JP3064071U - シ―ト材切断装置の刃物台構造 - Google Patents

シ―ト材切断装置の刃物台構造

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JP3064071U JP1999001409U JP140999U JP3064071U JP 3064071 U JP3064071 U JP 3064071U JP 1999001409 U JP1999001409 U JP 1999001409U JP 140999 U JP140999 U JP 140999U JP 3064071 U JP3064071 U JP 3064071U
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孝政 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刃物台の刃先が破損したり、被切断シートの種
類に合わせて刃物台を交換したりする際に刃物台をフレ
ームから簡単に取り外し、新品の刃物台、あるいは被切
断シートに合った刃物台に簡単に交換することができる
シート材の刃物台構造を提供する。 【解決手段】軸方向にわたって一定断面を有するフレー
ム1と、前記フレームに着脱自在に嵌合し前記フレーム
上を往復動できる摺動部材5と、前記摺動部材を前記フ
レームに沿って移動することができるワイヤ式の駆動手
段と、前記摺動部材に取りつけられた刃物支持材41
と、前記刃物支持材に取り付けられシート材を切断する
ことができる回転刃42、43とを備え、さらに、前記
摺動部材は摺動性のよい熱硬化性あるいは熱可塑性の樹
脂成形品を使用してなることを特徴とするシート材切断
装置用の刃物台構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回された無端帯に連結され、 同無端帯の移動により往復動するシート材切断装置用の刃物台構造に関するもの であり、さらに詳細には、刃物台に取り付けたシート切断用の刃先が破損したり した場合あるいは被切断シートの種類に合わせて刃物台そのものを交換したりす る際に刃物台をフレームから簡単に取り外し、新品の刃物台、あるいは被切断シ ートに合った刃物台に簡単に交換することができるシート材の刃物台構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりA3版以上あるいは1mを超える大型プロッターやプリンター装置、 特に最近普及し始めたフルカラープリンターでは、ロール状に巻かれた状態の記 録紙を引出して設定範囲に描画印字した後、切断装置を用いて所要部分を切断し 使用している。 このような用紙切断装置には各種のものがあるが、最近、製造コストが高く騒 音が比較的大きいロータリ方式の切断装置の欠点を克服するために、紙等の帯状 シート材の切断装置の1つとして、回転しつつ移動する回転刃と長尺状の固定刃 との組合せによる切断装置が利用されるようになってきた。
【0003】 この種の切断装置の刃物台の移動機構を図6を参照して説明すると、この刃物 台100はフレームに形成したガイド113に沿って移動しながら回転刃102 と固定刃104との協働によってシートを切断する構成となっており、刃物台1 00には無端ワイヤ110からなる移動機構が取り付けられている。
【0004】 移動機構は、駆動プーリ111、従動プーリ112と、これらのプーリ111 、112間を巻回する無端ワイヤ110、さらに前記駆動プーリ111を回転す る図示せぬモータ等からなり、駆動プーリ111が回転することによって無端ワ イヤ110が移動し、この無端ワイヤ110に引っ張られる形で刃物台100が フレームに形成したガイド113に沿って移動し、図中、紙面に垂直方向に移送 されるシート材が回転刃102及び固定刃104との協働により切断される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、カット幅が20cmを超え、あるいは1mを超えるような大きなカ ット幅を持つシート材切断装置の場合、軽くて、持ち運びが便利で取扱が比較的 簡単なレシート用のカッタと違い、前述したような刃物台では、刃物台をガイド 113から簡単に取り外すことができない構造となっているために、刃先や刃物 台が何等かの原因によって破損した場合には簡単に刃物台を交換することができ ず、専門業者による修理が必要となり、プリンター等本カッターを装着した機械 が長時間に渡って停止する等の問題があった。また、厚さの異なるシートを切断 する場合、厚さの厚いシートや薄いシートに合わせた刃物を使用することによっ て切れ味をするどくすることができるが、上記装置では簡単に刃物を交換するこ とが出来ず作業能率が良くない。
