JP2003138513A - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置

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JP2003138513A
JP2003138513A JP2001332189A JP2001332189A JP2003138513A JP 2003138513 A JP2003138513 A JP 2003138513A JP 2001332189 A JP2001332189 A JP 2001332189A JP 2001332189 A JP2001332189 A JP 2001332189A JP 2003138513 A JP2003138513 A JP 2003138513A
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snow melting
snow
heating element
melting
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JP2001332189A
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English (en)
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Katsunori Zaizen
克徳 財前
Masaki Yura
政樹 由良
Tomoaki Kajiura
智彰 梶浦
Shinji Kondo
信二 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地における一般家庭や店舗の敷地内の雪
をタイマー機能で効率的に融雪すること。 【解決手段】 融雪用の面状発熱体1と、面状発熱体1
の表面温度を検知するための温度センサ9と、温度セン
サ9が検知する検知温度に基づき面状発熱体1の表面温
度を融雪に適した温度に制御する加熱制御手段16と、
融雪動作開始時刻及び停止時刻を入力する動作時刻設定
手段10と、現在時刻を計時する計時手段11と、動作
時刻設定手段10によって設定された融雪開始時刻及び
停止時刻と現在時刻を比較する演算手段12とからな
り、加熱制御手段16による融雪動作を、設定された開
始時刻に開始し、停止時刻に停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭や店舗の
敷地内の雪を効率的に融雪するための融雪装置に関わ
り、特にタイマーセット機能を有していて、セットした
時刻に融雪完了するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】積雪の多い寒冷地においては、公共の道
路はもとより、一般家庭や店舗の敷地の、特に歩道から
一般家庭の玄関、車庫あるいは駐車スペースまでのアプ
ローチの除雪作業が、積雪期の日常生活で大きな問題と
されてきている。
【0003】これを解決するためのものとしては、発熱
体として電熱線や温水パイプ等を敷地内の地面に埋設し
て、路面の加熱を行うことで融雪を行う融雪装置があ
る。「電熱線」は通電することでジュール熱によって発
熱するものであり、「温水パイプ」は灯油ボイラーの燃
焼で加熱した温水(実際は不凍液)を熱媒として循環す
ることで発熱するものである。これらの加熱によって路
面温度を上昇させて、路面上の雪を融雪することが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成の融雪
装置では、発熱体である電熱線や温水パイプを地中に埋
設しているため、運転を開始しても、地表に堆積する雪
を融雪までに時間がかかる。また、その施工には長時間
の工期が必要で、個々の家の敷地形状及び面積が異なる
ため専用設計となり、そのための設置工事費も高い。ま
た、一般に融雪装置の融雪能力は1時間当たりの降雪量
が5cm以下の地域では単位平方メートル当たり250
Wで設計されているが、この設計融雪能力を超える豪雪
時(例えば1時間当たりに7cm〜10cm)には融雪
熱量不足のため、時間がかかり、運転費用も高くなる。
さらに、熱量不足のまま融雪を続けると、融雪水が非加
熱部分で再度凍結し、滑りやすい路面となる等、従来の
融雪装置は、敷地内の駐車スペースに用いるには、その
豪雪時の融雪性能に関して課題を有する。
