JPH0729499B2 - カラ−感熱転写シ−ト - Google Patents

カラ−感熱転写シ−ト

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JPH0729499B2
JPH0729499B2 JP59141977A JP14197784A JPH0729499B2 JP H0729499 B2 JPH0729499 B2 JP H0729499B2 JP 59141977 A JP59141977 A JP 59141977A JP 14197784 A JP14197784 A JP 14197784A JP H0729499 B2 JPH0729499 B2 JP H0729499B2
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典孝 江頭
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/34Multicolour thermography
    • B41M5/345Multicolour thermography by thermal transfer of dyes or pigments

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー感熱転写シートに関する。
感熱転写方式は、サーマルヘッドやレーザー等を電気信
号により制御して作動させることにより記録が行え、記
録部以外には発色成分が転写しないため記録後の2次発
色が防止できる有利さがあり、記録される画像、文字等
も自然な感じを有しているため近年コンピューターやワ
ードプロセッサーのプリンター等の記録方式として広く
採用されている。
上記感熱転写方式に用いる感熱転写シートの感熱転写イ
ンキ層は、通常の印刷におけるプロセス顔料を用いて形
成することができ、複数の異なる色の重ね記録を繰り返
して行うことにより通常のカラー印刷と同様な外観、調
子の記録を行うことが可能であるため、カラー感熱転写
シートを用いたカラー記録も広く行われるようになって
いる。
通常カラー感熱転写シートを用いてカラー記録を行うに
は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの3枚の感熱
転写シートを用い、各転写シートを各々を単独に用いて
イエロー、マゼンタ、シアンの各色の記録を行うととも
に、2枚以上組合わせて用いて転写シートの重ね合わせ
による色(例えば、イエローとマゼンタの組合わせの場
合は赤色、イエローとシアンの組合わせの場合は緑色
等)の記録を行っている。
しかしながら、上記した従来のカラー感熱転写シートに
よるカラー記録では各色毎に転写シートを取替えなけれ
ばならず、しかも2枚以上の転写シートの組合わせによ
る色の記録を行う場合には、2回以上の重ね記録が必要
であり時間的なロスが大きいとともに、重ね合わせの際
の位置合わせを正確に行い難いため記録される画像、文
字等に色ズレを生じ易い欠点があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、良好なカラ
ー記録を容易に行い得るカラー感熱転写シートを提供す
ることを目的とする。
即ち本発明は、基材と、該基材上に設けられた2層以上
の感熱転写インキ層とからなる感熱転写シートであっ
て、上記感熱転写インキ層の各層が同一層内に任意の間
隔で配列された複数の異なる色層を有しており、かつ隣
接するインキ層の間で重なり合う色層が相違するように
各感熱転写インキ層が積層され、更に各感熱転写インキ
層の転写温度を基材側から外面側に向けて順次低くなる
ように構成してなることを特徴とするカラー感熱転写シ
ートを要旨とする。
以下本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図において1は本発明のカラー感熱転写シートで、
該転写シート1は、基材2と、該基材2上に設けられた
第1の感熱転写インキ層3と第2の感熱転写インキ層4
の2層の感熱転写インキ層3、4とから構成される。第
1の感熱転写インキ層3は、イエローの色層3a、マゼン
タの色層3b、シアンの色層3cを任意の間隔で繰り返し配
列して形成され、第2の感熱転写インキ層4は、イエロ
ーの色層4aが第1の感熱転写インキ層3のマゼンタの色
層3bと、マゼンタの色層4bが第1の感熱転写インキ層3
のシアンの色層3cと、シアンの色層4cが第1の感熱転写
インキ層3のイエローの色層3aとそれぞれ重なるよう、
イエローの色層4a、マゼンタの色層4b、シアンの色層4c
