JP2001220723A - 融雪装置用の面状発熱体 - Google Patents

融雪装置用の面状発熱体

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JP2001220723A
JP2001220723A JP2000030042A JP2000030042A JP2001220723A JP 2001220723 A JP2001220723 A JP 2001220723A JP 2000030042 A JP2000030042 A JP 2000030042A JP 2000030042 A JP2000030042 A JP 2000030042A JP 2001220723 A JP2001220723 A JP 2001220723A
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Japan
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heating element
snow melting
case
sheet
melting apparatus
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English (en)
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Masaki Yura
政樹 由良
Shinji Kondo
信二 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地の降雪特性に最適な融雪性能を発揮し
て、融雪時間の短縮と、節電を図り、かつ耐久強度を得
る融雪装置用の面状発熱体得ること。 【解決手段】 融雪用熱量を供給するための加熱素子1
0を内蔵するケース11を備えて、ケース11の上面に
滑り止めの表面仕上層12を形成したことで、降雪時に
加熱素子10の発熱で直ちにケース11が温度上昇し
て、短時間に融雪が行える。また、融雪や雨水がケース
11の上面に残存した状態では、表面仕上層12によっ
て、人や自動車が不用意に滑ることを防止した安全な融
雪装置の面状発熱体を提供している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として融雪装置
に用いられる面状発熱体に係わり、特に一般家庭や店舗
の敷地内の雪を効率的に融雪するための構成に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】積雪の多い寒冷地においては、公共の道
路はもとより、一般家庭や店舗の敷地の、特に歩道から
一般家庭の玄関、車庫あるいは駐車スペースまでのアプ
ローチの除雪作業が、積雪期の日常生活での大きな問題
とされてきている。
【0003】これを解決するためのものとしては、発熱
体として電熱線や温水パイプ等を敷地内の地面に埋設し
て、路面の加熱を行うことで融雪を行う融雪装置があ
る。「電熱線」は通電することでジュール熱によって発
熱するものであり、「温水パイプ」は灯油ボイラーの燃
焼で加熱した温水(実際は不凍液)を熱媒として循環す
ることで発熱するものである。これらの加熱によって路
面温度を上昇させて、路面上の雪を融雪することが一般
的である。このような融雪装置は、ロードヒーティング
装置、あるいはロードヒーティングとも呼ばれる。
【0004】その一例を図9および図10に基づいて説
明する。一般的な住宅40が歩道41に面して、玄関4
2および駐車スペース43を有している事例である。図
において駐車スペース43および玄関42に至るアプロ
ーチには融雪装置45が埋設されていて、その範囲を融
雪装置埋設部50として示している。
【0005】この融雪装置45は、地盤56上の砕石を
敷き詰めた路床部51、コンクリート路盤部52、アス
ファルト舗装部53からなる地面に埋設されている。路
床部51、コンクリート路盤部52、アスファルト舗装
部53は、それぞれ土木工事にて、深さD1(一例とし
て約300mm)、D2(約70mm)、D3(約30
mm)にて形成されている。発熱体としての電熱線54
は、路床部51の上面に金属メッシュとともに敷設され
て、コンクリート路盤部52、アスファルト舗装部53
にて、埋設されている。もちろん、電熱線54の位置に
温水パイプを埋設したものもあるが、その埋設部の基本
的な構成は同様である。
【0006】このような融雪装置45は、降雪55を検
知するために、降雪センサー、気温センサー、地温セン
サー(センサー類の図示は省略)を備えて、各センサー
からの信号に応じて自動運転したり、あるいは使用者の
