JP2003134214A - 携帯情報端末 - Google Patents

携帯情報端末

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JP2003134214A
JP2003134214A JP2001325702A JP2001325702A JP2003134214A JP 2003134214 A JP2003134214 A JP 2003134214A JP 2001325702 A JP2001325702 A JP 2001325702A JP 2001325702 A JP2001325702 A JP 2001325702A JP 2003134214 A JP2003134214 A JP 2003134214A
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JP2001325702A
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Inventor
Hiroaki Yokota
洋明 横田
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0247Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings comprising more than two body parts
    • HELECTRICITY
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    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0225Rotatable telephones, i.e. the body parts pivoting to an open position around an axis perpendicular to the plane they define in closed position
    • H04M1/0231Including a rotatable keypad body part
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    • H04M1/0225Rotatable telephones, i.e. the body parts pivoting to an open position around an axis perpendicular to the plane they define in closed position
    • H04M1/0233Including a rotatable display body part

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、使い勝手を向上し得るようにする。 【解決手段】本発明は、折り畳み型携帯電話機1におい
て、対向する一対の側面及び背面を片手で握持し得る下
側筐体3の正面3Aに、当該下側筐体3よりも幅広の部
分を有する操作部9を、その表面9Aにほぼ垂直な回動
軸30を中心にして回動自在に枢支し、当該操作部9の
回動に応じて下側筐体3の幅よりも操作部9を外側に突
出させるようにしたことにより、下側筐体3の幅を見か
け上広げて、当該下側筐体3をその幅方向から両手で一
段と安定して保持した状態で、両親指で各種操作キーを
操作させることができ、かくして、使い勝手を向上し得
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯情報端末に関
し、例えば液晶ディスプレイを有する第1の筐体と各種
操作キーを有する第2の筐体とがヒンジ部を介して折り
畳み可能に形成された折り畳み型携帯電話機に適用して
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳み型携帯電話機として、当
該折り畳み型携帯電話機を所有するユーザと通話相手と
の間で通話を成立させる通話機能や、ユーザと通信相手
との間で電子メールを送受信し得る電子メール機能を有
すると共に、ゲームプログラムに従ってユーザがゲーム
を楽しむことができるゲーム機能を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
折り畳み型携帯電話機においては、略直方体状に形成さ
れた第2の筐体の正面に、当該第2の筐体の長手方向に
沿って各種操作キーが列設されており、その第2の筐体
の対向する一対の側面及び背面をユーザが片手で握持し
た状態で、当該片手の親指を使って各種操作キーを押下
して各種操作命令を入力するようになされている。
【0004】しかしながら、かかる折り畳み型携帯電話
機においては、第2の筐体を握持した手の人指し指、中
指、薬指及び小指が当該第2の筐体の一方の側面にかか
ると共に、他方の側面に親指の根元部分がかかり当該第
2の筐体の他方の側面側に配置された操作キーを親指で
は容易に押下し難いことにより、使い勝手がわるいとい
う問題があった。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を向上し得る携帯情報端末を提案しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、対向する一対の側面及び背面を片
手で握持可能な筐体と、当該筐体の正面側に配置される
各種操作キーと、筐体の対向する一対の側面よりも外側
にほぼ突出しない状態及び対向する一対の側面のうち少
なくとも一方の側面よりも外側に突出自在な突出部材と
を設けるようにしたことにより、突出部材を筐体の少な
くとも一方の側面から外側へ突出させると、筐体の一対
の側面間の幅が見かけ上広くなり、当該筐体を一対の側
面側から両手で安定して保持することができ、かくし
て、両手の親指で各種操作キーを容易かつ確実に操作す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0008】(1)折り畳み型携帯電話機の全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用した折り畳
み型携帯電話機を示し、略直方体状の第1の筐体(以
下、これを上側筐体と呼ぶ)2と略直方体状の第2の筐
体(以下、これを下側筐体と呼ぶ)3とがヒンジ部4を
介して折り畳み可能に形成されている。
【0009】上側筐体2の正面2Aの上端中央部には、
スピーカ5が設けられており、当該スピーカ5を介して
通話時の相手の音声等を出力するようになされている。
【0010】また、上側筐体2の正面2Aには、スピー
カ5の下側に凹部が形成され、当該凹部に略偏平四辺形
状の表示部6がその表面6Aを上側筐体2の正面2Aと
ほぼ平行にして設けられている。
【0011】この場合、表示部6は、一方の対向する側
面6B及び6C間の幅(以下、これを表示部6の一方の
幅と呼ぶ)が、上側筐体2の幅とほぼ等しく選定される
と共に、他方の対向する側面6D及び6E間の幅(以
下、これを表示部6の他方の幅と呼ぶ)が、当該表示部
6の一方の幅よりも広く選定されている。
【0012】そして、表示部6は、当該表示部6の他方
の幅に沿った長手方向(以下、これを表示部長手方向と
呼ぶ)を上側筐体2の長手方向(以下、これを上側筐体
長手方向と呼ぶ)とほぼ平行にすることにより、当該上
側筐体2にその幅よりも外側ほとんど突出させずに一体
化されている。
【0013】また、表示部6の表面6Aには、長方形状
の液晶ディスプレイ7がその長手方向(以下、これをデ
ィスプレイ長手方向と呼ぶ)を表示部長手方向とほぼ平
行にして(この場合はディスプレイ長手方向を上側筐体
長手方向ともほぼ平行にして)設けられ、当該液晶ディ
スプレイ7に電波の受信状態、電池残量、電話帳として
登録している相手先の名前や電話番号、発信履歴等の
他、アドレス帳として登録している電子メールの送付先
の名前やメールアドレス、電子メールの内容、簡易ホー
ムページ、ウェブページ、ゲーム画像等を表示し得るよ
うになされている。
【0014】一方、下側筐体3の正面3Aの下端中央部
には、マイクロホン8が設けられており、当該マイクロ
ホン8により通話時のユーザの音声を集音するようにな
されている。
【0015】また、下側筐体3の正面3Aには、マイク
ロホン8の上側に凹部が形成され、当該凹部に略偏平四
辺形状の操作部9がその表面9Aを下側筐体3の正面3
Aとほぼ平行にして設けられている。
【0016】この場合、操作部9は、一方の対向する側
面9B及び9C間の幅(以下、これを操作部9の一方の
幅と呼ぶ)が、下側筐体3の幅とほぼ等しく選定される
と共に、他方の対向する側面9D及び9E間の幅(以
下、これを操作部9の他方の幅と呼ぶ)が、当該操作部
9の一方の幅よりも広く選定されている。
【0017】そして、操作部9は、当該操作部9の他方
の幅に沿った長手方向(以下、これを操作部長手方向と
呼ぶ)を下側筐体3の長手方向(以下、これを下側筐体
長手方向と呼ぶ)とほぼ平行にすることにより、当該下
側筐体3にその幅よりも外側にほとんど突出させずに一
体化されている。
【0018】操作部9の表面9Aには、操作部長手方向
の一端中央部に十字キー10が配置されると共に、当該
操作部長手方向の他端中央部に「0」の数字キー11
A、シャープキー11B、クリアキー11C及びアスタ
リスクキー11Dが菱形に配置されてなる菱形キー群1
