JP2006103374A - フレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リアサスペンション形式が異なる車両間においても車体フレームを共用することができるフレーム構造を提供する。
【解決手段】 車体フレーム4に設けられるスイングアーム支持用の各ピボットブラケット49と、同じく車体フレーム4に設けられるリアクッション支持用のアッパマウント57aとを利用して、車体フレーム4に独立懸架式リアサスペンション130用のサブフレームアッシ140を取り付け可能とした。
【選択図】 図8

Description

この発明は、二つ以上の後輪を有する鞍乗り型車両のフレーム構造に関する。
従来、上述のような車両においては、スイングアーム式のリアサスペンションが採用されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
実公平1−29194号公報
ところで、上記車両の用途によっては、独立懸架式のリアサスペンションが採用されたものもある。このようにリアサスペンション形式が異なる車両間においては、通常は車体フレームの形態も異なるものとされるが、コストダウンの観点からも、このような各車両間において車体フレームを共用できるような構成が要望されている。
そこでこの発明は、リアサスペンション形式が異なる車両間においても車体フレームを共用することができるフレーム構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体フレーム(例えば実施例の車体フレーム4)が、前輪(例えば実施例の各前輪2)を懸架するフロント部(例えば実施例のフロント部4a)と、エンジン(例えば実施例のエンジン5)を支持するセンタ部(例えば実施例のセンタ部4b)と、シートレールを兼ねるリア部(例えば実施例のリア部4c)とを有してなり、前記センタ部には少なくとも二つの後輪(例えば実施例の各後輪3)を懸架するスイングアーム(例えば実施例のスイングアーム71)が支持されると共に、該センタ部もしくは前記リア部にはリアクッション(例えば実施例のリアクッションユニット72)が支持される鞍乗り型車両のフレーム構造において、前記センタ部に設けられたスイングアーム支持部(例えば実施例の各ピボットブラケット49)と、前記センタ部もしくはリア部に設けられたリアクッション支持部(例えば実施例のアッパマウント57a)とを利用して、前記車体フレームに独立懸架式リアサスペンション用のサブフレーム(例えば実施例のサブフレームアッシ140,150)を取り付け可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、スイングアーム式リアサスペンションを採用する車両における車体フレームを、独立懸架式リアサスペンションを採用する車両の車体フレームとして流用することが可能となる。
このとき、請求項2に記載した発明のように、前記サブフレームが、独立懸架式リアサスペンション用のクッション取り付け部(例えば実施例のフレーム側マウント147a)を備えることで、車体フレームに予め独立懸架式リアサスペンション用の部品を設けておく必要がなくなる。
請求項3に記載した発明は、前記車体フレームにおける前記スイングアーム支持部及びリアクッション支持部とは異なる部位に、前記サブフレーム用の支持部(例えば実施例の各サイドマウント151b)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、サブフレームの車体フレームへの取り付け剛性を高めることが可能となる。
このとき、請求項4に記載した発明のように、前記車体フレームにおける前記リアクッション支持部よりも左右方向外側に位置する部位に、前記サブフレーム用の支持部を設けることで、スイングアーム式リアサスペンション用のクッション支持部が車体中央寄りに設けられるような場合でも、サブフレームの安定した取り付けが可能となる。
請求項1に記載した発明によれば、リアサスペンション形式の異なる車両間においても車体フレームを共用することができ、該車体フレームひいては車両のコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、車体フレーム流用時の余剰部品の発生を抑えることができる。
請求項3,4に記載した発明によれば、サブフレームの車体フレームへの取り付け剛性ひいてはリアサスペンションの剛性を高めることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す鞍乗り型四輪車(車両)1は、小型軽量に構成された車体の前後に、比較的大径の低圧バルーンタイヤである左右の前輪2及び後輪3を備えることで、最低地上高を大きく確保し、主に不整地での走破性を高めた所謂ATV(All Terrain Vehicle)である。各前輪2及び後輪3は、車体フレーム4のフロント部4a及びリア部4cにおいて、後に詳述するフロントサスペンション60及びリアサスペンション70を介して懸架されている。
車体フレーム4のセンタ部(換言すれば車体略中央部)4bには、鞍乗り型四輪車1の原動機としてのエンジン5が搭載される。エンジン5は、例えば水冷式の単気筒レシプロエンジンであり、クランクシャフトの回転軸線を車両前後方向に沿って配した所謂縦置きレイアウトとされる。エンジン5は、そのクランクケース6上にシリンダ部7が立設された構成を有し、該クランクケース6の前部及び後部における車体左右中央よりも左側にオフセットした部位からは、前後方向に沿う前出力軸8及び後出力軸9がそれぞれ前方又は後方に向けて導出される。
