JP2003133959A - D/a変換器および出力増幅回路 - Google Patents

D/a変換器および出力増幅回路

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JP2003133959A JP2001330557A JP2001330557A JP2003133959A JP 2003133959 A JP2003133959 A JP 2003133959A JP 2001330557 A JP2001330557 A JP 2001330557A JP 2001330557 A JP2001330557 A JP 2001330557A JP 2003133959 A JP2003133959 A JP 2003133959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号周波数に対してサンプリング周波数が低
い場合であっても、PWMによる歪を良好に除去するD
/A変換器を提供する。 【解決手段】 入力されるデジタル信号のデジタル値に
応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅
変調信号出力回路5を備えるD/A変換器である。入力
デジタル信号から、少なくともパルス幅変調信号出力回
路で発生する歪成分に対応する補正成分を生成する補正
成分生成回路3と、パルス幅変調信号出力回路の前段側
に設けられ、補正成分生成回路で生成された補正成分
を、入力デジタル信号から減算する減算回路2と、入力
デジタル信号の位相特性を、パルス幅変調信号出力回路
において歪成分と補正成分との位相差が逆相となるよう
に補正する位相補正回路10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばデジタル
オーディオ信号用として好適なD/A変換器およびデジ
タル信号処理装置、デジタル信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、D/A変換器として、デジタ
ル信号のデジタル値に応じたパルス幅のパルス幅変調
(PWM(Pulse Width Modulati
on))信号を出力するパルス幅変調信号出力回路を用
いるものが知られている。そして、この種のD/A変換
器では、PWMによって、再生信号(再生信号とはD/
A変換によって得られるべきアナログ信号を意味するも
のとする。以下同じ)成分の高調波歪が発生することが
知られている(参考文献1;Karsten Nielsen:“A R
eview and Comparison of Pulse Width Modulati
on(PWM) Method For Analog and Digital Input
Switching Power Amplifiers”,102ndAES conven
tion 1997 March 22-25 Preprint)。
【0003】上記の高調波歪を除去する方法の一例とし
ては、参考文献2(特開平2−200012号公報(特
公平8−28667号公報))に記載されているD/A
変換器が知られている。
【0004】この参考文献2に記載のD/A変換器は、
図10に示すような構成を備える。すなわち、入力端1
を通じて入力された、例えば24ビットの入力デジタル
オーディオ信号Diは、そのまま減算回路2に供給され
ると共に、歪補正成分生成回路3に供給される。
【0005】歪補正成分生成回路3は、後述するPWM
回路5で発生する再生信号成分の高調波歪に対応する歪
補正成分Dnを生成し、生成した歪補正成分Dnを減算
回路2に供給して、入力デジタル信号Diから減算す
る。減算回路2の代わりに加算回路を設け、歪補正成分
生成回路3からの歪補正成分Dnを反転させて前記加算
回路に供給する構成としてもよい。
【0006】減算回路2からのデジタルオーディオ信号
(24ビット)は、ΔΣ変調回路4に供給され、ビット
数を落としつつ、量子化ノイズを高域側に追いやる処理
が行なわれる。例えば、ΔΣ変調回路4では、減算回路
2からの24ビットのデジタルオーディオ信号に対して
3次のノイズシェーピングを行なって、3〜8ビットの
デジタル信号を出力する。
【0007】このΔΣ変調回路4の出力デジタル信号
は、D/A変換部を構成するPWM回路5に供給され
る。PWM回路5では、受け取った3〜8ビットのデジ
タル信号のデジタル値に応じたパルス幅のPWM信号を
出力する。
【0008】PWM回路5は、これに入力されるデジタ
ル信号のビット数に応じた数のパルス幅のPWM信号を
出力する。例えば、受け取ったデジタル信号が3ビット