【0005】本発明は、以上のような従来の融雪装置が
有している課題を解決するために、タイマーセット機能
を有していて、必要な時にのみ融雪電力を供給すること
で節電を図るとともに、その維持管理が簡単な面状発熱
体を用いた融雪装置を提供することを目的としているも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の融雪装置は、融雪用熱量を供給する加熱素子
を内部に配置した面状発熱体と、前記面状発熱体の表面
温度を検知するための温度センサと、この温度センサが
検知する検知温度に基づき前記面状発熱体の表面温度を
融雪に適した温度に制御する加熱制御手段と、融雪動作
開始時刻及び停止時刻を入力する動作時刻設定手段と、
現在時刻を計時する計時手段と、前記動作時刻設定手段
によって設定された融雪開始時刻、停止時刻と現在時刻
を比較する演算手段とからなり、前記加熱制御手段によ
る融雪動作を設定された開始時刻に開始し、停止時刻に
停止させるものである。
【0007】これによって、出勤あるいは登校時間等に
合わせて融雪装置を運転することで高い融雪能力を維持
しつつ、省電力化を図ることができる。すなわち、寒冷
地の生活を快適にする商品性に優れた融雪装置が提供で
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、融雪用
熱量を供給する加熱素子を内部に配置した面状発熱体
と、前記面状発熱体の表面温度を検知するための温度セ
ンサと、この温度センサが検知する検知温度に基づき前
記面状発熱体の表面温度を融雪に適した温度に制御する
加熱制御手段と、融雪動作開始時刻及び停止時刻を入力
する動作時刻設定手段と、現在時刻を計時する計時手段
と、前記動作時刻設定手段によって設定された融雪開始
時刻及び停止時刻と現在時刻を比較する演算手段とから
なり、前記加熱制御手段による融雪動作を設定された開
始時刻に開始し、停止時刻に停止させることを特徴とす
る融雪装置とすることにより、タイマーセット機能で必
要な時にのみ融雪電力を供給し融雪することができるも
のである。
【0009】請求項2に記載の発明は、融雪用熱量を供
給する加熱素子を内部に配置した面状発熱体と、前記面
状発熱体の表面温度を検知するための温度センサと、こ
の温度センサが検知する検知温度に基づき前記面状発熱
体の表面温度を融雪に適した温度に制御する加熱制御手
段と、融雪動作完了時刻を入力する予約時刻設定手段
と、現在時刻を計時する計時手段と、前記予約時刻設定
手段によって設定された融雪完了時刻から融雪所要時間
を差し引いて融雪開始時刻を自動的に設定する融雪開始
時刻設定手段と、この融雪開始時刻設定手段によって設
定された融雪開始時刻に到達するまで動作するタイマと
からなり、前記加熱制御手段による融雪動作を開始し、
予約された融雪完了時刻に融雪を完了させることを特徴
とする融雪装置とすることにより、予約により融雪が行
えるものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、予約時刻設定手
段として、常時使用する融雪予約時刻を設定する第一の
設定手段と、一時的に使用する融雪予約時刻を設定する
第二の設定手段と、第一の設定手段と第二の設定手段の
何れを使用するかを選択する選択手段とを設けたことを
特徴とする請求項2に記載の融雪装置とすることによ
り、予約設定間違いを防止することができるものであ
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、融雪用熱量を供
給する加熱素子を内部に配置した面状発熱体と、前記面
状発熱体の表面温度を検知するための温度センサと、こ
の温度センサが検知する検知温度に基づき前記面状発熱
体の表面温度を融雪に適した温度に制御する加熱制御手
段と、現在曜日及び現在時刻を計時する計時手段と、融
雪予約時刻を記憶する複数の記憶手段と、この記憶手段
へ曜日ごとの融雪予約時刻を入力する予約手段と、計時
手段の計時する現在曜日及び現在時刻と記憶手段が記憶
している該当曜日の融雪予約時刻から融雪所要時間を引
いた値とを比較し、融雪開始時刻が経過すると融雪動作
を開始させる演算手段とを設けたことを特徴とする融雪
装置とすることにより、1週間分の融雪予約時刻を記憶
することで、より使い勝手の良い装置とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、降雪センサと、