各出力軸8,9は、それぞれ前ドライブシャフト11又は後ドライブシャフト12、並びに前ファイナルリダクションギヤユニット13又は後ファイナルリダクションギヤユニット14等を介して、各前輪2又は後輪3と連係されており、したがってエンジン5からの出力は、クランクケース6内に収容された不図示の変速機を介した後、該各出力軸8,9から各ドライブシャフト11,12及びファイナルリダクションギヤユニット13,14等を介して各前輪2及び後輪3に伝達される。
図2を併せて参照して説明すると、エンジン5のシリンダ部7の後部にはスロットルボディ21が接続され、該スロットルボディ21の後部にはエアクリーナケース22が接続される。また、シリンダ部7の前部には排気管23の基端部が接続される。該排気管23は、シリンダ部7の前方に延びた後に折り返し、該シリンダ部7の左方を通過しながら後方に向かって延びて、その先端部が車体後部に配されたマフラ24に接続される。なお、図1における符号25はエンジン50冷却用のラジエータを、符号26は不図示のインジェクタに燃料を圧送する燃料ポンプをそれぞれ示す。
鞍乗り型四輪車1の車体左右中央部には、前側から順にステアリングシャフト27、燃料タンク28、及び鞍乗りシート29等が配設される。ステアリングシャフト27の下端部は不図示の前輪操舵機構に連結されると共に、該ステアリングシャフト27の上端部にはハンドル31が取り付けられる。
車体フレーム4の前部には、車体前部を覆う樹脂製の車体カバー32、及び各前輪2をその上方から後方に渡って覆う同じく樹脂製のフロントフェンダ33、並びに主に鋼材からなるフロントプロテクタ34及びフロントキャリア35等が取り付けられる。また、車体フレーム4の後部には、各後輪3をその上方から前方に渡って覆う樹脂製のリアフェンダ36、並びに主に鋼材からなるリアキャリア37等が取り付けられる。
図3を併せて参照して説明すると、車体フレーム4は、複数種の鋼材を溶接等により一体的に結合してなるもので、より具体的には、左右のアッパパイプ41及びロアパイプ42等を用いて適宜閉ループ構造を形成し、かつこれらを複数のクロスメンバを介して結合することで、車体左右中央部において前後に長いボックス構造を形成している。ここで、各アッパパイプ41及びロアパイプ42を主として構成される部位を、車体フレーム4における前記センタ部4bとする。
各アッパパイプ41は、車体フレーム4の上部外側においてやや後下がりに傾斜して配される上部傾斜部41aと、該上部傾斜部41aの前端部からこれに対して鋭角となるように斜め後下側に向けて延びる前部傾斜部41bと、上部傾斜部41aの後端部からこれに対して鈍角となるように斜め後下側に向けて延びる後部傾斜部41cとを、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで一体に形成してなる。以下、各アッパパイプ41における上部傾斜部41aと前部傾斜部41bとの間の屈曲部を前側屈曲部41d、上部傾斜部41aと後部傾斜部41cとの間の屈曲部を後側屈曲部41eとして説明する。また、前部傾斜部41bの略中央部における前方に向けて凸状となる屈曲部を中段屈曲部41fとして説明する。
各ロアパイプ42は、車体フレーム4の下部外側において略水平に配される下部水平部42aと、該下部水平部42aの後端部からこれに対して鈍角となるように斜め後上側に向けて延びる後部傾斜部42bとを、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで一体に形成してなる。また、各ロアパイプ42は、その前端部(下部水平部42aの前端部)が車体上面視で前方に向けて凸状となる円弧状部42c(図2参照)を介して連続するように、すなわち左右で一体の構造体となるように設けられている。以下、各ロアパイプ42における下部水平部42aと後部傾斜部42bとの間の屈曲部を下段屈曲部42dとして説明する。
各アッパパイプ41の前部傾斜部41bは、その下端部が同側のロアパイプ42の下部水平部42aの前端部近傍に接合される。また、各アッパパイプ41の後部傾斜部41cは、その下端部が同側のロアパイプ42の後部傾斜部42bの長手方向略中央部に接合される。各アッパパイプ41の後部傾斜部41cの下部後側には、前後方向に扁平な略三角形状をなす左右のピボットブラケット(スイングアーム支持部)49がそれぞれ一体的に設けられる。該各ピボットブラケット49は、リアサスペンション70におけるスイングアーム71の前端部を支持するためのものである。
各アッパパイプ41の後側屈曲部41eには、略水平に配されたシートレールとしての左右のリアアッパパイプ43の前端部がそれぞれ接合される。該各リアアッパパイプ43の長手方向略中央部には、同側のロアパイプ42の後部傾斜部42bの上端部がそれぞれ接合される。各ロアパイプ42の後部傾斜部42bの長手方向略中央部と同側のリアアッパパイプ43の後端部との間には、後上がりに傾斜して配される左右のリアサブパイプ44がそれぞれ渡設される。ここで、各リアアッパパイプ43及びリアサブパイプ44を主として構成される部位を、車体フレーム4における前記リア部4cとする。また、各リアアッパパイプ43の長手方向略中央部間に渡設されるクロスメンバをリアクロスパイプ57とする。
各ロアパイプ42の下部水平部42aの前端部近傍には、略水平に配された左右のフロントロアパイプ45の後端部がそれぞれ接合される。各フロントロアパイプ45は、車体側面視において各前輪2の車軸近傍となる位置にて斜め上前方に向けて屈曲し、その前端部にてフロントプロテクタ34の下端部を支持するものである。なお、符号58は乗員用のステップを示し、該ステップ58にはフロントフェンダ33及びリアフェンダ36に渡るステップボード58aが取り付けられる。