であれば、PWM回路5は、そのデジタル値に応じた7
種類のパルス幅のPWM信号を出力する。両側変調PW
M信号の場合の例を、図3に示す。前述もしたように、
PWM回路5では、再生信号成分の高調波歪が発生し、
特に、2次高調波歪が一番大きくなるという特性を持っ
ている。
【0009】補正成分生成回路3では、PWM回路5で
発生する前記高調波歪に対応する補正成分Dnを生成
し、その補正成分Dnを、予め、入力デジタル信号Di
から減算しておく。すると、PWM回路5で発生する前
記高調波歪は、予め、減算されている補正成分Dnと相
殺されて、PWM回路5からは、高調波歪が除去された
PWM信号が得られる。
【0010】このPWM回路5からのPWM信号は、例
えば、D級アンプからなるパワーアンプ(出力増幅回
路)を通じてスピーカに供給されて、音響再生される。
D級アンプは、スイッチング素子からなるアンプであ
り、スイッチング素子は、PWM信号によってスイッチ
ング駆動される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した参考文献1に
記載されている式によれば、両側変調PWM信号出力に
おいて、前記再生信号成分の高調波歪の位相特性は入力
信号周波数に依存しない記述となっている。
【0012】しかしながら、後述するように、発明者等
は、前記高調波歪成分の位相特性が 、規格化周波数=再生信号周波数/サンプリング周波数 で定義される規格化周波数に依存しており、図10の従
来のD/A変換器の構成においては、規格化周波数が低
ければ、ある程度の補正効果が得られるが、規格化周波
数が高くなったときには、逆に歪成分を強めてしまうお
それがあることを確かめた。
【0013】特に、デジタルオーディオ信号を上述した
ようにD/A変換した結果のPWM信号を、D級アンプ
を介してスピーカに供給して、音響再生する場合におい
ては、D級アンプでは、一般にスイッチングデバイスを
高電圧で動作させ、大きな電流出力が要求されるため、
スイッチング周波数(サンプリング周波数)を高くとる
ことが難しい。
【0014】このため、PWM信号によりD級アンプを
駆動するような場合には、サンプリング周波数は低くす
る必要があるため、可聴帯域信号(再生信号)の規格化
周波数は高くなり、図10に示した従来の回路による補
正方法では、高調波歪についての歪補償を効果的に行な
うことができない。
【0015】この発明は、以上の点にかんがみ、規格化
周波数が高い場合であっても、歪を良好に除去できるよ
うにしたD/A変換器およびデジタル信号処理装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によるD/A変換器は、入力されるデジタ
ル信号のデジタル値に応じたパルス幅のパルス幅変調信
号を出力するパルス幅変調信号出力回路と、入力デジタ
ル信号から、少なくとも前記パルス幅変調信号出力回路
で発生する歪成分に対応する補正成分を生成する補正成
分生成回路と、前記パルス幅変調信号出力回路の前段側
に設けられ、前記補正成分生成回路で生成された前記補
正成分を、前記入力デジタル信号から減算する減算回路
と、前記入力デジタル信号の振幅位相特性を、前記パル
ス幅変調信号出力回路において前記歪成分と前記補正成
分との位相差が逆相となるように補正する位相補正回路
と、を備えることを特徴とする。
【0017】上述の構成のこの発明によれば、入力デジ
タル信号の振幅位相特性が補正されて、規格化周波数に
関係なく、パルス幅変調出力回路で発生する歪成分と、
補正成分生成回路で生成された補正成分との位相差が逆
相となるようにされるので、規格化周波数が高い場合で
あっても、歪分は良好に除去される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるデジタル信
号処理装置およびD/A変換器の実施の形態を、図を参
照しながら説明する。
【0019】図1は、この発明による実施の形態のD/
A変換器のブロック図である。この実施の形態は、前述
した図10の例にこの発明を適用した場合であり、図1
0の例と同一部分には同一符号を付してある。
【0020】この図1の例においては、入力端1を通じ
て入力された、例えば24ビットの入力デジタルオーデ
ィオ信号Diは、位相補正回路10に供給されると共
に、歪補正成分生成回路3に供給される。
【0021】位相補正回路10は、入力デジタルオーデ
ィオ信号Diの振幅位相特性を、PWM回路5で発生す
る入力デジタルオーディオ信号Diの再生信号の高調波
歪成分と、歪補正成分生成回路3で生成された補正成分
とが、規格化周波数に関係なくほぼ一致するように補正
する。すなわち、位相補正回路10の伝達関数Haを、
