JP2003141806A - 記憶媒体チェンジャー装置 - Google Patents

記憶媒体チェンジャー装置

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JP2003141806A
JP2003141806A JP2001333149A JP2001333149A JP2003141806A JP 2003141806 A JP2003141806 A JP 2003141806A JP 2001333149 A JP2001333149 A JP 2001333149A JP 2001333149 A JP2001333149 A JP 2001333149A JP 2003141806 A JP2003141806 A JP 2003141806A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリートレイ上の任意のストッカを優先
トレイの+1ストッカにすることができる記憶媒体チェ
ンジャー装置を提供する。 【解決手段】 ロータリートレイ21の複数のストッカ
21a上に複数のディスクDを載置して収納する記憶媒
体チェンジャー装置1において、任意のストッカ21a
上に優先トレイ26を設置する。そして、優先トレイ2
6に設けられた突起Eと基板25に設けられた第4フォ
トカプラ24Eとによって、優先トレイ26の+1スト
ッカ26aに載置されたディスクDを認識させる。+1
再生キーを押すことで+1ストッカ26a上のディスク
Dを優先的に再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体チェンジ
ャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、CD(Compact Disc)、MD(Mi
ni Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のデ
ータ記憶用のディスク状記憶媒体(以下、ディスクとい
う)を複数枚収納し、これら収納された複数枚のディス
クの中から特定のディスクを抜き出して再生するディス
クチェンジャー装置が広く利用されている。
【0003】この種のディスクチェンジャー装置におい
て、ディスクの収納形式は様々あり、例えば、回転自在
のトレイ上にディスク収納装置として、半径方向に延び
る複数の溝(以下、ストッカという)を形成し、このス
トッカにディスクを立脚させることによってディスクを
保持して収納する回転式ドーナツ型ディスクトレイ(以
下、ロータリートレイという)が利用されている。ま
た、複数段設けられた保持棚に各ディスクの記憶面が平
行になるように積層状に載置するエレベータ式ディスク
トレイも利用されている。
【0004】ロータリートレイを有するディスクチェン
ジャー装置において、ディスクを交換する際は、このデ
ィスクチェンジャー装置の前面に設けられる前倒し式、
あるいは、引き違い式に開閉されるディスク交換扉を介
して行われる。また、ディスクチェンジャー装置には、
ロータリートレイを回転させるために、ユーザにより操
作されるジョグダイヤル等の操作子が備えられている。
【0005】また、この種のディスクチェンジャー装置
には、ロータリートレイ上の各ストッカに夫々ディスク
が収納されているか否かを検出するためのセンサ群が設
けられている。このセンサ群によってロータリートレイ
上のいずれの位置(アドレス)にディスクが収納されて
いるかを検出し、その検出データであるディスク有無デ
ータがディスクチェンジャー装置に内蔵されたマイクロ
コンピュータによって記憶され、管理されている。この
センサ群によるディスクの有無検出動作は、一般に、デ
ィスク交換がなされた後、即ち、ディスク交換扉が閉じ
られた際に行われ、その都度、マイクロコンピュータ内
のディスク有無データが更新される。
【0006】以上のような従来のディスク交換可能なデ
ィスクチェンジャー装置において、ディスクを再生する
際は、ロータリートレイを回転させるモータによって、
指定されたディスクが所定の再生位置に対向するように
ロータリートレイが回転され、ディスクアームによって
そのディスクがクランプされ、上記再生位置に搬送され
る。再生位置には、ディスクを回転するモータやディス
クに記憶された情報を読み取るピックアップユニット等
のディスク再生装置がディスクの記憶面に対向するよう
に設けられており、再生動作中は、サーボコントローラ
によってモータの回転及びピックアップの位置が制御さ
れ、記憶面の所定の情報読み取り位置にピックアップが
移動されて、記憶された情報が読み取られ、再生され
る。
【0007】図13及び図14に従来のロータリートレ
イ21におけるディスクDのアドレス検出の概要を示
す。まず、ストッカ上のディスクDの有無が、発光ダイ
オード24dとフォトトランジスタ24tとによって検
出される。また、ロータリートレイ21の底面側の予め
定められた半径上に位置し、かつ、ディスクDが載置さ
れる位置に対応して突起Aが形成されている。突起Aの
外周側には突起Bが、例えば、突起Aの20個間隔毎に
突起数が+1されており、突起A,Bと、ロータリート
レイ21の底面に対向して配置された基板25に設置さ
れたフォトカプラ24A,24BとによってディスクD
のアドレス管理ができるようになっている。
