JP2003148615A - 自動二輪車の変速装置 - Google Patents

自動二輪車の変速装置

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JP2003148615A
JP2003148615A JP2001349022A JP2001349022A JP2003148615A JP 2003148615 A JP2003148615 A JP 2003148615A JP 2001349022 A JP2001349022 A JP 2001349022A JP 2001349022 A JP2001349022 A JP 2001349022A JP 2003148615 A JP2003148615 A JP 2003148615A
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shifter fork
shaft
gear
transmission
shifter
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JP2001349022A
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Motohide Kunimitsu
元秀 國光
Kazuto Nakamura
和人 中村
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】重量の増加を抑え、シフターフォークの支持剛
性を向上させると共に、小スペースに収納可能な自動二
輪車の変速装置を提供する。 【解決手段】ドライブシャフト52上をスライド可能な
スライダ70を従動ミッションギヤ57に係合可能に配
置し、変速操作によってスライダ70を従動ミッション
ギヤ57に係合させてこれらの従動ミッションギヤ57
とドライブシャフト52とを回転一体にするシフターフ
ォーク73を備えた自動二輪車の変速装置58におい
て、同一のシフターフォークシャフト79上に少なくと
も二本のシフターフォーク73L,73Rを同軸上に配
置し、一方のシフターフォーク73Lをシフターフォー
クシャフト79にスライド自在に軸装すると共に、他方
のシフターフォーク73Rをシフターフォークシャフト
79にその軸方向に移動一体に固着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の変速
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等の小型車両に搭載されるエ
ンジンには変速装置が装備されている。この変速装置
は、クラッチ機構を介してクランクシャフトの回転が伝
達されるカウンターシャフトと、例えばドライブチェー
ンを介して駆動輪である後輪に回転を伝達するドライブ
シャフトとを備え、両シャフトに歯数の異なる複数枚の
ミッションギヤを設けてこれらのミッションギヤの組み
合わせを変えることによって一次減速を行っている。
【0003】ミッションギヤは、例えばシャフトと一体
に回転するギヤと、シャフトと一体に回転し且つシャフ
ト上を軸方向にスライド自在に設けられたスライダギヤ
と、シャフトに遊転自在に設けられ空転するフリーギヤ
とから構成され、これらのギヤは常時噛み合って回転す
る(常時噛合式変速装置)と共に、各ギヤの側面にはド
ッグが形成されている。そして、チェンジペダルアーム
を操作してシフトカムを回転させ、シフトカムの回転に
よってシフターフォークをスライドさせてスライダギヤ
のドッグを隣接するギヤのドッグに係合させて回転一体
化することによりミッションギヤの組み合わせを変えて
いる。
【0004】シフターフォークは、例えば特開昭62−
177339号公報に示すように、一本のシフターフォ
ークシャフトに複数個がスライド自在に設けられている
構造のものが多い。
【0005】また、例えば特開平10−339369号
公報に示すように、一本のシフターフォークシャフトに
一本のシフターフォークを固着して一体化し、このよう
なシフターフォークを複数本配置した構造のものもあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シフターフォークをシ
フターフォークシャフトにスライド自在に設ける場合、
シフターフォークは片持ちで指示されるため、シフター
フォークのこじれを最小限にするためにシフターフォー
