JP4607555B2 - ヘッジトリマ - Google Patents

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本発明は、庭木の剪定等に用いられるヘッジトリマに関する。特に、ヘッジトリマが発生する騒音を低減するための技術に関する。
庭木の剪定等のためにヘッジトリマと称される動力工具が開発されている。ヘッジトリマは、ヘッジトリマ本体から突出している一対のシャーブレードを備えている。少なくとも一方のシャーブレードは、ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されている。シャーブレードには櫛状に並ぶ刃部が形成されており、一対のシャーブレードが相対的に進退することによって、枝葉等を切断する。
ヘッジトリマは、モータ等の回転運動をシャーブレードの進退運動に変換するために、そのヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源(典型的には電動モータ)によって回転させられるカムを備えている。そのカムは偏心カムであり、回転中心から側面に至るまでの距離(径)が周方向に変化している。シャーブレードにはカムと嵌合する嵌合孔が形成されている。偏心カムが偏心回転することによって、偏心カムと嵌合しているシャーブレードが進退する。
偏心カムとシャーブレードの嵌合孔との間には、偏心カムとシャーブレードの製造上の寸法精度を考慮して、クリアランス(あそび)が設けられている。あそびが存在するために、シャーブレードの運動方向が反転する際に、偏心カムとシャーブレードの嵌合孔が瞬間的に離反し、それが再度接触する運動が生じる。偏心カムとシャーブレードの嵌合孔が再度接触するときに、衝突音を発生する。この衝突音が、ヘッジトリマの発生する騒音を増大させている。
カムとシャーブレードを高い寸法精度で製造すれば、カムとシャーブレードの間のあそびを排除することができる。しかしながら、カムが僅かにでも小径に製造されれば「あそび」が形成されてしまう。カムが僅かにでも大径に形成されればカムとシャーブレードを組み付けることができない。「あそび」を排除するためには極めて高い寸法精度を必要とする。また、ヘッジトリマの使用に伴ってカムやシャーブレードが磨耗し、「あそび」が形成されてしまうという問題もある。カムとシャーブレードの間から「あそび」をなくすことは困難である。
上記の問題に対して、特許文献1では、シャーブレードをカム側に押し続けるばね部材を設けたヘッジトリマを提案している。このヘッジトリマでは、ばね部材によってシャーブレードをカム側に常に押し付けておくことによって、上述した衝突音が発生しないようにしている。
特開2003−134935号公報
特許文献1のヘッジトリマでは、弾性力に抗してシャーブレードを進退させる必要があることから、本来的に必要となるモータ以上に大型のモータを必要としてしまう。
本発明は、上記の課題を解決する。本発明では、シャーブレードの進退運動を妨げないようにしながらヘッジトリマが発生する騒音を低減することができる技術を提供する。
本発明が提供するヘッジトリマは、ヘッジトリマ本体と、ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されているシャーブレードと、ヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源によって回転させられるカムを備えている。そのカムは、回転軸から側面に至る径(距離)が周方向に変化している板状偏心カムに形成されている。シャーブレードには、そのカムと嵌合する嵌合孔が形成されている。カムと嵌合孔の少なくとも一方の側面は、厚み方向に沿って縮径しているテーパ面となっている。カムとシャーブレードの少なくとも一方をカムの回転軸に沿って付勢する付勢手段が設けられている。その付勢手段は、カムとシャーブレードの少なくとも一方に形成されているテーパ状の側面が、他方の部材に当接する側に付勢する。
例えばカムの側面を回転軸の一方方向に向かって縮径するテーパ面とし、そのカムを前記一方方向に向かって付勢しておくと、そのカムのテーパ面がシャーブレードの嵌合孔に接するまでカムが前進し、カムと嵌合孔の間にあそびがない位置関係が得られる。テーパ面が他方の部材に接するまで回転軸方向に移動してあそびがない状態を実現する場合、テーパ面を嵌合孔の側面に設けてもよい。カムを回転軸方向に付勢してもよいし、シャーブレードをカムの回転軸方向に付勢してもよい。いずれにしても、テーパ面が他方の部材に接するまで回転軸方向に移動し、カムと嵌合孔の間にあそびがない関係を得ることができる。
