JP2016114271A - コージェネレーションシステム - Google Patents

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将輝 ▲高▼溝
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丹羽 哲也
Tetsuya Niwa
哲也 丹羽
敏成 百瀬
Toshishige Momose
敏成 百瀬
八木 政彦
Masahiko Yagi
政彦 八木
鈴木 智之
Tomoyuki Suzuki
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Abstract

【課題】天候が変化しても熱電併給装置を最適に運用できるコージェネレーションシステムを提供する。【解決手段】コージェネレーションシステムが備える記憶手段は、給水温度と、給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において暖房端末で消費される暖房熱負荷量に対して与える暖房影響度との間の暖房用相関関係を記憶し、制御手段は、電力負荷装置の過去電力負荷量データに基づいて現時点より後の予測電力負荷量データを導出し、及び、熱負荷装置の過去熱負荷量データに基づいて現時点より後の仮の予測熱負荷量データを導出すると共に、暖房用相関関係と給水温度とを参照して暖房影響度を決定して当該暖房影響度を用いて仮の予測熱負荷量データを補正して、その補正後のデータを現時点より後の予測熱負荷量データとして導出する予測負荷演算処理を実行する。【選択図】図8

Description

本発明は、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置と、熱電併給装置の運転を制御する制御手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、電力負荷装置に対して熱電併給装置及び商用電力系統の内の少なくとも1つから電力を供給し、暖房用途で熱を消費する暖房熱負荷装置と給湯用途で熱を消費する給湯熱負荷装置とを有する熱負荷装置に対して熱電併給装置から排出される熱を供給するコージェネレーションシステムに関する。
特許文献1には、将来の電力負荷装置の予測電力負荷量データと熱負荷装置の予測熱負荷量データとを導出し、それら予測電力負荷量データと予測熱負荷量データとに基づいて熱電併給装置の運転形態を決定するコージェネレーションシステムが記載されている。そして、予測電力負荷量データと予測熱負荷量データとを導出するために、予め過去数週間等、過去の一定期間に計測した電力負荷量及び熱負荷量の履歴データを収集していた。
但し、特許文献1に記載のような過去の履歴データに基づいて予測電力負荷量データと予測熱負荷量データとを導出する手法は、規則的に変化する負荷が続く場合は精度の高い負荷予測を行えるが、不規則に変化する熱負荷や電力負荷の変動が起こった際に予測が外れ易いという課題があった。
特開2008−185317号公報
電力負荷装置での電力負荷量や熱負荷装置での熱負荷量が不規則に変化する要因として、気候の変化が挙げられる。特に、熱負荷装置のうち、暖房用途で熱を消費する暖房熱負負荷装置での暖房熱負荷量は、気候の変化に対して大きな影響を受けることがある。例えば、暑い季節から寒い季節への変わり目では、急に寒くなる日がある。そのような場合、暖房熱負荷量が急に増加することになる。同様に、寒い季節から暑い季節への変わり目では、急に暖かくなる日がある。そのような場合、暖房熱負荷量が急に減少する又はゼロになる。
しかし、従来のコージェネレーションシステムでは1日の中の適当なタイミングでの天候を考慮して暖房熱負荷装置の予測暖房熱負荷量データを修正するといった処理は行われていないし、天候の変化を測定するための機器は設けられていない。
また、気候の変化に応じて熱負荷装置での熱負荷量がどのように変化するのかが不明であるという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、天候が変化しても熱電併給装置を最適に運用できるコージェネレーションシステムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るコージェネレーションシステムの特徴構成は、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置の運転を制御する制御手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、
電力負荷装置に対して前記熱電併給装置及び商用電力系統の内の少なくとも1つから電力を供給し、暖房用途で熱を消費する暖房熱負荷装置と給湯用途で熱を消費する給湯熱負荷装置とを有する熱負荷装置に対して前記熱電併給装置から排出される熱を供給し、
前記記憶手段は、前記電力負荷装置の時系列的な過去電力負荷量データ、及び、前記熱負荷装置の時系列的な過去熱負荷量データを構成する前記暖房熱負荷装置の時系列的な過去暖房熱負荷量データと前記給湯熱負荷装置の時系列的な過去給湯熱負荷量データとを記憶しているコージェネレーションシステムであって、
給水される水の温度を測定する水温測定手段を備え、
前記記憶手段は、前記水温測定手段が測定した給水温度と、当該給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において前記暖房熱負荷装置で消費される暖房熱負荷量に対して前記給水温度が与える暖房影響度との間の暖房用相関関係を記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記電力負荷装置の前記過去電力負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な予測電力負荷量データを導出し、及び、前記記憶手段に記憶されている前記熱負荷装置の前記過去熱負荷量データに基づいて前記現時点より後の時系列的な仮の予測熱負荷量データを導出すると共に、前記記憶手段に記憶されている前記暖房用相関関係と前記水温測定手段で測定された前記給水温度とを参照して前記暖房影響度を決定して当該暖房影響度を用いて前記仮の予測熱負荷量データを補正して、当該補正後の仮の予測熱負荷量データを前記現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データとして導出する予測負荷演算処理を実行するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、記憶手段において、水温測定手段が測定した給水温度と、その給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において暖房熱負荷装置で消費される暖房熱負荷量に対して前記給水温度が与える暖房影響度との間の暖房用相関関係を記憶している。つまり、天候が変化すると給水温度も変化することを考慮して、給水温度を天候の指標として利用し、天候(給水温度)が所定期間の暖房熱負荷量に対して給水温度の高低が与える暖房影響度を予め記憶手段に記憶している。そして、制御手段は、熱負荷装置での過去の熱負荷量データに基づいて単純に熱負荷装置での時系列的な予測熱負荷量データを導出するのではなく、天候を反映するための上記暖房影響度を考慮して予測熱負荷量データに含まれる予測暖房熱負荷量データを補正することで、熱負荷装置の予測熱負荷量データを補正するという予測負荷演算処理を行う。その結果、天候(即ち、水温測定手段で測定された給水温度)が、現時点より後の所定期間での熱負荷装置の予測熱負荷量データに反映されることになる。
