JP2003132575A - 光情報処理装置 - Google Patents

光情報処理装置

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JP2003132575A
JP2003132575A JP2001327338A JP2001327338A JP2003132575A JP 2003132575 A JP2003132575 A JP 2003132575A JP 2001327338 A JP2001327338 A JP 2001327338A JP 2001327338 A JP2001327338 A JP 2001327338A JP 2003132575 A JP2003132575 A JP 2003132575A
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light source
optical
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pbs
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JP2001327338A
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Inventor
Yuichi Takahashi
雄一 高橋
Kazuo Momoo
和雄 百尾
Hiroaki Matsumiya
寛昭 松宮
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前光をPBSやハーフミラーの膜の特性によ
って設定する光情報処理装置は、PBSやハーフミラー
の膜の特性を前光のためにコントロールする必要があ
り、波長や入射角依存性、作り易さなどとの両立を図る
のが難しく、装置の性能の制限やコストアップを招く。
また、複数光源の光をモニタするには複数の検出器が必
要となり、コストアップや装置の大型化を招く。 【解決手段】 光源から出射される光の偏光状態変換手
段を有し、偏光ビームスプリッタに対しP偏光とS偏光
とが所定割合含まれる光を入射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に情報の記
録再生消去等を行う光情報処理装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の情報処理装置の構成を示し
ている。光源801、812は光源の一例である半導体
レーザであり、光源801,812から出射される光の
偏光状態は略直線偏光となっている。波長λ1の光源8
01から出射された光は偏光ビームスプリッタ(以下P
BS)802に入射する。この時、光源801はPBS
802に入射する光が略S偏光状態となるように設置さ
れている。PBS802の透過率特性は例えば図9のよ
うな特性となっており、PBS802に入射した光の5
%はPBS802を透過し検出器803に入射する。検
出器803に入射した光は光源のパワー制御用モニタ光
(以下前光)として検出され、パワー制御回路804に
よって光源801のパワー制御が行われる。
【0003】一方、PBS802を反射した光はコリメ
ートレンズ805により略平行光となり1/4波長板8
06に入射する。1/4波長板806はλ1の光の電界
のx、y成分(x、y方向は1/4波長板806の媒質
の固有軸)の相対位相差をπ/2変化させる素子であ
り、直線偏光と円偏光を相互に変換する作用がある。よ
って、光源801から入射した光は円偏光に変化され、
集光レンズ807によって情報記録媒体808に集光さ
れる。
【0004】情報記録媒体808を反射した光は再び1
/4波長板806によって直線偏光に変換されるが、こ
の時の偏光の方位は光源801側から入射した光に対し
90°傾いた方位となる。そのためPBS802には略
P偏光となって入射するため、ほぼ100%の光がPB
S802を透過し、ハーフミラー809に入射する。ハ
ーフミラー809は図8の配置においてλ1、λ2のど
ちらの波長の光に対しても、偏光状態に関わりなく一部
を透過、残りを透過させる特性のものであり、ここでは
例えば、5%の光を透過し、95%の光を反射するもの
とする。ハーフミラー809を透過した光は回折格子8
10を経て、信号検出器811上に集光され、フォーカ
ス、トラッキング、RF等各種信号の検出が行われる。
【0005】波長λ2の光源812から出射された光は
ハーフミラー809に入射し、そのうち5%の光は透過
され検出器814に入射する。検出器814に入射した
光は前光として検出され、パワー制御回路815によっ
て光源812のパワー制御が行われる。一方、ハーフミ
ラー809を反射した光はPBS802に入射する。P
BS802は図9に示すようにλ2の波長の光に対して
はP,S偏光共に全透過の特性を有するため、光源81
2から入射した光に対しては偏光の方位に依らず全透過
する。PBS802を透過した光はコリメートレンズ8
05によって略平行光とされ、1/4波長板806を透
過し、集光レンズ807で情報記録媒体808に集光さ
れる。本例において1/4波長板はλ2の波長に対して