一般的にいえば、カムと嵌合孔の少なくとも一方の側面が厚み方向(これはカムの回転軸方向に等しい)に沿って縮径しているテーパ面であり、テーパ状の側面が他方の部材に当接する側にカムとシャーブレードの少なくとも一方を付勢しておくと、テーパ面が他方の部材に接するまで回転軸方向に移動し、カムと嵌合孔の間にあそびがない関係を得ることができる。
このヘッジトリマによると、カムと嵌合孔の間にあそびが形成されることを排除することができる。カムとシャーブレードの衝突音が発生しないことから、ヘッジトリマが発生する騒音を低減することができる。
付勢手段は、回転源の回転力の一部をカムの回転軸方向の力に変換してカムに加えることが好ましい。
それにより、付勢のための部材を新たに設ける必要をなくすことができる。
付勢手段は、回転源によって回転させられる第1ヘリカルギヤと、第1ヘリカルギヤに咬合しているとともにカムが固定されているためにそのカムを回転させる第2ヘリカルギヤを備えていることが好ましい。
ヘリカルギヤは歯筋が回転軸方向に対して傾いているので、一方のヘリカルギヤが他方のヘリカルギヤを回転させる際に、一方のヘリカルギヤが他方のヘリカルギヤを回転軸方向に付勢する。このヘッジトリマでも、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転させる際に、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転軸方向に付勢する。その付勢力によって、第2ヘリカルギヤに固定されているカムも回転軸方向に付勢される。
第1ヘリカルギヤと第2ヘリカルギヤは、回転源の回転力を伝達してカムを回転させるとともに、回転源の回転力をカムの回転軸方向の力に変換してカムに伝達してカムを回転軸方向に付勢する。カムを回転させるための機構を利用してカムを回転軸方向に付勢することができる。ヘッジトリマの構成が複雑化してしまうことを避けることができる。
前記付勢手段は、前記カムを回転軸に沿って付勢する弾性部材をさらに備えていることが好ましい
上述した技術は、一対のシャーブレードの一方が進退するヘッジトリマにも、一対のシャーブレードの双方が進退するヘッジトリマにも適用することができる。
本発明の技術を一対のシャーブレードの双方が進退するヘッジトリマに適用する場合、次のヘッジトリマを具現化することもできる。この場合のヘッジトリマは、ヘッジトリマ本体と、ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されている第1シャーブレードと、ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されている第2シャーブレードと、ヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源によって回転させられる第1カムと、ヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源によって回転させられる第2カムを備えている。第1カムは、回転軸から側面に至る径(距離)が周方向に変化しているとともにその径が回転軸のヘッジトリマ本体側に向けて縮径している板状偏心テーパカムである。第2カムは、回転軸から側面に至る径が第1カムとは異なる位相で周方向に変化しているとともにその径が回転軸の反ヘッジトリマ本体側に向けて縮径している板状偏心テーパカムである。第1シャーブレードには前記第1カムと嵌合する嵌合孔が形成されている。第2シャーブレードには前記第2カムと嵌合する嵌合孔が形成されている。第1カムと第2カムの間に、両者を軸方向に離反させる付勢手段が設けられていることを特徴とする。
第1カムの径が回転軸のヘッジトリマ本体側に向けて縮径しているので、回転軸のヘッジトリマ本体側に向けて第1カムが移動していくと、第1カムと第1シャーブレードの嵌合孔がクリアランスなく嵌合する状態となる。また、第2カムの径が回転軸の反ヘッジトリマ本体側に向けて縮径しているので、回転軸の反ヘッジトリマ本体側に向けて第2カムが移動していくと、第2カムと第2シャーブレードの嵌合孔がクリアランスなく嵌合する状態となる。第1カムを回転軸のヘッジトリマ本体側に向けて付勢するとともに第2カムを回転軸の反ヘッジトリマ本体側に向けて付勢することで、第1カムと第1シャーブレードの嵌合孔がクリアランスなく嵌合するとともに第2カムと第2シャーブレードの嵌合孔がクリアランスなく嵌合する状態を維持することができる。即ち、第1カムと第2カムのそれぞれを互いに離反する方向に付勢することによって、各カムと各嵌合孔との間のあそびを排除することができる。
