JP2004069196A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

ヒートポンプ給湯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004069196A
JP2004069196A JP2002229749A JP2002229749A JP2004069196A JP 2004069196 A JP2004069196 A JP 2004069196A JP 2002229749 A JP2002229749 A JP 2002229749A JP 2002229749 A JP2002229749 A JP 2002229749A JP 2004069196 A JP2004069196 A JP 2004069196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat pump
hot water
water heater
energy
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002229749A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuta Kondo
近藤 龍太
Takeji Watanabe
渡辺 竹司
Satoshi Imabayashi
今林 敏
Keijiro Kunimoto
國本 啓次郎
Satoshi Matsumoto
松本 聡
Masahiro Ohama
尾浜 昌宏
Yoshitsugu Nishiyama
西山 吉継
Koji Oka
岡 浩二
Seiichi Yasuki
安木 誠一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002229749A priority Critical patent/JP2004069196A/ja
Publication of JP2004069196A publication Critical patent/JP2004069196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】省エネを特に重視した給湯のための加熱運転を行い、給湯にかかる光熱費を低減する。
【解決手段】給湯用水を加熱するヒートポンプユニット32と、通常時とは異なる省エネ運転を選択する省エネスイッチ53とを備えるものである。これによって、省エネ運転を選択する選択手段があるので、使用者が省エネ運転を選択し、各種の検出手段を用いた省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水の加熱手段としてヒートポンプ熱源を用いたヒートポンプ給湯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、R22などの冷媒を使用するヒートポンプ給湯機が公知である(例えば、特開2001−201177号公報)。この種のヒートポンプ給湯機としては、図6に示すように、給湯用水を貯留するタンク1、給湯用水の加熱手段であるヒートポンプ熱源2、タンク1とヒートポンプ熱源2とを接続する流水配管3、この流水配管3に給湯用水を循環させるポンプ4等より構成される。
【0003】
ヒートポンプ熱源2は、運転周波数に基づいて能力可変とされた圧縮機5、給湯用熱交換器6、膨張弁7、室外熱交換器8、アキュムレータ9を順次冷媒配管10により接続して構成され、冷媒が充填されている。給湯用熱交換器6は、圧縮機5より吐出された高圧のガス冷媒と給湯用水とを熱交換するもので、冷媒が流れる冷媒通路6aと、給湯用水が流れる給湯用水通路6bとを有している。膨張弁7は、給湯用熱交換器6から流出する冷媒を弁開度に応じて減圧する減圧装置で、室外熱交換器8は、膨張弁7で減圧された冷媒をファン11によって送風される外気との熱交換によって蒸発させる。アキュムレータ9は、室外熱交換器8で蒸発した冷媒を気液分離して液冷媒を貯留し、気相冷媒のみを圧縮機5に吸引させ、サイクル中の余剰冷媒を蓄えている。流水配管3は、給湯用熱交換器6の給湯用水通路6bに接続される冷水管3aと温水管3bとで構成され、冷水管3aの上流端がタンク1の底面に接続され、温水管3bの下流端がタンク1の天面に接続されている。ポンプ4は、冷水管3a(温水管3bでも良い)に設けられ、通電されて回転することにより、タンク1内の給湯用水を流水配管3に流通させる。なお、給湯用水の流通方向は、図に矢印で示すように、タンク1内の下部→冷水管3a→給湯用熱交換器6の給湯用水通路6bと流れ、ここでヒートポンプ熱源2により加熱されて温水となり、給湯用水通路6b→温水管3b→タンク1内の上部へと流れる。また、タンク1の底面には、タンク1内に給水するための給水配管12が接続され、タンク1の天面には、タンク1内に蓄えられた給湯用水(温水)を使用者に供給するための給湯配管13が接続されている。
【0004】
一般に、このような貯湯式の給湯機では、タンクに蓄えられた温水を直接給湯用として使用する場合、衛生面上から温水の温度(貯湯温度)を60℃以上としたり、タンクを小型化するために冷媒の特性上可能な限り高温(R22では65℃、二酸化炭素冷媒では例えば90℃)に加熱してタンク1に貯湯する。そして、ヒートポンプ熱源2は電気料金の安い深夜時刻帯に運転されてタンク1内をすべて温水に加熱し、翌朝から夜にかけて給湯使用される運転方法が主になっており、タンク内に深夜貯湯した熱量を給湯負荷が上回りタンク1内の温水が不足することがないように、その加熱温度とタンク1の容量が設定されている。なお、給湯負荷とは、給湯使用に必要な温水を得るために要する熱量のことであり、例えば、同一の温水温度及び温水量を得るためには、供給水温が低いほど、必要熱量は増大する。
【0005】