クのシフターフォークシャフトへの嵌合部を軸方向に長
くとる必要がある。
【0007】しかしながら、一本のシフターフォークシ
ャフトに複数個のシフターフォークをスライド自在に設
けると、シフターフォークシャフトが長くなってエンジ
ンの幅を拡張してしまう。また、シフターフォークシャ
フトが長くなるとシャフト剛性が低下してシフターフォ
ークのスライド性が低下するため、中空のシャフト内径
を小さくする必要があるなど重量の増加を招く。
【0008】一方、一本のシフターフォークシャフトに
一本のシフターフォークを固着して一体化した場合、上
記こじれの発生は抑えられるが、独立した複数本のシフ
ターフォークおよびシフターフォークシャフトのセット
を収納するためにエンジンケース内に広いスペースが必
要となり、エンジンの大型化を招くと共に、エンジンケ
ース側に各セットのボスなどが必要となって重量の増加
を招く。さらに、シフターフォークとシフターフォーク
シャフトとが一体化されたセットは組付け自由度がな
く、変速装置を構成する他の部材をサブアッセンブリし
た状態でエンジンケースに組付ける必要があって組付け
作業性が悪い。
【0009】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、重量の増加を抑え、シフターフォークの支持剛
性を向上させると共に、小スペースに収納可能な自動二
輪車の変速装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、シフターフォークの
作動性を向上させて確実なシフト性を得ると共に、組付
け作業性の良い自動二輪車の変速装置を提供するにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の変速装置は、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、クラッチ機構を介してクランクシ
ャフトの回転が伝達されるカウンターシャフトと、駆動
輪に回転を伝達するドライブシャフトとを備え、上記カ
ウンターシャフト上に複数枚の駆動ミッションギヤを回
転一体に設け、これらの駆動ミッションギヤに常時噛み
合う複数枚の従動ミッションギヤを上記ドライブシャフ
ト上に遊転自在に設けると共に、上記ドライブシャフト
上をスライド可能なスライダを上記従動ミッションギヤ
に係合可能に配置し、変速操作によって上記スライダを
上記従動ミッションギヤに係合させてこれらの従動ミッ
ションギヤと上記ドライブシャフトとを回転一体にする
シフターフォークを備えた自動二輪車の変速装置におい
て、同一のシフターフォークシャフト上に少なくとも二
本の上記シフターフォークを同軸上に配置し、一方のシ
フターフォークを上記シフターフォークシャフトにスラ
イド自在に軸装すると共に、他方のシフターフォークを
上記シフターフォークシャフトにその軸方向に移動一体
に固着したものである。
【0012】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記スライダの軸方向両端面
にドッグを形成し、このスライダをその両側に配置され
る上記従動ミッションギヤに独立してドッグ係合可能と
すると共に、上記シフターフォークシャフトに固着され
る側の上記シフターフォークを、使用頻度の高い従動ミ
ッションギヤ間に配置されるスライダに対応させて配置
したものである。
【0013】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記使用頻度の高い従動ミ
ッションギヤが、最低速段または最高速段以外の変速段
であるとしたものである。
【0014】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、上記スライダの軸方向
両端面にドッグを形成すると共に、両端の上記ドッグに
挟まれて位置する上記スライダの外周面に上記シフター
フォークの一端が係合可能な外周溝を形成する一方、上
記スライダの外径を隣接する上記ミッションギヤの歯部
内径寸法より小径に設定したものである。
【0015】そして、上述した課題を解決するために、
請求項5に記載したように、エンジンケースに上記シフ
ターフォークシャフトを支持するボス部を形成し、上記
エンジンケースの少なくとも上記ボス部を軽金属材で形
成すると共に、上記ボス部の深さを少なくとも上記シフ
ターフォークシャフトの軸方向移動量と略同一の値に設
定したものである。