このヘッジトリマによると、カムと嵌合孔の間にあそびが形成されることを排除することができる。カムとシャーブレードの衝突音が発生しないことから、ヘッジトリマが発生する騒音を低減することができる。
付勢手段は、第1カムと第2カムの間に介在している弾性部材であることが好ましい。
それにより、簡単な構成によって第1カムと第2カムのそれぞれを互いに離反する方向に付勢することができる。第1カムと第2カムは一体に回転するために、弾性部材とカムの間に相対的運動が生じることもない。
上記のヘッジトリマでは、回転源によって回転させられる第1ヘリカルギヤに咬合している第2ヘリカルギヤに第1カムを固定することによって、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転させることによって第1カムを回転軸に沿って付勢することが可能となる。
このヘッジトリマでは、第1カムと第2カムを付勢手段で付勢するとともに、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転軸に沿って付勢する力によって第1カムのみをさらに付勢する。それにより、第1カムと第2カムのそれぞれに、異なる大きさの付勢力を加えることができる。例えば、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転軸のヘッジトリマ本体側に付勢するように構成すれば、第1カムを第2カムよりも大きな付勢力で付勢することができる。あるいは、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転軸の反ヘッジトリマ本体側に付勢するように構成すれば、第1カムを第2カムよりも小さな付勢力で付勢することができる。
本発明により、シャーブレードの進退運動を妨げないようにしながらヘッジトリマが発生する騒音を低減することが可能となり、有用なヘッジトリマを実現することが可能となる。
最初に、以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(形態1) ヘッジトリマは、円板形状の偏心カムを備えている。偏心カムは、自身の形状対称軸とは異なる位置に設けられている回転軸によって、偏心回転可能に軸支されている。
(形態2) 偏心カムの側面は、厚み方向にそって一定の割合で縮径しているテーパ面を形成している。
(形態3) 偏心カムは、円錘台形状をしている。
(形態4) 偏心カムは、回転軸方向に移動可能に支持されている。
(形態5) シャーブレードの基部には、偏心カムと嵌合する嵌合孔が形成されている。その嵌合孔は長円形状をしており、短径がシャーブレードの進退方向に伸び、長径がそれに直交して伸びている。
(形態7) シャーブレードの嵌合孔の短径は、偏心カムの最大直径よりも小さく、偏心カムの最小直径よりも大きい。
(形態8) 回転源であるモータの出力軸にヘリカルギヤが刻設されている。
(形態9) 嵌合孔の側面は、厚み方向に沿って一定の割合で縮径しているテーパ面である。
(形態10) 偏心カムの側面も嵌合孔の側面もテーパ面である。
(形態11) 偏心カムの側面の傾きと嵌合孔のテーパ面の傾きが略等しい。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例のヘッジトリマ2は、ヘッジトリマ本体(以下、単に本体ということがある)10と、本体10から突出しているシャーブレードアセンブリ30を備えている。シャーブレードアセンブリ30は、複数のネジによって本体10に固定されており、工具(スクリュウドライバ等)を用いて本体10に脱着可能となっている。
本体10は、外部の電源に接続するための電源コード12と、利用者が把持するための第1把持部14と第2把持部20と、第1把持部14に設けられているトリガスイッチ16と、動力源であるモータ18と、モータ18の動力をシャーブレードアセンブリ30側に伝達する動力伝達部80等を備えている。電源コード12から供給される電源電力は、トリガスイッチ16を介してモータ18に供給される。
図1に示すように、シャーブレードアセンブリ30は、駆動シャーブレード40と固定シャーブレード50からなる一対のシャーブレードと、プレッシャプレート34を備えている。駆動シャーブレード40は、プレッシャプレート34と固定シャーブレード50によって挟持されており、本体10に対して進退可能に案内されている。固定シャーブレード50は本体10に固定されている。シャーブレードアセンブリ30では、固定シャーブレード50上に、駆動シャーブレード40と、プレッシャプレート34が順に載置されており、それらが複数の締結部材38によって締結されている。駆動シャーブレード40は、固定シャーブレード50やプレッシャプレート34によって長手方向に移動可能に支持されており、本体10に対して進退可能に案内されている。
