JP2003148047A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

パワーウインドウ装置

Info

Publication number
JP2003148047A
JP2003148047A JP2001351554A JP2001351554A JP2003148047A JP 2003148047 A JP2003148047 A JP 2003148047A JP 2001351554 A JP2001351554 A JP 2001351554A JP 2001351554 A JP2001351554 A JP 2001351554A JP 2003148047 A JP2003148047 A JP 2003148047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
driver
window
passenger
control module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001351554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3771484B2 (ja
Inventor
Akihiko Shinohara
暁彦 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2001351554A priority Critical patent/JP3771484B2/ja
Publication of JP2003148047A publication Critical patent/JP2003148047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3771484B2 publication Critical patent/JP3771484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のパワーウインドウ装置は、運転席以外
の助手席などの同乗者が、自席の制御モジュールのひと
つの操作部材を操作して、自席のウインドウの開閉操作
を行う際に、運転者は、その同乗者の自席のウインドウ
の開閉操作の状況を把握することが出来ず、時として、
運転者と同乗者との操作が混乱し、よって、安定確実な
操作ができるパワーウインドウ装置を提供する。 【解決手段】 運転席の窓と、各同乗席の窓とを開閉操
作するための4個のスイッチ装置1d、1f、1h、1
kを有する第1制御モジュール1と、各同乗席の各窓を
開閉操作するための1個のスイッチ装置2dを有する第
2、第3、及び第4制御モジュール2、3、4とを備
え、第2、第3、及び第4制御モジュールのスイッチ装
置が各窓の開閉操作をするために操作されていることを
表示する報知装置1eが車両内に配設されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、車両用に用
いて好適なパワーウインドウ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用のパワーウインドウ装
置は、運転席と、助手席と、後部右側席と、後部左側席
との各ドアにそれぞれ配設されており、各パワーウイン
ドウ装置は、モータードライバと、モータードライバを
制御する中央演算素子(CPU)と、モータードライバ
によって制御されるモーター装置と、モーター装置によ
って開閉駆動されるウインドウとを有し、各ウインドウ
が各モーター装置の駆動によって、開閉できるように構
成されている。ここで、モータードライバと中央演算素
子とによって、制御モジュール機構が形成されている。
【0003】また、このうちの運転席のドアに配設され
た制御モジュールは、運転席と、助手席と、後部右側席
と、後部左側席との各ウインドウのそれぞれを開閉する
ことができる例えば、スイッチ装置などの複数個(例え
ば、4個)の操作部材を備えている。
【0004】また、助手席と、後部右側席と、後部左側
席との各ドアに配設された各制御モジュールは、それぞ
れの自席(位置)の各ウインドウのみを開閉することが
できる例えば、スイッチ装置などの少なくとも1個の操
作部材を備えている。
【0005】このようにして、運転席では、運転席のウ
インドウを含む全ての各ウインドウのそれぞれが自在に
開閉をすることができるように構成されている。このた
めに、運転席の制御モジュールには、前述の如く、複数
個(例えば、4個)の操作部材を備えている。
【0006】このことから、運転席に着座している運転
者は、自席で、全ての各ウインドウを自在に開閉操作す
ることが出来る。また、運転席以外の助手席や後部座席
などに同乗している各同乗者は、各自席のひとつの操作
部材のみの操作で、各自席のウインドウのみの開閉をす
ることが出来るように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パワーウインドウ装置は、運転席以外の助手席や後部座
席などに同乗している同乗者が、各同乗者が着座してい
る各自席(位置)の制御モジュールのひとつの操作部材
を操作して、各自席のウインドウの開放操作、又は閉じ
操作を行う際に、運転席の運転者は、その各同乗者の各
自席のウインドウの開閉操作の状況を容易に把握するこ
とが出来なかった。このことから、例えば、ウインドウ
の閉じ忘れや、時として、運転者と同乗者とが運転席以
外の同乗者の窓に対して、同時に相反する開閉操作を行
い、特に、運転者が装置の故障と勘違いしてしまうな
ど、開閉操作に不都合が生じるという問題が生じること
がある。
【0008】本発明のパワーウインドウ装置は、上述の
問題点を解決するもので、その目的は、運転席の運転者
がそれぞれの同乗者のそれぞれのウインドウの開閉操作
の状況を容易に、且つ確実に把握することが出来るパワ
ーウインドウ装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のパワーウインド
ウ装置は、車両内の運転席側に配設され、運転席の窓
と、運転席以外の少なくともひとつの同乗席の窓とをそ
れぞれ開閉操作するための複数個のスイッチ装置を有す
る第1制御モジュールと、車両内の運転席以外の同乗席
の少なくともひとつに配設され、同乗席の窓を開閉操作
