JP2003145483A - シート材切断装置 - Google Patents

シート材切断装置

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JP2003145483A
JP2003145483A JP2001352781A JP2001352781A JP2003145483A JP 2003145483 A JP2003145483 A JP 2003145483A JP 2001352781 A JP2001352781 A JP 2001352781A JP 2001352781 A JP2001352781 A JP 2001352781A JP 2003145483 A JP2003145483 A JP 2003145483A
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Japan
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sheet material
rotary
blade
attached
cutting device
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JP2001352781A
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Takamasa Onishi
孝政 大西
Hideo Yamato
英雄 大和
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】フレームに対して往復動するスライドベース
と、これに着脱自在に支持される刃物支持台と、これに
配置され刃物支持台の移動に伴って回転する一対の回転
刃を備えたシート材切断装置を提供する。 【解決手段】 フレーム1の長手方向に沿って移動自在
に取り付けたスライドベース3と、これに着脱自在に取
り付ける刃物支持台4と、前記スライドベースを移動さ
せるための駆動手段Mとを備えたシート材切断装置であ
って、刃物支持台4には、協働してシート材を切断する
第1回転刃8と第2回転刃9とを設け、それぞれの回転
軸には第1回転プーリ28、第2回転プーリ30を取り
付け、両プーリの周囲を弾性材29、31で形成し、同
弾性材がガイドフランジ14を挟持するべく配置し、駆
動手段によってスライドベース3を移動させることによ
りプーリ29、31を介して回転し、シート材を切断す
ることを特徴とするシート材切断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームに対して
往復動するスライドベースと、このスライドベースに着
脱自在に支持される刃物支持台と、刃物支持台に配置さ
れ刃物支持台の移動に伴って回転する一対の回転刃を備
えたシート材切断装置に関するものであり、さらに詳細
には、フレームに取り付けられた駆動手段と、この駆動
手段に連結され駆動手段によってフレーム上を往復動す
るスライドベースと、このスライドベースに着脱自在に
支持される刃物支持台と、刃物支持台に配置され刃物支
持台の移動に伴って回転する一対の回転刃を備え、前記
一対の回転刃がシート材の表裏に配置され、かつフレー
ムに形成したガイドフランジを挟持した状態で回転しつ
つシート材を切断することができるシート材切断装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々のプリンタ装置等におい
ては、印刷された状態の紙(シート)を同装置内に組み
込んだシート材切断装置を用いて切断できるようにして
いる。こうしたシート材切断装置として本発明者らは小
型シート材切断装置(例えば特開平5−200694号
等)の開発に成功し、すでに同装置の実用化が進められ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなシート材切断装置では、シート材切断時において回
転刃を回転させる手段としてフレームと回転刃との間に
ローラを介在させる機構を採用している。この機構のた
め、被切断材としてのシート材の厚さによっては回転刃
がスムーズに回転しないことがありシート材を綺麗に切
断することができない等の問題がある。さらに、回転刃
を回転させるためにローラを使用することで部品点数が
多くなりコスト低減が困難である等の問題もある。
【0004】そこで本発明者らは、こうした現状に鑑み
て、回転刃の回転機構等についてさらに鋭意研究した結
果、刃物支持台の簡略化、回転刃の作動円滑化等を実現
できる新規な機構からなるシート材切断装置の開発に成
功した。本発明はこうした知見にもとづいてなされたも
のであり、フレーム上を往復動する刃物支持台に設けた
一対の回転刃を被切断材(シート材)の表裏に配置し、
回転刃を回転させながらシート材を切断することができ
るとともに、回転刃の損傷が生じた時に刃物支持台の交
換が容易であり、かつ、構成が簡略化されたシート材切