1が設けられている。
【0019】また操作部9の表面9Aには、十字キー1
0及び菱形キー群11の間に「1」〜「9」の数字キー
12が配置されると共に、当該表面9Aの一端部におい
て十字キー10の左側に発呼キー13が配置され、十字
キー10の右側に終話及び電源キー14が配置されてい
る。
【0020】これにより操作部9は、操作部長手方向に
沿って配置されたこれらの各種操作キーの押下によって
各種命令を入力し得るようになされている。
【0021】実際上、十字キー10は、十字を描く4本
の腕部10A〜10Dのうち操作部9の一端に向いた腕
部10Aに上方向指示キーが割り当てられ、操作部9の
他端に向いた腕部10Bに下方向指示キーが割り当てら
れている。
【0022】また操作部9の左側の側面9Bを向いた腕
部10Cには、左方向指示キーが割り当てられると共
に、操作部9の右側の側面9Cを向いた腕部10Dに
は、右方向指示キーが割り当てられ、さらに各腕部10
A〜10Dの中央には、決定キー10Eが割り当てられ
ている。
【0023】そして十字キー10においては、上方向指
示キーが割り当てられた腕部10Aが押下されると、電
子メール文の作成等を行える電子メールモードやゲーム
プログラムを実行できるゲームモード、電話帳や電子メ
ール用のアドレス帳等を選択できるメニュー画面を液晶
ディスプレイ7に表示すると共に、当該メニュー画面に
表示された各項目を、上方向指示キーが割り当てられた
腕部10A及び下方向指示キーが割り当てられた腕部1
0Bの押下に応じて選択し、当該項目が選択された状態
で決定キー10Eが押下されると、その選択を確定して
項目に応じた動作を実行するようになされている。
【0024】また十字キー10においては、左方向指示
キーが割り当てられた腕部10C及び右方向指示キーが
割り当てられた腕部10Dが押下されると、通話履歴等
を液晶ディスプレイ7に表示し、この状態で左方向指示
キーが割り当てられた腕部10C及び右方向指示キーが
割り当てられた腕部10Dが押下されると、その通話履
歴等のめくり動作を実行し得るようになされている。
【0025】さらに十字キー10においては、ゲームモ
ード時に液晶ディスプレイ7に表示されているゲーム画
像上で腕部10A〜10Dの押下に応じてキャラクタ等
を移動させることもできるようになされている。
【0026】因みに上側筐体2の内部には、例えば平面
状のアンテナ素子(図示せず)が収納されており、当該
アンテナ素子を介して図示しない基地局との間で通話用
の音声信号及び電子メール等を送受信し得ると共に、簡
易ホームページ及びウェブページやゲームプログラム等
のコンテンツデータをダウンロードし得るようになされ
ている。
【0027】また図2(A)、(B)、(C)及び図3
に示すように折り畳み型携帯電話機1においては、上側
筐体2と下側筐体3とがヒンジ部4を介して折り畳まれ
ると、下側筐体3の正面3Aと上側筐体2の正面2Aと
を当接させて表示部6の表面6Aと操作部9の表面9A
とを対向させることにより、液晶ディスプレイ7及び各
種操作キーを保護した状態で携帯し得るようになされい
る。
【0028】そして下側筐体3の背面3Bにおいてヒン
ジ部4の近傍には、着脱自在なメモリスティック(ソニ
ー(株)商標)(図示せず)を挿着するためのメモリス
ティックスロット15が設けられている。
【0029】また下側筐体3の背面3Bにおいてメモリ
スティックスロット15の近傍には、小窓16が設けら
れており、当該メモリスティックスロット15にメモリ
ティックが挿着されているか否かを、その小窓16を介
して視認できるようになされている。
【0030】因みにメモリスティックは、本願出願人で
あるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモ
リカードの一種で、小型薄型のプラスティックケース内
に電気的に書換えや消去可能な不揮発メモリであるEE
PROM(Electrically Erasable Programmable Read O
nly Memory) でなるフラッシュメモリ素子を格納したも
のであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽、ゲ
ームプログラム等の各種データの書き込み及び読み出し
が可能となっている。
【0031】さらに下側筐体3の背面3B下側には、着
脱可能なバッテリパック17が装着されており、終話及
び電源キー14の押下に応じて電源がオン状態になる
と、折り畳み型携帯電話機1の内部に収納されている各
回路ブロックにバッテリパック17から電力を供給して
動作可能な状態に起動するようになされている。
【0032】かかる構成に加えて、この折り畳み型携帯
電話機1の場合、図4に示すように表示部6の他方の対
向する側面6D及び6Eが当該表示部6の表面6Aの中
心からそれぞれ等しい半径を有する円弧状に形成されて
おり、当該側面6D及び6Eと対向する上側筐体2の凹
部2Bの内側面2BX及び2BYも、表示部6の表面6
Aの中心からそれぞれ等しい半径を有する円弧状に形成
されている。
【0033】また表示部6の裏面6Fの中央位置には、
円筒状の回動軸30が垂設されていると共に、当該回動
軸30の近傍に円柱状の案内棒31が垂設されている。
【0034】さらに上側筐体2に形成された凹部2Bの
底板2BZには、その中央位置に表示部6の回動軸30
の外径とほぼ等しい内径を有する円形の貫通孔33が穿
設されていると共に、当該貫通孔33の近傍に案内棒3
1に対応させて、円弧状の案内溝34が形成されてい
る。
【0035】そして表示部6は、回動軸30が上側筐体
2の凹部2Bの貫通孔33に挿通されると共に、案内棒
31が案内溝34に挿通され、この状態で回動軸30の
端面30Aに凹部2Bの裏側から当該回動軸30の直径
よりも大きい直径を有する円環状の脱落防止部材35が
ネジ36を介して取り付けられている。
【0036】これにより表示部6は、上側筐体2の凹部
2Bに、回動軸30を中心にして表面6Aを当該上側筐
体2の正面2Aとほぼ平行にした状態で回動自在に枢支
されると共に、この際、回動に応じて案内棒31が案内
溝34の一端又は他端に押し当てられることにより、回
動範囲が規制されている。
【0037】かくして、表示部6は、図5に示すよう
に、表示部長手方向を上側筐体長手方向とほぼ平行にし
た状態(以下、これを縦向表示状態と呼ぶ)から反時計
回りに当該表示部長手方向を上側筐体長手方向とほぼ直
交させた状態(以下、これを横向表示状態と呼ぶ)まで
の範囲で自在に回動し得るようになされている。
【0038】一方、操作部9は、図4に示すように、他
方の対向する側面9D及び9Eが当該操作部9の表面9
Aの中心からそれぞれ等しい半径を有する円弧状に形成
されており、当該側面9D及び9Eと対向する下側筐体
3の凹部3Cの内側面3CX及び3CYも、操作部9の
表面9Aの中心からそれぞれ等しい半径を有する円弧状
に形成されている。
【0039】また操作部9の裏面9Fの中央位置には、
円筒状の回動軸30が垂設されていると共に、当該回動
軸30の近傍に円柱状の案内棒31が垂設されている。
【0040】さらに下側筐体3に形成された凹部3Cの
底板3CZには、その中央位置に操作部9の回動軸30
の外径とほぼ等しい内径を有する円形の貫通孔33が穿
設されていると共に、当該貫通孔33の近傍に案内棒3
1に対応して円弧状の案内溝34が形成されている。
【0041】そして操作部9は、回動軸30が下側筐体
3の凹部3Cの貫通孔33に挿通されると共に、案内棒
31が案内溝34に挿通され、この状態で回動軸30の
端面30Aに凹部3Cの裏側から当該回動軸30の直径
よりも大きい直径を有する円環状の脱落防止部材35が
ネジ36を介して取り付けられている。
【0042】これにより操作部9は、下側筐体3の凹部
3Cに、回動軸30を中心にして表面9Aを当該下側筐
体3の正面3Aとほぼ平行にした状態で回動自在に枢支
されると共に、この際、回動に応じて案内棒31が案内
溝34の一端又は他端に押し当てられることにより、回
動範囲が規制されている。
【0043】かくして、操作部9は、図5に示すよう
に、操作部長手方向を下側筐体長手方向とほぼ平行にし
た状態(以下、これを縦向操作状態と呼ぶ)から反時計
回りに当該操作部長手方向を下側筐体長手方向とほぼ直
交させた状態(以下、これを横向操作状態と呼ぶ)まで
の範囲で自在に回動し得るようになされている。
【0044】またヒンジ部4は、図1からも明らかなよ
うに、表示部6及び操作部9の円弧上の側面6E及び9
Dの形状に応じてその中央部分が弓形状にくびれてい
る。
【0045】これにより表示部6及び操作部9は、円弧
状の側面6E及び9Dをヒンジ部4に近接させて表面6
A及び9Aの面積を大きくすることができ、かくして大
型の液晶ディスプレイ7を配置して視認性を向上し得る
と共に、各種操作キーの配置間隔を大きくして操作性を
向上し得るようになされている。
【0046】また表示部6は、縦向表示状態及び横向表
示状態に移行したときに、それぞれ所定の保持機構(図
示せず)によってこれら縦向表示状態及び横向表示状態
を維持し、回動用に外力が加えられたときには、これら
縦向表示状態及び横向表示状態から容易に回動し得るよ
うになされている。
【0047】同様に操作部9は、縦向操作状態及び横向
操作状態に移行したときに、それぞれ所定の保持機構
(図示せず)によってこれら縦向操作状態及び横向操作
状態を維持し、回動用に外力が加えられたときには、こ
れら縦向操作状態及び横向操作状態から容易に回動し得
るようになされている。