【0006】 本考案者は、こうした現状に鑑み、誰でもが極めて簡単に刃物台をフレームか ら取り外すことができ、さらに新品の刃物台、あるいは用途にあった刃物台に容 易に交換できるシート材切断装置の刃物台構造を提供し、上記問題点を解決する ことを目的とする。
【0007】 本考案は、軸方向に沿って一定断面を有するフレームの端部からこのフレーム に嵌合し離脱でき、かつ、前記フレーム上を往復動できる摺動部材を設け、この 摺動部材に刃物台を往復動させる無端式ワイヤの結合部を取りつけ、さらに、こ の摺動部材にシート材を切断する刃物機構を有する刃物支持部材を取りつけるこ とで、フレームの端部から、刃物機構と一体に刃物台を取り外し可能にしたため 、刃物台の交換を極めて簡単に行うことができる。また、摺動部材に抜け止め部 材を設けることで、フレームの上方から摺動部材をフレームに嵌合することがで きるようにし、刃物台の交換を簡単にする。 さらに、前記刃物台を取り付ける摺動部材は摺動性のよい熱硬化性あるいは熱 可塑性の樹脂成形品を使用しているため、摺動抵抗が少なく、刃物台の移動がス ムーズである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため本考案が採用した技術解決手段は、 軸方向にわたって一定断面を有するフレームと、前記フレームに着脱自在に嵌 合し前記フレーム上を往復動できる摺動部材と、前記摺動部材を前記フレームに 沿って移動することができるワイヤ式の駆動手段と、前記摺動部材に取りつけら れた刃物台と、前記刃物台に取り付けられ、刃物台の移動によってシート材を切 断することができる回転刃と、前記刃物台に取りつけ、前記ワイヤ結合部を覆う カバーとを備え、さらに、前記刃物台を取り付ける摺動部材は摺動性のよい熱硬 化性あるいは熱可塑性の樹脂成形品を使用してなることを特徴とするシート材切 断装置用の刃物台構造であり、 軸方向にわたって一定断面を有するフレームと、前記フレームに着脱自在に嵌 合し前記フレーム上を往復動できる摺動部材と、前記摺動部材に形成した摺動方 向と直角に形成された長孔と、前記長孔内に移動可能に設けた無端ワイヤの結合 部と、前記摺動部材に取りつけられた刃物台と、前記刃物台に取り付けられ、刃 物台の移動によってシート材を切断することができる回転刃と、前記刃物台に取 りつけ、前記ワイヤ結合部を覆うカバーとを備え、さらに、前記刃物台を取り付 ける摺動部材は摺動性のよい熱硬化性あるいは熱可塑性の樹脂成形品を使用して なることを特徴とするシート材切断装置用の刃物台構造であり、 前記摺動部材はフレームの上方からフレームに嵌合し、フレームからの抜け止 め部材によってフレームに摺動自在に保持されていることを特徴とするシート材 切断装置用の刃物台構造であり、 前記摺動部材はフレームの端部から嵌合できるようにフレーム断面形状に合っ た摺動部を備えてなることを特徴とするシート材切断装置用の刃物台構造であり 、 軸方向に渡って一定断面を有するフレームと、前記フレーム端部から、このフ レームに嵌合し、フレーム上を往復動できる摺動部材と、前記摺動部材に形成し た摺動方向と直角に形成された長孔と、該長孔内に移動可能に設けた無端ワイヤ の結合部と、前記摺動部材に取りつけられた刃物台と、該刃物台に取り付けられ 、刃物台の移動方向と略垂直の軸を中心に回転自在に設けられた第1回転刃と、 前記第1回転刃の裏面とフレームに形成したガイド面との間に当接して配置し、 刃物台の移動に伴って回転し、この回転により前記第1回転刃を回転させること ができるローラと、前記フレーム側面より一方側に突出した刃物台に取り付けら れ、前記第1回転刃と当接し、第1回転刃と平行な軸回りに回転可能な第2回転 刃と、前記第1回転刃を第2回転刃に向けて押圧するスプリングと、前記第2回 転刃と同軸上に配置し、前記フレーム側面と当接するOリング等の弾性体と、前 記刃物台に取りつけ、前記ワイヤ結合部を覆うカバーとを備え、さらに、前記刃 物台を取り付ける摺動部材は摺動性のよい熱硬化性あるいは熱可塑性の樹脂成形 品を使用してなることを特徴とするシート材切断装置用の刃物台構造である。
【0009】
【実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施形態を説明する。 図1は本考案の第1実施形態に係るシート材切断装置の模式的な平面図、図2 は刃物台の蓋を取外した状態の拡大平面図、図3は図2のA、A断面図である。 なお、シート材の切断機構の一例として、本出願人が提案している特開平8−5 7797号(米国特許明細書第5503053号)に記載のものを採用すること ができる。