断機構を提供することにより、上記従来のシート材切断
装置の問題点を解決することを目的とする。
【0005】本発明は、刃物支持台に取り付けた二つの
回転刃はフレームに形成したガイドガイドフランジを挟
持しながら、一方の回転刃に設けた回転プーリによって
シート材を踏圧しつつシート材を切断する構成となって
おり、また、刃物支持台が往動、復動する際にもシート
材を切断できる機構を採用している。また、刃物支持台
はスライドベースに対して着脱自在に構成され、刃物の
交換が容易となっている。また、刃物支持台を往復動さ
せる駆動手段としてワイヤやギヤ付ベルト等の無端部材
を使用した場合、無端部材に常に適当な張力が作用する
べく所定のテンションが付与される構成とされている。
さらに、シート材切断時においてシート材に発生するし
わを防止する機構等も備えている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明が採用し
た技術解決手段は、フレーム1と、前記フレームの長手
方向に沿って移動自在に取り付けたスライドベース3
と、前記スライドベース3に着脱自在に取り付ける刃物
支持台4と、前記スライドベースを移動させるための駆
動手段M、12とを備えたシート材切断装置であって、
前記刃物支持台4には、協働してシート材を切断する第
1回転刃8と第2回転刃9とを設け、前記第1回転刃の
回転軸には第1回転プーリ28を、また第2回転刃9の
回転軸には第2回転プーリ30を取り付け、両プーリの
周囲を弾性材29、31で形成し、同弾性材が前記フレ
ームに形成したガイドフランジ14を挟持するべく配置
し、前記駆動手段によってスライドベース3を移動させ
ることにより前記第1、第2回転刃8、9が回転プーリ
29、31を介して回転し、協働してシート材を切断す
ることを特徴とするシート材切断装置である。また、前
記弾性材として第1回転プーリに周囲にOリング29
を、また第2回転プーリの周囲にはOリング31を取り
付け、さらに第1回転プーリに取り付けたOリングの硬
さをH1、第2回転プーリに取り付けたOリングの硬さ
をH2とした場合、H1≦H2を満足することを特徴と
するシート材切断装置である。また、前記スライドベー
ス3には複数のガイドローラ18を配置し、同ガイドロ
ーラがフレームに形成したガイド2に当接し、スライド
ベースの移動時の抵抗を軽減するようにしたことを特徴
とするシート材切断装置である。また、前記スライドベ
ースには前記刃物支持台に設けたキー部材34、35が
係合するフック部材3Aを設け、前記キー部材が前記フ
ック部材に係合することにより前記刃物支持台がスライ
ドベースに着脱自在に組み付けられることを特徴とする
シート材切断装置である。また、前記刃物支持台の移動
方向一端には、シート材を切断する第1回転刃と第2回
転刃が、また他端にはシート材を切断する第1回転刃と
第2回転刃が取り付けられ、刃物支持台の往動、復動時
にシート材を切断できるようにしたことを特徴とするシ
ート材切断装置である。また、前記刃物支持台の両端に
取り付ける前記第1回転刃の軸の一端側は刃物支持台に
軸支され、他端側は刃物支持台に位置決め固定されるカ
バー23によって軸支されていることを特徴とするシー
ト材切断装置である。また、前記刃物支持台の両端に取
り付ける第2回転刃の軸の一端側は刃物支持台に軸支さ
れ、他端側はバネ部材33によって第2回転刃を第1回
転刃に向けて付勢されるべく押圧されていることを特徴
とするシート材切断装置である。また、前記刃物支持台
に取り付ける第1回転刃と第2回転刃との当接部近傍に
はシート材切断時にシート材に発生するしわを防止する
ためのしわ押さえ手段が取り付けられていることを特徴
とするシート材切断装置である。また、前記駆動手段
は、フレームの一端にモータによって回転するように取
り付けた駆動プーリ10と、フレームの他端側に取り付
けらた従動プーリ11と、両プーリを巻回する無端部材
12と、前記スライドピース上で無端体の接続部を保持
する接続部材15と、前記従動プーリを介して無端部材
に張力を付与するテンションスプリング13から構成さ
れていることを特徴とするシート材切断装置である。ま
た、前記接続部材は、無端部材を接続保持した状態でス
ライドベース上に形成した嵌合部に嵌合保持されること
を特徴とするシート材切断装置である。また、前記フレ
ームに固定されているスライドガイド47に摺動自在に
取り付けたスライドピース46に前記従動プーリは軸支
されており、前記スライドピースはフレームとスライド
ピースとの間に介在されたテンションスプリング13に
より無端部材に張力を付与すべく付勢されていることを
特徴とするシート材切断装置である。また、前記刃物支
持台はスライドベースの面に対して所定の角度をもって
配置されたことを特徴とするシート材切断装置である。
【0007】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施形態
を説明すると、図1は本発明の実施形態に係るシート材
