JP2003133144A - 低背型コイル - Google Patents

低背型コイル

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Publication number
JP2003133144A
JP2003133144A JP2001322162A JP2001322162A JP2003133144A JP 2003133144 A JP2003133144 A JP 2003133144A JP 2001322162 A JP2001322162 A JP 2001322162A JP 2001322162 A JP2001322162 A JP 2001322162A JP 2003133144 A JP2003133144 A JP 2003133144A
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JP
Japan
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plate
fitting
press
coil
bobbin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001322162A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Kagaya
祐一 加賀谷
Hideyuki Sato
秀行 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Coil Engineering Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Coil Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Coil Engineering Co Ltd filed Critical Tokyo Coil Engineering Co Ltd
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Publication of JP2003133144A publication Critical patent/JP2003133144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子4の圧入固定部120をボビン1の下側
鍔部12とは別部材として構成してこれをコイルの側部
に位置決め固定する低背型コイルを提供する。 【解決手段】 上側鍔部11と、下側鍔部12と、両鍔
部を連結する中心円筒部13と、上側鍔部11および下
側鍔部12の側部に結合する端子4を保持する板状圧入
固定部120より成るボビン1を具備し、板状圧入固定
部120はヒンジ部5を介して上側鍔部11の側部に結
合し、板状圧入固定部120のヒンジ部5と対向する下
端部に端子4の嵌合孔121を穿設して端子4を圧入保
持し、中心円筒部13に銅線を捲回して巻線3を形成
し、板状圧入固定部120の下端部を下側鍔部12の側
部に接合した低背型コイル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低背型コイルに
関し、特に、カメラの如き光学機器に使用されるストロ
ボを構成する高さを低く構成した低背型コイルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来例を図2を参照して説明する。1は
合成樹脂材料より成るボビンを示す。ボビン1は上側鍔
部11および下側鍔部12と、両鍔部を連結する中心円
筒部13より成る。ボビン1を構成する上側鍔部11
と、下側鍔部12と、両鍔部を連結する中心円筒部13
の3者は合成樹脂材料をモールド成型することにより一
体に形成される。2は強磁性体より成る棒状コアであ
り、ボビン1の中心円筒部13に圧入保持されている。
3は銅線をボビン1の中心円筒部13に捲回して形成し
た巻線を示す。4は1対の端子を示す。この端子4はボ
ビン1の下側鍔部12に形成される嵌合孔121に圧入
嵌合固定されている。
【0003】以上の通り、ボビン1の下側鍔部12は、
端子4の圧入固定部120としても動作するものである
ところから、端子4を圧入嵌合保持する機械的強度を確
保するに充分な厚さに設定する必要がある。図示される
従来例においては、下側鍔部12の圧入固定部120と
しての厚さは上側鍔部11の厚さの7ないし8倍程度に
厚さを大きく設定している。下側鍔部12を圧入固定部
120とする場合、下側鍔部12の厚さが不充分である
と、端子4を保持する力を充分に確保するだけの深さの
嵌合孔121を形成することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カメラの如き光学機器
のストロボを構成するにコイルとして使用する場合、コ
イルの高さは極力低く構成することを要請されている。
この種のコイルの実際の寸法においてその高さは数mm
のオーダーであり、圧入固定部120を構成する下側鍔
部12の厚さを上側鍔部11の厚さの7ないし8倍にす
ることにより、下側鍔部12の厚さが出来上がりのコイ
ルの高さの内の大きな割合を占め、コイルの高さを高め
る主因をなしている。
【0005】この発明は、端子4の圧入固定部120を
ボビン1の下側鍔部12とは別部材として構成してこれ
をコイルの側部に位置決め固定することにより上述の問
題を解消した低背型コイルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1:上側鍔部11
と、下側鍔部12と、両鍔部を連結する中心円筒部13
と、上側鍔部11および下側鍔部12の側部に結合する
端子4を保持する板状圧入固定部120より成るボビン
1を具備し、板状圧入固定部120はヒンジ部5を介し
て上側鍔部11の側部に結合し、板状圧入固定部120
のヒンジ部5と対向する下端部に端子4の嵌合孔121
を穿設して端子4を圧入保持し、中心円筒部13に銅線
を捲回して巻線3を形成し、板状圧入固定部120の下
端部を下側鍔部12の側部に接合した低背型コイルを構
成した。
【0007】そして、請求項2:請求項1に記載される
低背型コイルにおいて、板状圧入固定部120はヒンジ
部5によりバイアスした状態でボビン1の上側鍔部11
に結合している低背型コイルを構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1の実
