のクロスメンバ50 aに装着される。このシートレール取付け機構52は、ホルダ、ベアリング等か らなり、シートレール40を揺動自在とするように構成されている。また、シー トレール40の後端40b−2は、前端部40aと同様にシートレール取付け機 構52を介してクロスメンバ50bに装着される。一方、揺動軸線上とは異なる 箇所であるシートレール40の後部下端(被固定部)40b−1は、リーントル クセンサ28を介在させて後部フレーム取付けブラケット29bに固定される。 上記リーントルクセンサ28には、周知のロードセルが用いられており、こうし た構造によれば、搭乗者の体重移動、例えば、コーナリング時の体重移動に応じ てシートレール40が傾動しようとし、これに伴いリーントルクセンサ28に圧 力が加わる。この結果、このリーントルクセンサ28が搭乗者の体重移動に対応 した信号を発生する。また、上記シートレール40の前部は、搭乗者のニーグリ ップ部Nよりも前方に延出されている。
【0023】 ピッチ可動機構22の構造 次に、図12および図13を参照し、ピッチ可動機構22の要部について説明 する。まず、図12に示すように、前部フレーム取付けブラケット29aは、ボ ディフレーム50底部に固定される。ここで、該ブラケット29aの底面にはス ライドレールが形成されており、このスライドレールと嵌合して移動自在に取付 け機構30aが装着されている。一方、取付け機構30bは、後部フレーム取付 けブラケット29bに固定されている。そして、これら取付け機構30a,30 bは、それぞれこのピッチ可動機構22を構成する駆動モータ部60,61に係 合している。
【0024】 図13において、駆動モータ部60は、モータ回転を伝達する伝達機構60a と、この伝達機構60aを介して正逆回転する回転軸60bと、この回転軸60 bの回転に従って上方または下方に変位する変位機構60cとから構成されてお り、前記取付け機構30aがこの変位機構60cと連接している。また、駆動モ ータ部61もこれと同一の構成であり、前記取付け機構30bが変位機構61c と連接している。こうした構成による駆動モータ部60,61は、各々ボディフ レーム50の前部および後部を上下動させる。例えば、ボディフレーム50の前 部だけを下げる場合、駆動モータ部60の回転に応じて変位機構60cを下方に 変位させると、これに伴って取付け機構30aも下方に押し下げられる。この際 、取付け機構30aは、ブラケット29aに形成されたスライドレールの前端方 向へ移動する。これにより、ボディフレーム50の前部のみを下方に変位させ、 模擬二輪車3を沈み込むように傾斜させることができる。なお、こうした挙動は 、実際の二輪車における減速時、すなわち、ブレーキ操作に応じてフロントフォ ークが沈む動作をシミュレートしている。
【0025】 このように、このピッチ可動機構22にあっては、ボディフレーム50の前部 および後部を独立して上下動させることが可能であり、しかも該フレーム50前 部との支持点が移動するため、単に上下動させるだけでなく、上述したように、 実際の二輪車の挙動に近いピッチ動を与えることができる。例えば、実際の二輪 車で加減速時に起こる「持上がり」または「沈み込み」などの前後屈挙動をシミ ュレートすることができる。
【0026】 チェンジペダルおよびギアチェンジ機構の構造 次に、図14は模擬二輪車3の左側面に配設されるチェンジペダルおよびギア チェンジ機構の構造を示す図である。図において、70はステップホルダステー 46(図9参照)に固定的に取付けられるステップホルダ、71はチェンジアー ム、タイロッドおよびチェンジペダル27bから構成されるチェンジペダル機構 である。72はこのチェンジペダル機構71と連動するギアチェンジ機構である 。このギアチェンジ機構72は、ギアチェンジスイッチプレート72aと、該プ レート72aに取付けられ、前記チェンジペダル機構71と連動するペダルシャ フト72bと、このシャフト72によって操作されるチェンジスイッチ72cと から構成されている。このような構成によれば、実際の二輪車のギアチェンジ操 作感が得られると共に、該操作に応じたギアチェンジ信号が形成される。