判断で手動運転するための制御装置を備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成の融雪
装置45では、発熱体である電熱線54や温水パイプを
地表から深さD2+D3である、約100mmの地中に
埋設している。このため、降雪55をセンサーが検知し
て、ただちに自動運転を開始したり、または手動による
運転を開始しても、しばらくの間は、発熱体である電熱
線54はその上部の地面を加熱することで、融雪装置4
5全体の温度を上昇させるために、運転時間と電気エネ
ルギーを必要として、地表に堆積する雪をただちに融雪
するには至らない。このように、融雪までに時間がかか
る。温水パイプでも、この点では同様である。
【0008】また、降雪55は24時間連続的に発生す
ることは少なくて、間欠的に降雪することが多い。した
がって、融雪装置45の運転も、間欠的であることが多
くて、その都度、融雪装置45の温度は低下する。そこ
で次の降雪時には、一度冷却した路面全体を再度加温す
るために時間が必要である。このような原因によって
も、電気あるいは灯油の消費量が多くなるので、ランニ
ングコストが高い。
【0009】このように、積雪期全体を通じて考える
と、融雪装置45の温度上昇、また間欠的な運転のため
に、使用されるエネルギーの損失は大きい。この点から
みると、従来の融雪装置はその融雪性能が不適切であっ
て、効率が低いと言える。
【0010】もちろん、土木工事によって、地中に発熱
体を埋設する融雪装置45であるから、その施工には長
時間の工期が必要で、そのための工事費も高い。
【0011】そこで、玄関先や階段といった場所には、
単に置くだけで良いマット状の発熱体もある。これは一
般には、加熱素子をその内部に一体に成形したゴムシー
ト状のものであって、降雪時に通電すれば、比較的速や
かに表面の雪を融雪できるものである。このようなもの
は融雪マットとも呼ばれる。しかしながら、一般にはゴ
ムシートの厚さが約10mm程度のものであって、自動
車の重量に耐えるだけの強度は有していないので、駐車
スペースには使えない。また、傘の先端や、鋭利なもの
で突いた時の強度も、ゴムシートでは十分とは言えな
い。したがって、このような構成のものでは、耐久強度
に関して課題があるといえる。
【0012】すなわち、従来の融雪装置45や融雪マッ
トは、敷地内の駐車スペースに用いるには、その融雪性
能あるいは耐久強度に関して課題を有する。
【0013】本発明は、以上のような従来の融雪装置が
有している課題を解決するために、寒冷地の降雪特性に
最適な融雪性能を発揮することで、融雪時間の短縮と、
節電を図るとともに、耐久強度を得る融雪装置用の面状
発熱体を提供することを目的としているものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の融雪装置用の面
状発熱体は、融雪用熱量を供給する加熱素子と、加熱素
子の上部を覆うケースを備えて、ケースの上面に滑り止
めの表面仕上層を形成したものである。
【0015】この発明によれば、降雪時に加熱素子に通
電すれば、その発熱が直ちにその上部を覆うケースに供
給されて、融雪用熱量として効果を発揮するので、短時
間に融雪が行える。また、融雪や雨水がケースの上面に
残存した状態では、滑り止めの表面仕上層によって、人
や自動車が不用意に滑ることを防止した安全な融雪装置
用の面状発熱体を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、融雪装置
用の面状発熱体が、融雪用熱量を供給する加熱素子と、
この加熱素子の上部を覆うのケースを備えて、ケースの
上面は滑り止めの表面仕上層を形成したものである。
【0017】この発明によれば、融雪装置として、降雪
時に加熱素子に通電すれば、その発熱がその上部を覆う
ケースへと供給されて、ケースの温度が上昇する。した
がって、短時間に融雪が行えて、加熱素子の発熱が融雪
用熱量としての効果を発揮する。すなわち優れた融雪性
能を実現する。
【0018】また、融雪水や雨水がケースの上面に残存
した状態でも、滑り止めの表面仕上層によって、人や自
動車が不用意に滑ることを防止できる融雪装置用の面状
発熱体を提供できる。
【0019】請求項2記載の発明は、ケースの上面の少
なくとも一部に貼付された微細な凹凸を有する滑り止め
シートを表面仕上層とすることである。
【0020】この発明では、優れた融雪性能に加えて、
滑り止めシートは融雪および雨水によるスリップ事故を
防止できる。特に、ケースの上面に貼付するシートであ
るから、貼付位置によって、その色、形をデザインする
