JPH0692182A - 車輛における運転意思表示装置 - Google Patents

車輛における運転意思表示装置

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JPH0692182A
JPH0692182A JP26522591A JP26522591A JPH0692182A JP H0692182 A JPH0692182 A JP H0692182A JP 26522591 A JP26522591 A JP 26522591A JP 26522591 A JP26522591 A JP 26522591A JP H0692182 A JPH0692182 A JP H0692182A
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JP
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vehicle
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character
character display
driving
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JP26522591A
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Inventor
Hiroko Kato
博子 加藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】遵法の精神に則りしかも譲り合いの精神をもっ
て運転上の礼儀的な挨拶を適確に交せることにより運転
上のトラブルや交通事故発生の防止に寄与する。 【構成】運転意思を他車乗員に文字伝達する文字表示手
段2を車体の後部側に備付け、その文字表示手段2を点
灯,点滅操作するスイッチング手段3をハンドル乃至は
運転席周囲のパネル面の装備すると共に、車装バッテリ
ー4を電源とするハーネス回路5で文字表示手段2とス
イッチング手段3とを電気的に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として運転上の礼儀
的な挨拶等を文字表示すると共に他車乗員に告知するの
に用いられる車輛における運転意思表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、自動車,二輪車を含む車輛
においては右左折或いはブレーキ印加を他車に告知する
手段としてウィンカー,ブレーキランプが装備されてい
る。
【0003】このうち、ウィンカー右左折時のみなら
ず、車の走行状況に応じて走路変更,追越し,追抜き或
いは割込みを行うときにも用いられるが、それはランプ
が唯単に点滅するものにすぎないため、これら行為で走
行上影響を与える他車乗員に対しては事前の告知を行え
ても、事後の礼儀的な挨拶等を伝達する手段としては機
能し得ない。
【0004】現実問題として、走路変更,追越し,追抜
き或いは割込み等の行為が運転マナー通り適正に行なわ
れたとしても、その行為に伴って走行上影響を与えた他
車乗員に礼儀的な合図を交したいときが多々ある。この
ようなときにウィンカーでは対応できないため、運転者
がフロントサイドウィンドウを開けて手合図し或いはホ
ーン操作による音合図で知らせるようなことが行われて
いる。然し、その手合図や音合図は高速道路走行中に行
うには好ましくなく、また、一般道においても十分に意
思が伝達できるとは限らない。このため、それらの行為
に起因したトラブルが起きているのも実情である。
【0005】なお、貨物車等で右左折やバックを告知す
るべく、音声出力やブザー音発振等の告知手段を装備し
たものがある。然し、音声出力による場合には歩行者に
対する伝達を行えても、車中にいる乗員には伝え難く、
また、ブザー音にあってはホーン操作による音合図と同
様に意思を十分に伝達することはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、遵法の精神
に則りしかも譲り合いの精神をもって運転上の礼儀的な
挨拶等を的確に交わせることにより運転上のトラブルや
交通事故発生の防止に寄与し得る車輛における運転意思
表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
車輛における運転意思表示装置においては、運転意思を
他車乗員に文字伝達する文字表示手段を車体の後部側に
備付け、その文字表示手段を点灯,点滅操作するスイッ
チング手段をハンドル乃至は運転席周囲のパネル面に装
備すると共に、車装バッテリーを電源とするハーネス回
路で文字表示手段とスイッチング手段とを電気的に接続
することにより構成されている。同請求項2の車輛にお
ける運転意思表示装置においては、文字表示手段を車体
後部に配設されるブレーキランプ,ウィンカーと併置さ
せて装備することにより構成されている。また、同請求
項3の車輛における運転意思表示装置においては文字表
