JP2003009169A - ディジタルコンバーゼンス補正装置およびそれを用いた表示装置 - Google Patents

ディジタルコンバーゼンス補正装置およびそれを用いた表示装置

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JP2003009169A
JP2003009169A JP2001185938A JP2001185938A JP2003009169A JP 2003009169 A JP2003009169 A JP 2003009169A JP 2001185938 A JP2001185938 A JP 2001185938A JP 2001185938 A JP2001185938 A JP 2001185938A JP 2003009169 A JP2003009169 A JP 2003009169A
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convergence correction
memory
convergence
signal
address
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JP2001185938A
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Kuninori Matsumi
邦典 松見
Kazuhiko Yoshizawa
和彦 吉澤
Toshimitsu Watanabe
敏光 渡辺
Tomoharu Nagiri
智春 名切
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUがメモリを操作する際に発生するコン
バーゼンス波形の乱れを低減するディジタルコンバーゼ
ンス補正装置を提供する。 【解決手段】 メモリ13と、第1のアドレス信号を発
生するアドレス発生器11と、第2のアドレス信号を発
生してコンバーゼンス補正データを読出し/書換えるC
PU18と、アドレス切換器12と、デ−タ切換器14
と、コンバーゼンス補正データを保持するラッチ15と
を備えたディジタルコンバーゼンス補正装置において、
コンバーゼンス調整時において、CPU18が、コンバ
ーゼンス補正データを格納したメモリ13を操作するた
めに、アドレス切換器12・データ切換器14を端子b
に切り換えた際にはラッチパルスLPを停止し、ラッチ
15に直前のコンバーゼンス補正データを保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管を有する
テレビジョン受像機またはディスプレイなどの表示装置
におけるコンバーゼンス補正装置に関し、特に精度良く
コンバーゼンスを調整し得る、ディジタルコンバーゼン
ス補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラスタスキャン方式による陰極線管を用
いたテレビジョン受像機またはディスプレイなどの表示
装置において、精度良くコンバーゼンス補正を行う方法
として、特開昭57−212492号公報に記載のよう
なディジタルコンバーゼンス補正装置が提案されてい
る。
【0003】以下、図を用いて従来のディジタルコンバ
ーゼンス補正装置の説明を行う。
【0004】図7は、従来のディジタルコンバーゼンス
補正装置1Pの構成を示すブロック図である。従来のデ
ィジタルコンバーゼンス補正装置1Pは、アドレス発生
器11と、アドレス切換器12と、メモリ13と、デー
タ切換器14と、ラッチ回路15と、D/A変換器(デ
ィジタル/アナログ変換器)16と、LPF(ローパス
フィルタ)17と、CPU(処理装置)18と、指示装
置19と、ブランキングパルス入力端子T1,T2と、
コンバーゼンス補正信号出力端子T3とを有して構成さ
れる。
【0005】アドレス発生器11は、ブランキングパル
ス入力端子T1,T2から入力されたブランキングパル
スを基準にして、ラスタスキャンに同期したアドレス信
号およびラッチパルスLP(詳しくは後述する)を発生
する手段である。
【0006】アドレス切換器12は、CPU18の指示
(切換信号)SSによりメモリ13のアドレス入力を切
り換える手段である。
【0007】メモリ13は、コンバーゼンス補正データ
を記憶する記憶手段であり、読み出し、書き込みともに
可能なRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を用い、
ラスタスキャン方式による陰極線管の表示画面を複数の
領域に分割し、各領域におけるコンバーゼンス補正値を
コンバーゼンス補正データとして記憶している。
【0008】データ切換器14は、CPU18の指示
(切換信号)SSによりメモリ13のデータ入出力端子
を切り換える手段である。
【0009】ラッチ回路15は、データ切換器14の出
力を入力データDiとして保持するデータ保持手段であ
り、アドレス発生器11の発生するアドレス信号に同期
した、アドレス発生器11の発生するラッチパルスLP
を用いて、次のデータが取り込まれるまで、直前のデー