ことで、美観や安全性の向上が容易に得られる。もちろ
ん、滑り止めシートの損傷等に対して、使用者が簡単に
メンテナンスできるものである。
【0021】請求項3記載の発明は、加熱素子をケース
の下面に密着させて固定したものである。
【0022】この発明では、融雪装置として、降雪時に
加熱素子に通電すれば、その発熱が加熱素子の上部に密
着したケースに供給されて、ケースの温度が直ちに上昇
する。したがって、ケースの上面に降る雪を極めて短時
間に融解できて、加熱素子の発熱は融雪用熱量として効
率良く利用される。すなわち、さらに優れた融雪性能を
実現する。
【0023】請求項4記載の発明は、加熱素子の下部を
覆うケースを有して、このケースの空隙に加熱素子の外
径寸法と同等以上の厚さの保護部材を設けたことであ
る。
【0024】この発明では、加熱素子はその外形寸法が
保護部材の厚さより小さいので、発熱体の上部に人や自
動車等の重量物が乗った時に、ケースに加えられた荷重
は加熱素子には作用せずに、主として保護部材に作用す
る。したがって、加熱素子の損傷が防止できて、面状発
熱体としての耐久性が確保できる。
【0025】請求項5記載の発明は、加熱素子の下部を
覆うケースを有して、ケースまたは保護部材のいずれか
が断熱性を有する多孔質材料で形成されたことである。
【0026】この発明では、ケースまたは保護部材のい
ずれかが断熱性を発揮して、加熱素子の発熱が下方のケ
ースや設置場所の路盤に供給されることを抑制する。加
熱素子の発熱は、主として上部のケースに供給されて、
融雪性能がさらに高まる。
【0027】請求項6記載の発明は、加熱素子の下面に
空気層を形成する空隙を設けたことである。
【0028】この発明では、加熱素子の下面に設けられ
た空気層の断熱効果で、加熱素子の発熱が下方に供給さ
れることを抑制する。発熱は、主として上部のケースに
供給されて、この面状発熱体ではさらに優れた融雪性能
が得られる。
【0029】請求項7記載の発明は、加熱素子の下面に
弾性材料で加熱素子保護部を形成したことである。
【0030】この発明では、加熱素子は上部のケースに
加熱素子保護部の弾性変形の反力で押し付けられて密着
するので、その発熱がケースに効率よく伝達される。ま
た、この面状発熱体では上部のケースに、内部の保護部
材が弾性変形するほどの重量物が乗った時にも、加熱素
子保護部が弾性変形することで、加熱素子には大きな外
力が加わらない。すなわちこの弾性変形により保護され
て損傷が起こらない構成の面状発熱体であって、高強度
で耐久性ある融雪装置を提供することができる。
【0031】請求項8記載の発明は、ケースは少なくと
も一層を金属材料にて形成したことである。
【0032】この発明では、面状発熱体に対して、様々
な負荷、特に鋭利な物体が押し付けられたときにも、強
度が得られて、加熱素子の損傷を防止できるものとする
ことができる。特に、樹脂と金属の多層板や、金属と金
属の多層板とすることができて、薄型であって、必要な
加熱性能と耐久強度が得られるものである。
【0033】請求項9記載の発明は、ケースを誘導加熱
して発熱体としたことである。
【0034】この発明では、ケースそのものの自体が発
熱するので、極めて高速に融雪できるものとなる。
【0035】請求項10記載の発明は、上面に形成した
溝に、加熱素子が装着された保護部材を備えたことであ
る。
【0036】この発明では、加熱素子が所定の位置で確
実に上部のケースに近接して配置されるので、加熱が効
率良く行えると共に、加熱素子の位置が移動しないの
で、常に定位置からの加熱が可能であって、融雪性能が
安定する。
【0037】請求項11記載の発明は、下面に形成した
溝に、加熱素子が装着された保護部材を備えたことであ
る。
【0038】この発明では、加熱素子は上部のケースと
の間に、保護部材が存在するので、上方から加わる外力
の影響を受けずに、長期の耐久性能が得られる。
【0039】請求項12記載の発明は、加熱素子を覆う
ケースの一部にシール部を設けたことである。
【0040】この発明では、融雪水や雨水等が面状発熱
体の内部に進入して、加熱素子に影響することがないの
で、より長期の耐久性能が得られる。特に、一部にシー
ル部を形成することで、加熱素子がその内部でより広範
囲に敷設できて、面状発熱体のほぼ全面で均一な加熱性
能が得られる。
【0041】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照しつつ説明する。
【0042】(実施例1)図1に示すように、面状発熱
体1を、路盤部3上の舗装部2の上面に複数枚設置して
融雪装置15とするものであって、図2のように歩道4
1から玄関42および駐車スペース43に至るアプロー