は偏光状態をどのように変換しても、或いは変換しなく
てもよい。
【0006】情報記録媒体808を反射した光は逆の光
路をたどりPBS802を全透過し、ハーフミラー80
9に入射し、その5%の光はハーフミラー809を透過
し、回折格子810を経て、信号検出器811上に集光
され、フォーカス、トラッキング、RF等各種信号の検
出が行われる。なお、検出器の構成や、各種信号の検出
方式は本発明の本質的な構成要素ではなく、また様々な
構成が既に公知あるためその説明は省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成におい
ては、前光光量はPBSやハーフミラーの膜の特性によ
って設定されているため、所望の前光光量を得るために
はPBSやハーフミラーの膜の特性を前光のためにコン
トロールする必要があり、波長や入射角依存性、作り易
さなどとの両立を図るのが難しく、装置の性能における
制限やコストアップの課題を有していた。また、複数光
源の前光をモニタする場合には複数個の前光検出器が必
要となり装置のコストアップや大型化の課題を有してい
た。
【0008】本発明は、容易に製造でき、性能的にも安
定なPBSを用いながら、所定の前光光量が得られると
共に、複数光源の前光を一つの受光素子で検出できる小
型で安価な光情報処理装置の実現を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、光源からの光を情報記録媒体に導き、前記
情報記録媒体に対し情報の記録、再生、消去の少なくと
もいずれか一つを行う光情報処理装置であって、前記光
源の光強度を検出する検出器と、前記光源からの光を透
過または反射によって前記情報記録媒体と、前記検出器
とに導く光学素子を有し、前記光学素子は前記光源から
の光の波長と入射角に対するP偏光成分とS偏光成分の
透過率が異なり、前記光源から前記光学素子に入射する
光は前記光学素子に対しP偏光成分とS偏光成分の両方
を有する構成としたものである。或いは、波長の異なる
複数光源を有し、前記複数光源からの光を情報記録媒体
に導き、前記情報記録媒体に対し情報の記録、再生、消
去の少なくともいずれか一つを行う光情報処理装置であ
って、前記複数光源の光強度を検出する検出器と、前記
複数光源からの光を透過または反射によって前記情報記
録媒体と、前記検出器とに導く光学素子を有し、前記光
学素子は前記複数光源から入射する少なくとも2つの波
長の光に対してP偏光成分とS偏光成分の透過率が異な
り、前記波長を有する前記複数光源から出射された光の
少なくとも1つは前記光学素子に入射する際に前記光学
素子に対しP偏光成分とS偏光成分の両方を有する構成
としたものである。
【0010】これにより、容易に製造でき、性能的にも
安定PBSを用いながら、所定の前光光量が得られると
共に、複数光源の前光を一つの受光素子で検出できる小
型で安価な光情報処理装置の実現が可能となる。
【0011】本発明は、光源からの光を情報記録媒体に
導き、前記情報記録媒体に対し情報の記録、再生、消去
の少なくともいずれか一つを行う光情報処理装置であっ
て、前記光源の光強度を検出する検出器と、前記光源か
らの光を透過または反射によって前記情報記録媒体と、
前記検出器とに導く光学素子を有し、前記光学素子は前
記光源からの光の波長と入射角に対するP偏光成分とS
偏光成分の透過率が異なり、前記光源から前記光学素子
に入射する光は前記光学素子に対しP偏光成分とS偏光
成分の両方を有する構成としたものであり、容易に製造
でき、性能的にも安定なPBSを用いながら、所定の前
光光量を得ることができ、安価で高性能な光情報処理装
置が実現できるという作用を有す。或いは、光源からの
光の偏光状態を変換する偏光素子を有し、前記偏光素子
は前記光源と前記光学素子との間に配置したものであ
り、これにより前記光源から出射される光の偏光状態を
変換することが可能となり、容易に製造でき、性能的に
も安定なPBSを用いながら、所定の前光光量を得るこ
とができ、安価で高性能な光情報処理装置が実現できる
という作用を有す。また、前記偏光素子を回折格子と一
体で構成したり、前記光学素子や前記光源と一体で構成
することにより、さらに装置の小型化、低コスト化、高
性能化が実現できるという作用を有する。
【0012】また、本発明は、波長の異なる複数光源を
有し、前記複数光源からの光を情報記録媒体に導き、前
記情報記録媒体に対し情報の記録、再生、消去の少なく
ともいずれか一つを行う光情報処理装置であって、前記
複数光源の光強度を検出する検出器と、前記複数光源か
らの光を透過または反射によって前記情報記録媒体と、
前記検出器とに導く光学素子を有し、前記光学素子は前
記複数光源から入射する少なくとも2つの波長の光に対
してP偏光成分とS偏光成分の透過率が異なり、前記波
長を有する前記複数光源から出射された光の少なくとも
1つは前記光学素子に入射する際に前記光学素子に対し
P偏光成分とS偏光成分の両方を有する構成としたもの
であり、容易に製造でき、性能的にも安定なPBSを用
いながら、所定の前光光量を得ることができ、安価で高
性能な光情報処理装置が実現できるという作用を有す。
また、一つの受光素子で前記複数光源の前光を検出する
ことができる、装置の小型化、低コスト化が実現できる