タを保持し、次のデータを取り込むと保持したデータを
出力データDo’として出力する。
【0010】D/A変換器16は、ディジタル信号をア
ナログ信号に変換する手段である。
【0011】ローパスフィルタ17は、アナログデータ
を平滑するフィルタである。
【0012】CPU18は、メモリ13の操作および各
種演算制御を行う手段である。CPU18は、アドレス
切換器12およびデータ切換器14を切り換える指示
(切換信号)SSを出力する。
【0013】指示装置19は、調整者がコンバーゼンス
調整の指示を行うキーボード等の指示手段である。
【0014】ブランキングパルス入力端子T1,T2に
は、ラスタスキャンにおける、水平ブランキングパルス
と、垂直ブランキングパルスが入力される。
【0015】コンバーゼンス補正信号出力端子T3は、
コンバーゼンス補正信号を出力する手段であり、CYア
ンプ(コンバーゼンス・ヨーク・アンプ;図示せず)に
接続される。
【0016】以下、ディジタルコンバーゼンス補正装置
1P動作を、コンバーゼンス補正とコンバーゼンス調整
の2種類の動作に分けて説明する。コンバーゼンス補正
は、コンバーゼンス補正信号を出力する基本動作であ
る。コンバーゼンス調整は、調整者の指示により、コン
バーゼンス補正デ−タを作成してコンバーゼンス補正信
号を調整する動作である。
【0017】まず、コンバーゼンス補正を行う場合の回
路動作について説明を行う。コンバーゼンス補正を行う
場合、CPU18の指示(切換信号)SSによりアドレ
ス切換器12とデータ切換器14はそれぞれ端子aを選
択する。
【0018】今、アドレス発生器11はラスタスキャン
に同期したアドレス信号を発生し、アドレス切換器12
を介してメモリ13に記憶されているコンバーゼンス補
正データを読み出しているものとする。
【0019】メモリ13から読み出されたデータDi
は、データ切換器14を介した後、ラッチ回路15に保
持される。ラッチパルスLPによって出力されたデータ
Do’は、D/A変換器16においてディジタル信号か
らアナログ信号に変換される。その後、D/A変換器1
6より出力された信号は、ローパスフィルタ17で平滑
された後、コンバーゼンス補正信号出力端子T3より出
力されて、CYアンプ(図示せず)を駆動し、コンバー
ゼンス補正を行う。
【0020】次に、コンバーゼンス調整を行う場合の回
路動作について説明を行う。調整者がコンバーゼンス状
態を確認できるように、コンバーゼンス調整時も、上記
のコンバーゼンス補正動作は常時行っている。
【0021】調整者は、テレビジョン受像機の画面上に
調整するのに適切なテストパタ−ン画面を表示させ、コ
ンバーゼンス状態を確認し、コンバーゼンス調整すべき
部分を見つけ、指示装置19によりコンバーゼンス調整
の指示を送る。
【0022】CPU18は、この指示を受け、メモリ1
3に記憶されているコンバーゼンス補正データを変更す
るために、任意のタイミングでもってアドレス切換器1
2およびデータ切換器14をそれぞれ端子aから端子b
に切り換え、メモリ13を操作して、コンバーゼンス補
正データをCPU18からの補正データを用いて変更す
る。その後、アドレス切換器12およびデータ切換器1
4をそれぞれ端子bから端子aに戻す。例えば、調整者
は、或る任意のタイミングでもって、アドレス切換器1
2およびデータ切換器14をそれぞれ端子aから端子b
に切り換え、メモリ13に記憶されたコンバーゼンス補
正データのうち、コンバーゼンス調整すべき画面位置に
対応するアドレスのデータを読み出して取り込み、そし
て、取り込んだデータに基づいて、所望の新たなコンバ
ーゼンス補正データを作成すると、メモリ13に記憶さ
れたデータを作成したデータに書き換え、その後、アド
レス切換器12およびデータ切換器14をそれぞれ端子
bから端子aに戻すのである。
【0023】以上の様にして、コンバーゼンス調整はな
されるが、この場合、以下の問題がある。
【0024】図8は、図7のディジタルコンバーゼンス
補正装置1Pによるコンバーゼンス調整時の各部の波形
を示す説明図である。図中、切換信号SSは、図7のア
ドレス切換器12およびデータ切換器14を端子a側に
切り換え場合はLow、端子b側に切り換える場合はH
ighレベルの信号である。ラッチ回路15の入力デー
タDiの波形で、実線はラッチ回路15の入力データ、
点線は画面位置に対応した正常なコンバーゼンス補正を
行うために必要なメモリ13の出力データ、破線(横
線)はデータの中点を示す。データ切換器14の働きに
より、ラッチ回路15の入力データDiは、切換信号S
Sが端子aを選択している期間はメモリ13の出力デー
タと等しく、切換信号SSが端子bを選択している期間
は中点データとなる。ラッチ回路15の入力デ−タ端子
(図示せず)は、データ切換器14が端子bに切り換え
られている場合、D/A変換器16の出力が中点電位と
なるように設定されている。ラッチパルスLPは、アド
レス発生器11からラッチ回路15に入力されるラッチ
パルスであり、ラッチパルスLPの立ち上がり時にラッ