そして、特開2001ー201177号公報にある従来のヒートポンプ給湯機では、給湯負荷が多くてタンク1内の温水が不足する湯切れと称する状態が生じることなく高効率で運転して省エネ性を向上するために、外気温を検出する外気温検出手段11と、時刻を検出する計時手段12と、外気温検出手段11によって検出された外気温と一日の時間帯の双方に基づいて圧縮機5の運転周波数を変更する制御手段13とを備え、制御手段13では、昼間時間帯において圧縮機5の運転周波数を外気温が高いときは高効率が得られる第1の周波数で、外気温が低い場合は第1の周波数よりも高周波の第2の周波数で運転している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のヒートポンプ給湯機は、圧縮機の能力変更について湯切れの防止に重点を置き、昼間の外気温の低い場合に高周波数に変更して運転し、昼間の外気温が高い場合は高効率の深夜運転と同じ通常周波数で運転するものであり、特別に省エネを追求する運転を行うものではなく、省エネが不十分なものであった。また、外気温と一日の時間帯の双方に基づいて圧縮機の能力変更を行うもので、能力変更だけでは省エネの点で十分な効果が得られないという課題があった。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、省エネ運転を選択した場合には、圧縮機の能力に限らず種々の省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れるヒートポンプ貯湯運転をおこない、給湯にかかる光熱費を低減したヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯機は、給湯用水を加熱するヒートポンプ熱源と、省エネ運転を選択する省エネ運転選択手段とを備えたものである。
【0009】
これによって、使用者が省エネ運転を重視して省エネ運転を許可し選択するなど、ある条件が成立した場合に通常時とは異なる省エネ運転を選択する選択手段があるので、省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、給湯用水を加熱するヒートポンプ熱源と、省エネ運転を選択する省エネ運転選択手段とを備えたことにより、省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、特に請求項1記載の発明において、ヒートポンプ熱源で加熱した給湯用水を貯えるタンクを備え、省エネ運転は、現在時刻を出力するクロック、外気温を検出する外気温検出手段、タンクに貯えられた温水の量を検出する残湯検出手段のうち少なくとも1つの出力信号に基づき運転を行うことにより、タンクを備えているので、深夜電気料金制度を利用して深夜時刻帯にタンク内に温水を十分に貯める湯沸かし運転を行い、一日分の給湯量を賄えるようにする夜間蓄熱式温水器となるため、安価な深夜電気で電気代が節約できるとともに、給湯使用により深夜に貯めた温水が不足して日中に沸き増し運転する場合にも、各種の検出手段があるので省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費をより一層低減することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、特に請求項2記載の発明において、ヒートポンプ熱源は、圧縮機と放熱器と減圧手段と室外熱交換器とファンとを有し、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき日中の時刻帯に運転する場合にファンの回転速度を通常時よりも増速運転することにより、運転騒音が夜間運転時よりも気にならない時間帯にファンを増速することで、室外熱交換器での吸熱量が増加して成績係数を向上させることができるので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、特に請求項3に記載の発明において、ファンの回転駆動源としてDCモーターを備えたことにより、電源周波数の同期回転数を持たないので、損失を最小限にしてファン回転数を増速し、増速幅も大きくすることができ、より運転効率が向上し給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、特に請求項2〜4に記載の発明において、ヒートポンプ熱源は運転速度を可変することで能力可変とされた圧縮機を有し、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき日中の時刻帯に運転する場合に圧縮機を通常時よりも低速運転にすることにより、深夜の湯沸かし運転でタンクに貯めた温水量では給湯量が不足となり、日中に沸き増し運転を行って補う場合、高能力で短時間に沸き増し運転しても、低能力で時間を掛けて沸き増し運転しても、給湯使用のための追加熱量は等しく、低速低能力で圧縮機を高効率に運転した方が加熱運転の成績係数が向上するので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0015】
請求項6に記載の発明は、特に請求項2〜5記載の発明において、タンクから水を取り出してヒートポンプ熱源内の放熱器へ供給し、放熱器で加熱された水をタンク内へ戻す加熱通路と、加熱通路の放熱器下流に設けて加熱された温水の温度を検出する加熱温度検出手段とを備え、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき日中の時刻帯に運転する場合に加熱温度検出手段の検出温度が通常時よりも低温になるように、放熱器での加熱温度を低温で運転することにより、深夜の湯沸かし運転でタンクに貯めた温水量では給湯量が不足となり、日中に沸き増し運転を行って補う場合、高温で少量を沸き増し運転しても低温で多量を沸き増し運転しても、給湯への追加熱量は等しく、放熱器での加熱温度を低温にした方が圧縮機での圧縮比が小さくなり加熱運転の成績係数が向上するので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0016】