を任意の間隔で繰り返し配列して形成されている。
上記基材2は、通常の感熱転写シートの基材として用い
られるものであれば良いが、平滑で耐熱性に優れたもの
が好ましい。基材2としては例えば、ポリエステル樹脂
フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム、セロファンフ
ィルム、セルローストリアセテート樹脂フィルム、ポリ
スチレン樹脂フィルム、ポリカーボネート樹脂フィル
ム、ポリイミド樹脂フィルム等のプラスチックフィルム
や、グラシン紙、コンデンサー紙、帳票用紙、インディ
アン紙等の紙、アルミニウム箔等の金属箔及び上記各材
料の複合体、例えばアルミニウム箔/紙複合体、金属蒸
着紙、金属蒸着プラスチックフィルム等が挙げられる。
基材2の厚みは熱の伝導性の点から薄い方が好ましく、
通常2〜50μm、好ましくは4〜20μmである。2μm
未満では強度が不足する上、取扱が困難となり、また50
μmを超えると画像、文字等の解像性が低下する虞があ
り好ましくない。
感熱転写インキ層3、4は、例えば有機顔料、無機顔
料、染料、カーボンブラック等の着色剤を結合材中に分
散せしめたインキにより構成される。結合材としては、
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、
ポリエチレンワックス、密ろう、自ろう、カルナウバワ
ックス、モンタンワックス、セレシンワックス、カスタ
ーワックス等のワックス類、ステアリン酸、ステアリン
酸アミド、ステアリン酸金属塩及びその誘導体、高級脂
肪酸アミド、あるいは熱可塑性樹脂等が挙げられる。各
感熱転写インキ層3、4を構成するインキは上記着色剤
と結合材を適宜組合わせて用いることができ、感熱転写
インキ層3、4を構成するインキの着色材、結合材等の
組合わせは感熱転写インキ層3、4で同一でも異なって
いても良いが、解像性向上の上で各感熱転写インキ層
3、4は異なる組成のインキを用いて形成することが好
ましい。
本発明においては上記各感熱転写インキ層3、4は、基
材2側の第1の感熱転写インキ層3の転写温度に対して
外面側の第2の感熱転写インキ層4の転写温度が低くな
るよう構成されるが、各感熱転写インキ層3、4は40〜
200℃の転写温度を有し、40〜200℃の温度で軟化、溶
融、気化等による転写が可能であるとともに、隣接する
感熱転写インキ層、即ち上記実施例では第1の感熱転写
インキ層3と第2の感熱転写インキ層4の転写温度差は
5〜150℃であることが好ましく、特に10〜50℃である
ことが好ましい。感熱転写インキ層3、4の厚みは通常
0.1〜30μm、好ましくは、1〜20μmである。
本発明においては第2図に示すように基材2の裏面、即
ちサーマルヘッド等と接する側に例えばアクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、セルロースアセテートプロピオネー
ト樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、酢酸セ
ルロース樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリビニルカルバゾール樹脂、塩化ゴム、環化ゴ
ム、ポリビニルアルコール樹脂等のうちガラス転移点60
℃以上の耐熱性を有する樹脂よりなる耐熱層5を設けて
も良く、基材2の裏面に耐熱層5を設けることにより転
写時に基材2が軟化してサーマルヘッドに付着する現象
(スティッキングと称される。)を防止することができ
る。更に耐熱層5中にタルク、弗素系樹脂粉末等の滑剤
を添加したり、耐熱層5を形成する樹脂を架橋する等に
よりスティッキング防止効果の向上を図れる。また基材
2の裏面にシリコーンオイル等の滑剤の皮膜を形成して
基材2裏面の滑性向上を図ることもできる。
次に本発明のカラー感熱転写シート1によるカラー記録
を行う方法について説明する。
即ち第1の感熱転写インキ層3の転写温度をT1とし、第
2の感熱転写インキ層4の転写温度をT2とするとT1>T2
なる関係を有するため、サーマルヘッド等によりT1>T
≧T2なる関係を有する温度:Tとなるようなエネルギー印
加を行った場合には、第2の感熱転写インキ層4のイエ
ローの色層4aの位置ではイエローが、マゼンタの色層4b
の位置ではマゼンタが、シアンの色層4cの位置ではシア
ンの各色が記録される。また、T≧T1なる関係を有する
温度:Tとなるようなエネルギー印加を行った場合には、
第2の感熱転写インキ層4のイエローの色層4aの位置で
は赤色が(第1の感熱転写インキ層3のマゼンタの色層