外気温センサと、融雪時間推定手段を設け、降雪センサ
検出値と外気温から積雪量を推測し、融雪に必要な時間
を推定することを特徴とした請求項1〜4のいずれか1
項に記載の融雪装置とすることにより、融雪の節電効果
を高めることができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、面状発熱体の表
面を観測する画像センサと、この画像センサの出力値か
ら積雪量を推定する積雪量推定手段と、この積雪量推定
手段からの情報を得て融雪開始時刻を設定する演算手段
を設けたことを特徴とした請求項2〜4のいずれか1項
に記載の融雪装置とすることにより、融雪に必要な時間
を演算することで、よりきめ細かい電力の節電を行うこ
とができる。
【0014】請求項7に記載の発明は、温度センサの検
知温度の上昇カーブから降雪量を推定する積雪量推定手
段と、融雪温度設定手段とを設け、積雪量推定手段の推
定した積雪量により面状発熱体の表面温度を可変し、融
雪所要時間をほぼ一定にすることを特徴とした請求項2
〜4のいずれか1項に記載の融雪装置とすることによ
り、より使い勝手の良い装置とすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1〜図4は本発明の実施例
1における融雪装置を示し、図1に示すように、面状発
熱体1内の加熱素子を構成する加熱コイル2a〜2dの
合成インダクタンスと、共振コンデンサ3、スイッチン
グ素子4とでインバータ5を構成し、これに商用電源6
を整流回路7で整流した電圧を供給している。このイン
バータ5は、制御回路8により所定周波数で動作するよ
うに制御され、前記面状発熱体1の上部に配置した表面
プレート30(図3)を誘導加熱している。制御回路8
はロジック回路もしくはマイクロコンピュータ等で構成
する。9は前記表面プレート30の温度を検知するため
の温度センサで、この検知温度に基づき制御回路8が面
状発熱体1の表面温度を融雪に適した温度値(例えば、
3℃〜5℃)となるようインバータ5をオンオフして温
度調節し、融雪熱量の供給量を制御する。10は融雪動
作開始時刻及び停止時刻を入力し記憶する動作時刻設定
手段、11は現在時刻を計時する計時手段、12は前記
動作時刻設定手段10によって設定された融雪開始時刻
及び停止時刻と現在時刻を比較する演算手段、13は直
流電源、14は操作スイッチ、15は配電線、16はイ
ンバータ5、制御回路8等からなる加熱制御手段で、上
記したように温度センサ9が検知する検知温度に基づき
面状発熱体1の表面温度を融雪に適した温度に制御する
ものである。
【0017】また、図2に示すように、上記面状発熱体
1を複数枚組み合わせて加熱ユニット20とし、家屋前
の路面上に複数個設置して、歩道21から玄関22およ
び駐車スペース23に至るアプローチを含めた融雪装置
敷設部24を形成するものである。
【0018】本実施例では、面状発熱体1は図3(a)
に示すように、まず、路面30上に接する底面プレート
31に樹脂部材32を合わせ、金属製の表面プレート3
3を装着してビス(図示せず)で固定し、樹脂部材32
に設けたガイド溝34に絶縁電線を用いた加熱コイル3
5を納めている。図3(b)に示したように加熱コイル
35は35a〜35d(図1の2a〜2dと同じ)から
成っている。36は面状発熱体1への配電線、37は配
電線36の引き出し部のシールである。
【0019】次に、図1〜図3で示した融雪装置の運転
方法について説明する。通常の運転時は、使用者が降雪
と判断して、操作スイッチ14をオンにすることで、融
雪装置は運転を開始する。制御回路8は加熱コイル2a
〜2d(図3の35a〜35d)に通電を開始し表面プ
レート33を誘導加熱する。この面状発熱体1の熱容量
は小さく、且つ舗装路面等の表面に設置されているの
で、所定の消費電力量にて、短時間で表面プレート33
の温度が上昇する。引き続いて供給される熱エネルギー
は、降雪が融雪装置敷設部24の表面に堆積するとすぐ
に、これを融雪水にするための融解熱として使用され
て、短時間で融雪が行われる。また、使用者は降雪が停
止したと判断すれば、直ちに運転を停止すればよいもの
である。
【0020】また、タイマー運転時の動作は、図4に示
すように、使用者が動作時刻設定手段10で融雪動作開
始時刻及び停止時刻を入力し(Step41)、操作ス
イッチ14でタイマー運転の開始を指示する。演算手段
12で現在時刻と融雪開始時刻を比較し、開始時刻にな
