JP2003137173A - 小型艇の操舵装置 - Google Patents

小型艇の操舵装置

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JP2003137173A
JP2003137173A JP2001333302A JP2001333302A JP2003137173A JP 2003137173 A JP2003137173 A JP 2003137173A JP 2001333302 A JP2001333302 A JP 2001333302A JP 2001333302 A JP2001333302 A JP 2001333302A JP 2003137173 A JP2003137173 A JP 2003137173A
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直明 長田
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor
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    • B63H11/02Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
    • B63H11/10Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water having means for deflecting jet or influencing cross-section thereof
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 艇体11にハンドルホルダ42を取付
け、このハンドルホルダ42にステアリング軸41を貫
通させ、このステアリング軸41の上端にハンドル43
を取付けた小型艇の操舵装置において、ステアリング軸
41に溝54を設け、この溝54にハンドルホルダ42
に設ける保持部材48を嵌合することで、ステアリング
軸41の軸方向の移動を規制した。 【効果】 鍔又は溝は、幅を狭く設定できる形状であ
り、この幅を狭く設定するとともに寸法のばらつきを考
慮して保持部材を嵌合したとしても、鍔又は溝と保持部
材と間のガタを小さくすることができる。そこで、ステ
アリング軸に鍔又は溝を設け、この鍔又は溝にハンドル
ホルダに設ける保持部材を嵌合したので、ステアリング
軸の軸方向の移動を抑えることができる。この結果、操
作感を向上させた操舵装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、艇体にハンドルホ
ルダを取付け、このハンドルホルダにステアリング軸を
貫通させ、このステアリング軸の上端にハンドルを取付
けた小型艇の操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型艇の操舵装置として、例えば特開平
11−11395号公報「小型船舶の操舵装置」が知ら
れている。上記技術は、同公報の図3及び図5によれ
ば、操舵ハンドル22をステアリング軸21に取付け、
ステアリング軸21を筒体20に挿入し、ステアリング
軸21に形成したフランジ21aとステアリング軸21
に係合させるCクリップ45とで筒体20を挟み込み、
筒体20にステアリング軸21を回転可能に取付けたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような小型船舶
の操舵装置では、軽量化を図るために又は腐食防止のた
めに筒体20やステアリング軸21を樹脂で形成する。
一般的に樹脂製の部品は、金属製の部品に比べて寸法精
度は悪い。上記の小型船舶の操舵装置では、長いスパン
を有するとともに寸法のばらつきを有する筒体20を、
ステアリング軸21のフランジ21aとステアリング軸
21のCクリップ45とで挟み込む構造である。すなわ
ち、筒体20(以下、「ハンドルホルダ」と呼ぶ)の上
下間を挟み込む構造では、ステアリング軸21の寸法の
ばらつきをも有り、ステアリング軸の軸方向のガタは大
きくなる。すなわち、樹脂製の部品で構成する小型艇の
操舵装置において、ステアリング軸の軸方向のガタを小
さく設定できれる技術が望まれる。
【0004】すなわち、本発明の目的は、ステアリング
軸の軸方向のガタを小さく設定し、操作感を向上させた
