JP2003134935A - 刈込機 - Google Patents

刈込機

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JP2003134935A
JP2003134935A JP2001334495A JP2001334495A JP2003134935A JP 2003134935 A JP2003134935 A JP 2003134935A JP 2001334495 A JP2001334495 A JP 2001334495A JP 2001334495 A JP2001334495 A JP 2001334495A JP 2003134935 A JP2003134935 A JP 2003134935A
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和秀 大関
Miyoji Onose
美代次 小野瀬
Kimitaka Anpo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹木の剪定切断等に使用する刈込機におい
て、偏心カム6、7とブレード8、9の衝突音を低減
し、低騒音の刈込機を提供することである。 【解決手段】 モータ軸1の回転に連動した偏心カム
6、7の偏心回転により一対のブレード8、9のうち少
なくても一方を往復運動させて切断する刈込機におい
て、前記ブレード8、9を常に偏心カム6、7側に押す
弾性体12を設け、ブレード8、9が偏心カム6、7か
ら離れないようにして衝突音を無くす。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は樹木の剪定切断や生
垣の切断整形に使用される刈込機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の刈込機の部分破断側面図を図6に
示す。刈込機は、周知の如く、モータ、ギヤ3、2枚の
偏信カム6、7、1対のブレード8、9、ホルダプレー
ト10、ブレードホルダ11等から構成される。モータ
軸1の回転がピニオン2を介してギヤ3に伝達され、軸
ホルダ4に固着されている軸5に軸支されてギヤ3が回
転する。ギヤ3には2枚の偏心カム6、7が対向する形
で固着されており、ギヤ3の回転運動に伴い偏信カム
6、7は偏心回転運動を行う。2枚の偏心カム6、7が
係合している上ブレード8と下ブレード9がそれぞれ往
復運動するので、上ブレード8と下ブレード9の先端に
取り付けられている櫛歯状刃(図示せず)により枝葉等
が刈込まれる。 【0003】2枚の偏心カム6、7と上ブレード8、下
ブレード9の係合部は偏心回転運動を往復運動に変換す
る構造のため、若干のクリアランスを有するものであっ
た。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来の刈込機
において、偏心カム6、7の回転により2枚のブレード
8、9が往復運動するため、ブレード8、9の移動方向
が切替わる毎に、2枚の偏心カム6、7とブレード8、
9の間に衝突が発生することとなる。図7に、上ブレー
ド8における偏心カム6との接触位置の変化を示す。下
ブレード9については、偏心カム7の位置位相が180
°ずれるだけで同様のため、説明を省略する。 【0005】まず図7(A)に示すように、偏心カム6
が矢印a方向に回転する場合、上ブレード8とe点で接
触し、上ブレード8と接触しながら矢印b方向に移動さ
れ、図7(B)に示すように接触位置がf点となる。こ
こで上ブレード8を矢印b方向へ移動させる偏心カム6
の力は0となる。 【0006】一方、上ブレード8は慣性力でb方向に移
動し続けるが、図7(C)に示すようにh点にて偏心カ
ム6と衝突し停止する。その後h点にて接触した偏心カ
ム6は、上ブレード8と接触しながら矢印c方向へ移動
され、図12に示すように接触位置がi点となる。 【0007】更に偏心カム6は上ブレード8と接触しな
がら矢印c方向に移動され、図7(D)に示すように接
触位置がh点となる。ここで、上ブレード8を矢印c方
向へ移動させる偏心カム6の力は0となる。 【0008】一方、上ブレード8は慣性力でc方向に移
動し続けるが、図7(E)に示すようにf点にて偏心カ
ム6と衝突し停止する。その後f点にて接触した偏心カ
ム6は、上ブレード8と接触しながら矢印b方向へ移動
され、図7(A)に示すように接触位置がe点に戻る。 【0009】図8に偏心カム6と上ブレード8の一連の
接触軌跡を示す。まずe点から連続してf点にいき、こ
こで接触が離れh点に移る。h点から連続してi点にい
き、再びh点に戻る。ここでまた接触が離れf点に移
り、f点から連続してe点へ戻る軌跡となる。 【0010】このように、偏心カム6と上ブレード8の
接触が離れて、再び接触するf点からh点、h点からf
点へ移動する時衝突音が発生する問題が生じていた。 【0011】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、偏心カムとブレードの衝突音を低減し、低騒
音の刈込機を提供することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的は、偏心カムと
ブレードの接触点が常に離れないよう、弾性体によって
ブレードを偏心カム側に押す構成にすることにより達成
される。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明刈込機の一実施形態を図1
〜図4に示す。 【0014】図1は要部を破断して示す側面図、図2は
圧縮ばね12の取付けを示す側面図、図3は偏心カム6
