JP2007331501A - 車両のスイングアーム支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のスイングアーム支持構造を改良することで、車体フレームに伝達される外力の大きさやタイミング等を調整可能とする。
【解決手段】車体フレーム11に対してスイング自在としたスイングアームの後端に後輪を取付け、車体フレーム11に連結する車体フレーム連結部115,116と、エンジンを支持するエンジン支持部117とを備えるブラケットくの字形ブラケット13,14を設けた車両において、くの字形ブラケット13,14に、スイングアームを支持するスイングアーム支持部121を備え、このスイングアーム支持部121を、車体フレーム連結部115,116から離して別々に設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両のスイングアーム支持構造の改良に関するものである。
従来の車両のスイングアーム支持構造として、車体フレームにエンジンを支持するブラケット部材を連結するとともに、車体フレームでリヤフォークを支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特公昭61−17715号公報
特許文献1の第1図及び第3図に示される通り、ブラケット部材5は左右一対の側板5a,5bと、これらの側板5a,5bのそれぞれの中央部に渡された筒部5cとを備え、側板5a,5bのそれぞれの両端はエンジン1の後部に取付けられ、筒部5cはピボットシャフト13で車体フレーム2に連結される。また、ピボットシャフト13には、リヤフォーク10の前端に設けられた孔12,12が嵌合されて、リヤフォーク10が車体フレーム2スイング自在に支持される。
上記の特許文献の技術のように、車体フレーム2に直接にリヤフォーク10が取付けられていると、例えば、路面から後輪及びリヤフォーク10を介して車体フレーム2に外力が伝わるため、車体フレームに伝達される外力の大きさやタイミングを調整することが難しかった。
本発明の目的は、車両のスイングアーム支持構造を改良することで、車体フレームに伝達される外力の大きさやタイミング等を調整可能とすることにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームに対してスイング自在としたスイングアームの後端に後輪を取付け、車体フレームに連結する車体フレーム連結部と、エンジンを支持するエンジン支持部とを備えるブラケットを設けた車両において、ブラケットに、スイングアームを支持するスイングアーム支持部を備え、このスイングアーム支持部を、車体フレーム連結部から離して別々に設けたことを特徴とする。
作用として、スイングアーム支持部を、車体フレーム連結部から離して別々に設けることで、スイングアーム支持部と車体フレーム連結部との間のブラケットに捩れを発生させることが可能になる。また、例えば、ブラケットの車体フレーム連結部とスイングアーム支持部との距離を変更すれば、スイングアームからブラケットを介して車体フレームに伝わる外力の伝達(外力の大きさ、タイミング等)を変更することが可能になる。
請求項2に係る発明は、ブラケットに、車幅方向に窪んだ凹部を形成し、後輪を駆動するためにエンジン側から延ばした動力伝達軸を、凹部を通るようにしたことを特徴とする。
作用として、ブラケットの車幅方向に窪んだ凹部が動力伝達軸を配置するスペースとなる。
請求項3に係る発明は、ブラケットを左右一対設け、凹部を左右のブラケットに車幅方向で同一方向に窪ませて形成し、スイングアーム支持部を凹部の底部に形成したことを特徴とする。
作用として、凹部によってドライブシャフトの配置スペースを確保することが可能になるとともに、凹部が同一方向に窪んでいるため、左右の凹部の底部間の距離が確保される、即ち、左右のスイングアーム支持部間の距離が確保される。
請求項4に係る発明は、車体フレームを、スイングアーム支持部の外側方を覆うように配置したことを特徴とする。
作用として、スイングアーム支持部が車体フレームで覆われ、車体側方に突出しないから、運転者が足を真直ぐに下げることが可能になり、足が地面に着きやすくなる。
請求項5に係る発明は、ブラケットを、車体フレーム側に上下2箇所で連結したことを特徴とする。
作用として、ブラケットを、車体フレーム側に上下2箇所で連結することにより、ブラケットの支持が強固になる。