するためのスイッチ装置を含む第2制御モジュールとを
備え、第2制御モジュールのスイッチ装置が窓の開閉操
作をするために操作されていることを表示する報知装置
が車両内に配設されていることである。かかる構成によ
って、同乗席側に配設されたスイッチ装置が窓の開閉操
作をすると、窓の開閉操作をされていることを報知装置
の報知(表示)によって、容易に運転者が認識すること
が出来、窓の開閉操作を確実に行うことが出来る。
【0010】本発明のパワーウインドウ装置は、第1制
御モジュールが、第1中央演算素子と、第1中央演算素
子に接続された第1通信インターフェースと、第1中央
演算素子に接続された複数個のスイッチ装置とを有し、
第2制御モジュールが、第2中央演算素子と、第2中央
演算素子に接続された第2通信インターフェースと、第
2中央演算素子に接続された少なくとも1個のスイッチ
装置とを有し、第1通信インターフェースと、第2通信
インターフェースとは通信バスによって接続されると共
に、第2制御モジュールのスイッチ装置が操作される
と、第2中央演算素子からの出力信号に基づき、第1中
央演算素子が報知装置を制御することである。かかる構
成によって、従来と比較して、その基本的な構成を同一
な構成とすることが出来ることから、大幅なコストの上
昇は無く、比較的安価に構成することができる。
【0011】本発明のパワーウインドウ装置は、報知装
置が、第1制御モジュールの同乗席の窓を開閉操作する
ためのスイッチ装置のうちの第2制御モジュールが配設
された同乗席の窓を開閉操作するためのスイッチ装置に
配設されていることである。かかる構成によって、スイ
ッチ装置に報知装置を配設することで構成出来、よっ
て、報知装置の配設が容易で、パワーウインドウ装置が
大型化することなく出来るという効果を奏する。
【0012】本発明のパワーウインドウ装置は、報知装
置が、照光素子から成ることである。かかる構成によっ
て、照光素子は、小型で、安価な素子を配設し、点滅制
御がし易い素子を用いることができることから、安価な
パワーウインドウ装置を提供出来る。
【0013】本発明のパワーウインドウ装置は、車両内
の運転席側に配設され、運転席の窓と、運転席以外の各
同乗席の窓とをそれぞれ開閉操作するための少なくとも
4個のスイッチ装置を有する第1制御モジュールと、車
両内の運転席以外の各同乗席側にそれぞれ配設され、各
同乗席の各窓をそれぞれ開閉操作するためのそれぞれ少
なくとも1個のスイッチ装置を有する第2、第3、及び
第4制御モジュールとを備え、第2、第3、及び第4制
御モジュールのそれぞれのスイッチ装置が各窓の開閉操
作をするために操作されていることを表示する報知装置
が車両内に配設されていることである。かかる構成によ
って、複数個の各同乗席側に配設された複数個の各スイ
ッチ装置が各窓の開閉操作をすると、各窓の開閉操作を
されていることを報知装置の報知(表示)によって、容
易に運転者が認識することが出来、窓の開閉操作を確実
に行うことが出来る。
【0014】また、本発明のパワーウインドウ装置は、
報知装置が、各第2、第3、及び第4制御モジュールが
配設された同乗席の窓を開閉操作するために第1制御モ
ジュールに配置された各スイッチ装置のそれぞれに配設
されていることである。かかる構成によって、4個のス
イッチ装置を照光型のスイッチ装置とすることで構成出
来、よって、報知装置の配設が容易で、パワーウインド
ウ装置が大型化することなく出来るという効果を奏す
る。
【0015】また、本発明のパワーウインドウ装置は、
報知装置が、照光素子から成り、第2、第3、及び第4
制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置のいずれかが
各窓の開閉操作をするために操作されると、操作された
スイッチ装置に対応する照光素子が点滅するように構成
されていることである。かかる構成によって、照光素子
は、小型で、安価な素子を配設し、点滅制御がし易い素
子を用いることができることから、安価なパワーウイン
ドウ装置を提供出来る。
【0016】また、本発明のパワーウインドウ装置は、
報知装置が、車両の前面計器部材内に配設されている外
部表示器から成ることである。かかる構成によって、運
転者の運転中における目線の動きの範囲を小さくでき、
よって、報知装置の視認性が向上する。
【0017】また、本発明のパワーウインドウ装置は、
報知装置が、スピーカーから成り、第2、第3、及び第
4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置のいずれか
が各窓の開閉操作をするために操作されると、スピーカ
ーから音声が出力され、各窓が操作されていることを知
らせるように構成されていることである。かかる構成に
よって、運転者が各窓の開閉操作について、音声認識で
きることから、運転者は、運転操作に集中することが出
来る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパワーウインドウ
装置についての図面を説明すると、図1は、本発明のパ
ワーウインドウ装置の第1の実施の形態を示すブロック
図、図2は、本発明のパワーウインドウ装置の第2の実
施の形態を示すブロック図、図3は、図2のパワーウイ
ンドウ装置に係わる外部表示器の実施の形態を示す説明
図である。
【0019】本発明のパワーウインドウ(P/W)装置
は、車両に取り付けられ、少なくとも運転席(図示せ
ず)のドア(図示せず)に配設された運転席(第1)制
御モジュール1と、助手席(図示せず)のドア(図示せ
ず)に配設された助手席(第2)制御モジュール2と、
後部右側席(図示せず)のドア(図示せず)に配設され
た後部右側席(第3)制御モジュール3と、後部左側席
(図示せず)のドア(図示せず)に配設された後部左側
席(第4)制御モジュール4とを有している。
【0020】また、運転席(第1)制御モジュール1
と、助手席(第2)制御モジュール2と、後部右側席
(第3)制御モジュール3と、後部左側席(第4)制御
モジュール4とにそれぞれ接続され、各制御モジュール
1、2、3、4にそれぞれ電力を供給するバッテリー
(図示せず)からの電力線5と、各制御モジュール1、
2、3、4をそれぞれ接地するアース線5aと、各制御
モジュール1、2、3、4にそれぞれ接続されたイグニ
ッション(図示せず)からの信号線6とを有している。