【0016】そしてまた、上述した課題を解決するため
に、請求項6に記載したように、上記シフターフォーク
の基端部を上記シフターフォークシャフトに圧入して上
記シフターフォークシャフトと移動一体に固着したもの
である。
【0017】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項7に記載したように、上記シフターフォークと上
記シフターフォークシャフトとを一体に形成したもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0019】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。また、図2は車体中央部分
の拡大左側面図である。そして、図3は車体中央部分の
拡大右側面図である。図1、図2および図3に示すよう
に、この自動二輪車1は、例えばセミダブルクレードル
フレーム型の車体フレーム2を有する。この車体フレー
ム2は、主に、ヘッドパイプ3、タンクレール4、ダウ
ンチューブ5、アンダーチューブ6、メインチューブ
7、リヤパイプ8およびシートレール9から構成され
る。
【0020】車体フレーム2の前頭部にはヘッドパイプ
3が設けられ、このヘッドパイプ3の後上部から後斜め
下方に向かってタンクレール4が延びる。また、ヘッド
パイプ3の後下部からダウンチューブ5が略下方に延設
され、このダウンチューブ5の下端にアンダーチューブ
6が接続される。アンダーチューブ6は、左右で一つの
対を成して一旦下方に向かって延び、途中で後方に向か
って折曲された後、略水平に延びる。また、タンクレー
ル4の後端には左右一対のメインチューブ7上端部が左
右に接続される。これらのメインチューブ7は略下方に
向かって延び、アンダーチューブ6の後端に接続され
る。
【0021】一方、タンクレール4の後端部には左右一
対のシートレール9の先端部が接続され、また、シート
レール9中央部付近から左右一対のリヤパイプ8がメイ
ンチューブ7下部に向かって前下方に延設される。
【0022】車体フレーム2の中央下部にはエンジン1
0が搭載される。エンジン10は、図2および図3に示
すように、その前部上側、前部下側および後部の三箇所
で車体フレーム2に固定される。具体的には、エンジン
10の前部上側はステー11を介してダウンチューブ5
に固着されると共に、エンジン10の前部下側は左右の
アンダーチューブ6の折曲部分で挟着される。
【0023】さらに、エンジン10の後部は左右のメイ
ンチューブ7によって挟着され、各取り付け部は側面視
で略二等辺三角形を形成する。そして、エンジン10は
その底面がアンダーチューブ6の下面より上方になるよ
うに配置されると共に、側面視でエンジン10の下部と
アンダーチューブ6の水平部分がオーバーラップ配置さ
れる。なお、タンクレール4の上方には燃料タンク12
が設置され、また、運転シート13およびリヤフェンダ
14がシートレール9に固定される。
【0024】ヘッドパイプ3にはステアリング機構15
が設けられる。このステアリング機構15には前輪16
を回動自在に支持するフロントフォーク17やハンドル
バー18等が設けられ、左右に回動自在に枢着される。
一方、メインチューブ7の下部に架設されたピボット軸
19(エンジン10後部の挟着部と同一箇所)にはスイ
ングアーム20がピボット軸19廻りに回動自在に枢着
され、その後端部に駆動輪である後輪21が軸支され
る。
【0025】図4は図3のIV−IV線に沿う断面図で
ある。
【0026】図1〜図4に示すように、エンジン10
は、例えば4サイクル単気筒エンジンであり、上から順
にヘッドカバー22、シリンダヘッド23およびシリン
ダブロック24から構成されるシリンダアッセンブリ2
5がエンジンケース26上にやや前傾した状態で載置さ
れる。
【0027】エンジンケース26は主に、車両の幅方向
に二分割される左右のクランクケース27と、クランク
ケース27の右側面に配置されるクラッチハウジング2
8と、クランクケース27の左側面に配置される発電機
カバー29とから構成される。クラッチハウジング28
および発電機カバー29はアンダーチューブ6の水平部
分上方に配置され、それぞれ車幅方向外側に向かって張
出する。
【0028】さらに、このエンジン10は、シリンダヘ
ッド23上部に吸気バルブ30および排気バルブ31開
閉用の二本のカムシャフト32をそれぞれのバルブ3
0,31上方に設けて各バルブ30,31を開閉するダ