請求項7に記載の発明は、特に請求項2〜6記載の発明において、残湯検出手段の信号に基づきヒートポンプ熱源の運転の必要があるとき、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき午前の時刻帯であれば運転開始を遅延させて運転を開始することにより、午前中に給湯使用によりタンクへの沸き増しが必要となったとき、省エネ運転が設定されている場合は、正午過ぎに向けて外気温が上昇していくので、残湯検出手段から信号が出力されてもすぐに沸き増し運転を開始せず、所定時間遅延させて運転開始することで、外気温の上昇により冷媒回路の蒸発温度が上昇し、成績係数を向上させることができるので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。特に午前の比較的早い時間帯、例えば朝食準備・片付けで給湯使用があった直後などは、外気温が未だ低く次の給湯使用は昼食準備・片付け時刻になる場合が多いので、成績係数の向上がより顕著になる。
【0017】
請求項8に記載の発明は、特に請求項2〜7記載のヒートポンプ熱源において、残湯検出手段の信号に基づきヒートポンプ熱源の運転の必要があるとき、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき午後の時刻帯であれば運転開始を遅延させて運転を開始することにより、午後に給湯使用によりタンクへの沸き増しが必要となったとき、省エネ運転が設定されている場合は、残湯検出手段から信号が出力されてもすぐに沸き増し運転を開始せず、所定時間遅延させて運転開始することで、例えば昼食準備・片付けで給湯使用があった直後などは、次の給湯使用は夕食準備・片付け時刻になる場合が多いので、使用直前に沸き増し運転を行う方が貯湯タンクからの放熱ロスを防ぐことができ、日没までは外気温の低下が遅いので成績係数の低下は僅少で済むので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0018】
請求項9に記載の発明は、特に請求項2〜8記載のヒートポンプ熱源において、残湯検出手段の信号に基づきヒートポンプ熱源の運転の必要があるとき、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき正午前後の時刻帯であれば運転開始を遅延させることにより、電力使用が集中する正午頃に電気料金が一段と高くなる電気料金制度を使用者が電力会社と契約している場合に、料金が一段と高い時刻帯に沸き増し運転が行われることを極力少なくすることで、給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【0019】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例におけるヒートポンプ給湯機の構成の模式図を示すものである。
【0021】
図1において、31は給湯用水を貯留するタンク、32は給湯用水の加熱手段となる熱源であるヒートポンプユニットであり、33はタンク31とヒートポンプユニット32とを接続する流水配管、34は給湯用水を循環させるポンプである。ヒートポンプユニット32は、圧縮機35、給湯用熱交換器36、膨張弁37、室外熱交換器38を順次冷媒配管39により接続して構成され冷媒が充填されたヒートポンプ回路とファン40を備えている。ここで本実施例においては、冷媒に二酸化炭素冷媒を使用した。給湯用熱交換器36は、圧縮機35より吐出された高圧のガス冷媒と給湯用水とを熱交換する放熱器で、冷媒が流れる冷媒通路36aと、給湯用水が流れる給湯用水通路36bとを有している。膨張弁37は、給湯用熱交換器36から流出する冷媒を弁開度に応じて減圧する減圧手段で、室外熱交換器38は、膨張弁37で減圧された冷媒をファン40によって送風される外気との熱交換によって蒸発させる。
【0022】
ヒートポンプ熱源での加熱通路となる流水配管33は、給湯用熱交換器36の給湯用水通路36bに接続される流入管33aと流出管33bとで構成され、流入管33aの上流端がタンク31の底面に接続され、流出管33bの下流端がタンク31の天面に接続されている。ポンプ34は、ヒートポンプユニット32内の流入管33a(流出管33bでも良い)に設けられ、通電されて回転することにより、タンク31内の給湯用水を流水配管33に流通させる。
【0023】
なお、給湯用水の流通方向は、図に矢印で示すように、タンク31内の下部→流入管33a→給湯用熱交換器36の給湯用水通路36bと流れ、ここでヒートポンプユニット32により加熱されて温水となり、給湯用水通路36b→流出管33b→タンク31内の上部へと流れ、タンク31に温水が貯められていく。
【0024】
また、タンク31の底面には、給水圧を加えながらタンク31に市水を供給するための給水配管41が接続され、タンク31の天面には、タンク31内に貯えられた給湯用水(温水)を使用者に供給するための給湯配管42が接続され、その先端には台所、洗面、浴室などの複数の蛇口43が設けられている。
【0025】
タンク31の壁面には、温度検知手段である3個のサーミスタ44、45、46がそれぞれ異なる高さに配置されている。具体的には、第1サーミスタ44、第2サーミスタ45、第3サーミスタ46の順に、図における上部から下部に向かって所定の間隔を置いて配置されている。
【0026】
また、流出管33bの給湯用熱交換器36の出口近傍には加熱された温水の温度を検出する加熱温度検出手段としての出口サーミスタ47が、流入管33aの給湯用熱交換器36の入口側には入口サーミスタ48が設けられ、各サーミスタ44、45、46および47、48の検出信号は、CPU、メモリ、入出力インターフェース等を有するマイクロコンピュータ(図示せず)を用いて構成された制御手段49にそれぞれ入力されるよう構成されている。50はヒートポンプ給湯機の遠隔操作を行うリモコンであり、リモコン50は信号用のケーブル51で制御手段49と有線接続されている。
【0027】