切断装置の平面図、図2は同装置の刃物台の拡大平面図
および同平面図において回転刃部分の断面(A−B−B
−D−E)およびローラ部分の断面(C−C)を取り出
しわかり易く組み合わせた状態の断面図、図3はシート
材切断装置の組み付け状態を説明する斜視図である。以
下本シート材切断装置の全体構成の概略構成、作動を説
明したのち、各構成部品の詳細構造について対応する図
面を参照して説明することとする。
【0008】図1、図2、図3において1は断面が略コ
字状をしたフレームであり、このフレーム1のコ字内に
は対向する壁面に一対のガイド2が設けられている。ガ
イド2にはスライドベース3が嵌合しており、ガイド2
に沿ってフレームの長手方向(軸線方向)に摺動自在に
配置されている。また、スライドベース3には刃物支持
台4が所定の固定手段6によってスライドベース3側に
立設したフック部材3Aに着脱自在に支持される。刃物
支持台4には図2に示すように、第1回転刃8、第2回
転刃9からなる一対の回転刃が二組取り付けられてお
り、刃物支持台4が移動する際に、移動方向の前方にあ
る一対の回転刃8、9によってシート材を切断できる構
成となっている。この構成により刃物支持台が往復動す
る際に、往動、復動時においてシート材を切断すること
ができる。
【0009】またフレーム1の一端側にはモータMの出
力軸に取り付けたピニオン52によって駆動される駆動
プーリ10が取り付けられ、また、フレーム1の他端に
は無端部材(本例ではワイヤ)12に張力を付与するテ
ンションスプリング13を備えた従動プーリ11が回転
自在に取り付けられている。そして前記両プーリ10、
11に巻回したワイヤ12の結節17がスライドベース
3に対して後述する固定手段で固定されている。刃物支
持台4に設けた一対の回転刃8、9は図2中断面図に示
すように、互いに重なりあっており、この回転刃8、9
の間にシート材Sが送り込まれることにより、シート材
Sが切断される構成となっている。
【0010】従って、上記構成からなるシート材切断装
置(図3参照)では、モータMを駆動すると駆動プーリ
10が回転し、駆動プーリ10および従動プーリ11に
巻回した無端部材12が移動し、無端部材12に固定さ
れているスライドベース3が移動する。このスライドベ
ース3の移動によって刃物支持台4もスライドベース3
とともにフレーム1に沿って移動し、刃物支持台4の移
動方向前方に配置される一対の回転刃8、9がシート材
Sを切断する。また無端部材12は従動プーリ11側に
配置したテンションスプリング13により常にテンショ
ンが加えられるようになっており、無端部材12が荷重
によって多少伸びでも、その伸びを充分に吸収し、常に
安定したスライドベース3の駆動力を発揮できるように
してある。
【0011】以下各構成部材について対応する図面を参
照して説明する。 〔フレーム〕図3の斜視図に示すように、フレーム1は
断面が略コ字状をしており、コ字状の対向する壁面には
ガイド2が形成された一様断面として構成されている。
またフレーム1には、第1回転刃8、第2回転刃9に設
けた第1回転プーリ、第2回転プーリ(詳細は後述す
る)によって挟持されるガイドフランジが形成されてい
る。フレーム1は樹脂、アルミ等によって形成すること
ができ、アルミの場合には引抜き加工によって形成する
ことができる。また断面が一様であるため、加工が容易
であり、また目的に合わせてフレーム1の長さを決める
ことが容易であり、切断距離の短いものから長いものま
で、簡単に構成することができる。
【0012】〔スライドベース〕図4はフレーム1に嵌
合している状態のスライドベース3の斜視図、図5はス
ライドベース3の単体斜視図および無端部材(ワイヤ)
の接続部の説明図、図6は無端部材としてのワイヤの代
わりにギヤ付ベルトを使用した場合のベルト接続部の説
明図、図7は、フレーム1に組付けた状態のスライドベ
ースの断面図である。
【0013】スライドベース3は略板状をしており、そ
の表面には、後述する構成からなる刃物支持台4を固定
するフック部材3Aが2個立設されており、フック部材
3Aの対向する面には刃物支持台側に配置したキー部材
が嵌合する溝3Bが形成されている。また、同表面には
刃物支持台4をスライドベース3に組み付ける際の目印
3Cが適宜位置に立設されている。なお、この目印3C
は必ずしも必要ではなく、省略することも可能であり、
また本数や形状は適宜変更することができる。
【0014】スライドベース3の中央部には、図5に示
すように無端部材を接続する接続部材15を嵌合する穴
3Dが形成されており、この穴3Dには無端部材の接続
部材15が嵌め込まれ、ネジ等の適宜手段でスライドベ
ース3に固定される構成となっている。接続部材15は
図5に示すように無端部材を嵌め込む隙間16が形成さ
れており、無端部材12は、所定の長さに調整された状
態で両端を接続部材15に形成した隙間16を通した状
態で結節17され、この状態で接続部材15はスライド
ベース3の穴3Dに嵌合し、ネジ等の固定手段によって