小型艇の操舵装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、艇体にハンドルホルダを取付け、このハ
ンドルホルダにステアリング軸を貫通させ、このステア
リング軸の上端にハンドルを取付けた小型艇の操舵装置
において、ステアリング軸に鍔又は溝を設け、この鍔又
は溝にハンドルホルダに設ける保持部材を嵌合すること
で、ステアリング軸の軸方向の移動を規制したことを特
徴とする。
【0006】樹脂製の部品で構成する小型艇の操舵装置
において、ステアリング軸の軸方向のガタを小さく設定
できるとすれば、好ましいことである。そこで、ステア
リング軸に鍔又は溝を設け、この鍔又は溝に保持部材を
嵌合させ、この保持部材をハンドルホルダに取付けるよ
うにした。鍔又は溝は、幅を狭く設定できる形状であ
り、この幅を狭く設定した一つの鍔又は溝を保持部材で
位置決めすることで、ステアリング軸の軸方向のガタを
小さくすることができる。すなわち、ステアリング軸に
鍔又は溝を設け、この鍔又は溝にハンドルホルダに設け
る保持部材を嵌合することで、ステアリング軸の軸方向
の移動を抑えることができる。この結果、操作感を向上
させた操舵装置を実現することができる。
【0007】請求項2は、保持部材が、U字状部材であ
ることを特徴とする。保持部材をU字状部材にすること
で、ステアリング軸の鍔又は溝に嵌合させやすい。この
結果、操舵装置の組立性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る操舵装置を搭載した小
型艇の側面図であり、小型艇10は、艇体11の前部1
1aに取付けた燃料タンク60と、この燃料タンク60
の後方に設けたエンジン15と、このエンジン15の後
方に設けたポンプ室16と、このポンプ室16に設けた
ジェット推進機17と、エンジン15に吸気側を取付け
るとともに排気側をポンプ室16に取付けた排気ユニッ
ト18と、燃料タンク14の上方に取付けた操舵装置4
0と、この操舵装置40の後方に取付けたシート29と
からなる。
【0009】ジェット推進機17は、艇底12の開口1
3から後方へ延びたハウジング21を有し、このハウジ
ング21内にインペラ22を回転自在に取り付け、イン
ペラ22をエンジン15の駆動軸23に連結したもので
ある。ジェット推進機17によれば、エンジン15を駆
動してインペラ22を回転させることにより、艇底12
の開口13から吸引した水をハウジング21の後端開口
を介して操舵管25から艇体11の後方へ噴射すること
ができる。
【0010】操舵管25は、ハウジング21の後端に左
右方向にスイング自在に取付けた部材であり、操舵装置
40の操作で左右方向にスイングすることにより艇体1
1の操舵方向をコントロールする操舵用のノズルであ
る。
【0011】すなわち、小型艇10は、燃料タンク14
からエンジン15に燃料を供給してエンジン15を駆動
し、このエンジン15の駆動力を駆動軸23を介してイ
ンペラ22に伝え、インペラ22を回転することにより
艇底12の開口13から水を吸引し、吸引した水をハウ
ジング21の後端を通して操舵管25から噴射して推進
するジェット推進艇である。
【0012】図中、11bは艇体11の上部を構成する
デッキ、26は艇艇をバックさせるときに操舵管25に
被せてジェット水流を前方斜め下方に流すためのリバー
スバケット、27は艇体11の電源であるバッテリ、3
3はリバースバケット26を操作する操作ノブ、34は
エキゾーストパイプ、35はエキゾーストボディ、36
はウォータマフラ、37はウォータロックパイプ、38
はテールパイプ、39はレゾネータを示す。
【0013】図2は本発明に係る操舵装置を搭載した小
型艇の平面図であり、小型艇の操舵装置40(以下、
「操縦装置40」と略記する)は、艇体11に回転自在
に取付けるステアリング軸41と、このステアリング軸
41に回転可能に取付けるハンドルホルダ42と、ステ
アリング軸41の上端に取付けるハンドル43と、この
ハンドル43の左右端部に取付けた左右のハンドルグリ
ップ44L,44Rと、左のハンドルグリップ44Lの
根元に設けたランヤードスイッチ付きメインスイッチ4
5と、右のハンドルグリップ44Rの根元にスイング自
在に取付けたスロットルレバー46と、このスロットル
レバー46からスッロトルに延ばしたスロットルケーブ
ル47と、このステアリング軸41を支持するとともに
ハンドルホルダ42に保持する保持部材48と、から構
成したものである。