そのような関係を満足するようなものとする。そして、
位相補正回路10は、振幅位相特性を補正したデジタル
オーディオ信号Dcを、減算回路2に供給する。
【0022】歪補正成分生成回路3は、前述したよう
に、PWM回路5で発生する再生信号成分の高調波歪に
対応する歪補正成分Dnを生成し、生成した歪補正成分
Dnを減算回路2に供給する。
【0023】減算回路2では、位相補正回路10からの
デジタル信号Dcから、歪補正成分生成回路3からの歪
補正成分Dnを減算する。減算回路2の代わりに加算回
路を設け、歪補正成分生成回路3からの歪補正成分Dn
を反転させて前記加算回路に供給する構成としても等価
である。
【0024】減算回路2からのデジタルオーディオ信号
(24ビット)は、図10の例と同様に、ΔΣ変調回路
4を通じてPWM回路5に供給される。すなわち、図1
の構成は、図10の例の構成とは、位相補正回路10が
入力端1と減算回路2との間に設けられる点が異なるの
みで、その他は図10の例の構成と同様である。
【0025】図2は、PWM回路2で発生する再生信号
の2次高調波歪を除去する場合の位相補正回路10およ
び歪補正成分生成回路3の具体的構成例を示すものであ
る。すなわち、この例においては、位相補正回路10
は、入力デジタルオーディオ信号Diの1サンプル分の
遅延回路11からなる。
【0026】したがって、この例の場合の位相補正回路
10の伝達関数Haは、 Ha=Z−1 である。なお、Z−1は1サンプル遅延をZ関数で表し
たものである。
【0027】歪補正成分生成回路3は、掛け算器31
と、アンプ32と、1サンプル遅延回路33および35
と、減算回路34および36とからなる。掛け算器31
では、入力デジタルオーディオ信号Diを2乗し、その
結果を、アンプ32を通じて1サンプル遅延回路33お
よび減算回路34に供給する。
【0028】減算回路34では、掛け算器31の出力か
ら、1サンプル遅延回路33の出力を減算し、その減算
結果を1サンプル遅延回路35および減算回路36に供
給する。減算回路36では、減算回路36の出力から、
1サンプル遅延回路35の出力を減算し、その減算結果
として歪補正成分Dnを得る。そして、この歪補正成分
Dnを減算回路2に供給する。
【0029】この歪補正成分生成回路3の伝達関数He
は、 He=α・x・(1−Z−1 となる。αは定数、xは入力デジタル信号の値、Z−1
は1サンプル遅延をZ関数で表したものである。
【0030】PWM回路5は、前述したように、これに
入力されるデジタル信号のデジタル値に応じたパルス幅
のPWM信号を出力する。このPWM回路5から出力さ
れるPWM信号として、3ビット7値の両側変調PWM
信号の例を図3に示す。PWM回路5では、再生信号成
分の高調波歪が発生し、特に2次高調波歪が一番大きく
なるという特性を有する。
【0031】以上説明したような図1、図2の構成によ
れば、PWM回路5で発生する再生信号成分の2次高調
波歪を、規格化周波数が高いときにも、十分に抑圧する
ことができる。図4に、信号周波数10.5kHzのオ
ーディオ信号をサンプリング周波数768kHzでデジ
タル信号としたものを、D/A変換した場合のスペクト
ルを示す。この図4は計算機シミュレーションにより求
めたものである。なお、ΔΣ変調回路4としては、入力
データは24ビット、出力データは6ビットで、3次の
ノイズシェーピングを行なうものを用いた。
【0032】この図4において、実線で示すものは補正
なしの場合のD/A変換出力のスペクトルである。ま
た、点線で示すものは図10に示した従来例の場合のD
/A変換出力のスペクトルである。さらに、一点鎖線で
示すものは、この発明による図1、図2の例の場合のD
/A変換出力のスペクトルである。
【0033】この図4に示すように、このシミュレーシ
ョンの場合のような規格化周波数が高い状態では、図1
0に示した従来例の場合には、2次歪の低減量は小さ
く、大きく残留してしまうことがわかる。そして、この
発明による図1、図2の例の場合には、2次歪は低減さ
れて、殆ど除去されていることがわかる。
【0034】次に、図5に、上記と同じ条件で計算機シ
ミュレーションにより求めた、入力信号周波数(再生信
号周波数)に対する2次高調波歪強度の特性のグラフを
示す。ただし、図5において、横軸は規格化周波数、縦
軸は再生信号周波数成分に対するその2次高調波のスペ
クトル強度比を示す。
【0035】この図5のグラフによれば、図10に示し
た従来例の場合にも2次歪低減の効果はあるが、この発
明による図1、図2の例の場合の効果が極めて大きいこ
とがわかる。また、規格化周波数が高くなると、図10
に示した従来例の場合には、2次高調波成分を強めてし