チ回路15は出力データを更新する。図7と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0025】図9は、図7のディジタルコンバーゼンス
補正装置による図8に示されるコンバーゼンス調整時の
画面状態を示す説明図である。図中、31はテレビジョ
ン受像機の画面の一部、93は画面31上に表示された
コンバーゼンス補正後の走査線である。
【0026】CPU18が、アドレス切換器12および
データ切換器14をそれぞれ端子aから端子bに切り換
えてメモリ13を操作している期間、ラッチ回路15に
は図8の入力データDiの波形で示される通りコンバー
ゼンス補正とは無関係な中点データが入力されるため、
そのデータに基づいてコンバーゼンス補正がなされる
と、画面位置に対応した正常なコンバーゼンス補正がで
きなくなる。このため、図9の33に示すように、異常
な位置に走査線が表示されることになる。
【0027】このように、従来技術においては、コンバ
ーゼンス調整を行っている際、走査線が部分的に異常な
位置に表示されることとなり、画面が見づらくなり、正
確なコンバーゼンス状態の確認が困難になるなどの支障
を生じる。(以下、この現象を表示位置の乱れ〔コンバ
ーゼンスの乱れ〕という)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の課題を改善し、コンバーゼンス調整を行
っている際の表示位置の乱れを低減することが可能なデ
ィジタルコンバーゼンス補正装置を提供することにあ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、第1の発明では、陰極線管の表示画面を複数の
領域に分割し各領域におけるコンバーゼンス補正値をコ
ンバーゼンス補正データとして記憶するメモリと、前記
陰極線管のラスタスキャンに同期して、前記メモリに記
憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出す第1
のアドレス信号を発生するアドレス発生手段と、コンバ
ーゼンス調整時に任意のタイミングでもって第2のアド
レス信号を発生し、前記第2のアドレス信号を前記第1
のアドレス信号に代えて前記メモリへ入力することによ
り、前記アドレス発生手段に代わり、前記メモリに記憶
された前記コンバーゼンス補正データを読み出すか、ま
たは書き換える処理手段と、前記第1のアドレス信号と
前記第2のアドレス信号を前記処理手段から制御されて
切り換えるアドレス切換手段と、前記メモリを後述する
保持手段に接続するか、前記処理手段に接続するかを前
記処理手段から制御されて切り換えるデ−タ切換手段
と、前記第1のアドレス信号に対応して前記メモリより
読み出される前記コンバーゼンス補正データを取り込み
保持し、前記コンバーゼンス調整時に、前記処理手段が
前記メモリに記憶された前記コンバーゼンス補正データ
を読み出すか、または書き換えている期間、直前に保持
した前記コンバーゼンス補正データを保持し続ける保持
手段と、前記保持手段の出力するディジタル信号をアナ
ログ信号のコンバーゼンス補正信号に変換するディジタ
ル−アナログ変換手段を備えたディジタルコンバーゼン
ス補正装置とする。
【0030】また、第2の発明では、陰極線管の表示画
面を複数の領域に分割し各領域におけるコンバーゼンス
補正値をコンバーゼンス補正データとして記憶するメモ
リと、前記陰極線管のラスタスキャンに同期して、前記
メモリに記憶された前記コンバーゼンス補正データを読
み出す第1のアドレス信号を発生するアドレス発生手段
と、コンバーゼンス調整時に任意のタイミングでもって
第2のアドレス信号を発生し、前記第2のアドレス信号
を前記第1のアドレス信号に代えて前記メモリへ入力す
ることにより、前記アドレス発生手段に代わり、前記メ
モリに記憶された前記コンバーゼンス補正データを読み
出すか、または書き換える処理手段と、前記第1のアド
レス信号と前記第2のアドレス信号を前記処理手段から
制御されて切り換えるアドレス切換手段と、前記メモリ
を後述するディジタル−アナログ変換手段に接続する
か、前記処理手段に接続するかを前記処理手段から制御
されて切り換えるデ−タ切換手段と、前記第1のアドレ
ス信号に対応して前記メモリより読み出される前記コン
バーゼンス補正データをアナログ信号のコンバーゼンス
補正信号に変換するディジタル−アナログ変換手段と、
前記ディジタル−アナログ変換手段からのアナログ信号
のコンバーゼンス補正信号を、取り込み保持し、前記コ
ンバーゼンス調整時に、前記処理手段が前記メモリに記
憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出すか、
または書き換えている期間、直前に保持した前記アナロ
グ信号のコンバーゼンス補正信号を保持し続ける保持手
段とを備えたことを特徴とするディジタルコンバーゼン
ス補正装置とする。
【0031】さらに第3の発明では、陰極線管の表示画
面を複数の領域に分割し各領域におけるコンバーゼンス
補正値をコンバーゼンス補正データとして記憶したメモ
リから、陰極線管のラスタスキャンに同期して、前記メ
モリに記憶された前記コンバーゼンス補正データを読み
出すようにしたディジタルコンバーゼンス補正装置にお
