JP2003146018A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2003146018A
JP2003146018A JP2001349192A JP2001349192A JP2003146018A JP 2003146018 A JP2003146018 A JP 2003146018A JP 2001349192 A JP2001349192 A JP 2001349192A JP 2001349192 A JP2001349192 A JP 2001349192A JP 2003146018 A JP2003146018 A JP 2003146018A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操縦安定性を損ねることなくウエット性能を
向上する。 【解決手段】 トレッド接地巾TWの45%の領域をな
すトレッド面2の中央領域Crに、タイヤ周方向に連続
してかつ溝中心がタイヤ赤道Cから離れてのびる少なく
とも1本の縦溝3aを有する。中央領域Crにおいて最
もタイヤ軸方向外側の縦溝3aのタイヤ軸方向外側の溝
壁面は、その外側部分に、トレッド面2に向かって溝巾
を拡大させる向きに傾く面取り状の斜壁部8を含む。縦
溝3aのタイヤ軸方向外側の陸部に、前記溝縁3eから
トレッド接地巾TWの1〜5%の小距離δを外側に隔て
る位置に内方端部11iを有しかつタイヤ周方向に対し
て5〜30゜の角度で傾く急傾斜溝を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏摩耗や乾燥路面
での操縦安定性を損ねることなく耐ハイドロプレニング
性能を向上しうる空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】高速で
ウエット路面を走行すると、タイヤが水膜上に乗り上げ
操舵不能に陥るいわゆるハイドロプレーニング現象が発
生することが知られている。種々の実験の結果、このハ
イドロプレーニング現象の発生速度をより高速域へと移
行させること、即ち耐ハイドロプレニング性能を向上す
るためには、トレッド面に凹設される縦溝の溝容積を増
大することや、この縦溝に連通する傾斜溝などを多数配
置することが効果的であることが判明している。
【0003】しかしながら、トレッド面に縦溝、傾斜溝
を配する場合、その用い方によっては偏摩耗が発生した
り、またパターン剛性が低下するため乾燥路面での操縦
安定性を損ねる等の問題が生じうる。本発明は、このよ
うな実状に鑑み案出なされたもので、トレッド面の中央
領域に設けた縦溝の溝壁面の形状、及び傾斜溝の傾き角
度や縦溝との相対関係を規制することを基本として、耐
偏摩耗性能や乾燥路面での操縦安定性を損ねることなく
耐ハイドロプレニング性能を向上しうる空気入りタイヤ
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、タイヤ赤道を中心としてトレッド接地巾の
45%の領域をなすトレッド面の中央領域に、タイヤ周
方向に連続してかつ溝中心がタイヤ赤道から離れてのび
る少なくとも1本の縦溝を具え、前記中央領域において
最もタイヤ軸方向外側の前記縦溝のタイヤ軸方向外側の
溝壁面は、溝縁からタイヤ半径方向内方に小距離を隔て
た高さまでの外側部分に、前記トレッド面に向かって溝
巾を拡大させる向きに傾く面取り状の斜壁部を含むとと
もに、前記縦溝のタイヤ軸方向外側の陸部に、前記縦溝
の前記溝縁からトレッド接地巾の1〜5%の小距離δを
タイヤ軸方向外側に隔てる位置に内方端部を有しかつタ
イヤ周方向に対して5〜30゜の角度で傾いてタイヤ軸
方向外側にのびる急傾斜溝をタイヤ周方向に隔設したこ
とを特徴としている。
【0005】本明細書において、「トレッド接地巾」は
タイヤを正規リムにリム組しかつ正規内圧を充填すると
とともに正規荷重を付加して平面に接地させたときのト
レッド接地端間のタイヤ軸方向の距離とする。また前記
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規
格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであ
り、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれ
ば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measur
ing Rim"とする。また、前記「正規内圧」とは、タイヤ
が基づいている規格を含む規格体系において、各規格が
タイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれ
ば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRELOAD LIMITS AT
VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大
値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする
が、タイヤが乗用車用である場合には180KPaとす
る。さらに「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規
格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めて
いる荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、T
RAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLDIN
FLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであ
れば "LOAD CAPACITY"とするが、タイヤが乗用車用であ
る場合には、上記荷重の0.8倍の荷重とする。なお以
下、特に言及しない場合、タイヤの各部の寸法等は、タ
イヤを正規リムにリム組しかつ正規内圧を充填した無負
荷の状態で特定されるものとする。
【0006】また請求項2記載の発明は、前記中央領域
は、タイヤ赤道の両側に配された一対の縦溝を具えるこ
とにより、タイヤ赤道上に中央リブを具えることを特徴
とする請求項1記載の空気入りタイヤである。
【0007】また請求項3記載の発明は、前記トレッド
面は、その中央領域の各外側をなすショルダ領域に、そ
れぞれタイヤ周方向に連続してのびる外の縦溝が形成さ
れるとともに、前記急傾斜溝は、この外の縦溝に連通す
ることなく終端する外方端部を有し、しかもタイヤ周方
向に前記内方端部が隣り合う前記急傾斜溝は、各々、タ
イヤ周方向に延在することによりタイヤ軸方向に互いに
重なる重複部を形成することを特徴とする請求項1又は
2に記載の空気入りタイヤである。
【0008】また請求項4記載の発明は、前記急傾斜溝
のタイヤ周方向の略中間部と前記外の縦溝との間を、前
記急傾斜溝と同向きかつタイヤ周方向に対する角度が前
記急傾斜溝よりも大きい緩傾斜溝により接続したことを
特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤである。
【0009】また請求項5記載の発明は、前記斜壁部
は、前記縦溝の溝縁を通るトレッド面の法線に対して5
0〜80゜の角度で傾くことを特徴とする請求項1乃至
4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の実施形態を示すトレ
ッドパターンの展開図、図2(A)はそのA−A線断面
図、図2(B)はそのB−B線断面図、図3は図2
(A)の斜視図、図4は図2(B)の斜視図をそれぞれ
示す。図において、本実施形態の空気入りタイヤは、ト
レッド面2に、タイヤ赤道Cの両側に実質的に左右対称
で配された一対の内の縦溝3a、3aと、その外側に実
質的に左右対称に配された一対の外の縦溝3b、3bと
が設けられており、例えば乗用車用ラジアルタイヤとし
て好適に用いられる。
【0011】前記各縦溝3(総称するとき、符号3を用
いる)は、本実施形態では、いずれもタイヤ周方向に直
線状でかつ連続してのびるものが示される。縦溝3は、
トレッド面の排水性を向上するために、例えば図2に示
す如く、トレッド面2と溝壁面6との交点である溝縁3
e、3e間の溝巾GWがトレッド接地巾TWの2〜7%
程度、より好適には2〜5%程度に設定されるのが望ま
しい。また縦溝3の溝深さGDについては、例えば6.