【0008】一方、多くのディスクDが収納できるた
め、あるディスクDを入れてすぐにそのディスクDを再
生したい時には、ディスクDを選択するのが困難であ
る。そこで、入れたディスクDをすぐに再生したいとき
は、ロータリートレイ21上に特別なストッカ(以下、
+1ストッカという)を設けるとともに、+1ストッカ
用の+1再生キーを設け、該+1再生キーをONにする
と+1ストッカのディスクDの再生を優先的に行うこと
ができるようにしていた。この+1ストッカは、隣接す
るストッカとの間隔が他のストッカ同士の間隔に比べて
大きくされており、ディスクDの出し入れがしやすい構
造とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、すぐに再生
したいディスクをディスクチェンジャー装置内に入れる
際には、上述のように+1ストッカにディスクを載置す
る必要があるが、ディスク交換扉を開けた際に、+1ス
トッカがディスクの出し入れ口付近にない場合には、ロ
ータリートレイを回転させて+1ストッカを出し入れ口
まで移動させなければならなかった。
【0010】そこで、本発明の課題は、ロータリートレ
イ上の任意のストッカを上述の+1ストッカにすること
ができるディスクチェンジャー装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の記憶媒体をそれぞれ
支持する複数の支持部を有し、該支持部に支持された状
態で複数の記憶媒体を収納する記憶媒体収納部と、該記
憶媒体収納部に収納された複数の記憶媒体の中から指定
された記憶媒体を所定の再生位置に移動させる移動手段
と、前記再生位置に移動させられた記憶媒体に記憶され
たデータを再生する再生手段とを備える記憶媒体チェン
ジャー装置であって、所定の操作に基づいて、優先的に
再生される記憶媒体の支持部のアドレスを検出する優先
位置検出手段と、前記優先位置検出手段で検出された前
記支持部のアドレスを記憶するメモリ手段と、前記メモ
リ手段に記憶されたアドレスに基づいて再生制御を行う
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、前記記憶媒体収納
部の支持部に対して着脱自在に設けられ、優先的に再生
される記憶媒体を支持する再生優先支持部を有すると共
に、該支持部の位置を標示する優先位置標示手段を更に
備え、前記優先位置検出手段は、前記優先位置標示手段
を検出することによって優先的に再生される記憶媒体の
記憶媒体収納部のアドレスを検出することを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、前記記憶媒体収納
部に、複数の記憶媒体を立てた状態に支持する前記支持
部としての第一の溝を複数備えたトレイが備えられ、前
記トレイの各第一の溝には、優先的に再生される記憶媒
体を支持する再生優先支持部としての第二の溝を備えた
優先トレイが着脱自在に設置可能とされ、該優先トレイ
に前記再生優先支持部の位置を標示する優先位置標示手
段が設けられ、前記トレイの任意の第一の溝に前記優先
トレイを設置した際に、前記優先トレイが設置された前
記第一の溝に第二の溝がほぼ重なるように配置され、優
先的に再生される記憶媒体が前記第二の溝を介して前記
第一の溝に支持されていることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、前記トレイの複数
の第一の溝が互いに近接して並んだ状態に配置され、前
記優先トレイは、第一の溝と着脱自在に嵌合するととも
に、該第一の溝に嵌合した部分に第二の溝を有すること
により、嵌合した前記第一の溝にほぼ重ねて前記第二の
溝を配置する嵌合部と、該嵌合部の周囲に設けられ、前
記第一の溝とほぼ重なった前記第二の溝の周囲に並んで
配置された第一の溝の少なくとも一部を覆って、前記第
二の溝の周囲に配置される第一の溝への記憶媒体の挿入
を阻止する阻止部とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、前記トレイの任意
の第一の溝に前記優先トレイを設置した際に、前記優先
位置標示手段が、前記トレイの底面の任意の第一の溝に
対応する位置から突出するように形成され、優先位置検
出手段が前記トレイの底面から突出する前記優先位置標
示手段の位置を検出することを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、前記所定の操作に
基づいて、記憶媒体が支持されていない一の支持部を記
憶媒体装着可能位置に移動させるため、記憶媒体収納部
を駆動する収納部駆動手段を備え、前記優先位置検出手
段は、前記収納部駆動手段によって記憶媒体装着可能位
置に移動された支持部のアドレスを検出することを特徴
とする。
【0017】請求項7記載の発明は、記憶媒体装着可能
位置に移動された支持部を識別標示する標示手段を更に
備えることを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、記憶媒体装着可能
位置に移動される、記憶媒体が支持されていない一の支
持部は、記憶媒体装着可能位置に最も近い支持部である
ように選択制御されることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の記憶媒体チェンジャー装置1(以下、ディス