各アッパパイプ41の前側屈曲部41dには、該屈曲部41dから同側のフロントロアパイプ45の前端部近傍に渡る左右のフロントクッションパイプ46の上端部がそれぞれ接合される。各フロントクッションパイプ46は、同側のアッパパイプ41の上段屈曲部41dから前方に延びて間もなく斜め前下方に向けて屈曲し、かつその上部に対して下部が前方に位置するように緩やかなクランク状に屈曲し、その下端部が同側のフロントロアパイプ45の前端部近傍にそれぞれ接合される。各フロントクッションパイプ46の上下方向略中央部と同側のアッパパイプ41の中段屈曲部41fとの間には、やや前上がりに傾斜して配される左右のフロントサブパイプ47がそれぞれ渡設される。
各フロントクッションパイプ46間には、左右方向に沿って延びる中段前側クロスビーム51及び上段中央クロスビーム55がそれぞれ渡設される。以下同様に、各フロントロアパイプ45間には下段前側クロスビーム53及び下段後側クロスビーム54が渡設され、各フロントサブパイプ47間には中段後側クロスビーム52が渡設される。ここで、各フロントロアパイプ45、各フロントクッションパイプ46、各フロントサブパイプ47、及び各クロスビーム51〜55を主として構成される部位を、車体フレーム4における前記フロント部4aとする。
図4,5に示すように、フロントサスペンション60は、車体フレーム4のフロント部4aに支持されるもので、所謂ダブルウィッシュボーン型として構成される。すなわち、フロントサスペンション60は、車体フレーム4に基端側が上下に揺動自在に支持される左右のアッパアーム61及びロアアーム62と、各アッパアーム61及びロアアーム62の先端側にそれぞれ支持される左右のナックル63と、各ロアアーム62と車体フレーム4との間にそれぞれ介設される左右のフロントクッションユニット64とを主としてなる。
各アッパアーム61及びロアアーム62は、その上面視で各ナックル63側(先端側)から車体フレーム4側(基端側)に向けて分岐する略V字形をなすもので、これらの各分岐側端部には、後下がりに傾斜する短いパイプ状のフレーム連結部61a,62aがそれぞれ一体的に設けられる。各フレーム連結部61a,62aは、互いに平行になるように、かつ各アッパアーム61及びロアアーム62毎に中心軸線を共有するように設けられている。
一方、中段前側及び後側クロスビーム51,52の両側部には、各アッパアーム61の前後のフレーム連結部61aに対応するアーム連結部51a,52aがそれぞれ設けられる。同様に、下段前側及び後側クロスビーム53,54の両側部には、各ロアアーム62の前後のフレーム連結部62aに対応するアーム連結部53a,54aがそれぞれ設けられる。
各アーム連結部51a〜54aには、対応するアッパアーム61又はロアアーム62のフレーム連結部61a,62aが、これらを前記中心軸線に沿って貫通する揺動軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各アーム連結部51a〜54aに各フレーム連結部61a,62aが揺動軸及びその外周に配されたベアリングを介して回転自在に支持される。すなわち、車体フレーム4のフロント部4aにアッパアーム61及びロアアーム62が揺動自在に支持されるのである。
各アッパアーム61及びロアアーム62の先端部には、ボールジョイント61b,62bを介して各ナックル63の上部又は下部がそれぞれ連結される。該各ナックル63には、同側の前輪2のハブ部2aが回転自在に支持されている。なお、各ナックル63の外側であって前輪2のホイール内には、該前輪用ブレーキとしてのディスクブレーキユニット2bが配設されている。
各アッパアーム61の後部には、上方に向けて突出するアーム側マウント61cがそれぞれ設けられる。該各アーム側マウント61cには、同側のフロントクッションユニット64の下端部が、これらを前記中心軸線と平行に貫通する連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各アーム側マウント61cすなわちアッパアーム61に、各フロントクッションユニット64の下端部が、該下端部に内装されたベアリング及び連結軸を介して支持される。
また、上段中央クロスビーム55の両側部には、フレーム側マウント55aがそれぞれ設けられる。該フレーム側マウント55aには、同側のフロントクッションユニット64の上端部が、これらを前記中心軸線と平行に貫通する連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各フレーム側マウント55aすなわち車体フレーム4に、各フロントクッションユニット64の上端部が、該上端部に内装されたベアリング及び連結軸を介して支持される。
このような構成により、各前輪2に路面からの衝撃荷重等が入力されると、これらが同側のアッパアーム61及びロアアーム62を介して個別に上下に揺動してフロントクッションユニット64を伸縮させ、該フロントクッションユニット64の緩衝作用により前記荷重が穏やかに吸収される。
車体フレーム4のフロント部4aの略中央部には、前ファイナルリダクションギヤユニット13のケーシング13aがボルト等を用いて一体的に結合され、該前ファイナルリダクションギヤユニット13の入力部13bには、前ドライブシャフト11の前端部が結合される。該前ファイナルリダクションギヤユニット13は、前ドライブシャフト11の駆動力の回転方向を変換すると共に、左右の前輪2への駆動力配分を調整する差動機構としても機能するものである。
前ファイナルリダクションギヤユニット13の外側方には左右の内自在継ぎ手15aがそれぞれ配置され、該各内自在継ぎ手15aから延びる接続ロッドが前ファイナルリダクションギヤユニット13の左右の出力部13cにそれぞれ結合される。一方、各ナックル63の内側方には左右の外自在継ぎ手15bがそれぞれ配置され、該各外自在継ぎ手15bから延びる接続ロッドが各前輪2のハブ部2aにそれぞれ結合される。