【0014】図3は本発明に係る操舵装置の要部を示す
分解斜視図であり、ステアリング軸41、ハンドルホル
ダ42及び保持部材48を示す。ステアリング軸41
は、樹脂製の部材であり、ハンドル43を取付けるハン
ドル取付け部41aと、保持部材48を嵌合させる溝5
4と、ハンドルホルダ42に回転自在に嵌合させる軸部
41cと、操舵用リンク(不図示)を取付けるリンク取
付け部41dと、を備える。軸部41cは、上部をスト
レートに形成し、中間にテーパに形成し、下部をストレ
ートを形成することで、ハンドルホルダ42の軸受部5
7の形状に倣わせるようにした。
【0015】ハンドルホルダ42は、樹脂製の部材であ
り、艇体11(図1参照)に支持させる筒部55と、こ
の筒部55の上部に形成することで保持部材48を支持
する支持部56と、この支持部56から下方に延出する
ことで軸部41cを回転自在に支持する軸受部57と、
からなる。筒部55は、艇体11(図1参照)に取付け
るために下部にフランジ55aを形成するとともにこの
フランジ55aに取付け孔55b・・・(・・・は複数個を示
す。以下同じ)を形成し、外周に剛性を向上するために
複数の縦リブ55c・・・,55d・・・(1個のみ示す)を
形成した。
【0016】支持部56は、保持部材48を固定するた
めのボルト56a・・・を備える。また、56bはボルト
56aに捩じ込むことでハンドルホルダ42に保持部材
48を固定するナット、56cはボルト56a及びナッ
ト56cに介在させるワッシャである。
【0017】図4は本発明に係る操舵装置の保持部材の
平面図である。保持部材48は、樹脂製の部材であると
ともに平面視にてU字状に形成した部材であり、本体部
48aと、この本体部48aに形成することでステアリ
ング軸41の溝54(図3参照)に嵌合させ回転可能に
支持する嵌合部48bと、ハンドルホルダ42のボルト
56a・・・(図3参照)を貫通させる貫通孔48c,4
8c及び貫通孔48dと、本体部48aと嵌合部48b
を仕切るリブ48eと、を形成したものである。
【0018】すなわち、操舵装置40(図3参照)は、
保持部材48がU字状部材であると言え、保持部材48
をU字状部材にすることで、ステアリング軸41の溝5
4(図3参照)に嵌合させやすい。この結果、操舵装置
40の組立性の向上を図ることができる。
【0019】図5は本発明に係る操舵装置の保持部材の
正面図であり、ここで、保持部材48の嵌合部48bの
厚みをA1、ステアリング軸41の溝54の幅をA2、溝
54と嵌合部48bとのクリアランスをαとすれば、A
2=A1+αの関係が成り立つ。一般的に、嵌合部48b
の厚みA1は、保持部材48の剛性を維持できる最小寸
法に設定すればよく、嵌合部48bを受ける溝54の幅
A2(A2=A1+α)も小さな幅を設定すればよい。従
って、寸法精度がばらつく樹脂製品でステアリング軸4
1やハンドルホルダ42(図3参照)を構成する場合に
も、ステアリング軸41の軸方向のガタを小さく設定で
きる。すなわち、操舵装置40は、例えば、ハンドルホ
ルダの軸受部の上下間を挟み込む構造に比べ、ステアリ
ング軸41の軸方向のガタを減少させることができる。
【0020】図6は本発明に係る小型艇の操舵装置の側
面断面図であり、操舵装置40の組立て状態を示す。操
舵装置40は、艇体11(図1参照)にハンドルホルダ
42を取付け、このハンドルホルダ42にステアリング
軸41を貫通させ、このステアリング軸41の上端にハ
ンドル43(図1参照)を取付けた小型艇の操舵装置に
おいて、ステアリング軸41に溝54を設け、この溝5
4にハンドルホルダ42に設ける保持部材48を嵌合す
ることで、ステアリング軸41の軸方向の移動を規制し
たものであると言える。なお、57aは軸受部57上端
にはめた上部カラー、57bは軸受部57下端にはめた
下部カラーを示す。
【0021】図7は図6の7矢視図であり、操舵装置の
平面断面図を示す。一般的に、樹脂製の部品で構成する
小型艇の操舵装置において、ステアリング軸の軸方向の
ガタを小さく設定できるとすれば、好ましいことであ
る。そこで、ステアリング軸41に溝54を設け、この
溝54に保持部材48を嵌合させ、この保持部材48を
ハンドルホルダ42に取付けるようにした。図5に示し
た通り溝54は、幅を狭く設定できる形状であり、この
幅を狭く設定した一つの溝54を保持部材48で位置決
めすることで、ステアリング軸41の軸方向のガタを小
さくすることができる。
【0022】すなわち、ステアリング軸41に溝54を