図2は、本体10とシャーブレードアセンブリ30の組付部分を拡大して示している。図1、図2に示すように、モータ18の出力軸18aには第1ヘリカルギヤ18bが刻設されている。動力伝達部80は、モータ出力軸18aに刻設されている第1ヘリカルギヤ18bと咬合している第2ヘリカルギヤ82と、第2ヘリカルギヤ82に固定されている偏心カム88aと、第2ヘリカルギヤ82と偏心カム88aを回転可能に軸支しているシャフト86を備えている。
よく知られているように、一対のヘリカルギヤでは、両ギヤの歯面同士が力を作用する方向が回転軸方向に向いて傾いていることから、一方のヘリカルギヤが他方のヘリカルギヤを回転軸方向に付勢することが知られている。第1ヘリカルギヤ18bと第2ヘリカルギヤ82においても、第1ヘリカルギヤ18bが第2ヘリカルギヤ82を回転させる際に、第1ヘリカルギヤ18bが第2ヘリカルギヤ82を回転軸方向に付勢する。ヘッジトリマ2では、第1ヘリカルギヤ18bが第2ヘリカルギヤ82を回転軸の本体10側に向けて(図2中の矢印E方向)付勢するように構成されている。
第2ヘリカルギヤ82と偏心カム88aは、シャフト86によって回転可能に軸支されているとともに、シャフト86に沿って移動可能に支持されている。即ち、第2ヘリカルギヤ82と偏心カム88aは回転軸方向に移動可能に支持されている。
第2ヘリカルギヤ82と第1偏心ギヤ88aは、ねじ84等によって互いに固定されている。従って、第2ヘリカルギヤ82と偏心カム88aは、一体となってシャフト86の回りに回転し、一体となってシャフト86に沿って移動する。
動力伝達部80では、モータ18が駆動して出力軸18aが回転すると、第2ヘリカルギヤ82がシャフト86の回りのD方向に回転する(図3参照)。第2ヘリカルギヤ82が回転すると、偏心カム88aもシャフト86の回りのD方向に回転する。このとき、第2ヘリカルギヤ82には回転軸の本体10側(図2のE方向)に向けて作用する力が加わり、第2ヘリカルギヤ82を介して偏心カム88aにも回転軸の本体10側(図2のE方向)に向けて作用する力が加わる。それにより、偏心カム88aは回転軸の本体10側(図2のE方向)に向けて付勢される。
図3は、偏心カム88aと、一対のシャーブレード40、50の構成をよく示す図である。図2、図3に示すように、偏心カム88aは略円板形状をしている。偏心カム88aは、自身の形状対称軸とは異なる位置でシャフト86によって軸支されている。したがって、回転軸Xから側面89aまでの距離(径)が回転軸Xの回りに変化し、偏心カム88aは回転軸Xの回りに偏心回転するようになっている。
偏心カム88aの側面89aは厚み方向(これは回転軸Xが伸びる方向に等しい)に対して傾いており、厚み方向(回転軸X方向)に沿って偏心カム88aが縮径しているテーパ面となっている。偏心カム88aのテーパ状の側面89aは、偏心カム88aの回転軸Xの本体10側(図2のE方向)に向けて一定の割合で縮径している。偏心カム88aは扁平な円錘台形状をしている。
図2、図3に示すように、駆動シャーブレード40の基部44には、偏心カム88aが嵌合する嵌合孔46が形成されている。嵌合孔46は長円形状をしており、短径が駆動シャーブレード40の進退方向(図3の上下方向)に伸びており、長径がそれに直交している。
嵌合孔46の側面は、厚み方向(これは偏心カム88aの回転軸X方向に等しい)に対して傾いており、厚み方向(回転軸X方向)に沿って嵌合孔46が縮径しているテーパ面となっている。嵌合孔46のテーパ状の側面は、嵌合孔46を回転軸Xの本体10側(図2のE方向)に向けて一定の割合で縮径している。なお、図面では、嵌合孔を示す符号(例えば46)を嵌合孔の側面に付している。
回転軸Xの本体10側(E方向)に向けて偏心カム88aが縮径している割合と、同方向(E方向)に向けて駆動シャーブレード40の嵌合孔46が縮径している割合は、略等しい。即ち、偏心カム88aの側面89aの傾きと嵌合孔46の側面の傾きは略等しく、両側面は略平行となっている。また、嵌合孔46の最大短径は偏心カム88aの最小直径よりも大きく、嵌合孔46の最小短径は偏心カム88aの最大直径よりも小さい。それにより、偏心カム88aと嵌合孔46はクリアランスなく嵌合することができる。このとき、両者は線的に接触する。
上記した構成によって、利用者がトリガスイッチ16を操作すると、モータ18が偏心カム88aを偏心回転させ、駆動シャーブレード40は進退運動を行う。図3に示すように、駆動シャーブレード40には櫛状に並ぶ刃部42が形成されており、固定シャーブレード50にも櫛状に並ぶ刃部52が形成されている。駆動シャーブレード40が進退することによって、一対のシャーブレード40、50が相対的に進退することとなり、刃部42、52が枝葉等を切断する。