と上ブレード8の接触位置図。図4は上ブレード8の偏
心カム6との接触軌跡を示す図である。 【0015】図1の刈込機は後述する圧縮ばね12を除
いては図6で示した従来の構成と同じであるので説明を
省略する。上ブレード8、下ブレード9はホルダプレー
ト10とブレードホルダ11で往復動が可能なように挟
持され、かつ上ブレード8、下ブレード9を各々偏心カ
ム6、7側に常に押し付けるよう圧縮ばね12が設けら
れている。 【0016】図2を参照して圧縮ばね12の取付けにつ
いて説明する。前記上ブレード8、下ブレード9には、
各々2個の長穴14が設けられ、2個の長穴14内に圧
縮ばね12がそれぞれ入るように取付けられている。圧
縮ばね12の外径は上ブレード8と下ブレード9の厚さ
の和より大きな値とされている。ホルダプレート10、
ブレードホルダ11に圧縮ばね12を把持する溝15が
設けられ、圧縮ばね12の一端をホルダプレート10と
ブレードホルダ11の溝15の端面、他端を各々、上ブ
レード8と下ブレード9に設けた長穴14の端面に接触
させている。この構成の結果、圧縮ばね12により上ブ
レード8、下ブレード9は常に偏心カム6、7側に押し
付けられるようになる。すなわち図2の左側の圧縮ばね
12により下ブレード9が偏心カム7側に押され、右側
の圧縮ばね12により上ブレード8が偏心カム6側に押
される。 【0017】上記した構成によれば、ギヤ3の回転に伴
う偏心カム6、7の偏心回転と、上ブレード8、下ブレ
ード9を各々偏心カム6、7側に常に押し付ける圧縮ば
ね12の力により、上ブレード8、下ブレード9は各々
の偏心カム6、7と常に接触した状態を保ちながら往復
運動するようになる。 【0018】図3に上ブレード8における偏心カム6と
の接触位置の変化を説明する。下ブレード9について
は、偏心カム7の位置位相が180°ずれるだけで同様
のため、説明を省略する。 【0019】まず図3(A)に示すように、偏心カム6
が矢印a方向に回転する場合、上ブレード8とe点で接
触し、上ブレード8と接触しながら矢印b方向に移動さ
れ、図3(B)に示すように接触位置がf点となる。こ
こで、上ブレード8を矢印b方向へ移動させる偏心カム
6の力は0となる。一方、上ブレード8は慣性力でb方
向に移動し続けようとするが、圧縮ばね12により、f
点で上ブレード8が偏心カム6に接触した状態を保持す
る。 【0020】その後、f点で接触した偏心カム6は圧縮
ばね12による上ブレード8の押圧力dによって押され
る。上ブレード8は偏心カム6と接触しながら矢印c方
向に移動し、図3(C)に示すように接触位置がg点と
なる。 【0021】更に上ブレード8は偏心カム6と接触しな
がら矢印c方向に移動し、図3(D)に示すように接触
位置がf点となる。ここで再びf点で接触している偏心
カム6は、上ブレード8と接触しながら、上ブレード8
を矢印b方向へ移動させていき、図3(A)に示すよう
に接触位置がe点に戻る。 【0022】上記した偏心カム6と上ブレード8の一連
の接触軌跡を図4に示す。まずe点から連続してf点に
行く。ここで接触が離れることなく連続してg点とな
り、再びf点に戻り、更に連続してe点へ戻る軌跡とな
る。このように、偏心カム6と上ブレード8は常に接触
した状態を保っている。 【0023】図5は本発明刈込機の他の実施形態を示
し、ハウジング13とブレード8、9の間に引っ張りば
ね12を設けたものである。このような構成とした場合
も、上記実施形態と同様の効果を奏し得ることができ
る。 【0024】上記実施形態においては、ばね12を本発
明弾性体としたが、ゴム等を用いても同様の効果を奏し
得ることができる。また一対の偏心カム6、7により一
対のブレード8、9を往復運動させるとしたが、偏心カ
ム6または7により上ブレード8または下ブレード9の
みを往復運動させるようにしてもよい。 【0025】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブレード
を偏心カムに常に接触させておくことができるため、ブ
レードの移動方向が切替わる時にブレードが偏心カムに
衝突せず、衝突音を防止することができる。この結果低
騒音の刈込機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明刈込機の一実施形態を示す部分破断側面
図。 【図2】圧縮ばねの取付け法の一実施形態を示す断面側
面図。 【図3】図1の偏心カムと上ブレードの接触位置関係を
示す説明用平面図。 【図4】図1の偏心カムと上ブレードの接触軌跡を示す
説明用平面図。 【図5】本発明刈込機の他の実施形態を示す部分破断側
面図。 【図6】従来の刈込み機の一例を示す部分破断側面図。 【図7】図6の偏心カムと上ブレードの接触位置関係を
示す説明用平面図。 【図8】図6の偏心カムと上ブレードの接触軌跡を示す
説明用平面図。 【符号の説明】 1はモータ軸、2はピニオン、3はギヤ、4は軸ホル
ダ、5は軸、6、7は偏心カム、8は上ブレード、9は
下ブレード、10はホルダプレート、11はブレードホ
ルダ、12は圧縮ばね、13はハウジングである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安保 公敬 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 モータ軸により回転される偏心カムによ
    り一対のブレードのうち少なくても一方を往復動させて
    切断する刈込機であって、 前記ブレードを前記偏心カム側に押す弾性部材を設けた
    ことを特徴とする刈込機。
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