クチェンジャー装置1という)について詳細に説明す
る。なお、上述した従来のディスクチェンジャー装置1
の構成部品と構成が同様のものには同一符号を付して説
明する。
【0020】〔第一の実施の形態〕ディスクチェンジャ
ー装置1は、図1に示すように、前面の操作パネル11
に操作部12、表示部13、及びディスク交換扉14を
備え、その本体内部には、例えば、最大200枚の記憶
媒体D(以下、ディスクDという)の収納が可能なディ
スク収納部2(図2参照)が備えられている。
【0021】操作部12は、ディスク交換扉14の開閉
を操作するオープンキー及びクローズキー、或いはディ
スクDの再生や停止等を操作するプレイキー、ストップ
キー、サーチキー、後述する優先トレイ26上のディス
クDを再生するための+1再生キー、ディスクDのアド
レス番号を入力する際に操作される数値キー等の各種操
作キー群を備えており、押下されたキーの押下信号を後
述するマイクロコンピュータ3(図6参照)へ出力す
る。
【0022】表示部13は、LCD等により構成され、
マイクロコンピュータ3から出力される各種表示データ
を表示する。例えば、後述するロータリートレイ21
(図2参照)の回転動作の動作モード(回転移動中、デ
ィスク検索中等)、ディスク交換扉14の開閉状態、再
生中のディスクDのアドレス番号や再生中の曲のトラッ
ク番号等の表示、ディスクDの有無表示、またはディス
クDの誤収納の報知表示等を行う。
【0023】ディスク交換扉14は、前方(外方)に倒
れる前倒し式扉、或いは左右に引き違い式に開閉される
引き違い式扉等の開閉自在の扉であり、扉を開いた状態
で本体前面の一部が開口して内部のロータリートレイ2
1が露出するようになっている。ディスク交換扉14を
開放した状態でロータリートレイ21に対するディスク
Dの交換作業を行うことができる。このディスク交換扉
14は扉開閉モータ39(図6参照)によって駆動され
るものであり、扉開閉モータ39はマイクロコンピュー
タ3(図6参照)から供給される開閉制御信号に応じて
動作する。
【0024】ディスク収納部2は、図2に示すように、
ディスクチェンジャー装置1に内設されている。ディス
ク収納部2は、ロータリートレイ21、ロータリートレ
イモータ22、ディスクアーム23、センサ群24A,
24B,24C,24Eが基板25上に配設されたもの
であり、各部は図6に示すマイクロコンピュータ3、ま
たはこれらを駆動制御する各ドライバ33,34,35
に接続される。
【0025】ロータリートレイ21は、図3に示すよう
に、中心から半径方向に伸びる複数の支持部としてのス
トッカ21a(溝)の形成された回転盤上に、このスト
ッカ21aに合わせてディスクDを立脚させることによ
ってディスクDを保持して収納するものであり、基板2
5中央部上に装着される。また、ロータリートレイ21
は、このストッカ21aの全てにディスクDを保持させ
ると、例えば200枚のディスクDを収納することが可
能である。
【0026】また、ロータリートレイ21には、図3に
示すように、優先トレイ26が備えられている。優先ト
レイ26は、例えば、ストッカ21a7個分を被覆する
程度の大きさの板材であり、上面側はディスクDを1枚
だけ載置することが可能な再生優先支持部としての+1
ストッカ26a(第二の溝)が形成されている。優先ト
レイ26の底面側は、ロータリートレイ21のストッカ
21aと嵌合するよう凹凸に形成された状態とされてお
り、ストッカ21aにほぼ重なって+1ストッカ26a
が配置されることで、嵌合部が形成されている。また、
優先トレイ26は、+1ストッカ26aの左右の板材が
+1ストッカ26aの周囲に並んで配置されたストッカ
21aの少なくとも一部を覆い、阻止部を形成してい
る。この阻止部により、+1ストッカ26aの近傍のス
トッカ21aへのディスクDの載置が阻止される。
【0027】また、+1ストッカ26aの底部には、ロ
ータリートレイ21と嵌合させた際に、ストッカ21a
を貫通し、ロータリートレイ21の底面側に突出する優
先位置標示手段としての突起Eが形成されている。優先
トレイ26は、ロータリートレイ21上に着脱自在とさ
れており、ロータリートレイ21上のストッカ21aに
嵌合されることで設置される。なお、優先トレイ26
は、ロータリートレイ21の底面側において、突起Eが
突起Aの位置より外周側、かつ、突起Bの位置より内周
側の半径上に位置するように設置される。
【0028】なお、優先トレイ26の設置位置は任意で
あり、優先して再生したいディスクDがあれば、優先ト
レイ26をディスク交換扉14を開けた時のロータリー
トレイ21の露出部分に設置し、優先トレイ26上の+
1ストッカ26aに再生したいディスクDを載置すれば
よい。また、優先して再生したいディスクDがなけれ
ば、優先トレイ26をロータリートレイ21上に設置す
る必要はない。その時は、ロータリートレイ21上のス
トッカ21aをフルに利用できるため、200枚のディ
スクDを収納することができる。
【0029】ロータリートレイ21は、ロータリートレ
イモータ22による動力により、回転動作を行う。ロー
タリートレイモータ22は、ロータリートレイ制御モー
タドライバ34(図6参照)から出力される駆動制御信
号に応じてロータリートレイ21を回転駆動し、ロータ
リートレイ21上の優先トレイ26を正確な搬送位置に
搬送する。