設け、この溝54にハンドルホルダ42に設ける保持部
材48を嵌合することで、ステアリング軸41の軸方向
の移動を抑えることができる。この結果、操作感を向上
させた操舵装置40を実現することができる。
【0023】以上に述べた操舵装置40の作用を次に説
明する。図8(a)〜(c)は本発明に係る小型艇の操
舵装置の作用説明図であり、操舵装置の組立て手順を示
す。 (a)において、ステアリング軸41の溝54に保持部
材48を矢印の如く嵌合させる。 (b)において、ステアリング軸41の軸部41cを矢
印の如くハンドルハルダ42の軸受部57に挿入する
とともに、保持部材48の貫通孔48cにボルト56a
を矢印の如く貫通させ、ステアリング軸41及び保持
部材48をハンドルホルダ42にセットする。 (c)において、ボルト56aにナット56bを嵌め込
み、ステアリング軸41を保持部材48を介してハンド
ルホルダ42に回転可能に取付ける。
【0024】図9は本発明に係る第2実施の形態お小型
艇の操舵装置の側面断面図であり、操舵装置40(図6
参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細
な説明は省略する。操舵装置50は、艇体11(図1参
照)にハンドルホルダ52を取付け、このハンドルホル
ダ52にステアリング軸51を貫通させ、このステアリ
ング軸51の上端にハンドル43(図1参照)を取付け
た小型艇の操舵装置において、ステアリング軸51に鍔
53を設け、この鍔53にハンドルホルダ52に設ける
保持部材58を嵌合することで、ステアリング軸51の
軸方向の移動を規制したものである。なお、58aは鍔
53を嵌合するために保持部材58に形成した凹部であ
る。
【0025】ステアリング軸51に鍔53を設け、この
鍔53に保持部材58を嵌合させ、この保持部材58を
ハンドルホルダ52に取付けるようにする。すなわち、
ステアリング軸51に鍔53を設け、この鍔53にハン
ドルホルダ52に設ける保持部材58を嵌合すること
で、ステアリング軸51の軸方向の移動を抑えることが
できる。この結果、操作感を向上させた操舵装置50を
実現することができる。
【0026】また、保持部材58は、図4に示す保持部
材48と同様にU字状部材であり、保持部材58をU字
状部材にすることで、ステアリング軸51の鍔53に嵌
合させやすい。この結果、操舵装置50の組立性の向上
を図ることができる。
【0027】尚、実施の形態で図1に示すように、ステ
アリング軸41、ハンドルホルダ42や保持部材48を
樹脂の部品で構成したが、これに限るものではなく、ス
テアリング軸、ハンドルホルダや保持部材を金属部品で
構成したものでもよく、金属部品及び樹脂部品を適宜選
択的に用いるものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。鍔又は溝は、幅を狭く設定できる形状であり、こ
の幅を狭く設定するとともに寸法のばらつきを考慮して
保持部材を嵌合したとしても、鍔又は溝と保持部材と間
のガタを小さくすることができる。請求項1では、ステ
アリング軸に鍔又は溝を設け、この鍔又は溝にハンドル
ホルダに設ける保持部材を嵌合したので、ステアリング
軸の軸方向の移動を抑えることができる。この結果、操
作感を向上させた操舵装置を実現することができる。
【0029】請求項2は、保持部材をU字状部材にした
ので、ステアリング軸の鍔又は溝に嵌合させやすい。こ
の結果、操舵装置の組立性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操舵装置を搭載した小型艇の側面
【図2】本発明に係る操舵装置を搭載した小型艇の平面
【図3】本発明に係る操舵装置の要部を示す分解斜視図
【図4】本発明に係る操舵装置の保持部材の平面図
【図5】本発明に係る操舵装置の保持部材の正面図
【図6】本発明に係る小型艇の操舵装置の側面断面図
【図7】図6の7矢視図
【図8】本発明に係る小型艇の操舵装置の作用説明図
【図9】本発明に係る第2実施の形態お小型艇の操舵装
置の側面断面図
【符号の説明】
10…小型艇、11…艇艇、40,50…操舵機構、4
1,51…ステアリング軸、42,52…ハンドルホル
ダ、48,58…保持部材、53…鍔、54…溝。
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月13日(2002.12.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る操舵装置を搭載した小