固定される。なお、無端部材はワイヤを使用している
が、図6に示すようにワイヤの代わりにギヤ付ベルトを
使用することもできる。この場合には図6に示すように
ベルトの接続部を接続部材15によって挟持し、その状
態でスライドベース3に取り付ける。このような無端部
材12の接続構造を採用することにより、無端部材12
に所定の張力が加わった状態になると接続部材15には
その張力によって常にスライドベース3側に押しつけら
れる力が作用することになり、安定した状態で無端部材
の結節17を保持することができる。
【0015】またスライドベース3の側方の四隅にはフ
レーム1のガイド2に当接するローラ18の軸19が軸
受21によって回転自在に保持されている(図5、図
7)。また図7に示すようにローラ18はフレーム1の
ガイド2を挟持できるように両側に鍔20を持つ形状と
して形成されており、この形状によってローラ18がガ
イド2から外れにくい構成としている。なお、ローラ1
8とガイド2は図7(ロ)に示すように軸受を使用しな
いもの、片持ち式のものなど種々の形態のものを使用す
ることができる。四隅に設けたローラ18が図7に示す
ようにフレーム1に形成したガイド2に当接嵌合するこ
とにより、スライドベース3はフレーム1に沿って軽い
力で容易に移動することができる。
【0016】〔刃物支持台〕図8はスライドベース3に
嵌合する前状態にある刃物支持台4の斜視図であり、図
9は刃物支持台の中に組み込まれるキー部材34、35
と、スライドベース側に立設したフック部材3Aとの係
合状態を説明する図、図10は図1中のX−X断面図で
あり、右半分はキー部材35がフック部材3Aに係合す
る前の状態、左半分はキー部材34がフック部材3Aに
係合した状態の断面図、図11は刃物支持台の分解図、
図12は刃物支持台の組み立て図、図13は第1回転刃
8と第2回転刃9に設けた回転プーリ28、30によっ
てフレームのガイドフランジ14を挟持した状態の断面
図である。
【0017】図8、図11において、刃物支持台4は、
図中その上面に第1回転刃8、第2回転刃9からなる一
対の回転刃を収納する収納部4Aが刃物台移動方向の前
後方向に形成されている。第1回転刃8は回転軸8Aの
一側(図中下側)が軸受22を介して刃物支持台4に軸
支されており、また他側(図中上側)は図11に示すカ
バー23に取り付けた軸受24によって軸支される構成
となっている。カバー23は刃物支持台4の移動方向両
端に配置される二個の第1回転刃8の軸8Aを同時に支
持できるようにブリッジ部25を備えるとともに刃物支
持台4に形成した収納部4Aにしっかりと嵌合する嵌合
部26を備えており、カバー23を取り付けるだけでブ
リッジ部25と嵌合部26とによって第1回転刃8を刃
物支持台4に対して正確に保持することができるように
なっている。カバー23はネジ27によって刃物支持台
4に固定されている。また、第1回転刃8は図13に示
すように第1回転刃8と同軸に第1回転プーリ28を備
えており、この第1回転プーリ28には弾性材としての
第1Oリング29が嵌合されている。
【0018】第2回転刃9は図11に示すように回転軸
9Aの一側(図中下側)が軸受32を介して刃物支持台
4に軸支されており、また他側(図中上側)は図11に
示すバネ部材33によって押圧されながら軸支される構
成となっている。第2回転刃の回転軸9Aのバネ部材3
3と当接する軸端は端部が丸く成形されており、またバ
ネ部材33は端部が図11に示すように少し下方(第2
回転刃方向)に折り曲げられており、刃物支持台にネジ
で固定される。このようにバネ部材33の付勢力で第2
回転刃9の軸9Aが押圧されることにより、第2回転刃
9が第1回転刃8に対して均一に当接することになり、
第1、第2回転刃8、9によるシート材の切れ味が鋭く
なる。また、第2回転刃9は図13に示すように第2回
転刃9と同軸に弾性材としての第2回転プーリ30を備
えており、この第2回転プーリ30には第2Oリング3
1が嵌合されている。
【0019】刃物支持台4をスライドベース3に組付け
た状態になると、第1回転刃8、第2回転刃の軸に設け
た第1回転プーリ28、第2回転プーリ30に取り付け
たOリング29、31がフレーム1に形成したガイドフ
ランジ14を挟持する(図13)。そしてフレーム1上
にあるシート材Sは図13に示すように第1回転プーリ
28に取り付けたOリング29によって踏圧されなが
ら、第1回転刃8、第2回転刃9の協働により切断され
ることになる。この時、第1回転プーリ28および第2
回転プーリ30はそれぞれに設けたOリング29、31
の摩擦力により回転する。また、シート材Sを踏圧する
第1Oリング29はその硬度が第2Oリング31の硬度
よりも軟らかく形成されており(第1回転プーリに取り
付けたOリングの硬さをH1、第2回転プーリに取り付
けたOリングの硬さをH2とした場合、H1≦H2を満
足すること)、シート材Sに対して大きな力が作用しな
いようにしてある。さらに、シート材Sに印刷したイン
