JP2003145139A - 液処理装置 - Google Patents
液処理装置Info
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- JP2003145139A JP2003145139A JP2001352212A JP2001352212A JP2003145139A JP 2003145139 A JP2003145139 A JP 2003145139A JP 2001352212 A JP2001352212 A JP 2001352212A JP 2001352212 A JP2001352212 A JP 2001352212A JP 2003145139 A JP2003145139 A JP 2003145139A
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Abstract
きる液処理装置を提供する。 【解決手段】 塗装用ベンチュリブース13の下部に液槽
15を設け、塗料ミストを排気ファン24により吸引する過
程で液槽15内の液面19にて塗料粉を捕集する。液槽15の
一側に、液槽15内の液を循環させるとともに液中に微細
な気泡を発生させる渦流ポンプユニット31を設置する。
渦流ポンプユニット31は、渦流ポンプ33と、渦流ポンプ
33内の液吸込部に挿入した空気吸込管37とを具備する。
液槽15の他側に、気泡により液面に浮上した塗料粉の泡
状スカム50を回収する回収手段51を設置する。
Description
液を処理する液処理装置に関する。
ズル11から噴霧された塗料ミスト12の周囲拡散を防止す
るための塗装用ベンチュリブース13がある。
本体14の下部に液槽15を備え、この液槽15上に塗装空間
16と回収空間17とを仕切るための仕切板18が、液面19に
対する吸引間隙20を介して設けられ、回収空間17内には
複数の邪魔板21,22,23が交互に配置され、回収空間17
上のブース本体上部には排気ファン24が設けられてい
る。
ミスト12は、排気ファン24の吸引力により、空気ととも
に塗装空間16から吸引間隙20を経て回収空間17に吸引さ
れ、その際に、最下部の邪魔板21により下向きの力が与
えられ、空気から分離して液面19に叩き付けられ、捕集
される。一方、空気は、排気ファン24の吸引力で上昇し
て、外部へ排気される。
集された塗料粉は、沈澱性粒子であるから、時間の経過
とともに液槽15内に沈澱し、汚泥状のスラッジとして堆
積する。
臭が発生するので、沈澱堆積したスラッジを定期的に除
去しているが、いったん液槽15の底部に沈澱して堆積し
たスラッジを掻出す作業は大変な困難を伴い、手間と費
用を要する問題がある。
ので、液中の沈澱性粒子を沈澱堆積させずに回収できる
液処理装置を提供することを目的とするものである。
明は、沈澱性粒子を含む液が収容された液槽と、液槽内
の液を循環させるとともに液中に微細な気泡を発生させ
る渦流ポンプユニットと、気泡により液面に浮上した沈
澱性粒子を回収する回収手段とを具備した液処理装置で
あり、渦流ポンプユニットから液槽の液中に微細な気泡
を多量に供給し、微量な気泡を液中の沈澱性粒子に結合
させて沈澱性粒子を液面に浮上させ、浮上した沈澱性粒
子を回収手段により回収するので、液中の沈澱性粒子を
液槽内に沈澱堆積させずに回収できる。同時に、微細な
気泡の供給により、液中の溶存酸素量が増加するため、
悪臭源である嫌気性バクテリアの発生が抑制され、液の
腐敗によって発生する悪臭を抑えることができるととも
に、溶存酸素による液浄化の効果により液寿命が延長す
るため、液処理に要する費用を低減できる。
載の液処理装置における液槽が、塗料ミストを排気ファ
ンにより吸引する過程で液面にて捕集する塗装用ベンチ
ュリブースの下部に設けられたものであり、渦流ポンプ
ユニットから塗装用ベンチュリブースの液中に微細な気
泡を多量に供給し、微細な気泡を液中の塗料粉に結合さ
せて塗料粉を液面に浮上させ、浮上した塗料粉を回収手
段により回収するので、液中の塗料粉を塗装用ベンチュ
リブースの液槽内に沈澱堆積させずに回収でき、同時
に、空気の注入により、液中の溶存酸素量が増加するた
め、悪臭源である嫌気性バクテリアの発生が抑制され、
塗装用ベンチュリブースから液の腐敗によって発生する
悪臭を抑えることができる。
載の液処理装置において、渦流ポンプユニットおよび回
収手段は、塗装用ベンチュリブースの排気ファン停止時