従って、天候が変化しても熱電併給装置を最適に運用できるエネルギ供給システムを提供できる。
本発明に係るコージェネレーションシステムの別の特徴構成は、前記暖房影響度は、前記仮の予測熱負荷量データを補正するときに前記仮の予測熱負荷量データに含まれる前記所定期間に対応する期間の前記暖房熱負荷装置の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数であり、
前記暖房用相関関係は、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が高いほど、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数が小さくなる関係を規定している点にある。
水温が高ければ、気温も高いということであるので、現時点より後の所定期間における暖房熱負荷装置での熱負荷量は相対的に少なくなる。逆に、水温が低ければ、気温も低いということであるので、現時点より後の所定期間における暖房熱負荷装置での熱負荷量は相対的に多くなる。
そして、本特徴構成では、上記暖房影響度は、仮の予測熱負荷量データを補正するときにその仮の予測熱負荷量データに含まれる所定期間に対応する期間の暖房熱負荷装置の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数であり、暖房用相関関係は、水温測定手段が測定した時点での給水温度が高いほど、所定期間に対応する期間の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数が小さくなる関係を規定している。つまり、水温測定手段が測定した給水温度が高いほど、現時点より後の所定期間に対応する期間の仮の予測熱負荷量データに対して相対的に小さい係数が乗算されて補正される。その結果、給水温度が高いほど、暖房熱負荷装置での熱負荷量が予測された値よりも少なくなるという予測に対応できる。これに対して、水温測定手段が測定した給水温度が低いほど、現時点より後の所定期間に対応する期間の仮の予測熱負荷量データに対して相対的に大きい係数が乗算されて補正される。その結果、給水温度が低いほど、暖房熱負荷装置での熱負荷量が相対的に多く(或いは、予測された通りに)なるという予測に対応できる。
本発明に係るコージェネレーションシステムの更に別の特徴構成は、前記暖房影響度は、前記仮の予測熱負荷量データを補正するときに前記仮の予測熱負荷量データに含まれる前記所定期間に対応する期間の前記暖房熱負荷装置の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数であり、
前記暖房用相関関係は、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が設定上限温度以上であるとき、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数がゼロになる関係を規定し、及び、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が前記設定上限温度より低い設定下限温度未満であるとき、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数が1になる関係を規定している点にある。
上記特徴構成によれば、制御手段は、水温測定手段が測定した給水温度が設定上限温度以上であれば、仮の予測暖房熱負荷量データに対して「ゼロ」という係数を乗算する。つまり、制御手段は、給水温度が設定上限温度以上という相対的に高温の状態であれば、暖房熱負荷装置による暖房運転は行われないだろうという予測の下に、予測暖房熱負荷量データをゼロにさせるような補正を行う。
これに対して、制御手段は、水温測定手段が測定した給水温度が設定下限温度未満であれば、仮の予測暖房熱負荷量データに対して「1」という係数を乗算する。つまり、制御手段は、給水温度が設定下限温度未満という相対的に低温の状態であれば、暖房熱負荷装置による暖房運転は予測された通りに行われるだろうという予測の下に、予測暖房熱負荷量データを、仮の予測暖房熱負荷量データの100%値にさせるような補正を行う。
本発明に係るコージェネレーションシステムの更に別の特徴構成は、前記暖房用相関関係は、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が前記設定下限温度以上であり且つ前記設定上限温度より低いとき、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数がゼロより大きく且つ1より小さい値になる関係を規定している点にある。
上記特徴構成によれば、制御手段は、水温測定手段が測定した時点での給水温度が設定下限温度以上であり且つ設定上限温度より低いとき、仮の予測暖房熱負荷量データに対してゼロより大きく且つ1より小さい係数を乗算する。つまり、制御手段は、給水温度が設定下限温度以上であり且つ設定上限温度より低ければ、暖房熱負荷装置による暖房運転は予測されたよりも少なくなるがゼロにはならないだろうという予測の下に、予測暖房熱負荷量データを、仮の予測暖房熱負荷量データに対してゼロより大きく且つ1より小さい係数を乗算するような補正を行う。
エネルギ供給システムの全体構成を示すブロック図である。 エネルギ供給システムの制御構成を示すブロック図である。 データ更新処理を説明する図である。 時系列的な予測負荷データを示す図である。 省エネルギ度基準値演算処理を説明する図である。 給水温度と、その給水温度が測定された日の熱負荷量との関係をプロットした図である。 給水温度と暖房影響度との間の暖房用相関関係を示す図である。 熱負荷量についての第2予測負荷演算処理の概要を説明するフローチャートである。
以下に図面を参照して本発明の実施形態に係るコージェネレーションシステムについて説明する。