図4は、偏心カム88aの側面89aと嵌合孔46の側面との接触部を示している。なお、図示明瞭化のために側面89aの傾きや嵌合孔46の側面の傾きは誇張されている。図4(a)は、ヘッジトリマ2が停止しているときの様子を示している。ヘッジトリマ2が停止しているとき、偏心カム88aの側面89aと嵌合孔46の側面の間には、クリアランスGaが生じている。このクリアランスGaの大きさは、例えば偏心カム88aや嵌合孔46の寸法精度に応じて変化する。あるいはヘッジトリマ2の使用に伴って、偏心カム88aや嵌合孔46が磨耗することによっても変化する。
図4(b)は、ヘッジトリマ2が運転しているときの様子を示している。先に説明したように、モータ18が駆動すると、偏心カム88aはシャフト86の回りにD方向に偏心回転するとともに、シャフト86に沿ってE方向に付勢される。付勢されることによって、偏心カム88aはシャフト86に沿って嵌合孔46に接触するまで移動する。その結果、偏心カム88aと嵌合孔46はクリアランスなく嵌合し、偏心カム88aと嵌合孔46との間のあそびが排除される。両者が衝突音を発生することがなくなり、ヘッジトリマ2が発生する騒音を低減することができる。
図4(a)(b)を比較して分かるように、シャフト86が伸びる方向(回転軸方向)において偏心カム88aと嵌合孔46の相対位置が変化すると、偏心カム88aと嵌合孔46との間のクリアランスGaが変化する。そのことから、偏心カム88aをE方向に付勢することにかえて、駆動シャーブレード40を反E方向に付勢してもよい。
本実施例のヘッジトリマ2では、クリアランスGaの大きさに応じて偏心カム88aがシャフト86に沿って移動するので、クリアランスGaの大きさが変動しても、偏心カム88aと嵌合孔46がクリアランスなく嵌合する。それにより、偏心カム88aや駆動シャーブレード40の寸法が変動することを許容することができる。偏心カム88aや駆動シャーブレード40の寸法に厳しい精度を必要としない。また、駆動シャーブレード40の進退運動を妨げることがないことから、本来的に必要となるモータ以上に大型のモータを必要とすることもない。
ヘッジトリマ2では、モータ出力軸18aの第1ヘリカルギヤ18bと第2ヘリカルギヤ82の咬合いにおいて生じる回転軸X方向の力を利用して、偏心カム88aを付勢する。偏心カム88aを回転駆動する回転源であるモータ18の回転力や、その回転力を偏心カム88aへ伝達する動力伝達部80を利用して偏心カム88aを付勢することから、ヘッジトリマ2の構成を過剰に複雑化してしまうことがない。
(実施例2)
本実施例では、本発明を実施して、一対のシャーブレードの両方を進退させるヘッジトリマを具現化した例について説明する。本実施例のヘッジトリマでは、実施例1のヘッジトリマ2と構成を同じくする部分も多い。以下の説明では、実施例1と構成が異なる部分を主に説明する。同一の構成については同一の符号を付し、重複して説明することは避けるように努める。
図5に示すように、本実施例のヘッジトリマ102は、ヘッジトリマ本体(以下、単に本体ということがある)110と、本体110から突出しているシャーブレードアセンブリ130を備えている。
本体110は、電源コード12と、第1把持部14と、第2把持部20と、トリガスイッチ16と、モータ18と、動力伝達部180等を備えている。
図5に示すように、シャーブレードアセンブリ130は、一対の駆動シャーブレード40、150と、本体110に固定されているガイドプレート132と、一対のシャーブレード40、150を、ガイドプレート132とともに挟持しているプレッシャプレート34を備えている。以下、上側に位置する駆動シャーブレード40を上側シャーブレード40といい、下側に位置する駆動シャーブレード150を下側シャーブレード150という。シャーブレードアセンブリ130では、ガイドプレート132上に、下側シャーブレード150と、上側シャーブレード40と、プレッシャプレート34が順に載置されており、それらが複数の締結部材38によって締結されている。各シャーブレード40、150は、ガイドプレート32やプレッシャプレート34によって長手方向に移動可能に支持されており、本体110に対して進退可能に案内されている。
図6は、本体110とシャーブレードアセンブリ130の組付部分を拡大して示している。図5、図6に示すように、動力伝達部180は、実施例1の動力伝達部80と比較して、シャフト86によって軸支されている第2の偏心カム88bをさらに備えている。以下、偏心カム88aを第1偏心カム88aといい、第2偏心カム88bと区別する。