に稼働させるものであり、塗装用ベンチュリブースの排
気ファン停止時は、液槽内の液面が静止状態となるの
で、このときに渦流ポンプユニットおよび回収手段を駆
動して、液面に浮上した塗料粉を、渦流ポンプユニット
から吐出された液流れにより一箇所に集めて、回収手段
により効率良く回収できる。
至3のいずれか記載の液処理装置における渦流ポンプユ
ニットが、渦流ポンプと、渦流ポンプ内の液吸込部に挿
入された空気吸込管とを具備したものであり、渦流ポン
プの液吸込部に液が吸込まれる際に、空気吸込管から液
吸込部に空気も吸込まれ、液と空気とが渦流ポンプ内で
生じる渦流によって十分に攪拌されるので、微細な気泡
を効率良く製造できるとともに、液中の溶存酸素量を効
率良く増加させることができる。
至4のいずれか記載の液処理装置における回収手段が、
液面に浮上した沈澱性粒子を含む泡状スカムを吸引する
真空ポンプと、真空ポンプへの吸引管路中に設けられ泡
状スカムを収容するとともに真空圧により泡を破壊して
気液を分離するスカム回収タンクと、液中の沈澱性粒子
を分離除去するフィルタとを具備したものであり、液面
に浮上した沈澱性粒子を含む泡状スカムを真空ポンプに
より吸引してスカム回収タンクに回収し、スカム回収タ
ンク内の真空圧で泡状スカムの泡を破壊して気液を分離
し、液中の沈澱性粒子をフィルタで分離除去するので、
泡状スカム内の沈澱性粒子を効率良く分離して少量にし
た上で廃棄処理できる。
載の液処理装置において、空気吸込管中に設けられた管
路開閉用の電磁弁と、渦流ポンプの吐出口から吐出され
た液流れを検知して電磁弁を開く液流れ検知手段とを具
備した液処理装置であり、ポンプ起動時は、電磁弁を閉
じて、空気吸込管からの空気吸込を阻止することで、渦
流ポンプは液を効率良く吸込んで短時間のうちにポンプ
内部の空気を液と置換するので、ポンプシール部などの
損傷を招くドライ運転を防止でき、また、渦流ポンプ内
に液がいきわたって吐出されたときに、その液流れを検
知した液流れ検知手段により電磁弁を開くことで、渦流
ポンプの液吸込部に吸込まれる液中に空気吸込管から空
気を混入させる運転へと自動的に切換えることができ、
渦流ポンプを液槽より上側に設置するなどの、ポンプ設
置条件が吸上げ条件の場合にも対応できる。
示された一実施の形態、図3に示された渦流ポンプユニ
ットの変形例を参照しながら詳細に説明する。
リブース13が別の断面で示されているので、同一部分に
は同一符号を付する。
ストを排気ファン24により吸引する過程で、ブース本体
14の下部に設けられた液槽15内の液面19にて塗料ミスト
を捕集するものであり、この塗装用ベンチュリブース13
に液浄化処理用の液処理装置が設置されている。
料粉を含む液が収容された液槽15と、この液槽15内の液
を循環させるとともに液中に微細な気泡を発生させる渦
流ポンプユニット31を具備している。
ら引出された管路32が、渦流ポンプ33の液吸込口34に接
続され、渦流ポンプ33の吐出口35が、管路36を経て液槽
15の上部に接続され、さらに、渦流ポンプ33内の液吸込
部に空気吸込管37が挿入されている。液吸込側の管路32
には、吸込流量調整弁38および圧力計39がそれぞれ設け
られている。
渦流ポンプ33は、ポンプ本体41内に羽根車42が回転可能
に嵌合されており、この羽根車42の外周部には、複数の
小羽根43およびこれらの小羽根43の間の羽根溝44が設け
られており、羽根車42の中心に嵌着された回転軸45を外
部のモータなどで回動することにより、羽根車42ととも
にこれらの小羽根43および羽根溝44が回転する。
昇圧通路46が形成され、この昇圧通路46の入口に位置す
る液吸込部47に、外部の管路32と接続される液吸込口34
が連通され、また、昇圧通路46の出口に位置する吐出部
48に、外部の管路36と接続される吐出口35が連通形成さ
れ、液吸込部47と吐出部48との間に隔離部49が形成され
ている。
には、空気吸込管37が螺入されて固定されており、この
空気吸込管37の先端部分は液吸込部47まで挿入され、空
気吸込管37の内部に形成された吸気孔37aが液吸込部47
に開口されている。
せると、液吸込口34から液吸込部47に吸込まれた液は、
羽根車42と共に昇圧通路46をほぼ一周し、その間に昇圧
されて吐出部48より吐出口35を経て外部へ吐出される。
羽根車42の各羽根溝44内と昇圧通路46との間で渦流が生
じ、この渦流の発生が各羽根溝44で同時に行なわれなが
ら昇圧通路46内を進み、昇圧通路46を進むにつれて昇圧