図1は、コージェネレーションシステムの全体構成を示すブロック図である。図2は、コージェネレーションシステムの制御構成を示すブロック図である。図1及び図2に示すように、コージェネレーションシステムは、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置3と、熱電併給装置3の運転を制御する制御手段としての運転制御部7と、情報を記憶する記憶手段33とを備えている。コージェネレーションシステムは、電力負荷装置11に対して熱電併給装置3及び商用電力系統9の内の少なくとも1つから電力を供給し、暖房用途(例えば、床暖房装置や浴室暖房装置など)に熱を消費する暖房端末5bと給湯用途で熱を消費する給湯端末5aとを有する熱負荷装置5に対して熱電併給装置3から排出される熱を供給することができる。
運転制御部7は、情報の演算処理機能及び記憶機能及び入出力機能などを有する装置である。記憶手段33は例えば半導体メモリ装置などの様々な記憶装置を用いて実現でき、上述した運転制御部7の記憶機能によって実現されてもよい。また、コージェネレーションシステムは、熱電併給装置3にて発生する熱を利用しながら、回収した熱を貯留する貯留装置としての貯湯タンク4への貯湯及び熱負荷装置5への熱媒供給を行う貯湯ユニット6と、リモコンRなども備えている。熱負荷装置5は、給湯端末(給湯熱負荷装置)5a及び床暖房装置や浴室暖房装置などの暖房端末(暖房熱負荷装置)5bを備える。
熱電併給装置3は、熱と電気とを併せて発生させることのできる装置であれば、どのような構成のものでも構わない。例えば、燃料電池や、エンジンとそのエンジンによって駆動される発電機とを備えてエンジンの排熱と発電機の発電電力とを利用するような装置などを、熱電併給装置3として利用できる。
熱電併給装置3の発電出力側には、熱電併給装置3を商用電力系統9に連系するためのインバータ8が設けられ、そのインバータ8は、熱電併給装置3の出力電力を商用電力系統9から供給される電力と同じ電圧及び同じ周波数にするように構成されている。
商用電力系統9は、例えば、単相3線式100/200Vであり、商用電力供給ライン10を介して、例えば、照明機器、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電力負荷装置11に電気的に接続されている。
また、インバータ8は、コージェネ用供給ライン12を介して商用電力供給ライン10に電気的に接続され、熱電併給装置3からの出力電力がインバータ8及びコージェネ用供給ライン12を介して電力負荷装置11に供給されるように構成されている。そして、熱電併給装置3の余剰電力を消費して熱を発生し、その熱により貯湯タンク4への貯湯を行うことでエネルギの回収を行う余剰電力回収用熱源機としての電気ヒータ14がコージェネ用供給ライン12の途中に接続されている。
商用電力供給ライン10には、商用電力系統9から商用電力供給ライン10へと供給される商用電力を計測する商用電力計測部P1が設けられる。コージェネ用供給ライン12には、熱電併給装置3の発電電力(インバータ8から出力される電力)を計測する熱電併給装置用発電電力計測部P2が設けられる。
電気ヒータ14は、複数の電気ヒータから構成され、冷却水循環ポンプ17の作動により冷却水循環路15を通流する熱電併給装置3の冷却水を加熱するように設けられ、熱電併給装置3の出力側に接続された作動スイッチ16によりON/OFFが切り換えられている。よって、夫々の作動スイッチ16のON/OFFを切り換えることにより、電気ヒータ14の電力負荷量を調整可能に構成されている。電気ヒータ14の電力負荷量は、電気ヒータ1本当たりの電力負荷量(例えば100W)にオンされている作動スイッチ16の個数を乗じた電力量になる。そして、コージェネレーションシステムは、夫々の作動スイッチ16のON/OFFを切り換えて、余剰電力の内の熱電併給装置3の発電電力分の大きさが大きくなるほど、電気ヒータ14の電力負荷量が大きくなる。
貯湯ユニット6は、温度成層を形成する状態で湯水を貯湯する貯湯タンク4、湯水循環路18を通して貯湯タンク4内の湯水を循環させたり、熱負荷装置5の暖房端末5bへ供給される熱媒を加熱する湯水を循環させる湯水循環ポンプ19、熱媒循環路22を通して熱媒を暖房端末5bに循環供給させる熱媒循環ポンプ23、冷却水循環路15を通流する冷却水にて湯水循環路18を通流する湯水を加熱させる排熱回収用熱交換器24、湯水循環路18を通流する湯水にて熱媒循環路22を通流する熱媒を加熱させる熱媒加熱用熱交換器26、バーナ27bの燃焼により湯水循環路18を通流する湯水を加熱させる熱源機としての補助加熱器27などを備えて構成されている。この補助加熱器27はガスを燃料として熱を直接発生させる装置であり、加熱対象の湯水を通流させる熱交換器27aと、その熱交換器27aを加熱するバーナ27bと、そのバーナ27bに燃焼用空気を供給する燃焼用ファン27cとを備えて構成されている。バーナ27bへガス燃料を供給する補助燃料路28には、バーナ27bへのガス燃料の供給を断続する補助燃料用電磁弁29と、バーナ27bへのガス燃料の供給量を調節する補助燃料用比例弁30とが設けられている。
貯湯タンク4には、貯湯タンク4の貯湯量を検出するための4個のタンク温度センサTtが上下方向に間隔を隔てて設けられている。つまり、運転制御部7は、タンク温度センサTtが設定温度以上の温度を検出することにより、その設置位置に湯が貯湯されていると判定する。そして、運転制御部7は、検出温度が設定温度以上であるタンク温度センサTtのうちの最下部のタンク温度センサTtの位置に基づいて、貯湯量を4段階に検出するように構成され、4個のタンク温度センサTt全ての検出温度が設定温度以上になると、貯湯タンク4の貯湯量が満杯であると判定するように構成されている。
また、貯湯タンク4へは、給水路2を介して上水が供給される。この給水路2の途中には、給水される水の温度を測定する水温測定手段としての水温センサTwが設けられている。
湯水循環路18には、貯湯タンク4の下部と連通する取り出し路35と貯湯タンク4の上部と連通する貯湯路36が接続される。貯湯路36には、電磁比例弁にて構成されて、湯水の通流量の調整及び通流の断続を行う貯湯弁37が設けられている。加えて、湯水循環路18には、取り出し路35との接続箇所から湯水の循環方向の順に、排熱回収用熱交換器24、湯水循環ポンプ19、補助加熱器27、電磁比例弁にて構成されて、湯水の通流量の調整及び通流の断続を行う暖房弁39、熱媒加熱用熱交換器26が設けられている。
図1に示すコージェネレーションシステムに設けられる補機には、このコージェネレーションシステム固有の補機と、このコージェネレーションシステムにおいて本来必要な補機があり、固有の補機としては、冷却水循環ポンプ17及び湯水循環ポンプ19などが含まれ、本来必要な補機としては、熱媒循環ポンプ23などが含まれ、本来必要な補機の電力負荷量は、電力負荷装置11と同様に、使用者にて消費される電力として扱われる。