クの付着を防止するためにOリング29、31はシリコ
ンゴムなどの材料によって構成することが望ましい。
【0020】〔キー部材とフック部材〕図11におい
て、刃物支持台4の略中央部にはキー部材34、35を
収納する収納部4Bが形成されており、この収納部4B
に2個のキー部材34、35が収納されている。キー部
材34、35は端部にスライドベース側のフック部材3
Aと係合する係合部34A、35Aが形成されている。
またキー部材34,35は図8に示すように収納部4B
内において摺動可能に支持されており、また刃物支持台
4とキー部材34、35との間に配置した復帰スプリン
グ36(図10、図11)によって常時は互いのキー部
材34、35が接近する方向に付勢されている。キー部
材34、35の間にはカム部材37が回転自在に配置さ
れており、カム部材37の頂部には溝38(図11)が
形成されており、溝38に適宜工具39(図12参照)
を挿入し回転することによってカム部材37を回転し、
キー部材34、35を復帰スプリング36の付勢力に抗
してフック部材3Aに向けて進出し、フック部材3Aの
溝3Bに係合することができる。さらに、図9に示すよ
うに各キー部材34、35には、キー部材34、35と
フック部材3Aに形成した溝3Bとが係合した状態を維
持するために前記カム部材37が嵌合する凹部34A、
35Aが形成されている。また、キー収納部4Bはその
両端が上下に貫通しており、この貫通部にスライドベー
ス側に立設したフック部材3Aが嵌入することができる
ように形成されている。なお、カム部材37の回転手段
は上記のような溝38と工具39との組み合わせに限定
することなく、従来公知の種々の回転手段を採用するこ
とも可能である。
【0021】つづいてキー部材とフック部材との係合状
態をさらに詳細に説明する。即ち、図10に示すように
フック部材3Aをキー収納部4B内に嵌入させた状態で
カム部材37を回転するとキー部材34、35がフック
部材3Aの溝3B内に進出し、キー部材34、35が溝
3Bに係合する。この時カム部材37はキー部材34、
35の凹部34A、35Aに係合することで、外部から
の衝撃等の力によってキー部材34、35が溝3Bから
はずれる事態を防止している。こうしてスライドベース
3と刃物支持台4とが組付けられる。なおこの組付け時
において、図13に示すように刃物支持台4に備えた第
1回転刃8、第2回転刃9の第1回転プーリ28および
第2回転プーリ30に取り付けたOリングがフレーム1
のガイドフランジ14を挟持する状態となり、シート材
を切断できる状態となる。キー部材34、35および前
記バネ部材33は図11に示すように刃物支持台4に組
付けられた状態で、カバー40によって覆われる。図1
2に組付け終了状態の刃物支持台4を示す。
【0022】〔しわ押さえ手段〕図14(イ)はしわ押
さえ手段の斜視図、(ロ)はしわ押さえ手段を刃物支持
台に組付けた状態の拡大斜視図である。しわ押さえ手段
は金属板を加工して成形したものであり、図14(イ)
に示すように両端に、上方に曲げ加工されたシート材導
入部41が形成されており、また中央部には第1回転刃
8、第2回転刃9との当接面を収納する空間部42が、
さらにしわ押さえ手段を刃物支持台4に固定するフラン
ジ43が形成されている。刃物支持台4に取り付けた第
1回転刃8、第2回転刃9が当接する位置には、前述し
た形状からなるしわ押さえ手段が配置される。このしわ
押さえ手段はシート材Sを切断する時に第1、第2回転
刃の当接部の切断抵抗によりシート材Sが押されてしわ
が発生することを防止する機能を果たす。しわ押さえ手
段はフランジ43をねじ44によって刃物支持台4に固
定される。また、刃物支持台4には、その両端に取り付
けた第1回転刃8、8との間に、図11に示すように切
断したシート材を案内する傾斜面45が形成されてお
り、切断後のシート材を後方側の回転刃が再び切断する
ことの無いようにしている。
【0023】〔従動プーリ支持機構〕図15は従動プー
リ支持機構の斜視図、図16は従動プーリ支持機構の平
面図、断面図、側面図である。図16において、従動プ
ーリ11はスライドピース46に形成した軸46Aに軸
受48を介して回転自在に保持されている。スライドピ
ース46は従動プーリを挟む位置において図示のように
軸方向に長い空間49が2箇所形成されており、それぞ
れの空間49にはスライドガイド47が嵌合され、この
スライドガイド47に対してスライドピース46が軸方
向に摺動できるようになっている。スライドガイド47
はネジ51でフレーム1に固定されるが、その固定時に
おいて、スライドガイド47がスライドピース46をフ
レーム1との間で締めつけることが無いようにフレーム
1とスライドピース46との間に隙間d(図16)が形
成されるように構成されている。
【0024】このような構成とすることで、スライドピ
ース46とフレーム1とが接触することがなくなり、ス
ライドピース46がスライドガイド47に対して円滑に
摺動できる構成となっている。またスライドピース46