いて、陰極線管のラスタスキャンに同期した第1のアド
レス信号によって前記メモリに記憶されたコンバーゼン
ス補正データを読み出し、コンバーゼンス調整時に任意
のタイミングでもって第2のアドレス信号を発生し、こ
の第2のアドレス信号を第1のアドレス信号に代えてメ
モリへ入力してメモリに記憶されたコンバーゼンス補正
データを読み出すかまたは書き換え、第1のアドレス信
号に対応して前記メモリから読み出されるコンバーゼン
ス補正データを取り込み保持し、コンバーゼンス調整時
に、メモリに記憶されたコンバーゼンス補正データを読
み出すか、または書き換えている期間、直前に保持した
コンバーゼンス補正データを保持し続け、コンバーゼン
ス補正信号とすることを特徴とするディジタルコンバー
ゼンス補正装置とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図1を用いて、本発明の第
1の実施の形態にかかるディジタルコンバーゼンス補正
装置1Aの回路構成および動作を説明する。
【0033】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
るディジタルコンバーゼンス補正装置1Aの構成を示す
ブロック図である。
【0034】本発明に第1の実施の形態にかかるディジ
タルコンバーゼンス補正装置1Aは、図7に示した従来
のディジタルコンバーゼンス補正装置1Pに、CPU1
8から切換信号SSが入力されるラッチ制御回路20を
追加した点に特徴を有している。ラッチ制御回路20
は、アドレス切換器12およびデータ切換器14が端子
aと端子bのどちらに切り換わっているかを示す切換信
号SSにより、アドレス切換器12およびデータ切換器
14がそれぞれ端子aに切り換わっている際はアドレス
発生器11の発生するラッチパルスLPをそのままラッ
チパルスLP’としてラッチ回路15に与え、アドレス
切換器12およびデータ切換器14がそれぞれ端子bに
切り換わっている際はアドレス発生器11の発生するラ
ッチパルスLPをラッチ回路15に与えないように動作
する。
【0035】ラッチパルスLP’は、ラッチ制御回路2
0からラッチ回路15に与えらるラッチパルスである。
出力データDoは、ラッチパルスLP’によってラッチ
回路15から出力される出力データである。切換信号S
Sは図7の従来技術と異なり、ラッチ制御回路20にも
入力されている。図7と同一な部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0036】図2は、図1のディジタルコンバーゼンス
補正装置1Aによるコンバーゼンス調整時の各部の波形
を示す説明図である。図2において、ラッチパルスL
P’はラッチ制御回路20からラッチ回路15に与える
ラッチパルスであり、アドレス切換器12およびデータ
切換器14がそれぞれ端子bに切り換わっている際はア
ドレス発生器11の発生するラッチパルスLPは出力さ
れない。ラッチ回路15は、ラッチパルスLP’の立ち
上がり時にデータを取り込み、出力データを更新する。
図8と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0037】図3は、図1のディジタルコンバーゼンス
補正装置1Aによるコンバーゼンス調整時の画面状態を
示す説明図である。図中、31はテレビジョン受像機の
画面の一部、32は画面31上に表示されたコンバーゼ
ンス補正後の走査線である。
【0038】以下、図1,図2,図3を用いて、本発明
による第1の実施の形態にかかるディジタルコンバーゼ
ンス補正装置1Aの動作について詳細に説明する。コン
バーゼンス補正を行う場合の回路動作は、図7の従来例
と同様であるので、その説明は省略し、コンバーゼンス
調整を行う場合の回路動作について説明する。
【0039】調整者がコンバーゼンス状態を確認できる
ように、コンバーゼンス調整時も、コンバーゼンス補正
動作は常時行っている。調整者がコンバーゼンス状態を
確認し、コンバーゼンス調整すべき部分が見つかれば、
その部分について指示装置19によりコンバーゼンス調
整の指示を送る。
【0040】CPU18は、この指示を受け、メモリ1
3に記憶されているコンバーゼンス補正データを変更す
るために、任意のタイミングでもってアドレス切換器1
2およびデータ切換器14をそれぞれ端子aから端子b
に切り換え、メモリ13を操作して、その後、アドレス
切換器12およびデータ切換器14を端子bから端子a
に戻す。
【0041】この時、CPU18よりアドレス切換器1
2およびデータ切換器14に対して発生される切換信号
SSは、ラッチ制御回路20にも入力され、それによ
り、図2のラッチパルスLP’の波形で示されるよう
に、ラッチ制御回路20は、アドレス切換器12および
データ切換器14が端子aから端子bに切り換わってか
ら再び端子bから端子aに戻されるまでの間、アドレス
発生器11の発生するラッチパルスをラッチ回路15に
与えないように動作する。
【0042】このため、図2の出力データDoに示す通
り、アドレス切換器12およびデータ切換器14がそれ
ぞれ端子bに切り換わっている期間、ラッチ回路15は