される。
吸込まれる際に、空気吸込管37の吸気孔37aから液吸込
部47に空気も吸込まれ、液と空気とが一緒に羽根車42と
昇圧通路46との間で生じる渦流によって攪拌され、微細
な気泡が作られる。
込まれる液の流速が速く圧力が低くなるため、この液吸
込部47に挿入された空気吸込管37の吸気孔37aから液中
への空気の吸込効率がよい。
が混合され昇圧された気液混合体は、吐出口35から管路
36を経て、塗装用ベンチュリブース13の液槽15に吐出さ
れる。
み、その微細な気泡が、塗装用ベンチュリブース13の液
面19で捕集されて沈降しようとする塗料粉に結合して、
この塗料粉を浮上させ、液面19に塗料粉を含む泡状スカ
ム50を形成させる。
槽15において渦流ポンプユニット31とは反対側に、泡状
スカム50の形態で液面19に浮上した塗料粉を回収する回
収手段51が設けられている。
粉を含む泡状スカム50を吸引管路52を経て吸引する真空
ポンプ53が設置され、この真空ポンプ53への吸引管路52
中に、泡状スカム50を収容するとともに真空圧により泡
状スカム50の泡を破壊して気液を分離するスカム回収タ
ンク54が設けられ、このスカム回収タンク54の下部に、
弁55を介して、液中の塗料粉を粉末状態の廃棄物として
分離除去するフィルタ56が設けられている。
が設けられ、また、フィルタ56の下部には、フィルタ56
内の濾紙により濾過された液を液槽15に戻すための戻し
管路58が接続されている。
33および回収手段51の真空ポンプ53は、塗装用ベンチュ
リブース13の排気ファン24の停止時に稼働されるよう
に、これらの制御回路を設けておく。
態の作用を説明する。
の運転時は、液処理装置を稼働停止させ、一方、排気フ
ァン24の停止時は、液処理装置の渦流ポンプユニット31
および回収手段51を稼働させるように自動運転する。
ト31を駆動して、渦流ポンプ33内の液吸込部47に吸込ま
れる液中に空気吸込管37より空気を供給して、羽根車42
の羽根溝44と昇圧通路46との間で生じる渦流によって気
液を攪拌しながら昇圧させることにより、液中に微細な
気泡を多量に発生させるとともに液中に酸素を溶存さ
せ、この気液混合体を渦流ポンプ33から吐出して、塗装
用ベンチュリブース13の液槽15内の液中に噴出させる。
塗料粉は、沈澱性粒子であり、そのままでは時間の経過
とともに液槽15の底部に沈降するが、渦流ポンプ33から
塗装用ベンチュリブース13の液槽15内に液とともに噴込
まれた微細な気泡が塗装粉と結合して、塗装粉を液面19
に浮上させるので、液面19には塗装粉を含む泡状スカム
50が生成される。
は、渦流ポンプ33から吐出された液流れに導かれて、回
収手段51の側に移動され、一箇所に集められる。
は、真空ポンプ53の吸引力により吸引管路52を経て吸引
され、スカム回収タンク54内に導入される。
カムの泡は、スカム回収タンク54内の真空圧により破壊
され、気液が分離される。空気は、真空ポンプ53により
外部へ排気され、液は、スカム回収タンク54の下部に溜
められる。
収タンク54内の液は、フィルタ56内の濾紙で濾過され、
戻し管路58にて液槽15に戻される。液中の塗料粉は、フ
ィルタ56の濾紙により粉末状態の廃棄物として分離除去
される。濾紙および濾紙内で乾燥された粉末は、そのま
ま廃棄処分される。
態の効果を列挙する。
リブース13の液槽15の液中に微細な気泡を多量に供給
し、微細な気泡を液中の塗料粉に結合させて、塗料粉を
液面19に浮上させ、液面19に生成された塗料粉を含む泡
状スカム50を回収手段51により回収するので、液中の塗
料粉を塗装用ベンチュリブース13の液槽15内に沈澱堆積
させずに回収できる。
溶存酸素量が増加するため、悪臭源である嫌気性バクテ
リアの発生が抑制され、塗装用ベンチュリブース13から
液の腐敗によって発生する悪臭を抑えることができると
ともに、溶存酸素による液浄化の効果により液寿命が延
長するため、産廃処理費などの液処理に要する費用を低
減できる。
の停止時は、液槽15内の液面19が静止状態となるので、
このとき、液処理装置の渦流ポンプユニット31および回
収手段51を稼働させるように自動運転することで、液面
19に浮上した塗料粉を含む泡状スカム50を、渦流ポンプ
33から吐出された液流れにより一箇所に集めて、回収手
段51により効率良く回収できる。
れる際に、空気吸込管37から液吸込部47に空気も吸込ま
れ、液と空気とが渦流ポンプ33内で生じる渦流によって