はその幅を狭く構成することができ、刃物支持台4がス
ライドピース46を跨いで移動することができるように
構成され、シート材Sの切断距離をフレームの長さ一杯
とることができる構成となっている。またフレーム1に
はバネ座50がネジ等の固定手段で固定されており、バ
ネ座50とスライドピース46との間にはテンションス
プリング13が配置される。
【0025】駆動プーリ10は図3に示すようにモータ
Mの回転軸に設けたピニオン52によって回転駆動され
る構成となっており、この駆動機構は従来の形態のもの
をそのまま使用することができる。また駆動プーリ10
にモータの出力軸を直結することも可能である。刃物支
持台4はこの駆動プーリ10をも跨いで移動することが
できるようになっており、これによりフレーム1の長さ
一杯の範囲でシート材を切断することができる。
【0026】上記構成からなるシート材切断装置では、
スライドベース3、駆動プーリ10、従動プーリ11を
フレームに組付けた状態で、無端部材を駆動プーリ10
に巻きかけ、無端部材を所定の長さでスライドベース3
に接続部材15を使用して取り付ける。その後、従動プ
ーリ11のスライドピース46をテンションスプリング
13に抗して駆動プーリ10側に移動し、無端部材を従
動プーリに巻回する。こうすることで常に無端部材には
テンションスプリングによってテンションが与えられる
ことになり、無端部材に緩みが生じることがなくなる。
無端部材の取付けが終わった状態で刃物支持台4をスラ
イドベース3に組付け、前記キー部材34、35をフッ
ク部材3Aに係合して刃物支持台4の取付けが終わる。
この状態の時には第1回転刃8、第2回転刃9に設けた
第1回転ローラ28、第2回転ローラ30に取り付けた
Oリング29、31がフレームに形成したガイドフラン
ジ14を挟持することになり、シート材は第1回転ロー
ラ28で踏圧された状態で切断される。
【0027】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図17は第2実施形態に係るシート材切断装置の刃物支
持台の側面図、図18は図17中のA−B−C−D−E
−F−G−Hに対応する断面図である。第1実施形態で
は、フレーム1を図2に示すように図中上下方向に向け
て使用する場合、第1回転刃8、第2回転刃9によって
シート材を切断すると、その切断粉が下方に落ち、フレ
ーム1内に入り込むことが考えられる。そこで第2実施
形態では、切断粉がフレーム内に入り込むことを防止す
るために、図18に示すようにフレームの面に対して刃
物支持台4を略直角方向に配置して取り付けることによ
り、シート材切断時に発生する切断粉がフレーム内に侵
入することを防止している。また、刃物支持台4を前述
したようにフレーム1に対して直角に取り付けるため
に、第2実施形態では第1回転刃8、第2回転刃9を支
持する刃物支持台4とスライドベース3との組付け部
は、スライドベース3側にカム部材37およびキー部材
を取付け、刃物支持台4側にフック部材70を取付けた
状態としてある。さらに、フレーム1に形成するガイド
フランジ14もフレーム面に対して平行に配置してあ
る。
【0028】したがって、本例でも刃物支持台4をスラ
イドベース3に組付けた状態でカム部材37を回転する
とキー部材がフック部材70に係合し両者が組付けられ
ることになる。また組付け時においては、第1回転刃、
第2回転刃に設けた第1回転ローラ28、第2回転ロー
ラ30に取り付けたOリング29、31がフレームに形
成したガイドフランジ14を挟持することになる。な
お、第1回転刃8、第2回転刃9を支持する部分は必ず
しも直角に配置する必要はなく、シート材切断装置の使
用部位に応じて適宜の角度で設定することができる。そ
の他の刃物支持台およびスライドベースの組み付け構造
は第1実施形態と同様であるのでその説明は省略する。
なお第1実施形態に対応する部材には同一符号を使用し
ている。また図17にはしわ押さえ部材が記載されてい
ないが、しわ押さえ部材は必要に応じて適宜取り付ける
ことができる。
【0029】本発明は上記したように、刃物支持台をス
ライドベースに着脱自在に構成するとともに、第1回転
刃、第2回転刃に設けた第1回転ローラ28、第2回転
ローラ30に取り付けたOリング29、31によってフ
レームに形成したガイドフランジ14を挟持し、第1回
転ローラ28によって踏圧されたシート材を切断できる
構成としたため、先述した従来例に比較してシート材切
断装置の構成が容易となる。また、刃物支持台の組付け
が容易となり、シート材に合わせた刃物に交換が可能で
ある。さらに無端部材に常に最適の状態のテンションを
付与することができる。第1回転刃、第2回転刃の支持
部をフレームに対し適宜の角度で設置することでシート
材の切断粉がフレーム内に侵入することを防止できる。
しわ押さえ部材を使用することで切断時のシート材のし
わ発生を防止できる。
【0030】また、上記実施形態とは別に刃物支持台と
スライドベースとの組付け構造、しわ押さえ部材の形