第2偏心カム88bは、シャフト86に対して回転可能に軸支されているとともに、シャフト86に沿って移動可能に支持されている。第2ヘリカルギヤ82と第1偏心カム88aと第2偏心カム88bは相対回転不能となっている。一方、シャフト86が伸びる方向(回転軸方向)については、第2偏心カム88bは、第2ヘリカルギヤ82と第1偏心カム88aに対して相対移動可能となっている。
第1偏心カム88aと第2偏心カム88bの間には、リング状の弾性部材90が介在している。弾性部材90は圧縮変形している状態で介在しており、第1偏心カム88aを回転軸の本体10側(図6のE方向)に向けて付勢するとともに、第2偏心カム88bを回転軸の反本体10側(図6のF方向)に向けて付勢している。弾性部材90には、例えば皿ばねやウエーブワッシャーを用いることができる。第1偏心カム88aと第2偏心カム88bは常に同一速度で回転し、両者は相対的に略停止している関係が維持される。そのことから、第1偏心カム88aと第2偏心カム88bの間に介在する弾性部材90も、両偏心カム88a、88bと同一速度で回転する。弾性部材90と両偏心カム88a、88bの間に相対的運動が生じることがなく、弾性部材90が過熱したり磨耗したりすることがない。
図7は、一対の偏心カム88a、88bと、一対のシャーブレード40、150の構成をよく示す図である。図6、図7に示すように、第2偏心カム88bは略円板形状をしている。第2偏心カム88bは、自身の形状対称軸とは異なる位置でシャフト86によって軸支されている。第2偏心カム88bでは回転軸Xから側面89aまでの距離(径)が回転軸Xの回りに変化しており、第2偏心カム88bは回転軸Xの回りに偏心回転するようになっている。シャフト86に対して、第1偏心カム88aと第2偏心カム88bは対向して位置している。それにより、第1偏心カム88aと第2偏心カム88bは略180度の位相差を持って偏心回転する。
第2偏心カム88bの側面89bは厚み方向(これは回転軸Xが伸びる方向に等しい)に対して傾いており、厚み方向(回転軸方向)に沿って第2偏心カム88bを縮径しているテーパ面となっている。第2偏心カム88bのテーパ状の側面89bは、第2偏心カム88bを回転軸X方向の反本体10側(図2のF方向)に向けて一定の割合で縮径している。第2偏心カム88bは扁平な円錘台形状をしている。
図6、図7に示すように、下側シャーブレード150の基部154には、第2偏心カム88bと嵌合する嵌合孔156が形成されている。嵌合孔156は長円形状をしており、短径が下側シャーブレード150の進退方向(図7の上下方向)に伸びており、長径がそれに直交している。
嵌合孔156の側面は、厚み方向(これは第2偏心カム88bの回転軸X方向に等しい)に対して傾いており、厚み方向(回転軸X方向)に沿って嵌合孔156が縮径しているテーパ面となっている。嵌合孔156のテーパ状の側面は、嵌合孔156を回転軸Xの反本体10側(図2のF方向)に向けて一定の割合で縮径している。
回転軸X方向の反本体10側(F方向)に向けて第2偏心カム88bが縮径する割合と、同方向(F方向)に向けて下側シャーブレード150の嵌合孔156が縮径する割合は、略等しい。即ち、第2偏心カム88bの側面89bの傾きと嵌合孔156の側面の傾きは略等しく、両側面は略平行となっている。また、嵌合孔156の最大短径は第2偏心カム88bの最小直径よりも大きく、嵌合孔156の最小短径は第2偏心カム88bの最大直径よりも小さい。それにより、第2偏心カム88bと嵌合孔156はクリアランスなく嵌合することができる。このとき、両者は線的に接触する。
上記した構成によって、利用者がトリガスイッチ16を操作すると、モータ18が両偏心カム88a、88bを偏心回転させる。第1偏心カム88aと第2偏心カム88bは180度の位相差を持って偏心回転することから、一対のシャーブレード40、150は180度の位相差を持って進退運動を行う。図7に示すように、一対のシャーブレード40、150にはそれぞれ、櫛状に並ぶ刃部42、152が形成されている。一対のシャーブレード40、150が相対的に進退することによって、刃部42、152が枝葉等を切断する。
先に説明したように、弾性部材90は、第1偏心カム88aは図6のE方向に付勢し、第2偏心カム88bを図6のF方向に付勢している。即ち、付勢部材90は、第1偏心カム88aと第2偏心カム88bのそれぞれを、互いに離反する方向に付勢している。また、第1偏心カム88aは、第1ヘリカルギヤ18bと第2ヘリカルギヤ82の咬合に起因する力によっても付勢されている。付勢されることによって、第1偏心カム88aはシャフト86に沿って上側シャーブレード40の嵌合孔46に接触するまで移動する。第2偏心カム88bはシャフト86に沿って下側シャーブレード150の嵌合孔156に接触するまで移動する。その結果、各偏心カム88a、88bと各嵌合孔46、156はクリアランスなく嵌合し、各偏心カム88a、88bと各嵌合孔46、156との間のあそびを排除することができる。各偏心カム88a、88bと各嵌合孔46、156が衝突音を発生することがなく、ヘッジトリマ102が発生する騒音を低減することができる。