5〜10.0mm、より好ましくは7.0〜9.0mmとす
るのが望ましい。
【0012】前記内の縦溝3aは、その溝中心がタイヤ
赤道Cから離れて設けられるが、その配設位置(溝中心
線がある位置)は、タイヤ赤道Cを中心としてトレッド
接地巾TWの45%の領域をなすトレッド面の中央領域
Crに設けられる。このような中央領域Crは、走行中
の接地圧が高くしかも接地長さも大となるため、かかる
領域に縦溝3aを設けることによって、路面の水膜を効
果的に除去、排出することができる。なおタイヤ赤道C
から離して縦溝3を設けた場合、乾燥路などでパターン
剛性が不足するのを効果的に防止しうる。
【0013】また中央領域Crは、本例のようにタイヤ
赤道Cの両側に一対の内の縦溝3a、3aを設けてタイ
ヤ赤道C上に中央リブL1を具えるのが好適である。中
央リブL1の巾は、好適にはトレッド接地巾TWの5〜
10%、より好ましくは7〜10%である。なお中央領
域Crに設ける縦溝3の本数は1本以上であれば特に限
定はされないが、好ましくは本例のように複数本が望ま
しい。
【0014】前記外の縦溝3bは、中央領域Crの各外
側の領域をなすショルダ−領域Shにその溝中心線が位
置している。このため、ショルダ−領域Shにおいても
トレッド面2の水膜を除去して排水効果を高めることが
できる。また、本例のトレッド面2には、内の縦溝3a
と外の縦溝3bとの間に中の陸部L2が形成され、さら
に外の縦溝3bと接地端eとの間には外の陸部L3がそ
れぞれ形成される。
【0015】前記中央領域Crにおいて、最もタイヤ軸
方向外側に配される縦溝、即ち本例では各内の縦溝3
a、3aは、図2(A)に示すように、タイヤ軸方向の
外側の溝壁面6oが、溝縁3eからタイヤ半径方向内方
に小距離hを隔てた高さまでの外側部分4に、トレッド
面2に向かって溝巾を拡大させる向きに傾く面取り状の
斜壁部8を含んで構成される。この外側部分4は、例え
ば全てが斜壁部8により構成されても良いが、本例では
斜壁部8と、この斜壁部8の外側縁8oからタイヤ半径
方向にのび溝縁3eに至る小高さの縦壁部10とを含む
ものが例示される。
【0016】前記斜壁部8は、内の縦溝3aのトレッド
面2付近の溝巾を局部的に拡大することによって、溝容
積の拡大ないし路面に滞留した水を効果的に縦溝3内へ
流入させることができ、排水性をより向上するのに役立
つ。一方、縦壁部10は、溝縁3eをより明瞭な鋭いエ
ッジとし、このエッジを利用して路面の水膜を切断しう
るため、縦溝3内への前記水の取り込みをさらに助長し
斜壁部8の効果を高める。
【0017】外側部分の高さhは、特に限定はされない
が、例えば内の縦溝3aの深さGDの10〜60%、よ
り好ましくは20〜50%とするのが望ましい。前記高
さhが内の縦溝3aの深さGDの10%未満であると、
斜壁部8による縦溝3の溝容積の拡大効果が低下する傾
向があり、逆に60%を超えると、接地面積が減少した
り溝縁3e付近の陸部剛性を低下させ偏摩耗などが生じ
やすくなるため好ましくない。
【0018】また斜壁部8は、その溝壁面6oの溝縁3
eを通るトレッド面の法線Nに対する傾き角度θoを5
0〜80゜、さらに好ましくは60〜75゜程度とする
ことが好ましい。前記角度θoが50゜未満であると、
溝巾を拡大させる効果が小さく、逆に80゜を超える
と、十分な斜壁部8の高さを確保するのが困難となり、
同様に溝容積の拡大化には寄与し得ない傾向がある。ま
た縦壁部10の高さFは、好ましくは0.5〜1.5m
m、さらに好ましくは0.5〜1.0mmの小高さとする
のが望ましい。なお深さHを有する溝壁面6の内側部分
5は、溝底との交わり部を除き前記法線Nに対して5〜
15゜程度で傾く通常の主壁部7が形成される。
【0019】また、図3及びそのC−C線断面図である
図5に示すように、本例では溝壁面6oの前記斜壁部8
には、小巾かつ小深さの微細溝9…が本例ではタイヤ軸
方向にほぼ平行にのびかつタイヤ周方向に隔設されてい
るものを示す。このような微細溝9は、斜壁部8の濡れ
性を高め該斜壁部8への水の付着性を向上しうることに
よって、内の縦溝3a内での排水性をより良く改善す
る。とりわけ新品時の溝壁面などには離型剤や油脂類が
多く付着してるため水をはじきやすいが、斜壁部8に微
細溝9を設けることにより、濡れ性を高めてウエット性
能を向上することができる。また斜壁部8に微細溝9を
設けると、斜壁部8と路面との間の水を溝内部へと効果
的に押し出すことができ、その押し出された水によって
図6に示すように内の縦溝3aの内部で渦状の水流が発
生する。このような流れは、溝内部を通過する流水の排
水効率を高める効果を有する。
【0020】上述のような作用を実現するために、図5
に示すように、微細溝9の溝巾Wは、好ましくは0.3
〜1.2mm、より好ましくは0.6〜1.0mmとするの
が望ましい。また微細溝9の溝深さdは、好ましくは
0.3〜1.5mm、より好ましくは0.3〜0.6mmと
するのが望ましい。さらに微細溝9のタイヤ周方向のピ
ッチP(図5の如く、微細溝9の溝中心線間の距離)
は、好ましくは1.4〜4.0mm、より好ましくは2.