各制御モジュール1、2、3、4は、通信バス26に接
続されている。
【0021】そして、主に、運転席制御モジュール1
は、運転者によって操作され、助手席制御モジュール2
は、助手席の第1同乗者によって操作され、後部右側席
制御モジュール3は、後部右側席の第2同乗者によって
操作され、更に、後部左側席制御モジュール4は、後部
左側席の第3同乗者によって操作されるように車両にそ
れぞれ配設されている。
【0022】運転席制御モジュール1は、第1中央演算
素子(CPU)1aと、第1中央演算素子1aによって
制御される第1モータードライバ1bと、第1中央演算
素子1aに接続された第1通信インターフェース1c
と、第1中央演算素子1aに接続され、例えば、シーソ
ー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材など
から成る運転席スイッチ装置1dと、第1中央演算素子
1aに接続され、運転席スイッチ装置1dを照光するた
めの例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成
る運転席照光素子1eと、第1中央演算素子1aに接続
され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシ
ュ型スイッチ部材などから成る助手席スイッチ装置1f
と、第1中央演算素子1aに接続され、助手席スイッチ
装置1fを照光するための例えば、発光ダイオード素子
(LED)などから成る助手席照光素子1gと、第1中
央演算素子1aに接続され、例えば、シーソー型スイッ
チ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る後
部右側席スイッチ装置1hと、第1中央演算素子1aに
接続され、後部右側席スイッチ装置1hを照光するため
の例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る
後部右側席照光素子1jと、第1中央演算素子1aに接
続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッ
シュ型スイッチ部材などから成る後部左側席スイッチ装
置1kと、第1中央演算素子1aに接続され、後部左側
席スイッチ装置1kを照光するための例えば、発光ダイ
オード素子(LED)などから成る後部左側席照光素子
1mとを有している。
【0023】即ち、運転席制御モジュール1は、4個の
スイッチ装置である運転席スイッチ装置1dと、助手席
スイッチ装置1fと、後部右側席スイッチ装置1hと、
後部左側席スイッチ装置1kとを有している。
【0024】また、運転席制御モジュール1は、前述の
如く、運転席照光素子1eと、助手席照光素子1gと、
後部右側席照光素子1jと、後部左側席照光素子1mと
を有し、これら4個の各照光素子1e、1g、1j、1
mが、報知装置を構成し、前記各スイッチ装置1d、1
f、1h、1k内にそれぞれ配設されている。即ち、各
スイッチ装置1d、1f、1h、1kは、各照光素子1
e、1g、1j、1mによって、例えば、ツマミ部(操
作部)が照光される照光型スイッチ装置として構成され
ている。
【0025】また、第1モータードライバ1bには、第
1モータードライバ1bによって駆動され、運転席(図
示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動作さ
せるための第1モーター装置7が接続され、この第1モ
ーター装置7からの駆動信号は、第1中央演算素子1a
に入力されるように構成されている。
【0026】また、第1中央演算素子1aには、外部ス
ピーカー11が接続されており、この外部スピーカー1
1からは、第1中央演算素子1aにて電気的に合成・作
成された合成音声が出力されるように構成されている。
この外部スピーカー11は、例えば、ダッシュボードの
近傍や、ドア内などの適宜の場所に配設されている。
【0027】助手席制御モジュール2は、第2中央演算
素子(CPU)2aと、第2中央演算素子2aによって
制御される第2モータードライバ2bと、第2中央演算
素子2aに接続された第2通信インターフェース2c
と、第2中央演算素子2aに接続され、例えば、シーソ
ー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材など
から成る助手席スイッチ装置2dとを有している。
【0028】また、第2モータードライバ2bには、第
2モータードライバ2bによって駆動され、助手席(図
示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動作さ
せる第2モーター装置8が接続され、この第2モーター
装置8からの駆動信号は、第2中央演算素子2aに入力
されるように構成されている。
【0029】そして、助手席制御モジュール2の第2通
信インターフェース2cと、前記運転席制御モジュール
1の第1通信インターフェース1cとは通信バス26を
介して接続されている。この接続によって、各種の制御
信号の入出力が行われる。
【0030】後部右側席制御モジュール3は、第3中央
演算素子(CPU)3aと、第3中央演算素子3aによ
って制御される第3モータードライバ3bと、第3中央
演算素子3aに接続された第3通信インターフェース3
cと、第3中央演算素子3aに接続され、例えば、シー
ソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材な
どから成る後部右側席スイッチ装置3dとを有してい
る。
【0031】また、第3モータードライバ3bには、第
3モータードライバ3bによって駆動され、後部右側席
(図示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動
作させる第3モーター装置9が接続され、この第3モー
ター装置9からの駆動信号は、第3中央演算素子3aに
入力されるように構成されている。
【0032】そして、後部右側席制御モジュール3の第
3通信インターフェース3cと、前記運転席制御モジュ
ール1の第1通信インターフェース1cと、前記第2通
信インターフェース2cとは通信バス26を介して接続
されている。この接続によって、各種の制御信号の入出
力が行われる。
【0033】後部左側席制御モジュール4は、第4中央
演算素子(CPU)4aと、第4中央演算素子4aによ