【0027】 スロットルセンサ26の構造 図15は、前述したスロットルセンサ26(図9参照)の構造を示す図である 。この図において、26aはポテンショメータ、26bはポテンショメータ取付 け板である。26cはポテンショメータ26aの回転軸に装着されるヘリカルカ ップリング、26dは上記構成要素26a〜26cが組込まれる取付けプレート である。26eはスロットルシャフト、26fはスロットルドラムである。上記 構成によるスロットルセンサ26は、スロットルケーブル(図示略)とスロット ルドラム26fとが接続されており、スロットル開閉操作に応じてドラム26f が回転する。そして、この回転によりポテンショメータ26aの抵抗値が変化し てスロットル開度に対応した信号が形成される。
【0028】 クラッチセンサ25の構造 次に、図16は前述したクラッチセンサ25(図9参照)の構造を示す図であ る。この図に示すクラッチセンサ25は、クラッチセンサプレート25aと、こ のプレート25aを車体フレーム20に固定させるセンサステー25bと、ポテ ンショメータ25cと、このポテンショメータ25cを軸支するギア25dと、 このギア25dと歯合するギア25eと、このギア25eを軸支するアーム25 fとから構成されている。
【0029】 このような構成によれば、アーム25fに接続されるクラッチケーブル(図示 略)がクラッチ操作に応じて引かれると、ギア25e,25dを介してポテンシ ョメータ25cが回動する。これにより、クラッチ操作に対応した信号が形成さ れる。
【0030】 ハンドル部75の構造 図14は、ハンドル部75の構造を示す図である。この図において、75aは キースイッチ、75bはハンドルパイプ、75cはこのパイプ縁端に取付けられ るハンドルエンドである。そして、このハンドルエンド75cには、エンジン模 擬振動用のモータ75eが介挿され、エンドキャップ75dにより固定される。 こうしたハンドルパイプ75bは、ハンドルスペーサ75fを介してフォークト ップ75hに固定される。ここで、上記エンジン模擬振動用のモータ75eは、 その回転軸に重りを偏心させて取り付けられた構造とされており、後述する環境 制御用CPU83から発せられる信号に基づき回転軸が回転速度制御されて、ハ ンドルパイプ75bに伝わるエンジン模擬振動を搭乗者に与えるようになってい る。なお、75jはスタータスイッチ75kとキルスイッチ75lを備えるスイ ッチケース、75mはスロットルグリップである。
【0031】 B.実施例の電気的構成 次に、図18を参照し、実施例の電気的構成について説明する。この図におい て、80は模擬二輪車3に搭載され、搭乗者の操縦操作を検出する前述の各種セ ンサと、実際の運転状況をシミュレートするための各種スイッチである。この各 種スイッチには、例えば、キルスイッチ、ウインカースイッチ、イグニッション スイッチあるいはホーンスイッチ等からなる。81はホストコンピュータである 。このホストコンピュータ81は、各種センサおよびスイッチ80から供給され る検出信号/スイッチ操作信号に応じてロール動、ピッチ動およびヨー動をそれ ぞれ制御するための駆動信号を発生すると共に、前記検出信号に基づき模擬二輪 車3の走行情報を発生する。この走行情報とは、模擬二輪車3(以下、自車と略 す)の走行位置座標、走行速度および進行方向等のデータから構成されるもので ある。なお、各種センサから供給される検出信号はアンプAMPにて一旦増幅さ れてホストコンピュータ81へ送られる(第9図参照)。
【0032】 82は映像制御用CPUであり、ホストコンピュータ81から供給される走行 情報に応じてディスプレイ装置4に映写すべき走行シーンを作成する。ここで、 ディスプレイ装置4に映し出される走行シーンは、予め定められた走行路に対し てホストコンピュータ81からシミュレータの位置および速度情報を入力して、 コンピュータにより作成されるコンピュータグラフィクイメージ(C.G.I. )映像である。
【0033】 また、この映像制御用CPU82は、走行領域に対応した走行地図を記憶手段 に登録しており、自車の走行位置座標をこの走行地図上のポイントに変換すると 共に、前記走行地図上をランダムに走行させる他車の座標データを発生し、これ らをホストコンピュータ81に出力する。ビデオプロジェクタ17は、映像制御 用CPU82から供給される映像を湾曲スクリーン14へ3原色投影する。なお 、このようにして得られる走行シーンは、上述した走行情報に従って変化する。 すなわち、このビデオプロジェクタ17は、実際には走行しない模擬二輪車3が あたかも走行しているように錯覚を起こさせるため、自車の走行速度に応じて走 行シーンの映像速度を変えるようになっている。