【0030】ディスクアーム23は、ディスクアーム制
御モータドライバ35(図6参照)から出力される制御
信号に応じて、選択されたディスクDをロータリートレ
イ21から一枚抜き出し、このディスクDを再生位置に
セットする。また、再生動作が終了すると、ディスクD
は再びロータリートレイ21の元のストッカ21aに収
納される。ここで、優先トレイ26上のディスクDを再
生したいときは、+1再生キーが押されることによって
出力された制御信号に応じて、優先的に再生するディス
クDを優先トレイ26から抜き出し、このディスクDを
再生位置にセットする。また、再生動作が終了すると、
ディスクDは再び優先トレイ26の元の+1ストッカ2
6aに収納される。
【0031】また、基板25上には、従来と同様に、ロ
ータリートレイ21の半径方向に突起Aによって遮光さ
れる第1フォトカプラ24Aと、突起Bによって遮光さ
れる第2フォトカプラ24Bとが備えられている。さら
に、突起Eによって遮光される優先位置検出手段として
の第4フォトカプラ24Eが備えられている。また、図
4に示すように、ロータリートレイ21の上方であって
ディスクDの直径以上離れた位置にセンサ支持板24が
設けられ、このセンサ支持板24には優先トレイ26に
載置されたディスクDによって遮光される位置に発光ダ
イオード24dが設けられている。また、発光ダイオー
ド24dに対向する位置にフォトトランジスタ24tが
設けられており、発光ダイオード24dとフォトトラン
ジスタ24tとは第3フォトカプラ24Cを構成してい
る。
【0032】ロータリートレイ21には,図4及び図5
に示すように、ロータリートレイ21の底面側の予め定
められた半径上に位置し、かつ各ディスクDが載置され
る位置に対応して突起Aが形成してあり、更にロータリ
ートレイ21の底面側であって突起Aが設けられている
半径より外周側の予め定められた半径上に位置するよう
に突起Bが形成してある。突起Bは突起Aの、例えば2
0個間隔毎に形成してあり、さらに突起Aの20個間隔
毎に突起数が+1されて、互いに識別可能に形成されて
いる。突起Eは、上述のように、優先トレイ26の一部
がストッカ21aを貫通してロータリートレイ21の底
面側に突出することで形成され、ロータリートレイ21
の底面側に1つだけ備えられることになる。
【0033】具体的には、例えば、ロータリートレイ2
1上に200枚のディスクDが載置可能に構成されてい
るときは、突起Aの数は200個であり、突起B0(突
起数1個)、突起B0を挟んでその半時計方向側位置に
突起B1(突起数2個)、突起B0を挟んでその時計方
向側位置に突起B9(突起数10個)、突起B1の半時
計方向側位置に突起B2(突起数3個)、突起B9の時
計方向側位置に突起B8(突起数9個)、…のように形
成されている。ここで、突起Bの語は、各突起B0,B
1,…,B9の夫々または総称として使用する。
【0034】突起B0と突起B1との間には20個の突
起Aが形成され、各ストッカ21aのアドレス番号とし
て、突起B0側から突起B1側へアドレス番号1〜20
の番号が付番され、突起B1と突起B2との間には20
個の突起Aが形成されて各ストッカ21aのアドレス番
号として、突起B1側から突起B2側へアドレス番号2
1〜40の番号が付番され、同様にして、各突起Aの位
置、即ち、各ストッカ21aにアドレス番号41〜20
0が夫々付番される。したがって、突起Eのアドレス
は、その内周側と外周側に存在する突起A,Bによって
定まることとなる。
【0035】ロータリートレイ21の回転駆動により、
優先トレイ26上の+1ストッカ26aに載置されたデ
ィスクDは、第4フォトカプラ24Eによって突起Eが
検出され、その時の第1及び第2のフォトカプラ24
A、24Bの出力の協働によって、+1ストッカ26a
のアドレス番号が検出される。また、+1ストッカ26
aにディスクDが載置されているときは、発光ダイオー
ド24dの光がディスクDによって遮られ、第3フォト
カプラ24CによってディスクDが載置されていること
(ディスク有)が検出される。
【0036】これらセンサ群24A,24B,24C,
24Eによって検出されたアドレス番号と、そのアドレ
ス番号に対応するディスクDの有無検出データは、マイ
クロコンピュータ3のメモリ手段、例えば、RAM等に
格納される。また、このディスク有無検出動作は、ディ
スクDを交換した際、すなわち、電源投入時やディスク
交換扉14の開閉時になされる。また、ディスクDの再
生時には、RAM等のメモリに記憶したアドレス番号に
よって、何れのディスクDを再生位置に搬送し、再生す
るかをマイクロコンピュータ3の制御手段が指定でき
る。
【0037】図6は、ディスクチェンジャー装置1の内
部回路を示す概略ブロック図である。図6に示すよう
に、ディスクチェンジャー装置1は、マイクロコンピュ
ータ3、操作部12、表示部13、センサ群24A,2
4B,24C,24E、扉開閉モータ39を駆動制御す
る扉開閉モータドライバ33、ロータリートレイモータ
22を駆動制御するロータリートレイ制御モータドライ
バ34、ディスクアーム23を駆動制御するディスクア
ーム制御モータドライバ35、ディスクDの再生系であ
るDSP36及びピックアップユニット37によって構
成される。
【0038】マイクロコンピュータ3は、操作部12か
ら入力される操作信号に従って、当該ディスクチェンジ