各内自在継ぎ手15aと外自在継ぎ手15bとの間には、左右のドライブシャフト15がそれぞれ渡設される。すなわち、各ドライブシャフト15は、その内側端部が同側の内自在継ぎ手15aを介して前ファイナルリダクションギヤユニット13の出力部13cにそれぞれ連結されると共に、外側端部が外自在継ぎ手15bを介して各前輪2のハブ部2aにそれぞれ連結される。
そして、前出力軸8に出力されたエンジン5の駆動力は、前ドライブシャフト11、前ファイナルリダクションギヤユニット13、各内自在継ぎ手15a、各ドライブシャフト15、及び各外自在継ぎ手15bを介して、各前輪2にそれぞれ伝達される。
図6,7に示すように、各後輪3を懸架するリアサスペンション70は、スイングアーム71及びリアクッションユニット72を主として構成される。スイングアーム71は、その前端部が各ピボットブラケット49に上下に揺動自在に支持される一方、その後端部において各後輪3のハブ部3a間に渡るリアアクスルシャフト16を回転自在に支持するものである。このようなスイングアーム71は、その前端部を除く大部分が両後輪3間に位置するように設けられる。
スイングアーム71の後端部近傍には、車体左右略中央において上方に位置するほど前方に位置するように傾斜して配されるリアクッションユニット72の下端部が連結される。また、該リアクッションユニット72の上端部は、車体フレーム4におけるリアクロスパイプ57に連結されている。このような構成により、各後輪3に路面からの衝撃荷重等が入力されると、両後輪3がスイングアーム71を介して上下に揺動してリアクッションユニット72を伸縮させ、該リアクッションユニット72の緩衝作用により前記荷重が穏やかに吸収される。
スイングアーム71は、前後に延設される左右のアーム体73と、これらに渡るクロスメンバ74と、各アーム体73の前端部にそれぞれ設けられる左右のピボット連結部75と、各アーム体73の後端部にそれぞれ設けられる左右の支持プレート76とを有し、これらが溶接等により一体的に結合されてなる。このようなスイングアーム71は、車体中心に対して概ね左右対称に設けられている。
各アーム体73は、その前後方向略中央部において下方に向けて凸状となるように屈曲形成されると共に、前端部が側面視で先細りとなるようにテーパ状に形成され、かつ後端部が上面視で先細りとなるように比較的緩やかなテーパ状に形成される。このような各アーム体73は、後方に位置するほど相互間の距離を減少させるように車体上面視でやや傾斜して配置されている。
各ピボット連結部75は、左右方向に沿う短いパイプ状のもので、該各ピボット連結部75の後部に同側のアーム体73の前端部がそれぞれ接合される。
各支持プレート76は、車体側面に沿う厚板状のもので、その前部には各アーム体73の後端部を挟み込むように上下一対の突出部76aが設けられ、該前部に同側のアーム体73の後端部が嵌まり込んだ状態でそれぞれ接合される。また、各支持プレート76の後部には、前記リアアクスルシャフト16を支持するべく、後方に向けて開放する略コの字形の支持部76bがそれぞれ設けられる。
クロスメンバ74は、左右方向に沿って概ね直線的に延びるもので、両アーム体73の屈曲部間に渡設されている。該クロスメンバ74の両側部は、その上面視で末広がりとなるようにテーパ状に形成され、該両側部と各アーム体73との接合長さを稼ぐと共に応力集中を緩和させている。
このようなクロスメンバ74は、車体側面視で各アーム体73の下側部に沿う円弧状断面を有するプレート部材77と、同じく車体側面視で上方に向けて凸状の略ハット形断面を有するハット形部材78とを有し、該ハット形部材78の前後の下辺部78aがプレート部材77に上方から重合した状態でこれらが溶接により一体的に結合されてなる。
ハット形部材78の上辺部78bと各下辺部78aとに渡る前後の立壁部78cは、下方(プレート部材77側)に位置するほど相互間の距離を増加させるように傾斜して設けられる。また、プレート部材77の前後幅は、ハット形部材78の前後幅よりも幅広とされる。これにより、クロスメンバ74の底部(プレート部材77)の前後幅が、その上部(ハット形部材78の上辺部78b)の前後幅よりも十分幅広とされると共に、クロスメンバ74内に断面略台形状の内部空間部が形成される。
しかも、クロスメンバ74は、車体側面視において、その底部が各アーム体73の下側部に沿って設けられると共に、上部が各アーム体73の上側部よりも下方に位置するように設けられる。すなわち、クロスメンバ74の上下幅が、各アーム体73の上下幅よりも狭くなるように設定されており、したがってクロスメンバ74は、車体側面視において、各アーム体73の上下から突出しないようになっている。
ここで、車体側面視でスイングアーム71のピボット中心とリアアクスルシャフト16の軸中心とを結んだ線をアーム基準線Kとすると、クロスメンバ74は、アーム基準線Kに対して下方にオフセットして設けられる。またここで、前記後ドライブシャフト12は、その中心軸線が車体側面視でアーム基準線Kと重なるように配されている。したがって後ドライブシャフト12とクロスメンバ74との間には、上下方向で十分なクリアランスが確保されている。
各ピボット連結部75は、同側のピボットブラケット49に対して、これらを左右方向に沿って貫通するピボット軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各ピボットブラケット49に各ピボット連結部75がピボット軸及びその外周に配されたベアリングを介して回転自在に支持される。すなわち、車体フレーム4にスイングアーム71の前端部が揺動自在に支持されるのである。