上記構成のヒートポンプ給湯機の運転動作のうちの湯沸かし運転について説明する。まず、制御手段49が電気的に接続された冷媒回路中の圧縮機35を駆動し、給湯用熱交換器36を放熱器として機能させると共に、室外熱交換器38を蒸発器として機能させる。次に、水系統回路におけるポンプ34を作動させる。すると、タンク31の底部から貯留水が流出し、前述した水の流れの通り、これが流入管33aを介して給湯用熱交換器36の水通路36bを流通する。そのときこの水は放熱器として機能している給湯用熱交換器36によって加熱され流出管33bを通って再びタンク31内の上部へと返流される。そしてこのような動作を継続して行うことによって、タンク31の上端側から下端側へと高温湯が次第に貯留されるように構成されている。
【0028】
この湯沸かし運転においては、出口サーミスタ47が給湯用熱交換器36で加熱された高温湯の温度を検出し、電気的に接続された制御手段49が高温湯の温度を決定した所定値(例えば二酸化炭素冷媒では加熱温度85℃に設定)になるように、この検出信号に基づき運転制御する。そして入口サーミスタ48がタンク31から流入する水の温度を検出し、タンクからの流入温度が所定の加熱終了温度(例えば、設定加熱温度85℃から10度引いた75℃)より高温になると、その信号に基づき制御手段49はタンク31全量が高温湯となったと判断し、湯沸かし運転を停止する。
【0029】
この湯沸かし運転は、通常は深夜電気料金制度を利用して電気料金の安い深夜時刻帯に行い、日中の給湯量を賄うように湯を沸かして貯めることで給湯コストを低減するようにしている。
【0030】
以上のように構成されたヒートポンプ給湯機において、前述したような湯沸かし運転によりタンク31の全量(例えば、300リットルタンクであれば300リットル)が高温湯となって貯められた状態から、給湯使用により湯量が減少してくる。給湯使用する際は、使用者が最寄りのリモコン50を操作して給湯を要求する。すると、この給湯要求信号はケーブル51を経て制御手段49に伝わる。蛇口からの出湯の場合、蛇口43を開栓すると給水配管41を流れる水の給水圧によってタンク31内に貯留された約85℃の高温湯が押し上げられ、給湯配管42を通って使用する蛇口43に供給される。
【0031】
ところで、上記に示したようにタンク31には3個のサーミスタ44、45、46がそれぞれ異なる高さ位置に配置されており、タンク31内を3つに区分して湯温を検出できるようになっている。すなわち、図における上方部から下方部に向かって、第1サーミスタ44は最小残湯量を、第2サーミスタ45は大出湯を、第3サーミスタ46は最大貯湯量をそれぞれ検知するよう設けられ、各位置の湯温を検出している。また、各サーミスタ44、45、46および47の検出信号は、制御手段49にそれぞれ入力されるよう構成されており、制御手段49は所定時間内に入力される各検出信号の温度変化から適切な給湯運転制御を選択して、運転指令を発する機能を有している。
【0032】
そして、残湯量が所定の最小湯量(例えば、前記300リットルタンクであれば100リットル)以下になると、ヒートポンプユニット32を運転して沸き増しを行う。具体的には、タンク31の第1サーミスタ44で検知される湯温twが、基準温度ts0(例えば、50℃)よりも低くなると、その検出信号を受けて制御手段49は沸き増し運転開始の判定を行う。そして、制御手段49はヒートポンプユニット32の運転を要求し、第一のポンプ34と圧縮機35を駆動し沸き増し運転を行う。そして、第1サーミスタ44で検知される湯温twが設定加熱温度(例えば、85℃)に達すれば、運転を停止するというような制御を繰り返し行うことによって、上記一定の残湯量を維持するよう制御される。
【0033】
次に、本発明の実施例の特徴的な省エネ運転の選択手段と、その省エネ運転方法について説明する。ファン40を回転駆動させるモーターにはDCモーター52が設けられ、制御手段49に電気的に接続されている。リモコン50には省エネ運転選択手段である省エネスイッチ53が設けられており、この省エネスイッチ53を押下することで通常運転とは異なり特に省エネを重視して制御される「省エネ運転モード」を、使用者が許可して選択することができる。さらに、制御手段49には現在時刻を検出するクロック54が設けられている。
【0034】
そして使用者が省エネスイッチ53により「省エネ運転モード」を選択している状態で、深夜の湯沸かし運転後の給湯使用で前述の沸き増し運転が生じた場合、クロック54の出力に基づき制御手段49が日中の時刻帯であると判断し、DCモーター52への印可電圧を通常時よりも大きくすることでファン40の回転速度を通常時よりも増速運転する。ファン40を増速することで室外熱交換器38へ送風される空気量が増大し、室外熱交換器38での吸熱量が増加して成績係数を向上させることができるので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0035】
このとき、ファン40の回転駆動源としてDCモーター52を用いているので、ACモーターのように電源周波数におよそ同期して回転数を大きく変化できないというような不具合がなく、またインダクションモータに比べて損失が少ないため高効率で回転駆動できるので、より運転効率が向上し給湯にかかる光熱費を低減することができる。そして、ファン40の増速によって送風量の増大に伴う騒音の増大が発生するが、日中の時刻帯においては夜間運転時よりも運転騒音が気にならず、さらに省エネ運転選択手段によって、騒音性能が劣ることになっても使用者が省エネ運転を重視して省エネ運転を許可し選択しているので、この省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費を低減することができるのである。
【0036】
なお本実施例では、省エネ運転選択手段として使用者が押下する省エネスイッチ53を用いて説明したが、ヒートポンプユニット32の周囲の日中の暗騒音を検出して自動的に省エネ運転を選択するようなものを用いても同様の作用、効果が得られ、使用者が選択設定するものに限定されるものではない。
【0037】
(実施例2)
図2は、本発明の第2の実施例における給湯機であるヒートポンプ給湯機の構成の模式図を示すものである。
【0038】