まっているが、この発明による図1、図2の例の場合に
は、規格化周波数が高くなっても2次歪が低減されてい
る。
【0036】また、図5のグラフ中には、ΔΣ変調回路
4の出力の特性も示したが、この発明による図1、図2
の例の場合のPWM回路5の出力は、このΔΣ変調回路
4の出力に近いものとなっており、PWM回路5で発生
する2次高調波歪がほぼ完全に除去されていることがわ
かる。
【0037】次に、この発明による方式と、図10に示
した従来例の方式とが、効果の点で上述のような差を生
じる理由について考察する。
【0038】発明者は、入力デジタル信号についてPW
M回路5におけるPWMによって生じる2次歪と、図1
の例の位相補正回路10を通る経路のデジタル信号につ
いてPWM回路5におけるPWMによって生じる2次歪
と、歪補正成分生成回路3により生成された歪補正成分
が、PWM回路5においてPWMされた信号成分とにつ
いて、位相特性を計算機シミュレーションにより求め
た。
【0039】図6は、その計算機シミュレーションのた
めの構成を示す図である。すなわち、図6においては、
図1の構成に加えて、入力端1からの入力デジタル信号
Diと、位相補正回路10からのデジタル信号Dcとを
切り換えて、減算回路2に供給するようにする切換スイ
ッチ21を設けると共に、歪補正成分生成回路3と減算
回路2との間に開閉スイッチ22を設ける。
【0040】そして、この図6において、上述の3つの
経路についての2次歪の位相特性を演算した。すなわ
ち、スイッチ21を入力端1からの入力デジタル信号D
iを選択する接点aに接続すると共に、スイッチ22を
オフとして、入力デジタル信号DiについてPWM回路
5におけるPWMによって生じる2次歪の位相特性を演
算する(図6の経路)。
【0041】また、スイッチ21を、位相補正回路10
からの位相補正されたデジタル信号Dcを選択する接点
bに接続すると共に、スイッチ22をオフとして、位相
補正されたデジタル信号DcについてPWM回路5にお
けるPWMによって生じる2次歪の位相特性を演算する
(図6の経路)。
【0042】また、スイッチ21を、遊端cに接続する
と共に、スイッチ22をオンとして、歪補正成分生成回
路3からの歪補正成分DnについてPWM回路5におけ
るPWMによる信号の位相特性を演算する(図6の経路
) 以上の3経路による解析結果を図7に示す。図7におい
て、は、経路における入力デジタル信号Diについ
て、シミュレーションにより求めたPWMによる2次歪
成分の位相特性、は、経路における位相補正回路1
0からのデジタル信号Dcについて、シミュレーション
により求めたPWMによる2次歪成分の位相特性、
は、経路における歪補正成分生成回路3からの歪補正
成分DnがPWMされた信号について、シミュレーショ
ンにより求めた位相特性を、それぞれ示す。
【0043】シミュレーションは、サンプリング周波数
を1とした規格化周波数を用いている。そして、入力デ
ジタル信号Diとしてはサンプル数8192個の正弦波
データを用い、ΔΣ変調回路4は、6ビット63値出力
の3次シェーピングのΔΣ変調器を用い、PWM回路5
は、両側変調PWMを用いて行った。
【0044】図7においては、再生信号の規格化周波数
fに対する2次高調波(2f)の位相特性を表している
ので、再生信号の軸(規格化周波数f)と2次高調波成
分の軸(2f)を示してある。
【0045】この図7から、入力デジタル信号Diに対
してPWMにより付加される2次高調波は、入力される
規格化周波数f(=再生信号周波数/サンプリング周波
数)に対して、 P1=π/2−2πf・・・(1) の位相特性を持っていることがわかる(図7の)。
【0046】これに対し、歪補正成分生成回路3で生成
された2次歪補正成分が両側変調PWMされた時の位相
特性は、 P3=−π/2−6πf・・・(2) となる(図7の)。
【0047】図10に示した従来方式では、前記P1の
位相特性を持つ2次歪を、前記P3の位相特性を持つ補
正成分で補償しようとするものであるが、規格化周波数
fが、f≒0であれば、P1−P3≒πとなり、PWM
回路5では、逆相の成分が足し合わさって、歪がキャン
セルされる。
【0048】しかし、規格化周波数fが大きくなると、
図7にも示されるように、前記P1の位相特性を持つ2
次歪と、前記P3の位相特性を持つ補正成分との位相差
が、πからずれていき、歪はキャンセルされずに、逆に
強め合ってしまう。このことは、前述の図5において
も、従来例の場合には、f≒0.125以上では、補正
なしの場合よりも2次歪成分が大きくなっていることに
より示されている。
【0049】一方、図1、図2の実施の形態による方式
では、入力デジタル信号Diを位相補正回路10で1サ