【0034】 84a,84bはそれぞれ上述したホストコンピュータ81から供給される情 報に従って所定画像を再生出力するレーザディスクプレーヤである。このプレー ヤ84aは、レーザディスクに予め録画しておいた他車の画像(静止画像)の内 、自車と他車との車間距離に対応した大きさの他車の画像を、前述した走行情報 と他車の座標とに基づき選択し、これを再生出力する。
【0035】 一方、プレーヤ84bは、走行領域内における各分岐点から走行区間を前進移 動しつつ後方撮影したコース画像(C.G.I.)を録画しレーザディスクに記 憶しておき、分岐点情報に基づいて自車から見えるべきコース画像を選択して再 生する。
【0036】 このように、プレーヤ84aからは自車から見える他車の画像が再生出力され 、プレーヤ84bからは自車後方に見えるコース画像が再生出力される。そして 、これら両画像は、画像処理装置86によって画像合成が施される。この画像合 成では、周知のクロマキー合成がなされ、これにより自車後方に見えるコース画 像中に車間距離に応じた大きさの他車の画像が形成される。すなわち、このよう にして合成された画像は、自車から望む後方の背景に相当するものになる。
【0037】 次に、87はビデオエフェクタである。このビデオエフェクタ87は、画像処 理装置86から供給される合成画像信号によって形成される1フレーム画面中の 所定領域を抽出拡大して出力する。すなわち、このビデオエフェクタ87は、上 述した合成画像を4分割し、これらの中から自車の左右に配設されるバックミラ ーの視野範囲内に映る後方の背景を抽出し、これをバックミラー画像信号として 出力する。つまり、4倍に拡大するわけである。
【0038】 そして、このようにして形成されたバックミラー画像信号は、模擬二輪車3の バックミラーに埋設された液晶ディスプレイ88a(L側),88b(R側)に 供給される。この液晶ディスプレイ88a,88bは、それぞれ液晶パネルと、 このパネルに積層され、該液晶パネルに映し出されるバックミラー像を拡大する フレネルレンズとから構成されている。このような構成によれば、模擬二輪車3 の走行状態に応じた後方背景がバックミラーの液晶ディスプレイ88a,88b に映し出されることになる。これにより、より実際に近い二輪車の操縦感をシミ ュレートすることが可能になる。
【0039】 次に、85は曲進系の駆動制御用CPUである。この曲進系駆動制御用CPU 85は、ホストコンピュータ81および各種センサ80から供給される駆動信号 に従って前述したピッチ可動機構22、ロール可動機構23およびヨー可動機構 24の各モータ、すなわち合計6軸の駆動サーボモータ90を制御する。例えば 、アクセル操作やブレーキ操作で加減速がなされた場合には、前述したように、 モータ60,61により車体フレーム20を前後屈させ、これにより搭乗者に加 減速感等を与えるようになっている。
【0040】 また、ディスプレイ装置4の映像がコーナ部に差掛かり、これに応じて搭乗者 がコーナリングによる体重移動を行ったときは、ボディフレーム50に対してシ ートレール40が傾動しようとし、このときリーントルクセンサ28には体重移 動により生じるトルクに応じた荷重が加わる。このときリーントルクセンサ28 からの出力信号に基づきモータ23によりロール軸23aを回転させて模擬二輪 車3を横方向に傾動させると共に、ヨー可動機構24における2つのモータによ りスライドテーブル8をスイングさせ、搭乗者にコーナリング時の旋回感を与え る。
【0041】 具体的には、図19に示すように、リーントルクセンサ28およびステアリン グトルクセンサの各検出信号に対しスムージングを行い、それら検出信号に含ま れるノイズを除去する。その後、予め記憶されたロールゲインテーブルを基に各 ロールゲインを決定する。図からも明らかなように、ロールゲインkι,ksは 、 車重移動変化と車速をパラメータとした3次元マップによって決定される。
【0042】 次いで、次式に基づいてロール角r1Nを算出する。 r1 N=∫(ーtsN.ksN+tιN.kιNーh.r1 N-1) tsN:ステアリングトルク(ハンドルトルク) tιN:リーントルク ksN:ゲイン kιN:ゲイン 0<h≦1 (h:ロール安定性) 次いで、自車ロール角対応テーブルを用い、計算されたロール角r1 Nを補正し て、実際のロール角rNを求め、これに基づいてモータ23によりロール軸23 aを回転させて製御する。
