JP2003143619A - デジタルコンバーゼンス補正回路及びそれを用いた表示装置 - Google Patents

デジタルコンバーゼンス補正回路及びそれを用いた表示装置

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JP2003143619A
JP2003143619A JP2001340130A JP2001340130A JP2003143619A JP 2003143619 A JP2003143619 A JP 2003143619A JP 2001340130 A JP2001340130 A JP 2001340130A JP 2001340130 A JP2001340130 A JP 2001340130A JP 2003143619 A JP2003143619 A JP 2003143619A
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和彦 ▲吉▼澤
Kazuhiko Yoshizawa
Kuninori Matsumi
邦典 松見
Toshimitsu Watanabe
敏光 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバーゼンス調整時、CPUがメモリを操作
する際に発生するコンバーゼンスの乱れを低減する。 【解決手段】アドレス切換器112がアドレス発生器1
11から出力される第1のアドレス信号を選択するよう
に制御されており、且つデータ切換器114がメモリ1
13と選択器117とを接続するよう制御されている場
合には、上記選択器117は上記データ切換器114の
出力を選択するように制御し、一方、上記アドレス切換
器112がCPU140から出力される第2のアドレス
信号を選択するように制御されており、且つ上記データ
切換器114が上記メモリ113と上記CPU140と
を接続するように制御されている場合には、上記選択器
117は保持手段116の出力を選択するように、デジ
タルコンバーゼンス回路各部を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管を有する
テレビジョン受像機またはディスプレイなどの表示装置
におけるコンバーゼンス補正回路に関し、特に、精度良
くコンバーゼンスを調整し得るデジタルコンバーゼンス
補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラスタスキャン方式による陰極線管を用
いたテレビジョン受像機またはディスプレイなどの表示
装置において、精度良くコンバーゼンス補正を行う方法
として、例えば特開昭57−212492号公報記載の
ようなものが知られている。
【0003】以下、図を用いて、上記従来技術のデジタ
ルコンバーゼンス補正回路の説明を行う。図5は、従来
技術のデジタルコンバーゼンス補正回路の構成を示すブ
ロック図である。図において、500はデジタルコンバ
ーゼンス補正回路であり、更に501及び502は、そ
れぞれ水平基準信号及び垂直基準信号の入力端子、50
3はコンバーゼンス補正信号の出力端子である。511
は入力端子501及び502から入力した水平基準信号
及び垂直基準信号に基づき、映像走査のラスタスキャン
に同期したアドレス信号及び後述のラッチパルスを生成
するアドレス発生器、512は後述のCPUの指示によ
り入力するアドレス信号の切換を行うアドレス切換器で
ある。513はラスタスキャン方式による陰極線管の表
示画面を複数の領域に分割し、各領域におけるコンバー
ゼンス補正値をコンバーゼンス補正データとして記憶す
る、読出し及び書込みが可能なメモリである。514は
後述のCPUの指示によりメモリ513のデータの入出
力を制御するデータ切換器、515はアドレス発生器5
12から出力されるラッチパルスを用いてデータ切換器
の出力を一時的に記憶するラッチである。520はD/
A変換器(デジタル/アナログ変換器)、530はLP
F(ローパスフィルタ)、540はメモリ513のデー
タ入出力制御及びその他の回路各部の制御、各種演算処
理等を行うCPU(処理装置)、550は調整者がコン
バーゼンス調整の指示を行うキーボード等の指示装置で
ある。
【0004】以下、上記デジタルコンバーゼンス補正回
路の動作を、コンバーゼンス補正とコンバーゼンス調整
の2種類の動作に分けて説明する。なお、コンバーゼン
ス補正とは、コンバーゼンス補正信号を出力する基本動
作であり、コンバーゼンス調整とは、調整者の指示によ
り、コンバーゼンス補正信号を調整する動作である。
【0005】まず、コンバーゼンス補正を行う場合の動
作について説明する。コンバーゼンス補正を行う場合、
CPU540の指示によりアドレス切換器512とデー
タ切換器514はそれぞれa側を選択する。
【0006】アドレス発生器511は、通常ラスタスキ
ャンに同期したアドレス信号を発生し、アドレス切換器
512を介してメモリ513に記憶されているコンバー