直前のコンバーゼンス補正データを保持し続け、D/A
変換器16、LPF17、CYアンプ(図示せず)を介
しコンバーゼンス補正を行う。この場合も、厳密には正
確なコンバーゼンス補正は行われないが、画面上の大部
分の領域において、コンバーゼンス補正信号は滑らかに
変化する特徴を持っているため、異常な位置に表示され
る走査線は図3の33に示すように、従来のディジタル
コンバーゼンス補正装置の画面状態(図9の33)より
も表示位置の乱れは小さくなる。
【0043】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、コンバーゼンス調整を行っている際の表示位置の乱
れが小さくなるため、調整者は十分にコンバーゼンス状
態の確認を行うことができ、コンバーゼンス調整精度と
調整作業効率を向上させることができる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
ディジタルコンバーゼンス補正装置1Bについて説明す
る。図4は、本発明の第2の実施の形態にかかるディジ
タルコンバーゼンス補正装置1Bの構成を示すブロック
図である。
【0045】この実施の形態にかかるディジタルコンバ
ーゼンス補正装置1Bは、第1のディジタルコンバーゼ
ンス補正装置1Aに比較して、アドレス発生器11をブ
ランキングパルス入力端子T1,T2より入力されたブ
ランキングパルスを基準にして、ラスタスキャンに同期
したアドレス信号およびサンプルホールドパルスSH
(詳しくは後述する)を発生するアドレス発生器21と
した点、データ切換器14の出力を直ちにD/A変換器
16に入力する点、および、ラッチ制御回路20をサン
プルホールド制御回路(S/H制御)22とし、ラッチ
回路15をサンプルホールド回路(S/H)23とした
点に特徴を有している。
【0046】サンプルホールド回路23は、D/A変換
器16のアナログ出力を保持する回路である。
【0047】サンプルホ−ルド制御回路16は、CPU
18からの切換信号SSとアドレス発生器21からのサ
ンプルホ−ルドパルスSHが入力される回路であり、ア
ドレス切換器12およびデータ切換器14が端子aと端
子bのどちらに切り換わっているかを示す切換信号SS
により、アドレス切換器12およびデータ切換器14が
それぞれ端子aに切り換わっている際はアドレス発生器
21の発生するサンプルホールドパルスSHをサンプル
ホールドパルスSH’としてサンプルホールド回路23
に与え、アドレス切換器12およびデータ切換器14が
それぞれ端子bに切り換わっている際はアドレス発生器
21の発生するサンプルホールドパルスSHをサンプル
ホールド回路23に与えないようにし、サンプルホール
ド回路23をホールド状態に保つよう制御する。
【0048】入力信号DiaはD/A変換器16から出
力されたサンプルホールド回路23の入力信号であり、
サンプルホールドパルスSH’はサンプルホールド制御
回路16からサンプルホールド回路23に与えるサンプ
ルホールドパルスであり、出力信号Doサンプルホール
ド回路23の出力信号である。
【0049】以下、本実施の形態似かかるディジタルコ
ンバーゼンス頬製装置1Bの動作について説明する。ま
ず、コンバーゼンス補正を行う場合の回路動作について
説明を行う。
【0050】コンバーゼンス補正を行う場合、CPU1
8の指示によりアドレス切換器12とデータ切換器14
はそれぞれ端子aを選択する。
【0051】今、アドレス発生器21はラスタスキャン
に同期したアドレス信号を発生し、アドレス切換器12
を介してメモリ13に記憶されているコンバーゼンス補
正データを読み出しているものとする。
【0052】メモリ13から読み出されたデータは、デ
ータ切換器14を介した後、D/A変換器16によって
ディジタル信号からアナログ信号Diaに変換される。
またアドレス発生器21はメモリ13から読み出された
データに同期したサンプルホールドパルスSHを出力
し、サンプルホールド制御回路16を介してサンプルホ
ールド回路23にサンプルホールドパルスSH’を与え
る。一般にD/A変換器は、ディジタル入力が変化した
後、アナログ出力が安定するまでに一定の時間を要する
ため、D/A変換器16から出力されたアナログ信号D
iaが安定した時点で、サンプルホールド回路23は、
D/A変換器16から出力されたアナログ信号Diaを
取り込み、次のアナログ信号Diaを取り込むまで、そ
のアナログ信号Diaを保持する。
【0053】サンプルホールド回路23によって保持さ
れたアナログ信号Diaはサンプルホールド回路出力信
号Doとして、ローパスフィルタ17で平滑された後、
コンバーゼンス補正信号出力端子T3より出力されて、
CYアンプ(図示せず)を駆動し、コンバーゼンス補正
を行う。
【0054】次に、コンバーゼンス調整を行う場合の回
路動作について説明する。図5は、図4のディジタルコ
ンバーゼンス補正装置1Bによるコンバーゼンス調整時
の各部の波形を示す説明図である。図中、サンプルホー
ルド回路23の入力信号Diaの波形で、実線はサンプ
ルホールド回路23の入力波形、点線は画面位置に対応