示手段が場合,場合に対応して選択点灯自在な語意の異
なる複数種の文字配列を含んで夫々を個別に点灯,点滅
操作自在に構成され、同請求項4の車輛における運転意
思表示装置においては語意の異なる複数種の文字配列を
含む文字表示手段が中立停止位置から上下,左右の多方
向に切換操作自在なスイッチング手段に接続されて構成
されている。
【0008】
【作用】本発明に係る請求項1の車輛における運転意思
表示装置では、スイッチング手段の操作で「アリガト
ウ」,「ゴメンナサイ」,「オネガイシマス」,「イソ
イデマス」等の運転に伴う礼儀的な挨拶文字等を文字表
示手段で車体の後部側に点灯表示することにより他車乗
員に適確にすることができるから、順法の精神を尊重し
ながら互いに譲合いの精神を促せて気持ちのよい運転を
行えると共に、運転上のトラブルや交通事故の発生を防
止できるようになる。
【0009】本発明に係る請求項2の車輛における運転
意思表示では、車体後部に配設されるブレーキランプ,
ウィンカーと併置させて文字表示手段を装備するから後
続車乗員の最も見易い位置に装備され、ブレーキランプ
と共通したカバー内に収容配置すれば既存の設備を有効
利用することができる。また、同請求項3の車輛におけ
る運転意思表示装置では「アリガトウ」,「ゴメンナサ
イ」,「オネガイシマス」,「イソイデマス」等の語意
が異なる文字配列を文字表示手段に含ませることによ
り、場合,場合に応じた礼儀的な挨拶等を効果的に交わ
すことができる。その複数種の文字配列を文字表示手段
が含むとき、同請求項4の車輛における運転意思表示装
置では中立停止位置から上下,左右の多方向に切換操作
自在なスイッチング手段を文字表示手段に接続するの
で、スイッチ類を増さずに適確なスイッチ操作で文字表
示手段を点灯,点滅操作するようにできる。
【0010】
【実施例】図1は自動車の車体後部に配設されるブレー
キランプカバー1の内部に収容させて、文字表示手段2
を装備した車輛における運転意思表示装置を示す。この
運転意思表示装置は車体後部の中央位置に一つ配設し、
或いは左右で選択使用できるよう二つ配設することがで
きる。
【0011】その文字表示手段2としては複数個の発光
ダイオード3,3…を文字形状に応じてプリント基板に
配列装備し、これを後述するスイッチング手段で点灯操
作するよう電光掲示板と同様に回路構成したものを用い
ることができる。また、けい光体の微結晶を誘電体の内
部に埋込むことにより文字板として形成したエレクトロ
ルミネッセンスボードを用いることもでき、或いは複数
個のセグメントを文字形状に応じて回路基板に取付けて
構成する文字記号素子を用いるようにもできる。これら
は発光素子で構成するものに代えて、セグメント電極を
文字形状に応じてガラス基板に取付け、対向電極を液晶
に設けることにより液晶分子に電極からのパルス電界を
印加させて光学的状態を変化させることによる液晶素子
で構成することもできる。
【0012】その文字表示手段2で表示する文字配列と
しては、「アリガトウ」,「ゴメンナサイ」,「オネガ
イシマス」,「イソイデマス」等の運転操作に伴う礼儀
的な語意の挨拶文字等を表すものでよい。また、文字形
態としては漢字,英語等を採用することもできるが、最
も単純で他車乗員が視覚的に捉え易くしかも子供でも判
るようカタカナ文字或いはひらがな文字で表示するのが
好ましい。
【0013】これらの文字表示はある程度共通して用い
得る「アリガトウ」の一種でもよいが、文字表示手段2
は上述した如く語意の異なる複数種の文字配列を場合,
場合に応じて選択点灯できるよう構成するとよい。その
文字表示手段2を発光ダイオード3,3…で構成する場
合には複数個並べてプリント基板に取付けられる発光ダ
イオード相互を各文字単位に組合わせて回路接続すると
共に、これらを各文字配列毎に更に回路接続すればよ
い。また、文字記号素子或いは液晶素子を用いる場合に
はセグメントまたはセグメント電極の組合せで、複数種
の文字配列を選択点灯するよう構成することができる。
【0014】その文字表示手段2は文字表示を固定型,
流動型に構成できるものの、見る側の注意を運転操作以
外に余り分散させないようにするためには固定型に構成
するのがよい。また、この文字表示手段2をブレーキラ
ンプと併置する場合、文字表示手段2を構成する発光ダ
イオード3,3…に含ませて、ブレーキペタルの踏押し
点灯回路に接続する発光ダイオードを点散させて配置す
ればよい。
【0015】その文字表示手段2は車体の後部側に備付
けられ、他車乗員の注意を引き易いブレーキランプ,ウ
ィンカーの左右装備個所に夫々併置するよう配設するよ
とい。また、上述した如く既設の設備を有効活用するべ
く、ブレーキランプと共通したカバー内に収容させて装
備することもできる。発光色としてはブレーキランプカ
バーが有する赤色を応用してもよいが、この赤色と相乗
的により鮮明な発光色を呈する適宜な色の他色に発光ダ
イオードを帯色することもできる。また、その取付場所
としてはリアバックウィンドウの近傍で車内のリアバッ
クシート上部中央位置でもよい。
【0016】この文字表示手段2は、図2で示すように
車装バッテリー4を電源とするハーネス回路5で文字点