ゼンス補正データを順次読み出している。メモリ513
から読み出されたデータは、データ切換器514を介し
た後、ラッチ515に一時的に記憶され、D/A変換器
520によってデジタルデータからアナログ信号に変換
される。その後、D/A変換器520より出力された信
号はLPF530で平滑化された後、コンバーゼンス補
正信号出力端子503より出力されて、CYアンプ(図
示せず)を駆動し、コンバーゼンス補正を行う。
【0007】次に、コンバーゼンス調整を行う場合の回
路動作について説明を行う。なお、コンバーゼンス調整
を行う際にも、調整者がコンバーゼンス状態の確認を行
うため、上記のコンバーゼンス補正動作は継続される。
【0008】コンバーゼンス調整を行う場合、調整者は
テレビジョン受像機の画面上のコンバーゼンス状態を確
認し、コンバーゼンスを調整すべき部分を見つけ、指示
装置550によりコンバーゼンス調整の指示を送る。C
PU540はこの指示を受け、メモリ513に記憶され
ているコンバーゼンス補正データを更新するために、任
意のタイミングで一時的にアドレス切換器512及びデ
ータ切換器514をそれぞれa側からb側に切り換え、
メモリ513の内容を更新した後、アドレス切換器51
2及びデータ切換器514をb側からa側に戻す処理を
行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるデジ
タルコンバーゼンス補正回路では、上記説明のようにし
てコンバーゼンス調整を行っているが、この際に以下の
問題を生じる。図6及び図7を用いて説明する。
【0010】図6は従来のデジタルコンバーゼンス補正
回路500の各部の動作タイミングを示す図であり、6
01は図5のアドレス切換器512及びデータ切換器5
14を切り換えるためにCPU540が出力する切換信
号である。602はラッチ515に入力される入力デー
タであり、データ切換器514の作用により、期間Aで
はメモリ513に記憶されているコンバーゼンス補正デ
ータが正しく入力され、一方、期間Bでは本来この期間
に入力されるべきコンバーゼンス補正データ(破線部
分)は入力されず、CPU540とメモリ513との間
で送受されるデータ、或いは予め定められた所定のデー
タが入力される事になる。上記CPU540とメモリ5
13との間で送受されるデータは任意であるが、本図で
は説明を簡単にするため、期間Bのデータは実線で示す
中点データであるものとする。また、603はアドレス
発生器511から出力されるラッチパルスであり、本ラ
ッチパルスの立ち上がり時にラッチ515は出力データ
の更新を行う。604はラッチ515の出力データであ
る。
【0011】図7は図6のタイミングで従来のデジタル
コンバーゼンス補正回路が動作した場合の画面状態を説
明する図である。図において、701はテレビジョン受
像機の画面の一部、702は画面701上に表示された
コンバーゼンス補正後の走査線である。
【0012】従来技術のデジタルコンバーゼンス補正回
路では、CPU540が、アドレス切換器512及びデ
ータ切換器514をそれぞれa側からb側に切り換えて
メモリ513の内容の一部を更新している期間(図6の
期間B)、ラッチ515にはCPU540とメモリ51
3との間で送受されるデータ(或いは所定のデータ)が
入力されてしまう。上記CPU540とメモリ513と
の間で送受されるデータ(或いは所定のデータ)は本来
入力されるべき正しいコンバーゼンス補正データ(波形
602の破線部分)とは大きく異なるため、このデータ
に基づいてコンバーゼンス補正がなされると、画面位置
に対応した正常なコンバーゼンス補正ができなくなる。
このため、図7の703部分に示すように、適切なコン
バーゼンス補正による本来の走査線位置とは大きく異な
る位置に走査線が表示されることになる。
【0013】上記説明のように、従来技術のデジタルコ
ンバーゼンス補正回路においては、コンバーゼンス調整
を行っている際、CPU540とメモリ513との間で
データの送受が行われる毎に、走査線が部分的に、本来
の走査線位置とは大きく異なる位置に表示される(以
下、この現象をコンバーゼンスの乱れと称する)。その
結果、画面が見づらくなり、正確なコンバーゼンス状態
の確認が困難になるなどの支障を生じる。
【0014】本発明の目的は、上記した従来技術の課題
を考慮し、コンバーゼンス調整の際の、コンバーゼンス
の乱れを低減可能なデジタルコンバーゼンス補正回路を
提供する事にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、陰極線管の表示画面を複数の領域に分割
し、各領域におけるコンバーゼンス補正値をコンバーゼ
ンス補正データとして記憶するメモリと、上記陰極線管
のラスタスキャンに同期して、上記メモリに記憶された
上記コンバーゼンス補正データを読み出すための第1の
アドレス信号を発生するアドレス発生手段と、任意のタ
イミングで第2のアドレス信号を発生する制御手段と、