【0043】 なお、85は直進系の制御用CPUはホストコンピュータ81であり、各種セ ンサおよびスイッチ信号に従って、車速および座標を演算する。このように、駆 動制御用CPUを曲進系と直進系とを分けて、曲進系CPUに各種センサから直 接情報を入力する構成にすることで、ロール可動機構23およびヨー可動機構2 4を制御するための演算速度および演算精度を高めることができる。
【0044】 次に、83は環境制御用CPUである。この環境制御用CPU83は、前述し たホストコンピュータ81から供給される走行情報や、スイッチ操作信号に基づ きスピーカSP、スポットライトL、振動用モータ75eおよび送風用ファン8 9を制御する。すなわち、このスピーカSPは、走行情報に従って生成される排 気音やブレーキ音などの走行音を発し、送風用ファン75eは走行時の風圧を搭 乗者に与える。
【0045】 また、スポットライトLは、模擬二輪車3に具備されるイグニションキースイ ッチ操作に応じて点灯制御されるものであって、該キースイッチがオフ状態にあ る場合には点灯し、オン状態になると、消灯する。これは、環境制御用CPU8 3にてディジタル制御しても良いが、イグニッションキースイッチにCR回路を 入れてアナログ制御しても良い。
【0046】 C.実施例の動作 次に、上述した構成における実施例の動作について説明する。まず、この実施 例であるライディングシミュレーション装置に主電源が投入されると、ホストコ ンピュータ81は、装置各部を初期化し、待機状態となる。そして、図示されて いないスタートスイッチが操作されると、ホストコンピュータ81がこれを検出 して映像制御用CPU82、駆動制御用CPU85および環境制御用CPU83 に動作開始の旨を表すスタート信号を供給する。
【0047】 この結果、まず、映像制御用CPU82は、ビデオプロジェクタ83を起動さ せ初期画像を湾曲スクリーン14上に投影する。また、駆動制御用CPU85は 可動機構部2を構成する6軸のモータについてサーボ制御を開始する。一方、環 境制御用CPU83は、スポットライトLを点灯し、模擬二輪車3にライティン グを施す。次いで、この状態で搭乗者がこの模擬二輪車3に乗り、イグニッショ ンキーを操作してエンジン起動状態に設定すると、CPU83がこれに応じてス ポットライトLを消灯し、スクリーン画面を認識し易い環境に設定すると共に、 スピーカSPよりセルモータ音や、エンジン起動時のエキゾーストノートを発生 する。
【0048】 次に、搭乗者がギアチェンジ、クラッチおよびスロットルを操作して発進する と、これら操作を検出した各種センサの検出信号に従い、ホストコンピュータ8 1が走行情報を発生する。そして、この走行情報に応じて映像制御用CPU82 が所定の走行シーンを湾曲スクリーン14に形成させ、駆動制御用CPU85が 模擬二輪車3に所定の走行挙動を与える。さらに、環境制御用CPU83が振動 用モータ75eと送風用ファンとを駆動し、これにより、搭乗者に対して走行臨 場感を与える。
【0049】 こうしたライディングシミュレーション動作が例えば、二輪車の運転教習に用 いられる場合、教官は送信器により搭乗者へ走行指示を与える。この走行指示は 、搭乗者が装着するヘルメットに内蔵されたヘッドホンを介して伝えられる。そ して、例えば、いま、教官の指示に応じて進路変更操作する場合、搭乗者はバッ クミラーに設けられた液晶ディスプレイ88a,88bに映し出される映像から 自車後方に他車が進行して来ないことを確認し、進路変更を行う。そして、この 進路変更操作に応じて可動機構部2が模擬二輪車3に所定の挙動を与え、かつ、 ディスプレイ装置4の映像が該操作に対応して変化する。
【0050】 なお、上記実施例では、ステアリングトルクセンサとリーントルクセンサの検 出信号をもとにロール角を決定しているが、これに限られることなく、リーント ルクセンサ28の検出信号のみに基づいて、ロール角を決定してもよい。