ブルオーバーヘッドカムシャフト(DOHC)型の動弁
機構33を備えた4サイクルエンジンである。
【0029】シリンダアッセンブリ25の前部にはエン
ジン排気系を構成するエキゾーストパイプ34およびマ
フラ35が接続される。また、シリンダアッセンブリ2
5の後部にはエンジン吸気系を構成するキャブレタ36
が接続され、さらにこのキャブレタ36の上流側には運
転シート13の下方に配置されたエアクリーナ37が接
続される。そして、ヘッドパイプ3の後下部、エンジン
10の前上部にはエンジン冷却系を構成する左右一対の
ラジエター38が配置される。
【0030】図2〜図4に示すように、クランクケース
27の内部は隔壁39によって前後に区画され、前方に
はクランク室40が、後方にはミッション室41がそれ
ぞれ形成される。
【0031】クランク室40内にはクランクシャフト4
2が車両の幅方向、すなわち車両の進行方向に対して直
角に配置される。また、シリンダブロック24の内部に
はピストン43を収容するシリンダボア44が形成され
ると共に、シリンダヘッド23にはこのシリンダボア4
4に整合する燃焼室45が形成され、この燃焼室45に
向かって外方より点火プラグ46が挿着される。
【0032】クランクシャフト42の略中央部に位置す
るクランクピン47にはコンロッド48の大端部48a
が連結され、また、コンロッド48の小端部48bには
ピストン43が連結される。そして、このピストン43
がシリンダボア44内をその軸方向に往復し、この往復
ストロークがコンロッド48を介してクランクシャフト
42に伝達され、クランクシャフト42を回転運動させ
る。
【0033】一方、ミッション室41内には減速装置で
あるトランスミッション機構49が設けられる。このト
ランスミッション機構49にはクランクシャフト42と
平行に配置され、クランクシャフト42からの駆動力が
クラッチ機構50を介して入力されるカウンターシャフ
ト51と、後輪21に駆動力を出力する駆動軸であるド
ライブシャフト52とが設けられる。
【0034】クランクシャフト42の一端、本実施形態
においては右端、にはプライマリードライブギヤ53が
回転一体に設けられると共に、カウンターシャフト51
にはこのプライマリードライブギヤ53に噛合うプライ
マリードリブンギヤ54がカウンターシャフト51に回
転自在に設けられ、プライマリードリブンギヤ54はク
ラッチ機構50のクラッチ本体55に回転一体に固着さ
れてクランクシャフト42の回転駆動力をクラッチ機構
50に伝達する。
【0035】また、カウンターシャフト51とドライブ
シャフト52とには歯数の異なる複数枚のミッションギ
ヤ56,57が設けられて変速装置58を構成し、これ
らのミッションギヤ56,57の組み合わせを変えて一
次減速を行っている。
【0036】そして、ドライブシャフト52の一端はミ
ッション室41外に突出しており、この突出したドライ
ブシャフト52の端部にドライブスプロケット59が設
けられる。このドライブスプロケット59はドライブチ
ェーン60を介して後輪21に設けられたドリブンスプ
ロケット61に連結されており、このチェーン駆動で二
次減速を行ってエンジン駆動力を後輪21に伝達してい
る。
【0037】クランクシャフト42の左端にはカムドラ
イブギヤ62が設けられる。また、シリンダヘッド23
に配置されたそれぞれのカムシャフト32の一端にはカ
ムスプロケット63が設けられ、これらのカムスプロケ
ット63はカムチェーン64を介してカムドライブギヤ
62に作動連結され、クランクシャフト42の回転がカ
ムチェーン64を介してカムシャフト32に伝達される
ことにより動弁機構33が作動する。
【0038】クランクケース27の右側面には前記クラ
ッチハウジング28が配置され、その後方内部には前記
クラッチ本体55が収納されると共に、クラッチハウジ
ング28のクラッチ本体55収納部分は側方に向けて開
口されており、着脱自在のクラッチカバー65によって
塞がれる。
【0039】図5は、クラッチハウジング28を取り外
した状態のクランクケース27の右側面図である。ま
た、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図であり、図
7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。
【0040】図4〜図7に示すように、カウンターシャ
フト51とドライブシャフト52とに設けられたミッシ