左側の支持プレート76には、後ドライブシャフト12からの駆動力をリアアクスルシャフト16の駆動力に変換する後ファイナルリダクションギヤユニット14が取り付けられる。一方、右側の支持プレート76には、後輪用ブレーキとしてのドラムブレーキユニット81が取り付けられる。これら後ファイナルリダクションギヤユニット14及びドラムブレーキユニット81を介して、スイングアーム71の後端部にリアアクスルシャフト16が回転自在に支持されている。
後ファイナルリダクションギヤユニット14は、エンジン5の後出力軸9に対応して車体左側にオフセットして設けられる。後出力軸9の後端部には、後ドライブシャフト12の前端部が自在継ぎ手12aを介して連結される。ここで、自在継ぎ手12aは、その可動中心がピボット中心上に位置するよう設けられる。後ドライブシャフト12の後端部は、後ファイナルリダクションギヤユニット14における入力側のベベルギヤ14bに結合される。
ベベルギヤ14bは、これに噛み合う大径ベベルギヤ14cと共に、後ファイナルリダクションギヤユニット14のケーシング14a内において回転自在に支持されている。大径ベベルギヤ14cはリアアクスルシャフト16と同軸配置されており、該大径ベベルギヤ14cのハブ部がこれを貫通するリアアクスルシャフト16にスプライン嵌合により結合される。
ケーシング14aは、その左側面を支持プレート76の右側面に当接させるようにしてこれにボルト等により一体的に結合される。これにより、左アーム体73の後端部にリアアクスルシャフト16が後ファイナルリダクションギヤユニット14を介して回転自在に支持される。
そして、後出力軸9に出力されたエンジン5の駆動力は、自在継ぎ手12a、後ドライブシャフト12、後ファイナルリダクションギヤユニット14、及びリアアクスルシャフト16を介して、各後輪3にそれぞれ伝達される。
ドラムブレーキユニット81は、左方に向けて開口するブレーキドラム82と、該ブレーキドラム82の左側に対向配置されるブレーキベース83とを有する。
ブレーキドラム82はリアアクスルシャフト16と同軸配置されており、該ブレーキドラム82のハブ部がこれを貫通するリアアクスルシャフト16にスプライン嵌合により結合される。
また、ブレーキベース83は、その左側面を支持プレート76の右側面に当接させるようにしてこれにボルト等により一体的に結合される。また、ブレーキベース83は、そのハブ部を貫通するリアアクスルシャフト16にボールベアリング83aを介して回転自在に支持されている。
ブレーキベース83には、一対のブレーキシュー84がブレーキドラム82の内周に摩擦接触し得るように支持される。すなわち、ブレーキベース83には、各ブレーキシュー84の支軸となるアンカーピン84aが立設されると共に、各ブレーキシュー84を拡開作動させるカム軸84bが回動自在に支持され、該カム軸84bの先端部には作動レバー84cがセレーション嵌合により取り付けられ、該作動レバー84cが、不図示のブレーキ操作子の操作によりケーブル84dを介して作動することで、カム軸84bが回動し各ブレーキシュー84が拡開してブレーキドラム82の内周に摩擦接触する。
ボールベアリング83aのインナレースの左側面には、リアアクスルシャフト16の外周に形成された環状突部16aの右側面が当接すると共に、該インナレースの右側面には、ブレーキドラム82のハブ部の左側面が当接するようになっている。リアアクスルシャフト16におけるドラムブレーキユニット81の右端近傍となる部位は、その外周にネジ山が刻設されたネジ部16bとされ、該ネジ部16bに二つのナット16cを螺着しドラムブレーキユニット81をダブルナット固定することで、スイングアーム71(右アーム体73)に対するドラムブレーキユニット81及びリアアクスルシャフト16の左右方向での位置が規制される。
ドラムブレーキユニット81と後ファイナルリダクションギヤユニット14との間には、左右方向に沿う円筒状のアクスルハウジング85が配置される。該アクスルハウジング85は、その内部にリアアクスルシャフト16を挿通させるもので、その左端フランジ部が、その左側面を後ファイナルリダクションギヤユニット14のケーシング14aの右側面に当接させてこれにボルト等により一体的に結合される。また、アクスルハウジング85は、その右端フランジ部が、その右側面をドラムブレーキユニット81のブレーキベース83の左側面に当接するようになっている。すなわちアクスルハウジング85は、ドラムブレーキユニット81と後ファイナルリダクションギヤユニット14との間のディスタンスカラーとしても機能している。
アクスルハウジング85の左右方向略中央部には、斜め下前方に向けて突出するロアマウント85aが設けられる。該ロアマウント85aには、リアクッションユニット72の下端部が、これらを左右方向に沿って貫通する連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。一方、該リアクッションユニット72の上端部は、車体フレーム4のリアクロスパイプ57の左右方向略中央部に設けられたアッパマウント(リアクッション支持部)57a(図9参照)に、同じく左右方向に沿う連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。なお、アクスルハウジング85の左右方向略中央部には、後方に延びるマウントブラケット85b及びこれに支持されるヒッチボール85cを主として所謂トレーラヒッチが構成される。
ここで、図8,9に示すように、鞍乗り型四輪車1においては、前記スイングアーム式のリアサスペンション70に代わり、独立懸架式のリアサスペンション130を設けることが可能とされている。