状、スライドベースに取り付けるローラの形状等につい
ては本例と同様の機能を達成できるものであれば種々の
形態を採用することができる。また、スライドベースの
駆動手段としては、無端部材の代わりにスクリュウシャ
フトを使用した駆動手段等を使用することができる。ま
た、回転刃と一体に取り付けた回転ローラの外周にOリ
ングを取り付ける代わりに、回転ローラの周囲を少なく
ともOリングと同様の弾性材で形成することも可能であ
る。また、本発明はその精神また主要な特徴から逸脱す
ることなく、他の色々な形で実施することができる。そ
のため前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的に解
釈してはならない。更に特許請求の範囲の均等範囲に属
する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
シート材切断装置は、回転刃を被切断材(シート材)の
表裏に配置し、回転刃を回転させながらシート材を切断
するものであり、刃物支持台が往動、復動する際にもシ
ート材を切断できる。また、二つの回転刃はフレームに
形成したガイドガイドフランジを挟持しながら、一方の
回転刃に設けた回転プーリによってシート材を踏圧しつ
つシート材を切断する構成となっているため、刃物支持
台の構造が簡略化される。また、刃物支持台はスライド
ベースに対して着脱自在に構成され、刃物の交換が容易
となっている。さらに刃物支持台を往復動させる駆動手
段では無端部材に常に適当な張力が作用するべく所定の
テンションが付与される構成となっている。さらに、し
わ押さえ部材を使用することで第1回転刃、第2回転刃
によるシート材切断時のしわ発生を防止できる。第1回
転刃、第2回転刃の支持部をフレームに対して折り曲げ
ることでシート材切断時においてシート材切断時に発生
する切断粉がフレーム内に侵入することを防止できる、
等のすぐれた効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート材切断装置の平
面図である。
【図2】同装置の刃物台の拡大平面図および同平面図に
おいて回転刃部分の断面(A−B−B−D−E)および
ローラ部分の断面(C−C)を取り出し、理解容易に組
み合わせた状態の断面図である。
【図3】シート材切断装置の組み付け状態を説明する斜
視図である。
【図4】フレームに嵌合している状態のスライドベース
の斜視図である。
【図5】スライドベースの単体斜視図および無端部材
(ワイヤ)の接続部の説明図である。
【図6】無端部材としてのワイヤの代わりにギヤ付ベル
トを使用した場合のベルト接続部の説明図である。
【図7】フレームに組付けた状態のスライドベースの断
面図である。
【図8】スライドベースに嵌合する前状態にある刃物支
持台の斜視図である。
【図9】刃物支持台の中に組み込まれるキー部材と、ス
ライドベース側に立設したフック部材との係合状態を説
明する図である。
【図10】図1中のX−X断面図であり、右半分はキー
部材がフック部材に係合する前、左半分はキー部材がフ
ック部材に係合した状態の断面図である。
【図11】刃物支持台の分解図である。
【図12】刃物支持台の最終組み立て図であり、キー部
材を操作する工具が示されている。
【図13】第1回転刃と第2回転刃に設けた回転プーリ
によってフレームのガイドフランジを挟持した状態の断
面図および側面図である。
【図14】(イ)はしわ押さえ手段の斜視図、(ロ)は
刃物支持台をフレームに組付けた状態の拡大斜視図であ
る。
【図15】従動プーリ支持機構の斜視図である。
【図16】従動プーリ支持機構の平面図、断面図、側面
図である。
【図17】第2実施形態に係るシート材切断装置の刃物
支持台の側面図である。
【図18】図17中のA−B−C−D−E−F−G−H
に対応する断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ガイド 3 スライドベース 4 刃物支持台 6 固定手段 8 第1回転刃 9 第2回転刃 10 駆動プーリ 11 従動プーリ 12 無端部材 13 テンションスプリング 14 ガイドフランジ 15 接続部材 16 隙間 17 結節 18 ローラ 19 軸 20 鍔 21、22 軸受 23 カバー 24 軸受 25 ブリッジ部 26 嵌合部 27 ネジ 28 第1回転プーリ 29 第1Oリング 30 第2回転プーリ 31 第2Oリング 32 軸受 33 バネ部材 34、35 キー部材 36 復帰スプリング 37 カム部材 38 溝 39 工具 40 カバー 41 シート材導入部 42 空間部 43 フランジ 44 ねじ 45 傾斜面 46 スライドピース 47 スライドガイド 48 軸受 49 空間 50 バネ座 51 ネジ 52 ピニオン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、前記フレームの長手方向に沿
    って移動自在に取り付けたスライドベースと、前記スラ