ョンギヤ56,57の組み合わせを変えることにより変
速するように構成された変速装置58は、各シャフトに
四個づつのミッションギヤ56,57を備えた四段変速
式のものである。また、変速装置58は上述したミッシ
ョンギヤ56,57の他にミッションギヤ56,57の
組み合わせを変える手段であるシフト装置66を備え
る。
【0041】ミッションギヤ56,57のうち、一方の
シャフト、本実施形態においてはカウンターシャフト5
1に設けられる四個の駆動ミッションギヤ56は、例え
ば図4の左から4速ギヤ56、1速ギヤ56、2速
ギヤ56そして3速ギヤ56の順に配置され、すべ
てカウンターシャフト51に回転一体に、そして軸方向
に移動不可能に固着される。
【0042】また、ミッションギヤ56,57のうち、
他方のシャフト、本実施形態においてはドライブシャフ
ト52に設けられる四個の従動ミッションギヤ57も、
例えば図7の左から4速ギヤ57、1速ギヤ57
2速ギヤ57そして3速ギヤ57の順に配置され、
すべてドライブシャフト52に遊転自在に設けられると
共に、サークリップ69により軸方向に移動不可能に設
定され、さらに駆動ミッションギヤ56に常時噛み合っ
ている。
【0043】さらに、ドライブシャフト52上の左側二
個の4速ギヤ57、1速ギヤ57 間および右側二個
の2速ギヤ57、3速ギヤ57間にはそれぞれスラ
イダ70L,70Rが配置される。スライダ70L,7
0Rは、例えばスプライン等によりドライブシャフト5
2と回転一体、且つ軸方向にスライド可能に設けられ
る。
【0044】また、スライダ70L,70Rの軸方向両
端面にはドッグ71が形成され、これらのドッグ71が
対向する従動ミッションギヤ57の側面にもスライダ7
0L,70Rのドッグ71が係合可能なドッグ72が形
成されることにより、スライダ70L,70Rはそれら
の両側に配置される従動ミッションギヤ57に独立して
ドッグ係合可能となる。
【0045】さらに、スライダ70L,70Rの、両端
のドッグ71に挟まれて位置するスライダ70L,70
Rの略中央部外周面には後述するシフト装置66を構成
するシフターフォーク73L,73Rが係合可能な外周
溝74が形成される。そして、スライダ70L,70R
はその外径が隣接する従動ミッションギヤ57の歯部内
径寸法より小径に設定される。
【0046】図5〜図7に示すように、シフト装置66
は主にチェンジペダルアーム75と、チェンジペダルシ
ャフト76と、チェンジアーム77と、シフトカム78
と、シフターフォーク73L,73Rと、シフターフォ
ークシャフト79とを有する。
【0047】カウンターシャフト51の下方には、この
カウンターシャフト51と平行に配置されたシフトカム
78が回動自在に軸支される。このシフトカム78は、
例えば中空状に鋳造された円筒カムであり、その外周面
に例えば二本のリード溝78aが形成される。
【0048】一方、クランクケース27の後方下部には
チェンジペダルシャフト76がカウンターシャフト51
やドライブシャフト52と平行に配置される。チェンジ
ペダルシャフト76の左端部はクランクケース27外に
突出し、この突出部に足動操作用のチェンジペダルアー
ム75の基端部が取り付けられる。また、チェンジペダ
ルシャフト76の右端部にはチェンジアーム77の基端
部が設けられる。そして、チェンジアーム77の自由端
側に設けられたギヤ77aがシフトカム78の右端に設
けられたラチェット機構78bに噛合い、チェンジペダ
ルアーム75のシフト操作によりシフトカム78が回動
操作される。
【0049】シフトカム78とドライブシャフト52と
の間には一本のシフターフォークシャフト79がシフト
カム78に近接して配置される。シフターフォークシャ
フト79は、ドライブシャフト52と平行に、且つシフ
トカム78とドライブシャフト52との中心を結ぶ直線
上に配設され、左右のクランクケース27に形成された
ボス部27aによって支持される。クランクケース27
は少なくともボス部27aがアルミニウム等の軽金属材
で形成されると共に、ボス部27aはシフターフォーク
シャフト79が軸方向に移動可能な深さを有する。
【0050】シフターフォークシャフト79にはY字形
状を有する複数の、本実施形態においては二本のシフタ
ーフォーク73L,73Rの基端部が取り付けられる。
このうち、従動ミッションギヤ57の4速ギヤ57
1速ギヤ57間に配置されるスライダ70Lに対応す
るシフターフォーク73Lはその基端部がシフターフォ