型艇の側面図であり、小型艇10は、艇体11の前部1
1aに取付けた燃料タンク60と、この燃料タンク60
の後方に設けたエンジン15と、このエンジン15の後
方に設けたポンプ室16と、このポンプ室16に設けた
ジェット推進機17と、エンジン15に吸気側を取付け
るとともに排気側をポンプ室16に取付けた排気ユニッ
ト18と、燃料タンク60の上方に取付けた操舵装置4
0と、この操舵装置40の後方に取付けたシート29と
からなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】すなわち、小型艇10は、燃料タンク60
からエンジン15に燃料を供給してエンジン15を駆動
し、このエンジン15の駆動力を駆動軸23を介してイ
ンペラ22に伝え、インペラ22を回転することにより
艇底12の開口13から水を吸引し、吸引した水をハウ
ジング21の後端を通して操舵管25から噴射して推進
するジェット推進艇である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】支持部56は、保持部材48を固定するた
めのボルト56a・・・を備える。また、56bはボルト
56aに捩じ込むことでハンドルホルダ42に保持部材
48を固定するナット、56cはボルト56a及びナッ
ト56に介在させるワッシャである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】以上に述べた操舵装置40の作用を次に説
明する。図8(a)〜(c)は本発明に係る小型艇の操
舵装置の作用説明図であり、操舵装置の組立て手順を示
す。 (a)において、ステアリング軸41の溝54に保持部
材48を矢印の如く嵌合させる。 (b)において、ステアリング軸41の軸部41cを矢
印の如くハンドルルダ42の軸受部57に挿入する
とともに、保持部材48の貫通孔48cにボルト56a
を矢印の如く貫通させ、ステアリング軸41及び保持
部材48をハンドルホルダ42にセットする。 (c)において、ボルト56aにナット56bを嵌め込
み、ステアリング軸41を保持部材48を介してハンド
ルホルダ42に回転可能に取付ける。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図9は本発明に係る第2実施の形態小型
艇の操舵装置の側面断面図であり、操舵装置40(図6
参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細
な説明は省略する。操舵装置50は、艇体11(図1参
照)にハンドルホルダ52を取付け、このハンドルホル
ダ52にステアリング軸51を貫通させ、このステアリ
ング軸51の上端にハンドル43(図1参照)を取付け
た小型艇の操舵装置において、ステアリング軸51に鍔
53を設け、この鍔53にハンドルホルダ52に設ける
保持部材58を嵌合することで、ステアリング軸51の
軸方向の移動を規制したものである。なお、58aは鍔
53を嵌合するために保持部材58に形成した凹部であ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】本発明に係る第2実施の形態小型艇の操舵装
置の側面断面図
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 直明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 吉田 穣 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艇体にハンドルホルダを取付け、このハ
    ンドルホルダにステアリング軸を貫通させ、このステア
    リング軸の上端にハンドルを取付けた小型艇の操舵装置
    において、 前記ステアリング軸に鍔又は溝を設け、この鍔又は溝に
    ハンドルホルダに設ける保持部材を嵌合することで、前
    記ステアリング軸の軸方向の移動を規制したことを特徴
    とする小型艇の操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は、U字状部材であること
    を特徴とする請求項1記載の小型艇の操舵装置。
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