請求項1に係る発明では、スイングアーム支持部を、車体フレーム連結部から離して別々に設けたので、スイングアーム支持部と車体フレーム連結部との間のブラケットに捩れを発生させることができ、更に、スイングアーム支持部と車体フレーム連結部との間の距離を変更することにより車体フレームへ後輪からスイングアームを介して伝わる外力の伝達を容易に調整することができ、設計自由度を増すことができる。
請求項2に係る発明では、ブラケットに、車幅方向に窪んだ凹部を形成し、後輪を駆動するためにエンジン側から延ばした動力伝達軸を、凹部を通るようにしたので、動力伝達軸を通すスペースを容易に確保することができる。
請求項3に係る発明では、ブラケットを左右一対設け、凹部を左右のブラケットに車幅方向で同一方向に窪ませて形成し、スイングアーム支持部を凹部の底部に形成したので、スイングアームの支持間隔を容易に確保することができ、スイングアームのねじり剛性を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、車体フレームを、スイングアーム支持部の外側方を覆うように配置したので、スイングアームを支持するピボット軸の両端部が左右に突出せず、運転者の足着き性を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、ブラケットを、車体フレーム側に上下2箇所で連結したので、ブラケットを強固に支持することができ、このようなブラケットによって、エンジン、スイングアームを確実に支持することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るスイングアーム支持構造を採用した車両の側面図であり、車両10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の内側に配置されたV型のエンジン12と、このエンジン12の後方に配置され、エンジン12の後部及び車体フレーム11側に取付られた左右一対のくの字形ブラケット13,14(手前側の符号13のみ示す。)と、これらのくの字形ブラケット13,14にピボット軸16を介して上下スイング自在に取付けられたスイングアーム17と、このスイングアーム17の後端に取付けられた後輪18と、車体フレーム11の前端を構成するヘッドパイプ21に操舵自在に取付けられたフロントフォーク22と、このフロントフォーク22の下端部に取付けられた前輪23と、フロントフォーク22の上端部に取付けられたバーハンドル24とを備えるアメリカンタイプの自動二輪車である。
車体フレーム11は、上記のヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から後方に延びている左右一対のメインフレーム31,32(手前側の符号31のみ示す。)と、これらのメインフレーム31,32の後部に取付けられた左右一対のリヤアッパフレーム33,34(手前側の符号33のみ示す。)及び左右一対のセンタフレーム36,37(手前側の符号36のみ示す。)と、ヘッドパイプ21からほぼ下方に延びている左右一対のダウンフレーム41,42(手前側の符号41のみ示す。)と、これらのダウンフレーム41,42の下端に連結されるとともにセンタフレーム36,37の下端に取付けられた左右一対のロアフレーム43,44と、上記したフレーム部材の左右を連結するクロス部材(不図示)とからなる。
エンジン12は、後部に一体的に変速機26を備え、この変速機26は、その出力軸27を自在継手28を介してドライブシャフト29に連結したものであり、変速機26からドライブシャフト29を介して後輪18に動力が伝達される。17aはドライブシャフト29を収納するためにスイングアーム17の左側部に形成されたシャフト収納部である。
ここで、51はヘッドパイプ21に取付けられたヘッドランプ、52は前輪23の上方を覆うフロントフェンダ、53はメインフレーム31,32に取付けられた燃料タンク、54は後輪18の上方を覆うためにリヤアッパフレーム33,34に取付けられたリヤフェンダ、56はメインフレーム31,32及びリヤフェンダ54に取付けられたシート、57はリヤフェンダ54の後部に取付けられたテールランプ、61,62はエンジン12に備える前シリンダ部及び後シリンダ部、63は前シリンダ部61及び後シリンダ部62に接続されたキャブレタ、64は前シリンダ部61から下方斜め後方に延び、そして後方に延びている第1排気管、66は第1排気管64の後端に接続された第1マフラ、67は後シリンダ部62からほぼ後方に延びている第2排気管、68は第2排気管67の後端に接続された第2マフラ、71,72はエンジン12の前部下部を支持するためにダウンフレーム41,42、ロアフレーム43,44(詳しくは、左右のロアフレーム43,44に渡したクロスパイプ73)にそれぞれ設けられたエンジン支持ブラケット、74はスイングアーム17と車体フレーム11との間に渡して取付けられたリヤクッションユニット、76はバッテリである。