リアサスペンション130は、車体フレーム4に一体的に取り付けられるサブフレームアッシ140に支持されるもので、所謂ダブルウィッシュボーン型として構成される。すなわち、リアサスペンション130は、サブフレームアッシ140に基端側が上下に揺動自在に支持される左右のアッパアーム131及びロアアーム132と、各アッパアーム131及びロアアーム132の先端側にそれぞれ支持される左右のナックル133と、各ロアアーム132とサブフレームアッシ140との間にそれぞれ介設される左右のリアクッションユニット134とを主としてなる。
図10,11を併せて参照して説明すると、サブフレームアッシ140は、車体側面視において前方に向けて開放するように湾曲する左右のリアクッションパイプ141と、該各リアクッションパイプ141の下部先端部に渡るように設けられ両側が斜め上前方に向けて湾曲するリアクッションロアパイプ148と、該リアクッションロアパイプ148の両湾曲端部と各リアクッションパイプ141の上部とに渡るように設けられる左右のリアクッションサブパイプ142と、各リアクッションパイプ141及びリアクッションサブパイプ142間に渡設される複数のクロスビーム143,144,146,147とを有し、これらが溶接等により一体的に結合されてなる。このようなサブフレームアッシ140は、車体左右中心に対して概ね左右対称に設けられ、かつその大部分が両後輪間に位置するように設けられる。
各リアクッションパイプ141は、車体側面視において各後輪3のハブ部3aよりも下方となる位置にて略水平に配される下部水平部141aと、ハブ部3aよりも上方となる位置にて前上がりに傾斜して配される上部傾斜部141bと、これら下部水平部141a及び上部傾斜部141bの後端部をハブ部よりも後方となる位置にて接続する後方に向けて凸状の円弧状部141cとを、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで一体に形成してなる。
また、リアクッションロアパイプ148は、左右方向に沿う下部水平部148a及びその左右の湾曲部148bを、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで一体に形成してなる。このようなリアクッションロアパイプ148の下部水平部148aの両端部近傍に、各リアクッションパイプ141の下部先端部がそれぞれ接合される。
各リアクッションサブパイプ142は、車体側面視で前下がりに傾斜して配されるもので、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで、その前部が後部よりも左右方向外側に位置するようクランク状に形成される。このような各リアクッションサブパイプ142の前端部近傍には、リアクッションロアパイプ148の両湾曲端部がそれぞれ接合されると共に、各リアクッションサブパイプ142の後端部は、リアクッションパイプ141の上部傾斜部141bの長手方向略中央部にそれぞれ接合される。
各リアクッションパイプ141の上部傾斜部141b間には、左右方向に沿って延びる上段中央クロスビーム147及び中段後側クロスビーム144がそれぞれ渡設される。以下同様に、各リアクッションパイプ141の下部水平部141a間には下段後側クロスビーム146が渡設され、各リアクッションサブパイプ142間には中段前側クロスビーム143が渡設される。
各リアクッションパイプ141の上部傾斜部141bは、そのリアクッションサブパイプ142との結合部近傍で湾曲し、該結合部よりも上方となる部位を左右方向内側に向けて傾斜させるように設けられる。このような各上部傾斜部141bの先端部は、左右方向略中央にて合流して接合され、かつこれらに跨るように左右方向に沿う短いパイプ状の上部中央連結部141dが一体的に設けられる。
また、各リアクッションサブパイプ142の前端部には、左右方向に沿う短いパイプ状の左右のピボット連結部142aがそれぞれ一体的に設けられる。
図8,9に示すように、各ピボット連結部142aは、車体フレーム4における同側のピボットブラケット49に対して、これらを貫通するボルト及びナットを用いてそれぞれ締結されると共に、上部中央連結部141dは、アッパマウント57aに対して、これらを貫通するボルト及びナットを用いて締結される。
ここで、図12を参照して各ピボット連結部142aとピボットブラケット49との結合部について説明すると、各ピボットブラケット49は、一対の板状部材を左右方向で対向させるようにしてなるもので、該各板状部材間にピボット連結部142aが進入した状態で、これらが左右方向に沿うボルト及びナットを用いて締結される。なお、アッパマウント57aと上部中央連結部141dとの結合部も同様の構成を有するものとしてその説明は省略する。
このように、各ピボットブラケット49及びアッパマウント57aを利用して、車体フレーム4にサブフレームアッシ140が一体的に取り付けられる。
各アッパアーム131及びロアアーム132は、その上面視で各ナックル133側(先端側)からサブフレームアッシ140側(基端側)に向けて分岐する略V字形をなすもので、これらの各分岐側端部には、後下がりに傾斜する短いパイプ状のフレーム連結部131a,132aがそれぞれ一体的に設けられる。各フレーム連結部131a,132aは、互いに平行になるように、かつ各アッパアーム131及びロアアーム132毎に中心軸線を共有するように設けられている。