湯水循環路18には、補助加熱器27に流入する湯水の温度を検出する入口温度センサTi、及び、補助加熱器27から流出する湯水の温度を検出する出口温度センサTeも設けられている。また、貯湯タンク4の上部から取り出した湯水を給湯端末5aへと給湯する給湯路20には給湯端末5aでの給湯熱負荷量を計測する給湯熱負荷計測手段31が設けられ、暖房端末5bへ熱媒を供給する熱媒循環路22の途中には暖房端末5bでの暖房熱負荷量を計測する暖房熱負荷計測手段32が設けられている。
リモコンRには、各種情報を表示出力する表示部、各種情報を音声にて出力するスピーカ、熱電併給装置3の自動運転及び手動運転の切り換え等を行うためのスイッチ、各種データの入力を行うためのスイッチ等の各種操作部が設けられている。また、リモコンRは、例えば暖房端末5bの動作予約についても受け付けることができる。
運転制御部7は、リモコンRにより自動運転が指令されると、後述するように熱電併給装置3を学習運転し、一方、手動運転が指令されると、リモコンRで設定された運転時間帯で熱電併給装置3を運転する。運転制御部7は、前述の手動運転及び自動運転において、熱電併給装置3を運転するときには、熱電併給装置3及び冷却水循環ポンプ17の作動状態を制御し、そして、湯水循環ポンプ19、熱媒循環ポンプ23の作動状態を制御することによって、貯湯タンク4内に湯水を貯湯する貯湯運転や、熱負荷装置5に熱媒を供給する熱媒供給運転等を行うようになっている。
〔熱電併給装置3の学習運転〕
次に、運転制御部7が行う熱電併給装置3の学習運転について説明する。運転制御部7は、後述するように、運転対象日の前に「データ更新処理」及び「第1予測負荷演算処理」及び「第1省エネルギ度基準値演算処理」を実行し、その運転対象日の中の適当なタイミングで「第2予測負荷演算処理」及び「第2省エネルギ度基準値演算処理」及び「運転可否判別処理」の各処理を順に実行する。
このうち、上記「第2予測負荷演算処理」が、本発明に係るコージェネレーションシステムの「予測負荷演算処理」に対応する。
記憶手段33は、電力負荷装置11の時系列的な過去電力負荷量データ、及び、熱負荷装置5の時系列的な過去熱負荷量データを構成する暖房端末5bの時系列的な過去暖房熱負荷量データと給湯端末5aの時系列的な過去給湯熱負荷量データとを記憶している。そして、運転制御部7は、実際の使用状況に基づいて、運転対象日が開始される前にその運転対象日の1日分の過去負荷データ(過去電力負荷量データ及び過去熱負荷量データ(過去暖房熱負荷量データ、過去給湯熱負荷量データ))を曜日と対応付ける状態で更新して記憶手段33に記憶するデータ更新処理を行う。
運転制御部7は、日付が変わって運転対象日が開始される午前0時になる毎に、記憶手段33に記憶されている1日分の過去負荷データから、例えば、その日1日分の予測負荷データを求める第1予測負荷演算処理を行う。
続いて、運転制御部7は、その運転対象日の1日分の予測負荷データを求めた状態で、予測負荷データから、熱電併給装置3を運転させるか否かの基準となる省エネルギ度基準値を求める第1省エネルギ度基準値演算処理を行う。
更に、運転制御部7は、運転対象日の中の適当なタイミングで、記憶手段33に記憶されている電力負荷装置11の時系列的な過去電力負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な予測電力負荷量データを導出し、及び、記憶手段33に記憶されている熱負荷装置5の時系列的な過去熱負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な仮の予測熱負荷量データを導出すると共に、後述する暖房用相関関係と水温センサTwで測定された給水温度とを参照して暖房影響度を決定してその暖房影響度を用いて上記仮の予測熱負荷量データを補正して、その補正後の仮の予測熱負荷量データを現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データとして導出する第2予測負荷演算処理を行う。
続いて、運転制御部7は、第2予測負荷演算処理で導出した予測負荷データ(予測電力負荷量データ及び予測熱負荷量データ)から、熱電併給装置3を運転させるか否かの基準となる省エネルギ度基準値を求める第2省エネルギ度基準値演算処理を行う。
その後、運転制御部7は、第2省エネルギ度基準値演算処理にて求められた省エネルギ度基準値よりも現時点での実省エネルギ度が上回っているか否かによって、熱電併給装置3の運転の可否を判別する運転可否判別処理を行う。
このようにして、運転制御部7は、運転可否判別処理において、熱電併給装置3の運転が可(即ち、省エネルギ度基準値よりも現時点での実省エネルギ度が上回っている)と判別されると、熱電併給装置3を運転させ、熱電併給装置3の運転が不可と判別されると、熱電併給装置3の運転を停止させる。また、運転制御部7は、運転時間帯において、貯湯タンク4内の貯湯量が満杯となると、熱電併給装置3の運転を停止させる。
〔データ更新処理〕
以下に、データ更新処理について説明する。
運転制御部7は、データ更新処理として、1日のうちのどの時間帯にどれだけの電力負荷量、熱負荷量としての給湯熱負荷量と暖房熱負荷量があったかの1日分の過去負荷データを曜日と対応付ける状態で更新して記憶手段33に記憶する処理を行うように構成されている。
まず、過去負荷データについて説明すると、過去負荷データは、電力負荷装置11の電力負荷量データと、熱負荷装置5の熱負荷量データ(給湯熱負荷量データ、暖房熱負荷量データ)とからなる。
図3は、データ更新処理を説明する図である。図3に示すように、運転制御部7は、1日分の過去負荷データを日曜日から土曜日までの曜日毎に区分けした状態で記憶手段33に記憶する。本実施形態では、1日分の過去負荷データは、24時間のうち1時間を単位時間として、単位時間当たりの電力負荷量データの24個、単位時間当たりの給湯熱負荷量データの24個、及び、単位時間当たりの暖房熱負荷量データの24個から構成されている。
上述のような過去負荷データを更新する構成について説明を加えると、運転制御部7は、実際の使用状況から、単位時間当たりの電力負荷量、給湯熱負荷量、及び、暖房熱負荷量の夫々を、商用電力計測部P1、熱電併給装置用発電電力計測部P2、給湯熱負荷計測手段31、及び、暖房熱負荷計測手段32にて計測し、その計測した負荷データを記憶する状態で1日分の実負荷データを曜日と対応付けて記憶手段33に記憶させる。電力負荷装置11の電力負荷量は、商用電力計測部P1で計測した電力と熱電併給装置用発電電力計測部P2で計測した熱電併給装置3の発電出力との和から、電気ヒータ14の電力負荷量とコージェネレーションシステム固有の補機の電力負荷量とを差し引いたものとなる。尚、商用電力計測部P1で計測された電力とは、商用電力系統9から受電する方向を正とした電力を示し、よって、商用電力系統9へ電力が逆潮流している場合には、負の値を取る。