ークシャフト79にスライド自在に軸装される。一方、
従動ミッションギヤ57の2速ギヤ57、3速ギヤ5
間に配置されるスライダ70Rに対応するシフター
フォーク73Rはその基端部がシフターフォークシャフ
ト79にカシメや圧入等の手段でシフターフォークシャ
フト79の軸方向に移動一体に固着される。
【0051】さらに、これらシフターフォーク73L,
73Rの基端部に突設されたガイドピン73aがそれぞ
れシフトカム78のリード溝78a内に摺動自在に嵌合
される。そして、シフターフォーク73L,73Rの自
由端部にそれぞれ形成されたフォーク部73bはドライ
ブシャフト52上に設けられたスライダ70L,70R
の外周溝74にそれぞれ係合し、これらのスライダ70
L,70Rを回転自在に把持する。
【0052】チェンジペダルアーム75のシフト操作に
よってシフトカム78が回動すると、シフターフォーク
73Lがシフトカム78のリード溝78aに合わせてシ
フターフォークシャフト79沿いに摺動し、またはシフ
ターフォーク73Rがシフトカム78のリード溝78a
に合わせてシフターフォークシャフト79と共に移動
し、これによってスライダ70L,70Rがドライブシ
ャフト52の軸方向に沿って摺動して隣接する従動ミッ
ションギヤ57にドッグ係合させたり切り放したりす
る。
【0053】従動ミッションギヤ57とスライダ70
L,70Rとがドッグ係合すると、結合された従動ミッ
ションギヤ57がドライブシャフト52に回転一体とな
るため、そのギヤのギヤ比に応じて変速されエンジン1
0の出力がカウンターシャフト51からドライブシャフ
ト52に伝達される。
【0054】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0055】図8〜図11は変速操作時の変速装置58
の動きを示した図である。第1速においては、図8に示
すように、チェンジペダルアーム75のシフト操作によ
ってシフトカム78が回動すると、シフターフォーク7
3Lがシフトカム78のリード溝78aに合わせてシフ
ターフォークシャフト79沿いに図における右方に摺動
し、スライダ70Lをドライブシャフト52の軸方向に
沿って摺動させて1速ギヤ57にドッグ係合させる。
【0056】第2速においては、図9に示すように、チ
ェンジペダルアーム75のシフト操作によってシフトカ
ム78が回動すると、シフターフォーク73Rと共にシ
フターフォークシャフト79がシフトカム78のリード
溝78aに合わせて図における左方に移動し、スライダ
70Rをドライブシャフト52の軸方向に沿って摺動さ
せて2速ギヤ57にドッグ係合させる。
【0057】第3速においては、図10に示すように、
チェンジペダルアーム75のシフト操作によってシフト
カム78が回動すると、シフターフォーク73Rと共に
シフターフォークシャフト79がシフトカム78のリー
ド溝78aに合わせて図における右方に移動し、スライ
ダ70Rをドライブシャフト52の軸方向に沿って摺動
させて3速ギヤ57にドッグ係合させる。ここで、前
述したボス部27aの深さは少なくともシフターフォー
クシャフト79の移動量と略同一の値に設定される。
【0058】そして、第4速においては、図11に示す
ように、チェンジペダルアーム75のシフト操作によっ
てシフトカム78が回動すると、シフターフォーク73
Lがシフトカム78のリード溝78aに合わせてシフタ
ーフォークシャフト79沿いに図における左方に摺動
し、スライダ70Lをドライブシャフト52の軸方向に
沿って摺動させて4速ギヤ57にドッグ係合させる。
【0059】なお、上述した実施形態においては従動ミ
ッションギヤ57の2速ギヤ57、3速ギヤ57
に配置されるスライダ70Rに対応するシフターフォー
ク73Rの基端部をシフターフォークシャフト79にカ
シメや圧入等の手段で移動一体に固着した例を示した
が、図12に示すように、二本のシフターフォーク17
3L,173Rのうち、一方のシフターフォーク173
Rとシフターフォークシャフト179とを一体に形成し
てもよい。
【0060】上述したように、複数のシフターフォーク
73L,73Rのうち、一方のシフターフォーク73L
をシフターフォークシャフト79に対してスライド自在
に軸装すると共に、他方のシフターフォーク73Rをシ
フターフォークシャフト79にその軸方向に移動一体に
固着したことにより、この固着部分を従来の嵌合部に比
べて短く設定でき、その結果シフターフォークシャフト