一方、中段前側及び後側クロスビーム143,144の両側部には、各アッパアーム131の前後のフレーム連結部131aに対応するアーム連結部143a,144aがそれぞれ設けられる。また、下段後側クロスビーム146の両側部には、各ロアアーム132の後側のフレーム連結部132aに対応するアーム連結部146aがそれぞれ設けられる。さらに、各リアクッションパイプ141の上部傾斜部141bには、各ロアアーム132の前側のフレーム連結部132aに対応するアーム連結部145aを構成する下段前側支持ブラケット145がそれぞれ設けられる。
各アーム連結部143a〜146aには、対応するアッパアーム131又はロアアーム132のフレーム連結部131a,132aが、これらを前記中心軸線に沿って貫通する揺動軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各アーム連結部143a〜146aに各フレーム連結部131a,132aが揺動軸及びその外周に配されたベアリングを介して回転自在に支持される。すなわち、サブフレームアッシ140にアッパアーム131及びロアアーム132が揺動自在に支持されるのである。
各アッパアーム131及びロアアーム132の先端部には、各フレーム連結部131a,132aと平行となるように後下がりに傾斜する短いパイプ状のナックル連結部131b,132bがそれぞれ一体的に設けられる。一方、各ナックル133の上部及び下部には、各アッパアーム131及びロアアーム132のナックル連結部131b,132bに対応するナックル側アーム連結部133aがそれぞれ設けられる。
各ナックル側アーム連結部133aには、対応するアッパアーム131又はロアアーム132のナックル連結部131b,132bが、これらを前記中心軸線と平行に貫通する連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各ナックル連結部131b,132bすなわちアッパアーム131及びロアアーム132に、各ナックル側アーム連結部133aすなわちナックル133が、連結軸及びその外周に配されたベアリングを介して支持される。該各ナックル133には、同側の後輪3のハブ部が回転自在に支持されている。
各ロアアーム132の前部には、上方に向けて突出するアーム側マウント132cがそれぞれ設けられる。該各アーム側マウント132cには、同側のリアクッションユニット134の下端部が、これらを前記中心軸線と平行に貫通する連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各アーム側マウント132cすなわちロアアーム132に、各リアクッションユニット134の下端部が、該下端部に内装されたベアリング及び連結軸を介して支持される。
また、上段中央クロスビーム147の両側部には、フレーム側マウント147aがそれぞれ設けられる。該フレーム側マウント147aには、同側のリアクッションユニット134の上端部が、これらを前記中心軸線と平行に貫通する連結軸(例えば段付きボルト)を用いて連結される。この状態で、各フレーム側マウント147aすなわち車体フレーム4に、各リアクッションユニット134の上端部が、該上端部に内装されたベアリング及び連結軸を介して支持される。
このような構成により、各後輪3に路面からの衝撃荷重等が入力されると、これらが同側のアッパアーム131及びロアアーム132を介して個別に上下に揺動してリアクッションユニット134を伸縮させ、該リアクッションユニット134の緩衝作用により前記荷重が穏やかに吸収される。
サブフレームアッシ140の後部(詳細には左リアクッションパイプ141の後部)には、後ファイナルリダクションギヤユニット135のケーシング135aがボルト等を用いて一体的に結合される。該後ファイナルリダクションギヤユニット135は、その入力部135bが概ね車体左右略中央に位置するように設けられ、該入力部135bには、不図示の自在継ぎ手を介して後ドライブシャフト12の後端部が結合される。後ドライブシャフト12は、車体左側にオフセットした後出力軸9の後端部と車体左右略中央に位置する後ファイナルリダクションギヤユニット135の入力部135bとに渡るように傾斜して配される。なお、後ドライブシャフト12の後ファイナルリダクションギヤユニット135寄りの部位には、後輪用ブレーキのブレーキディスクが同軸固定されている。
後ファイナルリダクションギヤユニット135の外側方には左右の内自在継ぎ手136aがそれぞれ配置され、該各内自在継ぎ手136aから延びる接続ロッドが後ファイナルリダクションギヤユニット135の左右の出力部135cにそれぞれ結合される。一方、各ナックル133の内側方には左右の外自在継ぎ手136bがそれぞれ配置され、該各外自在継ぎ手136bから延びる接続ロッドが各後輪3のハブ部3aにそれぞれ結合される。
各内自在継ぎ手136aと外自在継ぎ手136bとの間には、左右のドライブシャフト136がそれぞれ渡設される。すなわち、各ドライブシャフト136は、その内側端部が同側の内自在継ぎ手136aを介して後ファイナルリダクションギヤユニット135の出力部135cに連結されると共に、外側端部が外自在継ぎ手136bを介して各後輪3のハブ部3aにそれぞれ連結される。
そして、後出力軸9に出力されたエンジン5の駆動力は、自在継ぎ手12a、後ドライブシャフト12、後ファイナルリダクションギヤユニット135、各内自在継ぎ手136a、各ドライブシャフト136、及び各外自在継ぎ手136bを介して、各後輪3にそれぞれ伝達される。
以上説明したように、上記実施例におけるフレーム構造は、車体フレーム4が、各前輪2を懸架するフロント部4aと、エンジン5を支持するセンタ部4bと、シートレールを兼ねるリア部4cとを有してなり、前記センタ部4bには各後輪3を懸架するスイングアーム71が支持されると共に、該センタ部4bもしくはリア部4cにはリアクッションユニット72が支持されるものであって、前記センタ部4bに設けられた各ピボットブラケット49と、リアクロスパイプ57に設けられたアッパマウント57aとを利用して、車体フレーム4に独立懸架式リアサスペンション130用のサブフレームアッシ140を取り付け可能としたものである。