そして、運転制御部7は、過去負荷データの更新処理として、曜日毎に、記憶手段33に記憶されている過去負荷データと上述のように計測した実負荷データとを所定の割合で足し合わせることにより、新しい過去負荷データを導出して、その導出した新しい過去負荷データを記憶手段33に記憶して、過去負荷データを更新するように構成されている。
日曜日を例に挙げて具体的に説明すると、図3に示すように、運転制御部7は、記憶手段33に記憶されている過去負荷データのうち日曜日に対応する過去負荷データD1mと、計測した実負荷データのうち日曜日に対応する実負荷データA1とを、所定の割合で足し合わせることにより、下記の〔式1〕のように、日曜日に対応する新しい過去負荷データD1(m+1)を導出し、その導出した新たな過去負荷データD1(m+1)を記憶手段33に記憶する。尚、下記の〔式1〕では、D1mを、日曜日に対応する過去負荷データとし、A1を、日曜日に対応する実負荷データとし、Fは、0.75の定数であり、D1(m+1)を、新しい過去負荷データとする。
D1(m+1)=(D1m×F)+{A1×(1−F)}・・・〔式1〕
〔第1予測負荷演算処理〕
以下に、第1予測負荷演算処理について説明する。
運転制御部7は、日付が変わって運転対象日が開始される午前0時になる毎に、以下に説明する第1予測負荷演算処理を実行し、その運転対象日のどの時間帯にどれだけの電力負荷量、熱負荷量(給湯熱負荷量、暖房熱負荷量)が予測されているかの1日分の予測負荷データを求めるように構成されている。具体的には、運転制御部7は、記憶手段33に記憶してある曜日毎の7つの過去負荷データのうち、その運転対象日の曜日に対応する過去負荷データとその運転対象日の前日の実負荷データとを所定の割合で足し合わせることにより、どの時間帯にどれだけの電力負荷量、給湯熱負荷量、暖房熱負荷量が予測されるかを示す1日分の予測負荷データを求める。
運転対象日とする月曜日1日分の予測負荷データを求める場合を例に挙げて具体的に説明すると、図3に示すように、曜日毎の7つの過去負荷データD1m〜D7mと曜日毎の7つの実負荷データA1〜A7とが記憶手段33に記憶されているので、運転制御部7は、月曜日に対応する過去負荷データD2mと、前日の日曜日に対応する実負荷データA1とから、下記の〔式2〕により、月曜日の1日分の予測負荷データBを導出する。下記の〔式2〕において、D2mは月曜日に対応する過去負荷データであり、A1は日曜日に対応する実負荷データであり、Qは0.25の定数であり、Bは予測負荷データである。
B=(D2m×Q)+{A1×(1−Q)}・・・〔式2〕
図4は、時系列的な予測負荷データを示す図である。図4に示すように、1日分の予測負荷データBは、1日分の予測電力負荷量データ、1日分の予測給湯熱負荷量データ、1日分の予測暖房熱負荷量データからなり、図4の(イ)は、1日分の予測電力負荷量を示しており、図4の(ロ)は、1日分の予測暖房熱負荷量を示しており、図4の(ハ)は、1日分の予測給湯熱負荷量を示している。
〔第1省エネルギ度基準値演算処理〕
以下に、第1省エネルギ度基準値演算処理について説明する。
運転制御部7は、単位時間である1時間が経過する毎に、現時点から基準値用時間先までの間に必要となる貯湯必要量を賄えるように熱電併給装置3を運転させた場合に、熱電併給装置3を運転させることによって省エネルギ化を実現できる省エネルギ度基準値を求める第1省エネルギ度基準値演算処理を実施する。この第1省エネルギ度基準値演算処理では、上記第1予測負荷演算処理で導出した予測負荷データ(予測電力負荷量、予測給湯熱負荷量、及び、予測暖房熱負荷量)が利用される。
図5は、第1省エネルギ度基準演算処理を説明する図である。例えば単位時間を1時間とし、基準値用時間を12時間として説明を加えると、図5に示すように、運転制御部7は、上記第1予測負荷演算処理で導出した予測負荷データ(予測電力負荷量、予測給湯熱負荷量、及び、予測暖房熱負荷量)から、下記の〔式3〕により、図5に示すように、熱電併給装置3を運転させた場合の予測省エネルギ度を1時間毎に12時間先までの12個分を求めると共に、熱電併給装置3を運転させた場合に貯湯タンク4に貯湯することができる予測貯湯量を1時間毎に12時間先までの12個分を求める。
省エネルギ度P={(EK1+EK2+EK3)/熱電併給装置3の必要エネルギ}×100・・・〔式3〕
但し、EK1は、有効発電出力E1を変数とする関数であり、EK2は、有効暖房熱出力E2を変数とする関数であり、EK3は、有効貯湯熱出力E3を変数とする関数であり、
EK1=有効発電出力E1の発電所一次エネルギ換算値
=f1(有効発電出力E1,発電所での必要エネルギ)
EK2=有効暖房熱出力E2の従来給湯器でのエネルギ換算値
=f2(有効暖房熱出力E2,バーナ効率(暖房時))
EK3=有効貯湯熱出力E3の従来給湯器でのエネルギ換算値
=f3(有効貯湯熱出力E3,バーナ効率(給湯時))
熱電併給装置3の必要エネルギ:5.5kW
(熱電併給装置3を1時間稼動させたときの都市ガス消費量を0.433m3とする)
単位電力発電必要エネルギ:2.8kW
バーナ効率(暖房時):0.8
バーナ効率(給湯時):0.9
また、有効発電出力E1、有効暖房熱出力E2、有効貯湯熱出力E3の夫々は、下記の〔式4〕〜〔式6〕により求められる。
E1=熱電併給装置3の発電電力−(余剰電力+固有の補機の電力負荷量)・・・〔式4〕
E2=暖房端末5bでの熱負荷量・・・〔式5〕
E3=(熱電併給装置3の熱出力+電気ヒータ14の熱出力−有効暖房熱出力E2)−放熱ロス・・・〔式6〕
但し、電気ヒータ14の熱出力=電気ヒータ14の電力負荷量×ヒータの熱効率とする。
そして、図5に示すように、運転制御部7は、1時間毎の予測省エネルギ度及び予測貯湯量を12個分求めた状態において、まず、予測給湯熱負荷量データから12時間先までに必要とされている予測必要貯湯量を求め、その予測必要貯湯量から現時点での貯湯タンク4内の貯湯量を引いて、12時間先までの間に必要となる必要貯湯量を求める。
例えば、予測給湯熱負荷量データから12時間先までに9.8kWの給湯熱負荷量が予測されていて、現時点での貯湯タンク4内の貯湯量が2.5kWである場合には、12時間先までの間に必要となる必要貯湯量は7.3kWとなる。
そして、運転制御部7は、単位時間の予測貯湯量を足し合わせる状態で、その足し合わせた予測貯湯量が必要貯湯量に達するまで、12個分の単位時間のうち、予測省エネルギ度の数値が高いものから選択していくようにしている。
例えば、上述のように必要貯湯量が7.3kWである場合には、図5に示すように、まず、予測省エネルギ度の一番高い7時間先から8時間先までの単位時間を選択し、その単位時間における予測貯湯量を足し合わせる。
次に予測省エネルギ度の高い6時間先から7時間先までの単位時間を選択し、その単位時間における予測貯湯量を足し合わせて、そのときの足し合わせた予測貯湯量が1.1kWとなる。
また次に予測省エネルギ度の高い5時間先から6時間先までの単位時間を選択し、その単位時間における予測貯湯量を足し合わせて、そのときの足し合わせた予測貯湯量が4.0kWとなる。