図2は本発明に係る車両のピボット軸及びその周囲を示す要部側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、変速機26の出力軸27は、エンジン12のクランクケース12aに設けられた出力軸収納部12bに収納され、出力軸収納部12bとシャフト収納部17aとは蛇腹状のゴムブーツ81で接続される。
上記の出力軸27、自在継手28及びドライブシャフト29は、変速機26から後輪18(図1参照)へ動力を伝達する動力伝達軸82を構成する部品である。
ゴムブーツ81は、スイングアーム17がスイングして自在継手28が屈曲したときの変速機26側とスイングアーム17側との間の角度変化を吸収するとともに、出力軸収納部12b及びシャフト収納部17a内へダストが入り込むのを防止する。
図中の83は左右のメインフレーム31,32(手前側の符号31のみ示す。)間に渡して取付けられた断面コ字形状のクロス部材であり、リヤクッションユニット74は、一端をクロス部材83に取付けられた支持ブラケット84に取付けられ、他端をスイングアーム17の上部に設けられた上部ブラケット86に取付けられている。
バッテリ76は、車体フレーム11(詳しくは、図3に示される)に取付けられたバッテリ収納ケース88に収納されている。バッテリ収納ケース88は、ケース本体91と、このケース本体91の開口部を覆うカバー部材92とからなる。
バッテリ収納ケース88は、後で詳述するアッパブラケット104,106(一方の符号104のみ示す。)及びアッパプレート107,108(一方の符号107のみ示す。)にボルト93で取付けられている。
図3は本発明に係るスイングアーム支持構造を示す側面図であり、車体フレーム11の左右のロアフレーム43,44にクロス部材95を渡して取付け、このクロス部材95の上部に左右一対の起立プレート96,97(手前側の符号96のみ示す。)を取付け、これらの起立プレート96,97にそれぞれ三角形状プレート101,102(手前側の符号101のみ示す。)をボルト103,103で取付け、センタフレーム36,37(手前側の符号36のみ示す。)にそれぞれアッパブラケット104,106(手前側の符号104のみ示す。)を取付け、これらのアッパブラケット104,106にそれぞれアッパプレート107,108(手前側の符号107のみ示す。)をボルト109,109で取付け、三角形状プレート101及びアッパプレート107にくの字形ブラケット13をボルト111,111で取付け、三角形状プレート102及びアッパプレート108にくの字形ブラケット14をボルト111,111で取付け、これらのくの字形ブラケット13,14にボルト112,112でエンジン12を取付けたことを示している。なお、12c,12dはそれぞれくの字形ブラケット13,14に支持されるようにエンジン12のクランクケース12aの左右に設けられた被支持部である。
ピボット軸16は、一端部16aがくの字形ブラケット13に取付けられているため、一端部16aの外側方はセンタフレーム36に覆われて、車体の側方に突出せず、また、外部に露出しない。
くの字形ブラケット13,14はそれぞれ、ロア連結穴115a、アッパ連結穴116a、アッパ支持穴117a、ロア支持穴118a及びセンタ支持穴121aが開けられた部材であり、車体フレーム11のロアフレーム43,44にクロス部材95、起立プレート96,97、三角形状プレート101,102を介して連結するためにロア連結穴115aの周囲に設けられた車体フレーム連結部115と、車体フレーム11のセンタフレーム36,37にアッパブラケット104,106、アッパプレート107,108を介して連結するためにアッパ連結穴116aの周囲に設けられた車体フレーム連結部116と、エンジン12を支持するために被取付部12cが取付けられるアッパ支持穴117aの周囲に設けられたエンジン支持部117及びエンジン12を支持するために被取付部12dが取付けられるロア支持穴118aの周囲に設けられたエンジン支持部118と、スイングアーム17を支持するためにセンタ支持穴121aの周囲に設けられたスイングアーム支持部121とを備える。