3bのマゼンタと、第2の感熱転写インキ層4のイエロー
の色層4aのイエローとが混ざった色)、マゼンタの色層
4bの位置では青色が(同様に、シアンとマゼンタとが混
ざった色)、シアンの色層4cの位置では緑色が(同様
に、イエローとシアンとが混ざった色)各々記録され
る。また第1、第2の感熱転写インキ層3、4各々に黒
色のインキ層を重なり合う様に設けることにより黒色の
記録を行うこともできる。
尚、上記実施例では各感熱転写インキ層3、4をイエロ
ー、マゼンタ、シアンの三色の色層3a〜3c、4a〜4cを各
々繰り返し配列して形成した場合について示したが、各
感熱転写インキ層3、4は各々四色以上の色層を有する
ものとしても良い。また2層の感熱転写インキ層を設け
る場合に限らず3層以上の感熱転写インキ層を設けても
良く、例えば特に図示しないが、更に第2の感熱転写イ
ンキ層4の上に第2の感熱転写インキ層4の転写温度:T
2より低い転写温度:T3を有する第3の感熱転写インキ層
を、第2の感熱転写インキ層4のイエローの色層3aの位
置に第3の感熱転写インキ層のシアンの色層が、第2の
感熱転写インキ層4のマゼンタの色層4bの位置に第3の
感熱転写インキ層のイエローの色層が、第2の感熱転写
インキ層4のシアンの色層4cの位置に第3の感熱転写イ
ンキ層のマゼンタの色層が、それぞれ重なり合うように
第3の感熱転写インキ層を設けても良い。
この場合T≧T1なる関係を有する温度:Tとなるようなエ
ネルギー印加を行った場合には常に黒色が記録され、T1
>T≧T2>T3となるエネルギー印加を行った場合には緑
色、赤色、青色の各色の記録を行うことができ、また、
T2>T≧T3となるエネルギー印加を行った場合には、イ
エロー、マゼンタ、シアンの各色の記録を行うことがで
きる。
本発明のカラー感熱転写シート1は、コンピューター、
ワードプロセッサー等のプリンター用、ビデオもしくは
テレビのアウトプット用、ファクシミリ用等に用いるこ
とができる。
以上説明したように、本発明のカラー感熱転写シート
は、同一層内に任意の間隔で配列された複数の異なる色
層を有する感熱転写インキ層を、隣接するインキ層の間
で重なり合う色層が相違するように感熱転写インキ層を
層2以上、基材側から外面側に向けて転写温度が順次低
くなるように基材上に積層した構成を有するため、本発
明のカラー感熱転写シートによれば、転写記録の際の加
熱温度(印加エネルギー)を変えることにより一枚の転
写シートによって複数の色の記録が行え、従来のカラー
感熱転写シートのように色の違い毎に転写シートを取り
替える必要がないとともに、重ね記録の必要もないため
色ズレを生じる虞もないから、美麗なカラー記録を効率
良く行い得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明カラー感
熱転写シートの一実施態様の縦断面図、第2図は他の実
施態様の縦断面図である。 1……カラー感熱転写シート、2……基材、3、4……
感熱転写インキ層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、該基材上に設けられた2層以上の
    感熱転写インキ層とからなる感熱転写シートであって、
    上記感熱転写インキ層の各層が同一層内に任意の間隔で
    配列された複数の異なる色層を有しており、かつ隣接す
    るインキ層の間で重なり合う色層が相違するように各感
    熱転写インキ層が積層され、更に各感熱転写インキ層の
    転写温度を基材側から外面側に向けて順次低くなるよう
    に構成してなることを特徴とするカラー感熱転写シー
    ト。
  2. 【請求項2】各感熱転写インキ層が40〜200℃の転写温
    度を有するとともに、隣接する感熱転写インキ層の転写
    温度差が5〜160℃である特許請求の範囲第1項記載の
    カラー感熱転写シート。
  3. 【請求項3】基材裏面に耐熱層が形成されている特許請
    求の範囲第1項または第2項記載のカラー感熱転写シー
    ト。
JP59141977A 1984-07-09 1984-07-09 カラ−感熱転写シ−ト Expired - Lifetime JPH0729499B2 (ja)

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JPS5959493A (ja) * 1982-09-29 1984-04-05 Fujitsu Ltd 2色熱転写インクシ−ト
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