【0048】さらに表示部6及び操作部9は、上側筐体
2及び下側筐体3の内部から脱落防止部材35及び回動
軸30の孔部を介して各種配線(図示せず)を引き込ん
でおり、これにより液晶ディスプレイ7に所定の画像を
表示し、かつ各種操作キーの押下に応じた各種操作命令
を、上側筐体2及び下側筐体3の内部の各回路ブロック
に送出し得るようになされている。
【0049】そして表示部6及び操作部9は、回動可能
ではあるものの、その回動範囲が90度の角度に規制さ
れていることにより、内部に引き込んでいる各種配線が
回動によってねじれて破損したり、これら各種配線の接
点が断線することをほぼ確実に防止することができる。
【0050】なお折り畳み型携帯電話機1においては、
上側筐体2の正面2Aの上端中央部にスピーカ5を設け
ると共に、下側筐体3の正面3Aの下端中央部にマイク
ロホン8を設けることにより、表示部6及び操作部9が
横向表示状態及び横向操作状態に移行したときであって
も、当該スピーカ5及びマイクロホン8を用いて、縦向
表示状態及び縦向操作状態のときと同様に通話を成立さ
せることができるようになされている。
【0051】また折り畳み型携帯電話機1においては、
表示部6及び又は操作部9が横向表示状態及び横向操作
状態に移行したときでも、上側筐体2及び下側筐体3を
ヒンジ部4を介して折り畳んで正面2A及び3A同士を
当接させることができるようになされている。
【0052】ところで折り畳み型携帯電話機1は、表示
部6を回動して縦向表示状態から横向表示状態に切り換
えることができることにより、上側筐体2の上端を上方
向へ向け、かつ下側筐体3の下端を下方向へ向けた状態
で、当該上側筐体2の正面側から液晶ディスプレイ7を
目視したときに、文字等が逆さまにならずに正しい向き
(以下、これを正常表示向きと呼ぶ)になるように液晶
ディスプレイ7の表示を制御している。
【0053】すなわち折り畳み型携帯電話機1は、相手
からの電子メールや通話用の音声信号を待ち受ける待受
モード時、表示部6が縦向表示状態であれば図6(A)
に示すように、縦向きに配置された液晶ディスプレイ7
に応じて画面の水平方向よりも、垂直方向の寸法が大き
いアスペクト比を有する正常表示向きの縦長の待受画面
(以下、これを縦長待受画面と呼ぶ)100を液晶ディ
スプレイ7に表示する。
【0054】また折り畳み型携帯電話機1は、待受モー
ド時、表示部6が縦向表示状態から反時計回り方向へ9
0度回転して横向表示状態に移行すると、図6(B)に
示すように縦長待受画面100に代えて、横向きに配置
された液晶ディスプレイ7に応じて画面の垂直方向より
も、水平方向の寸法が大きいアスペクト比を有する正常
表示向きの横長の待受画面(以下、これを横長待受画面
と呼ぶ)200を液晶ディスプレイ7に表示する。
【0055】因みに、この縦長待受画面100及び横長
待受画面200は、折り畳み型携帯電話機1における電
波の受信状態や電池残料等を示す状態表示領域101及
び201と、画像表示領域102及び202とから構成
されており、当該画像表示領域102及び202には縦
長又は横長の待受画像を表示している。
【0056】折り畳み型携帯電話機1は、待受モードか
ら通常の電話としの機能を実現する通話モード時に移行
すると、表示部6が縦向表示状態であれば、縦長待受画
面100の画像表示領域102に縦長の待受画像に代え
て、相手の電話番号や通話時間等を表す縦長の通話画像
を表示し、横向表示状態であれば、横長待受画面200
の画像表示領域202に横長の待受画像に代えて横長の
通話画像を表示する。
【0057】折り畳み型携帯電話機1は、電子メールの
送受信を行う電子メールモード時、表示部6が縦向表示
状態であれば図7(A)に示すように、縦長待受画面1
00と同じアスペクト比を有する正常表示向きの縦長の
メール画面(以下、これを縦長メール画面と呼ぶ)30
0を液晶ディスプレイ7に表示する。
【0058】この場合、縦長メール画面300は、電波
の受信状態や電池残料等を表す状態表示領域301と、
送受信した電子メールの本文が表示される本文表示領域
302と、電子メールの本文の作成時に入力された文字
の変換及び確認を行う入力文字表示領域303と、漢字
文字又は英字文字等の入力文字の種類を示す文字種類表
示領域304とから構成されている。
【0059】そして本文表示領域302には、例えば1
行当たり10文字で7行分(すなわち、合計で70文字
分)の本文を表示し得るようになされている。
【0060】因みに入力文字表示領域303には、1行
10文字までの入力文字を表示し得るようになされてい
る。
【0061】また折り畳み型携帯電話機1は、電子メー
ルモード時、表示部6が縦向表示状態から反時計回り方
向へ90度回転して横向表示状態に移行すると、図7
(B)に示すように縦長メール画面300に代えて、横
長待受画面200(図6)と同じアスペクト比を有する
正常表示向きの横長のメール画面(以下、これを横長メ
ール画面と呼ぶ)400を液晶ディスプレイ7に表示す
る。
【0062】この横長メール画面400は、縦長メール
画面300と同様に、状態表示領域401と、本文表示
領域402と、入力文字表示領域403と、文字種類表
示領域404とから構成されているものの、当該本文表
示領域402には、例えば1行当たり15文字で5行分
(すなわち、合計で75文字分)の本文を一括して表示
することができ、縦長メール画面300の本文表示領域
302よりも5文字多く表示できるようになされてい
る。
【0063】因みに入力文字表示領域403には、1行
15文字までの入力文字を表示し得るようになされてお
り、一段と多くの入力文字を一括変換することができ、
入力操作を容易にし得る。
【0064】そして折り畳み型携帯電話機1は、例えば
ゲームプログラムを実行し、ゲームを楽しむことができ
るゲームモード時、表示部6が縦向表示状態であれば図
8(A)に示すように、縦長待受画面100と同じアス
ペクト比を有する正常表示向きの縦長のゲーム画面(以
下、これを縦長ゲーム画面と呼ぶ)500を液晶ディス
プレイ7に表示する。
【0065】また折り畳み型携帯電話機1は、ゲームモ
ード時、表示部6が縦向表示状態から反時計回り方向へ
90度回転して横向表示状態に移行すると、図8(B)
に示すように縦長ゲーム画面500に代えて、横長待受
画面200と同じアスペクト比を有する正常表示向きの
横長のゲーム画面(以下、これを横長ゲーム画面と呼
ぶ)600を、液晶ディスプレイ7に表示する。
【0066】この場合、縦長ゲーム画面500及び横長
ゲーム画面600は、電波の受信状態や電池残料等を表
示する状態表示領域501及び601と、画像表示領域
502及び602とから構成されており、当該画像表示
領域502にゲームプログラムを実行することにより縦
長又は横長のゲーム画像を表示する。
【0067】そして折り畳み型携帯電話機1において
は、このように表示部6を縦向表示状態及び横向表示状
態のいずれにも切り換えることができることにより、ゲ
ームモード時に単にゲーム画像の見易さだけでなく、ゲ
ームの進行に応じて図8(B)に示すように上側筐体長
手方向とほぼ直交する方向にスクロールするゲーム画像
や、図8(C)に示すように上側筐体長手方向にスクロ
ールするゲーム画像に合わせて表示部6の表示状態を選
択することもできる。
【0068】一方、折り畳み型携帯電話機1において
は、操作部9が縦向操作状態から反時計回り方向へ90
度回転して横向操作状態へ移行すると、下側筐体3の側
面よりも操作部9の対向する側面9D及び9E部分をそ
れぞれ外側へ突出させて、当該下側筐体3を見かけ上幅
広にすることができる。
【0069】従って、この折り畳み型携帯電話機1にお
いては、例えば左手の人指し指及び中指で、下側筐体3
の背面3B左側及び操作部9の裏面9F一端側から支持
すると共に、右手の人指し指及び中指で、下側筐体3の
背面3B右側及び操作部9の裏面9F他端側から支持
し、この状態で両手の親指を用いて各種操作キーを押下
し得るようになされている。
【0070】そしてこの折り畳み型携帯電話機1におい
ては、このように両手で下側筐体3と操作部9の一端及
び他端側とを背面3B側から支持することにより、当該
両手の親指の根元部分を操作部9の一端及び他端から比
較的離しても、安定して保持した状態で各種操作キーを
容易かつ確実に操作し得るようになされている。
【0071】これに加えて折り畳み型携帯電話機1は、
待受モード時、操作部9が縦向操作状態から反時計回り
方向へ90度回転して横向操作状態に移行すると、十字
キー10の4本の腕部10A〜10Dに対する操作キー
の割り当てを時計回り方向へ1つずつずらすようになさ
れている。
【0072】すなわち操作部9は、横向操作状態に移行
すると、十字キー10の4本の腕部10A〜10Dのう
ち、右側の側面9Cに向いた腕部10Dに上方向指示キ
ーが割り当てられると共に、左側の側面9Bに向いた腕
部10Cに下方向指示キーが割り当てられ、一端に向い
た腕部10Aに左方向指示キーが割り当てられると共
に、他端に向いた腕部10Bに右方向指示キーが割り当
てられる。
【0073】因みに、十字キー10は、横向操作状態に
おいて各腕部10A〜10Dに対する操作キーの割り当
てが変更されても、当該変更されて割り当てられた上方
向指示キー、下方向指示キー、左方向指示キー及び右方
向指示キーが押下されると、図1について上述した場合
と同様の操作命令を入力し得る。
【0074】これにより操作部9は、縦向操作状態から
横向操作状態に移行しても、十字キー10の各腕部10
A〜10Dに割り当てられている操作キーを特には何ら