ンプル遅延させてから、減算回路2に供給するようにし
て、位相補正回路10からの補正されたデジタル信号成
分DcがPWMされて付加される2次高調波の位相特性
は、 P2=π/2−6πf・・・(3) となっている。
【0050】したがって、前記(2)式および前記
(3)式から、P2の位相特性をもつ2次歪成分と、P
3の位相特性をもつ補正成分との位相差は、規格化周波
数fによらず、P2−P3=πとなる。このため、上述
の図1、図2の実施の形態による方式2よれば、PWM
回路5において、2次歪は完金にキャンセルされる。
【0051】冒頭で述べた参考文献[1]の式によれ
ば、両側変調PWMにおいて、高調波歪成分の位相特性
は入力信号周波数によらない記述となっているが、発明
者は、上述のような計算機シミュレーションにより、規
格化周波数fが高いときを考慮すると、高調波歪成分の
位相特性は、図7のに示すような位相特性を持つこと
を見出した。
【0052】この発明は、以上のことに基づいて、従来
方式で考慮されていなかった、歪成分の位相特性に合わ
せるように入力デジタル信号の位相特性をコントロール
するようにしたものである。
【0053】そして、このようにしたことにより、図
4、図5に示したように、規格化周波数が高くなって
も、PWMによって生じる高調波歪を、良好にキャンセ
ルすることができる。
【0054】[他の実施の形態]図1に示した実施の形
態においては、PWM回路5に供給するデジタル信号の
ビット数を減らすために、ΔΣ変調回路4を設けるよう
にしたが、このΔΣ変調回路4は設けなくてもよい。
【0055】また、ΔΣ変調回路を設ける場合におい
て、ΔΣ変調回路を、位相補正回路10および歪補正成
分生成回路3の前段に設けるようにしてもよい。また、
位相補正回路10および歪補正成分生成回路3が、ΔΣ
変調回路内において構成される方式でもよい。
【0056】また、図2の例は、PWM回路5で発生す
る歪のうちの2次高調波歪を除去する場合であるが、2
次以外の特性の次数の高調波歪を除去する場合にも、こ
の発明が適用できることはもちろんである。その場合に
は、歪補正成分生成回路3の伝達関数Heおよび位相補
正回路10の伝達関数Haを、除去しようとする次数の
高調波歪に対応するものに選定することは言うまでもな
い。
【0057】さらに、複数個の高調波歪を除去する場合
にも、この発明は適用できる。図8は、その場合のD/
A変換器の構成例を示すものである。
【0058】すなわち、この図8の例においては、歪補
正成分生成回路3は、2次歪、3次歪、・・・のように
m(mは2以上の整数)個のn次高調波歪のそれぞれに
対応する歪補正成分を生成する歪補正成分生成部30
1,302,・・・30mからなる。歪補正成分生成部
301,302,・・・30mのそれぞれは、入力端1
からのデジタル信号Diから、PWM回路5で発生する
m個の次数の高調波歪のうちの、対応する次数の高調波
歪を除去するための歪補正成分Dn1,Dn2,・・・
Dnmを、それぞれ生成するための伝達関数He1,H
e2,・・・Hemを備えるように設定される。
【0059】歪補正成分生成部301,302,・・・
30mのそれぞれからの歪補正成分Dn1,Dn2,・
・・Dnmは、加算回路310に供給される。加算回路
310は、それらm個の歪補正成分Dn1,Dn2,・
・・Dnmの加算出力として歪補正成分Dnを生成し、
その歪補正成分Dnを減算回路2に供給して、位相補正
回路10からのデジタル信号から減算する。
【0060】一方、位相補正回路10は、図8の例で
は、m個の歪補正成分生成部301,302,・・・3
0mでの位相特性に合わせるように、入力デジタル信号
Diの位相特性を補正するための位相補正部101,1
02,・・・10mを備える。これら位相補正部10
1,102,・・・10mは、入力デジタル信号Diに
ついてPWM回路5で発生するm個のn次高調波歪のそ
れぞれが、PWM回路5において、減算回路2を通って
きた歪補正成分Dn1,Dn2,・・・Dnmに対し
て、規格化周波数に関係なく、逆相となるように、入力
デジタル信号Diを位相補正するための伝達関数Ha
1,Ha2,・・・Hamを備えるように設定される。
【0061】位相補正部101,102,・・・10m
からの位相補正されたデジタル信号Dc1,Dc2,・
・・Dcmは、加算回路110に供給される。加算回路
110は、それらm個のデジタル信号Dc1,Dc2,
・・・Dcmの加算出力として振幅および位相補正され
たデジタル信号Dcを生成し、それを減算回路2に供給
する。
【0062】この図8の例によれば、複数個のn次高調
波歪をも、除去することができる。なお、図8の例にお
