JP2008025914A - 給湯システムの制御方法及びこれに用いる給湯システム用コントローラ - Google Patents
給湯システムの制御方法及びこれに用いる給湯システム用コントローラ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 熱源機によりタンク内に貯湯する給湯システムの制御方法において、上記タンク内の残湯熱量を把握するための残湯熱量演算工程と、過去に使用した給湯熱量から翌日に使用する給湯熱量を予測する予測給湯熱量演算工程と、上記予測給湯熱量から上記残湯熱量を差し引いて、不足する給湯熱量を算出する必要給湯熱量演算工程とを有し、上記各工程により、上記熱源機の運転制御を行う。
【選択図】 図1
Description
残湯熱量を演算する(残湯熱量演算工程)。この演算は、前日に生産した熱量から前日に使用した熱量との差(熱収支)により求める。なお、前日に残湯熱量があった場合にはそれも勘案して算出する。すなわち、前日に残湯熱量があった場合、前日に生産した熱量から前日に使用した熱量との差に、前日の残湯熱量を足して現在の残湯熱量を算出する。本発明では、後述するように、翌日の使用給湯熱量を予測してその分だけ給湯熱量を生産する。このため、通常であれば給湯熱量を使い切ることになるが、季節等の状況により使用熱量が変化するので、この工程により、確実かつ正確に残湯熱量を把握できる。また、タンク内の給湯の自然放熱量も勘案される。これは、予め所定の係数を演算に組み込むことにより可能である。
過去の給湯熱量使用量のデータから、翌日に使用する給湯熱量を演算する(予測給湯熱量演算工程)。この演算は、例えば過去2週間分の使用給湯熱量を参考に翌日の使用給湯熱量を予測して算出する。データが蓄積されれば、前年の同時期の使用量等を用いてもよい。これに加えて、曜日あるいは祝祭日により給湯熱量使用量が異なることを考慮して、カレンダーの概念を演算に取り入れてもよい。また、予め給湯使用者が翌日の使用量をある程度把握しているときは、その使用量、あるいは予測使用量に対して何倍である等を手動で設定することも可能である。この工程により、翌日の給湯熱量使用量を精度よく予測できる。
残湯熱量と予測給湯熱量を比較して、不足する給湯熱量を算出する(必要給湯熱量演算工程)。この演算は、ステップS2で予測した予測給湯熱量からステップS1で求めた残湯熱量を差し引くことにより行われる。この工程により、翌日のために生産すべき正確な生産給湯熱量を把握できる。したがって、翌日に給湯熱量を使い切るだけ生産することができるので、無駄な給湯熱量を生産することを防止でき、資源を節約して省エネルギーを図ることができる。
ステップS3で求めた必要給湯熱量の生産時間、すなわち現在の給湯システム(熱源機)を用いてどの程度の時間で生産できるかを算出する。この後、翌日の運転開始時刻、すなわち給湯を使用する時刻に間に合うように生産開始時刻を決定する。このとき、生産時間が夜間電力を使用する時間帯となるように生産開始時刻を設定する(必要給湯熱量生産時刻決定工程)。この工程により、積極的に夜間電力を利用でき、低コストで給湯熱量を生産できる。
ステップS4で設定した時刻になったら、熱源機を運転させて給湯熱量を生産する。
翌日になり、給湯が使用されると、実際の使用給湯熱量を監視する。この監視は例えば毎分あるいは毎秒行い、ステップS2で予測した予測給湯熱量と対比しながら行われる。
実際の使用給湯熱量がステップS2で予測した予測給湯熱量を超える場合に、熱源機を追掛運転させて給湯熱量を補充する(追掛運転判断工程)。この工程により、給湯熱量が不足することを防止できる。なお、実際の使用給湯熱量がステップS2で予測した予測給湯熱量を超えない場合は、本ステップS7は省略する。所定時刻になると再びステップS1に戻る。
Claims (5)
- 熱源機によりタンク内に貯湯する給湯システムの制御方法において、
上記タンク内の残湯熱量を把握するための残湯熱量演算工程と、
過去に使用した給湯熱量から翌日に使用する給湯熱量を予測する予測給湯熱量演算工程と、
上記予測給湯熱量から上記残湯熱量を差し引いて、不足する給湯熱量を算出する必要給湯熱量演算工程とを有し、
上記各工程により、上記熱源機の運転制御を行うことを特徴とする給湯システムの制御方法。 - 上記残湯熱量は、前日の生産熱量と、前日に使用した給湯熱量との熱収支により求めることを特徴とする請求項1に記載の給湯システムの制御方法。
- 上記必要給湯熱量の生産に必要な時間を演算し、夜間電力時間帯を最大限に使用するように、上記必要給湯熱量を給湯使用開始時刻の直前に熱源機の運転を終了するように生産開始時刻を演算し設定する必要給湯熱量生産時刻決定工程を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯システムの制御方法。
- 実際の使用給湯熱量を監視し、当該使用給湯熱量が上記予測給湯熱量を超える場合に、上記熱源機を追掛運転させて給湯熱量を補充する追掛運転判断工程を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の給湯システムの制御方法。
- 請求項1〜4に記載の給湯システムの制御方法に用いる給湯システム用コントローラ。
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- 2006-07-21 JP JP2006198997A patent/JP2008025914A/ja active Pending
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