意識させることなく、当該縦向操作状態における上下左
右の方向感覚のままで、十字キー10を押下させること
ができ、操作性を向上し得るようになされている。
【0075】また折り畳み型携帯電話機1は、操作部9
が縦向操作状態にあるとき、メニュー画面上の操作で例
えば待受モードから電子メールモードに移ると、十字キ
ー10の左方向指示キーが割り当てられた腕部10C及
び右方向指示キーが割り当てられた腕部10Dの押下に
応じて、電子メールの送受信の履歴をめくり動作しなが
ら検索し得ると共に、このように検索した電子メールの
本文を縦長メール画面300(図7)の本文表示領域3
02に表示したときには、上方向指示キーが割り当てら
れた腕部10A及び下方向指示キーが割り当てられた腕
部10Bの押下に応じて、当該電子メールの本文をスク
ロール動作し得るようになされている。
【0076】因みに折り畳み型携帯電話機1において
は、電子メールモード時に、操作部9が縦向操作状態で
あれば、数字キー12の押下に応じて、電子メールの本
文を入力し得るようになされている。
【0077】そして折り畳み型携帯電話機1において
は、電子メールモード時、操作部9が縦向操作状態であ
れば、数字キー12の押下に応じて本文用の文字を入力
し得ることにより、液晶ディスプレイ7に図7(A)及
び(B)について上述した縦長メール画面300及び横
長メール画面400を表示する。
【0078】しかしながら、折り畳み型携帯電話機1
は、電子メールモード時、操作部9が縦向操作状態から
反時計回り方向へ90度回転して横向操作状態に移行す
ると、数字キー12の押下に応じて文字を入力し得るも
のの、当該数字キー12の配列が見かけ上変化するた
め、縦向表示状態又は横向表示状態の表示部6の液晶デ
ィスプレイ7に、図7(A)及び(B)の対応部分に同
一符号を付した図9(A)及び(B)に示すように文字
の入力機能を有する縦長メール画面300A又は横長メ
ール画面400Aを液晶ディスプレイ7に表示する。
【0079】この場合、縦長メール画面300A及び横
長メール画面400Aは、図7(A)及び(B)につい
て上述した縦長メール画面300及び横長メール画面4
00に比べて、本文表示領域302A及び402Aに表
示可能な本文の行数を1行減らすことにより、新たに文
字選択領域305及び405が設けられている。
【0080】そして縦長メール画面300A及び横長メ
ール画面400Aは、文字選択領域305及び405に
50音の文字のうち母音のみを表示しておき、これら母
音のなかから任意の母音が選択されると、文字選択領域
305及び405に選択された母音の行(あ行やか行)
を表示し、かくして、任意の文字を1文字ずつ、画面上
で選択入力し得るようになされている。
【0081】因みに、縦長メール画面300A及び横長
メール画面400Aは、文字選択領域305及び405
を介して文字が選択されると、当該選択された文字を入
力文字表示領域303及び403に表示して、再び文字
選択領域305及び405を介して新たな文字を選択入
力可能な状態にする。
【0082】なお、この折り畳み型携帯電話機1におい
ては、電子メールモード時に操作部9が縦向操作状態か
ら横向操作状態に移行すると、十字キー10の各腕部1
0A〜10Dに対する操作キーの割り当てを、待受モー
ド時における横向操作状態のときと同様に変更する。
【0083】この状態で折り畳み型携帯電話機1におい
ては、十字キー10の左方向指示キー(一端に向いた腕
部10A)及び右方向指示キー(他端に向いた腕部10
B)の押下に応じて、縦長メール画面300A及び横長
メール画面400Aの文字選択領域305及び405上
で母音を選択し、当該選択した母音が決定キー10Eの
押下で確定されると、文字選択領域305及び405に
その確定された母音の行を表示し、再び十字キー10の
左方向指示キー及び右方向指示キーと決定キー10Eの
押下に応じて、任意の文字を選択させることができるよ
うになされている。
【0084】これにより折り畳み型携帯電話機1は、電
子メールモード時に操作部9が横向操作状態にあれば、
縦向操作状態と同様に数字キー12の押下に応じて文字
を入力することができると共に、液晶ディスプレイ7に
表示した縦長メール画面300A及び横長メール画面4
00A上で視認しながら十字キー10だけを用いて所望
の文字を入力することもできる。
【0085】この際折り畳み型携帯電話機1は、十字キ
ー10の各腕部10A〜10Dに対する操作キーの割り
当てを変更することにより、縦向操作状態における上下
左右の方向感覚のままで、その十字キー10を押下させ
ることもでき、かくして、電子メールの本文の文字を確
実に入力し易くすることができる。
【0086】さらに折り畳み型携帯電話機1は、ゲーム
モード時、操作部9が縦向操作状態であれば、ゲームプ
ログラムに従って縦長ゲーム画面500、700及び横
長ゲーム画面600の画像表示領域502、702及び
602に表示したゲーム画像上でキャラクタ等を、十字
キー10の上方向指示キー、下方向指示キー、左方向指
示キー及び右方向指示キーの押下に応じて、これら4つ
の操作キーの指示する方向へ移動させるようになされて
いる。
【0087】そして折り畳み型携帯電話機1において
は、このとき、十字キー10の決定キー10Eの押下に
応じて、ゲームに対する所定のコマンド(例えば、図8
(A)、(B)及び(C)の縦長ゲーム画面500、7
00及び横長ゲーム画面600の場合は、ミサイルの発
射)を入力し得るようになされている。
【0088】また折り畳み型携帯電話機1は、ゲームモ
ード時、操作部9が縦向操作状態から反時計回り方向へ
90度回転して横向操作状態に移行すると、十字キー1
0の各腕部10A〜10Dに対する各操作キーの割り当
てを待受モードにおける横向表示状態のときと同様に変
更する。
【0089】これに加えて折り畳み型携帯電話機1は、
このとき菱形キー群11の4つの操作キー(「0」の数
字キー11A、シャープキー11B、クリアキー11C
及びアスタリスクキー11D)の割り当てをそれぞれゲ
ームに対する4種類のコマンド入力キー(決定キーや取
消キー等)の割り当てに変更する。
【0090】これにより折り畳み型携帯電話機1は、ゲ
ームモード時に、操作部9が横向操作状態であれば、下
側筐体3と操作部9の一端及び他端を背面側から支持し
ながら左手の親指で十字キー10の各操作キー(すなわ
ち4つの腕部10A〜10D)を押下し得ると共に、右
手の親指で菱形キー群11の各操作キー(すなわちコマ
ンドキー)を押下することができ、かくして、今日、一
般家庭に広く普及している家庭用ゲーム機のコントロー
ラ(すなわち両手で保持して、左右の親指で命令を入力
するタイプのもの)と同様な操作性を実現し得るように
なされている。
【0091】このようにして折り畳み型携帯電話機1に
おいては、家庭用ゲーム機のコントローラと同様に操作
部9を操作して、例えば十字キー10及び菱形キー群1
1を介して多数の操作命令(4つのコマンド及び4つ方
向指示)を入力し得ることにより、いままでは家庭用ゲ
ーム機だけでしか楽しむとのできなかったロールプレイ
ングゲーム等の複雑なゲームも容易に実行することがで
きる。
【0092】(2)折り畳み型携帯電話機の回路構成 図10に示すように、折り畳み型携帯電話機1において
は、制御部50に表示部6、操作部9、スピーカ5、マ
イクロホン8、操作部回動検出部51、表示部回動検出
部52、送受信部53及びメモリースティックインター
フェース54が接続されており、当該メモリースティッ
クインターフェース54にはメモリスティックスロット
15が接続されていると共に、送受信部53にはアンテ
ナ素子55が接続されている。
【0093】この場合、制御部50は、図示しないCP
U(Central Processing Unit)、RAM(Random Access
Memory )、予め基本プログラム及び表示制御プログラ
ム並びに操作キー割当変更プログラム等の各種プログラ
ムが格納されたROM(ReadOnly Memory )等から構成
されている。
【0094】そして制御部50は、操作部9の各種操作
キーを介して入力される各種命令や、表示部6又は操作
部9の回動に応じて、ROMから基本プログラム及び表
示制御プログラム並びに操作キー割当変更プログラム等
の各種プログラムを適宜読み出してRAM上で展開する
ことにより、これら各種プログラムに従って折り畳み型
携帯電話機1全体を制御すると共に、各種プログラムの
実行結果を液晶ディスプレイ7に送出して表示する。
【0095】実際上、制御部50は、待受モード時、メ
ニュー画面で他のモードへの移行が指示されることを待
ち受けていると共に、図示しない基地局から送信される
電子メールや音声信号に応じた受信信号の受信を待ち受
けている。
【0096】そして制御部50は、通話モード時、例え
ば操作部9の操作に応じて通話相手の電話番号や発呼要
求等からなる発信指示命令が与えられると、マイクロホ
ン8を介してユーザの音声を集音することにより得られ
た音声信号を送受信部53へ送出し、当該送受信部53
においてその音声信号に所定の送信処理を施し、得られ
た送信信号をアンテナ素子55を介して基地局へ送信す
る。
【0097】このとき制御部50は、基地局から送信さ
れた通話相手の音声信号に応じた受信信号をアンテナ素
子55を介して受信して送受信部53に取り込み、当該
送受信部53においてその受信信号に所定の受信処理を
施して得られた音声信号をスピーカ5を介して出力する
ことによりユーザと通話相手との音声通話を成立させ
