JP2003144444A - 内視鏡用クリップ装置 - Google Patents
内視鏡用クリップ装置Info
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Abstract
て、内視鏡の処置具挿通チャンネルが小さな曲率半径で
屈曲していてもスムーズに破損なく通過させることがで
きる内視鏡用クリップ装置を提供すること。 【解決手段】クリップ2の後側に隣接して配置されたク
リップ閉じリング6が可撓性シース1の先端に着脱自在
に連結されていて、クリップ2が、クリップ閉じリング
6内に引き込まれることにより開閉したあと閉じた状態
に保持されるように構成された内視鏡用クリップ装置に
おいて、クリップ閉じリング6を屈曲自在な筒状体によ
って形成した。
Description
挿通チャンネルに通して使用されて、体内の止血、結紮
或いはマーキング等を行うために用いられる内視鏡用ク
リップ装置に関する。
プの後側に隣接して配置されたクリップ閉じリングが可
撓性シースの先端に着脱自在に連結されていて、クリッ
プは、クリップ閉じリング内に引き込まれることにより
開閉したあと閉じた状態に保持されて、クリップ閉じリ
ングと共に体内に留置されるように構成されている。
クリップ装置においては、クリップとクリップ閉じリン
グとが直列に並んで配置された構成になることから、可
撓性シースの先端部分の硬質部の長さが非常に長くな
る。
が小さな曲率半径で屈曲された状態では、内視鏡用クリ
ップ装置の先端部分がそこに引っ掛かって、挿脱不能に
なったり破損してしまう場合があった。
を短縮することができて、内視鏡の処置具挿通チャンネ
ルが小さな曲率半径で屈曲していてもスムーズに破損な
く通過させることができる内視鏡用クリップ装置を提供
することを目的とする。
め、本発明の内視鏡用クリップ装置は、クリップの後側
に隣接して配置されたクリップ閉じリングが可撓性シー
スの先端に着脱自在に連結されていて、クリップが、ク
リップ閉じリング内に引き込まれることにより開閉した
あと閉じた状態に保持されるように構成された内視鏡用
クリップ装置において、クリップ閉じリングを屈曲自在
な筒状体によって形成したものである。
の径で巻いたコイルパイプによって形成されていてもよ
く、或いは弾力性のあるゴム材によって形成されていて
もよい。
説明する。図2は内視鏡用クリップ装置の全体構成を示
しており、クリップ2は、例えばステンレス鋼線を一定
の径で密着巻きしたコイルパイプ状の可撓性のシース1
の先端に取り付けられている。
された操作ワイヤ3が軸線方向に進退自在に挿通配置さ
れ、シース1の外面には、例えば四フッ化エチレン樹脂
チューブ又は超弾性合金管等からなる可撓性の外套管1
0が、軸線方向に進退自在に緩く被嵌されている。
部分が外套管10の先端内に収容されていて、開いた状
態の一対の腕部2aとその各先端に内方に向かって突出
形成された爪状部2bとが見えている。
は、シース1の基端が連結された操作部本体23の他端
側に指掛け23aが取り付けられ、操作ワイヤ3の基端
が連結されたスライダー22が操作部本体23に対して
軸線方向にスライド自在に取り付けられた構成になって
いる。
を拡大して示しており、この図においては、外力が加わ
っていない時の自然状態(即ち、一対の腕部2aが平行
な状態)になったクリップ2に、外套管10の先端部分
が被せられた状態になっている。
板材等の板状部材により形成されていて、自然状態では
平行になる一対の腕部2aの基端側が、ほぼ360°の
環状に形成された基端連結部2cにより連結され、各腕
部2aの先端部分から、爪状部2bが内方に折れ曲がっ
て突出形成されている。
差させることなく曲げて形成されており、基端連結部2
cと一対の腕部2aとの境界部2tは、板状部材が両外
側から各々内向きに突出した括れた形状に曲げられて、
その突出部分の頂部どうしが当接している。
た操作ワイヤ3の先端には、クリップ2から後方に延出
するクリップ連結ワイヤ5に対して係脱させることがで
きるクリップ連結フック4が取り付けられている。
ワイヤ3が半田付け等によって連結固着され、先側半部
の側面部分に凹んで形成された凹部4aに環状のクリッ
プ連結ワイヤ5を係脱させることができるようになって
いる。クリップ連結ワイヤ5は、一本のワイヤの両端部
分を結び合わせて環状に形成されている。
受け部材8の先端寄りの部分には、クリップ2の基端連
結部2cを変形させるためのクリップ閉じリング6が係
脱自在に嵌め込まれている。