るまで待機する(Step42)。開始時刻を経過する
と融雪動作を開始し、温度センサ9で面状発熱体1の表
面温度を検知し、融雪に適した温度値となるようインバ
ータ5をオンオフして温度調節する(Step43〜S
tep45)と共に、演算手段12で現在時刻と融雪停
止時刻を比較し(Step46)、停止時刻になるまで
融雪動作を継続する。停止時刻を経過するとインバータ
5をオフして融雪動作を停止する(Step47)。上
記の一連の動作により設定された開始時刻に開始し、停
止時刻に停止させることができる。
【0021】実際の降雪は、24時間連続的に発生する
ことは少なくて、夜間から早朝に降って、日中は降らな
いといったように、間欠的に降雪することが多い。従っ
て、融雪開始時刻及び停止時刻と現在時刻を早朝の時間
帯を挟むように設定しておけば、融雪装置の運転も短時
間ですむ。また融雪装置が停止中は路面温度も低下する
が、上記した構成による面状発熱体1は短時間で昇温さ
せることが出来るため、使用者が降雪を観測してから手
動で融雪指示を行えば直ちに融雪を開始させることが可
能である。従って、融雪装置の消費電力量が少なくてよ
いことになり、融雪装置のランニングコストも安価とな
る。
【0022】(実施例2)図5、図6は本発明の実施例
2における融雪装置を示している。本実施例は、融雪装
置としての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成
についての説明は省略する。
【0023】この実施例2は、融雪開始時刻を自動的に
設定する構成が実施例1とは異なるものであり、この点
を中心に説明する。図5において、50は融雪動作完了
時刻を入力する予約時刻設定手段、51は現在時刻を計
時する計時手段、52は前記予約時刻設定手段50によ
って設定された融雪完了時刻から融雪所要時間を差し引
いて融雪開始時刻を自動的に設定する融雪開始時刻設定
手段、53はこの融雪開始時刻設定手段52によって設
定された融雪完了時刻に到達するまで動作する第一のタ
イマ、54はこの第一のタイマ53のカウント終了時に
起動され、前記融雪所要時間に相当する時間だけ動作す
る第二のタイマである。
【0024】図6に示すように、使用者が予約時刻設定
手段50で融雪完了時刻を入力し(Step61)、操
作スイッチ14でタイマー運転の開始を指示する(St
ep62)。融雪開始時刻設定手段52で計時手段51
が計時する現在時刻から設計積雪量時に融雪が完了する
に要する時間(例えば200W/m2で3cm/時間の
降雪がある時で約3時間)を引き算して第一のタイマ5
3の動作時間を設定し(Step63)、起動した後
(Step64)、第一のタイマ53がカウント終了す
るまで待機する(Step65)。カウント終了すると
第二のタイマ54を起動して(Step66)、融雪動
作を開始し、温度センサ9で面状発熱体1の表面温度を
検知し、融雪に適した温度値となるようインバータ5を
オンオフして温度調節しながら(Step67)、第二
のタイマ54がカウント終了するまで上記の制御を継続
する(Step68)。第二のタイマ54がカウント終
了するとインバータ5をオフして融雪動作を停止する
(Step69)。上記の一連の動作により予約された
時刻に融雪を完了させることができる。
【0025】(実施例3)図7は本発明の実施例3にお
ける融雪装置を示したものである。本実施例は、融雪装
置としての基本構成は実施例2と同様であり、基本構成
についての説明は省略する。この実施例3は、一時的に
使用する融雪予約時刻を設定する第二の設定手段71を
有する構成が実施例2とは異なるものであり、この点を
中心に説明する。
【0026】図において、70は常時使用する融雪予約
時刻を設定し記憶する第一の設定手段、71は一時的に
使用する融雪予約時刻を設定し記憶する第二の設定手
段、72は第一の設定手段70と第二の設定手段71の
何れを使用するか切り替える選択手段である。
【0027】通常は、選択手段72で第一の設定手段7
0を選択しておき、設定された第一の融雪完了時刻から
融雪所要時間を差し引いて融雪開始時刻を自動的に設定
し上記に述べた一連の動作により予約された時刻に融雪
を完了させることができる。また、休日等で融雪完了時
刻を一時的に変更したい場合は、選択手段72で第二の
設定手段71を選択し、設定された第二の融雪完了時刻
でタイマ動作を実行させる。
【0028】以上の動作により、2種類の記憶させた融
雪完了時刻を適宜使い分けることにより、毎日のタイマ