って制御される第4モータードライバ4bと、第4中央
演算素子4aに接続された第4通信インターフェース4
cと、第4中央演算素子4aに接続され、例えば、シー
ソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材な
どから成る後部左側席スイッチ装置4dとを有してい
る。
【0034】また、第4モータードライバ4bには、第
4モータードライバ4bによって駆動され、後部左側席
(図示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動
作させる第4モーター装置10が接続され、この第4モ
ーター装置10からの駆動信号は、第4中央演算素子4
aに入力されるように構成されている。
【0035】そして、後部左側席制御モジュール4の第
4通信インターフェース4cと、前記運転席制御モジュ
ール1の第1通信インターフェース1cとは通信バス2
6を介して接続されている。この通信バス26を介して
の接続によって、各種の制御信号の入出力が行われる。
【0036】即ち、第1通信インターフェース1cと、
第2通信インターフェース2cと、第3通信インターフ
ェース3cと、第4通信インターフェース4cとは通信
バス26を介して接続され、各第1、第2、第3、及び
第4中央演算素子1a、2a、3a、4aからの入・出
力信号を相互にインターフェース(交信)している。
【0037】次に、この本発明のパワーウインドウ(P
/W)装置の動作について説明する。 このとき、運転
席、助手席、後部右側席、及び後部左側席の各ウインド
ウ(図示せず)は、閉じられている状態であるとする。
【0038】なお、運転席スイッチ装置1dが操作され
ていないとき、運転席照光素子1eは連続的に点灯して
おり、その他の照光素子、つまり助手席照光素子1g、
後部右側席照光素子1j、及び後部左側席照光素子1m
は、関連するスイッチ装置が操作されていない間は消灯
している。
【0039】先ず、運転席の運転者が運転席制御モジュ
ール1の運転席スイッチ装置1dを運転席のウインドウ
が開くように操作すると、運転席スイッチ装置1dから
の操作信号が、第1中央演算素子1aに入力され、この
操作信号によって、第1中央演算素子1aを介して第1
モータードライバ1bが駆動され、第1モータードライ
バ1bの駆動によって、第1モーター装置7が回動し、
運転席のウインドウが開かれる(開放される)ように動
作する。
【0040】また、次に、運転席のウインドウが開かれ
た状態において、運転席スイッチ装置1dを運転席のウ
インドウが閉じるように操作すると運転席スイッチ装置
1dからの操作信号が、第1中央演算素子1aに入力さ
れ、この操作信号によって、第1中央演算素子1aを介
して第1モータードライバ1bが駆動され、第1モータ
ードライバ1bの駆動によって、第1モーター装置7が
回動され、運転席のウインドウが閉じるように動作す
る。
【0041】運転席スイッチ装置1dが操作されている
間中、運転席照光素子1eは、点滅動作するように動作
し、操作を終了すると消灯する。
【0042】上述の運転席のウインドウの開閉操作は、
いわゆる、マニュアル操作(任意の位置にウインドウを
停止させる)、又はオート操作(ウインドウの全開放、
又は全閉じ位置での停止)がそれぞれ個別に出来るよう
に構成されている。
【0043】また、次に、運転席の運転者が運転席制御
モジュール1の助手席スイッチ装置1fを助手席のウイ
ンドウが開くように操作すると、助手席スイッチ装置1
fからの操作信号が、第1中央演算素子1a、及び第1
通信インターフェース1cを介して、この操作信号が第
1通信インターフェース1cに接続された助手席P/W
機構部材2の第2通信インターフェース2cに入力され
る。
【0044】この第2通信インターフェース2cに入力
された操作信号は、第2通信インターフェース2cを介
して、第2中央演算素子2aに入力され、この入力され
た操作信号が第2中央演算素子2aを介して、第2モー
タードライバ2bを駆動する信号を出力し、この出力信
号にて、第2モータードライバ2bが駆動され、第2モ
ータードライバ2bの駆動によって、第2モーター装置
8が回動され、助手席のウインドウが開かれるように動
作する。
【0045】また、次に、助手席のウインドウが開かれ
た状態において、助手席スイッチ装置1fを助手席のウ
インドウが閉じるように操作すると、助手席スイッチ装
置1fからの操作信号が、第1中央演算素子1a、及び
第2中央演算素子2aを介して第2モータードライバ2
bを駆動し、第2モータードライバ2bの駆動によっ
て、第2モーター装置8が回動され、助手席のウインド
ウが閉じるように動作する。
【0046】この運転席制御モジュール1の助手席スイ
ッチ装置1fが操作されているときは、助手席照光素子
1gは、消灯したままである。
【0047】また、運転席の運転者が運転席制御モジュ
ール1の後部右側席スイッチ装置1h、及び後部左側席
スイッチ装置1kの開閉操作による後部右側席、及び後
部左側席のそれぞれのウインドウ(図示せず)の開閉動
作については、前述の助手席スイッチ装置1fの開閉操
作による動作と同様の動作であることから説明は省略す
る。
【0048】次に、助手席の第1同乗者が助手席制御モ
ジュール2の助手席スイッチ装置2dを助手席のウイン
ドウが開くように操作すると、助手席スイッチ装置2d
からの操作信号が、第2中央演算素子2aに入力され、
この操作信号によって、第2中央演算素子2aを介して
第2モータードライバ2bが駆動され、第2モータード
ライバ2bの駆動によって、第2モーター装置8が回動
され、助手席のウインドウが開かれる(開放される)よ
うに動作する。
【0049】また、このとき、助手席制御モジュール2
の助手席スイッチ装置2dが、第1同乗者によって操作
されていることを示す操作信号が、第2中央演算素子2
aから第2通信インターフェース2cに入力される。こ
の第2通信インターフェース2cに入力された操作信号
は、第2通信インターフェース2cを介して運転席制御
モジュール1の第1通信インターフェース1cに入力さ
れる。
【0050】この第1通信インターフェース1cに入力
されたこの操作信号は、第1中央演算素子1aに入力さ
れ、この操作信号は、第1中央演算素子1aを介して運
転席制御モジュール1の助手席スイッチ装置1fを照光
するための助手席照光素子1gを照光するように動作