施例を参照して説明する。図1(a)は製造の中間段階
にあるコイルの斜視図、図1(b)は組み立ての終了し
たコイルの斜視図である。図1において、図2の従来例
における部材と共通する部材には共通する参照符号を付
与している。図1の実施例においても、ボビン1は上側
鍔部11と、下側鍔部12と、両鍔部を連結する中心円
筒部13とにより構成されるが、下側鍔部12の厚さを
上側鍔部11の厚さと比較して格段と厚く設計すること
はせずに、上側鍔部11の厚さに匹敵する厚さに設計し
ている。そして、上側鍔部11と下側鍔部12は正方形
4角板状体に構成している。端子4の板状圧入固定部1
20はボビン1の下側鍔部12とは別部材として構成
し、最終的には、これをコイルの側部に板面をボビン1
の中心円筒部13に平行にして位置決め固定する構成を
採用している。即ち、板状圧入固定部120は、5によ
り示されるヒンジ部によりバイアスして、その板面をボ
ビン1の上側鍔部11に平行にして上側鍔部11に結合
している。板状圧入固定部120の形状寸法は、その幅
を上側鍔部11の幅に等しく、その高さを上側鍔部11
の上面と下側鍔部12の下面に亘る寸法に等しく、その
厚さを端子4が圧入嵌合される嵌合孔121を形成する
に適合する厚さに設定する。以上の上側鍔部11の上面
と下側鍔部12の下面に亘る寸法は、一般に、端子4を
保持する力を充分に確保するだけの深さの嵌合孔121
を形成する余地を与える。ボビン1を構成する上側鍔部
11と、下側鍔部12と、両鍔部を連結する中心円筒部
13と、板状圧入固定部120と、ヒンジ部5の5者は
合成樹脂材料をモールド成型することにより一体に成型
される。図1(a)は製造の中間段階にあり、板状圧入
固定部120は、その板面を上側鍔部11に平行にした
状態に、ヒンジ部5によりバイアスされて上側鍔部11
の側部に結合した状態を示している。ボビン1をモール
ド成型したところで、板状圧入固定部120のヒンジ部
5と対向する下端部に端子4の嵌合孔121を穿設す
る。
【0009】次に、コイルの組み立て順序について説明
するに、先ず、棒状コア2をボビン1の中心円筒部13
に圧入して保持させる。次いで、端子4を嵌合孔121
に圧入して嵌合保持させる。ここで、ボビン1の中心円
筒部13に銅線を捲回して巻線3を形成し、巻線3の両
端末部を端子4に巻き付けてここに半田付け処理を施
す。この場合、板状圧入固定部120はヒンジ部5によ
りバイアスした状態でボビン1の上側鍔部11に結合し
ているので、下端部を下側鍔部12の側部に接合する前
の状態においては、その板面を上側鍔部11に平行にし
た状態で上側鍔部11の側部に結合しているので、銅線
を捲回するに際して板状圧入固定部120が銅線の捲回
の障害とはならず、捲回を容易に実施することができ
る。最後に、図1(a)において、板状圧入固定部12
0をヒンジ部5を介して矢印の向きに回動し、板状圧入
固定部120の下端部を下側鍔部12の側部に接合す
る。この状態において、板状圧入固定部120はその板
面を中心円筒部13に平行にしてボビン1に固定されて
いる。
【0010】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明のコイル
は、上側鍔部と、下側鍔部と、両鍔部を連結する中心円
筒部より成るボビンにおいて、端子を圧入保持する板状
圧入固定部を上側鍔部および下側鍔部の側部に結合する
構成を有するものであり、これにより、下側鍔部の厚さ
を分厚く構成して端子を圧入保持する圧入固定部として
も動作させるコイルと比較してコイル高さを低下した低
背型コイルを提供することができる。
【0011】これに際して、板状圧入固定部はヒンジ部
を介して上側鍔部の側部に一体結合する構成を採用する
ことにより、上側鍔部と、下側鍔部と、両鍔部を連結す
る中心円筒部を構成すると同時に板状圧入固定部および
ヒンジ部も合成樹脂材料をモールド成型により成型され
るので、板状圧入固定部を別に構成すると共にヒンジ部
5を更に形成する部品の増加の不利を解消することがで
きる。そして、板状圧入固定部は、ヒンジ部によりバイ
アスした状態でボビンの上側鍔部に結合しているので、
下端部を下側鍔部の側部に接合する前の状態において
は、その板面を上側鍔部に平行にした状態で上側鍔部の
側部に結合しており、銅線を捲回するに際して板状圧入
固定部が銅線の捲回の障害とはならず、捲回を容易に実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 ボビン 11 上側鍔部 12 下側鍔部 120 圧入固定部 121 嵌合孔 13 中心円筒部 2 棒状コア 3 巻線 4 端子 5 ヒンジ部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H100 AA31 BB07 BB11 5E043 EB01 EB03 5E044 BA01 BB02 BB05 BC02 CA02 5E070 EA06 EA09 EB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側鍔部と、下側鍔部と、両鍔部を連結
    する中心円筒部と、上側鍔部および下側鍔部の側部に結
    合する端子を保持する板状圧入固定部より成るボビンを
    具備し、 板状圧入固定部はヒンジ部を介して上側鍔部の側部に結
    合し、 板状圧入固定部のヒンジ部と対向する下端部に端子の嵌
    合孔を穿設して端子を圧入保持し、 中心円筒部に銅線を捲回して巻線を形成し、 板状圧入固定部の下端部を下側鍔部の側部に接合したこ
    とを特徴とする低背型コイル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される低背型コイルにお
    いて、 板状圧入固定部はヒンジ部によりバイアスされた状態に
    おいてボビンの上側鍔部に結合していることを特徴とす
    る低背型コイル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517208A (ja) * 2012-03-30 2015-06-18 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー コイル組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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