エンジン支持部117、エンジン支持部118及びスイングアーム支持部121は、ほぼ三角形状でもあるくの字形ブラケット13,14の各頂点に近い位置に設けられる。
車体フレーム連結部115及び車体フレーム連結部116は、エンジン支持部117及びエンジン支持部118に近接したスイングアーム支持部121寄りの位置に設けられている。
図4は本発明に係るスイングアーム支持構造を示す斜視図であり、くの字形ブラケット13,14は、中央部、詳しくは、ピボット軸16が取付けられるピボット軸取付部13a,14aを一側方に屈曲させたプレート状の部材であり、センタフレーム36,37間に配置されている。
ピボット軸16とエンジン12(図3参照)を支持するためのボルト112,112とは、左右のくの字形ブラケット13,14にそれぞれ渡した部材である。なお、125はピボット軸16を通すために一方のセンタフレーム37に開けられたピボット軸挿通穴、126はボルト112の先端にねじ込まれたナットである。
図5は図3の5−5線断面図(図中の矢印(LEFT)は車体左方、矢印(RIGHT)は車体右方を表す。)であり、くの字形ブラケット13,14は、屈曲されてピボット軸取付部13a,14aを右側方に突出させ、ピボット軸取付部13a,14aの左側に凹部13b,14bを形成した部材であり、くの字形ブラケット13の凹部13bによって左側のくの字形ブラケット13と左側のセンタフレーム36との間にスイングアーム17のシャフト収納部17a、ドライブシャフト29(図2参照)用の自在継手28を配置するスペース131を形成したことを示す。
ここで、13c,13d,14c,14dはくの字形ブラケット13,14の凹部13b,14bを形成する傾斜部、135はボルト103とねじ結合されるように起立プレート96,97に溶接されたナット、135Aはスペーサ、136はボルト109とねじ結合されるようにアッパブラケット104,106に溶接されたナット、137はボルト111とねじ結合されるようにくの字形ブラケット13,14に溶接されたナット、138はピボット軸16の端部にねじ結合されたナットである。
ピボット軸16には左カラー141及び右カラー142が嵌合され、これらの左カラー141及び右カラー142にはニードルベアリング143,143を介して筒部材144が回転自在に取付けられる。
筒部材144は、スイングアーム17(図3参照)を構成するためにスイングアーム17の前端に備える部材である。
一方のニードルベアリング143には、ピボット軸16と筒部材144とに嵌合するボールベアリング146が隣接している。なお、147はボールベアリング146と左カラー141との間に介在するとともにピボット軸16に嵌合するセンタカラー、151は筒部材144の軸方向位置を規制するために筒部材144の内面に一方のニードルベアリング143に隣接するように取付けた止め輪、152,152は筒部材144内へダストが入り込むのを防止するダストシール、153はワッシャである。
以上の図1及び図3に示したように、本発明は第1に、車体フレーム11に対してスイング自在としたスイングアーム17の後端に後輪18を取付け、車体フレーム11に連結する車体フレーム連結部115,116と、エンジン12を支持するエンジン支持部117,118とを備えるくの字形ブラケット13,14を設けた車両10において、くの字形ブラケット13,14に、スイングアーム17を支持するスイングアーム支持部121を備え、このスイングアーム支持部121を、車体フレーム連結部115,116から離して別々に設けたことを特徴とする。
これにより、スイングアーム支持部121と車体フレーム連結部115,116との間のくの字形ブラケット13,14に捩れを発生させることができ、更に、スイングアーム支持部121と車体フレーム連結部115,116との間の距離を変更することにより車体フレーム11へ後輪18からスイングアーム17を介して伝わる外力の伝達を容易に調整することができ、設計自由度を増すことができる。