上記第1のアドレス信号と上記第2のアドレス信号との
いずれかを、上記制御手段からの指令に応じて選択して
上記メモリに供給するアドレス切換手段と、2つの入力
を有し、該2つの入力に供給された信号のいずれかを、
上記制御手段からの指令に応じて選択して出力する選択
手段と、前記メモリから読み出された補正データを、上
記選択手段の一方の入力及び上記制御手段のいずれかへ
切り換えて出力するデータ切換手段と、上記選択手段か
らの出力信号を保持し、かつ上記制御手段からの指令に
応じて該選択手段の他方の入力に出力する保持手段と、
上記選択手段からの出力信号を一時的に記憶し、該記憶
した信号を順次アナログ信号に変換するデジタル/アナ
ログ変換手段とを備え、上記アドレス切換手段が上記第
1のアドレス信号を選択し、かつ上記データ切換手段が
上記メモリから読み出された補正データを上記選択手段
に供給するように制御されている場合に、上記選択手段
は、上記データ切換手段からの出力信号を選択するよう
に制御され、上記アドレス切換手段が上記第2のアドレ
ス信号を選択し、かつ上記データ切換手段が上記メモリ
から読み出された補正データを上記制御手段に供給する
ように制御されている場合に、上記選択手段は、上記保
持手段の出力を選択するように制御されることを特徴と
するものである。
【0016】更には、上記デジタルコンバーゼンス補正
回路を搭載した表示装置を用いる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明におけるデジタルコンバ
ーゼンス補正回路のブロック図である。図において、1
00はデジタルコンバーゼンス補正回路であり、更に1
01及び102は、それぞれ水平基準信号及び垂直基準
信号の入力端子、103はコンバーゼンス補正信号の出
力端子である。111は入力端子101及び102から
入力した水平基準信号及び垂直基準信号に基づき、映像
走査のラスタスキャンに同期したアドレス信号及びラッ
チパルスを生成するアドレス発生器、112は後述のC
PUの指示により入力するアドレス信号の切換を行うア
ドレス切換器である。113はラスタスキャン方式によ
る陰極線管の表示画面を複数の領域に分割し、各領域に
おけるコンバーゼンス補正値をコンバーゼンス補正デー
タとして記憶する、読出し及び書込みが可能なメモリで
ある。114は後述のCPUの指示によりメモリ113
のデータの入出力を制御するデータ切換器、115はア
ドレス発生器112から出力されるラッチパルスにした
がってデータを一時的に記憶するラッチである。また1
16はデータを一時的に保持可能な保持回路、117は
データ切換器114の出力と保持回路116の出力とを
後述のCPUの指示に従って選択する選択器である。1
20はD/A変換器(デジタル/アナログ変換器)、1
30はLPF(ローパスフィルタ)、140はメモリ1
13のデータ入出力制御及びその他回路各部の制御、各
種演算処理等を行うCPU(処理装置)、150は調整
者がコンバーゼンス調整の指示を行うキーボード等の指
示装置である。
【0018】以下、本発明におけるデジタルコンバーゼ
ンス補正回路の動作について説明を行う。なお、コンバ
ーゼンス補正を行う際には、CPU140の指示により
選択器117がc側を選択する事以外は、図5で説明し
た従来技術におけるデジタルコンバーゼンス補正回路と
同様に動作するため、詳細な説明は省略する。
【0019】また、本発明におけるデジタルコンバーゼ
ンス補正回路でコンバーセンス調整を行う際も、アドレ
ス発生器111、アドレス切換器112、メモリ11
3、データ切換器114、ラッチ115、及びD/A変
換器120、LPF130等は、基本的に従来技術にお
けるデジタルコンバーゼンス補正回路と同様に動作す
る。したがって、以下では、本発明におけるデジタルコ
ンバーゼンス補正回路の特徴をなす主要部分である保持
回路116と選択器117、及びその周辺部分に関して
のみ、図2及び図3を併せ使用して説明する。
【0020】図2は本発明のデジタルコンバーゼンス補
正回路100各部の動作タイミングを示す図であり、2
01は図1のアドレス切換器112及びデータ切換器1
14を切り換えるためにCPU140が出力する切換信
号である。202は選択器117のc側に入力される入
力データであり、データ切換器114の作用により、期
間Aではメモリ113に記憶されているコンバーゼンス
補正データが正しく入力され、期間Bでは本来この期間
に入力されるべきコンバーゼンス補正データ(破線部
分)ではなく、CPU140とメモリ113との間で送
受されるデータ(或いは所定のデータ)が入力される。
また、203は保持パルスであり、切換信号201の立
ち上がり部分に同期してCPU140から出力され、保
持回路116に対して選択器117の出力を一時的に保
持するように指示する。204はラッチ115の入力デ
ータ、205はアドレス発生器111からラッチ115
に入力されるラッチパルスであり、立ち上がり時にラッ