    イドベースに着脱自在に取り付ける刃物支持台と、前記
    スライドベースを移動させるための駆動手段とを備えた
    シート材切断装置であって、前記刃物支持台には、協働
    してシート材を切断する第1回転刃と第2回転刃とを設
    け、前記第1回転刃の回転軸には第1回転プーリを、ま
    た第2回転刃の回転軸には第2回転プーリを取り付け、
    両プーリの周囲を弾性材で形成し、同弾性材が前記フレ
    ームに形成したガイドフランジを挟持するべく配置し、
    前記駆動手段によってスライドベースを移動させること
    により前記第1、第2回転刃が回転プーリを介して回転
    し、協働してシート材を切断することを特徴とするシー
    ト材切断装置。
  2. 【請求項2】前記弾性材として第1回転プーリに周囲に
    Oリングを、また第2回転プーリの周囲にはOリングを
    取り付け、さらに第1回転プーリに取り付けたOリング
    の硬さをH1、第2回転プーリに取り付けたOリングの
    硬さをH2とした場合、H1≦H2を満足することを特
    徴とする請求項1に記載のシート材切断装置。
  3. 【請求項3】前記スライドベースには複数のガイドロー
    ラを配置し、同ガイドローラがフレームに形成したガイ
    ドに当接し、スライドベースの移動時の抵抗を軽減する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のシート材切断装置。
  4. 【請求項4】前記スライドベースには前記刃物支持台に
    設けたキー部材が係合するフック部材を設け、前記キー
    部材が前記フック部材に係合することにより前記刃物支
    持台がスライドベースに着脱自在に組み付けられること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシ
    ート材切断装置。
  5. 【請求項5】前記刃物支持台の移動方向一端には、シー
    ト材を切断する第1回転刃と第2回転刃が、また他端に
    はシート材を切断する第1回転刃と第2回転刃が取り付
    けられ、刃物支持台の往動、復動時にシート材を切断で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載のシート材切断装置。
  6. 【請求項6】前記刃物支持台の両端に取り付ける前記第
    1回転刃の軸の一端側は刃物支持台に軸支され、他端側
    は刃物支持台に位置決め固定されるカバーによって軸支
    されていることを特徴とする請求項5に記載のシート材
    切断装置。
  7. 【請求項7】前記刃物支持台の両端に取り付ける第2回
    転刃の軸の一端側は刃物支持台に軸支され、他端側はバ
    ネ部材によって第2回転刃を第1回転刃に向けて付勢さ
    れるべく押圧されていることを特徴とする請求項5また
    は請求項6に記載のシート材切断装置。
  8. 【請求項8】前記刃物支持台に取り付ける第1回転刃と
    第2回転刃との当接部近傍にはシート材切断時にシート
    材に発生するしわを防止するためのしわ押さえ手段が取
    り付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7
    のいずれかに記載のシート材切断装置。
  9. 【請求項9】前記駆動手段は、フレームの一端にモータ
    によって回転するように取り付けた駆動プーリと、フレ
    ームの他端側に取り付けらた従動プーリと、両プーリを
    巻回する無端部材と、前記スライドピース上で無端体の
    接続部を保持する接続部材と、前記従動プーリを介して
    無端部材に張力を付与するテンションスプリングから構
    成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のい
    ずれかに記載のシート材切断装置。
  10. 【請求項10】前記接続部材は、無端部材を接続保持し
    た状態でスライドベース上に形成した嵌合部に嵌合保持
    されることを特徴とする請求項9に記載のシート材切断
    装置。
  11. 【請求項11】前記フレームに固定されているスライド
    ガイドに摺動自在に取り付けたスライドピースに前記従
    動プーリは軸支されており、前記スライドピースはフレ
    ームとスライドピースとの間に介在されたテンションス
    プリングにより無端部材に張力を付与すべく付勢されて
    いることを特徴とする請求項9または請求項10に記載
    のシート材切断装置。
  12. 【請求項12】前記刃物支持台はスライドベースの面に
    対して所定の角度をもって配置されたことを特徴とする
    請求項1〜請求項11に記載のシート材切断装置。
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