という作用も有する。或いは、前記複数光源からの光の
少なくとも一つの光の偏光状態を変換する偏光素子を有
し、前記偏光素子は前記複数光源と光学素子との間に少
なくとも一つ配置したものであり、これにより、容易に
製造でき、性能的にも安定なPBSを用いながら、所定
の前光光量を得ることができ、安価で高性能な光情報処
理装置が実現できるという作用を有する。また、前記偏
光素子を回折格子と一体で構成したり、前記光学素子や
前記複数光源と一体で構成することにより、さらに装置
の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという作
用を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の構成図である。101は光源、102はコリメー
トレンズ、103はPBS、104は検出器、105は
パワー制御回路、106は1/4波長板、107は集光
レンズ、108は情報記録媒体、109は回折格子、1
10は検出レンズ、111は信号検出器である。光学的
な情報の記録再生動作は従来例と同様であるため説明は
省略する。
【0015】光源101はPBS103に入射する光が
略S偏光状態となるように設置されている。PBS10
3は光源101からの光に対して、P偏光成分は全透
過、S偏光成分は全反射の特性を有するPBSである。
ここでは、光の電界の振動方向(偏光の方位)が反射面
に平行な状態をP偏光、垂直な状態をS偏光と呼ぶ。一
般にPBSは、P偏光成分は略全透過、S偏光成分は略
全反射するという特性のものが、波長や入射角に対して
安定な特性であったり、作り易いというメリットがあ
る。
【0016】本構成では、例えば光源101として偏光
比(光源から出射される光の水平方向と垂直方向の偏光
成分の比)が適当な値の半導体レーザを用いることによ
り、PBS103に入射する光がP,S偏光両方の成分
を有する状態となり、検出器104に前光を導くことが
できる。例えば、光源101として偏光比が20(水平
方向偏光成分:垂直方向偏光成分=20:1、水平方向
はこの場合PBS103に対しS偏光)の半導体レーザ
を用いれば、PBS103に入射する光の5%を透過さ
せることができ、検出器104へ前光を導くことができ
る。
【0017】或いは、光源101を出射光軸に対して回
転させ、PBS103に入射する偏光の方位を傾けるこ
とにより、検出器104に入射する光を適当な光量に調
整することができる。例えば、光源101の偏光比が十
分大きい時には、13度光源を出射光軸に対して回転さ
せることによりPBS103に入射する光の約5%を透
過させ、検出器104へ前光を導くことができる。この
時、光源101はパッケージを傾けてもよいし、パッケ
ージ内部の光源チップのみを傾けてもよい。
【0018】また、光源101、コリメートレンズ10
2と、回折格子109、検出レンズ110、信号検出器
111はPBS103に対して逆の配置でもよい。この
ように本例では、性能的に安定で、しかも容易に製造で
きるPBSを用いながら、所定の前光光量を得ることが
できるという利点を有している。なお、本構成において
は、コリメートレンズ102は図1に示す位置ではな
く、PBS103と集光レンズ107との間に配置され
ていてもよいことは言うまでもない。
【0019】図2は別の構成例を示している。本例では
光源101とPBS103との間に波長板201を配置
することにより、PBS103に入射する光の偏光状態
を変換し、検出器104に入射する前光を所定の光量に
調整することができる。波長板は光の電界のx、y成分
(x、y方向は波長板の媒質の固有軸)の相対位相差を
変化させる素子であり、相対位相差がπの素子を1/2
波長板、相対位相差がπ/2の素子を1/4波長板と呼
ぶ。直線偏光は1/2波長板により偏光の方位が回転
し、1/4波長板により円偏光に変換される。それ以外
の相対位相差では楕円偏光に変換される。
【0020】本例において、例えば、光源101から出
射される光の偏光状態がPBS103に対しS偏光状態
の場合は、波長板201を1/2波長板として、波長板
201の主軸の方向を光源101からの光の偏光の方位
に対し6.5度傾けて配置することによりPBS103
に入射する光のP偏光成分:S偏光成分は約5:95と
なり、PBS103に入射する光の5%を透過させるこ
とができ、検出器104へ前光を導くことができる。
【0021】図1の構成で説明した例は、光源を所定の
偏光比の光源としたり、光源を出射光軸に対し回転させ
るものであったため、使用できる光源が限定されたり、
光源から出射される光の強度分布が回転することにより
情報記録媒体へ入射する光の強度分布や集光スポットの
形状が所定の状態から乖離してくるというデメリットを
有していたが、本例では、光源101から情報記録媒体
108へ導かれる光の強度分布を所定の状態としたま
ま、PBS103に入射する光の偏光状態を独立に調整
し、所定の前光光量を得ることができるという利点を有
する。
【0022】本例では1/2波長板を用いた構成を示し
たが、1/2波長板の代わりに、波長板201を透過し
た光のP偏光成分とS偏光成分とが所定の割合になる楕
円偏光となるように波長板の相対位相差を選定してもよ