(制御)する。このとき、助手席照光素子1gは、助手
席制御モジュール2の助手席スイッチ装置2dの操作中
のみ点滅動作をするように動作される。この助手席照光
素子1gの点滅動作によって、第1同乗者が、助手席ス
イッチ装置2dを操作していることを運転者が、運転席
にて確実に確認することができる。
【0051】このとき、助手席照光素子1gの点滅動作
と同時に、第1中央演算素子1aにて駆動される外部ス
ピーカー11からの合成音声にて、第1同乗者が助手席
スイッチ装置2dをウインドウが開くように操作してい
ることを、適宜な音声にて運転者に知らせるように構成
されている。なお、この助手席照光素子1gの点滅動作
と、外部スピーカー11からの合成音声とは、個別の動
作として、それぞれ片方のみの動作としても良い。
【0052】また、助手席の第1同乗者が、助手席スイ
ッチ装置2dを助手席のウインドウが閉じるように操作
するときも、前述と同様に、運転席制御モジュール1の
助手席照光素子1gのウインドウの動作中のみの点滅動
作によって、第1同乗者が助手席制御モジュール2の助
手席スイッチ装置2dによってウインドウが閉じるよう
に操作していることを運転者が運転席にて確実に確認す
ることができる。
【0053】このとき、助手席照光素子1gの点滅動作
を、ウインドウの開放操作時と、閉じ操作時とで異なる
ように構成して、開放操作時と閉じ操作時とが明確に確
認できるようにしても良い。
【0054】また、このとき、前述と同様に、外部スピ
ーカー11からの合成音声にて、第1同乗者が助手席ス
イッチ装置2dによってウインドウが閉じるように操作
していることを、適宜な音声にて運転者に知らせるよう
に構成されている。
【0055】次に、後部右側席の第2同乗者が、後部右
側席制御モジュール3の後部右側席スイッチ装置3dを
後部右側席のウインドウが開くように操作すると、後部
右側席スイッチ装置3dからの操作信号が、第3中央演
算素子3aに入力され、この操作信号によって、第3中
央演算素子3aを介して第3モータードライバ3bが駆
動され、第3モータードライバ3bの駆動によって、第
3モーター装置8が回動され、後部右側席のウインドウ
が開かれるように動作する。
【0056】また、次に、後部右側席のウインドウが開
かれた状態において、後部右側席スイッチ装置3dを後
部右側席のウインドウが閉じるように操作すると後部右
側席スイッチ装置3dからの操作信号が、第3中央演算
素子3aに入力され、この操作信号によって、第3中央
演算素子3aを介して第3モータードライバ3bが駆動
され、第3モータードライバ3bの駆動によって第3モ
ーター装置8が回動し、後部右側席のウインドウが閉じ
るように動作する。
【0057】また、このとき、後部右側席制御モジュー
ル3の後部右側席スイッチ装置3dが、第2同乗者によ
って、開く、又は閉じるように操作されていることを示
す操作信号が、第3中央演算素子3aから第3通信イン
ターフェース3cに入力される。この第3通信インター
フェース3cに入力された操作信号は、第3通信インタ
ーフェース3cを介して運転席制御モジュール1の第1
通信インターフェース1cに入力される。
【0058】この第1通信インターフェース1cに入力
されたこの操作信号は、第1中央演算素子1aに入力さ
れ、この操作信号は、第1中央演算素子1aを介して運
転席制御モジュール1の後部右側席スイッチ装置1hを
照光するための後部右側席照光素子1jを照光するよう
に動作する。このとき、後部右側席照光素子1jは、例
えば、点滅動作をするように動作される。この後部右側
席照光素子1jの点滅動作によって、第2同乗者が、後
部右側席スイッチ装置3dをウインドウが開く、又は閉
じるように操作していることを運転者が、運転席にて確
実に確認することができる。
【0059】このとき、後部右側席照光素子1jの点滅
動作と同時に、第1中央演算素子1aにて駆動される外
部スピーカー11からの合成音声にて、第2同乗者が後
部右側席スイッチ装置3dをウインドウが開く、又は閉
じるように操作していること運転者に知らせるように構
成されている。
【0060】また、後部右側席の第2同乗者が、後部右
側席スイッチ装置3dを後部右側席のウインドウが閉じ
るように操作するときも、前述と同様に、運転席制御モ
ジュール1の後部右側席照光素子1jの点滅動作によっ
て、第2同乗者が後部右側席制御モジュール3の後部右
側席スイッチ装置3dをウインドウが閉じるように操作
していることを運転者が、運転席にて確実に確認するこ
とができる。このとき、後部右側席照光素子1jの点滅
動作を、ウインドウの開放操作時と、閉じ操作時とで異
なるように構成して、開放操作時と、閉じ操作時とが明
確に区別して確認できるようにしても良い。
【0061】また、このとき、前述と同様に、外部スピ
ーカー11からの合成音声にて、第2同乗者が後部右側
席スイッチ装置3dをウインドウが閉じるように操作し
ていることを知らせるように構成されている。
【0062】次に、後部左側席の第3同乗者が、後部左
側席制御モジュール4の後部左側席スイッチ装置4dを
後部左側席のウインドウが開くように、又は閉じるよう
に操作するときについては、上述の助手席の第1同乗者
のウインドウの開閉操作、及び後部右側席の第2同乗者
のウインドウの開閉操作と同様であることから説明は省
略する。なお、上述の実施例では、照光素子による報知
と、スピーカからの合成音声による報知とを併用した例
について説明したが、これに限定されず、いずれか一方
のみの報知を用いても良いことは勿論である。
【0063】次に、本発明のパワーウインドウ(P/
W)装置の第2の実施の形態について説明すると、前述
の第1の実施の形態における構成と同一の構成について
は、同一符号を付与して、詳細な説明は省略する。この
ことから、このP/W装置については、第1の実施の形
態との相違について説明する。
【0064】運転席制御モジュール1の第1中央演算素
子(CPU)1aには、第1中央演算素子1aによっ
て、各ウインドウの開閉操作が行われいることを表示す
るために、表示制御されるように構成された外部表示器
20が接続されている。そして、この第2の実施の形態
の運転席制御モジュール1の第1中央演算素子1aに
は、前記運転席照光素子1eと、前記助手席照光素子1
gと、前記後部右側席照光素子1jと、前記後部左側席
照光素子1mとが接続されておらず、また、これら各照