した正常なコンバーゼンス補正を行うために必要なD/
A変換器16の出力信号、破線(横線)は中点データを
D/A変換器16に入力した場合のD/A変換器16の
出力信号を示す。データ切換器14の働きにより、切換
信号SSが端子bを選択している期間はD/A変換器に
は中点データが与えられ、D/A変換器の出力信号は中
点となる。D/A変換器16の入力は、データ切換器1
4が端子bに切り換えられている場合、D/A変換器1
6の出力が中点電位となるように設定されている。
【0055】サンプルホールドパルスSH’はサンプル
ホールド制御回路16からサンプルホールド回路23に
与えるサンプルホールドパルスであり、サンプルホール
ドパルスSH’がハイレベルの時にはサンプルホールド
回路23はサンプル動作を行い、ローレベルの時にはホ
ールド動作を行う。
【0056】図6は、図4のディジタルコンバーゼンス
補正装置1Bによるコンバーゼンス調整時の画面状態を
示す説明図である。図中、31はテレビジョン受像機の
画面の一部、32は画面31上に表示されたコンバーゼ
ンス補正後の走査線である。
【0057】以下、図4,図5,図6を用いて説明す
る。調整者がコンバーゼンス状態を確認できるように、
コンバーゼンス調整時も、コンバーゼンス補正動作は常
時行っている。調整者がコンバーゼンス状態を確認し、
コンバーゼンス調整すべき部分が見つかれば、その部分
について指示装置19によりコンバーゼンス調整の指示
を送る。
【0058】CPU18は、この指示を受け、メモリ1
3に記憶されているコンバーゼンス補正データを変更す
るために、任意のタイミングでもってアドレス切換器1
2およびデータ切換器14をそれぞれ端子aから端子b
に切り換え、メモリ13を操作して、その後、端子bか
ら端子aに戻す。
【0059】この時、CPU18よりアドレス切換器1
2およびデータ切換器14に対して発生される切換信号
SSは、サンプルホールド制御回路22にも入力され、
それにより図5のサンプルホールドパルスSH’の波形
で示されるように、サンプルホールド制御回路22は、
アドレス切換器12およびデータ切換器14が端子aか
ら端子bに切り換わってから再び端子bから端子aに戻
されるまでの間、アドレス発生器21の発生するサンプ
ルホールドパルスSHをサンプルホールド回路23に与
えないように動作する。
【0060】このため、図5のサンプルホールド回路2
3の出力信号Do波形で示される通り、アドレス切換器
12およびデータ切換器14がそれぞれbに切り換わっ
ている期間、サンプルホールド回路23は直前のコンバ
ーゼンス補正信号を保持し続け、LPF17、CYアン
プ(図示せず)を介しコンバーゼンス補正を行う。この
場合も、厳密には正確なコンバーゼンス補正は行われな
いが、画面上の大部分の領域において、コンバーゼンス
補正信号は滑らかに変化する特徴を持っているため、異
常な位置に表示される走査線は図6の33に示すよう
に、図8のディジタルコンバーゼンス補正装置1Pの画
面状態(図9の33)よりも表示位置の乱れは小さくな
る。
【0061】本実施の形態によれば、コンバーゼンス調
整を行っている際の表示位置の乱れが小さくなるため、
調整者は十分にコンバーゼンス状態の確認を行うことが
でき、コンバーゼンス調整精度と調整作業効率を向上さ
せることができる。
【0062】また、サンプルホールド回路23により、
D/A変換器16のアナログ出力52の安定した期間の
みをコンバーゼンス補正信号として使用するため、コン
バーゼンス補正精度を向上することができる。
【0063】次に、本発明にかかるディジタルコンバー
ゼンス補正装置を用いた表示装置の構成について、図1
0を用いて説明する。図10は、本発明によるディジタ
ルコンバ−ゼンス補正装置1を適用した表示装置100
の構成を示すブロック図である。
【0064】表示装置100は、映像信号処理回路10
1と、偏向回路102と、ディジタルコンバーゼンス補
正装置1と、CYアンプ103と、陰極線管104と、
偏向ヨーク105と、コンバーゼンスヨーク106とを
有して構成される。さらに、表示装置100は、映像信
号入力端子T11、水平同期信号入力端子T12、垂直
同期信号入力端子T13を有している。
【0065】映像信号処理回路101は、映像信号入力
端子T11より入力する映像信号の増幅等を行う映像信
号処理回路であり、映像信号処理回路101からの映像
信号出力は陰極線管104に接続されている。
【0066】偏向回路102は、水平同期信号入力端子
T12より入力した水平同期信号に同期した水平偏向出
力、および垂直同期信号入力端子T13より入力した垂
直同期信号に同期した垂直偏向出力を、それぞれ発生
し、偏向ヨーク105に加えている。
【0067】ディジタルコンバーゼンス補正装置1は、
図1に示した本発明の第1の実施の形態にかかるディジ
タルコンバーゼンス補正装置1Aであり、偏向回路10
2から発生した水平ブランキングパルスHBPおよび垂
直ブランキングパルスVBPを入力し、これらに同期し
たコンバーゼンス補正信号を発生する。コンバーゼンス
補正信号はCYアンプ103で増幅された後、コンバー
ゼンスヨーク106を駆動する。