い。なお、本例において波長板201は光源101から
の光の一部のみに作用してもよいし、光源101からの
光の二つ以上の領域に対し異なる位相差の波長板として
作用しても同様の効果が得られる。
【0023】また、光源101のパッケージと装置のサ
イズ制限との関係や、光学系の特性やレイアウト上の都
合から、光源101から出射する光の偏光状態がPBS
103に対しP偏光の状態で配置する構成としたい場合
には、波長板201を1/2波長板とし、波長板201
の媒質の主軸方向を光源101からの光の偏光の方位に
対し45±6.5度傾けた配置とすることによりPBS
103に入射する光のP偏光成分:S偏光成分は約5:
95となり、PBS103に入射する光の5%を透過さ
せることができ、検出器104へ前光を導くことができ
る。ここでは1/2波長板を用いた例を示したが、1/
2波長板の代わりに、波長板201を透過した光のP偏
光成分とS偏光成分とが所定の割合になる楕円偏光とな
るように波長板の相対位相差を選定してもよい。
【0024】このように本例では、性能的に安定で、し
かも容易に製造できるPBSを用いながら、光の強度分
布を所定の状態としたまま適当な前光光量を得ることが
できると共に、装置のサイズや、光学系のレイアウトの
制限に対し、自由度の高い光学系設計が可能となるとい
う優れた利点を有している。なお、本構成において、コ
リメートレンズ102は図2に示す位置ではなく、PB
S103と集光レンズ107との間に配置されていても
よいことは言うまでもない。
【0025】また、波長板201は3ビーム生成用等の
回折格子と一体で構成されることにより、光情報処理装
置の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという
作用を有する。また、波長板201をPBS103や光
源101と一体で構成することにより、光情報処理装置
の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという作
用を有する。
【0026】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2の構成図である。301は波長λ1の光源、312
は波長λ2の光源、302はPBS、303は検出器、
304はパワー制御回路、305はコリメートレンズ、
306は1/4波長板、307は集光レンズ、308は
情報記録媒体、309はハーフミラー、310は回折格
子、311は信号検出器である。
【0027】PBS302は光源301、312からの
光の波長と入射角に対し、λ1およびλ2の波長の光に
対し、Ts(S偏光透過率)<Tp(P偏光透過率)の
特性を有するものである。この例における光学的な情報
の記録再生動作を説明する。この例においては1/4波
長板306はλ1の波長の光に対して直線偏光と円偏光
との変換素子として働き、λ2の波長の光の偏光状態を
変換させる作用は有しないものを用いる。PBS302
はλ1およびλ2の波長の光に対しP偏光成分は全透
過、S偏光成分は全反射の特性を有する。
【0028】光源301,312は略直線偏光の光源で
ある。各光源は、光源301からの光はPBS302に
対し略S偏光で入射するように設置され、光源312か
らの光はPBS302に対する略P偏光で入射するよう
に設置されている。光源301から出射され、PBS3
02を反射した光はコリメートレンズ305により略平
行光とされ、1/4波長板306に入射する。
【0029】1/4波長板306を透過した光は略円偏
光に変換され、集光レンズ307によって情報記録媒体
308に集光される。情報記録媒体308からの反射光
は逆の光路をたどり1/4波長板306によって光源3
01側から入射した時とは偏光の方位が90度回転した
略直線偏光に変換されPBS302に入射する。この時
の偏光の方位はPBS302に対して略P偏光であるた
め、この光は略全透過しハーフミラー309に入射す
る。ハーフミラー309は例えばλ1,λ2いずれの波
長の光に対しても5%を透過し、95%を反射する特性
を有するものとすると、情報記録媒体308側から入射
した光の5%はハーフミラー309を透過し、回折格子
310を経て信号検出器311に集光され、フォーカ
ス、トラッキング、RF等各種信号の検出が行われる。
なお、検出器の構成や、各種信号の検出方式は本発明の
本質的な構成要素ではなく、また様々な構成が既に公知
あるためその説明は省略する。
【0030】一方、光源312から出謝された光はハー
フミラー309に入射し、その95%は反射されPBS
302に略P偏光で入射する。この光はPBS302を
略全透過し、コリメートレンズ305により略平行光に
変換され、1/4波長板306を透過し、集光レンズ3
07によって情報記録媒体308上に集光される。情報
記録媒体308からの反射光は逆の光路をたどりPBS
302に入射するが、偏光の方位は変換されていないた
め略P偏光で入射し略透過する。そしてハーフミラー3
09に入射した光は、5%の光が透過し、回折格子31
0を経て信号検出器311に集光され、フォーカス、ト
ラッキング、RF等各種信号の検出が行われる。なお、
検出器の構成や、各種信号の検出方式は本発明の本質的