チを含めた融雪装置敷設部20を形成するものである。
【0043】この面状発熱体1の内部の構成を図3に示
す。10は加熱素子であって、電気を通電することで発
熱する電熱線が所定の間隔で設けてある。11はこの加
熱素子10の上部を覆う金属板製のケースAであって、
加熱素子10とは接触している。12はケースA11の
上面に施された微細な凹凸を有する滑り止めの表面仕上
層である。13は加熱素子10の下部を覆う金属板製の
ケースBであって、14はケースA11とケースB13
の空隙に設けられた保護部材であって、保護部材14は
上面に溝を有して、その溝に加熱素子10を装着する構
成となっている。
【0044】なお、この融雪装置15が、降雪55を検
知する降雪センサー、気温センサー、地温センサー(セ
ンサー類の図示は省略)を備えて、センサーからの信号
に応じて自動運転したり、使用者の判断で手動運転する
ための制御装置を備えている点は、従来のものと同様で
ある。
【0045】図1〜図3で示した融雪装置15の運転方
法について説明する。分かりやすくするために、使用者
自身で降雪4があることを判断して、運転を開始した場
合を想定する。制御装置は加熱素子10に通電を開始し
てその発熱でケースA11を加熱する。面状発熱体1の
熱容量が小さく、且つ舗装部2に設置されているので、
短時間で面状発熱体1およびその表面温度が上昇する。
引き続いて供給される熱エネルギーは、降雪4が面状発
熱体1の表面に堆積するとすぐに、これを融雪水にする
ための融解熱として使用されて、短時間で融雪が行われ
る。また、降雪4が停止したと判断すれば、直ちに運転
を停止すればよいものである。もちろん、センサーの信
号に基づいて自動運転もできる。いずれにせよ、従来の
融雪装置に比べて、短時間で、したがって少ない消費電
力量で融雪ができる。
【0046】また、降雪4は24時間連続的に発生する
ことは少なくて、夜間から早朝に降って、日中は降らな
いといったように、間欠的に降雪することが多い。した
がって、融雪装置15の運転も、間欠的であることが多
くなる。その都度、面状発熱体1は一度冷却するもの
の、再度の加温には時間が短時間で行える。そのために
も、面状発熱体1の消費電力量が少なくてよいので、融
雪装置15のランニングコストも安価である。
【0047】このように、積雪期全体を通じて考える
と、融雪装置15の表面の温度上昇が高速化することに
より、間欠的な運転でのエネルギーの利用効率が高い。
この面状発熱体1による融雪装置15は、実際の降雪条
件に対して適切な融雪性能を発揮して、運転効率が高い
と言える。すなわち、優れた融雪性能を実現する。
【0048】また、融雪水や雨水がケースA11の上面
に残存した状態では、微細な凹凸を有する滑り止めの表
面仕上層12によって、人や自動車が不用意に滑ること
を防止できるので、通年でも安心して使用できる融雪装
置15である。
【0049】この表面仕上層12としては、ケースA1
1の表面に塗布されて、滑り止め効果を発揮する粒子状
の混合物を含む塗料(この不純物は、骨材とも呼ばれ
る)で仕上げられたものでよい。また、ケースA11自
体に、凹凸を形成したものであっても良いし、表面仕上
層12自体が凹凸を有する金属板であってもよいもので
ある。
【0050】なお、表面仕上層12にはケースA11の
全面に形成されているが、全体に形成することに限定す
るものではなく、一部分であっても十分にその効果を発
揮することもできるものである。
【0051】なおまた、実施例ではケースA11を1枚
の金属板で形成しているが、これに限定するものではな
い。樹脂のプレートや、樹脂と金属の多層板、金属と金
属の多層板等、種々の構成でもよくて、加熱素子の保護
を果たすと共に、薄型の部材であれば、その部分の加熱
容量が小さくて、短時間でその表面を加温できるもので
ある。
【0052】例えば、樹脂と金属の多層板とすれば、樹
脂の表面形状で、滑り止め効果や、融雪水の流出経路を
簡単に形成できると共に、下部の金属板で荷重に対する
強度を確保できる。また、少なくとも一層を金属材料と
することにより、種々な負荷、特に鋭利な物体が押し付
けられたとしても、強度が得られて加熱素子の損傷が防
止できる。さらに金属と金属の多層板とすれば、上部に
は耐食性の高い金属材料、下部には高強度の金属材料を
組み合わせることが可能となり、薄型でありながら、必
要な加熱性能と耐久強度が得られるものである。
【0053】なおまた、本実施例1では加熱素子10は
ケースA11に接触した状態であるが、保護部材14の
溝の深さを加熱素子10の外径より僅かに浅くすること
で、加熱素子10がケースA11に密着して固定するこ
とができるものである。