セット操作を不要とすると共に、予約設定間違いを防止
することができる。
【0029】(実施例4)図8は本発明の実施例4にお
ける融雪装置を示したものである。本実施例は、融雪装
置としての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成
についての説明は省略する。この実施例3は、1週間分
の融雪予約時刻を記憶する構成が実施例1〜3とは異な
るものであり、この点を中心に説明する。
【0030】図において、80は現在曜日及び時刻を計
時する計時手段、81は融雪予約時刻を記憶する複数の
記憶手段、82はこの記憶手段81へ曜日ごとの予約時
刻を入力する予約手段、83は曜日及び時刻の演算手段
で、計時手段80の計時する現在曜日及び現在時刻と記
憶手段81が記憶している該当曜日の融雪予約時刻から
融雪所要時間を引いた値とを比較し、融雪開始時刻が経
過すると融雪動作を開始させるものである。
【0031】予め1週間分の融雪予約時刻を予約手段8
2で入力する。計時手段80は月曜から金曜の7種類の
曜日を判別するための7段リングカウンタと24時間時
計から構成されており、24時間を経過するごとにリン
グカウンタをカウントアップして曜日を進める。演算手
段83は時計手段80の計時する現在曜日及び時刻と、
予約手段82が記憶している該当曜日の融雪予約時刻か
ら融雪所要時間を引いた値とを比較し、融雪開始時刻を
経過すると、制御回路8へ融雪動作を開始させる。融雪
予約時刻を経過すると融雪動作を停止する。
【0032】以上の動作により、1週間分の融雪予約時
刻を記憶することで、より使い勝手の良い装置となる。
【0033】(実施例5)図9は本発明の実施例5にお
ける融雪装置を示したものである。本実施例は、融雪装
置としての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成
についての説明は省略する。この実施例5は、降雪セン
サ検出値と気温から積雪量を推測し、融雪に必要な時間
を演算する構成が上記実施例1〜4とは異なるものであ
り、この点を中心に説明する。
【0034】図において、90は降雪センサ、91は外
気温センサ、92は融雪時間推定手段、93は融雪完了
時刻を設定する予約手段、94は現在時刻を計時する計
時手段、95は時刻の比較演算を行う演算手段である。
融雪時間推定手段92はまず降雪センサ90の検出値と
外気温センサ91の外気温から積雪量を推測し、融雪に
必要な時間を推定する。次に演算手段95において予約
手段93で設定された融雪完了時刻からこの推定した融
雪所要時間を差し引いて融雪開始時刻を自動的に設定し
記憶する。
【0035】ここで使用者が操作スイッチ14でタイマ
ー運転を指示入力すると、演算手段95で現在時刻と融
雪開始時刻を比較し、開始時刻になるまで待機する。開
始時刻を経過すると融雪動作を開始し、面状発熱体1の
加熱制御して、融雪動作を行う。続いて演算手段95で
現在時刻と完了時刻を比較し、完了時刻になるまで融雪
動作を継続する。完了時刻を経過すると融雪動作を停止
する。このように推定した積雪量に応じて融雪開始時刻
を自動で設定することで操作性が向上し、節電効果を高
めることができる。
【0036】(実施例6)図10は本発明の実施例6に
おける融雪装置を示したものである。本実施例は、融雪
装置としての基本構成は実施例1と同様であり、基本構
成についての説明は省略する。この実施例6は、画像セ
ンサ100の出力値から積雪量を推定する構成が上記実
施例1〜5とは異なるものであり、この点を中心に説明
する。
【0037】図において、100は面状発熱体1の表面
を観測する画像センサ、101は画像センサ100の出
力値から積雪量を推定する積雪量推定手段、102は融
雪完了時刻を設定する予約手段、103は現在時刻を計
時する計時手段、104は積雪量推定手段101からの
情報を得て融雪開始時刻を設定する時刻の比較演算を行
う演算手段である。積雪量推定手段101は、まず画像
センサ100の検出値から積雪量を推定し、融雪に必要
な時間を推定する。次に演算手段104は予約手段10
2で設定された融雪完了時刻からこの推定した融雪所要
時間を差し引いて融雪開始時刻を自動的に設定し記憶す
る。
【0038】ここで使用者が操作スイッチ14でタイマ
ー運転を指示入力すると、演算手段104で現在時刻と
融雪開始時刻を比較し、開始時刻になるまで待機する。
開始時刻を経過すると融雪動作を開始し、面状発熱体1