な構成要素ではなく、また様々な構成が既に公知あるた
めその説明は省略する。
【0031】この例において例えば、光源301,31
2として偏光比が20の光源を用い、光源301はPB
S302に対するS偏光成分が最大となるように設置
し、光源312はPBS302に対するP偏光成分が最
大となるように設置することにより、各光源からPBS
302に入射する光の5%を検出器303へ導くことが
できる。或いは、光源301、312を出射光軸に対し
て回転させ、PBS302に入射する偏光の方位を傾け
ることにより、検出器303に入射する光を所定の光量
に調整することができる。
【0032】例えば、光源301,312の偏光比が十
分大きい時には、光源301から出謝される光の偏光の
方位をPBS302に対しS偏光の方位から13度回転
させ、光源312から出謝される光の偏光の方位をPB
S302に対しP偏光の方位から13度回転させること
により各光源からPBS302に入射する光の5%を検
出器303へ導くことができる。この時、光源301、
312はパッケージを傾けてもよいし、パッケージ内部
の光源チップのみを傾けてもよい。また、光源301,
312のどちらか一方を偏光比が所定の値の半導体レー
ザを用い、もう一方を出射光軸に対して回転させてもよ
い。このように本例では、複数の光源の前光を一つの検
出器で検出することができ、装置を小型化や低コスト化
できるという利点を有する。
【0033】また、情報記録媒体308が複屈折性を有
する場合には、情報記録媒体308へ入射する光と反射
する光とで偏光状態が変わってしまうため、情報記録媒
体308側からPBS302へ入射する光がS偏光状態
に近づく場合がある。先述の例では、PBS302はλ
1およびλ2の波長の光に対しP偏光成分は全透過、S
偏光成分は全反射の特性であったため、情報記録媒体3
08側からPBS302へ入射する光がS偏光状態に近
づいた場合には、PBS302を透過し信号検出器31
1へ入射する光量が低下し、情報の再生性能が低下した
り、フォーカスやトラッキング制御が不安定となり装置
の性能が著しく低下する。
【0034】この課題は、例えば、PBS302を図4
に示すようにλ1の波長の光に対するP偏光成分の透過
率Tp1≒100%、S偏光成分の透過率Ts1≒0
%、λ2の波長の光に対するP偏光成分の透過率Tp1
≒100%、S偏光成分の透過率0%<Ts<100%
なる特性として本発明を実施することにより光源312
側の光学系に対して解決できる。光源301からの光に
ついては先述と同様の構成により所望の前光を得ること
ができる。光学的な情報の記録再生動作も先述例と同様
である。光源312からの光については、例えば、図4
におけるλ2の波長におけるPBS302のS偏光透過
率が90%の場合、光源312から出射される光のPB
S302に対する偏光の方位をP偏光から45度傾け、
PBS302に入射するP偏光成分とS偏光成分の割合
を1:1とすることによりPBS302に入射する光の
5%を反射させることができ、検出器303へ前光を導
くことができる。
【0035】PBS302を透過した光はコリメートレ
ンズ305により略平行光とされ、1/4波長板306
を透過し、集光レンズ307によって情報記録媒体30
8上に集光される。ここでは1/4波長板はλ2の波長
の光に対してどのように偏光状態を変換してもよい(変
換しなくてもよい)。情報記録媒体308からの反射光
は逆の光路をたどりPBS302に入射するが、この時
の偏光状態がどのような状態であろうが90%以上の光
は透過しハーフミラー309に入射する。ハーフミラー
309を透過した光は回折格子310を経て信号検出器
311に集光され、フォーカス、トラッキング、RF等
各種信号の検出が行われる。
【0036】このように、光源312−情報記録媒体3
08−検出器311は偏光依存性の低い光学系で構成さ
れており、情報記録媒体308が複屈折性を有していて
も、複屈折がない場合に比べて信号検出器311に入射
する光量の低下は10%以下に抑えることができるた
め、装置の性能劣化を抑えることができる。また、1/
4波長板306が有するλ2の波長の光に対する偏光状
態の変換作用を考慮しなくてもよいというメリットも有
する。
【0037】図5は別の構成例を示している。本例では
光源301とPBS302との間に波長板514を配置
することにより、PBS302に入射する光の偏光状態
を変換し、検出器303に入射する前光を適当な光量に
調整することができる。例えば、PBS302がλ1お
よびλ2の波長の光に対しP偏光成分は全透過、S偏光
成分は全反射の特性を有する特性の場合、光源301か
ら出射される光のPBS302に対する偏光の方位をS
偏光とし、波長板514を1/2波長板として、波長板
514の主軸の方向を光源301からの光の偏光の方位
に対し6.5度傾けて配置することによりPBS302
に入射する光のP偏光成分:S偏光成分は約5:95と
なり、PBS302に入射する光の5%を透過させるこ
とができ、検出器303へ前光を導くことができる。
【0038】一方、光源312からの光は、先述例のよ
うに、適当な偏光比を有する光源を用いたり、光源を出
射光軸に対して回転させ、光の偏光の方位を傾けること