【0054】この場合には、降雪時に加熱素子10に通
電すれば、その発熱が加熱素子10に密着したケースA
11に供給されて、ケースA11の温度が直ちに上昇す
る。したがって、より短時間に融雪が行えて、加熱素子
10の発熱が融雪用熱量として効率良く利用される。す
なわち、さらに優れた融雪性能を実現する融雪装置15
とすることが可能である。
【0055】なおまた、本実施例では保護部材14の上
面に形成した溝に、加熱素子10が装着されているが、
これに代えて下面に形成した溝に、加熱素子10が装着
される保護部材14とすれば、加熱素子10は上部のケ
ースA11との間に、保護部材14が存在することとな
り、上方から加わる外力の影響を受けずに、長期の耐久
性能が得られることはいうまでもない。
【0056】なおまた、本実施例ではケースA11とケ
ースB12との間に、水密性を確保するためのシール部
16を設けている。図3では、接着剤を充填してシール
部を形成しているが、ゴムの環状部材を装着したり、溶
接したりする等、その加工法は種々可能であることは言
うまでもない。特に、面状発熱体1の外周近傍にシール
部を形成することで、加熱素子10がその内部でより広
範囲に敷設できて、面状発熱体1の表面温度はより均一
になる。したがって、面状発熱体1のほぼ全面で均一に
加熱することが、可能になるものである。
【0057】(実施例2)本実施例は、融雪装置15と
しての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につ
いての説明は省略する。この実施例2は、面状発熱体2
5の構成が上記の実施例1とは異なるものであり、この
点を中心に説明する。
【0058】図4に示すように、面状発熱体25は、図
3で示した表面仕上層12として、ケースA11の上面
は少なくとも一部に微細な凹凸を有する滑り止めシート
26として、保護シートを貼付したものである。シート
26が貼付されていないところはケースA11の表面が
そのまま露出して、融雪水や雨水で滑りやすいので、シ
ート26の無い部分の間隔は約15cm程度以下に止め
てある。
【0059】この実施例2は、実施例1と同様の優れた
融雪性能に加えて、滑り止めシート26にて融雪水およ
び雨水によるスリップ事故を防止できる。特に、ケース
A11の上面に貼付するシートであるから、その貼付位
置によって、またその色、形をデザインすることで、融
雪装置15全体としての美観の向上や、視認性の向上に
よって、高い安全性が容易に得られる。もちろん、長期
の使用で損傷が発生しても、使用者が簡単にメンテナン
スできるものである。
【0060】なお、本実施例のシート26はケースA1
1の全面に貼付しても良いものである。したがって、シ
ート26を各ケースA11の全面、あるいは複数個のケ
ースA11からなる融雪装置15の全面に対して、密着
できて、脱着自在な1枚あるいは複数枚に分割されたシ
ートであっても良いものである。
【0061】(実施例3)本実施例は、融雪装置15と
しての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につ
いての説明は省略する。この実施例3は、面状発熱体2
7の構成が上記の実施例1〜2とは異なるものであり、
この点を中心に説明する。
【0062】図5に示すように、本実施例の面状発熱体
27は、加熱素子10の下部を覆う金属板製のケースB
13を有して、ケースA28とケースB13の空隙に加
熱素子10の外径寸法と同等以上の厚さの保護部材29
を設けたものである。
【0063】この構成では、実施例1〜2と同様の優れ
た融雪性能に加えて、面状発熱体27の上部に人や自動
車等の重量物が乗った時に、その荷重は保護部材29に
作用する。加熱素子10はその外形寸法が保護部材29
の厚さより小さいので、荷重が作用せずに、損傷しない
ので、その耐久性が確保できる。
【0064】また、ケースA28は、ケースA11より
も薄型化が図れていて、面状発熱体27全体の厚さが低
減できて、融雪装置15の薄型化が可能になる。なおま
た、ケースB13は、金属板に限定するものではなく、
樹脂、セメント等であってもよいものである。
【0065】(実施例4)本実施例は、融雪装置15と
しての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につ
いての説明は省略する。この実施例4は、面状発熱体3
0の構成が上記の実施例1〜3とは異なるものであり、
この点を中心に説明する。
【0066】図6に示すように、面状発熱体30は加熱
素子10の下部を覆う金属板製のケースB13を有し
て、ケースA28とケースB13の空隙に加熱素子10
の外径寸法と同等以上の厚さの保護部材31を設けたも