0〜3.0mmとするのが望ましい。なお微細溝9のピッ
チPは、溝巾W、溝深さdと同様に、一定でも良いが、
前記範囲内で違えることもできる。
【0021】また微細溝9の断面形状は、特に限定はさ
れず、図5に示したような略半円状をなすものの他、角
溝、三角溝(いずれも図示省略)など種々のものが採用
できる。より好ましくは、微細溝9の溝容積を効率良く
確保し得るとともに毛細管現象によって水の吸い上げ効
果が期待できる前記略半円状が望ましい。このような微
細溝9は、縦溝3の溝縁付近の剛性を低下させることが
ないため、乾燥路面における操縦安定性の悪化を防止し
うる。
【0022】なお内の縦溝3の内側の溝壁面6iは、特
に限定されず種々の態様で実施することができる。本例
では外側部分4が斜壁部8だけからなる態様を示す。ま
た内側の溝壁面6iの斜壁部8の角度θiは、外側の斜
壁部8の角度θoよりも小に設定されている。このよう
な構成により、中央リブL1の剛性を確保し乾燥路面で
の操縦安定性を維持しつつ、内の縦溝3a内への水の流
入量に差を設け、これによって内の縦溝3a内でさらに
好適に前記渦の発生が期待できる。そして、さらに好ま
しくは角度差|θo−θi|を例えば10〜30゜、よ
り好ましくは20〜30゜程度とするのが望ましい。
【0023】また図2(B)、図4に示すように、外の
縦溝3bのタイヤ軸方向外側の溝壁面6oは斜壁部8を
有しているが、タイヤ軸方向内側の溝壁面6iには斜壁
部8を設けることなく形成している。ただし、このよう
な態様に限定されず、外の縦溝3bについても内の縦溝
3aと同様の構成を採用することも勿論可能である。ま
た縦壁部10を形成することもできる。
【0024】また本発明の空気入りタイヤは、図1、図
7に示す如く、トレッド面2に、前記内の縦溝3aのタ
イヤ軸方向外側の陸部である中の陸部L2に急傾斜溝1
1がタイヤ周方向に隔設されている。急傾斜溝11は、
内の縦溝3aのタイヤ軸方向外側の溝縁3eから小距離
δをタイヤ軸方向外側に隔てる位置に内方端部11iを
有しかつタイヤ周方向に対して5〜30゜の角度βで傾
いてタイヤ軸方向外側にのびている。なお急傾斜溝11
が滑らかに湾曲するとき、前記角度βは平均の角度を採
用する。また急傾斜溝11の内方端部11iと、内の縦
溝3aのタイヤ軸方向外側の溝縁3eとの間の前記小距
離δは、トレッド接地巾TWの1〜5%とする。
【0025】中央領域Crの排水性を向上するために
は、このような急傾斜溝11の内方端部11iを前記内
の縦溝3aに連通させることないしその近傍に位置させ
ることが望ましいものである、しかしながら、単にこの
ような方法を採用した場合、中央領域Crのパターン剛
性、とりわけ、急傾斜溝11と内の縦溝3aとの間に形
成される巾の狭い陸部の剛性が低下し、操縦安定性や偏
摩耗において不利となる。そこで本発明では、図7のD
−D線拡大断面である図8に示すように、前述のように
内の縦溝3aのタイヤ軸方向外側の溝壁面6oに前記斜
壁部8を設け、小距離δをより小さく設定しても内の縦
溝3aと急傾斜溝11とで挟まれる陸部15の内方部分
の厚さを大きく確保できるため剛性を損ねることがな
い。これにより、乾燥路面での操縦安定性を損ねること
なく、急傾斜溝11の内方端部11iを内の縦溝3aに
より近づけて排水性能を向上しうる。
【0026】このように、タイヤ周方向に対して小さな
角度βで傾く急傾斜溝11は、中の陸部L2と路面との
間の水膜を切断して排水するのにより効果的なものとな
る。なお前記小距離δがトレッド接地巾TWの1%未満
であると、斜壁部8を設けていてもこの内方端部11i
と外の縦溝3bとの間に形成される陸部の剛性が著しく
小となり、この部分を起点としたゴム欠けや偏摩耗性が
生じ易く、また乾燥路面での操縦安定性をも悪化させ易