図2において、図1と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、ヒートポンプユニット32には圧縮機として運転速度を変えることで能力調節が可能な能力可変のインバータ圧縮機55が設けられている。このヒートポンプ給湯機において、以下その動作、作用のうち省エネ運転が選択された場合の運転方法について説明する。
【0039】
深夜の湯沸かし運転によりタンク31の全量が温水として貯湯された後、日中の給湯使用で前述の沸き増し運転が生じた場合、省エネスイッチ53により「省エネ運転モード」が選択されていると、クロック54の出力に基づき制御手段49が日中の時刻帯であると判断し、インバータ圧縮機55を通常時よりも低速運転する判定を行う。制御手段49は3個のサーミスタ44、45、46の出力信号とクロック54の出力に基づき、過去の給湯使用のパターンから一日のうちに給湯使用が多く行われる時間帯を学習しており、その学習結果を記憶している。そして、例えば正午過ぎの昼食準備・片付けで給湯使用があった直後の時刻において、沸き増し運転の必要が生じたことを制御手段49が判定すると、過去の学習結果から次の給湯使用は夕食時であり十分な加熱時間があることを制御手段49が認識し、インバータ圧縮機55の低速運転判定に基づき加熱時間に合わせて通常の運転速度よりも低速で省エネの沸き増し運転を開始する。貯湯量不足を沸き増し運転により補う場合、高能力で短時間に沸き増し運転しても、低能力で時間を掛けて沸き増し運転しても、給湯使用のための追加熱量は等しく、湯切れが発生しない限度まで圧縮機の低速低能力運転は可能となる。また、使用者が省エネスイッチ53により省エネ運転を選択しているので、むやみに給湯使用することは控えられているので、湯切れは発生しにくくなっている。
【0040】
このように、能力可変とされたインバータ圧縮機55を有し、クロック54の出力信号に基づき日中の沸き増し運転による熱量の追加を行う場合に、圧縮機を通常時よりも低速運転にすることにより、低速低能力で圧縮機を高効率に運転して加熱運転の成績係数が向上するので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0041】
(実施例3)
図3は、本発明の第3の実施例における給湯機であるヒートポンプ給湯機の構成の模式図を示すもので、図4は同実施例のヒートポンプ給湯機における放熱器での加熱温度と成績係数(COP)特性の実験結果を示すもので、図5は、HASP気象データに基づく外気温の時刻変化を示す変化状態説明図である。
【0042】
図3において、図1および図2と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、56は外気温を検出する外気温検出手段である外気温サーミスタであり、他のサーミスタと同様に外気温サーミスタ56の検出信号も、制御手段49に入力されるよう構成されている。このヒートポンプ給湯機において、以下その動作、作用のうち省エネ運転が選択された場合の運転方法について説明する。
【0043】
深夜の湯沸かし運転により貯湯された後、日中に沸き増し運転が生じた場合、省エネスイッチ53により「省エネ運転モード」が選択されていると、クロック54の出力に基づき制御手段49が日中の時刻帯であると判断し、加熱温度検出手段である出口サーミスタ47での加熱温度の所定値を低温にして沸き増し運転を行うことが可能であると判定する。そして制御手段49は前述の第2の実施例と同様に給湯使用パターンの学習結果から、短時間のうちに多量の給湯使用による湯切れのおそれがないことを判定すると、低温加熱の沸き増し運転の判定に基づき給湯使用パターンに合わせて出口サーミスタ47での設定加熱温度を通常時よりも低温(例えば、通常時85℃であったものを70℃)に設定し、放熱器である給湯用熱交換器36での加熱温度が低温(70℃)になるように沸き増し運転を開始する。貯湯量不足を沸き増し運転により補う場合、高温(85℃)で少量を沸き増し運転しても低温(70℃)で多量を沸き増し運転しても給湯への追加熱量は等しい、すなわち10℃の水を85℃で100L沸き増ししても70℃で125Lを100L+25Lに分けて沸き増ししても追加熱量は等しく、湯切れが発生しない限度まで放熱器での低温加熱運転は可能となる。また、使用者が省エネスイッチ53により省エネ運転を選択しているので、むやみに給湯使用することは控えられているので、湯切れは発生しにくくなっている。このときの成績係数は、図4に示す放熱器である給湯用熱交換器36での加熱温度と成績係数(COP)特性からわかるように、成績係数が70℃の低温加熱にすることで3.0から3.2に向上している。
【0044】
このように、タンク31への貯湯を行うための加熱通路の放熱器下流に加熱温度検出手段である出口サーミスタ47を有し、クロック54の出力信号に基づき日中の沸き増し運転による熱量の追加を行う場合にヒートポンプ熱源での加熱温度を通常時よりも低温にするので、放熱器での加熱温度を低温にした方が圧縮機での圧縮比が小さくなり、加熱運転の成績係数が向上するので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0045】
また、省エネスイッチ53により「省エネ運転モード」が選択されている状態で、特に午前の比較的早い時間帯、例えば朝食準備・片付けでの給湯使用や朝風呂に入浴したなどで午前8時に100Lの沸き増し運転が生じた場合、クロック54の出力に基づき制御手段49が午前の時刻帯であると判断するとともに、これまでの外気温サーミスタ56による検出温度の変化状況から正午過ぎに向けて外気温が上昇していくと判断し、沸き増し運転を所定時間(例えば30分)だけ遅延させ外気温が上昇するのを待って運転を開始することが可能であると判定する。そして外気温サーミスタ56の出力信号により外気温の上昇を確認しながら、クロック54の出力により時刻が30分遅延した午前8時30分になると、制御手段49は沸き増し運転を開始する。水温が10℃のときに70℃で100Lの沸き増し運転が必要で、ヒートポンプユニット32での加熱能力が4.5kWである場合、100L分を加熱するのにおよそ1.5時間かかるので、午前10時頃に沸き増し運転が終了することになる。この場合、給湯使用パターンの学習結果から次の給湯使用は昼食準備・片付け時刻になる場合が多くて時間的にも余裕があり、また使用者の省エネスイッチ53の選択意識から湯切れは発生しにくく、午前8時30分から10時に行う沸き増し運転は、図5に示す外気温の変化のように、午前中は外気温が大きな傾きで上昇しているので、当初の午前8時に運転を開始した場合より外気温が上昇している。また、例えば午前7時に同様の沸き増し運転が生じた場合には、1時間30分の遅延が可能となり、外気温の上昇は更に顕著なものとなっている。