本実施例のヘッジトリマ102においても、クリアランスの大きさに応じて偏心カム88a、88bがシャフト86に沿って移動することから、クリアランスの大きさが変動することを許容することができる。即ち、各偏心カム88a、88bや各シャーブレード40、150の寸法に厳しい精度を必要としない。また、各シャーブレード40、150の進退運動を妨げることがないことから、本来的に必要となるモータ以上に大型のモータを必要とすることもない。
ヘッジトリマ102では、両偏心カム88a、88bを単一の弾性部材90によって付勢している。それにより、ヘッジトリマ102の構成を過剰に複雑化することがない。
ヘッジトリマ102では、第1偏心カム88aを、第1ヘリカルギヤ18bと第2ヘリカルギヤ82の咬合いに起因する力と弾性部材90の弾性力の両者を用いて付勢している。一方、第2偏心カム88bでは、弾性部材90の弾性力のみによって付勢している。それにより、第1偏心カム88aと第2偏心カム88bを、異なる大きさの付勢力で付勢している。ヘッジトリマ102では、両ヘリカルギヤ18b、82の咬合いに起因する力が回転軸X方向の本体10側(E方向)を向いており、第1偏心カム88aを第2偏心カム88bよりも大きな力で付勢している。それに対し、第2偏心カム88bを、第1偏心カム88aよりも大きな力で付勢することも可能である。両ヘリカルギヤ18b、82の咬合いに起因する力は、各ヘリカルギヤ18b、82の歯筋が斜行する方向を反転させることによって、作用する方向を反転させることが可能である。従って、両ヘリカルギヤ18b、82の咬合いに起因する力によって、第1偏心カム88aを回転軸X方向の反本体10側(F方向)に付勢することも可能である。この場合、その付勢力の一部あるいは全部が弾性部材90による弾性力と打ち消しあい、第1偏心カム88aを第2偏心カム88bよりも小さな力で付勢することとなる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
偏心カムの側面とシャーブレードの嵌合孔の側面では、両者がテーパ面であることが好ましいが、必ずしもそれに限定されない。一方のみをテーパ面に形成することによって、偏心カムを嵌合孔にクリアランスなく嵌合させることもできる。
本実施例では、ヘリカルギヤの咬合いに起因して発生する回転軸方向の力を利用する手法を説明した。同様の技術思想に基づいて、次の手法を提案することもできる。この手法では、回転不能なシャフト86にかえて回転可能なシャフトを用い、そのシャフトによって偏心カム88a、88bを相対回転不能に軸支する。そして、両者の相対回転を禁止するためのキーを、回転軸方向に対してはすに設ける。このとき、シャフトと偏心カム88a、88bの少なくとも一方のキー溝をキーに対して大きく形成し、シャフトと偏心カム88a、88bがキーの伸びる方向に沿って相対移動可能に構成しておく。はすに設けられているキーは、偏心カム88a、88bに動力を伝達する際に、偏心カム88a、88bを回転軸方向に沿って付勢する。キーをはすに設ける角度等を調節することによって、偏心カム88a、88bを付勢する方向や大きさを調節することができる。この手法では、各偏心カムに対してキーの構成(角度等)をそれぞれ設定することができるので、回転源であるモータの動力を利用して、複数の偏心カムを異なる方向に付勢することもできる。
弾性部材を用いて複数の偏心カムを付勢する場合、偏心カム毎に別個の弾性部材を用いて付勢してもよい。この場合、複数の偏心カムを、同一方向に付勢してもよいし、異なる方向に付勢してもよい。
偏心カムを付勢することにかえて、シャーブレードを付勢してもよい。あるいは、両者を付勢してもよい。シャーブレードを付勢する際には、シャーブレード自身の湾曲に対する弾性を利用してもよい。具体的には、例えば偏心カムとシャーブレードの回転軸方向の位置関係において、偏心カムの位置を、シャーブレードの位置に対応する本来の位置から、偏心カムの縮径方向に移動させた位置に設定するとよい。それにより、シャーブレードが湾曲した状態で偏心カムと嵌合することとなり、シャーブレード自身の湾曲に対する弾性によってシャーブレードが回転軸方向に付勢される。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