いては、複数個のn次高調波歪を除去するために歪補正
成分生成部301,302,・・・30mと、位相補正
部101,102,・・・10mとをm個のn次高調波
に合わせて、m個ずつ設けるようにしたが、歪補正成分
生成部と、位相補正部とは、必要な振幅位相特性が得ら
れれば、m個ずつ設ける必要はなく、また同数にする必
要もない。
【0063】また、以上の実施の形態は、すべてPWM
回路で発生する高調波歪を除去する場合についてであっ
たが、この発明は、PWMによって発生する歪に限られ
るものではなく、PWM回路からのPWM信号をアナロ
グフィルタ回路や、D級アンプに供給する場合におい
て、アナログフィルタ回路で発生する歪成分や、D級ア
ンプのスイッチング素子のスイッチングで発生する歪成
分を除去する場合にも適用できる。また、PWMによっ
て発生する歪成分に加えて、スイッチング等で発生する
歪成分を除去する場合にも適用できる。その場合には、
歪補正成分生成回路3の伝達関数Heおよび位相補正回
路10の伝達関数Haを、それらの歪成分を除去するの
に適切なものに選定する。
【0064】図9は、PWM信号をD級アンプに供給す
ると共に、D級アンプのスイッチング素子のスイッチン
グで発生する歪成分を除去するようにした場合の構成例
を示すものである。
【0065】すなわち、図9の例においては、PWM回
路5からのPWM信号を、D級アンプからなる出力増幅
回路60を介してスピーカ70に供給することにより、
スピーカ70を駆動し、入力デジタルオーディオ信号の
D/A変換出力である再生信号を音響再生する。
【0066】D級アンプからなる出力増幅回路60は、
4個のFET61,62,63,64が、いわゆるBT
L接続された構成とされている。そして、これら4個の
FET61〜64が、PWM回路5からのPWM信号に
より、スイッチング制御される。
【0067】図9の例においては、PWM回路5からの
PWM信号により、FET61がオンとされるときに
は、FET64がオン、FET62および63はオフと
なり、また、FET62がオンとされるときには、FE
T63がオン、FET61および64はオフとされるよ
うにスイッチング制御される。PWM回路5からは、例
えば図3に示したような、PWM信号の正相の信号と、
逆相の信号が出力される。
【0068】なお、コイル65、コンデンサ67および
コイル66、コンデンサ68は、それぞれ平滑回路を構
成するもので、前記FET61〜64のスイッチングに
応じて、これら平滑回路を通じてスピーカ70のコイル
に駆動電流が流れることにより、音響再生される。
【0069】このPWM信号によるFET61〜64の
スイッチングにより、スイッチング歪が発生する。位相
補正回路10および歪補正成分生成回路3では、このス
イッチング歪を除去するような伝達特性HaおよびHe
に選定される。
【0070】この図9の例によれば、PWM信号をD級
アンプからなる出力増幅回路を介してスピーカに供給す
る場合のように、規格化周波数を高くせざるを得ない場
合においても、PWM信号によるスイッチング素子のス
イッチング時の歪を良好にキャンセルすることができ
る。
【0071】なお、以上の実施の形態の説明は、入力デ
ジタル信号がオーディオ信号のデジタルである場合を例
に説明したが、この発明は、デジタルオーディオ信号の
場合に限定されるものではないことは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来方式で考慮されていなかった、歪成分の位相特
性に合わせるように入力デジタル信号の位相特性をコン
トロールすることにより、規格化周波数に関係なく、P
WM等によって生じる歪を、良好にキャンセルすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるD/A変換器の実施の形態の構
成例を示す図である。
【図2】図1の一部回路の具体例を示す図である。
【図3】D/A変換部を構成するPWM回路の出力信号
を説明するための図である。
【図4】この発明によるD/A変換器の出力を、従来例
と比較するためのスペクトル図である。
【図5】入力信号周波数(再生信号周波数)に対する2
次高調波歪強度の特性を示す図である。
【図6】この発明を説明するために用いる計算機シミュ
レーションのための構成を示す図である。
【図7】図6のシミュレーション結果としての位相特性
を示す図である。
【図8】この発明の他の実施の形態の構成例を示す図で
ある。
【図9】この発明の他の実施の形態の構成例を示す図で
ある。
【図10】従来のD/A変換器の一例を示す図である。
【符号の説明】
2…減算回路、3…歪補正成分生成回路、4…ΔΣ変調