79を短くすることができ、エンジン10のコンパクト
化を図ることができる。
【0061】また、固着された側のシフターフォーク7
3Rに作用するねじり力(こじれ)を広い支持スパン、
すなわちシフターフォークシャフト79全体で受けるこ
とができるので、作動性が向上してシフト操作感が軽く
なる。
【0062】ところで、本発明を適用した自動二輪車
は、最低速段または最高速段以外の変速段、すなわち第
二速および第三速の中速度の使用頻度が高い。そこで、
スライダ70L,70Rの軸方向両端面にドッグ71を
形成し、これらのドッグ71が対向する従動ミッション
ギヤ57の側面にもスライダ70L,70Rのドッグ7
1が係合可能なドッグ72を形成してスライダ70L,
70Rをそれらの両側に配置される従動ミッションギヤ
57に独立してドッグ係合可能とすると共に、作動性が
向上したシフト操作感のよい固着される側のシフターフ
ォーク73Rを使用頻度の高い2速ギヤ57および3
速ギヤ57間に配置されるスライダ70Rに対応させ
て配置したことにより、最大限の効果が期待でき、シフ
ト操作感のよさが如実に現れる。
【0063】また、スライダ70L,70Rの、両端の
ドッグ71に挟まれて位置するスライダ70L,70R
の略中央部外周面にシフターフォーク73L,73Rが
係合可能な外周溝74を形成すると共に、スライダ70
L,70Rの外径を隣接する従動ミッションギヤ57の
歯部内径寸法より小径に設定したことにより、従動ミッ
ションギヤ57に向かってスライダ70L,70Rをそ
れらの外周溝74近くまでスライドさせることができ、
カウンターシャフト51の軸方向寸法を短くできる。
【0064】一方、エンジンケース26を構成するクラ
ンクケース27にシフターフォークシャフト79を支持
するボス部27aを形成し、クランクケース27の少な
くともボス部27aをアルミニウム等の軽金属材で形成
すると共に、ボス部27aの深さをシフターフォークシ
ャフト79の軸方向の移動量と略同一の値に設定したこ
とにより、シフターフォーク73L,73Rに従来のよ
うな嵌合部を形成する場合に比べて軽量化できる。
【0065】また、例えばシフターフォーク73Rの基
端部をシフターフォークシャフト79に圧入してシフタ
ーフォークシャフト79と移動一体に固着すれば、シフ
ターフォーク73Rおよびシフターフォークシャフト7
9をそれぞれに適した強度に成形できる。
【0066】一方、シフターフォーク173Rとシフタ
ーフォークシャフト179とを一体に形成すれば、変速
操作時に作用するねじれ力(こじれ)が両者に均一に分
散するため、シャフト部に生じるたわみ(撓み)を一層
小さくできる。
【0067】そして、上述した本発明の構成によれば、
従来のように一本のシフターフォークシャフトに一本の
シフターフォークを固着して一体化し、独立した複数本
のシフターフォークおよびシフターフォークシャフトの
セットを備える場合に比べてクランクケース27内のス
ペースが小さくて済み、エンジンの小型化および軽量化
が図れると共に、トランスミッション機構49をクラン
クケース27に組み付けた後にミッションギヤ56,5
7をスライドさせることによりシフターフォーク73
L,73Rやシフトカム78等のシフト装置66を組み
付けることができるので、組付け作業性がよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の変速装置によれば、シフターフォークシャフト
を短くすることができてエンジンのコンパクト化が図れ
る。
【0069】また、作動性が向上してシフト操作感が軽
くなる。
【0070】さらに、エンジンの小型化および軽量化が
図れると共に、組付け作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の変速装置の一実施形
態を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】車体中央部分の拡大左側面図。
【図3】車体中央部分の拡大右側面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】クラッチハウジングを取り外した状態のクラン
クケースの右側面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】図5のVII−VII線に沿う断面図。
【図8】変速操作時の変速装置の動きを示した図(第1
速)。
【図9】変速操作時の変速装置の動きを示した図(第2