を加熱制御して、融雪動作を行う。続いて演算手段10
4で現在時刻と完了時刻を比較し、完了時刻になるまで
融雪動作を継続する。完了時刻を経過すると融雪動作を
停止する。このように推定した積雪量に応じて融雪開始
時刻を自動で設定することで操作性が向上し、節電効果
を高めることができる。
【0039】(実施例7)図11、図12は本発明の実
施例7における融雪装置を示したものである。本実施例
は、融雪装置としての基本構成は実施例1と同様であ
り、基本構成についての説明は省略する。この実施例7
は、温度センサ9の検知温度の上昇カーブから降雪量を
推定する構成が上記実施例1〜6とは異なるものであ
り、この点を中心に説明する。
【0040】図において、110は積雪量推定手段、1
11は融雪温度設定手段、112は融雪完了時刻を設定
する予約手段、113は現在時刻を計時する計時手段、
114は時刻の比較演算を行う演算手段である。まず演
算手段114は予約手段112で設定された融雪完了時
刻から融雪所要時間(約2時間半)を差し引いて融雪開
始時刻を自動的に設定し記憶するものである。
【0041】ここで、使用者が操作スイッチ14でタイ
マー運転を指示入力すると、演算手段114で現在時刻
と融雪開始時刻を比較し、開始時刻になるまで待機す
る。開始時刻を経過すると融雪動作を開始し、面状発熱
体1の加熱制御して融雪動作を行う。続いて演算手段1
14で現在時刻と完了時刻を比較し、完了時刻になるま
で融雪動作を継続する。完了時刻を経過すると融雪動作
を停止する。一方、積雪量推定手段110は温度センサ
9の検知温度の上昇カーブから積雪量を推定し、この推
定した積雪量に基づき融雪温度設定手段111は制御手
段8が温度調節している目標温度を変更する。これによ
り融雪所要時間をほぼ一定に保つことが出来る。
【0042】なお、積雪量と温度センサ9による検知温
度の上昇カーブとの関係の一例を図12に実測値として
示す。図12の(イ)は通常の降雪時、(ロ)は豪雪時
の検知温度と時間を示したもので、降雪を検知して、誘
導加熱を開始してからの、グラフの傾きを比較すれば、
積雪量が判別出来ることが分かる。このように推定した
積雪量に応じて面状発熱体1の表面温度を可変し、融雪
所要時間をほぼ一定にすることで、より使い勝手の良い
装置とする。
【0043】なお、実施例1の時刻設定方式に代え、夜
寝る時にセットし、朝動作させるシンプルな所定時間後
に動作するタイマも考えられるが、時刻設定方式の方
が、時間の計算をする必要がなく利便性に優れている。
【0044】また、実施例2の第一タイマ、第二タイマ
に代え、実施例3以降で述べる時刻一致方式としても良
い。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1〜7に記載の発明
によれば、タイマー機能を有していて、必要な時にのみ
融雪電力を供給することで節電を図るとともに、、降雪
を必要に応じて効率よく融かすことが可能となる。した
がって、寒冷地の生活を快適にでき、商品性の優れた融
雪装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における融雪装置の回路図
【図2】同融雪装置の設置場所を示す外観斜視図
【図3】(a)同融雪装置の面状発熱体の要部断面図 (b)同面状発熱体の一部破断平面図
【図4】同融雪装置の動作フローチャート
【図5】本発明の実施例2における融雪装置の回路図
【図6】同融雪装置の動作フローチャート
【図7】本発明の実施例3における融雪装置の回路図
【図8】本発明の実施例4における融雪装置の回路図
【図9】本発明の実施例5における融雪装置の回路図
【図10】本発明の実施例6における融雪装置の回路図
【図11】本発明の実施例7における融雪装置の回路図
【図12】同融雪装置における温度センサの特性図
【符号の説明】