灯,点滅操作するスイッチング手段6と接続されてい
る。そのスイッチング手段6としては、一つの文字配列
を含む文字表示手段を用いる場合には一つのON,OF
F切換スイッチを装備すれば足りる。また、文字表示手
段6が複数種の選択的に点灯自在な文字配列を含む場合
には、各文字配列毎のON,OFF切換スイイッチを装
備することにより個々のスイッチ操作で各文字配列を点
灯,点滅させることができる。これに代えて、図3で示
す如く中央の中立停止位置から上下,左右の多方向に切
換え操作自在な切換スイッチ6aを装備すれば、一つの
スイッチング手段6で複数種の文字配列を点灯,点滅操
作することができる。また、車体後部の左右に文字表示
手段2を夫々備付けるときには上述した多方向の切換ス
イッチ6aに加えて、左右の切換スイッチ6bを組合せ
て装備することにより右または左の文字表示手段2に切
換えて点灯,点滅するよう構成できる。
【0017】そのスイッチンング手段6は運転者が操作
し易い位置に配置するべく、ハンドル或いは運転席周辺
の計器パネル,ドアインナーアームレスト,サイドボッ
クス等のパネル面に装備されている。
【0018】なお、上述した実施例では自動車装備用と
して説明したが、二輪車における運転意思表示装置とし
て構成することもできる。その二輪車用としてはブレー
キランプ,ウィンカーとは別のカバー内に収容させて文
字表示手段を構成し、これを車体後部に備付けると共に
上述したと同様なスイッチング手段をハンドルのグリッ
プ部周辺に装備すればよい。また、文字表示手段で表示
する文字配列は上述した実施例に限定されず、本発明の
精神を越脱しない限り広く選択することができる。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明の車輛における運転
意思表示装置に依れば、走路変更,追越し,追抜き或い
は割込み等に伴って礼儀的な挨拶表示等を事前または事
後に文字表示で他車乗員に伝達することができるため、
譲り合いの精神に則って事故発生を抑制するのに役立つ
ばかりでなく、それに伴うトラブルの発生も防止できて
交通の流れをスムースにすることにも寄与できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輛における運転意思表示装置を構成
する文字表示手段の一例を示す説明図である。
【図2】同装置における車装バッテリーを電源としてハ
ーネス回路の概略を示す説明図である。
【図3】同装置における文字表示手段の一例に係るスイ
ッチング手段を示す説明図である。
【符号の説明】
1 収容カバー 2 文字表示手段 3,3… 文字表示手段の文字配列を構成する発光
ダイオード 4 車装バッテリー 5 ハーネス回路 6 スイッチング手段 6a 多方向の切換スイッチ 6b 左右に備付けられる文字表示手段の切換
スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転意思を他車乗員に文字伝達する文字
    表示手段を車体の後部側に備付け、その文字表示手段を
    点灯,点滅操作するスイッチング手段をハンドル乃至は
    運転席周囲のパネル面に装備すると共に、車装バッテリ
    ーを電源とするハーネス回路で前記文字表示手段とスイ
    ッチング手段とを電気的に接続してなることを特徴とす
    る車輛における運転意思表示装置。
  2. 【請求項2】 上記文字表示手段が車体後部に配設され
    るブレーキランプ,ウィンカーと併置させて装備されて
    いることを特徴とする請求項1の車輛における運転意思
    表示装置。
  3. 【請求項3】 上記文字表示手段が場合,場合に対応し
    て選択点灯自在な語意の異なる複数種の文字配列を含ん
    でいることを特徴とする請求項1または2の車輛におけ
    る運転意思表示装置。
  4. 【請求項4】 上記文字表示手段が中立停止位置から上
    下,左右の多方向に切換操作自在なスィッチング手段に
    接続されていることを特徴とする請求項3の車輛におけ
    る運転意思表示装置。
JP26522591A 1991-09-17 1991-09-17 車輛における運転意思表示装置 Pending JPH0692182A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020113810A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 矢崎総業株式会社 送信装置および信号伝送システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259534B2 (ja) * 1983-09-26 1987-12-11 Matsushita Electric Works Ltd
JPS6354543B2 (ja) * 1980-09-25 1988-10-28 Kanegafuchi Chemical Ind

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950530