【0068】以下、本実施の形態の動作について説明を
行う。偏向回路102から出力される水平偏向出力およ
び垂直偏向出力によって偏向ヨーク105を駆動し、陰
極線管104のラスタスキャンにおける主偏向動作を行
う。ディジタルコンバーゼンス補正装置1からは、主偏
向と同期したコンバーゼンス補正信号を出力し、CYア
ンプ103を介してコンバーゼンスヨーク106を駆動
し、陰極線管104のラスタスキャンにおける主偏向を
補正する副偏向動作を行う。これにより陰極線管104
の管面上の幾何学歪を補正することができる。
【0069】本実施の形態によれば、本発明の第1の実
施の形態のディジタルコンバーゼンス補正装置1aと同
様な効果を有する表示装置を実現することができる。な
お、ディジタルコンバーゼンス補正装置1として、図4
に示した本発明の第2の実施の形態にかかるディジタル
コンバーゼンス補正装置1Bを用いても同様の表示装置
を実現することが可能である。
【0070】尚、上記実施の形態では、陰極線管を1つ
だけ使用したが、これに限定されるものではなく、R,
G,Bそれぞれに専用の陰極線管を用いスクリ−ンに拡
大して投写するプロジェクションタイプの表示装置に本
発明によるディジタルコンバ−ゼンス補正装置を適用で
きることは明らかである。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、コンバーゼンス調整を
行っている際、表示位置の乱れる量が小さくなり、調整
者は正確なコンバーゼンス状態の確認を行うことがで
き、コンバーゼンス調整精度と調整作業効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるディジタル
コンバーゼンス補正装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のディジタルコンバーゼンス補正装置によ
る主要信号の波形を示す波形図。
【図3】図1のディジタルコンバーゼンス補正装置によ
るコンバーゼンス調整時の画面状態を示す説明図。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかるディジタル
コンバーゼンス補正装置の構成を示すブロック図。
【図5】図4のディジタルコンバーゼンス補正装置によ
る主要信号の波形を示す波形図。
【図6】図4のディジタルコンバーゼンス補正装置によ
るコンバーゼンス調整時の画面状態を示す説明図。
【図7】従来のディジタルコンバーゼンス補正装置の構
成を示すブロック図。
【図8】図7のディジタルコンバーゼンス補正装置によ
る主要信号の波形を示す波形図。
【図9】図7のディジタルコンバーゼンス補正装置によ
るコンバーゼンス調整時の画面状態を示す説明図。
【図10】本発明にかかるディジタルコンバーゼンス補
正装置を用いた表示装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】 1 ディジタルコンバ−ゼンス補正装置 11 アドレス発生器 12 アドレス切換器 13 メモリ 14 デ−タ切換器 15 ラッチ 16 D/A変換器 17 LPF 18 CPU 19 指示装置 20 ラッチ制御回路 21 アドレス発生器 22 サンプリングホ−ルド制御回路 23 サンプルホ−ルド回路 31 テレビジョン受像機の画面の一部 32 コンバ−ゼンス補正後の走査線 33 異常な走査線 100 表示装置 101 映像信号処理回路 102 偏向回路 103 CYアンプ 104 陰極線管 105 偏向ヨ−ク 106 コンバ−ゼンス・ヨ−ク T1 水平ブランキングパルス入力端子 T2 垂直ブランキングパルス入力端子 T3 コンバ−ゼンス補正信号出力端子 T11 映像信号入力端子 T12 水平同期信号入力端子 T13 垂直同期信号入力端子、 HBP 水平ブランキングパルス VBP 垂直ブランキングパルス、 LP ラッチパルス Do ラッチ回路15の出力デ−タ Dia サンプルホールド回路23の入力信号 SH’ サンプルホ−ルドパルス Do サンプルホールド回路23の出力信号 SS切換信号 Di ラッチ回路15の入力デ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 敏光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 名切 智春 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 5C060 CH10 JA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管の表示画面を複数の領域に分割
    し各領域におけるコンバーゼンス補正値をコンバーゼン
    ス補正データとして記憶するメモリと、 前記陰極線管のラスタスキャンに同期して、前記メモリ
    に記憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出す
    第1のアドレス信号を発生するアドレス発生手段と、 コンバーゼンス調整時に任意のタイミングでもって第2