速)。
【図10】変速操作時の変速装置の動きを示した図(第
3速)。
【図11】変速操作時の変速装置の動きを示した図(第
4速)。
【図12】本発明の他の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 21 後輪(駆動輪) 26 エンジンケース 27 クランクケース 27a シフターフォークシャフトを支持するボス部 42 クランクシャフト 50 クラッチ機構 51 カウンターシャフト 52 ドライブシャフト 56〜56 駆動ミッションギヤ 57〜57 従動ミッションギヤ 58 変速装置 70L,70R スライダ 71 スライダのドッグ 72 従動ミッションギヤのドッグ 73L,73R,173L,173R シフターフォー
ク 74 外周溝 79,179 シフターフォークシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J067 AA13 AB02 AC05 BA14 BA17 BA19 DA72 EA04 EA23 EA32 EA49 EA52 EA53 EA54 FB61 FB81 FB83 GA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチ機構を介してクランクシャフト
    の回転が伝達されるカウンターシャフトと、駆動輪に回
    転を伝達するドライブシャフトとを備え、上記カウンタ
    ーシャフト上に複数枚の駆動ミッションギヤを回転一体
    に設け、これらの駆動ミッションギヤに常時噛み合う複
    数枚の従動ミッションギヤを上記ドライブシャフト上に
    遊転自在に設けると共に、上記ドライブシャフト上をス
    ライド可能なスライダを上記従動ミッションギヤに係合
    可能に配置し、変速操作によって上記スライダを上記従
    動ミッションギヤに係合させてこれらの従動ミッション
    ギヤと上記ドライブシャフトとを回転一体にするシフタ
    ーフォークを備えた自動二輪車の変速装置において、同
    一のシフターフォークシャフト上に少なくとも二本の上
    記シフターフォークを同軸上に配置し、一方のシフター
    フォークを上記シフターフォークシャフトにスライド自
    在に軸装すると共に、他方のシフターフォークを上記シ
    フターフォークシャフトにその軸方向に移動一体に固着
    したことを特徴とする自動二輪車の変速装置。
  2. 【請求項2】 上記スライダの軸方向両端面にドッグを
    形成し、このスライダをその両側に配置される上記従動
    ミッションギヤに独立してドッグ係合可能とすると共
    に、上記シフターフォークシャフトに固着される側の上
    記シフターフォークを、使用頻度の高い従動ミッション
    ギヤ間に配置されるスライダに対応させて配置した請求
    項1記載の自動二輪車の変速装置。
  3. 【請求項3】 上記使用頻度の高い従動ミッションギヤ
    が、最低速段または最高速段以外の変速段である請求項
    2記載の自動二輪車の変速装置。
  4. 【請求項4】 上記スライダの軸方向両端面にドッグを
    形成すると共に、両端の上記ドッグに挟まれて位置する
    上記スライダの外周面に上記シフターフォークの一端が
    係合可能な外周溝を形成する一方、上記スライダの外径
    を隣接する上記ミッションギヤの歯部内径寸法より小径
    に設定した請求項1、2または3記載の自動二輪車の変
    速装置。
  5. 【請求項5】 エンジンケースに上記シフターフォーク
    シャフトを支持するボス部を形成し、上記エンジンケー
    スの少なくとも上記ボス部を軽金属材で形成すると共
    に、上記ボス部の深さを少なくとも上記シフターフォー
    クシャフトの軸方向移動量と略同一の値に設定した請求
    項1記載の自動二輪車の変速装置。
  6. 【請求項6】 上記シフターフォークの基端部を上記シ
    フターフォークシャフトに圧入して上記シフターフォー
    クシャフトと移動一体に固着した請求項1記載の自動二
    輪車の変速装置。
  7. 【請求項7】 上記シフターフォークと上記シフターフ
    ォークシャフトとを一体に形成した請求項1記載の自動
    二輪車の変速装置。
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