このようにして、予測省エネルギ度の数値が高いものからの単位時間の選択と予測貯湯量の足し合わせを繰り返していくと、図5に示すように、8時間先から9時間先までの単位時間を選択したときに、足し合わせた予測貯湯量が7.3kWに達する。
そして、運転制御部7は、この8時間先から9時間先までの単位時間の省エネルギ度(=106)を省エネルギ度基準値として設定する。
〔第2予測負荷演算処理〕
以下に、第2予測負荷演算処理について説明する。この第2予測負荷演算処理が、本発明に係るコージェネレーションシステムの「予測負荷演算処理」に対応する。
運転制御部7は、日付が変わって運転対象日が開始される午前0時になる毎に上述した第1予測負荷演算処理及び第1省エネルギ度基準値演算処理を実行することに加えて、以下に説明する第2予測負荷演算処理を運転対象日の中の適当なタイミングで実行する。例えば、運転制御部7は、運転対象日の中で1回だけ第2予測負荷演算処理を行ってもよいし、運転対象日の中で複数回、第2予測負荷演算処理を行ってもよい。例えば、午前6時に第2予測負荷演算処理を1回だけ行う場合や、午前6時及び正午及び午後6時に第2予測負荷演算処理を合計3回行う場合など、適宜設定可能である。また、正確な給水温度を知るためには、水温センサTwで、給水路2に水が流れているとき又は水が流れた後での水の温度を測定することが好ましい。
以下の説明では、運転制御部7は、第2予測負荷演算処理において予測熱負荷量データのうちの予測暖房熱負荷量データを補正することで、新たな予測暖房熱負荷量データを導出する例を説明する。補正を行わない予測電力負荷量データ及び予測給湯熱負荷量データについては、上記第1予測負荷演算処理で導出したデータを利用してもよく、或いは、この第2予測負荷演算処理において再度導出してもよい。
図6は、給水温度と、その給水温度が測定された日の熱負荷量との関係をプロットした図である。また、図6において実線で示すのは、プロットした値の近似線である。図中のプロット及び実線から分るように、暖房熱負荷量及び給湯熱負荷量の両方について、給水温度が高いほど熱負荷量(暖房熱負荷量、給湯熱負荷量)が少なくなる傾向にある。ここで、寒くなれば給水温度は低下し、暖かくなれば給水温度は上昇するというように、給水温度は天候に応じて変化し、加えて、寒くなれば暖房熱負荷量及び給湯熱負荷量は共に増加し、暖かくなれば暖房熱負荷量及び給湯熱負荷量は共に減少する。つまり、給水温度は、暖房熱負荷量及び給湯熱負荷量と相関していると言える。
図7は、水温センサTwが測定した給水温度と、その給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において暖房端末5bで消費される暖房熱負荷量に対して給水温度が与える暖房影響度との間の暖房用相関関係を示す図である。暖房影響度は、仮の予測熱負荷量データを補正するときに仮の予測熱負荷量データに含まれる所定期間に対応する期間の暖房熱負荷装置の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数(図7では「暖房用係数」と記載している)である。そして、暖房用相関関係は、水温センサTwが測定した時点での給水温度が高いほど、上記所定期間に対応する期間の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する上記係数が小さくなる関係を規定している。
また、この「所定期間」の長さは適宜設定可能であるが、例えば、水温センサTwが測定した給水温度(即ち、気候)の、暖房熱負荷量に対する影響が持続されると見なすことができる期間であることが好ましい。例えば、水温センサTwで給水温度を測定した時点から5時間は暖房熱負荷量に対する影響が持続すると見なせるのであれば、上記所定期間を5時間とすることができる。
図7に示す例では、暖房用相関関係は、水温センサTwが測定した時点での給水温度が設定上限温度(図7では「20℃」)以上であるとき暖房用係数がゼロになる関係を規定し、水温センサTwが測定した時点での給水温度が上記設定上限温度よりも低い設定下限温度(図7では「17℃」)未満であるとき暖房用係数が1になる関係を規定している。また、図7に示す例では、暖房用相関関係は、水温センサTwが測定した時点での給水温度が設定下限温度以上であり且つ設定上限温度より低いとき暖房用係数が0.5になる関係を規定している。
記憶手段33は、図7に示したような暖房用相関関係、即ち、水温センサTwが測定した給水温度と、その給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において暖房端末5bで消費される暖房熱負荷量に対して給水温度が与える暖房影響度との間の暖房用相関関係を記憶している。そして、運転制御部7は、記憶手段33に記憶されている電力負荷装置11の時系列的な過去電力負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な予測電力負荷量データを導出し、及び、記憶手段33に記憶されている熱負荷装置5の時系列的な過去熱負荷量データ(過去給湯熱負荷量データ及び過去暖房熱負荷量データ)に基づいて現時点より後の時系列的な仮の予測熱負荷量データ(仮の予測給湯熱負荷量データ及び仮の予測暖房熱負荷量データ)を導出する。そして、運転制御部7は、記憶手段33に記憶されている暖房用相関関係と水温センサTwで測定された給水温度とを参照して暖房影響度(暖房用係数)を決定してその暖房影響度を用いて上記仮の予測熱負荷量データを補正して、その補正後の仮の予測熱負荷量データを現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データとして導出する第2予測負荷演算処理を行う。
つまり、運転制御部7は、暖房熱負荷量に関しては、記憶手段33に記憶されている暖房用相関関係と水温センサTwで測定された給水温度とを参照して暖房影響度(暖房用係数)を決定してその暖房影響度を用いて、仮の予測熱負荷量データに含まれる仮の予測暖房熱負荷量データを補正して、その補正後の仮の予測暖房熱負荷量データを現時点より後の時系列的な予測暖房熱負荷量データとして導出する。
これに対して、運転制御部7は、給湯熱負荷量に関しては、仮の予測熱負荷量データに含まれる仮の予測給湯熱負荷量データについて、補正を行うことなく現時点より後の時系列的な予測給湯熱負荷量データとして取り扱う。
図8は、熱負荷量についての第2予測負荷演算処理の概要を説明するフローチャートである。