    のアドレス信号を発生し、前記第2のアドレス信号を前
    記第1のアドレス信号に代えて前記メモリへ入力するこ
    とにより、前記アドレス発生手段に代わり、前記メモリ
    に記憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出す
    か、または書き換える処理手段と、 前記第1のアドレス信号と前記第2のアドレス信号を前
    記処理手段から制御されて切り換えるアドレス切換手段
    と、 前記メモリを後述する保持手段に接続するか、前記処理
    手段に接続するかを前記処理手段から制御されて切り換
    えるデ−タ切換手段と、 前記第1のアドレス信号に対応して前記メモリより読み
    出される前記コンバーゼンス補正データを取り込み保持
    し、前記コンバーゼンス調整時に、前記処理手段が前記
    メモリに記憶された前記コンバーゼンス補正データを読
    み出すか、または書き換えている期間、直前に保持した
    前記コンバーゼンス補正データを保持し続ける保持手段
    と、 前記保持手段の出力するディジタル信号をアナログ信号
    のコンバーゼンス補正信号に変換するディジタル−アナ
    ログ変換手段を備えたことを特徴とするディジタルコン
    バーゼンス補正装置。
  2. 【請求項2】 陰極線管の表示画面を複数の領域に分割
    し各領域におけるコンバーゼンス補正値をコンバーゼン
    ス補正データとして記憶するメモリと、 前記陰極線管のラスタスキャンに同期して前記メモリに
    記憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出す第
    1のアドレス信号を発生するアドレス発生手段と、 コンバーゼンス調整時に任意のタイミングでもって第2
    のアドレス信号を発生し、前記第2のアドレス信号を前
    記第1のアドレス信号に代えて前記メモリへ入力するこ
    とにより、前記アドレス発生手段に代わり、前記メモリ
    に記憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出す
    か、または書き換える処理手段と、 前記第1のアドレス信号と前記第2のアドレス信号を前
    記処理手段から制御されて切り換えるアドレス切換手段
    と、 前記メモリを後述するディジタル−アナログ変換手段に
    接続するか、前記処理手段に接続するかを前記処理手段
    から制御されて切り換えるデ−タ切換手段と、 前記第1のアドレス信号に対応して前記メモリより読み
    出される前記コンバーゼンス補正データをアナログ信号
    のコンバーゼンス補正信号に変換するディジタル−アナ
    ログ変換手段と、 前記ディジタル−アナログ変換手段からのアナログ信号
    のコンバーゼンス補正信号を、取り込み保持し、前記コ
    ンバーゼンス調整時に、前記処理手段が前記メモリに記
    憶された前記コンバーゼンス補正データを読み出すか、
    または書き換えている期間、直前に保持した前記アナロ
    グ信号のコンバーゼンス補正信号を保持し続ける保持手
    段とを備えたことを特徴とするディジタルコンバーゼン
    ス補正装置。
  3. 【請求項3】 陰極線管の表示画面を複数の領域に分割
    し各領域におけるコンバーゼンス補正値をコンバーゼン
    ス補正データとして記憶したメモリから、陰極線管のラ
    スタスキャンに同期して、前記メモリに記憶された前記
    コンバーゼンス補正データを読み出すようにしたディジ
    タルコンバーゼンス補正装置において、陰極線管のラス
    タスキャンに同期した第1のアドレス信号によって前記
    メモリに記憶されたコンバーゼンス補正データを読み出
    し、コンバーゼンス調整時に任意のタイミングでもって
    第2のアドレス信号を発生し、この第2のアドレス信号
    を第1のアドレス信号に代えてメモリへ入力してメモリ
    に記憶されたコンバーゼンス補正データを読み出すかま
    たは書き換え、第1のアドレス信号に対応して前記メモ
    リから読み出されるコンバーゼンス補正データを取り込
    み保持し、コンバーゼンス調整時に、メモリに記憶され
    たコンバーゼンス補正データを読み出すか、または書き
    換えている期間、直前に保持したコンバーゼンス補正デ
    ータを保持し続け、コンバーゼンス補正信号とすること
    を特徴とするディジタルコンバーゼンス補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載のディジタルコンバーゼンス補正装置を用いたこ
    とを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 表示装置は、複数の投写管を用いたカラ
    ー投写形表示装置であることを特徴とする請求項4に記
    載の表示装置。
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