この構成によれば、スイングアーム式リアサスペンション70を採用する鞍乗り型四輪車1における車体フレーム4を、該鞍乗り型四輪車1が独立懸架式リアサスペンション130を採用する場合にも流用することが可能となる。すなわち、リアサスペンション形式の異なる車両間においても車体フレーム4を共用することができ、該車体フレーム4ひいては鞍乗り型四輪車1の大幅なコストダウンを図ることができる。
このとき、サブフレームアッシ140が、独立懸架式リアサスペンション130用のクッション取り付け部としてのフレーム側マウント147aを備えることで、車体フレーム4に予め独立懸架式リアサスペンション130用の部品を設けておく必要がなくなるため、車体フレーム4流用時の余剰部品の発生を抑えることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、図13に示すサブフレームアッシ150を用いてもよい。
すなわち、サブフレームアッシ150の各リアクッションパイプ141の後端部(円弧状部141c近傍)から上方に向けて支持パイプ151を延出し、該各支持パイプ151の上端部にはそれぞれ上部連結部151aを設ける一方、車体フレーム4における各リアアッパパイプ43とリアサブパイプ44との結合部近傍には各上部連結部151aに対応するサイドマウント151bをそれぞれ設け、これら各サイドマウント151bと上部連結部151aとをボルト等を用いて連結する構成としてもよい。ここで、各サイドマウント151b及び上部連結部151aは、アッパマウント57aよりも左右方向外側に位置している。なお、図13において、上記実施例と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
このように、車体フレーム4における各ピボットブラケット49及びアッパマウント57aとは異なる部位に、サブフレームアッシ150を支持する各サイドマウント151bを設けることで、上記実施例における作用効果に加え、サブフレームアッシ150の車体フレーム4への取り付け剛性ひいてはリアサスペンション130の剛性を高めることができる。
またこのとき、車体フレーム4におけるアッパマウント57aよりも左右方向外側に位置する部位に、サブフレームアッシ150を支持するサイドマウント151bを設けることで、スイングアーム式リアサスペンション70用のアッパマウント57aが車体左右方向略中央部に設けられるような場合でも、サブフレームアッシ150の安定した取り付けが可能となる。
そして、上記実施例における構成は一例であり、鞍乗り型四輪車への適用に限定されないことはもちろん、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明における鞍乗り型四輪車の側面図である。 上記鞍乗り型四輪車の上面図である。 上記鞍乗り型四輪車の車体フレームの側面図である。 上記鞍乗り型四輪車のフロントサスペンションの側面図である。 図4におけるA矢視図である。 上記鞍乗り型四輪車のスイングアーム式リアサスペンションの側面図である。 上記スイングアーム式リアサスペンションの上面説明図である。 上記鞍乗り型四輪車の独立懸架式リアサスペンションの側面図である。 図8におけるB矢視図である。 上記独立懸架式リアサスペンション用のサブフレームアッシの側面図である。 図10におけるC矢視図である。 ピボット連結部とピボットブラケットとの結合部を示す斜視図である。 上記サブフレームアッシの変形例を示す側面図である。
符号の説明
2 前輪
3 後輪
4 車体フレーム
4a フロント部
4b センタ部
4c リア部
5 エンジン
49 ピボットブラケット(スイングアーム支持部)
57a アッパマウント(リアクッション支持部)
151b サイドマウント(支持部)
71 スイングアーム
72 リアクッションユニット(リアクッション)
140,150 サブフレームアッシ(サブフレーム)
147a フレーム側マウント(クッション取り付け部)

Claims (4)

  1. 車体フレームが、前輪を懸架するフロント部と、エンジンを支持するセンタ部と、シートレールを兼ねるリア部とを有してなり、前記センタ部には少なくとも二つの後輪を懸架するスイングアームが支持されると共に、該センタ部もしくは前記リア部にはリアクッションが支持される鞍乗り型車両のフレーム構造において、前記センタ部に設けられたスイングアーム支持部と、前記センタ部もしくはリア部に設けられたリアクッション支持部とを利用して、前記車体フレームに独立懸架式リアサスペンション用のサブフレームを取り付け可能としたことを特徴とするフレーム構造。
  2. 前記サブフレームが、独立懸架式リアサスペンション用のクッション取り付け部を備えることを特徴とする請求項1に記載のフレーム構造。
  3. 前記車体フレームにおける前記スイングアーム支持部及びリアクッション支持部とは異なる部位に、前記サブフレーム用の支持部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレーム構造。
  4. 前記車体フレームにおける前記リアクッション支持部よりも左右方向外側に位置する部位に、前記サブフレーム用の支持部を設けたことを特徴とする請求項3に記載のフレーム構造。

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