により前光を得ることができる。この例における光学的
な情報の記録再生動作は先述例と同様なため省略する。
この例では、光源301から情報記録媒体308へ導か
れる光の強度分布を所定の状態としたまま、PBS30
2に入射する光の偏光状態を独立に調整し、所定の前光
光量を得ることができるという利点を有する。本例では
1/2波長板を用いた構成を示したが、1/2波長板の
代わりに、波長板514を透過した光のP偏光成分とS
偏光成分とが所定の割合になる楕円偏光となるように波
長板の相対位相差を選定してもよい。なお、本例におい
て波長板514は光源301からの光の一部のみに作用
してもよいし、光源301からの光の二つ以上の領域に
対し異なる位相差の波長板として作用しても同様の効果
が得られる。
【0039】また、光源301のパッケージと装置のサ
イズ制限との関係や、光学系の特性やレイアウト上の都
合から、光源301から出射する光の偏光状態がPBS
302に対しP偏光の状態で配置する構成としたい場合
には、波長板514を1/2波長板とし、波長板514
の主軸の方向を光源301からの光の偏光の方位に対し
45±6.5度傾けた配置とすることによりPBS30
2に入射する光のP偏光成分:S偏光成分は約5:95
となり、PBS302に入射する光の約5%を透過させ
ることができ、検出器303へ前光を導くことができ
る。
【0040】このように本例では、光源301から情報
記録媒体308へ導かれる光の強度分布を所定の状態と
したまま、PBS302に入射する光の偏光状態を独立
に調整し、所定の前光光量を得ることができると共に、
装置のサイズや、光学系のレイアウトの制限に対し、自
由度の高い光学系設計が可能となるという優れた利点を
有している。
【0041】また、情報記録媒体308が複屈折性を有
する場合には、先述の例と同様に、例えばPBS302
をλ1の波長の光に対するP偏光成分の透過率Tp1≒
100%、S偏光成分の透過率Ts1≒0%、λ2の波
長の光に対するP偏光成分の透過率Tp1≒100%、
S偏光成分の透過率Ts=90%なる特性とし、光源3
12から出射される光のPBS302に対する偏光の方
位をP偏光から45度傾け、PBS302に入射するP
偏光成分とS偏光成分の割合を1:1とすることにより
PBS302に入射する光の5%を透過させることがで
き、検出器303へ前光を導くことができる。これによ
り、光源312−情報記録媒体308−検出器311を
偏光依存性の低い光学系で構成することができるため、
情報記録媒体308が複屈折性を有する場合にも装置の
性能劣化を抑えることができる。
【0042】また、波長板514は3ビーム生成用等の
回折格子と一体で構成されることにより、光情報処理装
置の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという
作用を有する。また、波長板514をPBS302や光
源301と一体で構成することにより、光情報処理装置
の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという作
用を有する。
【0043】図6は別の構成例を示している。本例では
光源312とPB302との間に波長板615を配置す
ることにより、PBS302に入射する光の偏光状態を
変換し、検出器303に入射する前光を適当な光量に調
整することができる。その方法や原理、光学的な情報の
記録再生動作は先述の例と同様なため省略するが、この
構成においては、光源312から情報記録媒体308へ
導かれる光の強度分布を所定の状態としたまま、PBS
302に入射する光の偏光状態を独立に調整し、所定の
前光光量を得ることができるという利点を有する。波長
板615は光源301からの光の一部のみに作用しても
よいし、光源301からの光の二つ以上の領域に対し異
なる位相差の波長板として作用してもよい。
【0044】一方、光源301から検出器303に入射
する前光は、光源301として所定の偏光比を有する半
導体レーザを用いることや、光源301を出射光軸に対
して回転させ、PBS302に入射する偏光の方位を傾
けることにより得ることができる。この時、光源312
はパッケージを傾けてもよいし、パッケージ内部の光源
チップのみを傾けてもよい。また、光源312側の光学
系を複屈折性を有する情報記録媒体308に対応させる
には、先述の例と同様に、例えばPBS302をλ1の
波長の光に対するP偏光成分の透過率Tp1≒100
%、S偏光成分の透過率Ts1≒0%、λ2の波長の光
に対するP偏光成分の透過率Tp1≒100%、S偏光
成分の透過率Ts=90%なる特性のものとし、前光は
光源312からの光の偏光状態を波長板615によって
所定の状態に変換して得る構成とすればよい。
【0045】また、波長板615は3ビーム生成用等の
回折格子と一体で構成されることにより、光情報処理装
置の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという
作用を有する。また、波長板615をPBS502や光
源312と一体で構成することにより、光情報処理装置
の小型化、低コスト化、高性能化が実現できるという作
用を有する。
【0046】図7は別の構成例を示している。本例では