ャー装置1の各部の動作を制御し、処理結果をRAM等
のメモリ(図示しない)に記憶するとともに、表示部1
3に表示させる。マイクロコンピュータ3の制御対象に
は、ロータリートレイ21の回転動作、ディスク交換扉
14の開閉動作、ディスクアーム23のディスク搬送動
作、ディスクDの再生動作、センサ群24A,24B,
24C,24EによるディスクDのアドレス検出動作、
ディスクDの有無検出動作、表示部13の駆動の通信動
作等が含まれる。
【0039】また、マイクロコンピュータ3は、電源投
入時、またはディスク交換扉14を閉じた際に、センサ
群24A,24B,24Cにアドレス検出及びロータリ
ートレイ21上のディスクDの有無検出を行わせ、セン
サ群24A,24B,24Cから入力される各検出信号
に基づき、アドレス番号と、そのアドレス番号に対応す
るディスク有無データとを、マイクロコンピュータ3内
のRAM等のメモリに記憶する。
【0040】ここで、優先トレイ26をロータリートレ
イ21上に設置したときは、マイクロコンピュータ3
は、上記動作のほかに、第4フォトカプラ24Eによっ
て+1ストッカ26aを認識し、第3フォトカプラ24
Cによって+1ストッカ26a上のディスクDの有無の
検出を行い、第1フォトカプラ24A、第2フォトカプ
ラ24Bにアドレス検出を行わせ、センサ群24A,2
4B,24C,24Eから入力される各検出信号に基づ
き、アドレス番号と、そのアドレス番号に対応するディ
スク有無データとを、マイクロコンピュータ3内のRA
M等のメモリに記憶する。
【0041】また、ディスクチェンジャー装置1は、図
示しない外部インターフェイスを介してパーソナルコン
ピュータ等の外部機器や、外部記憶装置と接続すること
も可能である。パーソナルコンピュータに接続された場
合は、パーソナルコンピュータに対してディスクDの再
生データやインデックスデータ、または各ディスクDの
アドレス番号データ等を送信し、パーソナルコンピュー
タにてこれらのデータを管理したり、また、パーソナル
コンピュータにて管理しているデータをディスクチェン
ジャー装置1にダウンロードしたり、パーソナルコンピ
ュータ側の操作によってディスクチェンジャー装置1の
再生動作等を遠隔制御したりできる。
【0042】また、外部記憶装置と接続する場合には、
マイクロコンピュータ3は、ディスクDの再生データを
接続された外部記憶装置に出力し、この外部記憶装置の
備える所定の記憶媒体に記憶させることができる。
【0043】扉開閉モータドライバ33は、マイクロコ
ンピュータ3から出力される開閉制御信号に基づいて、
扉開閉モータ39を駆動し、ディスクチェンジャー装置
1の操作パネル11に設けられるディスク交換扉14の
開閉を行う。
【0044】ロータリートレイ制御モータドライバ34
は、マイクロコンピュータ3から出力される駆動制御信
号に基づいて、ロータリートレイモータ22を駆動し、
ロータリートレイ21の回転動作を行う。
【0045】ディスクアーム制御モータドライバ35
は、マイクロコンピュータ3から出力された制御信号に
基づいてディスクアーム23を駆動し、ディスクアーム
23によるディスクDのクランプ、及び再生位置へのデ
ィスクDの搬送といった動作を行う。
【0046】DSP(Digital Signal Processor)36
は、後述するピックアップユニット37から出力される
符号化デジタルデータを、ディスクDの記憶方式に対応
した復号化方式で復号し、マイクロコンピュータ3が処
理可能なデータ形式に変換してマイクロコンピュータ3
に出力する。
【0047】ピックアップユニット37は、再生位置に
セットされたディスクDに記憶された符号化デジタルデ
ータを読み取り、DSP36に出力する。
【0048】次に、ディスクチェンジャー装置1の動作
について説明する。図7は、ロータリートレイ21の所
定の場所に優先トレイ26を配置し、その+1ストッカ
26aにディスクDが載置され、優先的に再生される場
合の処理を説明するフローチャートである。
【0049】優先的に再生したいディスクDがある場合
は、ディスクチェンジャー装置1の操作部12から、デ
ィスク交換扉14の開放指示が入力され、マイクロコン
ピュータ3は操作に応じて、扉開閉モータドライバ33
に開放制御信号を出力してディスク交換扉14を開放さ
せる(ステップS1)。
【0050】ここで、ユーザによってディスクDの出し
入れ口付近のロータリートレイ21上に優先トレイ26
を設置できるスペース(例えば、少なくとも連続した7
個分のストッカ21a)があるか否かが確認される(ス
テップS2)。この時、優先トレイ26の設置スペース
が確保できなければ、ストッカ21a上に載置されてい
るディスクDを取り出すか、ディスクDを別のストッカ
21a上に移動させる(ステップS3)。
【0051】優先トレイ26を設置できるスペースが確
保されると、ユーザは優先トレイ26の底面側をロータ
リートレイ21の上面側のストッカ21aに噛み合わせ
るようにして設置する(ステップS4)。そして、優先
トレイ26の設置後は、優先トレイ26の+1ストッカ
26aにディスクDを載置する(ステップS5)。
【0052】その後、ディスクチェンジャー装置1の操
作部12から、ディスク交換扉14の閉鎖指示が入力さ
れると、マイクロコンピュータ3は扉開閉モータドライ
バ33に開閉制御信号を供給してディスク交換扉14を