チ115は出力データの更新を行う。106はラッチ1
15の出力データである。
【0021】図3は図2のタイミングで本発明のデジタ
ルコンバーゼンス補正回路が動作した場合のコンバーゼ
ンス調整時の画面状態を説明する図である。図におい
て、301はテレビジョン受像機の画面の一部、302
は画面301上に表示されたコンバーゼンス補正後の走
査線である。
【0022】本発明のデジタルコンバーゼンス補正回路
においても、コンバーゼンス調整の際に、調整者がコン
バーゼンス状態の確認を行うためにコンバーゼンス補正
動作を継続するのは従来技術のコンバーゼンス補正回路
の場合と同様である。
【0023】更に、コンバーゼンス調整の際、コンバー
ゼンス調整を要する部分が見つかった場合には、調整者
は指示装置150を用いてCPU140にコンバーゼン
ス調整の指示を送る。
【0024】CPU140はこの指示を受け、メモリ1
13に記憶されているコンバーゼンス補正データを更新
するために、任意のタイミングで一時的にアドレス切換
器112及びデータ切換器114をそれぞれa側からb
側に切り換え、メモリ113の内容を更新した後、アド
レス切換器112及びデータ切換器114をb側からa
側に戻す処理を行う。
【0025】上記、CPU140がアドレス切換器11
2及びデータ切換器114をそれぞれa側からb側に切
り換えてメモリ113の内容の一部を更新している期間
(図2の期間B)、選択器117のc側にはCPU14
0とメモリ113との間で送受されているデータ(或い
は所定のデータ)がそのまま入力される。上記データが
そのままラッチ115、D/A変換器120、LPF1
30を通じて出力端子103から出力された場合、大き
なコンバーゼンスの乱れを生じてしまう。
【0026】このため、本発明のデジタルコンバーゼン
ス補正回路では、CPU140は切換信号201の立ち
上がりタイミングに合わせて保持パルス203を生成し
て出力し、保持回路116では保持パルスの立ち上がり
時、即ち期間Bが始まる直前のデータを保持するように
動作する。更に選択器117を、期間Aではc側のデー
タを、期間Bではd側のデータを選択するように制御す
ることにより、ラッチ115に入力されるデータは20
4のような波形となる。即ち、期間Bでは本来の正しい
コンバーゼンス補正データをラッチ115に転送する事
はできないが、本来の正しいコンバーゼンス補正データ
との差分が少ない204の波形をラッチ115に転送す
る事が可能となる。
【0027】上記処理により、画面上の期間Bに対応す
る部分では、図3に示すように、従来技術のコンバーゼ
ンス補正回路と比較して、コンバーゼンスの乱れを大幅
に軽減する事が可能となる。
【0028】以上説明したように、本発明のデジタルコ
ンバーゼンス補正回路によれば、コンバーゼンス調整を
行っている際のコンバーゼンスの乱れを低減する事が可
能であるため、調整者は十分にコンバーゼンス状態の確
認を行う事ができ、コンバーゼンス調整精度と調整作業
効率を向上させる事ができる。
【0029】次に本発明のデジタルコンバーゼンス補正
回路を、陰極線管を有するテレビジョン装置等の表示装
置に適用する場合の例について説明する。
【0030】図4は本発明のデジタルコンバーゼンス補
正回路を搭載した表示装置の構成例を説明するブロック
図であり、図において、401は映像信号入力端子、4
02及び403はそれぞれ水平同期信号及び垂直同期信
号の入力端子である。410は映像信号入力端子401
より入力した映像信号の増幅等を行う映像信号処理回路
であり、映像信号処理回路の出力は後述の陰極線管に供
給される。420は偏向回路であり、水平同期信号入力
端子402より入力した水平同期信号に同期した水平偏
向出力及び垂直同期信号入力端子403より入力した垂
直同期信号に同期した垂直偏向出力を生成し、後述の偏
向ヨークに出力している。100は本発明のデジタルコ
ンバーゼンス補正回路であり、偏向回路420から入力
端子101及び102を介して水平基準信号及び垂直基
準信号を入力し、上記第1の実施例で説明したように動
作し、出力端子103からコンバーゼンス補正信号を出
力する。430はCYアンプであり、コンバーゼンス補
正回路100から出力されるコンバーゼンス補正信号を
増幅し、後述のコンバーゼンスヨークを駆動する。ま
た、440は陰極線管、441は偏向ヨーク、442は
コンバーゼンスヨークである。
【0031】本発明の表示装置では、偏向回路420か
ら出力される水平偏向出力及び垂直偏向出力によって偏
向ヨーク441を駆動し、陰極線管440のラスタスキ
ャンにおける主偏向動作を行う。更にデジタルコンバー
ゼンス補正回路100から、主偏向と同期して出力され
たコンバーゼンス補正信号により、CYアンプ430を
介してコンバーゼンスヨーク442が駆動され、陰極線
管440のラスタスキャンにおける主偏向を補正する副
偏向動作が行われる。上記処理により、陰極線管440
の管面上の幾何学歪を補正する事が可能となる。