い。また急傾斜溝11を内の縦溝3aに連通させると、
中央領域Crのパターン剛性が低下し易くなるため好ま
しくない。他方、小距離δがトレッド接地巾TWの5%
を超えると、この内方端部11iと内の縦溝3bの溝縁
3eとの間に巾が大の陸部が形成され排水性の悪い部分
を形成するため好ましくない。このような観点より、前
記小距離δは、より好ましくはトレッド接地巾TWの1
〜5%、さらに好ましくは3〜5%とするのが望まし
い。
【0027】また急傾斜溝11の前記角度βが5゜未満
であると、この急傾斜溝11と内の縦溝3aとで挟まれ
る陸部の剛性が大幅に低下し、乾燥路面での操縦安定性
を低下させる他、偏摩耗を発生させやすくなる。逆に急
傾斜溝11の前記角度βが30゜を超えると、中の陸部
L2において十分な水膜除去効果が得られず、耐ハイド
ロプレーニング性能を高め得ない。このような観点よ
り、前記角度βは、より好ましくは5〜20゜、さらに
好ましくは5〜15゜とするのが望ましい。
【0028】また本例の急傾斜溝11は、外の縦溝3b
に連通することなく終端する外方端部11oを有してい
る。このため、巾の広い外の縦溝3bの溝縁付近の剛性
低下を防止でき、さらに乾燥路面での操縦安定性の低下
を抑制しうる。しかし、急傾斜溝11の外方端部11o
と前記外の縦溝3bのタイヤ軸方向内側の溝縁3eとの
間のタイヤ軸方向の距離Kが大きすぎると、中の陸部L
2における排水性能の低下が生じやすく、逆に小さすぎ
ても外の縦溝3bの溝縁付近の剛性が低下し、操縦安定
性の悪化を招きやすい。このような観点より、前記距離
Kは、トレッド接地巾TWの3〜8%、さらに好ましく
は4〜6%とするのが望ましい。
【0029】また図1に示すように、タイヤ周方向に前
記内方端部11iが隣り合う急傾斜溝11、11は、各
々、タイヤ周方向に延在することによりタイヤ軸方向に
互いに重なる重複部20を形成している。これにより、
中の陸部L2において、バランス良く排水性能を高め得
る。この重複部20のタイヤ周方向の長さLは、好適に
はトレッド接地巾TWの5〜15%程度とすることが望
ましい。なお急傾斜溝11の溝巾は特に限定はされない
が、例えばトレッド面2で測定される溝巾gw(図7に
示す)が縦溝3の溝巾GWの50〜90%、より好まし
くは60〜80%程度とするのが望ましい。また溝深さ
については、例えば縦溝3と同程度が望ましい。
【0030】また本例のトレッド面2には、急傾斜溝1
1のタイヤ周方向の略中間部と前記外の縦溝3bとの間
を継ぐとともに、前記急傾斜溝11と同向きかつタイヤ
周方向に対する角度ηが前記急傾斜溝11の前記角度β
よりも大きい緩傾斜溝13を設けたものを例示してい
る。中の陸部L2のタイヤ軸方向の外側部分の領域(換
言すれば外の縦溝3bのタイヤ軸方向内側の溝縁近傍)
は、乾燥路面での旋回走行時に大きな横力が生じるため
この部分の剛性は操縦安定性能に大きな影響を与える。
一方、耐ハイドロプレーニング性能を高めるためには、
中の陸部L2と路面との間の水膜の一部を外の縦溝3b
を使って排水させる必要がある。
【0031】そこで本実施形態では、傾斜がきつい急傾
斜溝11を外の縦溝3bに連通させることなく、傾斜が
緩やかな緩傾斜溝13を別途用いて急傾斜溝11と外の
縦溝3bとを連通することにより、中の陸部L2の剛性
を大幅に損ねることなく排水性能を高める。緩傾斜溝1
3は、急傾斜溝11よりもタイヤ周方向に対する角度η
を大とするが、より好ましくは30〜50゜、さらに好
ましくは35〜45゜とするのが望ましい。前記角度η
が30゜未満になると、急傾斜溝11との差が小さくな
って、急傾斜溝11との間に剛性の低い陸部が形成さ
れ、この部分を起点に偏摩耗が生じやすくなる傾向があ
り、逆に50゜を超えると、急傾斜溝11に対する相対
角度が大きくなり排水抵抗が大となる傾向がある。より