十分に攪拌されるので、微細な気泡を効率良く製造でき
るとともに、液中の溶存酸素量を効率良く増加させるこ
とができる。
50を真空ポンプ53により吸引してスカム回収タンク54に
回収し、スカム回収タンク54内の真空圧で泡状スカム50
の泡を破壊して気液を分離し、液中の塗料粉をフィルタ
56で分離除去するので、泡状スカム50内の塗料粉を効率
良く分離して少量にした上で廃棄処理できる。
の他の回収手段としては、特殊べルトの表面に付着した
泡状スカムをスキマにより掻取るオイルスキマ方式、回
転式またはスライド式の掻取機による分離除去方式、回
転ドラム形スクリーンの表面に付着した泡状スカムをス
キマにより掻取るスクリーンスキマ方式などがあるの
で、回収手段としては、これらの分離除去方式を用いて
も良い。
を脱水処理するスカム脱水処理方式としては、上記フィ
ルタ56の濾紙で水分を濾過する方式だけでなく、スカム
回収タンク54内を高真空にすることで、泡を壊すととも
に真空にて脱水分離する方式もある。
除去され乾燥した粉末となるため、廃棄量が極度に少な
くなる。
式を改良した渦流ポンプユニット31を示す。
は、渦流ポンプ33を液槽15の上側に設置した吸上げ条件
の場合であり、このような吸上げ条件では、ポンプ起動
と同時に空気吸込管37より空気が吸込まれると、ポンプ
吸込側の管路32中の空気が排出されず、いつまでも渦流
ポンプ33に液槽15内の液が供給されず空転状態が続き、
ドライ運転によりポンプシール部などを損傷する問題が
ある。
込管37中に管路開閉用の電磁弁61が設けられ、また、渦
流ポンプ33の吐出口35から液槽15内に配管された吐出側
の管路36中に液流れ検知手段としてのフロースイッチ62
が設けられている。このフロースイッチ62は、渦流ポン
プ33の吐出口35から吐出された液流れを検知して電磁弁
61を開くものである。吐出側の管路36中には吐出流量調
整弁63も設けられている。
併用し、空気吸込管37からの空気注入(オン,オフ)を
自動制御する。
じて、空気吸込管37からの空気吸込を阻止することで、
渦流ポンプ33は液槽15内の液を管路32を経て効率良く吸
込み、短時間のうちに管路32内および渦流ポンプ33内の
空気を液と置換するので、ポンプシール部などの損傷を
招くドライ運転を防止できる。
り、渦流ポンプ33が吸込側の管路32から液を吸引して吐
出側の管路36に送給するようになると、フロースイッチ
62がその液流れを検知して検知信号を出力し、この検知
信号に基づき空気吸込管37中の電磁弁61が開き、空気吸
込管37から渦流ポンプ33の液吸込部47に空気が吸引さ
れ、液中に適度な空気を混入させる運転へと自動的に切
換えることができる。
槽15より上側に設置するなどの、ポンプ設置条件が吸上
げ条件の場合でも、渦流ポンプ33による液の吸引と送給
を可能にするものである。
置は、塗装用ベンチュリブース13の液処理に用いると効
果的であるが、塗装用ベンチュリブース13の液槽15だけ
に用途を限定されるものではなく、その他の、液を循環
使用するクーラント液、クーリング液などの沈澱性粒子
を含む各種の液の液処理に用いると、その沈澱性粒子を
回収することができる。
プユニットから液槽の液中に微細な気泡を多量に供給
し、微細な気泡と結合した液中の沈澱性粒子を液面に浮
上させ、液面の沈澱性粒子を回収手段により回収するの
で、液中の沈澱性粒子を液槽内に沈澱堆積させずに回収
できる。同時に、微細な気泡の供給により、液中の溶存
酸素量が増加するため、悪臭源である嫌気性バクテリア
の発生が抑制され、液の腐敗によって発生する悪臭を抑
えることができるとともに、溶存酸素による液浄化の効
果により液寿命が延長するため、液処理に要する費用を
低減できる。
ユニットから塗装用ベンチュリブースの液中に微細な気
泡を多量に供給し、微細な気泡を液中の塗料粉に結合さ
せて塗装粉を液面に浮上させ、液面に浮上した塗料粉を
回収手段により回収するので、液中の塗料粉を塗装用ベ
ンチュリブースの液槽内に沈澱堆積させずに回収でき、
同時に、空気の注入により、液中の溶存酸素量が増加す
るため、悪臭源である嫌気性バクテリアの発生が抑制さ
れ、塗装用ベンチュリブースから液の腐敗によって発生
する悪臭を抑えることができる。
チュリブースの排気ファン停止時は、液槽内の液面が静
止状態となるので、このときに渦流ポンプユニットおよ
び回収手段を駆動して、液面に浮上した塗料粉を、渦流
ポンプユニットから吐出された液流れにより一箇所に集