【0010】 図において1はフレームであり、フレーム1には図2に示すように複数のガイ ド兼用のリブ1aが立設されており、このリブ1aに刃物台4を構成する摺動部 材5が移動自在に設けられている。フレーム1は全長に渡って断面が図3に示す 形状として一様に形成されており、前記フレーム1には、刃物台4を構成する前 記フレーム1の断面と同じ形状を有する摺動部を有する摺動部材5が、フレーム 1の軸方向に対して摺動自在に嵌合している。この摺動部材5はフレーム1との 摺動性を良くするために、例えば、シリコンオイル等を含んだポロアセタール樹 脂(熱可塑性樹脂)や炭素などで滑り特性を高めた高摺動特性をもつフェノール 樹脂(熱硬化性樹脂)等の材料から構成されており、さらに、図1に示すフレー ム1の右方端から容易に、嵌め込みあるいは抜きとりができるようになっている 。なお、フレーム1の右方端には必要に応じて刃物台の脱落を防止する抜け止め 部材2を適宜着脱可能に設けることができる。
【0011】 摺動部材5には、移動方向と直角方向に、長孔6が形成されており、この長孔 6内に後述する無端式のワイヤ7の結び目8を保持しているスライドピース9が 移動自在に取りつけられている。ワイヤ7は結び目8の部分で長さを簡単に変更 できる。また摺動部材には結び目8を覆うための蓋48が適宜取り付けられる。
【0012】 図1においてフレーム1の一端部には第1係止ギヤ10を同軸に備えた駆動プ ーリ11が、また他端には第2係止ギヤ12を同軸に備えた従動プーリ13が回 転自在に支持されており、駆動プーリ11と従動プーリ13との間には前記無端 ワイヤ7が掛け回されており、無端ワイヤ7の移動によって刃物台4が引っ張ら れフレーム1上を移動する構成となっている。駆動プーリ11にはギヤを介して 図示せぬモータが連結されている。従動プーリ13はフレーム1の軸方向に対し て所定距離摺動できるように構成され、テンションスプリング15の付勢力によ って常時は図1中右方に付勢されている。
【0013】 刃物台4を構成する摺動部材5には刃物支持材41が取り付けられており、刃 物支持材41には刃物機構を構成する第1回転刃42と第2回転刃43が取り付 けられている。 第1回転刃42は、刃物台4の移動方向と垂直の軸42aを中心に回転自在に 保持されており、また第1回転刃42の裏面とフレーム側に形成したガイド上面 1bとの間には刃物台4の移動方向と平行に所定距離往復動できるローラ44が 摺動部材5に形成した孔45内に配置されており、第1回転刃42の上(図3中 右方側)に配置したスプリング46の付勢力により、第1回転刃42の裏面、ロ ーラ44、ガイド上面1bが当接するようになっている。また、ローラ44は図 2に示すように回転刃42の中心よりも僅かに図2中右方にずれて配置されてお り、ローラ44の作用で回転刃42は進行方向(図中左方)向けて前傾し、第2 回転刃43と一点で接触するようになっている。このため、刃物台4が移動する とローラ44が回転し、さらにローラ44の回転によって第1回転刃42を軸4 2a回りに回転することができる。
【0014】 また、刃物支持材41には、フレーム1の側面より飛び出した位置に第2回転 刃42が設けられており、第2回転刃42の軸42aの周囲には、フレーム1の 側面に押圧されるOリング等の弾性体47が設けられている。また第1回転刃4 2と、第2回転刃43は図1、図2に示すように互いに僅かに重なり合うように 配置され、第1回転刃42と第2回転刃43の重なり部でシートを切断できるよ うになっている。第2回転刃43は、刃物台4が移動する時に、Oリング47が フレーム1の側面に押圧されているため回転力が与えられるようになっている。
【0015】 上記第1実施形態としてのシート材切断装置の刃物台の作動を説明する。 図1において、刃物台4がフレーム1に沿って図1中左方に向かって移動して 来る状態の時を考える。モータが駆動されている間、駆動プーリ11が回転して おり、無端ワイヤ7も移動し続けている。そして、これに伴って無端ワイヤ7の 結び目8を保持しているスライドピース9を介して刃物台4も無端ワイヤ7とと もにフレーム1上を左方に向けて移動する。この移動により、第1回転刃42と 第2回転刃43との協働によりシートを切断することができる。