回路、5…PWM回路、10…位相補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J022 AB08 BA04 CB06 CF07 5J064 AA01 BA03 BB14 BC07 BC08 BC09 BC11 BC19 BD00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるデジタル信号のデジタル値に応
    じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変
    調信号出力回路と、 入力デジタル信号から、少なくとも前記パルス幅変調信
    号出力回路で発生する歪成分に対応する補正成分を生成
    する補正成分生成回路と、 前記パルス幅変調信号出力回路の前段側に設けられ、前
    記補正成分生成回路で生成された前記補正成分を、前記
    入力デジタル信号から減算する減算回路と、 前記入力デジタル信号の位相特性を、前記パルス幅変調
    信号出力回路において前記歪成分と前記補正成分との位
    相差が逆相となるように補正する位相補正回路と、 を備えるD/A変換器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のD/A変換器において、 前記パルス幅変調信号出力回路の前段側に設けられ、前
    記入力デジタル信号のビット数よりも少ないビット数の
    デジタル信号を出力する回路を備えることを特徴とする
    D/A変換器。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のD/A変
    換器において、 前記補正成分生成回路は、前記パルス幅変調信号出力回
    路で発生する、D/A変換されて得られるべき再生信号
    の2次高調波歪を除去するためのものであって、 前記位相補正回路は、前記入力デジタル信号を、1サン
    プル分遅延させる遅延回路からなることを特徴とするD
    /A変換器。
  4. 【請求項4】入力されるデジタル信号のデジタル値に応
    じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変
    調信号出力回路と、 前記パルス幅変調信号出力回路の出力側に設けられ、複
    数個のスイッチング素子を備えて構成される増幅回路
    と、 入力デジタル信号から、少なくとも、前記増幅回路にお
    いて、前記パルス幅変調信号による前記複数個のスイッ
    チング素子のスイッチングで発生する歪成分に対応する
    補正成分を生成する補正成分生成回路と、 前記パルス幅変調信号出力回路の前段側に設けられ、前
    記補正成分生成回路で生成された前記補正成分を、前記
    入力デジタル信号から減算する減算回路と、 前記入力デジタル信号の位相特性を、前記パルス幅変調
    信号出力回路において前記歪成分と前記補正成分との位
    相差が逆相となるように補正する位相補正回路と、 を備えることを特徴とするデジタル信号処理装置。
  5. 【請求項5】入力されるデジタル信号のデジタル値に応
    じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変
    調信号出力回路で発生する歪成分に対応する補正成分を
    生成し、当該補正成分を前記パルス幅変調信号出力回路
    の前段において、入力デジタル信号から減算しておくと
    共に、 前記入力デジタル信号の位相特性を、前記パルス幅変調
    信号出力回路において前記歪成分と前記補正成分との位
    相差が逆相となるように補正しておくことを特徴とする
    デジタル信号処理方法。
  6. 【請求項6】入力されるデジタル信号のデジタル値に応
    じたパルス幅のパルス幅変調信号によって、出力増幅回
    路を構成する複数個のスイッチング素子を駆動するデジ
    タル信号処理方法において、 入力デジタル信号から、少なくとも、前記増幅回路にお
    いて、前記パルス幅変調信号による前記複数個のスイッ
    チング素子のスイッチングで発生する歪成分に対応する
    補正成分を生成し、当該補正成分を前記信号処理回路の
    前段において、入力デジタル信号から減算しておくと共
    に、 前記入力デジタル信号の位相特性を、前記パルス幅変調
    信号出力回路において前記歪成分と前記補正成分との位
    相差が逆相となるように補正しておくことを特徴とする
    デジタル信号処理方法。
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