【0046】
このように、クロック54の出力信号に基づき午前の時刻帯に沸き増し運転が必要となったとき、すぐに沸き増し運転を開始せず所定時間だけ遅延させて運転開始するので、外気温の上昇により冷媒回路の蒸発温度が上昇し、成績係数を向上させることができるので、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0047】
一方、「省エネ運転モード」が選択されている状態で、午後の時刻帯、例えば昼食準備・片付けでの給湯使用後の午後3時に100Lの沸き増し運転が生じた場合、クロック54の出力に基づき制御手段49が午後の時刻帯であると判断し、沸き増し運転を所定時間(例えば1時間30分)だけ遅延させ運転を開始することが可能であると判定する。そしてクロック54の出力により時刻が1時間30分遅延した午後4時30分になると、制御手段49は沸き増し運転を開始する。前述のような100Lの沸き増し運転を約1.5時間行うと、午後6時頃に沸き増し運転が終了することになる。この場合、給湯使用パターンの学習結果から次の給湯使用は夕食準備・片付け時刻になる場合が多く、また使用者の省エネスイッチ53の選択意識から湯切れは発生しにくく、午後4時30分から6時に行う沸き増し運転は、当初の午後3時に運転を開始した場合よりも使用直前に沸き増し運転を行え、貯湯タンク31からの放熱ロスを防ぐことができる。また図5に示す外気温の変化のように、日没までは外気温の低下が遅くなっているので成績係数の低下は僅少で済む。
【0048】
このように、クロック54の出力信号に基づき午後の時刻帯に沸き増し運転が必要となったとき、すぐに沸き増し運転を開始せず所定時間だけ遅延させて運転開始するので、日没までは外気温の低下が遅いので成績係数の低下は僅少で済むのに対して、使用直前に沸き増し運転を行う方が貯湯タンク31からの放熱ロスを防ぐことができ、給湯機の運転を効率化し、給湯のための運転費を節約できる。
【0049】
さらに使用者が、電力使用が集中する正午頃に電気料金が一段と高くなる電気料金制度を電力会社と契約している場合、制御手段49は「省エネ運転モード」が選択されていると、正午前後の時刻帯に沸き増し運転が生じても当時刻帯の運転を控えて、運転開始を遅延させて沸き増し運転するようになっている。例えば、午前10時から午後5時までの時刻帯に電気料金が一段と高くなる季節別時間帯別電灯料金制度を契約している場合、午前9時から午後4時30分までの間に生じた沸き増し運転は、給湯使用パターンの学習結果に基づき湯切れが生じない確率が高い場合に午後4時30分から開始するようになっている。また、給湯使用パターンの学習結果に基づき午前9時の時点で、制御手段49は3個のサーミスタ44、45、46の出力信号に基づき電気料金が高い時刻帯に沸き増し運転が生じる可能性が高いことを判定した場合、この時点から沸き増し運転を開始するようになっている。
【0050】
このように、クロック54の出力信号に基づき正午前後の時刻帯に沸き増し運転が必要となったとき、すぐに沸き増し運転を開始せず運転開始を遅延させて運転を控えるので、電力使用が集中する正午頃に電気料金が一段と高くなる電気料金制度を、使用者が電力会社と契約している場合に、料金が一段と高い時刻帯に沸き増し運転が行われることを極力少なくすることで、給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【0051】
さらに、タンク31を備え、クロック54、外気温検出手段である外気温サーミスタ56、残湯検出手段である3個のサーミスタ44、45、46の出力信号に基づき通常時とは異なる省エネ運転を行うので、深夜電気料金制度を利用して深夜時刻帯にタンク31内に温水を十分に貯める湯沸かし運転を行い、安価な深夜電気で電気代が節約できるとともに、給湯使用により深夜に貯めた温水が不足して日中に沸き増し運転する場合にも各種の検出手段を用いて省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費をより一層低減することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、省エネ運転を選択する選択手段があるので、省エネを特に重視した運転を行うことが可能となり、運転の省電力化や電気代の節約が図れ、給湯にかかる光熱費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のヒートポンプ給湯機の構成図
【図2】本発明の実施例2のヒートポンプ給湯機の構成図
【図3】本発明の実施例3のヒートポンプ給湯機の構成図
【図4】本発明の実施例3のヒートポンプ給湯機の成績係数特性図
【図5】外気温の時刻変化を示す変化状態説明図
【図6】従来のヒートポンプ給湯機の構成図
【符号の説明】
31 タンク
32 ヒートポンプユニット(ヒートポンプ熱源)
33 流水配管(加熱通路)
35 圧縮機
36 給湯用熱交換器(放熱器)
37 膨張弁(減圧手段)
38 室外熱交換器(蒸発器)
40 ファン
44 第1サーミスタ(残湯検出手段)
45 第2サーミスタ(残湯検出手段)
47 出口サーミスタ(加熱温度検出手段)
52 DCモーター
53 省エネスイッチ(省エネ運転選択手段)
54 クロック
55 インバータ圧縮機
56 外気温サーミスタ(外気温検出手段)

Claims (9)

  1. 給湯用水を加熱するヒートポンプ熱源と、省エネ運転を選択する省エネ運転選択手段とを備えたヒートポンプ給湯機。