実施例1のヘッジトリマの構成を示す図。 実施例1のヘッジトリマ本体とシャーブレードアセンブリの組付部を示す図。 実施例1の偏心カムと一対のシャーブレードの構成を示す模式図。 偏心カムとシャーブレードの嵌合孔の位置関係の変化を示す図。 実施例2のヘッジトリマの構成を示す図。 実施例2のヘッジトリマ本体とシャーブレードアセンブリの組付部を示す図。 実施例2の偏心カムと一対のシャーブレードの構成を示す模式図。
符号の説明
2・・ヘッジトリマ
10、110・・ヘッジトリマ本体
12・・電源コード
14・・第1把持部
16・・トリガスイッチ
18・・モータ
18a・・モータの出力軸
18b・・モータ出力軸に刻設されている第1ヘリカルギヤ
20・・第2把持部
30、130・・シャーブレードアセンブリ
40・・駆動シャーブレード(上側)
46・・駆動シャーブレード(上側)の嵌合孔
50・・固定シャーブレード
56・・固定シャーブレードの嵌合孔
80・・動力伝達部
82・・第2ヘリカルギヤ
86・・シャフト
88a、88b・・偏心カム
88b、89b・・偏心カムの側面
90・・弾性部材
150・・駆動シャーブレード(下側)
156・・駆動シャーブレード(下側)の嵌合孔

Claims (6)

  1. ヘッジトリマ本体と、
    ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されているシャーブレードと、
    ヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源によって回転させられるカムを備えており、
    前記カムは、回転軸から側面に至る径が周方向に変化している板状偏心カムであり、
    前記シャーブレードには、前記カムと嵌合する嵌合孔が形成されており、
    前記カムと前記嵌合孔の少なくとも一方の側面は、厚み方向に沿って縮径しているテーパ面となっており、
    前記カムと前記シャーブレードの少なくとも一方に形成されているテーパ状の側面が他方の部材に当接する側に、前記カムと前記シャーブレードの少なくとも一方を前記カムの回転軸に沿って付勢する付勢手段が設けられており、
    前記付勢手段は、前記回転源の回転力の一部をカムの回転軸方向の力に変換して前記カムに加えることを特徴とするヘッジトリマ。
  2. 前記付勢手段は、前記回転源によって回転させられる第1ヘリカルギヤと、第1ヘリカルギヤに咬合しているとともに前記カムが固定されている第2ヘリカルギヤを備えていることを特徴とする請求項1のヘッジトリマ。
  3. 前記付勢手段は、前記カムを回転軸に沿って付勢する弾性部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2のヘッジトリマ。
  4. ヘッジトリマ本体と、
    ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されている第1シャーブレードと、
    ヘッジトリマ本体に対して進退可能に案内されている第2シャーブレードと、
    ヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源によって回転させられる第1カムと、
    ヘッジトリマ本体に内蔵されている回転源によって回転させられる第2カムを備えており、
    前記第1カムは、回転軸から側面に至る径が周方向に変化しているとともにその径が回転軸のヘッジトリマ本体側に向けて縮径している板状偏心テーパカムであり、
    前記第2カムは、回転軸から側面に至る径が第1カムと異なる位相で周方向に変化しているとともにその径が回転軸の反ヘッジトリマ本体側に向けて縮径している板状偏心テーパカムであり、
    前記第1シャーブレードには、前記第1カムと嵌合する嵌合孔が形成されており、
    前記第2シャーブレードには、前記第2カムと嵌合する嵌合孔が形成されており、
    前記第1カムと前記第2カムの間には、両者を回転軸方向に離反させる付勢手段が設けられていることを特徴とするヘッジトリマ。
  5. 前記付勢手段が、第1カムと第2カムの間に介在している弾性部材であることを特徴とする請求項のヘッジトリマ。
  6. 前記第1カムは、前記回転源によって回転させられる第1ヘリカルギヤに咬合している第2ヘリカルギヤに固定されており、第1ヘリカルギヤが第2ヘリカルギヤを回転させる際に第2ヘリカルギヤを回転軸に沿って付勢することを特徴とする請求項又はのヘッジトリマ。
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