【0032】以上説明したように、本発明の表示装置に
よれば、上記第1の実施の形態で説明したデジタルコン
バーゼンス補正回路の効果を有する表示装置を実現する
事ができる。
【0033】なお、上記表示装置は映像の赤信号、緑信
号、青信号のそれぞれに対応する複数の陰極線管を有す
る投写形のプロジェクションテレビであっても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、コンバーゼンス調整を
行っている際に生じるコンバーゼンスの乱れを小さく抑
える事が可能であり、したがって調整者は正確なコンバ
ーゼンス状態の確認を行う事ができ、コンバーゼンス調
整精度と調整作業効率を向上させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成例を説明するブロック
図である。
【図2】図1のデジタルコンバーゼンス回路の動作タイ
ミングを説明する図である。
【図3】図1のデジタルコンバーゼンス補正回路による
コンバーゼンス調整時の画面状態を説明する図である。
【図4】本発明のデジタルコンバーゼンス補正回路を搭
載した表示装置の構成例を説明するブロック図である。
【図5】従来のデジタルコンバーゼンス補正回路の構成
を説明するブロック図である。
【図6】図5のデジタルコンバーゼンス回路の動作タイ
ミングを説明する図である。
【図7】図5のデジタルコンバーゼンス補正回路による
コンバーゼンス調整時の画面状態を説明する図である。
【符号の説明】
100…デジタルコンバーゼンス補正回路、111…ア
ドレス発生器、112…アドレス切換器、113…メモ
リ、114…データ切換器、115…ラッチ、116…
保持回路、117…選択器、140…CPU、150…
指示装置、410…映像信号処理回路、420…偏向回
路、430…CYアンプ、440…陰極線管、441…
偏向ヨーク、442…コンバーゼンスヨーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松見 邦典 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 渡辺 敏光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C060 CE03 CF01 CG07 CH07 CH08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管の表示画面を複数の領域に分割
    し、各領域におけるコンバーゼンス補正値をコンバーゼ
    ンス補正データとして記憶するメモリと、 上記陰極線管のラスタスキャンに同期して、上記メモリ
    に記憶された上記コンバーゼンス補正データを読み出す
    ための第1のアドレス信号を発生するアドレス発生手段
    と、 任意のタイミングで第2のアドレス信号を発生する制御
    手段と、 上記第1のアドレス信号と上記第2のアドレス信号との
    いずれかを、上記制御手段からの指令に応じて選択して
    上記メモリに供給するアドレス切換手段と、 2つの入力を有し、該2つの入力に供給された信号のい
    ずれかを、上記制御手段からの指令に応じて選択して出
    力する選択手段と、 前記メモリから読み出された補正データを、上記選択手
    段の一方の入力及び上記制御手段のいずれかへ切り換え
    て出力するデータ切換手段と、 上記選択手段からの出力信号を保持し、かつ上記制御手
    段からの指令に応じて該選択手段の他方の入力に出力す
    る保持手段と、 上記選択手段からの出力信号を一時的に記憶し、該記憶
    した信号を順次アナログ信号に変換するデジタル/アナ
    ログ変換手段と、 を備え、上記アドレス切換手段が上記第1のアドレス信
    号を選択し、かつ上記データ切換手段が上記メモリから
    読み出された補正データを上記選択手段に供給するよう
    に制御されている場合に、上記選択手段は、上記データ
    切換手段からの出力信号を選択するように制御され、 上記アドレス切換手段が上記第2のアドレス信号を選択
    し、かつ上記データ切換手段が上記メモリから読み出さ
    れた補正データを上記制御手段に供給するように制御さ
    れている場合に、上記選択手段は、上記保持手段の出力
    を選択するように制御されることを特徴とするデジタル
    コンバーゼンス補正回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデジタルコンバーゼンス補
    正回路を用いた事を特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】上記表示装置は、複数の投写管を用いたカ
    ラー投写形表示装置である事を特徴とする請求項2記載
    の表示装置。
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