好適には角度差(η−β)を10〜30°程度とするの
が望ましい。
【0032】また緩傾斜溝13は、前記急傾斜溝11の
タイヤ周方向長さの略中間部に接続されることが望まし
い。例えば緩傾斜溝13を急傾斜溝11の前記外方端部
11o付近に接続することも可能ではあるが、この場
合、急傾斜溝11から流れる水流は緩傾斜溝13との接
続部で大きく流れ角度が変化するため、排水抵抗が増す
傾向がある。これに対して、緩傾斜溝13を急傾斜溝1
1の前記略中間部で接続した場合には、流水の一部を取
り込むため、前記排水抵抗の増大を防ぐことができる。
なお急傾斜溝11のタイヤ周方向の略中間部に緩傾斜溝
13を接続するとは、図7に示す如く、急傾斜溝11の
タイヤ周方向長さSの中間位置を基準とし周方向前後に
前記長さSの15%の巾を含む領域内に溝中心線の交わ
り部jを有するものとする。
【0033】また本実施形態では、前記外の陸部L3
に、一端が外の縦溝3bに連通しかつ他端が接地端eで
開口する横溝14と、この横溝間に設けられかつ接地端
eからタイヤ軸方向内側にのびて前記外の縦溝3bに連
通することなく終端するラグ状溝15とが設けられる。
これにより、外の陸部L3において、接地端e及び外の
縦溝3bを利用して効果的な排水性能が得られる。
【0034】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の
態様で実施することができる。例えば縦溝3を屈曲させ
る態様や、図9に示すように急傾斜溝11、緩傾斜溝1
3をタイヤ赤道Cを挟んでハ字状に配した方向性パター
ンとする態様、トレッド面2に適宜サイピングを付設す
る態様など種々の実施態様を含むことができる。
【0035】
【実施例】タイヤサイズが195/65R15の乗用車
用ラジアルタイヤを図1のパターンで試作するととも
に、ウエット性能、乾燥路面における操縦安定性、耐偏
摩耗性能をテストし評価を行った。また比較のために、
図10に示したパターンを有する同サイズのタイヤ(比
較例)についても併せて試験を行った。なおランド比を
はほぼ同程度とし、内部構造も実質的に同一としてい
る。テストの方法は下記の要領で行った。
【0036】<ウエット性能>半径100mのアスファ
ルト路面に、水深5mm、長さ20mの水たまりを設けた
コース上を、速度を段階的に増加させながら供試タイヤ
を装着した車両(排気量2000cm3 、リム6J、内圧
180kPa)を進入させ、横加速度(横G)を計測
し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを
算出した(ラテラル・ハイドロプレーニングテスト)。
結果は、従来例を100とする指数で表示した。数値が
大きい程良好である。
【0037】<操縦安定性能>上記車両にてタイヤテス
トコースのドライアスファルト路面上をテスト走行し、
ハンドル応答性、剛性感、グリップ等に関する特性をド
ライバーの官能評価により比較例1を100とする指数
で表示している。指数の大きい方が良好である。
【0038】<耐偏摩耗性能>上記車両にて高速道路、
市街地、山岳路を合計3000km走行し、トレッド面
の摩耗状況を目視により観察した。テスト結果などを表
1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】テストの結果、実施例のものは、ウエット
性能、操縦安定性能、耐偏摩耗性能をバランス良く向上
していることが確認できた。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気入り
タイヤは、偏摩耗や乾燥路面での操縦安定性を損ねるこ
となく耐ハイドロプレニング性能を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図