のであって、特に、保護部材31は断熱性を有する多孔
質材料で形成したものである。
【0067】この構成では、面状発熱体30を動作させ
て、加熱素子10の発熱がケースA28に供給されてこ
れを加熱する時に、保護部材31を通過して、下方のケ
ースB13に熱が供給されること、すなわち上部から下
部への熱伝達(損失となる熱)を抑制する。したがっ
て、一定の供給電力量にて、融雪性能がさらに高まるも
のである。
【0068】(実施例5)本実施例は、融雪装置15と
しての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につ
いての説明は省略する。この実施例5は、面状発熱体3
2の構成が上記の実施例1〜4とは異なるものであり、
この点を中心に説明する。
【0069】図7に示すように、面状発熱体32は加熱
素子10、ケースA11、その表面仕上層12、ケース
B13を有していて、ケースA11とケースB13の空
隙には保護部材33が設けられている。この保護部材3
3は上面に溝を有して、その溝に加熱素子10を装着す
る構成となっている。この溝は微細な段付き溝33aで
あって、加熱素子10の下面には確実に空隙33bが形
成されている。
【0070】この構成では、加熱素子10の下面の空隙
で形成された空気層の断熱効果で、発熱が下方に供給さ
れることを抑制して、主として上部のケースA11に熱
エネルギーが供給されて、優れた融雪性能が得られる。
【0071】なお、段付き溝33aに限定するものでは
なく、加熱素子10を下方より支持するリブ形状でもよ
いものである。空隙33bを確保するように、加熱素子
10が装着されるための形状が施してあればよいもので
ある。
【0072】また、他の実施例として、図8に示すよう
に、面状発熱体34の保護部材35の溝に、弾性材料で
加熱素子保護部36を形成して、加熱素子10の下面と
加熱素子保護部36を接触させた構成であってもよい。
【0073】この構成では、面状発熱体34の加熱素子
10は、上部のケースA11に対して、加熱素子保護部
36の弾性変形の反力で押し付けられて密着するので、
その発熱がケースA11に効率よく伝達される。また、
この面状発熱体34ではその上部に、万一内部の保護部
材35が弾性変形するほどの重量物が乗った時にも、加
熱素子10は加熱素子保護部36の弾性変形により保護
されて損傷が起こらない。したがって、高強度で耐久性
ある融雪装置15とすることができる。
【0074】なお、上記の各実施例で融雪装置15は図
2に示した駐車スペース43を含む融雪装置敷設部20
に設置されているが、これに限るものではない。例え
ば、駐車スペース43でなく、玄関42から歩道41に
至るアプローチや階段部分に設置する融雪装置の面状発
熱体として使い勝手が良いものであることは言うまでも
ない。さらには、このような設置場所では、面状発熱体
に掛かる荷重も比較的軽量となって、その厚さをさらに
低減したり、全体の軽量化によって、設置作業がより簡
単であったり、積雪期以外での収納も可能なものとな
る。
【0075】なおまた、上記の各実施例で面状発熱体の
加熱素子10は、電熱線であってジュール熱によって加
熱するものであるが、面状発熱体の厚さを少し増大すれ
ば、加熱素子として温水パイプを採用して、温水を熱媒
として循環することで加熱するものであっても良いこと
も言うまでもない。
【0076】なおまた、上記の各実施例で面状発熱体の
加熱素子10として、電熱線に代えて、高周波の電流を
流して、金属板製で形成したケースA11等を直接誘導
加熱して発熱させるものであってもよい。
【0077】なお、上記の各実施例で融雪装置15の面
状発熱体は、既存の舗装部2の上部に設置されている
が、その舗装部2を面状発熱体の厚さだけ掘削してか
ら、周囲の舗装部と高さが同一となるか、少しだけ高く
なるように設置してもよいものであることは言うまでも
ない。もちろん、設置場所の状態によっては、路盤部3
を掘削して、舗装部2を面状発熱体の設置場所として整
地してから、融雪装置の面状発熱体を設置してもよいこ
とは言うまでもない。いずれにせよ、面状発熱体の上面
を露出させて、融雪装置として形成すれば良いものであ
る。
【0078】なお、本発明の面状発熱体は、本来は融雪
用ではあるが、全体を均一に速やかに加熱することがで
きるものであるから、一般住宅の床はもちろん、倉庫、
作業場、店舗等の床面や壁面にて加温する暖房装置とし
ても使えるものである。なおまた、水滴が付着すること
の多い食品工場、調理場、食堂等の床面にも、滑り止め
効果のある暖房装置として、効果的に使用できるもので
あることも明白である。