本発明は第2に、図2及び図5に示したように、くの字形ブラケット13,14に、車幅方向に窪んだ凹部13b,14bを形成し、後輪18(図1参照)を駆動するためにエンジン12側から延ばした動力伝達軸82、詳しくは、出力軸27及び自在継手28及びゴムブーツ81を、一方の凹部13bを通るようにしたことを特徴とする。
これにより、動力伝達軸82を通すスペース131を容易に確保することができる。
本発明は第3に、くの字形ブラケット13,14を左右一対設け、凹部13b,14bを左右のくの字形ブラケット13,14に車幅方向で同一方向、即ち、車体右方に窪ませて形成し、スイングアーム支持部121を凹部13b,14bの底部に形成したことを特徴とする。
これにより、スイングアーム17の支持間隔を容易に確保することができ、スイングアーム17のねじり剛性を向上させることができる。
本発明は第4に、車体フレーム11、詳しくは、センタフレーム36,37を、スイングアーム支持部121の外側方を覆うように配置したことを特徴とする。
これにより、スイングアーム17を支持するピボット軸16の両端部が左右に突出せず、運転者の足着き性を向上させることができる。
本発明は第5に、くの字形ブラケット13,14を、車体フレーム11(詳しくは、センタフレーム36,37)側にアッパブラケット104,106及びアッパプレート107,108を介して連結し、車体フレーム11(詳しくは、ロアフレーム43,44)側にクロス部材95、起立プレート96,97及び三角形状プレート101,102を介して連結する、というように上下2箇所で連結したことを特徴とする。
これにより、くの字形ブラケット13,14を強固に支持することができ、このようなくの字形ブラケット13,14によって、エンジン12、スイングアーム17を確実に支持することができる。
尚、本実施形態では、図5に示したように、くの字形ブラケット13,14の上下をアッパプレート107,108と三角形状プレート101,102とに連結したが、これに限らず、くの字形ブラケット13,14の上下をアッパブラケット104,106と起立プレート96,97とに連結してもよい。
本発明のスイングアーム支持構造は、二輪車に好適である。
本発明に係るスイングアーム支持構造を採用した車両の側面図である。 本発明に係る車両のピボット軸及びその周囲を示す要部側面図である。 本発明に係るスイングアーム支持構造を示す側面図である。 本発明に係るスイングアーム支持構造を示す斜視図である。 図3の5−5線断面図である。
符号の説明
10…車両、11…車体フレーム、13,14…ブラケット(くの字形ブラケット)、13b,14b…凹部、17…スイングアーム、18…後輪、115,116…車体フレーム連結部、117,118…エンジン支持部、121…スイングアーム支持部。

Claims (5)

  1. 車体フレームに対してスイング自在としたスイングアームの後端に後輪を取付け、
    前記車体フレームに連結する車体フレーム連結部と、エンジンを支持するエンジン支持部とを備えるブラケットを設けた車両において、
    前記ブラケットは、前記スイングアームを支持するスイングアーム支持部を備え、
    このスイングアーム支持部は、前記車体フレーム連結部から離して別々に設けられることを特徴とする車両のスイングアーム支持構造。
  2. 前記ブラケットは、車幅方向に窪んだ凹部が形成された部材であり、
    前記後輪を駆動するために前記エンジン側から延ばした動力伝達軸は、前記凹部を通ることを特徴とする請求項1記載の車両のスイングアーム支持構造。
  3. 前記ブラケットは、左右一対設けられ、
    前記凹部は左右の前記ブラケットに車幅方向で同一方向に窪ませて形成され、
    前記スイングアーム支持部は、前記凹部の底部に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のスイングアーム支持構造。
  4. 前記車体フレームは、前記スイングアーム支持部の外側方を覆うように配置されることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両のスイングアーム支持構造。
  5. 前記ブラケットは、前記車体フレーム側に上下2箇所で連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の車両のスイングアーム支持構造。
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