1 面状発熱体 2a〜2d、35 加熱コイル 5 インバータ 6 商用電源 8 制御回路 9 温度センサ 11、51、80、94、103、113 計時手段 12、83、95、104、114 演算手段 14 操作スイッチ 16 加熱制御手段 50 予約時刻設定手段 52 融雪開始時刻設定手段 53 第一のタイマ 54 第二のタイマ 70 第一の設定手段 71 第二の設定手段 72 選択手段 81 記憶手段 82、93、102、112 予約手段 90 降雪センサ 91 外気温センサ 92 融雪時間推定手段 100 画像センサ 101、110 積雪量推定手段 111 融雪温度設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶浦 智彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 近藤 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D026 CL03 2D051 AA08 GA01 GB08 GB09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融雪用熱量を供給する加熱素子を内部に
    配置した面状発熱体と、前記面状発熱体の表面温度を検
    知するための温度センサと、この温度センサが検知する
    検知温度に基づき前記面状発熱体の表面温度を融雪に適
    した温度に制御する加熱制御手段と、融雪動作開始時刻
    及び停止時刻を入力する動作時刻設定手段と、現在時刻
    を計時する計時手段と、前記動作時刻設定手段によって
    設定された融雪開始時刻及び停止時刻と現在時刻を比較
    する演算手段とからなり、前記加熱制御手段による融雪
    動作を設定された開始時刻に開始し、停止時刻に停止さ
    せることを特徴とする融雪装置。
  2. 【請求項2】 融雪用熱量を供給する加熱素子を内部に
    配置した面状発熱体と、前記面状発熱体の表面温度を検
    知するための温度センサと、この温度センサが検知する
    検知温度に基づき前記面状発熱体の表面温度を融雪に適
    した温度に制御する加熱制御手段と、融雪動作完了時刻
    を入力する予約時刻設定手段と、現在時刻を計時する計
    時手段と、前記予約時刻設定手段によって設定された融
    雪完了時刻から融雪所要時間を差し引いて融雪開始時刻
    を自動的に設定する融雪開始時刻設定手段と、この融雪
    開始時刻設定手段によって設定された融雪開始時刻に到
    達するまで動作するタイマとからなり、前記加熱制御手
    段による融雪動作を開始し、予約された融雪完了時刻に
    融雪を完了させることを特徴とする融雪装置。
  3. 【請求項3】 予約時刻設定手段として、常時使用する
    融雪予約時刻を設定する第一の設定手段と、一時的に使
    用する融雪予約時刻を設定する第二の設定手段と、第一
    の設定手段と第二の設定手段の何れを使用するかを選択
    する選択手段とを設けたことを特徴とする請求項2に記
    載の融雪装置。
  4. 【請求項4】 融雪用熱量を供給する加熱素子を内部に
    配置した面状発熱体と、前記面状発熱体の表面温度を検
    知するための温度センサと、この温度センサが検知する
    検知温度に基づき前記面状発熱体の表面温度を融雪に適
    した温度に制御する加熱制御手段と、現在曜日及び現在
    時刻を計時する計時手段と、融雪予約時刻を記憶する複
    数の記憶手段と、この記憶手段へ曜日ごとの融雪予約時
    刻を入力する予約手段と、計時手段の計時する現在曜日
    及び現在時刻と記憶手段が記憶している該当曜日の融雪
    予約時刻から融雪所要時間を引いた値とを比較し、融雪
    開始時刻が経過すると融雪動作を開始させる演算手段と
    を設けたことを特徴とする融雪装置。
  5. 【請求項5】 降雪センサと、外気温センサと、融雪時
    間推定手段を設け、降雪センサ検出値と外気温から積雪
    量を推測し、融雪に必要な時間を推定することを特徴と
    した請求項1〜4のいずれか1項に記載の融雪装置。
  6. 【請求項6】 面状発熱体の表面を観測する画像センサ
    と、この画像センサの出力値から積雪量を推定する積雪
    量推定手段と、この積雪量推定手段からの情報を得て融
    雪開始時刻を設定する演算手段を設けたことを特徴とし
    た請求項2〜4のいずれか1項に記載の融雪装置。
  7. 【請求項7】 温度センサの検知温度の上昇カーブから
    降雪量を推定する積雪量推定手段と、融雪温度設定手段
    とを設け、積雪量推定手段の推定した積雪量により面状
    発熱体の表面温度を可変し、融雪所要時間をほぼ一定に
    することを特徴とした請求項2〜4のいずれか1項に記
    載の融雪装置。
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