閉じさせる(ステップS6)。その後、マイクロコンピ
ュータ3はセンサ群24A,24B,24C,24Eに
ストッカ21a及び+1ストッカ26a上のディスクD
の有無及びアドレス検出動作を行わせる。
【0053】ここで、優先トレイ26上のディスクDの
有無及びアドレス検出動作において、マイクロコンピュ
ータ3は、ロータリートレイ制御モータドライバ34に
よってロータリートレイモータ22を駆動してロータリ
ートレイ21を回転させるとともに、センサ群24A,
24B,24C,24Eを駆動させる。その際、第4フ
ォトカプラ24Eが優先トレイ26の突起Eを検出する
までロータリートレイ21は回転する。突起Eが検出さ
れると、+1ストッカ26aにおけるディスクDの有無
が第3フォトカプラ24Cによって検出され、さらに、
第1及び第2のフォトカプラ24A,24Bによって、
+1ストッカ26aのアドレスを検出し、データを取得
する(ステップS7)。
【0054】その後、再生動作において、優先トレイ2
6上のディスクDを再生するには、操作部12に備えら
れた+1再生キーを押す(ステップS8)。マイクロコ
ンピュータ3は、ロータリートレイ制御モータドライバ
34に搬送制御信号を供給し、優先的に再生するディス
クDの収納位置がディスクアーム23に対向する位置に
くるようにロータリートレイ21を回転移動させる。
【0055】また、優先トレイ26上のディスクDの収
納位置がディスクアーム23に対向する位置に回転され
ると、ディスクアーム制御信号をディスクアーム制御モ
ータドライバ35に供給し、ディスクアーム23によっ
て、その位置に収納されたディスクDをクランプさせ、
所定の再生位置へ搬送させる。その後、ピックアップユ
ニット37によってディスクDに記憶されたデータを読
み取らせ、DSP36によってそのデータを復号再生さ
せる(ステップS9)。
【0056】したがって、本実施の形態によれば、優先
トレイ26をロータリートレイ21上のどこにでも自由
に設置できるので、優先トレイ26の設置位置をロータ
リートレイ21上のディスクDの載置されていない場所
やディスク交換扉14付近等の設置が容易な場所に指定
することが可能となる。これにより、従来のようにディ
スク交換扉14を開けた際に、優先トレイ26を探す手
間を省くことができる。また、優先トレイ26は、取り
外しが可能であるため、優先的に再生したいものがなけ
れば優先トレイ26を外すことにより、ディスクDをロ
ータリートレイ21の許容枚数いっぱいに収納すること
ができる。
【0057】また、優先トレイ26に突起E、基板35
上に第4フォトカプラ24Eが備えられているので、ロ
ータリートレイ21を回転させることで優先トレイ26
がどこにあるかを検出することができる。また、ディス
ク交換扉14が閉じられたときには、ロータリートレイ
21を回転させて突起Eを検出し、優先トレイ26に収
納されたディスクDを再生することができるため、優先
的にそのディスクDを再生することができる。
【0058】さらに、ディスクチェンジャー装置1は、
従来のディスクチェンジャー装置に備えられた突起A,
B、第1及び第2フォトカプラ24A,24Bと同様の
構成を有する突起E、第4フォトカプラ24Eを付加す
るだけの簡単な構成であるため、大幅な改造等を必要と
せず、製造コストを低減することができる。なお、本発
明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例え
ば、ディスクチェンジャー装置の操作は、手入力ではな
く、リモートセンサ等を用いた遠隔操作も可能である。
【0059】〔第二の実施の形態〕次に、第二の実施の
形態について説明する。なお、上述の第一の実施の形態
と同様の構成に関しては、同一符号を付して説明を省略
し、特徴のある部分について述べる。この例での実施の
形態は、第一の実施の形態と同様のディスクチェンジャ
ー装置1に、ディスクDが載置されていないロータリー
トレイ21上のストッカ21aのうちの一つを+1スト
ッカ26aに選定する優先モード機能と、選定された+
1ストッカ26aをディスクDの出し入れ口の中央(図
8参照)に移動させるためのトレイ駆動機能とが備えら
れたものである。
【0060】優先モード機能の指示は、操作部12に備
えられた優先モードスイッチ(図示しない)を押すこと
で優先モードに切り替わるようになっている。優先モー
ドスイッチが押されると、図6に示すマイクロコンピュ
ータ3によって、ディスクDが載置されていないストッ
カ21aのうちの一つを+1ストッカ26aに選定す
る。なお、第一の実施の形態で述べたように、各ストッ
カ21aの各アドレスごとにディスクDの有無が検出さ
れ、RAM等のメモリに記憶されている。その際、+1
ストッカ26aは、記憶媒体装着可能位置であるディス
クDの出し入れ口の中央、あるいは、その中央位置に最
も近く、かつ、ディスクDが載置されていないストッカ
21aが選定されるようになっている。すなわち、+1
ストッカ26aは、最初にディスクDの出し入れ口の範
囲内で空いたストッカ21aが検索され、ディスクDの
出し入れ口の中央、中央が空いていなければディスクD
の出し入れ口の範囲内で中央に最も近いストッカ21
a、ディスクDの出し入れ口の範囲内が空いていなけれ
ばディスクDの出し入れ口に近いストッカ21aが検索
されて選定されることとなる。
【0061】+1ストッカ26aが選定されると、ロー