光素子1e、1g、1j、1mは、運転席制御モジュー
ル1内に配設されていない。
【0065】この外部表示器20は、例えば、図示して
いない車両の運転席の前面計器部材(いわゆるインスツ
ルメンタルパネル)内に配設された速度計や回転計の近
傍や、オーディオ機器(図示せず)やナビゲーションシ
ステム(図示せず)などが配設されたダッシュボード
(図示せず)の近傍などであって、運転席の運転者が容
易に確認できる位置に配設されている。なお、この外部
表示器20が、前述の報知装置を構成している。
【0066】また、図3に示すように、この外部表示器
20は、車両を模式的に表示する車両部21と、車両部
21の前部右側の運転席ドア部22と、運転席ドア部2
2内に配設され、例えば、発光ダイオード素子(LE
D)などから成る運転席照光器22aと、車両部21の
前部左側の助手席ドア部23と、助手席ドア部23内に
配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)など
から成る助手席照光器23aと、車両部21の後部右側
の後部右側席ドア部24と、後部右側席ドア部24内に
配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)など
から成る後部右側席照光器24aと、車両部21の後部
左側の後部左側席ドア部25と、後部左側席ドア部25
内に配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)
などから成る後部左側席照光器25aとを有している。
【0067】この外部表示器20は、いわゆる絵表示記
号として表示されているものである。なお、各照光器2
2a、23a、24a、25aは、各ドア部22、2
3、24、25内にそれぞれ配設したが、これに限定さ
れず、例えば、車両部21内の適宜位置に配設しても良
い。
【0068】次に、この外部表示器20の動作につい
て、その概要を説明する。前述と同様に運転席、その他
の同乗席、つまり助手席、後部右側席、及び後部左側席
の各ウインドウ(図示せず)は、閉じられている状態で
あるとする。また、いずれのスイッチ装置も操作されて
いない状態であるとする。この状態のとき、外部表示器
20の運転席照光器22aと、助手席照光器23aと、
後部右側席照光器24aと、後部左側席照光器25aと
は、消光(消灯)されている。
【0069】先ず、運転席の運転者が、前記運転席制御
モジュール1の前記運転席スイッチ装置1dを運転席の
ウインドウが開くように操作すると、前述と同様に運転
席スイッチ装置1dからの操作信号が、前記第1中央演
算素子1aを介して外部表示器20の運転席照光器22
aを点滅するように駆動する。この運転席照光器22a
の点滅動作は、運転席スイッチ装置1dの操作中のみ行
われ、後述の各照光器23a、24a、25aの点滅動
作も同様である。
【0070】また、運転席スイッチ装置1dを運転席の
ウインドウが閉じるように操作すると、前述と同様に第
1中央演算素子1aによって、外部表示器20の運転席
照光器22aが点滅するように駆動される。この運転席
のウインドウの開閉操作時における運転席照光器22a
の点滅によって、運転席のウインドウが開閉操作されて
いることを運転者が、確実に識別することができるよう
に構成されている。
【0071】次に、同乗席のうちの助手席の第1同乗者
が、前記助手席制御モジュール2の前記助手席スイッチ
装置2dを助手席のウインドウが開くように操作する
と、前述と同様に助手席スイッチ装置2dからの操作信
号が、第2中央演算素子2a、及び第1中央演算素子1
aなどを介して外部表示器20の助手席照光器23aを
点滅するように駆動する。
【0072】また、助手席スイッチ装置2dを助手席の
ウインドウが閉じるように操作すると、前述と同様に第
2中央演算素子2aによって、外部表示器20の助手席
照光器23aが点滅するように駆動される。この助手席
のウインドウの開閉操作時における助手席照光器23a
の点滅によって、助手席の助手席スイッチ装置2dが操
作されていることを運転者が、確実に識別することがで
きるように構成されている。
【0073】次に、後部右側席の第2同乗者が、後部右
側席スイッチ装置3dを後部右側席のウインドウが開閉
するように開閉操作するときや、後部左側席の第3同乗
者が、後部左側席スイッチ装置4dを後部右側席のウイ
ンドウが開閉するように操作するときについては、前述
の助手席の第1同乗者によるウインドウの開閉動作時と
同様に、外部表示器20の後部右側席照光器24a、又
は後部左側席照光器25aが点滅し、この後部右側席照
光器24a、又は後部左側席照光器25aの点滅によっ
て、各同乗席のスイッチ装置が操作されていることを運
転者が、確実に識別することができるように構成されて
いる。
【0074】また、このとき、前述の各照光器22a、
23a、24a、25aの点滅動作を、それぞれのウイ
ンドウの開放操作時と、閉じ操作時とで異なるように構
成して、開放操作時と閉じ操作時とが、運転者にとっ
て、明確に確認できるようにしても良い。また、前述の
ふたつの実施例において、ウインドウの開放操作時と、
閉じ操作時とで、図示していないが、異なる発光色を有
する1個、或いは2個の照光器を配設し、それぞれを照
光させても良い。
【0075】なお、本発明のパワーウインドウ(P/
W)装置は、運転席が車両の右側にある、いわゆる日本
車について説明したが、これに限定されず、運転席が車
両の左側にある、いわゆる米国車両であっても良い。
【0076】また、本発明のパワーウインドウ装置は、
電動モーター駆動で操作されるウインドウが4個であっ
て、制御モジュールの4個のスイッチ装置によって各ウ
インドウが操作されるが、4個のウインドウに限定され
ず、例えば、2個(二人乗り車両)のウインドウであっ
たり、サンルーフを含む5個や、6個(六人乗り車両)
のウインドウであっても良く、パワーウインドウの数に
対応したスイッチ装置を備えた各機構部材であれば良い
ことは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明のパワーウインド
ウ装置は、第2、第3、及び第4制御モジュールのそれ
ぞれのスイッチ装置が各窓の開閉操作をするために操作
されていることを表示する報知装置が車両内に配設され
ていることによって、各同乗席側に配設された各スイッ
チ装置が各窓の開閉操作をすると、各窓の開閉操作をさ