【0016】 またスライドピース9が駆動プーリ11の第1係止ギヤ10に係止すると、回 転している第1係止ギヤ10によってスライドピース9が摺動部材5に形成した 長孔6内を一端側から他端側に向けて移動を開始し、スライドピース9が長孔6 内を他端側にまで移動すると、スライドピース9と係止ギヤ10との係止が解か れ、刃物台4が逆方向への移動を開始する。また従動プーリ13側にきた時も同 様の作用により、刃物台4の移動方向が反転される。 なお、この間、刃物台4が最適な待機位置となるところを位置センサが検知し 、モータの駆動を停止する。その後、再びシート材切断指令が出力されると、モ ータが駆動を開始し、刃物台4がシート切断を実行し、フレーム他端側の移動終 点にくると、従動プーリ13によって、刃物台4とスライドピース9との連結点 が変更され、刃物台4の移動方向が反転して前述した待機位置に戻ってくる。
【0017】 ところで、上記刃物台において、例えば刃物機構を構成する第1、第2回転刃 42、43が損傷した場合には、それらの回転刃を手で取外したりすると刃先で 手を傷つけたりする恐れがあるなど安全面で問題がある上に、第1、第2回転刃 42、43のみを交換することは手間がかかり作業効率が良くない。本実施形態 では、フレーム1の断面が軸方向に一様に形成してあるため、刃物台4を回転刃 と共にフレーム1の端部から簡単に抜き取ることができるため、回転刃に触れる ことなく安全に、かつ簡単に新品の刃物台4と交換することができる。この時、 ワイヤ7を、従動プーリ13をテンションスプリング15の付勢力に抗して駆動 プーリ11側に対して移動させて、ワイヤ7を従動プーリ13から外すことがで きる。また、ワイヤ7をスライドピース9の部分で切り離して、ワイヤ7をプー リから外すこともできる。
【0018】 次に、図4、図5を参照して本考案の第2、第3実施形態を説明する。 第1実施形態における刃物台4は、摺動部材5がフレームの断面と同じ形状の 嵌合部を有しており、またフレーム端部は切り離しの状態となっているため、刃 物台4を簡単にフレームの端部から抜き取ることができるが、第2、第3実施形 態はフレーム4に対して直角方向(フレームの上方)から刃物台4を取り付ける ことができるようにした点に特徴がある。なお、刃物台の回転刃の機構など第1 実施形態と同様であるので、ここでは第2、第3実施形態の特徴点についてのみ 説明する。
【0019】 図4、図5は模式図であり、フレームにはリブ1a、1aが形成されており、 リブ1a、1aには刃物台4を構成する摺動部材5が上方に抜け出すことを禁止 する横方向のリブ1c、1cが形成されている。このフレーム1に対して摺動部 材5を上方からはめ込むことができるように、横方向のリブ1cに対応する抜け 止め部材5aを、摺動部材5に対して分離可能な別部材として構成し、この抜け 止め部材5aをネジ50あるいはバネ51によって、取外しながら刃物台(摺動 部材)をフレーム1に上から取り付けることができるようにする。 図4は、抜け止め部材5aを、ネジ50により摺動部材5に取り付けることが できるようにしたものであり、摺動部材5をフレーム1に嵌め込むときには抜け 止め部材5aをネジを50中心にして横方向のリブ1cと干渉しない位置まで回 転し、その後、再び抜け止め部材を図4の位置まで回転してからネジ止めする。 図5は、抜け止め部材を二つとし、その間にスプリング51を配置して、抜け止 め部材5aを中央に移動可能に構成してある。 上記の構成を採用することで、刃物台4をフレームの上から簡単に着脱するこ とができる。
【0020】 また、本考案はその精神また主要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形 で実施することができる。そのため前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的 に解釈してはならない。更に実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する変形や 変更は全て本考案の範囲内のものである。
【0021】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案に係るシート材切断装置様の刃物台では、軸 方向に沿って一定断面を有するフレームの端部から、刃物機構と一体に刃物台を 取り外しできるようにしたため、刃物台の交換を極めて安全に、かつ簡単に行う ことができる。また、摺動部材に抜け止め部材を設けることで、フレームの上方 から摺動部材をフレームに嵌合することができるようにし、刃物台の交換を簡単 にする。 さらに、無端式のワイヤの結合部を摺動部材に形成した長孔内に配置し、この結 合部を調節することで無端式ワイヤの長さを容易に変更することができる。さら に、前記刃物台を取り付ける摺動部材は摺動性のよい熱硬化性あるいは熱可塑性 の樹脂成形品を使用しているため、摺動抵抗が少なく、刃物台の移動がスムーズ である。刃物台を被切断シートの材質に合わせて簡単に交換することができる等 の優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態に係るシート材切断装置