めて、回収手段により効率良く回収できる。
の液吸込部に液が吸込まれる際に、空気吸込管から液吸
込部に空気も吸込まれ、液と空気とが渦流ポンプ内で生
じる渦流によって十分に攪拌されるので、微細な気泡を
効率良く製造できるとともに、液中の溶存酸素量を効率
良く増加させることができる。
した沈澱性粒子を含む泡状スカムを真空ポンプにより吸
引してスカム回収タンクに回収し、スカム回収タンク内
の真空圧で泡状スカムの泡を破壊して気液を分離し、液
中の沈澱性粒子をフィルタで分離除去するので、泡状ス
カム内の沈澱性粒子を効率良く分離して少量にした上で
廃棄処理できる。
時は、電磁弁を閉じて、空気吸込管からの空気吸込を阻
止することで、渦流ポンプは液を効率良く吸込んで短時
間のうちにポンプ内部の空気を液と置換するので、ポン
プシール部などの損傷を招くドライ運転を防止でき、ま
た、渦流ポンプ内に液がいきわたって吐出されたとき
に、その液流れを検知した液流れ検知手段により電磁弁
を開くことで、渦流ポンプの液吸込部に吸込まれる液中
に空気吸込管から空気を混入させる運転へと自動的に切
換えることができ、渦流ポンプを液槽より上側に設置す
るなどの、ポンプ設置条件が吸上げ条件の場合にも対応
できる。
断面図である。
図である。
プユニットの配管図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 沈澱性粒子を含む液が収容された液槽
と、 液槽内の液を循環させるとともに液中に微細な気泡を発
生させる渦流ポンプユニットと、 気泡により液面に浮上した沈澱性粒子を回収する回収手
段とを具備したことを特徴とする液処理装置。 - 【請求項2】 液槽は、 塗料ミストを排気ファンにより吸引する過程で液面にて
捕集する塗装用ベンチュリブースの下部に設けられたこ
とを特徴とする請求項1記載の液処理装置。 - 【請求項3】 渦流ポンプユニットおよび回収手段は、 塗装用ベンチュリブースの排気ファン停止時に稼働させ
ることを特徴とする請求項2記載の液処理装置。 - 【請求項4】 渦流ポンプユニットは、 渦流ポンプと、 渦流ポンプ内の液吸込部に挿入された空気吸込管とを具
備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載
の液処理装置。 - 【請求項5】 回収手段は、 液面に浮上した沈澱性粒子を含む泡状スカムを吸引する
真空ポンプと、 真空ポンプへの吸引管路中に設けられ泡状スカムを収容
するとともに真空圧により泡を破壊して気液を分離する
スカム回収タンクと、 液中の沈澱性粒子を分離除去するフィルタとを具備した
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の液処
理装置。 - 【請求項6】 空気吸込管中に設けられた管路開閉用の
電磁弁と、 渦流ポンプの吐出口から吐出された液流れを検知して電
磁弁を開く液流れ検知手段とを具備したことを特徴とす
る請求項4記載の液処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352212A JP3919508B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352212A JP3919508B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 液処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003145139A true JP2003145139A (ja) | 2003-05-20 |
JP3919508B2 JP3919508B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=19164422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001352212A Expired - Lifetime JP3919508B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 液処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3919508B2 (ja) |
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