【0079】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を有する。
【0080】請求項1記載の発明によれば、融雪用熱量
を供給する加熱素子を内蔵して、この加熱素子の上部を
覆うケースを備えて、ケースの上面は滑り止めの表面仕
上層を形成したことで、降雪時に加熱素子に通電すれ
ば、その発熱がその上部を覆うケースへと供給されて、
ケースの温度が上昇する。
【0081】したがって、短時間に融雪が行えて、加熱
素子の発熱が融雪用熱量としての効果を発揮する。すな
わち優れた融雪性能を実現する融雪装置用の面状発熱体
を提供できる。また、融雪や雨水がケースの上面に残存
した状態では、滑り止めの表面仕上層によって、人や自
動車が不用意に滑ることを防止できる融雪装置を実現す
る融雪装置用の面状発熱体として提供できる。
【0082】請求項2記載の発明によれば、表面仕上層
として、ケースの上面は少なくとも一部に微細な凹凸を
有する滑り止めシートを貼付したことで、優れた融雪性
能に加えて、滑り止めシートは融雪および雨水によるス
リップ事故を防止できる。特に、ケースの上面に貼付す
るシートであるから、貼付位置によって、その色、形を
デザインすることで、美観の向上や、安全性が容易に得
られる。もちろん、使用者が簡単にメンテナンスできる
融雪装置用の面状発熱体を提供できる。
【0083】請求項3記載の発明によれば、加熱素子を
ケースに密着して固定したことで、降雪時に加熱素子に
通電すれば、その発熱が加熱素子に密着したケースに供
給されて、ケースの温度が直ちに上昇する。したがっ
て、極めて短時間に融雪が行えて、加熱素子の発熱は融
雪用熱量として効率良く利用される。すなわち、さらに
優れた融雪性能を実現する融雪装置用の面状発熱体を提
供できる。
【0084】請求項4記載の発明によれば、加熱素子の
下部を覆うケースを有して、ケースの空隙に加熱素子の
外径寸法と同等以上の厚さの保護部材を設けたことで、
発熱体の上部に人や自動車等の重量物が乗った時に、そ
の荷重は保護部材に作用する。加熱素子はその外形寸法
が保護部材の厚さより小さいので、荷重が作用せずに、
その耐久性が確保できる融雪装置用の面状発熱体を提供
できる。
【0085】請求項5記載の発明によれば、保護部材は
断熱性を有する多孔質材料で形成したことで、加熱素子
の発熱が下方に供給されることを抑制して、主として上
部のケースに供給されて、融雪性能がさらに高まる融雪
装置用の面状発熱体を提供できる。
【0086】請求項6記載の発明によれば、加熱素子の
下面に空隙を形成したことで、加熱素子の下面の空隙で
形成された空気層の断熱効果で、発熱が下方に供給され
ることを抑制して、主として上部のケースに供給され
て、優れた融雪性能が得られる融雪装置用の面状発熱体
を提供できる。
【0087】請求項7記載の発明によれば、加熱素子の
下面に弾性材料で加熱素子保護部を形成したことで、加
熱素子は上部のケースに加熱素子保護部の弾性変形の反
力で押し付けられて密着するので、その発熱がケースに
効率よく伝達される。また、この面状発熱体では上部
に、内部の保護部材が弾性変形するほどの重量物が乗っ
た時にも、加熱素子は加熱素子保護部の弾性変形により
保護されて損傷が起こらない構成であるから、高強度で
耐久性ある融雪装置用の面状発熱体を提供できる。
【0088】請求項8記載の発明によれば、ケースは少
なくとも一層を金属材料にて形成したことで、面状発熱
体に対して、様々な負荷、特に鋭利な物体が押し付けら
れたときにも、強度が得られて、加熱素子の損傷を防止
できるものとすることができる。
【0089】請求項9記載の発明によれば、ケースを誘
導加熱して発熱体としたことで、ケース自体が発熱する
ので、極めて高速に融雪できるものとなる。
【0090】請求項10記載の発明によれえば、上面に
形成した溝に、加熱素子が装着された保護部材を備えた
ことで、加熱素子が所定の位置で確実に上部のケースに
近接して配置されるので、加熱が効率良く行えると共
に、加熱素子の位置が移動しないので、常に定位置から
の加熱が可能であって、融雪性能が安定する。
【0091】請求項11記載の発明によれば、下面に形
成した溝に、加熱素子が装着された保護部材を備えたこ
とで、加熱素子は上部のケースとの間に、保護部材が存
在するので、上方から加わる外力の影響を受けずに、長
期の耐久性能が得られる。
【0092】請求項12記載の発明によれば、加熱素子
を覆うケースの一部にシール部を設けたことで、融雪水
や雨水等が面状発熱体の内部に進入して、加熱素子に影
響することがないので、より長期の耐久性能が得られ
る。特に、面状発熱体の外周近傍にシール部を形成する
ことで、加熱素子がその内部でより広範囲に敷設でき