る。
【0098】また制御部50は、電子メールモード時、
操作部9を介して電子メール用のテキストデータが入力
されると、送受信部53においてそのテキストデータに
所定の送信処理を施し、得られた送信信号をアンテナ素
子55を介して基地局に送信する。
【0099】これに対して制御部50は、電子メールモ
ード時、基地局から送信される電子メールに応じた受信
信号をアンテナ素子55を介して受信すると、送受信部
53においてその受信信号に所定の受信処理を施し、得
られたテキストデータを表示部6に送出することによ
り、当該表示部6の液晶ディスプレイ7にそのテキスト
データに基づく相手の電子メールを表示させる。
【0100】さらに制御部50は、ゲームモード時、操
作部9の操作に応じて例えばROMから予め格納されて
いるゲームプログラムを読み出して、RAM上で展開す
ることにより、当該ゲームプログラムに基づいてゲーム
画像に応じたゲーム画像データを生成して表示部6に送
出することにより、液晶ディスプレイ7上でゲーム画像
を表示し、かくしてゲームを進行させて楽しませること
ができる。
【0101】因みに制御部50は、ゲームプログラムや
音楽データ及び画像データ等を記憶するメモリスティッ
ク(図示せず)がメモリスティックスロット15に挿着
された状態で、操作部9を介して所定の操作命令が与え
られると、これらゲームプログラムや音楽データ及び画
像データ等をメモリスティックからメモリスティックイ
ンターフェース54を介して読み出す。
【0102】そして制御部50は、メモリスティックか
らゲームプログラムを読み出したときには、上述したよ
うに、ROMからゲームプログラムを読み出したときと
同様に処理してゲームを楽しませることができる。
【0103】また制御部50は、メモリスティックから
音楽データ及び画像データを読み出したときには、当該
音楽データをスピーカ5に送出すると共に、画像データ
を表示部6に送出することにより、音楽及び画像を視聴
させることができる。
【0104】ここで表示部回動検出部52は、表示部6
の回動に応じて縦向表示状態と横向表示状態とのいずれ
に移行したかを電気的に検出し得るようになされてお
り、当該表示部6が縦向表示状態に移行すると論理
「H」レベルの信号を縦向表示状態検出信号S1として
制御部50に送出する。
【0105】また表示部回動検出部52は、表示部6が
横向表示状態に移行すると論理「L」レベルの信号を横
向表示状態検出信号S2として制御部50に送出する。
【0106】制御部50は、待受モード及び通話モード
時に表示部回動検出部52から縦向表示状態検出信号S
1が与えられると、待受画像を重畳した縦長待受画面1
00(図6(A))及び通話画像を重畳した待受画像の
縦長画面データD1を生成する。
【0107】そして制御部50は、その縦長画面データ
D1を制御部50の内部に設けられたVRAM(Video
Random Access Memory)に一旦所定の書込みアドレスで
書き込むと共に、当該VRAMから当該書込みアドレス
と同じ読出しアドレスで読み出して表示部6へ送出する
ことにより、当該表示部6の液晶ディスプレイ7に縦長
画面データD1に基づいて正常表示向きで縦長待受画面
100及び通話画像を重畳した待受画面(図示せず)を
表示する。
【0108】これに対して制御部50は、待受モード及
び通話モード時に表示部回動検出部52から横向表示状
態検出信号S2が与えられると、待受画像を重畳した横
長待受画面200(図6(B))及び通話画像を重畳し
た横長待受画面(図示せず)の横長画面データD2を生
成する。
【0109】そして制御部50は、その横長画面データ
D2をVRAMに一旦所定の書込みアドレスで書き込む
と共に、当該VRAMから書込みアドレスとは異なる横
向表示状態に応じた所定の読出しアドレスで読み出して
表示部6へ送出することにより、当該表示部6の液晶デ
ィスプレイ7に横長画面データD2に基づいて正常表示
向きで横長待受画面200及び通話画像を重畳した横長
待受画面を表示する。
【0110】制御部50は、電子メールモード時に表示
部回動検出部52から縦向表示状態検出信号S1が与え
られると、電子メールの本文を10文字単位で改行して
縦長メール画面300(図7(A))の縦長メール画面
データD3を生成する。
【0111】そして制御部50は、その縦長メール画面
データD3をVRAMに一旦所定の書込みアドレスで書
き込むと共に、当該VRAMから書込みアドレスと同じ
読出しアドレスで読み出して表示部6へ送出することに
より、液晶ディスプレイ7にその縦長メール画面データ
D3に基づいて正常表示向きで縦長メール画面300を
表示する。
【0112】これに対して制御部50は、電子メールモ
ード時に表示部回動検出部52から横向表示状態検出信
号S2が与えられると、電子メールの本文を15文字単
位で順次改行して横長メール画面400(図7(B))
の横長メール画面データD4を生成する。
【0113】そして制御部50は、その横長メール画面
データD4をVRAMに一旦所定の書込みアドレスで書
き込むと共に、当該VRAMから書込みアドレスとは異
なる横向表示状態に応じた所定の読出しアドレスで読み
出して表示部6へ送出することにより、液晶ディスプレ
イ7に横長メール画面データD4に基づいて正常表示向
きで横長メール画面400を表示する。
【0114】さらに制御部50は、ゲームモード時に表
示部回動検出部52から縦向表示状態検出信号S1が与
えられると、ゲームプログラムに基づく元のゲーム画像
から縦向表示状態に応じて、縦長のゲーム画像を切り出
し、当該切り出した縦長のゲーム画像を重畳した縦長ゲ
ーム画面500、700(図8(A)、(C))の縦長
ゲーム画面データD5を生成する。
【0115】そして制御部50は、その縦長ゲーム画面
データD5をVRAMに一旦所定の書込みアドレスで書
き込むと共に、当該VRAMから書込みアドレスと同じ
読出しアドレスで読み出して表示部6へ送出することに
より、液晶ディスプレイ7に当該縦長ゲーム画面データ
D5に基づいて正常表示向きで縦長ゲーム画面500、
700を表示する。
【0116】これに対して制御部50は、ゲームモード
時に表示部回動検出部52から横向表示状態検出信号S
2が与えられると、ゲームプログラムに基づく元のゲー
ム画像から横向表示状態に応じて、横長のゲーム画像を
切り出し、当該切り出した横長のゲーム画像を重畳した
横長ゲーム画面600(図8(B))の横長ゲーム画面
データD6を生成する。
【0117】そして制御部50は、その横長ゲーム画面
データD6をVRAMに一旦所定の書込みアドレスで書
き込むと共に、当該VRAMから書込みアドレスとは異
なる横向表示状態に応じた読出しアドレスで読み出して
表示部6へ送出することにより、液晶ディスプレイ7に
当該横長ゲーム画面データD6に基づいて正常表示向き
で横長ゲーム画面600を表示する。
【0118】このようにして制御部50は、表示部6が
縦向表示状態から横向表示状態へ、或いは、横向表示状
態から縦向表示状態へ移行しても、当該表示部6の液晶
ディスプレイ7に文字や画像等を縦長又は横長の正常表
示向きで適確に表示することができる。
【0119】一方、操作部回動検出部51は、操作部9
の回動に応じて縦向操作状態と横向操作状態とのいずれ
に移行したかを検出し得るようになされており、当該操
作部9が縦向操作状態に移行すると、論理「H」レベル
の信号を縦向操作状態検出信号S3として制御部50に
送出する。
【0120】また操作部回動検出部51は、操作部9が
横向操作状態に移行すると、論理「L」を横向操作状態
検出信号S4として制御部50に送出する。
【0121】制御部50は、縦向操作状態において、待
受モード、通話モード、電子メールモード、ゲームモー
ド毎に操作部9の各操作キーそれぞれに割り当てられて
いる操作命令の一覧でなる縦向データテーブルと、横向
操作状態において、待受モード、通話モード、電子メー
ルモード、ゲームモード毎に操作部9の各操作キーそれ
ぞれに割り当てられている操作命令の一覧でなる横向デ
ータテーブルとをROMに予め格納している。
【0122】そして制御部50は、操作部9の各種操作
キーが押下されると、実際には当該操作部9から押下さ
れた操作キーを表す情報(以下、押下キー情報と呼ぶ)
が与えられている。
【0123】従って、制御部50は、操作部回動検出部
51から縦向操作状態検出信号S3が与えられると、R
OMから縦向データテーブルを読み出す。
【0124】この状態で制御部50は、操作部9のいず
れかの操作キーが押下されることにより、押下キー情報
が与えられると、当該押下キー情報とその時点のモード
とに基づいて縦向データテーブルを検索し、当該押下さ
れた操作キーに割り当てられている操作命令を認識して
対応する処理を実行する。
【0125】また制御部50は、操作部回動検出部51
から横向操作状態検出信号S4が与えられると、ROM
から横向データテーブルを読み出す。
【0126】この状態で制御部50は、操作部9のいず
れかの操作キーが押下されることにより、押下キー情報
が与えられると、当該押下キー情報とその時点のモード
とに基づいて横向データテーブルを検索し、当該押下さ
れた操作キーに割り当てられている操作命令を認識して
対応する処理を実行する。
【0127】このようにして制御部50は、縦向操作状
態及び横向操作状態に応じて、縦向データテーブル及び
横向データテーブルを使い分けて検索し、モード毎に各
操作キーに割り当てられている操作命令を認識すること
により、操作部9の各種操作キー(十字キー10や菱形