【0051】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、模擬二輪車を、可動手段によって制 御されかつ搭乗者の足が載せられるステップが固定される主フレーム部と、該主 フレーム部に対しロール方向に揺動自在に取り付けられるとともに搭乗者が着座 するシートを支持するシート部とを備える構成とし、前記シート部の揺動軸線上 とは異なる箇所に設けられた被固定部を荷重センサを介して前記主フレーム部に 固定支持するとともに、該シート部の前部を前記搭乗者のニーグリップ部より前 方まで延出させた構成にしたから、搭乗者がシート部上で体重移動をするときに 、シート部に加わるトルクをシート部と主フレーム部との間に介装された荷重セ ンサによって検出し、この検出値を下に模擬二輪車をロール制御することができ る。 すなわち、搭乗者の体重移動を基準にした模擬二輪車のロール制御が行え ることとなり、ステップ等に加わる荷重をもとにしたロール制御に比べて、より 実走行時に近いシミュレーションが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による一実施例の機械的な全体構成を
示す側面図。
【図2】同実施例における機械的な全体構成を示す背面
図。
【図3】同実施例における機械的な全体構成を示す平面
図。
【図4】同実施例における可動機構部2の要部構造を示
す側面図。
【図5】同実施例における基台1の構造を示す分解斜視
図。
【図6】同実施例におけるディスプレイ装置4のフレー
ム構造を示す斜視図。
【図7】同実施例におけるディスプレイ装置4のフレー
ム構造を示す斜視図。
【図8】同実施例におけるディスプレイ装置4の構成を
示す図。
【図9】同実施例における模擬二輪車3の概略構造を示
す側面図。
【図10】同実施例における車体フレーム20の構造を
示す側面図。
【図11】同実施例における車体フレーム20の構造を
説明するための斜視図。
【図12】同実施例における模擬二輪車3の概略構造を
示す正面図。
【図13】同実施例におけるピッチ可動機構22の構造
を示す側面図。
【図14】同実施例におけるハンドル部の構成を示す分
解図。
【図15】同実施例における電気的構成を示すブロック
図。
【図16】同実施例におけるクラッチセンサ25を説明
するための分解図。
【図17】同実施例におけるハンドル部の構成を示す分
解図。
【図18】同実施例における電気的構成を示すブロック
図。
【図19】ロール角決定の処理手順を示したフローチャ
ート図。
【符号の説明】
1…基台、 2…可動機構部、 3…模擬二輪車、 4…ディスプレイ装置、 22…ピッチ可動機構、 23…ロール可動機構、 24…ヨー可動機構、 28…リーントルクセンサ(荷重センサ) 40…シートレール(シート部) 50…ボディフレーム(主フレーム部) 81…ホストコンピュータ、 N…ニーグリップ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭乗者によって操縦操作される模擬二輪
    車と、該模擬二輪車に模擬走行挙動を与える可動手段
    と、前記操縦操作に対応して前記可動手段を制御して走
    行状態をシミュレートする制御手段とから構成されるラ
    イディングシミュレーション装置において、 前記模擬二輪車は、前記可動手段によって制御されかつ
    前記搭乗者の足が載せられるステップが固定される主フ
    レーム部と、該主フレーム部に対しロール方向に揺動自
    在に取り付けられるとともに搭乗者が着座するシートを
    支持するシート部とを備え、 前記シート部は、揺動軸線上と異なる箇所に設けられた
    被固定部が荷重センサを介して前記主フレーム部に固定
    支持され、かつ前部が前記搭乗者のニーグリップ部より
    前方まで延出されていることを特徴とするライディング
    シミュレーション装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176779A (ja) * 1995-11-30 2008-07-31 Immersion Corp 触覚をフィードバックするマン−マシンインターフェース
JP2017009717A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 国立大学法人秋田大学 自転車運転シミュレータ

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