の平面図である。
【図2】図1の刃物台の拡大平面図である。
【図3】図2中のA−A断面図である。
【図4】第2実施形態の刃物台の簡略断面図である。
【図5】第3実施形態の刃物台の簡略断面図である。
【図6】従来のシート材切断装置の構成図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a リブ(ガイド) 1b ガイド上面 1c 横方向のリブ 2 抜け止め部材 4 刃物台 5 摺動部材 6 長孔 7 ワイヤ 8 結び目 9 スライドピース 10 第1係止ギヤ 11 駆動プーリ 12 第2係止ギヤ 13 従動プーリ 15 テンションスプリング 41 刃物支持部材 42 第1回転刃 42a 軸 43 第2回転刃 43a 軸 44 ローラ 45 孔 46 スプリング 47 Oリング(弾性材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図4】
【図2】
【図5】
【図6】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向にわたって一定断面を有するフレー
    ムと、 前記フレームに着脱自在に嵌合し前記フレーム上を往復
    動できる摺動部材と、 前記摺動部材を前記フレームに沿って移動することがで
    きるワイヤ式の駆動手段と、 前記摺動部材に取りつけられた刃物支持材と、 前記刃物支持材に取り付けられシート材を切断すること
    ができる回転刃とを備え、さらに、前記摺動部材は摺動
    性のよい熱硬化性あるいは熱可塑性の樹脂成形品を使用
    してなることを特徴とするシート材切断装置用の刃物台
    構造。
  2. 【請求項2】軸方向にわたって一定断面を有するフレー
    ムと、 前記フレームに着脱自在に嵌合し前記フレーム上を往復
    動できる摺動部材と、 前記摺動部材に形成した摺動方向と直角に形成された長
    孔と、 前記長孔内に移動可能に設けた無端ワイヤの結び目と、 前記摺動部材に取りつけられた刃物支持材台と、 前記刃物支持部材に取り付けられ摺動部材の移動によっ
    てシート材を切断することができる回転刃と、 前記摺動部材に取りつけた前記ワイヤの結び目を覆うカ
    バーとを備え、さらに、前記摺動部材は摺動性のよい熱
    硬化性あるいは熱可塑性の樹脂成形品を使用してなるこ
    とを特徴とするシート材切断装置用の刃物台構造。
  3. 【請求項3】前記摺動部材はフレームの上方からフレー
    ムに嵌合し、フレームからの抜け止め部材によってフレ
    ームに摺動自在に保持されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のシート材切断装置用の刃物
    台構造。
  4. 【請求項4】前記摺動部材はフレームの端部から嵌合で
    きるようにフレーム断面形状に合った摺動部を備えてな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシ
    ート材切断装置用の刃物台構造。
  5. 【請求項5】軸方向に渡って一定断面を有するフレーム
    と、前記フレーム端部から、このフレームに嵌合し、フ
    レーム上を往復動できる摺動部材と、 前記摺動部材に形成した摺動方向と直角に形成された長
    孔と、 該長孔内に移動可能に設けた無端ワイヤの結び目と、 前記摺動部材に取りつけられた刃物支持材と、 該刃物支持材に取り付けられ摺動部材の移動方向と略垂
    直の軸を中心に回転自在に設けられた第1回転刃と、 前記第1回転刃の裏面とフレームに形成したガイド面と
    の間に当接して配置し、摺動部材の移動に伴って回転
    し、この回転により前記第1回転刃を回転させることが
    できるローラと、 前記フレーム側面より一方側に突出した刃物支持材に取
    り付けられ、前記第1回転刃と当接し、第1回転刃と平
    行な軸回りに回転可能な第2回転刃と、 前記第1回転刃を第2回転刃に向けて押圧するスプリン
    グと、 前記第2回転刃と同軸上に配置し、前記フレーム側面と
    当接するOリングと、と前記摺動部材に取り付けた前記
    ワイヤの結び目を覆うカバーとを備え、さらに、前記摺
    動部材は摺動性のよい熱硬化性あるいは熱可塑性の樹脂
    成形品を使用してなることを特徴とするシート材切断装
    置用の刃物台構造。
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