  2. ヒートポンプ熱源で加熱した給湯用水を貯えるタンクを備え、省エネ運転は、現在時刻を出力するクロック、外気温を検出する外気温検出手段、タンクに貯えられた温水の量を検出する残湯検出手段のうち少なくとも1つの出力信号に基づき運転を行う請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  3. ヒートポンプ熱源は、圧縮機と放熱器と減圧手段と室外熱交換器とファンとを有し、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき日中の時刻帯に運転する場合にファンの回転速度を通常時よりも増速運転する請求項2記載のヒートポンプ給湯機。
  4. ファンの回転駆動源としてDCモーターを備えた請求項3記載のヒートポンプ給湯機。
  5. ヒートポンプ熱源は運転速度を可変することで能力可変とされた圧縮機を有し、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき日中の時刻帯に運転する場合に圧縮機を通常時よりも低速運転にする請求項2〜4のいずれか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  6. タンクから水を取り出してヒートポンプ熱源内の放熱器へ供給し、前記放熱器で加熱された水を前記タンク内へ戻す加熱通路と、前記加熱通路の前記放熱器下流に設けて加熱された温水の温度を検出する加熱温度検出手段とを備え、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき日中の時刻帯に運転する場合に前記加熱温度検出手段の検出温度が通常時よりも低温になるように、前記放熱器での加熱温度を低温で運転する請求項2〜5のいずれか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  7. 残湯検出手段の信号に基づきヒートポンプ熱源の運転の必要があるとき、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき午前の時刻帯であれば運転開始を遅延させて運転する請求項2〜6のいずれか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  8. 残湯検出手段の信号に基づきヒートポンプ熱源の運転の必要があるとき、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき午後の時刻帯であれば運転開始を遅延させて運転する請求項2〜7のいずれか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  9. 残湯検出手段の信号に基づきヒートポンプ熱源の運転の必要があるとき、省エネ運転は、クロックの出力信号に基づき正午前後の時刻帯であれば運転開始を遅延させる請求項2〜8のいずれか1項記載のヒートポンプ給湯機。
JP2002229749A 2002-08-07 2002-08-07 ヒートポンプ給湯機 Pending JP2004069196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002229749A JP2004069196A (ja) 2002-08-07 2002-08-07 ヒートポンプ給湯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002229749A JP2004069196A (ja) 2002-08-07 2002-08-07 ヒートポンプ給湯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004069196A true JP2004069196A (ja) 2004-03-04

Family

ID=32016033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002229749A Pending JP2004069196A (ja) 2002-08-07 2002-08-07 ヒートポンプ給湯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004069196A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308178A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Denso Corp 給湯装置
JP2007139275A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Denso Corp ヒートポンプ式給湯装置
JP2008025914A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Toyo Netsu Kogyo Kk 給湯システムの制御方法及びこれに用いる給湯システム用コントローラ
JP2008281309A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Mitsubishi Electric Corp 蓄熱制御装置
JP2009052880A (ja) * 2004-03-29 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプ給湯機
JP2012127531A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Mitsubishi Electric Corp 給湯機
JP2013210176A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Osaka Gas Co Ltd 熱供給システム
JP2015183937A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社富士通ゼネラル ヒートポンプ式暖房給湯装置