工程#10において運転制御部7は、リモコンRによって暖房端末5bについての暖房予約(運転実施の予約)が行われているか否かを判定する。そして、運転制御部7は、暖房予約が行われていると判定した場合(工程#11において「Yes」と判定した場合)には工程#11に移行して、仮の予測熱負荷量データ(仮の予測給湯熱負荷量データ及び仮の予測暖房熱負荷量データ)を、現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データ(予測給湯熱負荷量データ及び予測暖房熱負荷量データ)として決定する。つまり、暖房予約が行われている場合、暖房端末5bは、必ず運転実施される(暖房熱負荷量は発生する)ので、仮の予測熱負荷量データを補正する必要性は生じない。
これに対して、運転制御部7は、工程#10において暖房予約が行われていないと判定した場合(工程#11において「No」と判定した場合)には工程#12に移行する。つまり、暖房予約が行われていない場合、暖房端末5bが運転されるか否かが不明であるので、上述したように、給水温度に基づいて仮の予測熱負荷量データを補正する処理を行う。
工程#12において運転制御部7は、水温センサTwによって測定された給水温度についての情報を取得する。
次に、工程#13において運転制御部7は、給水温度が設定上限温度(図8に示す例では「20℃」)以上であるか否かを判定する。そして、運転制御部7は、給水温度が設定上限温度以上であれば、工程#14に移行して暖房影響度としての係数を「0」に決定する。つまり、運転制御部7は、給水温度が設定上限温度以上という相対的に高温の状態であれば、暖房端末5bによる暖房運転は行われないだろうという予測の下に、予測暖房熱負荷量データをゼロにさせるような補正を行う。これに対して、運転制御部7は、工程#13において給水温度が設定上限温度(20℃)未満であると判定した場合は工程#15に移行する。
工程#15において運転制御部7は、給水温度が設定下限温度(図8に示す例では「17℃」)以上であるか否かを判定する。そして、運転制御部7は、給水温度が設定下限温度以上であれば、工程#16に移行して暖房影響度としての係数を「0.5」に決定する。つまり、運転制御部7は、給水温度が設定上限温度未満であり且つ設定下限温度以上であれば、暖房端末5bによる暖房運転は予測されたよりも少なくなるがゼロにはならないだろうという予測の下に、予測暖房熱負荷量データを、仮の予測暖房熱負荷量データの50%値にさせるような補正を行う。
これに対して、運転制御部7は、工程#15において給水温度が設定下限温度(17℃)未満であると判定した場合は工程#17に移行する。工程#17において運転制御部7は、暖房影響度としての係数を「1」に決定する。つまり、運転制御部7は、給水温度が設定下限温度未満という相対的に低温の状態であれば、暖房端末5bによる暖房運転は予測された通りに行われるだろう予測の下に、予測暖房熱負荷量データを、仮の予測暖房熱負荷量データの100%値にさせるような補正を行う。
〔第2省エネルギ度基準値演算処理〕
次に運転制御部7は、現時点から基準値用時間先までの間に必要となる貯湯必要量を賄えるように熱電併給装置3を運転させた場合に、熱電併給装置3を運転させることによって省エネルギ化を実現できる省エネルギ度基準値を求める第2省エネルギ度基準値演算処理を実施する。この第2省エネルギ度基準値演算処理では、上記第2予測負荷演算処理で導出した予測負荷データ(予測電力負荷量、予測給湯熱負荷量、及び、予測暖房熱負荷量)が利用される。尚、補正を行わない予測電力負荷量データ及び予測給湯熱負荷量データについては、上記第1予測負荷演算処理で導出したデータを利用してもよい。この第2省エネルギ度基準値演算処理の詳細は、上述した第1省エネルギ度基準値演算処理と同様であるため、説明を省略する。
〔運転可否判別処理〕
以下に、運転可否判別処理について説明する。
運転制御部7は、この運転可否判別処理において、現時点での電力負荷、予測給湯熱負荷、及び、現時点での暖房熱負荷から、上記の(式3)により、実省エネルギ度を求める。そして、その実省エネルギ度が省エネルギ度基準値よりも上回ると、熱電併給装置3の運転が可と判別し、実省エネルギ度が省エネルギ度基準値以下であると、熱電併給装置3の運転が不可と判別するようにしている。
つまり、実際の電力負荷、給湯熱負荷及び暖房熱負荷が、第1予測負荷演算処理又は第2予測負荷演算処理で導出された予測電力負荷量データ及び予測給湯熱負荷量データ、並びに、第2予測負荷演算処理で導出された予測暖房熱負荷量データとほぼ等しければ、実省エネルギ度は、省エネルギ基準値演算処理において求めた予測省エネルギ度とほぼ等しくなるので、必要貯湯量を貯湯できるように予測省エネルギ度の高い時間帯の順に選択した複数の単位時間において、熱電併給装置3が運転されることになる。従って、必要貯湯量を貯湯できるように予測省エネルギ度の高い時間帯の順に選択した複数の単位時間から成る時間帯が、予測熱負荷及び予測電力負荷と省エネルギ運転条件(省エネルギ度Pに相当する)とに基づいて求めた熱電併給装置3を運転するための予測運転時間帯となる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態において、本発明に係るコージェネレーションシステムの「予測負荷演算処理(即ち、上記実施形態の「第2予測負荷演算処理」)」を実行することにより得られた「現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データ」をどのように用いるのかは適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、コージェネレーションシステムにおいて運転制御部7が、運転対象日の前に「データ更新処理」及び「第1予測負荷演算処理」及び「第1省エネルギ度基準値演算処理」を実行し、その運転対象日の中の適当なタイミングで「第2予測負荷演算処理(本発明の「予測負荷演算処理」に対応)」及び「第2省エネルギ度基準値演算処理」及び「運転可否判別処理」の各処理を順に実行する場合を例示したが、本発明に係るコージェネレーションシステムの「予測負荷演算処理」を他のどのような処理と組み合わせて行うのかは適宜変更可能である。
<2>
上記実施形態において、上記暖房用相関関係を1年の中の時期毎(例えば、月毎、春夏秋冬の季節毎など)に異ならせて設定して記憶手段33に記憶しておき、運転制御部7が、その時期に適切な暖房用相関関係を記憶手段33から読み出すようにしてもよい。
<3>
上記実施形態において、本発明について具体的な数値を例示しながら説明を行ったが、本発明はそれらの具体的な数値に限定されない。具体的には、図7及び図8では、暖房影響度の係数として「0」及び「0.5」及び「1」などの値を例示し、給水温度に関する設定上限温度及び設定下限温度として「20℃」及び「17℃」などの値を例示したが、それらの値は適宜変更可能である。
一例を挙げると、給水温度が設定下限温度(17℃)未満であるときの暖房影響度としての係数を「1.3」などの1より大きい値に設定してもよい。つまり、給水温度が設定下限温度未満という相対的に低温の状態であるとき、暖房端末5bによる暖房運転が予測以上に行われる可能性があることを考慮して、予測暖房熱負荷量データを、仮の予測暖房熱負荷量データの130%値などにさせるような補正を行ってもよい。