れていることを報知装置の報知(表示)によって、容易
に運転者が認識することが出来、窓の開閉操作を確実に
行うことが出来る。
【0078】また、本発明のパワーウインドウ装置は、
報知装置が、4個の照光素子から成り、第2、第3、及
び第4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置のいず
れかが各窓の開閉操作をするために操作されると、操作
されたスイッチ装置に対応する照光素子が点滅するよう
に構成されていることによって、照光素子は、小型で、
安価であり、点滅制御がし易いことから、安価なパワー
ウインドウ装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパワーウインドウ装置の実施の形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明のパワーウインドウ装置の第2の実施の
形態を示すブロック図である。
【図3】図2のパワーウインドウ装置に係わる外部表示
器の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 運転席(第1)制御モジュール 1a 第1中央演算素子 1c 第1通信インターフェース 1d 運転席スイッチ装置(スイッチ装置) 1e 運転席照光素子(発光ダイオード素子) 1f 助手席スイッチ装置(スイッチ装置) 1g 助手席照光素子(発光ダイオード素子) 1h 後部右側席スイッチ装置(スイッチ装置) 1j 後部右側席照光素子(発光ダイオード素子) 1k 後部左側席スイッチ装置(スイッチ装置) 1m 後部左側席照光素子(発光ダイオード素子) 2 助手席(第2)制御モジュール 2c 第2通信インターフェース 2d 助手席スイッチ装置(スイッチ装置) 3 後部右側席(第3)制御モジュール 3c 第3通信インターフェース 3d 後部右側席スイッチ装置(スイッチ装置) 4 後部左側席(第4)制御モジュール 4c 第4通信インターフェース 4d 後部左側席スイッチ装置(スイッチ装置) 7、8、9、10 モーター装置 11 外部スピーカー 20 外部表示器(報知装置) 22a 運転席照光器(発光ダイオード素子) 23a 助手席照光器(発光ダイオード素子) 24a 後部右側席照光器(発光ダイオード素子) 25a 後部左側席照光器(発光ダイオード素子)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両内の運転席側に配設され、運転席の窓
    と、運転席以外の少なくともひとつの同乗席の窓とをそ
    れぞれ開閉操作するための複数個のスイッチ装置を有す
    る第1制御モジュールと、 前記車両内の前記運転席以外の前記同乗席の少なくとも
    ひとつに配設され、前記同乗席の前記窓を開閉操作する
    ためのスイッチ装置を含む第2制御モジュールとを備
    え、 前記第2制御モジュールの前記スイッチ装置が前記窓の
    開閉操作をするために操作されていることを表示する報
    知装置が前記車両内に配設されていることを特徴とする
    パワーウインドウ装置。
  2. 【請求項2】前記第1制御モジュールが、第1中央演算
    素子と、該第1中央演算素子に接続された第1通信イン
    ターフェースと、前記第1中央演算素子に接続された複
    数個の前記スイッチ装置とを有し、 前記第2制御モジュールが、第2中央演算素子と、該第
    2中央演算素子に接続された第2通信インターフェース
    と、前記第2中央演算素子に接続された少なくとも1個
    の前記スイッチ装置とを有し、 前記第1通信インターフェースと、前記第2通信インタ
    ーフェースとは通信バスによって接続されると共に、 前記第2制御モジュールの前記スイッチ装置が操作され
    ると、前記第2中央演算素子からの出力信号に基づき、
    前記第1中央演算素子が前記報知装置を制御することを
    特徴とする請求項1記載のパワーウインドウ装置。
  3. 【請求項3】前記報知装置が、前記第1制御モジュール
    の前記同乗席の窓を開閉操作するための前記スイッチ装
    置のうちの前記第2制御モジュールが配設された前記同
    乗席の窓を開閉操作するための前記スイッチ装置に配設
    されていることを特徴とする請求項1、又は2記載のパ
    ワーウインドウ装置。
  4. 【請求項4】前記報知装置が、照光素子から成ることを
    特徴とする請求項3記載のパワーウインドウ装置。
  5. 【請求項5】車両内の運転席側に配設され、運転席の窓
    と、運転席以外の各同乗席の窓とをそれぞれ開閉操作す
    るための少なくとも4個のスイッチ装置を有する第1制
    御モジュールと、 前記車両内の前記運転席以外の前記各同乗席側にそれぞ
    れ配設され、前記各同乗席の前記各窓をそれぞれ開閉操
    作するためのそれぞれ少なくとも1個のスイッチ装置を
    有する第2、第3、及び第4制御モジュールとを備え、 前記第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれの
    前記スイッチ装置が前記各窓の開閉操作をするために操
    作されていることを表示する報知装置が前記車両内に配
    設されていることを特徴とするパワーウインドウ装置。
  6. 【請求項6】前記報知装置が、各前記第2、第3、及び
    第4制御モジュールが配設された前記同乗席の前記窓を
    開閉操作するために前記第1制御モジュールに配置され
    た各前記スイッチ装置のそれぞれに配設されていること
    を特徴とする請求項5記載のパワーウインドウ装置。
  7. 【請求項7】前記報知装置が、照光素子から成り、前記
    第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれの前記
    スイッチ装置のいずれかが前記各窓の開閉操作をするた
    めに操作されると、操作された前記スイッチ装置に対応
    する前記照光素子が点滅するように構成されていること
    を特徴とする請求項5記載のパワーウインドウ装置。
  8. 【請求項8】前記報知装置が、前記車両の前面計器部材
    内に配設されている外部表示器から成ることを特徴とす
    る請求項1、2、又は5記載のパワーウインドウ装置。