である。
【図2】(A)はそのA−A線断面図、(B)はそのB
−B線断面図である。
【図3】図2(A)の斜視図である。
【図4】図2(B)の斜視図である。
【図5】図3のC−C線断面図である。
【図6】縦溝内の水の流れを説明する断面略図である。
【図7】トレッド面の一部拡大図である。
【図8】そのD−D線拡大断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示すトレッド部の展開
図である。
【図10】比較例のトレッド部の展開図である。
【符号の説明】
2 トレッド面 3 縦溝 3a 内の縦溝 3b 外の縦溝 4 外方部分 5 内方部分 6 溝壁面 6o タイヤ軸方向外側の溝壁面 6i タイヤ軸方向内側の溝壁面 7 主壁部 8 斜壁部 9 微細溝 11 急傾斜溝 11i 急傾斜溝の内方端部 11o 急傾斜溝の外方端部 13 緩傾斜溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ赤道を中心としてトレッド接地巾の
    45%の領域をなすトレッド面の中央領域に、タイヤ周
    方向に連続してかつ溝中心がタイヤ赤道から離れてのび
    る少なくとも1本の縦溝を具え、 前記中央領域において最もタイヤ軸方向外側の前記縦溝
    のタイヤ軸方向外側の溝壁面は、溝縁からタイヤ半径方
    向内方に小距離を隔てた高さまでの外側部分に、前記ト
    レッド面に向かって溝巾を拡大させる向きに傾く面取り
    状の斜壁部を含むとともに、 前記縦溝のタイヤ軸方向外側の陸部に、前記縦溝の前記
    溝縁からトレッド接地巾の1〜5%の小距離δをタイヤ
    軸方向外側に隔てる位置に内方端部を有しかつタイヤ周
    方向に対して5〜30゜の角度で傾いてタイヤ軸方向外
    側にのびる急傾斜溝をタイヤ周方向に隔設したことを特
    徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】前記中央領域は、タイヤ赤道の両側に配さ
    れた一対の縦溝を具えることにより、タイヤ赤道上に中
    央リブを具えることを特徴とする請求項1記載の空気入
    りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記トレッド面は、その中央領域の各外側
    をなすショルダー領域に、それぞれタイヤ周方向に連続
    してのびる外の縦溝が形成されるとともに、 前記急傾斜溝は、この外の縦溝に連通することなく終端
    する外方端部を有し、しかもタイヤ周方向に前記内方端
    部が隣り合う前記急傾斜溝は、各々、タイヤ周方向に延
    在することによりタイヤ軸方向に互いに重なる重複部を
    形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気
    入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記急傾斜溝のタイヤ周方向の略中間部と
    前記外の縦溝との間を、前記急傾斜溝と同向きかつタイ
    ヤ周方向に対する角度が前記急傾斜溝よりも大きい緩傾
    斜溝により接続したことを特徴とする請求項3に記載の
    空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記斜壁部は、前記縦溝の溝縁を通るトレ
    ッド面の法線に対して50〜80゜の角度で傾くことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入り
    タイヤ。
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