<4>
上記実施形態では、給水温度を参照して、熱負荷装置5の内の暖房端末(暖房熱負荷装置)5bの予測暖房熱負荷量データを補正する例を説明したが、図6に示したように、給水温度が高いほど給湯熱負荷量が少なくなる傾向にあるので、給水温度は、給湯熱負荷量にも相関していると言える。そこで、給水温度に基づいて、給湯端末(給湯熱負荷装置)5aの予測給湯熱負荷量データの補正を併せて行ってもよい。
具体的には、上記実施形態で暖房熱負荷量に関して説明したのと同様に、記憶手段33が、水温センサTwが測定した給水温度と、その給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において給湯端末5aで消費される給湯熱負荷量に対して与える給湯影響度との間の給湯用相関関係を記憶し、運転制御部7が、記憶手段33に記憶されている電力負荷装置11の過去電力負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な予測電力負荷量データを導出し、及び、記憶手段33に記憶されている熱負荷装置5の過去熱負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な仮の予測熱負荷量データを導出すると共に、記憶手段33に記憶されている上記暖房用相関関係及び上記給湯用相関関係と水温センサTwで測定された給水温度とを参照して暖房影響度及び給湯影響度を決定して当該暖房影響度及び当該給湯影響度を用いて仮の予測熱負荷量データを補正して、当該補正後の仮の予測熱負荷量データを現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データとして導出する予測負荷演算処理を実行してもよい。この場合も、上記給湯影響度は、仮の予測熱負荷量データを補正するときに仮の予測熱負荷量データに含まれる所定期間に対応する期間の給湯端末5aの仮の予測給湯熱負荷量データに乗算する係数であり、給湯用相関関係は、水温センサTwが測定した時点での水温が低いほど、所定期間に対応する期間の仮の予測給湯熱負荷量データに乗算する係数が段階的に又は連続的に大きくなる関係を規定しておくとよい。
本発明は、天候が変化しても熱電併給装置を最適に運用できるコージェネレーションシステムに利用できる。
3 熱電併給装置
5 熱負荷装置
5a 給湯端末(給湯熱負荷装置)
5b 暖房端末(暖房熱負荷装置)
7 運転制御部(制御手段)
9 商用電力系統
11 電力負荷装置
33 記憶手段
Tw 水温センサ(水温測定手段)

Claims (4)

  1. 熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置の運転を制御する制御手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、
    電力負荷装置に対して前記熱電併給装置及び商用電力系統の内の少なくとも1つから電力を供給し、暖房用途で熱を消費する暖房熱負荷装置と給湯用途で熱を消費する給湯熱負荷装置とを有する熱負荷装置に対して前記熱電併給装置から排出される熱を供給し、
    前記記憶手段は、前記電力負荷装置の時系列的な過去電力負荷量データ、及び、前記熱負荷装置の時系列的な過去熱負荷量データを構成する前記暖房熱負荷装置の時系列的な過去暖房熱負荷量データと前記給湯熱負荷装置の時系列的な過去給湯熱負荷量データとを記憶しているコージェネレーションシステムであって、
    給水される水の温度を測定する水温測定手段を備え、
    前記記憶手段は、前記水温測定手段が測定した給水温度と、当該給水温度が測定された時点よりも後の所定期間において前記暖房熱負荷装置で消費される暖房熱負荷量に対して前記給水温度が与える暖房影響度との間の暖房用相関関係を記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記電力負荷装置の前記過去電力負荷量データに基づいて現時点より後の時系列的な予測電力負荷量データを導出し、及び、前記記憶手段に記憶されている前記熱負荷装置の前記過去熱負荷量データに基づいて前記現時点より後の時系列的な仮の予測熱負荷量データを導出すると共に、前記記憶手段に記憶されている前記暖房用相関関係と前記水温測定手段で測定された前記給水温度とを参照して前記暖房影響度を決定して当該暖房影響度を用いて前記仮の予測熱負荷量データを補正して、当該補正後の仮の予測熱負荷量データを前記現時点より後の時系列的な予測熱負荷量データとして導出する予測負荷演算処理を実行するように構成されているコージェネレーションシステム。
  2. 前記暖房影響度は、前記仮の予測熱負荷量データを補正するときに前記仮の予測熱負荷量データに含まれる前記所定期間に対応する期間の前記暖房熱負荷装置の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数であり、
    前記暖房用相関関係は、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が高いほど、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数が小さくなる関係を規定している請求項1に記載のコージェネレーションシステム。
  3. 前記暖房影響度は、前記仮の予測熱負荷量データを補正するときに前記仮の予測熱負荷量データに含まれる前記所定期間に対応する期間の前記暖房熱負荷装置の仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する係数であり、
    前記暖房用相関関係は、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が設定上限温度以上であるとき、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数がゼロになる関係を規定し、及び、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が前記設定上限温度より低い設定下限温度未満であるとき、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数が1になる関係を規定している請求項1又は2に記載のコージェネレーションシステム。
  4. 前記暖房用相関関係は、前記水温測定手段が測定した時点での給水温度が前記設定下限温度以上であり且つ前記設定上限温度より低いとき、前記所定期間に対応する期間の前記仮の予測暖房熱負荷量データに乗算する前記係数がゼロより大きく且つ1より小さい値になる関係を規定している請求項3に記載のコージェネレーションシステム。
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