光源301とPBS302および光源312とPBS3
02との間に波長板514、615を配置することによ
り、PBS302に入射する光の偏光状態を変換し、検
出器303に入射する前光を適当な光量に調整すること
ができる。その方法や原理、光学的な情報の記録再生動
作は先述の例と同様なため省略するが、この構成におい
ては、光源301および312から情報記録媒体308
へ導かれる光の強度分布を所定の状態としたまま、PB
S302に入射する光の偏光状態を独立に調整し、所定
の前光光量を得ることができると共に、複数の光源の前
光を一つの検出器で検出することができ、高性能、小
型、低コストな装置を実現できるという利点を有する。
本構成において、波長板514、615は各々光源30
1、312からの光の一部のみに作用してもよいし、二
つ以上の領域に対し異なる位相差の波長板として作用し
てもよい。
【0047】また、光源301のパッケージと装置のサ
イズ制限との関係や、光学系の特性やレイアウト上の都
合から、光源301から出射する光の偏光状態がPBS
302に対しP偏光の状態で配置する構成としたい場合
や、光源312側の光学系を情報記録媒体308の複屈
折に対応させたい場合も、先述例と同様の構成により対
応することができる。
【0048】また、波長板514、615は3ビーム生
成用等の回折格子と一体で構成されることにより、光情
報処理装置の小型化、低コスト化、高性能化が実現でき
るという作用を有する。また、波長板514、615は
PBS302や光源301,312と一体で構成される
ことにより、光情報処理装置の小型化、低コスト化、高
性能化が実現できるという作用を有する。
【0049】本実施の形態2では、二つの光源を有する
構成例を示し説明したが、3つ以上の光源を有する構成
においても同様の構成が可能であることは言うまでもな
い。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明は、光源からの光を
情報記録媒体に導き、前記情報記録媒体に対し情報の記
録、再生、消去の少なくともいずれか一つを行う光情報
処理装置であって、前記光源の光強度を検出する検出器
と、前記光源からの光を透過または反射によって前記情
報記録媒体と、前記検出器とに導く光学素子を有し、前
記光学素子は前記光源からの光の波長と入射角に対する
P偏光成分とS偏光成分の透過率が異なり、前記光源か
ら前記光学素子に入射する光は前記光学素子の入射面に
対しP偏光成分とS偏光成分の両方を有する構成とした
ものである。これにより、所定の前光光量を得ることが
できるという効果が得られる。
【0051】或いは、波長の異なる複数光源を有し、前
記複数光源からの光を情報記録媒体に導き、前記情報記
録媒体に対し情報の記録、再生、消去の少なくともいず
れか一つを行う光情報処理装置であって、前記複数光源
の光強度を検出する検出器と、前記複数光源からの光を
透過または反射によって前記情報記録媒体と、前記検出
器とに導く光学素子を有し、前記光学素子は前記複数光
源から入射する少なくとも2つの波長の光に対してP偏
光成分とS偏光成分の透過率が異なり、前記波長を有す
る光源から出射された光の少なくとも1つは前記光学素
子に入射する際に前記光学素子の入射面に対しP偏光と
S偏光の両方の偏光成分を有する構成としたものであ
る。これにより、複数の光源の前光を一つの検出器で検
出することができ、小型、低コストな光情報処理装置が
実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による光情報処理装置の
構成図
【図2】本発明の実施の形態1による他の構成例を示す
【図3】本発明の実施の形態2による光情報処理装置の
構成図
【図4】本発明の実施の形態2におけるPBSの透過率
特性例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2による他の構成例を示す
【図6】本発明の実施の形態2による他の構成例を示す
【図7】本発明の実施の形態2による他の構成例を示す
【図8】従来の光情報処理装置の構成図を示す図
【図9】従来の光情報処理装置の構成におけるPBSの
透過率特性例を示す図
【符号の説明】
101,301,312,801,812 光源 102,305,805 コリメートレンズ 103,302,802 PBS 104,303,803,814 検出器 111,311,811 信号検出器 105,304,804,815 パワー制御回路 106,306,806 1/4波長板 107,307,807 集光レンズ 108,308,808 情報記録媒体 109,310,810 回折格子 110 検出レンズ 201,514,615 波長板 309,809 ハーフミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松宮 寛昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H049 AA03 AA57 BA05 BA07 BB03 BC21 5D119 AA01 AA38 AA41 BA01 EC35 EC45 EC47 EC48 FA08 HA13 HA65 JA12 JA25 JA31 5D789 AA01 AA38 AA41 BA01 EC35 EC45 EC47 EC48 FA08 HA13 HA65 JA12 JA25 JA31