JP2015183900A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社富士通ゼネラル ヒートポンプ式暖房給湯装置
JP2017194213A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社ノーリツ 貯湯式給湯装置
JP2020091092A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機
JP2021116953A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯装置およびヒートポンプ給湯装置の制御方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052880A (ja) * 2004-03-29 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプ給湯機
JP2006308178A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Denso Corp 給湯装置
JP2007139275A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Denso Corp ヒートポンプ式給湯装置
JP4552836B2 (ja) * 2005-11-16 2010-09-29 株式会社デンソー ヒートポンプ式給湯装置
JP2008025914A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Toyo Netsu Kogyo Kk 給湯システムの制御方法及びこれに用いる給湯システム用コントローラ
JP2008281309A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Mitsubishi Electric Corp 蓄熱制御装置
JP2012127531A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Mitsubishi Electric Corp 給湯機
JP2013210176A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Osaka Gas Co Ltd 熱供給システム
JP2015183900A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社富士通ゼネラル ヒートポンプ式暖房給湯装置
JP2015183937A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社富士通ゼネラル ヒートポンプ式暖房給湯装置
JP2017194213A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社ノーリツ 貯湯式給湯装置
JP2020091092A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機
JP2021116953A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯装置およびヒートポンプ給湯装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4605008B2 (ja) 給湯装置および給湯装置用制御装置
JP3620701B2 (ja) コジェネレーション装置
JP5987647B2 (ja) 給湯装置および給湯システム
JP2004069196A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2007285607A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5126345B2 (ja) 貯湯式給湯システム
JP2013167409A (ja) ヒートポンプ式液体加熱装置
CN101936603B (zh) 一种分体速热式热泵热水器的控制方法及其热水器
EP3043122B1 (en) Heat storage system
JP3778106B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2014006010A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP6628643B2 (ja) 給湯システム
JP2003161518A (ja) 給湯装置
JP4148419B2 (ja) コージェネレーションシステム及び制御方法
JP2007017134A (ja) ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置
JP3778115B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP5081050B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JPH0539957A (ja) 給湯冷暖房装置
JP2003194407A (ja) 貯湯式温水器
WO2018066037A1 (ja) 貯湯式給湯機、給湯方法及びプログラム
JP2002195650A (ja) 貯湯式給湯装置
JP6694757B2 (ja) 給湯システム
JP5617946B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2002022280A (ja) 貯湯式給湯システム
JPS60164150A (ja) ヒ−トポンプ給湯器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060808