て、面状発熱体のほぼ全面で均一な加熱性能が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における融雪装置の設置構造
を示す要部断面図
【図2】同実施例1の融雪装置の設置場所を示す外観図
【図3】同実施例1の面状発熱体の要部断面図
【図4】本発明の実施例2における面状発熱体の要部断
面図
【図5】本発明の実施例3における面状発熱体の要部断
面図
【図6】本発明の実施例4における面状発熱体の要部断
面図
【図7】本発明の実施例5における面状発熱体の要部断
面図
【図8】本発明の他の実施例における面状発熱体の要部
断面図
【図9】従来の融雪装置の設置場所を示す外観図
【図10】従来の融雪装置の設置構造を示す要部断面図
【符号の説明】
1 面状発熱体 2 舗装部 3 路盤部 4 降雪 10 加熱素子 11 ケースA 12 表面仕上層 13 ケースB 14 保護部材 15 融雪装置 16 シール部
フロントページの続き Fターム(参考) 2D026 CL02 CL03 2D051 AA08 AF11 AG11 AH06 GA01 GB02 GC04 GC06 3L072 AA01 AB01 AB10 AC02 AD01 AD02 AD13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融雪用熱量を供給する加熱素子と、この
    加熱素子の上部を覆うケースを備えて、ケースの上面に
    滑り止めの表面仕上層を形成した融雪装置用の面状発熱
    体。
  2. 【請求項2】 ケースの上面の少なくとも一部に貼付さ
    れた微細な凹凸を有する滑り止めシートを表面仕上層と
    する請求項1記載の融雪装置用の面状発熱体。
  3. 【請求項3】 加熱素子をケースの下面に密着させて固
    定した請求項1または2に記載の融雪装置用の面状発熱
    体。
  4. 【請求項4】 加熱素子の下部を覆うケースを有して、
    このケースで形成された空隙に、加熱素子の外径寸法と
    同等以上の厚さの保護部材を設けた請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の融雪装置用の面状発熱体。
  5. 【請求項5】 加熱素子の下部を覆うケースを有して、
    このケースまたは保護部材のいずれかが断熱性を有する
    多孔質材料で形成された請求項4に記載の融雪装置用の
    面状発熱体。
  6. 【請求項6】 加熱素子の下面に空気層を形成する空隙
    を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の融雪装置
    用の面状発熱体。
  7. 【請求項7】 加熱素子の下面に弾性材料で加熱素子保
    護部を形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の融
    雪装置用の面状発熱体。
  8. 【請求項8】 ケースは少なくとも一層を金属材料にて
    形成した請求項1〜7のいずれか1項に記載の融雪装置
    用の面状発熱体。
  9. 【請求項9】 加熱素子と、この加熱素子を覆うケース
    とを備え、このケースを誘導加熱して発熱体として用い
    た融雪装置用の面状発熱体。
  10. 【請求項10】 上面に形成した溝に、加熱素子が装着
    された保護部材を備えた請求項1〜9のいずれか1項に
    記載の融雪装置用の面状発熱体。
  11. 【請求項11】 下面に形成した溝に、加熱素子が装着
    された保護部材を備えた請求項1〜9のいずれか1項に
    記載の融雪装置用の面状発熱体。
  12. 【請求項12】 加熱素子を覆うケースの一部にシール
    部を設けた請求項1〜11のいずれか1項に記載の融雪
    装置用の面状発熱体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003138513A (ja) * 2001-10-30 2003-05-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 融雪装置
JP2017180005A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 積水化成品工業株式会社 融雪ヒーター
KR101905577B1 (ko) 2018-06-25 2018-10-08 주식회사 카본엑트 탄소섬유발열선을 이용한 결빙방지 매트

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