JP2003128413A - シリカゾルの製造方法 - Google Patents

シリカゾルの製造方法

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JP2003128413A JP2001321260A JP2001321260A JP2003128413A JP 2003128413 A JP2003128413 A JP 2003128413A JP 2001321260 A JP2001321260 A JP 2001321260A JP 2001321260 A JP2001321260 A JP 2001321260A JP 2003128413 A JP2003128413 A JP 2003128413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルカリ金属や多価金属等の不純物が極
めて少なく、また、アルコキシ残基(OR基)もなく、
安定性にも優れる。 【解決手段】 (a工程)アルカリ金属水酸化物水溶液
および/または有機塩基水溶液に有機ケイ素化合物を加
えてアルカリ金属珪酸塩水溶液および/または有機塩基
珪酸水溶液を得、(b工程)該アルカリ金属珪酸塩水溶
液および/または有機塩基珪酸水溶液からアルカリ金属
カチオンおよび/または有機カチオンを除去して酸性珪
酸液を調製し、(c工程)該珪酸液を塩基性の水性溶媒
または塩基性の核粒子分散液に加えて珪酸を重合させ
る、の各工程からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属やアルカリ金属
などの不純物の極めて少ない、高純度水性シリカゾルの
製造方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来、例えば半導体の集積回路付
基板の製造においては、シリコンウェハー上に銅などの
金属で回路を形成する際に凹凸あるいは段差が生じるの
で、これを研磨して表面の段差がなくなるように回路の
金属部分を優先的に除去することが行われている。ま
た、シリコンウェハー上にアルミ配線を形成し、この上
に絶縁膜としてシリカ等の酸化膜を設けると配線による
凹凸が生じるので、この酸化膜を研磨して平坦化するこ
とが行われている。このような基板の研磨においては、
研磨後の表面は段差や凹凸がなく平坦で、さらにミクロ
な傷等もなく平滑であることが求められており、また研
磨速度が速いことも必要である。さらに、半導体材料は
電気・電子製品の小型化や高性能化に伴い高集積化が進
展しているが、たとえばトランジスタ分離層に不純物等
が残存するすると性能が発揮できなかったり、不具合の
原因となることがある。特に研磨した半導体基板や酸化
膜表面にアルカリ金属、中でもNaが付着すると、Na
は拡散性が高く、酸化膜中の欠陥などに捕獲され、半導
体基板に回路を形成しても絶縁不良を起こしたり回路が
短絡することがあり、また誘電率が低下することがあっ
た。このため使用条件や使用が長期にわたった場合に前
記不具合を生じることがあり、金属、アルカリ金属など
の不純物が殆どない研磨用粒子が求められている。
【0003】研磨用粒子としては、従来、シリカゾルや
ヒュームドシリカ、ヒュームドアルミナなどが用いられ
ているが、例えばシリカゾルの場合には、珪砂をアルカ
リ溶融したカレットを水に溶解させて得られる水硝子を
脱アルカリし、得られた珪酸液(珪酸モノマーを多く含
む)を塩基性溶媒中で重合させることにより得られる。
しかしながら、珪砂中にはAlが多く、得られるシリカ
ゾルにはこのAlの量と連動してアルカリ金属(通常N
a)が多く残存し、半導体基板の研磨材として用いるに
は不向きな場合があった。上記シリカゾルは酸やキレー
ト剤等で処理することによって、ある程度AlやNaを
低減することができるものの、半導体基板の研磨材とし
ては純度が不十分である。そこで、珪砂の代わりに高純
度シリカ粉を用いることも行われているが、高純度シリ
カが高価であることに加え、アルカリ溶融に時間がかか
るなどの問題があった。
【0004】一方、高純度シリカゾルの製造方法とし
て、不純物の少ないアルコキシシランを出発原料とする
方法が知られており、特開平6−316407号公報に
はアルキルシリケートをアルカリ存在下で加水分解しな
がら、生成した珪酸を重合させてシリカゾルを得る方法
が開示されている。また、特開2001−2411号公
報等には、アルコキシシランを酸性溶媒中で加水分解
し、これによって生成した珪酸モノマーを塩基性溶媒中
で重合させて水性シリカゾルを得る方法が開示されてい
る。これらの方法では、得られるシリカゾルの安定性が
不充分であったり、また、アルコキシ基(OR基)が残
存して得られる粒子の密度が低く、研磨材に用いた場合
に充分な研磨速度が得られないという課題が残されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、アルカリ金属や多価金属
等の不純物が極めて少なく、また、アルコキシ残基(O
R基)もなく、安定性にも優れたシリカゾルの製造方法
を提供するものである。また、半導体基板等の研磨材と
して好適なシリカゾルの製造方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシリカゾルの製
造方法は、(a)アルカリ金属水酸化物水溶液および/
または有機塩基水溶液に有機ケイ素化合物を加えてアル
カリ金属珪酸塩水溶液および/または有機塩基珪酸水溶
液を得、(b)該アルカリ金属珪酸塩水溶液および/ま
たは有機塩基珪酸水溶液からアルカリ金属カチオンおよ
び/または有機カチオンを除去して酸性珪酸液を調製
し、(c)該珪酸液を塩基性の水性溶媒または塩基性の
核粒子分散液に加えて珪酸を重合させる、各工程からな
ることを特徴とするものである。前記有機ケイ素化合物
はアルコキシシランであることが好ましい。前記アルカ
リ金属水酸化物水溶液および/または有機塩基水溶液の
アルカリ金属および/または塩基のモル数(MB )と前
記有機ケイ素化合物のモル数(MOS)の比(MOS
B )は1〜4の範囲にあることが好ましい。前記製造
方法によって得られるシリカゾル中のNa量を5ppm
以下として、研磨材用シリカゾルを製造する。前記製造
方法によって得られるシリカゾル中のNa以外のアルカ
リ金属量を100ppm以下として、研磨材用シリカゾ
ルを製造する。
【0007】
【発明の具体的な説明】以下、本発明のシリカゾルの製
造方法を前記した工程(a)〜工程(c)の順に説明す
る。
【0008】工程(a) 工程(a)で用いる有機ケイ素化合物には下記一般式で
表される有機ケイ素化合物およびこれらの混合物が用い
られる。式中、R1 は置換または非置換の炭化水素基か
ら選ばれる炭素数1〜10の炭化水素基を示し、R2
水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5の
アシル基を示し、nは0または1の整数である。 一般式: R1 n Si(OR2 4-n 上記式(1)のなかでも、n=0の有機ケイ素化合物
は、ケイ素に直接結合した炭化水素基を待たないので、
得られるシリカ粒子の密度が高く、研磨材に用いた場
合、高い研磨速度が得られる。これらの有機ケイ素化合
物として、具体的にはテトラエトキシシラン(TEO
S)、テトラメトキシシラン(TMOS)、テトラプロ
ポキシシラン(TPOS)、テトラブトキシシラン(T
BOS)等の4官能のアルコキシシランが挙げられる。
【0009】アルカリ金属水酸化物としてはLiOH、
NaOH、KOH、RbOH、CsOHおよびこれらの
混合物があるが、通常、NaOH、KOHの水溶液を用
いる。また、有機塩基の水溶液としては第4級アンモニ
ウムハイドロオキサイドが好ましく、テトラメチルアン
モニウムハイドロオキサイド、テトラエチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド、テトラプロピルアンモニウムハ
イドロオキサイドなどの水溶液が好ましい。
【0010】アルカリ金属水酸化物水溶液および/また
は有機塩基水溶液に加える有機ケイ素化合物の添加量
は、水溶液中の濃度がSiO2 に換算して1〜30重量
%、特に3〜15重量%の範囲にあることが好ましい。
添加量が1重量%未満の場合は、加水分解で経時的に珪
酸のオリゴメリゼーションなどが起き、後工程の脱カチ
オンにより得られる珪酸液において珪酸モノマーの割合
が低く、珪酸オリゴマーの割合の高い珪酸液が得られる
ことがある。このような珪酸液を用いて得られるシリカ
ゾルは安定性が不充分であったり、シリカ粒子密度が低
く、研磨材に用いた場合、研磨速度が低下することがあ
る。他方、添加量が30重量%を越えると、得られるア
ルカリ金属珪酸塩水溶液および/または有機塩基珪酸水
溶液の粘度が高く、後工程で、イオン交換樹脂などによ
るアルカリ金属カチオンおよび/または有機カチオンの
除去が困難になるとともに、得られる珪酸液の安定性が
低くゲル化することがある。
【0011】アルカリ金属水酸化物水溶液および/また
は有機塩基水溶液のアルカリ金属および/または塩基の
モル数(MB )と有機ケイ素化合物のモル数(MOS)の
比(MOS/MB )は1〜4、さらには2〜3. 5の範囲
にあることが好ましい。モル比(MOS/MB )が1未満
の場合、即ちシリカに対してアルカリ金属および/また
は塩基が多い場合は、後工程で、イオン交換樹脂を多く
必要とし珪酸液の生産効率が低下する。モル比(MOS
B )が4を越えると、得られるシリカ粒子中に有機ケ
イ素化合物に由来するアルコキシ基(前記一般式におけ
るOR2 基)が残存したり、シリカが析出することがあ
る。なお、アルカリ金属水酸化物水溶液および/または
有機塩基水溶液に有機ケイ素化合物を添加するときの温
度は、安定なアルカリ金属珪酸塩水溶液および/または
有機塩基珪酸水溶液が得られれば特に制限はなく、50
〜150℃、さらには70〜105℃の範囲が好まし
い。また、有機ケイ素化合物の添加時間も特に制限はな
く、通常2分〜60分で添加される。
【0012】工程(b) アルカリ金属カチオンおよび/または有機カチオンの除
去方法としては、アルカリ金属を除去して安定な珪酸液
が得られれば特に制限はなく、従来公知の方法を採用す
ることができ、例えばイオン交換樹脂法、イオン交換膜
法等が挙げられる。即ち、先ず、工程(a)で得たアル
カリ金属珪酸塩水溶液および/または有機塩基珪酸水溶
液の濃度をSiO2 に換算して1〜10重量%、特に2
〜6重量%の範囲に調整する。当該濃度が1重量%未満
の場合は、工程(c)においてシリカ粒子を成長させる
際の濃度が低くなり、酸性珪酸液の利用率が低下すると
ともに生産速度が低下して好ましくない。当該濃度が1
0重量%を越えると、得られる酸性珪酸液の安定性が不
充分となる。次いで、上記濃度範囲のアルカリ金属珪酸
塩水溶液および/または有機塩基珪酸水溶液を、例えば
イオン交換樹脂でイオン交換処理してアルカリ金属カチ
オンおよび/または有機カチオンを除去する。このと
き、得られる珪酸液の濃度はSiO2 に換算して1〜1
0重量%、さらには2〜6重量%の範囲となる。また、
珪酸液のpHは1〜3. 5の範囲にあることが好まし
く、特にpH2〜3の範囲にあれば、珪酸液中の残存カ
チオンが少なく安定性に優れるので、望ましい。
【0013】珪酸液中の残存アルカリ金属の量は、珪酸
液をSiO2 で表したとき、アルカリ金属がNaの場合
は、SiO2 中に10ppm以下、特に5ppm以下と
することが好ましく、アルカリ金属がNa以外の場合は
SiO2 中に200ppm以下、特に100ppm以下
とすることが好ましい。珪酸液中のアルカリ金属の量が
この範囲にあれば、得られるシリカゾル中のアルカリ金
属の量がSiO2 中にNaであれば5ppm以下、Na
以外のアルカリ金属であれば100ppm以下の低アル
カリ量のシリカゾルを得ることができる。また、有機カ
チオンの場合は、得られる珪酸液のpHが3. 5以下と
なれば特に制限はないが、概ねSiO2 中に1000p
pm以下、特に500ppm以下とすることが好まし
い。
【0014】工程(c) 工程(c)において、塩基性の水性溶媒としては水に塩
基を加えたものを用いるが、このときの塩基としては、
アンモニアの他、テトラエチルアンモニウムハイドライ
ド、エチレンジアミン、トリエチルアミン、トリエタノ
ールアミンなどのアルカリ金属以外の有機塩基を用いる
ことが好ましい。なお、NaOH以外のアルカリ金属水
酸化物は、得られるシリカゾル中のNa以外のアルカリ
金属がSiO2 中に100ppm以下となるような量で
存在してもよく、また必要に応じて添加することもでき
る。Na以外のアルカリ金属が存在すると得られるシリ
カゾルの安定性が向上すると共に、Na含有量のより低
下したシリカゾルを得ることができる。また、前記Na
以外のアルカリ金属の代わりにNa以外のアルカリ金属
の珪酸塩、例えばケイ酸カリウムなどを用いることもで
きる。この場合、アルカリ金属珪酸塩水溶液に珪酸液を
加えていくとシリカ濃度が高くなったところで核粒子が
発生し、ついで珪酸液の添加により核粒子が粒子成長し
てシリカゾルを得ることができる。
【0015】工程(c)では、前記塩基性の水性溶媒に
核粒子が分散した核粒子分散液も好適である。そのよう
な核粒子分散液としては、得られるシリカゾル中のN
a、Na以外のアルカリ金属が前記した濃度範囲であれ
ば特に制限はなく、従来公知のシリカ、アルミナ、ジル
コニア、シリカ・アルミナ等の微粒子の分散液を用いる
ことができる。なかでも、本願出願人の出願による特開
平5−132309号公報に開示したシリカゾルは粒子
径分布が均一であり、このため均一な粒子径分布のシリ
カゾルが得られるので好ましい。また、核粒子分散液に
はアルカリ金属珪酸塩が加えられていることが好まし
い。アルカリ金属珪酸塩が加えられていると、次いで粒
子成長用の珪酸液を加える際に、分散媒中に溶解したS
iO2 濃度が予め高くされているので核粒子への珪酸の
析出が早く起こる。なお、ここで用いるアルカリ金属珪
酸塩としては、珪酸ナトリウム(ナトリウム水硝子)以
外の珪酸カリウム(カリ水硝子)等のアルカリ金属珪酸
塩あるいは4級アミンなど有機塩基にシリカを溶解した
溶液を用いることが好ましい。また、必要に応じてNa
OH以外のアルカリ金属水酸化物、アンモニア、4級ア
ンモニウムハイドロオキサイドを添加することができ
る。
【0016】核粒子分散液の濃度は核粒子の大きさによ
っても異なるが、SiO2 として0. 005〜20重量
%、特に0. 01〜10重量%の範囲にあることが好ま
しい。核粒子の濃度が0. 005重量%未満の場合は、
粒子成長を行うために温度を高めた場合核粒子の一部ま
たは全部が溶解することがあり、核粒子の全部が溶解す
ると核粒子分散液を用いる効果が得られず、核粒子の一
部が溶解した場合は得られるシリカ粒子の粒子径が不均
一になる傾向があり、この場合も核粒子分散液を用いる
効果が得られない。核粒子の濃度が20重量%を越える
と、核粒子当たりの珪酸液の添加割合を低濃度の場合と
同一成長速度にするには珪酸液の添加速度を速めること
になるが、この場合、珪酸液の核粒子表面への析出が追
随できず、このため核粒子分散液中の溶解したシリカ濃
度が過飽和となり、新たに微細な核粒子が発生して得ら
れるシリカ粒子の粒子径が不均一になることがある。
【0017】前記塩基性の水性溶媒または塩基性の核粒
子分散液のpHおよび珪酸液添加中の分散液のpHは概
ね8〜12、好ましくは9. 5〜11. 5の範囲に調整
することが望ましい。水性溶媒または核粒子分散液のp
Hが前記範囲にあれば単分散で安定性に優れたシリカゾ
ルを得ることができる。塩基性の水性溶媒または塩基性
の核粒子分散液に珪酸液を添加する際の温度は50〜1
50℃、さらには70〜120℃の範囲にあることが好
ましい。また、珪酸液の添加速度は珪酸液を添加する際
の温度、核粒子の有無、核粒子分散液の核粒子の濃度、
平均粒子径、用いる珪酸液の濃度等によって異なり特に
限定されるものでなく、成長粒子がゲル化しないように
添加速度を設定することが肝要である。
【0018】本発明のシリカゾルの製造方法において
は、工程(a)で有機ケイ素化合物の加水分解によって
生成したアルコールを、工程(a)以降のいずれかの工
程で除去することが好ましい。特に、前記工程(c)に
おける温度を生成アルコールの沸点以上にした場合は容
易にアルコールを留出させることができる。また、前記
珪酸液の添加を終了した後は、生成アルコールの沸点以
上にしてアルコールを留出させても、あるいは減圧にし
てアルコールを留出させてもよい。上記のようにして得
られたシリカゾルの濃度はSiO2 として概ね5〜50
重量%の範囲にある。シリカゾルは更に必要に応じて希
釈したり、濃縮して用いることができ、濃縮する方法と
しては限外濾過膜法等が挙げられる。
【0019】本発明で得られるシリカゾル中のNaの量
はSiO2 中に5ppm以下、特に2ppm以下とする
ことが好ましい。Na量が5ppm以下であれば、半導
体基板の研磨材等として用いても、Naが半導体基板に
残存することがなく、このため半導体基板に回路を形成
しても長期にわたって絶縁不良を起こしたり回路が短絡
することがなく、また誘電率の低下等が少なく、半導体
材料等の製造に好適に用いることができる。上記Na量
の少ないシリカゾルは、さらにNa以外のアルカリ金属
の量がSiO2 中に100ppm以下、特に50ppm
以下の範囲にあることが好ましい。この範囲にあれば、
やはり半導体基板の研磨材等に用いても、Na以外のア
ルカリ金属が半導体基板に残存することがなく、半導体
基板に回路を形成しても長期にわたって絶縁不良を起こ
したり回路が短絡することがなく、また誘電率の低下等
が少ないので、半導体材料等の製造に好適である。
【0020】
【発明の効果】本発明方法では、有機ケイ素化合物を加
水分解するとともに、アルカリ金属水酸化物および/ま
たは有機塩基と反応させてアルカリ金属珪酸塩水溶液お
よび/または有機塩基珪酸水溶液とするので、未加水分
解のアルコキシ基が残存することがなく緻密なシリカ粒
子が分散したシリカゾルが得られる。このため本発明方
法で得られたシリカゾルを研磨材に用いると研磨速度が
早く、得られる研磨面が平滑である。また、本発明方法
では、アルカリ金属の少ないシリカゾル、特に実質的に
Naを含まないシリカゾルを得ることができる。このた
め研磨に用いてもNaが半導体基板に残存することがな
く、このため半導体基板に回路を形成しても長期にわた
って絶縁不良を起こしたり回路が短絡することがなく、
また誘電率の低下等が少なく、半導体材料等の製造に好
適に用いることができる。
【0021】
【実施例1】シリカゾル(A)の調製 正珪酸エチル(多摩化学(株)製:Na含有量0. 01
ppm)をKOHに溶解して珪酸カリウム溶液(カリウ
ム水硝子、SiO2 濃度21重量%、MOS/M B =3.
5)を得た。ついで、これを希釈して得た希釈水硝子
(SiO2 濃度5重量%)をイオン交換樹脂で脱アルカ
リして酸性珪酸液(pH2. 2、SiO2濃度3重量
%)3508gを調製した。純水243gに、上記で調
製した酸性珪酸液121gと濃度20重量%のKOH水
溶液8. 8gとを混合し、ついで83℃に昇温し、30
分間熟成して核粒子分散液を調製した。分散液のpHは
10. 5であり、核粒子の平均粒子径は3.4nmであ
った。この核粒子分散液に、上記で調製した酸性珪酸液
3383gを17時間で添加し、ついで1時間熟成した
後、限外濾過膜にてシリカ粒子分散液のpHが10にな
るまで洗浄し、加熱しながらアルコールを留去して濃縮
し、SiO2 濃度30重量%のシリカゾル(A-1) を調製
した。シリカゾル(A-1) をイオン交換樹脂にてイオン交
換してシリカゾル(A)を調製した。製造条件を表1に
示す。得られたシリカゾル(A)についてシリカ粒子中
のNa、Kを分析した。また、アルコキシ残基の有無を
確認するために炭素を分析した。さらに、乾燥したシリ
カ粒子を400℃で2時間焼成し、ピクノメーター法で
粒子密度を測定した。これらの結果を表2に示す。
【0022】研磨材(A)の調製 上記で得たシリカゾル(A)をSiO2 濃度20重量%
に調整し、これに濃度15重量%のNH4 OH水溶液を
添加して分散液のpHを10. 5に調整して研磨材
(A)を調製した。被研磨基板として熱酸化膜を形成し
たシリコンウェーハ(研磨試験用:30mm□)を用
い、研磨装置(ナノファクター(株)製:NF300)
にセットし、基板荷重0. 12MPa、テーブル回転速
度30rpmで研磨材(A)を1ml/秒の速度で30
秒間供給して研磨し、研磨前後の厚みを求めて研磨速度
を算出し、また研磨前後の基板の平滑性を評価し、結果
を表2に示した。平滑性の評価は、研磨後の表面を光学
顕微鏡で観察して行い、次の基準で評価した。 ○:研磨前の傷、筋等が殆ど無くなり、表面が平滑であ
る。 △:研磨前の傷、筋等が半分以下に減少し、表面が平滑
である。 ×:研磨前の傷、筋等が僅かに減少しているが、表面は
粗い。
【0023】
【実施例2】正珪酸エチルの代わりに正珪酸メチルを用
いた以外は実施例1と同様にしてシリカゾル(B)を調
製した。また、シリカゾル(B)を用いた以外は実施例
1と同様にして研磨材(B)を調製し、被研磨基板を研
磨し、研磨前後の基板の凹凸、研磨速度を測定した。
【0024】
【実施例3】実施例1で得たシリカゾル(A)62. 9
gを純水3494gに混合し、これに実施例1で調製し
た珪酸カリウム水溶液25. 8gを添加して核粒子分散
液を調製した。このときの核粒子分散液のpHは10.
5であった。核粒子分散液を95℃に昇温し、これに実
施例1と同様にして得た酸性珪酸液3713gを15時
間で添加し、ついで1時間熟成を行った後、限外濾過膜
にてシリカ粒子分散液のpHが10になるまで洗浄し、
加熱しながらアルコールを留去して濃縮し、SiO2
度30重量%のシリカゾル(C-1) 分散液を調製した。次
いで、シリカゾル(C-1) をイオン交換樹脂にてイオン交
換してシリカゾル(C)を調製した。また、シリカゾル
(C)を用いた以外は実施例1と同様にして研磨材
(C)を調製し、被研磨基板を研磨し、研磨前後の基板
の凹凸、研磨速度を測定した。
【0025】
【実施例4】実施例3で得たシリカゾル(C)62. 9
gを純水3494gに混合し、これに実施例1で調製し
た珪酸カリウム水溶液25. 8gを添加して核粒子分散
液を調製した。このときの核粒子分散液のpHは10.
5であった。核粒子分散液を95℃に昇温し、これに実
施例1と同様にして得た酸性珪酸液3713gを15時
間で添加し、ついで1時間熟成を行った後、限外濾過膜
にてシリカ粒子分散液のpHが10になるまで洗浄し、
加熱しながらアルコールを留去して濃縮し、SiO2
度30重量%のシリカゾル(D-1) を調製した。次いで、
シリカゾル(D-1) をイオン交換樹脂にてイオン交換して
シリカゾル(D)を調製した。また、シリカゾル(D)
を用いた以外は実施例1と同様にして研磨材(D)を調
製し、被研磨基板を研磨し、研磨前後の基板の凹凸、研
磨速度を測定した。
【0026】
【実施例5】正珪酸エチル(多摩化学(株)製:Na含
有量0. 01ppm)をKOHに溶解してMOS/MB
が3. 2の珪酸カリウム溶液(カリウム水硝子、SiO
2 濃度21重量%)を得た。ついで、これを希釈して得
た希釈水硝子(SiO2 濃度5重量%)をイオン交換樹
脂で脱アルカリして酸性珪酸液(pH2. 2、SiO 2
濃度3重量%)3027gを調製した。この酸性珪酸液
を用いた以外は実施例3と同様にしてシリカゾル(E)
を調製した。また、シリカゾル(E)を用いた以外は実
施例1と同様にして研磨材(E)を調製し、被研磨基板
を研磨し、研磨前後の基板の凹凸、研磨速度を測定し
た。
【0027】
【比較例1】イオン交換水71重量部に0. 1N塩酸
4. 5重量部を溶解したpH3. 4の塩酸酸性水性溶媒
に、正珪酸エチル(多摩化学(株)製:Na含有量0.
01ppm)45重量部を加えて常温にて50分撹拌し
てSiO2 濃度3重量%の酸性珪酸液を得た。一方、撹
拌機、冷却器付きの容器に、イオン交換水130重量部
にエチレンジアミン0. 5重量部を溶解してpH11.
1の塩基性水性溶媒を用意した。ついで、塩基性水性溶
媒の温度を70℃とした後、窒素気流下で上記の酸性珪
酸液100重量部を2. 5時間かけて添加し、その後9
5℃で1時間熟成を行った後、限外濾過膜にてシリカ粒
子分散液のpHが10になるまで洗浄し、加熱しながら
アルコールを留去して濃縮し、SiO2 濃度30重量%
のシリカゾル(F-1) を調製した。シリカゾル(F-1) をイ
オン交換樹脂にてイオン交換してシリカゾル(F)を調
製した。また、シリカゾル(F)を用いた以外は実施例
1と同様にして研磨材(F)を調製し、被研磨基板を研
磨し、研磨前後の基板の凹凸、研磨速度を測定した。
【0028】
【比較例2】比較例1で得たシリカゾル(F)62. 9
gを純水3494gに混合し、これに実施例1で調製し
た珪酸カリウム水溶液25. 8gを添加して核粒子分散
液を調製した。このときの核粒子分散液のpHは10.
5であった。核粒子分散液を95℃に昇温し、これに比
較例1と同様にして得た酸性珪酸液8352gを15時
間で添加し、ついで1時間熟成を行った後、限外濾過膜
にてシリカ粒子分散液のpHが10になるまで洗浄し、
加熱しながらアルコールを留去して濃縮し、SiO2
度30重量%のシリカゾル(G-1) を調製した。ついで、
シリカゾル(G-1) をイオン交換樹脂にてイオン交換して
シリカゾル(G)を調製した。また、シリカゾル(G)
を用いた以外は実施例1と同様にして研磨材(G)を調
製し、被研磨基板を研磨し、研磨前後の基板の凹凸、研
磨速度を測定した。
【0029】
【比較例3】比較例2で得たシリカゾル(G)62. 9
gを純水3494gに混合し、これに実施例1で調製し
た珪酸カリウム水溶液25. 8gを添加して核粒子分散
液を調製した。このときの核粒子分散液のpHは10.
5であった。核粒子分散液を95℃に昇温し、これに比
較例1と同様にして得た酸性珪酸液3535gを15時
間で添加し、ついで1時間熟成を行った後、限外濾過膜
にてシリカ粒子分散液のpHが10になるまで洗浄し、
加熱しながらアルコールを留去して濃縮し、SiO2
度30重量%のシリカゾル(H-1) を調製した。ついで、
シリカゾル(H-1) をイオン交換樹脂にてイオン交換して
シリカゾル(H)を調製した。また、シリカゾル(H)
を用いた以外は実施例1と同様にして研磨材(H)を調
製し、被研磨基板を研磨し、研磨前後の基板の凹凸、研
磨速度を測定した。
【0030】
【表1】 工程(a工程(b工程(cケイ素 塩基 OS 珪 酸 液 核粒子 pH 温度 化合物 /M B SiO 2 Na Na以外 有無 粒径 (wt%) (ppm) (ppm) (nm) (℃) 実施例1 TEOS KOH 3.5 3.0 0.01 5 有 3.4 10.5 90 実施例2 TMOS KOH 3.5 3.0 0.01 4 有 3.4 10.5 85 実施例3 TEOS KOH 3.5 3.0 0.01 5 有 25 10.5 95 実施例4 TEOS KOH 3.5 3.0 0.01 4 有 45 10.5 90 実施例5 TEOS KOH 3.2 3.0 0.01 4 有 25 10.7 97 比較例1 TEOS − − 3.0 0.2 1.2 − − 11.1 95 比較例2 TEOS − − 3.0 0.2 1.1 有 19 11.0 95 比較例3 TEOS − − 3.0 0.2 1.0 有 19 11.0 95
【0031】
【表2】 シリカゾル 研磨評価 平均 Na Na以外 粒子 残存 表面 研磨 粒径 含有量 含有量 密度 炭素 平滑性 速度 (nm) (ppm) (ppm) (g/ml) (wt%) (Å/min) 実施例1 25 0.01 3 2.2 0 ○ 1850 実施例2 25 0.01 4 2.2 0 ○ 1900 実施例3 45 0.01 10 2.2 0 ○ 2750 実施例4 80 0.01 10 2.2 0 ○ 2100 実施例5 45 0.01 9 2.2 0 ○ 2600 比較例1 19 0.8 1.2 2.05 0.45 ○ 850 比較例2 45 0.9 1.3 2.03 0.30 △ 1200 比較例3 80 1.3 1.5 2.03 0.28 △ 1350
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C058 AA07 AC04 CB01 CB03 DA17 4G072 AA28 CC01 EE01 GG01 GG03 HH28 HH30 JJ21 JJ22 MM01 PP01 RR07 RR12 TT19 TT20 UU30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アルカリ金属水酸化物水溶液およ
    び/または有機塩基水溶液に有機ケイ素化合物を加えて
    アルカリ金属珪酸塩水溶液および/または有機塩基珪酸
    水溶液を得、(b)該アルカリ金属珪酸塩水溶液および
    /または有機塩基珪酸水溶液からアルカリ金属カチオン
    および/または有機カチオンを除去して酸性珪酸液を調
    製し、(c)該珪酸液を塩基性の水性溶媒または塩基性
    の核粒子分散液に加えて珪酸を重合させることからな
    る、シリカゾルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記有機ケイ素化合物がアルコキシシラ
    ンである請求項1記載のシリカゾルの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記アルカリ金属水酸化物水溶液および
    /または有機塩基水溶液のアルカリ金属および/または
    塩基のモル数(MB )と前記有機ケイ素化合物のモル数
    (MOS)の比(MOS/MB )が1〜4の範囲にある請求
    項1または請求項2記載のシリカゾルの製造方法。
  4. 【請求項4】 得られるシリカゾル中のNa量を5pp
    m以下とする、請求項1〜請求項3の何れか記載の研磨
    材用シリカゾルの製造方法。
  5. 【請求項5】 得られるシリカゾル中のNa以外のアル
    カリ金属量を100ppm以下とする、請求項4記載の
    研磨材用シリカゾルの製造方法。
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