キー群11)の割り当てを見かけ上変更することができ
る。
【0128】因みに制御部50は、電子メールモード
時、操作部回動検出部51から横向操作状態検出信号S
4が与えられると、上述した縦長メール画面データD3
及び横長メール画面データD4に代えて図9(A)及び
(B)について上述した縦長メール画面300A及び横
長メール画面400Aのメール画面データD7を、当該
縦長メール画面データD3及び横長メール画面データD
4の場合と同様に生成して、これをVRAMを介して表
示部6へ送出する。
【0129】これにより制御部50は、電子メールモー
ド時に横向操作状態であれば、液晶ディスプレイ7に正
常表示向きで縦長メール画面300A及び横長メール画
面400Aを表示することができる。
【0130】(3)表示制御処理手順 ここで実際上制御部50は、表示部6が縦向表示状態や
横向表示状態に移行すると、表示制御プログラムに従っ
て図11に示す表示制御処理手順を実行することによ
り、液晶ディスプレイ7に各種画面を縦長又は横長で正
常表示向きで表示する。
【0131】すなわち、制御部50は、ルーチンRT1
の開始ステップから入ってステップSP1に移る。ステ
ップSP1において制御部50は、現在、表示部6が横
向表示状態にあるか否かを判断する。
【0132】ステップSP1で肯定結果が得られると、
このことは表示部回動検出部52から制御部50に横向
表示状態検出信号S2が与えられたことを表しており、
このとき制御部50は次のステップSP2へ移る。
【0133】ステップSP2において制御部50は、待
受モード及び通話モードであるか否かを判断し、このと
き待受モード及び通話モードであれば次のステップSP
3へ移る。
【0134】ステップSP3において制御部50は、横
長画面データD2を生成し、これを所定の書込みアドレ
ス及びこれとは異なる読出しアドレスを用いて一旦VR
AMを介して液晶ディスプレイ7に正常表示向きで横長
待受画面200を表示して次のステップSP12へ移り
上述した処理を終了する。
【0135】これに対してステップSP2で否定結果が
得られると、このことは現在、電子メールモード又はゲ
ームモードであることを表しており、このとき制御部5
0は次のステップSP4に移る。
【0136】ステップSP4において制御部50は、電
子メールモードであるか否かを判断し、このとき電子メ
ールモードであれば次のステップSP5に移る。
【0137】ステップSP5において制御部50は、横
長メール画面データD4を生成し、所定の書込みアドレ
ス及びこれとは異なる読出しアドレスを用いて一旦VR
AMを介して表示部6へ送出することにより、液晶ディ
スプレイ7に正常表示向きで横長メール画面400を表
示して次のステップSP12に移り上述した処理を終了
する。
【0138】これに対してステップSP4で否定結果が
得られると、このことは現在、ゲームモードであること
を表しており、このとき制御部50は次のステップSP
6に移る。
【0139】ステップSP6において制御部50は、横
長ゲーム画面データD6を生成し、これを所定の書込み
アドレス及びこれとは異なる読出しアドレスを用いて一
旦VRAMを介して表示部6へ送出することにより、液
晶ディスプレイ7に正常表示向きで横長ゲーム画面60
0を表示して次のステップSP12に移り上述した処理
を終了する。
【0140】一方ステップSP1において否定結果が得
られると、このことは表示部6が縦向表示状態であり表
示部回動検出部52から制御部50に縦向表示状態検出
信号S1が与えられていることを表しており、このとき
制御部50は次のステップSP7に移る。
【0141】ステップSP7において制御部50は、待
受モード及び通話モードであるか否かを判断し、このと
き待受モード及び通話モードであれば次のステップSP
8に移る。
【0142】ステップSP8において制御部50は、縦
長画面データD1を生成し、これを所定の書込みアドレ
ス及びこれと同じ読出しアドレスを用いて一旦VRAM
を介して表示部6へ送出することにより、液晶ディスプ
レイ7に正常表示向きで縦長待受画面100を表示して
次のステップSP12に移り上述した処理を終了する。
【0143】これに対してステップSP7で否定結果が
得られると、このことは現在、電子メールモード又はゲ
ームモードであることを表しており、このとき制御部5
0は次のステップSP9に移る。
【0144】ステップSP9において制御部50は、電
子メールモードであるか否かを判断し、このとき電子メ
ールモードであれば次のステップSP10に移る。
【0145】ステップSP10において制御部50は、
縦長メール画面データD3を生成し、所定の書込みアド
レス及びこれと同じ読出しアドレスを用いて一旦VRA
Mを介して表示部6へ送出することにより、液晶ディス
プレイ7に正常表示向きで縦長メール画面300を表示
し、次のステップSP12に移り上述した処理を終了す
る。
【0146】これに対してステップSP9で否定結果が
得られると、このことは現在、ゲームモードであること
を表しており、このとき制御部50は次のステップSP
11に移る。
【0147】ステップSP11において制御部50は、
縦長ゲーム画面データD5を生成し、所定の書込みアド
レス及びこれと同じ読出しアドレスを用いて一旦VRA
Mを介して表示部6へ送出することにより、液晶ディス
プレイ7に正常表示向きで縦長ゲーム画面500又は7
00を表示して次のステップSP12に移り上述した処
理を終了する。
【0148】(4)操作キー割当変更処理手順 また制御部50は、操作部9が縦向操作状態や横向操作
状態に移行すると、操作キー割当変更プログラムに従っ
て図12に示す操作キー割当変更処理手順を実行するこ
とにより、操作部9の各操作キーに対する操作命令の割
り当てを変更する。
【0149】すなわち、制御部50は、ルーチンRT2
の開始ステップから入ってステップSP21に移る。ス
テップSP21において制御部50は、現在、操作部9
が横向操作状態にあるか否かを判断する。
【0150】ステップSP21で肯定結果が得られる
と、このことは操作部回動検出部51から制御部50に
横向操作状態検出信号S4が与えられていることを表し
ており、このとき制御部50は次のステップSP22へ
移る。
【0151】ステップSP22において制御部50は、
待受モード及び通話モードであるか否かを判断し、この
とき待受モード及び通話モードであれば次のステップS
P23へ移る。
【0152】ステップSP23において制御部50は、
横向データテーブルにおいて待受モード及び通話モード
に対応する各種操作キーの操作命令を、操作部9から与
えられた押下キー情報に基づいて検索し、押下された操
作キーに割り当てられている操作命令を認識して、次の
ステップSP32へ移り上述した処理を終了する。
【0153】これに対してステップSP22で否定結果
が得られると、このことは現在、電子メールモード又は
ゲームモードであることを表しており、このとき制御部
50は次のステップSP24へ移る。
【0154】ステップSP24において制御部50は、
電子メールモードであるか否かを判断し、このとき電子
メールモードであれば次のステップSP25へ移る。
【0155】ステップSP25において制御部50は、
横向データテーブルにおいて各種操作キーの電子メール
モードに対応する操作命令を、操作部9から与えられた
押下キー情報に基づいて検索し、この結果、押下された
操作キーに割り当てられている操作命令を認識して次の
ステップSP32へ移り上述した処理を終了する。
【0156】これに対してステップSP24で否定結果
が得られると、このことは現在、ゲームモードであるこ
とを表しており、このとき制御部50は次のステップS
P26へ移る。
【0157】ステップSP26において制御部50は、
横向データテーブルにおいて各種操作キーのゲームモー
ドに対応する操作命令を、操作部9から与えられた押下
キー情報に基づいて検索し、この結果、押下された操作
キーに割り当てられている操作命令を認識して次のステ
ップSP32へ移り上述した処理を終了する。
【0158】一方、ステップSP1において否定結果が
得られると、このことは操作部9が縦向操作状態であ
り、操作部回動検出部51から制御部50に縦向操作状
態検出信号S3が与えられていることを表しており、こ
のとき制御部50は次のステップSP27へ移る。
【0159】ステップSP27において制御部50は、
待受モード及び通話モードであるか否かを判断し、この
とき待受モード及び通話モードであれば次のステップS
P28へ移る。
【0160】ステップSP28において制御部50は、
縦向データテーブルにおいて各種操作キーの待受モード
及び通話モードに対応する操作命令を、操作部9から与
えられた押下キー情報に基づいて検索し、この結果、押
下された操作キーに割り当てられている操作命令を認識
して次のステップSP32へ移り上述した処理を終了す
る。
【0161】これに対してステップSP27で否定結果
が得られると、このことは現在、電子メールモード又は
ゲームモードであることを表しており、このとき制御部
50は次のステップSP29に移る。
【0162】ステップSP29において制御部50は、
電子メールモードであるか否かを判断し、このとき電子
メールモードであれば次のステップSP30に移る。
【0163】ステップSP30において制御部50は、
縦向データテーブルにおいて各種操作キーの電子メール
モードに対応する操作命令を、操作部9から与えられた
押下キー情報に基づいて検索し、この結果、押下された