テンレス鋼線を一定の径で密着巻きしたコイルパイプに
よって形成されていて、クリップ2の基端連結部2c
は、クリップ閉じリング6内に引き込まれることにより
押しつぶされて、略正円形から楕円状に変形する。
置は、図3に示される状態で内視鏡の処置具挿通チャン
ネルに通されて、図1に示されるように、処置具挿通チ
ャンネル40が屈曲している部分等を通過する。
している部分では、それに伴ってクリップ閉じリング6
が内側のクリップ連結ワイヤ5や外側の外套管10と共
に屈曲する。
部分において、柔軟に曲がらない先端硬質部はクリップ
2部分だけなので、処置具挿通チャンネル40が相当に
小さな曲率半径で屈曲している場合でも引っ掛かりなく
スムーズに通過することができる。
の処置具挿通チャンネル40の先端から体内に突出した
ら、図4に示されるように、外套管10を操作部20側
に少し引き寄せてクリップ2を外套管10の先端から前
方に出た状態にし、操作ワイヤ3を操作部20側に牽引
する。
リップ閉じリング6内に引き込まれて円形から楕円形状
に変形することにより、一対の腕部2aが開いた状態に
変化する。
ピングの対象である患部100を位置させ、操作ワイヤ
3を操作部20側にさらに牽引すると、図5に示される
ように、クリップ閉じリング6が先端部分でクリップ2
の一対の腕部2aを背側から押し、それによって一対の
腕部2aが平行に閉じた状態になり、爪状部2bが患部
100の粘膜に突き刺さる状態になる。
しながらシース1を手元側に引き戻すことによりクリッ
プ連結ワイヤ5とクリップ連結フック4との係合が緩む
ので、シース1の先端部分を左右に適当に動かせば、図
6に示されるように、クリップ2が、クリップ閉じリン
グ6により閉じられて患部100の粘膜に食い付いた状
態でシース1から離脱し、留置される。
のではなく、例えば図7に示されるように、クリップ閉
じリング6として弾力性のあるゴム材料からなる筒状体
等を用いてもよい。
いはそれ以上であっても差し支えなく、操作ワイヤ3と
クリップ2とをワイヤ以外の部材で連結したものであっ
ても差し支えない。
ば、クリップの後側に隣接して可撓性シースの先端に着
脱自在に連結されたクリップ閉じリングを屈曲自在な筒
状体によって形成したことにより、先端部分の硬質部の
長さを短縮して、内視鏡の処置具挿通チャンネルが小さ
な曲率半径で屈曲している場合でもスムーズに破損なく
通過させることができる。
の先端部分が内視鏡の処置具挿通チャンネルを通過する
状態の側面断面図である。
の全体構成を示す外観図である。
の先端部分の側面断面図である。
のクリップの開閉動作における開状態を示す側面断面図
である。
のクリップの開閉動作における閉状態を示す側面断面図
である。
のクリップの留置状態を示す側面断面図である。
の先端部分の側面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】クリップの後側に隣接して配置されたクリ
ップ閉じリングが可撓性シースの先端に着脱自在に連結
されていて、上記クリップが、上記クリップ閉じリング
内に引き込まれることにより開閉したあと閉じた状態に
保持されるように構成された内視鏡用クリップ装置にお
いて、 上記クリップ閉じリングを屈曲自在な筒状体によって形
成したことを特徴とする内視鏡用クリップ装置。 - 【請求項2】上記クリップ閉じリングが金属線を一定の
径で巻いたコイルパイプによって形成されている請求項
1記載の内視鏡用クリップ装置。 - 【請求項3】上記クリップ閉じリングが弾力性のあるゴ
ム材によって形成されている請求項1記載の内視鏡用ク
リップ装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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DE10262279A DE10262279B4 (de) | 2001-05-23 | 2002-05-23 | Klammervorrichtung für ein Endoskop |
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- 2001-11-13 JP JP2001346965A patent/JP4046981B2/ja not_active Expired - Fee Related
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