タリートレイ制御モータドライバ34(図6参照)から
出力される駆動制御信号に応じてロータリートレイ21
を回転駆動し、+1ストッカ26aをディスクDの出し
入れ口の中央に移動する。また、選定された+1ストッ
カ26aのアドレスは、マイクロコンピュータ3のRA
M等のメモリに格納される。そして、ユーザがディスク
Dを+1ストッカ26a上に載置し、+1再生キーを押
すと、優先的に+1ストッカ26a上のディスクDが再
生されることとなる。
【0062】また、図9及び図10に示すように、+1
ストッカ26aの位置をユーザに明確に知らせるため
に、ディスクDの出し入れ口上部の中央位置(+1スト
ッカ26aが移動されてくる位置)には、標示手段とし
てのLED27が一つ備えられている。これにより、ユ
ーザは、ディスクDの出し入れ口に複数存在するストッ
カ21aのうち、どれが+1ストッカ26aであるかを
一目で認識することができる。
【0063】また、他の方法として、図9及び図10に
示すように、ストッカ21aごとにLED27を設置
し、選定された+1ストッカ26aのLED27のみが
点滅もしくは点灯するようにしてもよい。なお、この場
合には、ロータリートレイ21上のストッカ21aの数
だけLED27が必要となるが、+1ストッカ26aの
移動位置をディスクDの出し入れ口の中央のみに限る必
要はなく、ユーザが目視できる範囲内、すなわち、ディ
スクDの出し入れ口の範囲内であればよい。これによ
り、+1ストッカ26aがディスクDの出し入れ口の範
囲内にあれば、ロータリートレイ21を駆動させる必要
がなく、無駄な操作を省略することができる。
【0064】また、図11及び図12に示すように、デ
ィスクDの出し入れ口にディスク交換扉14とは別の選
定扉28を設置し、上述のように、+1ストッカ26a
が選定されて+1ストッカ26aがディスクDの出し入
れ口に移動してきた際に、+1ストッカ26a以外の部
分を選定扉28で覆い隠すようにしてもよい。これによ
り、LED27と同様の効果を発揮することができる。
また、ユーザが+1ストッカ26aと間違えて、その近
くのストッカ21aにディスクDを載置するのを確実に
防止できる。
【0065】したがって、本実施の形態によれば、ディ
スクチェンジャー装置1に優先モード機能及びトレイ駆
動機能を備えることにより、ロータリートレイ21上の
空いた任意のストッカ21aを+1ストッカ26aにす
ることができるため、ロータリートレイ21以外に別途
優先トレイ26を設置する必要がなく、ユーザは指示さ
れた位置にディスクDを載置するだけでよい。これによ
り、ユーザの操作を容易なものとすることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、優先トレイをトレイ上
のどこにでも自由に設定できるので、優先トレイの設定
位置をトレイ上の記憶媒体の載置されていない場所やデ
ィスク交換扉付近等の設置が容易な場所に指定すること
が可能となる。これにより、従来のようにディスク交
換、挿入作業の際に、優先トレイを探す手間を省くこと
ができる。また、優先トレイを取り外しが可能とした場
合には、優先的に再生したい記憶媒体がなければ優先ト
レイを外すことにより、記憶媒体をトレイの許容枚数い
っぱいに収納することができる。また、優先トレイに優
先位置標示手段、基板上に優先位置検出手段が備えられ
ているので、トレイを回転させることで優先トレイがど
こにあるかを検出することができる。また、ディスク交
換扉が閉じられたときには、トレイを回転させて優先位
置標示手段を検出し、優先トレイに収納された記憶媒体
を再生することができるため、優先的にその記憶媒体を
再生することができる。さらに、本発明のディスクチェ
ンジャー装置は、従来のディスクチェンジャー装置に備
えられた優先位置標示手段及び優先位置検出手段と同様
の構成を有する優先位置標示手段及び優先位置検出手段
を付加する等の簡単な構成であるため、大幅な改造等を
必要とせず、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態におけるディスクチ
ェンジャー装置の全体構成を説明するための概略図であ
る。
【図2】上記実施の形態におけるディスク収納部の概略
構成を示す図である。
【図3】上記実施の形態における優先トレイの概略構成
を示す図である。
【図4】上記実施の形態において、ロータリートレイに
形成される突起及びセンサ群の配置を説明するための図
である。
【図5】上記実施の形態において、ロータリートレイに
形成される突起及びセンサ群の配置を説明するための図
である。
【図6】上記実施の形態におけるディスクチェンジャー
装置の内部回路を示す概略ブロック図である。
【図7】上記実施の形態において、ロータリートレイに
優先トレイを設置し、優先トレイ上の+1ストッカに載
置されたディスクを優先的に再生する場合の処理を説明
するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第二の実施の形態におけるディスクチ
ェンジャー装置の全体構成を説明するための概略図であ
る。
【図9】上記実施の形態におけるディスクチェンジャー
装置の全体構成を説明するための概略図である。
【図10】上記実施の形態におけるディスク収納部の概
略構成を示す図である。
【図11】上記実施の形態におけるディスクチェンジャ