操作キーに割り当てられている操作命令を認識して次の
ステップSP32に移り上述した処理を終了する。
【0164】これに対してステップSP29で否定結果
が得られると、このことは現在、ゲームモードであるこ
とを表しており、このとき制御部50は次のステップS
P31に移る。
【0165】ステップSP31において制御部50は、
縦向データテーブルにおいて各種操作キーのゲームモー
ドに対応する操作命令を、操作部9から与えられた押下
キー情報に基づいて検索し、この結果、押下された操作
キーに割り当てられている操作命令を認識して次のステ
ップSP32に移り上述した処理を終了する。
【0166】(5)動作及び効果 以上の構成において、折り畳み型携帯電話機1において
は、対向する一対の側面及び背面を片手で握持し得る下
側筐体3の正面3Aに、略四辺形状の操作部9をその表
面9Aに垂直な回動軸30を中心にして回動自在に枢支
する。
【0167】そして、この折り畳み型携帯電話機1は、
下側筐体3に対して操作部9を下側筐体長手方向と操作
部長手方向とをほぼ平行にした縦向操作状態において、
操作部9を下側筐体3の一対の側面より外側に突出させ
ず、当該下側筐体長手方向と操作部長手方向とをほぼ直
交させる横向操作状態まで回動したときに、操作部9の
一端側及び他端側を下側筐体3の一対の側面よりも外側
に突出させるようにした。
【0168】従って折り畳み型携帯電話機1は、操作部
9が縦向操作状態から横向操作状態に移行すると、操作
部9により下側筐体3を見かけ上幅広にすることができ
る。
【0169】この結果、折り畳み型携帯電話機1は、下
側筐体3の左の側面側及び操作部9の一端側を背面から
左手の人指し指と中指とで支持し、かつ当該下側筐体3
の右の側面側及び操作部9の他端側を背面から右手の人
指し指と中指とで支持した状態で、左右の親指で各種操
作キーを押下することができ、かくして、下側筐体3及
び操作部9を安定して保持した状態で、各種操作キーを
容易かつ確実に押下することができる。
【0170】また折り畳み型携帯電話機1は、操作部9
の表面9Aの一端側に十字キー10を配置し、かつ他端
側に菱形キー群11を配置し、縦向操作状態から横向操
作状態に移行すると、これに応じて回転する十字キー1
0において各腕部10A〜10Dに対する操作キーの割
り当てを縦向操作状態のときと見かけ上等しくなるよう
に変更した。
【0171】このため折り畳み型携帯電話機1は、操作
部9が横向操作状態であるとき、縦向操作状態で十字キ
ー10を操作したときと同じ方向感覚のまま、その横向
操作状態でも十字キー10を操作することができ、操作
性を向上することができる。
【0172】さらに折り畳み型携帯電話機1は、ゲーム
モード時、操作部9が横向操作状態にあるとき、十字キ
ー10の各腕部10A〜10Dに対する操作キーの割り
当てを変更すると共に、菱形キー群11に対する4つの
操作キーの割り当てをゲーム用の4種類のコマンド入力
キーに変更するため、家庭用ゲーム機のコントローラと
同様に、左手の親指で十字キー10の各操作キーを押下
すると共に、右手の親指で菱形キー群11の各操作キー
を押下してゲームを進行させることができ、かくして、
複雑な操作を伴うゲームを容易に実行して楽しむことが
できる。
【0173】さらに加えて折り畳み型携帯電話機1は、
上側筐体2に表示部6を、その表面6Aに垂直な回動軸
30を中心として回動自在に枢支し、上側筐体長手方向
と表示部長手方向とをほぼ平行にした縦向操作状態か
ら、当該上側筐体長手方向と表示部長手方向とをほぼ直
交させる横向操作状態までの間で回動させ、その縦向表
示状態及び横向表示状態に応じて液晶ディスプレイ7に
縦長及び横長の画面を表示するようにした。
【0174】従って折り畳み型携帯電話機1は、液晶デ
ィスプレイ7に表示する画像の種類や見やすさに応じて
表示部6を任意に縦向表示状態及び横向表示状態に移行
することができ、使い勝手を向上することができる。
【0175】因みに折り畳み型携帯電話機1は、表示部
6及び操作部9を回動し得るものの、表示部6を縦向表
示状態にすれば、上側筐体2に側面から突出されずに一
体化し得ると共に、操作部9を縦向操作状態にすれば、
下側筐体3にその側面から外側に突出させずに一体化す
ることができるため、このように表示部6を縦向表示状
態にし、かつ操作部9を縦向操作状態にすれば折り畳み
型携帯電話機1の携帯性が損なわれることを防止するこ
とができる。
【0176】以上の構成によれば、対向する一対の側面
及び反面を片手で握持し得る下側筐体3の正面3Aに、
当該下側筐体3よりも幅広の部分を有する操作部9を、
その表面9Aにほぼ垂直な回動軸30を中心として回動
自在に枢支し、当該操作部9の回動に応じて下側筐体3
の幅よりも、当該操作部9を外側に突出させるようにし
たことにより、下側筐体3の幅を見かけ上広げて、当該
下側筐体3をその幅方向から両手で一段と安定して保持
した状態で、両手の親指で各種操作キーを操作させるこ
とができ、かくして、使い勝手を向上することができ
る。
【0177】(6)他の実施の形態 なお、上述の実施の形態においては、対向する一対の側
面及び背面を片手で握持可能な筐体として、略直方体状
の上側筐体2及び下側筐体3を適用するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、楕円形状等
の下側筐体3単体やスティック型に一体形成された上側
筐体2及び下側筐体3等この他種々の筐体を広く適用す
ることができる。
【0178】また、上述の実施の形態においては、筐体
の正面側に配置される各種操作キーとして、十字キー1
0と菱形キー群11と数字キー12と発呼キー13と終
話及び電源キー14とを適用するようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、筐体の正面側に配
置されるものであれば、他の種々の各種操作キーを広く
適用することができる。
【0179】さらに、上述の実施の形態においては、筐
体の対向する一対の側面よりも外側にほぼ突出しない状
態及び対向する一対の側面のうち少なくとも一方の側面
よりも外側に突出自在な突出部材として、略偏平四辺形
状の操作部9を適用するようにした場合についての述べ
たが、本発明はこれに限らず、筐体の対向する一対の側
面よりも外側にほぼ突出しない状態及び対向する一対の
側面のうち少なくとも一方の側面よりも外側に突出自在
であれば、台形状や楕円状、或いはスライド可能な板状
部材等のようにこの他種々の突出部材を広く適用するよ
うにしても良い。
【0180】さらに、上述の実施の形態においては、突
出部材を筐体の正面に回動自在に枢支する回動軸とし
て、表示部6及び操作部9の中心位置に垂設された回動
軸30を適用するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、突出部材を筐体の正面に回動自在
に枢支することができれば、表示部6及び操作部9の中
心位置からずらして設けられた回動軸を適用しても良
い。因みに操作部9の中心位置からずらして回動軸を設
ければ、当該操作部9が円形や正方形状等の形状でも回
動したときに下側筐体3の一対の側面よりも外側に突出
させることができ、上述した実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0181】さらに、上述の実施の形態においては、上
側筐体2に表示部6を回動自在に枢支すると共に、下側
筐体3に操作部9を回動自在に枢支するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、少なくとも
下側筐体3に操作部9を回動自在に枢支すれば良く、こ
のようにしても上述した実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0182】さらに、上述の実施の形態においては、表
示部6をその表面6Aが上側筐体2の正面2Aとほぼ平
行なまま回動させると共に、操作部9をその表面9Aが
下側筐体3の正面3Aとほぼ平行なまま回動させるよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば表示部6及び操作部9の回動軸30を上側筐体2
及び下側筐体3の下端側にそれぞれ所定角度傾けるよう
にしても良く、このようにすれば上側筐体2及び下側筐
体3の正面2A及び3Aを上方に向けて保持したとき
に、液晶ディスプレイ7及び各種操作キーの視認性を向
上することができる。
【0183】さらに、上述の実施の形態においては、表
示部6及び操作部9を縦向表示状態及び縦向操作状態か
ら反時計回り方向に回動させて横向表示状態及び横向操
作状態に移行させるようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、表示部6及び操作部9を縦向表
示状態及び縦向操作状態から時計回り方向に90度回動
させて横向表示状態及び横向操作状態に移行するように
したり、或いは反時計回り方向又は時計回り方向に18
0度回動させるようにしても良い。
【0184】さらに、上述の実施の形態においては、操
作部9の一端側及び他端側をそれぞれ下側筐体3の左の
側面及び右の側面よりも外側へ突出させるようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、少なくと
も一方の一端側及び他端側を下側筐体3の一方の左の側
面及び右の側面よりも外側へ突出させるようにしても良
く、このようにしても下側筐体3の幅を見かけ上広くし