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を情報記録媒体に導き、前記
    情報記録媒体に対し情報の記録、再生、消去の少なくと
    もいずれか一つを行う光情報処理装置であって、前記光
    源の光強度を検出する検出器と、前記光源からの光を前
    記情報記録媒体と、前記検出器とに分離する光学素子を
    有し、前記光学素子は前記光源からの光の波長と入射角
    に対するP偏光成分とS偏光成分の透過率が異なり、前
    記光源から前記光学素子に入射する光は前記光学素子に
    対しP偏光成分とS偏光成分の両方を有することを特徴
    とする光情報処理装置。
  2. 【請求項2】光源から光学素子に入射する光は、前記光
    学素子に対し略直線偏光であることを特徴とする請求項
    1記載の光情報処理装置。
  3. 【請求項3】光源からの光の偏光状態を変換する偏光素
    子を有し、前記偏光素子は前記光源と光学素子との間に
    配置されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の光情報処理装置。
  4. 【請求項4】偏光素子が回折格子と一体で構成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の光情報処理装置。
  5. 【請求項5】偏光素子が光学素子と一体で構成されてい
    ることを特徴とする請求項3または4に記載の光情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】偏光素子が光源と一体で構成されているこ
    とを特徴とする請求項3,4,5いずれかに記載の光情
    報処理装置。
  7. 【請求項7】波長の異なる複数光源を有し、前記複数光
    源からの光を情報記録媒体に導き、前記情報記録媒体に
    対し情報の記録、再生、消去の少なくともいずれか一つ
    を行う光情報処理装置であって、前記複数光源の光強度
    を検出する検出器と、前記複数光源からの光を前記情報
    記録媒体と、前記検出器とに分離する光学素子を有し、
    前記光学素子は前記複数光源から入射する少なくとも2
    つの波長の光に対してP偏光成分とS偏光成分の透過率
    が異なり、前記波長を有する前記複数光源から出射され
    た光の少なくとも1つは前記光学素子に対しP偏光成分
    とS偏光成分の両方を有することを特徴とする光情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】光学素子は、第1の波長を有する光源から
    前記光学素子に入射する光を略全透過し、第2の波長を
    有する光源から前記光学素子に入射する光のP偏光成分
    は略全透過し、S偏光成分の透過率Ts2は0<Ts2
    <100%の特性を有することを特徴とする請求項7記
    載の光情報処理装置。
  9. 【請求項9】複数光源から光学素子に入射する光のうち
    少なくとも一つの光は、前記光学素子に対し略直線偏光
    であることを特徴とする請求項7または8に記載の光情
    報処理装置。
  10. 【請求項10】複数光源から光学素子に入射する光のう
    ち少なくとも二つは互いに偏光の方位が異なることを特
    徴とする請求項7,8,9いずれかに記載の光情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】複数光源からの光の少なくとも一つの光
    の偏光状態を変換する偏光素子を有し、前記偏光素子は
    前記複数光源と光学素子との間に少なくとも一つ配置さ
    れていることを特徴とする請求項7,8,9,10いず
    れかに記載の光情報処理装置。
  12. 【請求項12】偏光素子が回折格子と一体で構成されて
    いることを特徴とする請求項11記載の光情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】偏光素子が光学素子と一体で構成されて
    いることを特徴とする請求項11または12に記載の光
    情報処理装置。
  14. 【請求項14】偏光素子が光源と一体で構成されている
    ことを特徴とする請求項11,12,13いずれかに記
    載の光情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006309849A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Toshiba Corp 光ヘッド及び光ディスク装置
WO2007026518A1 (ja) * 2005-08-30 2007-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光強度制御装置および光ピックアップ装置

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