ー装置の全体構成を説明するための概略図である。
【図12】上記実施の形態におけるディスク収納部の概
略構成を示す図である。
【図13】従来例におけるロータリートレイに形成され
る突起及びセンサ群の配置を説明するための図である。
【図14】従来例におけるロータリートレイに形成され
る突起及びセンサ群の配置を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ディスクチェンジャー装置 2 ディスク収納部 21 ロータリートレイ 21a ストッカ 25 基板 26 優先トレイ 26a +1ストッカ 27 LED D ディスク E 突起 24E 第4フォトカプラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記憶媒体をそれぞれ支持する複数の
    支持部を有し、該支持部に支持された状態で複数の記憶
    媒体を収納する記憶媒体収納部と、該記憶媒体収納部に
    収納された複数の記憶媒体の中から指定された記憶媒体
    を所定の再生位置に移動させる移動手段と、前記再生位
    置に移動させられた記憶媒体に記憶されたデータを再生
    する再生手段とを備える記憶媒体チェンジャー装置であ
    って、 所定の操作に基づいて、優先的に再生される記憶媒体の
    支持部のアドレスを検出する優先位置検出手段と、 前記優先位置検出手段で検出された前記支持部のアドレ
    スを記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に記憶されたアドレスに基づいて再生制
    御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする記憶媒
    体チェンジャー装置。
  2. 【請求項2】前記記憶媒体収納部の支持部に対して着脱
    自在に設けられ、優先的に再生される記憶媒体を支持す
    る再生優先支持部を有すると共に、該支持部の位置を標
    示する優先位置標示手段を更に備え、 前記優先位置検出手段は、前記優先位置標示手段を検出
    することによって優先的に再生される記憶媒体の記憶媒
    体収納部のアドレスを検出することを特徴とする請求項
    1に記載の記憶媒体チェンジャー装置。
  3. 【請求項3】前記記憶媒体収納部に、複数の記憶媒体を
    立てた状態に支持する前記支持部としての第一の溝を複
    数備えたトレイが備えられ、 前記トレイの各第一の溝には、優先的に再生される記憶
    媒体を支持する再生優先支持部としての第二の溝を備え
    た優先トレイが着脱自在に設置可能とされ、 該優先トレイに前記再生優先支持部の位置を標示する優
    先位置標示手段が設けられ、 前記トレイの任意の第一の溝に前記優先トレイを設置し
    た際に、前記優先トレイが設置された前記第一の溝に第
    二の溝がほぼ重なるように配置され、優先的に再生され
    る記憶媒体が前記第二の溝を介して前記第一の溝に支持
    されていることを特徴とする請求項1、2に記載の記憶
    媒体チェンジャー装置。
  4. 【請求項4】前記トレイの複数の第一の溝が互いに近接
    して並んだ状態に配置され、 前記優先トレイは、第一の溝と着脱自在に嵌合するとと
    もに、該第一の溝に嵌合した部分に第二の溝を有するこ
    とにより、嵌合した前記第一の溝にほぼ重ねて前記第二
    の溝を配置する嵌合部と、 該嵌合部の周囲に設けられ、前記第一の溝とほぼ重なっ
    た前記第二の溝の周囲に並んで配置された第一の溝の少
    なくとも一部を覆って、前記第二の溝の周囲に配置され
    る第一の溝への記憶媒体の挿入を阻止する阻止部とを備
    えることを特徴とする請求項3に記載の記憶媒体チェン
    ジャー装置。
  5. 【請求項5】前記トレイの任意の第一の溝に前記優先ト
    レイを設置した際に、前記優先位置標示手段が、前記ト
    レイの底面の任意の第一の溝に対応する位置から突出す
    るように形成され、 優先位置検出手段が前記トレイの底面から突出する前記
    優先位置標示手段の位置を検出することを特徴とする請
    求項3、4に記載の記憶媒体チェンジャー装置。
  6. 【請求項6】前記所定の操作に基づいて、記憶媒体が支
    持されていない一の支持部を記憶媒体装着可能位置に移
    動させるため、記憶媒体収納部を駆動する収納部駆動手
    段を備え、 前記優先位置検出手段は、前記収納部駆動手段によって
    記憶媒体装着可能位置に移動された支持部のアドレスを
    検出することを特徴とする請求項1に記載の記憶媒体チ
    ェンジャー装置。
  7. 【請求項7】記憶媒体装着可能位置に移動された支持部
    を識別標示する標示手段を更に備えることを特徴とする
    請求項6に記載の記憶媒体チェンジャー装置。
  8. 【請求項8】記憶媒体装着可能位置に移動される、記憶
    媒体が支持されていない一の支持部は、記憶媒体装着可
    能位置に最も近い支持部であるように選択制御されるこ
    とを特徴とする請求項6、7に記載の記憶媒体チェンジ
    ャー装置。
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