  9. 【請求項9】前記報知装置が、スピーカーから成り、前
    記第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれの前
    記スイッチ装置のいずれかが前記各窓の開閉操作をする
    ために操作されると、前記スピーカーから音声が出力さ
    れ、各窓が操作されていることを知らせるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載のパワーウイン
    ドウ装置。
JP2001351554A 2001-11-16 2001-11-16 パワーウインドウ装置 Expired - Fee Related JP3771484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351554A JP3771484B2 (ja) 2001-11-16 2001-11-16 パワーウインドウ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351554A JP3771484B2 (ja) 2001-11-16 2001-11-16 パワーウインドウ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003148047A true JP2003148047A (ja) 2003-05-21
JP3771484B2 JP3771484B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=19163853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001351554A Expired - Fee Related JP3771484B2 (ja) 2001-11-16 2001-11-16 パワーウインドウ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3771484B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705130B1 (ko) 2005-12-06 2007-04-09 기아자동차주식회사 안전 파워 윈도우 제어장치
DE102005058228A1 (de) * 2005-11-11 2007-06-21 Kia Motors Corporation System zum sicheren Öffnen/Schließen eines Fahrzeugfensters mit elektrischem Fensterscheibenheber
CN107499255A (zh) * 2016-06-14 2017-12-22 大陆汽车电子(长春)有限公司 车窗控制系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005058228A1 (de) * 2005-11-11 2007-06-21 Kia Motors Corporation System zum sicheren Öffnen/Schließen eines Fahrzeugfensters mit elektrischem Fensterscheibenheber
DE102005058228B4 (de) * 2005-11-11 2008-07-10 Kia Motors Corporation System zum sicheren Öffnen/Schließen eines Fahrzeugfensters mit elektrischem Fensterscheibenheber
KR100705130B1 (ko) 2005-12-06 2007-04-09 기아자동차주식회사 안전 파워 윈도우 제어장치
CN107499255A (zh) * 2016-06-14 2017-12-22 大陆汽车电子(长春)有限公司 车窗控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3771484B2 (ja) 2006-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10821925B2 (en) Apparatus and method for assisting a user
CN104302504A (zh) 用于控制在车辆内部空间中的照明的装置
JP6078032B2 (ja) 車載用警告装置
JP3608967B2 (ja) 自動車用入力装置
JPH08216789A (ja) 自動車の車外後視鏡装置
JP5017029B2 (ja) 車両用室内照明灯
US10125530B2 (en) Power window device
JP3771484B2 (ja) パワーウインドウ装置
JP3728553B2 (ja) 自動車用入力装置
JP2007190990A (ja) スライドドア装置
JPH11105547A (ja) 車室側ドアハンドル表示照明装置
JP2009280194A (ja) インストルメントパネル装置
GB2173028A (en) Vehicle accessory
CN205836650U (zh) 一种汽车声控转向灯闪亮装置
JP6526426B2 (ja) 車室内照明装置
JP4201558B2 (ja) 自動車における運転者への伝達事項表示装置
KR960008454Y1 (ko) 자동차의 동화장치
EP1275550A1 (en) Turn indicator display for vehicles
JPH0620507A (ja) 車両用警告灯制御装置
JP2014091379A (ja) 無線送信装置、無線制御システムおよび無線受信装置
JPH0692182A (ja) 車輛における運転意思表示装置
KR200273371Y1 (ko) 자동차의 운행방향 표시장치
AU2005101071A4 (en) Vehicle's messages and information system
KR200340965Y1 (ko) 자동차의 문자 표시 보조등
US1350469A (en) Traffic-signal

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees