JP2003127549A - 熱転写シートの製造方法 - Google Patents

熱転写シートの製造方法

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JP2003127549A JP2001330641A JP2001330641A JP2003127549A JP 2003127549 A JP2003127549 A JP 2003127549A JP 2001330641 A JP2001330641 A JP 2001330641A JP 2001330641 A JP2001330641 A JP 2001330641A JP 2003127549 A JP2003127549 A JP 2003127549A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材上に転写層を重ねて積層してグラビア印
刷する時に、シワ、塗工ムラ等の印刷欠陥を防止し、高
品質の熱転写印画物が得られる熱転写シートの製造方法
を提供する。 【解決手段】 基材1上に転写層2を2層以上重ねて、
グラビア印刷により積層する熱転写シートの製造方法に
おいて、重ね合わせる転写層2の印刷版の印刷される大
きさを、つまりグラビア版の絵柄の大きさを、印刷順序
に従って、印刷方向で増減させて、印刷頭部、印刷尻部
のいずれか一つ以上の部分の印刷厚さを段階的に減少さ
せることにより、印刷時のグラビア版と圧胴との間で生
じる熱転写シートへの圧力変化を軽減させて、熱転写シ
ートにおけるシワ、塗工ムラ等の印刷欠陥を防止し、高
品質の塗工面を有した熱転写シートが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写層を受像シート
材料上に熱転写して、カラー画像などを形成するための
熱転写シートを、印刷時のシワや塗工ムラ等の印刷欠陥
の発生を防止した熱転写シートの製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が知られている
が、この方法は、基材上に着色転写層を形成し、その背
面からサーマルヘッドなどにより、文字や図形あるいは
模様などの画像を、その画像状に加熱して、上記の着色
転写層を被転写材の表面に熱転写するものである。この
熱転写方法は、その着色転写層の構成によって、昇華転
写型と熱溶融転写型の2方式に大別される。昇華転写型
は、熱によって昇華または移行する染料を適当なバイン
ダーにより、基材上に着色転写層を担持させて、背面か
らの加熱によって、着色転写層中の染料を被転写材表面
に熱移行させるものである。但し、被転写材表面には、
染料の染着しやすい受容層を設けているものである。そ
れに対し、熱溶融転写型は、基材上に加熱により容易に
軟化、溶融して転写可能な着色転写層を形成し、背面か
らの加熱によって、被転写材表面に着色転写層を転写す
るものである。
【0003】両方式ともに、モノカラーおよび多色カラ
ー画像の形成が可能であり、多色カラー画像の場合に
は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンさらに必要に
応じてブラックの三色ないし四色の熱転写シートを用意
し、同一の被転写材の表面に各色を熱転写して、カラー
画像を形成するものである。このような熱転写シートに
おいて、三色ないし四色は、同一基材上に面順次で、繰
り返して塗り分けたり、基材を別にして、一つの基材に
一色を設けたモノカラータイプ等が使用されている。ま
た、イエロー、マゼンタ、シアンないしブラックの着色
転写層だけでなく、転写性保護層も基材上に設けた熱転
写シートも使用されるようになってきた。保護層は、着
色転写層が被転写材へ熱転写された後に、その熱転写さ
れた画像上に熱転写して形成されるものであり、転写性
保護層であり、基材上に剥離層、保護層、接着層の順に
形成したりして、保護層の転写剥離性、被転写材への接
着性を向上させることが行われている。このように、熱
転写シートにおいて、転写層を単層(1層)ではなく、
2層、3層と2層以上の構成にして、複数の塗工液によ
り同一箇所に重ねて、グラビア印刷等の手段で、基材上
に転写層を設けることが実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の転写層
を基材上に重ねて積層してグラビア印刷する時に、印刷
対象となる基材をグラビア版と圧胴により、挟み込み、
圧力を加えてグラビア版の凹部(セル)に有するグラビ
アインキを基材に転移させて印刷する際に、基材にシワ
が発生したり、印刷部分に塗工ムラ等が発生し、印刷欠
陥として大きな問題となっている。なぜなら、この印刷
欠陥を有する熱転写シートを用いて、被転写材に画像形
成した場合には、熱転写画像に色抜けやムラなどの不良
が発生し、熱転写印画物としての商品価値が低下してし
まうからである。
【0005】したがって、上記の課題を解決すべく、本
発明の目的は、基材上に転写層を重ねて積層してグラビ
ア印刷する時に、シワ、塗工ムラ等の印刷欠陥を防止
し、高品質の熱転写印画物が得られる熱転写シートの提
供のために、熱転写シートの製造方法を特定することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基材上に転写層を2層以上重ねて、グラ
ビア印刷により積層する熱転写シートの製造方法におい
て、重ね合わせる転写層の印刷版の印刷される大きさ
を、印刷順序に従って、印刷方向で増減させて、印刷頭
部、印刷尻部のいずれか一つ以上の部分の印刷厚さを段
階的に減少させることを特徴とする。また、基材の厚さ
と、積層された転写層の総厚を比べると、両者が同等で
あるか、または積層された転写層の総厚の方が大きいこ
とを特徴とする。
【0007】本発明によれば、基材上に転写層を2層以
上重ねて、グラビア印刷により積層する熱転写シートの
製造方法において、重ね合わせる転写層の印刷版の印刷
される大きさを、つまりグラビア版の絵柄の大きさを、
印刷順序に従って、印刷方向で増減させて、印刷頭部、
印刷尻部のいずれか一つ以上の部分の印刷厚さを段階的
に減少させることにより、印刷時のグラビア版と圧胴と
の間で生じる熱転写シートへの圧力変化を軽減させて、
熱転写シートにおけるシワ、塗工ムラ等の印刷欠陥を防
止し、高品質の塗工面を有した熱転写シートが得られ
る。印刷方向で、転写層の印刷頭部と印刷尻部のいずれ
か一つ以上の部分の印刷厚さを段階的に減少させるもの
であるが、印刷頭部を優先して、その部分の印刷厚さを
段階的に減少させて、印刷時のグラビア版と圧胴との間
で生じる熱転写シートへの圧力変化を軽減させることが
有効である。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて、説明
する。図1は、本発明の熱転写シートの製造方法により
作製された熱転写シートの第1実施例を示す断面概略図
である。図示した熱転写シートは、基材1上に転写層を
3層重ねたもので、基材1側から第1転写層21、第2
転写層22、第3転写層23の順に、グラビア印刷によ
り積層されていて、重ね合わせる転写層2の印刷版の印
刷される大きさ、つまりグラビア版の絵柄の大きさを、
印刷順序に従って、印刷方向Aで増減させたもので、具
体的には印刷方向Aにおける第1転写層21の大きさと
比べ、第2転写層22の大きさを減少させ、第2転写層
22の大きさと比べ、第3転写層23の大きさを増加さ
せ、第3転写層23の大きさは第1転写層21よりも大
きいようにしたもので、印刷頭部Bの端では第3転写層
23の塗工液(印刷インキ)が流体のため、基材1側に
傾斜して流れ、図示したような形態となる。この場合は
印刷尻部Cで転写層2の印刷厚さは変化していなが、印
刷頭部Bにおいて転写層2の印刷厚さが段階的に減少し
ている。そして、基材1上に上記の3層の転写層2が印
刷方向Aで、間隔をおいて、繰り返し形成されている。
【0009】図2は、本発明の熱転写シートの製造方法
により作製された熱転写シートの第2実施例を示す断面
概略図であり、基材1側から第1転写層21、第2転写
層22、第3転写層23の順に、グラビア印刷により積
層し、重ね合わせる転写層2の印刷版(グラビア版)の
絵柄の大きさを、印刷順序に従って、印刷方向Aで段階
的に減少させた例であり、この場合は印刷頭部Bと印刷
尻部Cの両方で転写層2の印刷厚さを段階的に減少させ
たものである。また、基材1上に上記3層の転写層2が
印刷方向Aで、間隔をおいて、繰り返し形成されてい
る。
【0010】図3は、本発明の熱転写シートの製造方法
により作製された熱転写シートの第3実施例を示す断面
概略図であり、基材1側から第1転写層21、第2転写
層22、第3転写層23の順に、グラビア印刷により積
層し、重ね合わせる転写層2の印刷版(グラビア版)の
絵柄の大きさを、印刷順序に従って、印刷方向Aで段階
的に増加させた例であり、この場合は印刷頭部Bと印刷
尻部Cの両方で転写層2の印刷厚さが段階的に減少して
いる。第1転写層21の上に、第2転写層22を印刷す
る際に、印刷頭部Bと印刷尻部Cの端では第2転写層2
2の塗工液(印刷インキ)が流体のため、基材1側に傾
斜して流れ、図示したような形態となる。また、第2転
写層22の上に、第3転写層23を印刷する際には、印
刷頭部Bと印刷尻部Cの端で、上記と同様に第3転写層
23の塗工液が、基材1側に傾斜して流れ、図示したよ
うな形態となる。尚、基材1上に上記3層の転写層2が
印刷方向Aで、間隔をおいて、繰り返し形成されてい
る。
【0011】図4は、本発明の熱転写シートの製造方法
により作製された熱転写シートの第4実施例を示す断面
概略図であり、基材1側から第1転写層21、第2転写
層22の順に、グラビア印刷により2層を積層し、重ね
合わせる転写層2の印刷版の絵柄の大きさを、印刷順序
に従って、印刷方向Aで段階的に減少させた例であり、
この場合は印刷頭部Bと印刷尻部Cの両方で転写層2の
印刷厚さを段階的に減少させたものである。また、基材
1上に上記2層の転写層2が印刷方向Aで、間隔をおい
て、繰り返し形成されている。また、この例では、基材
1の厚さdと、積層された転写層の総厚eを比べると、
積層された転写層の総厚eの方が大きくなっている。
尚、図1〜図3で示した熱転写シートのように、基材1
の厚さと、積層された転写層2の総厚を比べ、両者が同
等であっても良い。
【0012】以上の実施例では、基材上に2層以上が重
なって形成された転写層が、印刷方向で、間隔をおい
て、繰り返し形成され、その積層された転写層ユニット
の間には何も印刷されていないものであるが、それに限
定されず、積層された転写層ユニットの間に、任意の転
写層や熱転写しない印刷層等を形成することができる。
例えば、図5には基材1上に、3層重なって形成された
転写層2が印刷方向Aで、一定間隔をおいて、繰り返し
形成され、その転写層2と隣接した転写層2の間に、イ
エロー着色転写層(y)、マゼンタ着色転写層(m)、
シアン着色転写層(c)が印刷方向Aで面順次に形成さ
れている。この場合、転写層2を転写性保護層にすれ
ば、この熱転写シートのイエロー、マゼンタ、シアンの
各着色転写層を用いて、被転写材にカラーの熱転写画像
を形成し、その熱転写画像の上に覆う形態で、転写性保
護層を熱転写することができ、熱転写画像の耐光性、耐
摩耗性等の耐久性を向上させることができる。尚、転写
性保護層の転写層では、例えば、熱転写シートの形態
で、基材側から第1転写層として剥離層、第2転写層と
して保護層、第3転写層として接着層の3層から構成す
ることができる。
【0013】また、転写層を転写性受容層にして、熱転
写シートの形態で、基材側から剥離層、受容層、接着層
の順に設け、被転写体にまずこの転写性受容層を熱転写
し、その転写された受容層上に、転写性受容層が設けら
れていた同じ基材上に有するイエロー、マゼンタ、シア
ンの各着色転写層を用いて、カラーの熱転写画像を形成
することも可能である。本発明の2層以上からなる転写
層は、着色転写層を構成することも可能であり、2層以
上を構成する転写層の各層の塗工液は異なるものに限定
されず、同一塗工液でも良い。(単層のみで均一な層を
形成することが困難な場合、同一塗工液で重ねて層を形
成できる。)
【0014】図5に示したような構成の熱転写シートを
以下の条件で作製した。基材として2.5μmのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムの上に、イエ
ロー着色転写層(y)、マゼンタ着色転写層(m)、シ
アン着色転写層(c)を印刷方向Aで面順次に形成し
た。但し、イエロー、マゼンタ、シアンの各着色転写層
は昇華転写型の染料層とした。次に、そのイエロー、マ
ゼンタ、シアンの染料層の後に、剥離層(第1転写層)
21、保護層(第2転写層)22、接着層(第3転写
層)23の3層から構成される転写性保護層の転写層2
を形成する。その転写層2を構成する各層の印刷版の印
刷される大きさは、印刷方向Aにおいて、第1転写層と
第2転写層との大きさの差をf、第3転写層と第1転写
層との大きさの差をgとして、それらの差を変化させ
て、印刷時の熱転写シートにおけるシワ、塗工ムラの印
刷欠陥の状況を調べた。その結果を表1及び表2に示
す。
【0015】但し、表1では、第1転写層の塗工量は乾
燥時0.7g/m2、第2転写層の塗工量は乾燥時0.
8g/m2、第3転写層の塗工量は乾燥時0.8g/m2
であり、それらの3層合わせた転写層の塗工量は2.3
g/m2で、総厚としては2.3μmであった。
【0016】
【表1】
【0017】表1で基材上に転写層を3層重ねて、その
重ね合わせる転写層の印刷版の印刷される大きさを、印
刷方向で増減させないで同じ大きさの場合は、印刷時の
熱転写シートにおけるシワが、転写層印刷の直後に印刷
されるシアン着色転写層の印刷部を中心に発生した。ま
たシアン着色転写層の印刷部を中心に塗工ムラが発生し
た。重ね合わせる転写層の印刷版の印刷される大きさ
を、印刷方向で2mm変化させた場合では、上記の熱転
写シートのシワ及び塗工ムラの程度が少なくなったが、
まだ完全に良好なものではなかった。重ね合わせる転写
層の印刷版の印刷される大きさを、印刷方向で4.5m
m以上変化させれば、上記の熱転写シートのシワ及び塗
工ムラが全くなくなった。転写層の被転写材への転写の
際に、実用上支障が出ないように、上記の重ね合わせる
転写層の印刷版の印刷される大きさの差は4.5〜10
mm程度である。
【0018】表2では、第1転写層の塗工量は乾燥時
0.8g/m2、第2転写層の塗工量は乾燥時1.2g
/m2、第3転写層の塗工量は乾燥時1.0g/m2であ
り、それらの3層合わせた転写層の塗工量は3.0g/
2で、総厚としては3.0μmであった。
【0019】
【表2】
【0020】表2では、基材上に積層された転写層の総
厚と、基材の厚さを比べると、積層された転写層の総厚
の方が大きい場合であり、基材上に転写層を3層重ね
て、その重ね合わせる転写層の印刷版の印刷される大き
さを、印刷方向で増減させないで同じ大きさの場合は、
印刷時の熱転写シートにおけるシワが、転写層印刷の直
後に印刷されるシアン着色転写層の印刷部を中心に激し
く発生した。またシアン着色転写層の印刷部を中心に塗
工ムラが大きく発生した。重ね合わせる転写層の印刷版
の印刷される大きさが、印刷方向で9mm変化させれ
ば、上記の熱転写シートのシワ及び塗工ムラが全くなく
なり、印刷欠陥のない、高品質な塗工面を有した熱転写
シートが得られた。このことは、基材上に積層された転
写層の総厚が大きくなれば、重ね合わせる各転写層の印
刷版の印刷される大きさの差も大きくして、印刷頭部、
印刷尻部のいずれか一つ以上の部分の印刷厚さを急激な
傾斜をもたせないで、段階的に減少させることが必要で
あることを示している。
【0021】本発明の熱転写シートの製造方法では、使
用する基材が特に薄い場合に、熱転写シートにおけるシ
ワ、塗工ムラ等の印刷欠陥が生じやすい点を考慮して、
見出したものであり、基材の厚みは例えば、1〜6μm
程度の厚みのプラスチックフィルムを用いる場合に有効
な手段となる。以上の本発明の熱転写シートの製造方法
は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明を
逸脱しない範囲で、種々の方法を採用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は、基材上に転写
層を2層以上重ねて、グラビア印刷により積層する熱転
写シートの製造方法において、重ね合わせる転写層の印
刷版の印刷される大きさを、つまりグラビア版の絵柄の
大きさを、印刷順序に従って、印刷方向で増減させて、
印刷頭部、印刷尻部のいずれか一つ以上の部分の印刷厚
さを段階的に減少させることにより、印刷時のグラビア
版と圧胴との間で生じる熱転写シートへの圧力変化を軽
減させて、熱転写シートにおけるシワ、塗工ムラ等の印
刷欠陥を防止し、高品質の塗工面を有した熱転写シート
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写シートの製造方法により作製さ
れた熱転写シートの第1実施例を示す断面概略図であ
る。
【図2】本発明の熱転写シートの製造方法により作製さ
れた熱転写シートの第2実施例を示す断面概略図であ
る。
【図3】本発明の熱転写シートの製造方法により作製さ
れた熱転写シートの第3実施例を示す断面概略図であ
る。
【図4】本発明の熱転写シートの製造方法により作製さ
れた熱転写シートの第4実施例を示す断面概略図であ
る。
【図5】本発明の熱転写シートの製造方法により作製さ
れた熱転写シートの第1実施例を示す断面概略図であ
る。
【符号の説明】
1 基材 2 積層された転写層 21 第1転写層 22 第2転写層 23 第3転写層 A 印刷方向 B 印刷頭部 C 印刷尻部 d 基材の厚さ e 転写層の総厚 y イエロー着色転写層 m マゼンタ着色転写層 c シアン着色転写層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に転写層を2層以上重ねて、グラ
    ビア印刷により積層する熱転写シートの製造方法におい
    て、重ね合わせる転写層の印刷版の印刷される大きさ
    を、印刷順序に従って、印刷方向で増減させて、印刷頭
    部、印刷尻部のいずれか一つ以上の部分の印刷厚さを段
    階的に減少させることを特徴とする熱転写シートの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 基材の厚さと、積層された転写層の総厚
    を比べると、両者が同等であるか、または積層された転
    写層の総厚の方が大きいことを特徴とする請求項1に記
    載する熱転写シートの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105346294A (zh) * 2015-12-02 2016-02-24 浙江友丰包装材料有限公司 一种印刷转移工艺

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