て、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0185】さらに、上述の実施の形態においては、突
出部材が筐体の少なくとも一方の側面よりも外側に突出
したか否かを検出する突出検出手段として、操作部回動
検出部51を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、突出部材が筐体の少なくと
も一方の側面よりも外側に突出したか否かを検出するこ
とができれば、他の種々の突出検出手段を広く適用する
ようにしても良い。
【0186】さらに、上述の実施の形態においては、突
出検出手段の検出結果に基づいて、突出部材が筐体の少
なくとも一方の側面よりも外側に突出したとき各種操作
キーのうち任意の操作キーに割り当てられる操作命令を
変更する操作命令変更手段として、制御部50を適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、突出検出手段の検出結果に基づいて、突出部材が
筐体の少なくとも一方の側面よりも外側に突出したとき
各種操作キーのうち任意の操作キーに割り当てられる操
作命令を変更することができれば、CPU単体やマイク
ロプロセッサ等の他の種々の操作命令変更手段を広く適
用しても良い。
【0187】さらに、上述の実施の形態においては、四
辺形の4隅を表すパターンで配置された4つの操作キー
として、十字キー10及び菱形キー群11を適用するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、四辺形の4隅を表すパターンで配置された4つ操作
キーであれば、十字キー10及び菱形キー群11のうち
いずれか一方のように他の種々の操作キーを広く適用す
ることができる。
【0188】さらに、上述の実施の形態においては、筐
体の正面に所定の回動軸を中心にして回動自在に枢支さ
れ、表示面の長手方向が対向する一対の側面とほぼ平行
にした平行状態から表示面の長手方向が対向する一対の
側面とほぼ直交する状態までの範囲で回動する表示手段
として、略偏平四辺形状の表示部6を適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、筐体
の正面に所定の回動軸を中心にして回動自在に枢支さ
れ、表示面の長手方向が対向する一対の側面とほぼ平行
にした平行状態から表示面の長手方向が対向する一対の
側面とほぼ直交する状態までの範囲で回動することがで
きれば、台形状や楕円形状等の他の種々の表示手段を広
く適用することができる。
【0189】さらに、上述の実施の形態においては、表
示手段が回動して平行状態及び直交状態に移行したか否
かを検出する状態移行検出手段として、表示部回動検出
部52を適用するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、表示手段が回動して平行状態及び
直交状態に移行したか否かを検出することができば、他
の種々の状態移行検出手段を広く適用することができ
る。
【0190】さらに、上述の実施の形態においては、状
態移行検出手段の検出結果に基づいて、表示手段が平行
状態に移行したとき、表示面に表示する第1のアスペク
ト比を有する第1の画面を生成し、表示手段が直交状態
に移行したとき、表示面に表示する第2のアスペクト比
を有する第2の画面を生成する画面生成手段として、制
御部50を適用する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、状態移行検出手段の検出結果に基づいて、
表示手段が平行状態に移行したとき、表示面に表示する
第1のアスペクト比を有する第1の画面を生成し、表示
手段が直交状態に移行したとき、表示面に表示する第2
のアスペクト比を有する第2の画面を生成することがで
きれば、CPU単体やマイクロプロセッサ等の他の種々
の画面生成手段を広く適用することができる。
【0191】さらに、上述の実施の形態においては、本
発明を図1〜図12について上述した上側筐体2と下側
筐体3とがヒンジ部4を介して折り畳み可能に形成され
た折り畳み型携帯電話機1に適用するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、PDA(Perso
nal Digital Assistance) や携帯用ゲーム機等のよう
に、この他種々の携帯情報端末に広く適用することがで
きる。
【0192】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、対向する
一対の側面及び背面を片手で握持可能な筐体と、当該筐
体の正面側に配置される各種操作キーと、筐体の対向す
る一対の側面よりも外側にほぼ突出しない状態及び対向
する一対の側面のうち少なくとも一方の側面よりも外側
に突出自在な突出部材とを設けるようにしたことによ
り、突出部材を筐体の少なくとも一方に側面から外側へ
突出させると、筐体の一対の側面間の幅が見かけ上広く
なり、当該筐体を一対の側面側から両手で安定して保持
し、両手の親指で各種操作キーを容易かつ確実に操作す
ることができ、かくして、一段と使い勝手を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折り畳み型携帯電話機の外観構成
(1)の一実施の形態を示す略線的斜視図である。
【図2】折り畳み型携帯電話機の外観構成(2)を示す
略線図である。
【図3】折り畳み型携帯電話機の背面の構成を示す略線
図である。
【図4】表示部及び操作部の詳細構造を示す略線的斜視
図である。
【図5】表示部及び操作部の回動の説明に供する略線的
斜視図である。
【図6】待受画面の構成を示す略線図である。
【図7】メール画面の構成を示す略線図である。
【図8】ゲーム画面の構成を示す略線図である。
【図9】横向操作状態におけるメール画面の構成を示す
略線図である。
【図10】折り畳み型携帯電話機の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図11】表示制御処理手順のフローチャートである。
【図12】操作キー割当変更処理手順のフローチャート
である。
【符号の説明】
1……折り畳み型携帯電話機、2……上側筐体、3……
下側筐体、6……表示部、7……液晶ディスプレイ7、
9……操作部、10……十字キー、11……菱形キー
群、30……回動軸、31……案内棒、33……貫通
孔、34……案内溝、35……脱落防止部材、50……
制御部、51……操作部回動検出部、52……表示部回
動検出部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する一対の側面及び背面を片手で握持
    可能な筐体と、 上記筐体の正面側に配置される各種操作キーと、 上記筐体の上記対向する一対の側面よりも外側にほぼ突
    出しない状態及び上記対向する一対の側面のうち少なく
    とも一方の上記側面よりも外側に突出自在な突出部材と
    を具えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】上記突出部材は、 表面に上記各種操作キーが配置され、上記筐体の上記正
    面に所定の回動軸を中心として回動自在に枢支されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 【請求項3】上記突出部材が上記筐体の上記少なくとも
    一方の上記側面よりも上記外側に突出したか否かを検出
    する突出検出手段と、 上記突出検出手段の検出結果に基づいて、上記突出部材
    が上記筐体の上記少なくとも一方の上記側面よりも上記
    外側に突出したとき、上記各種操作キーのうち任意の上
    記操作キーに割り当てられている操作命令を変更する操
    作命令変更手段とを具えることを特徴とする請求項2に
    記載の携帯情報端末。
  4. 【請求項4】上記操作命令変更手段は、 上記突出部材が上記筐体の上記少なくとも一方の上記側
    面よりも上記外側に突出したとき、上記突出部材の上記
    外側に突出した部分に、四辺形の4隅を表すパターンで
    配置された4つの上記操作キーにそれぞれ割り当てられ
    ている上記操作命令を変更することを特徴とする請求項
    3に記載の携帯情報端末。
  5. 【請求項5】長方形の表示面を有し、上記筐体の上記正
    面に所定の回動軸を中心にして回動自在に枢支され、上
    記表示面の長手方向が上記対向する一対の側面とほぼ平
    行になる平行状態から上記表示面の上記長手方向が上記
    対向する一対の側面とほぼ直交する直交状態までの範囲
    で回動する表示手段と、 上記表示手段が回動して上記平行状態及び上記直交状態
    に移行したか否かを検出する状態移行検出手段と、 上記状態移行検出手段の検出結果に基づいて、上記表示
    手段が上記平行状態に移行したとき、上記表示面に表示
    する第1のアスペクト比を有する第1の画面を生成し、
    上記表示手段が上記直交状態に移行したとき、上記表示
    面に表示する第2のアスペクト比を有する第2の画面を
    生成する画面生成手段とを具えることを特徴とする請求
    項1に記載の携帯情報端末。
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Cited By (10)

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