JP2003127108A - Ncルータの加工方法 - Google Patents

Ncルータの加工方法

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JP2003127108A
JP2003127108A JP2001322957A JP2001322957A JP2003127108A JP 2003127108 A JP2003127108 A JP 2003127108A JP 2001322957 A JP2001322957 A JP 2001322957A JP 2001322957 A JP2001322957 A JP 2001322957A JP 2003127108 A JP2003127108 A JP 2003127108A
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head
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JP2001322957A
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English (en)
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Takayuki Shimizu
隆幸 清水
Takayuki Chifu
隆之 池富
Masashi Wada
雅司 和田
Shinkichi Suzuki
伸吉 鈴木
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Heian Corp
Original Assignee
Heian Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな加工Aから複数の加工部材B、C、D
・・を加工する場合、加工部材をそれぞれ切り離し、小
さな加工部材B、C、D・・のそれぞれの周囲を面取り
し、模様加工を施すようにしている。従って、このよう
な加工方法では、それぞれの加工部材をB、C、D・・
を加工するために、非常に手間がかかるという問題があ
った。 【解決手段】 CPU(中央処理装置)からなる制御装
置17にメモリ18が接続され、又、センサ16の出力
は制御装置17に入力され、制御装置17の出力はシリ
ンダ15及び上下サーボモータ11に入力される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工板から加工部
材を加工する時に、各加工部材をわずかな厚さを残して
切り離さずに加工し、最後に治具板(M.D.F等の通
気性の良い材料)の表面を傷を付けることなく、又は傷
が付いても極めて少しの傷で加工部材を切り離すNCル
ータの加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように、大きな加工
Aから複数の加工部材B、C、D・・を加工する場合、
加工部材をそれぞれ切り離し、小さな加工部材B、C、
D・・のそれぞれの周囲を面取りし、模様加工を施すよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような加
工方法では、それぞれの加工部材をB、C、D・・を加
工するために、加工部材が小さいと治具板上で傷、又、
毎回加工する寸法及びデザインが異なるので、治具板の
製作は実際に不可能であり、非常に手間がかかるという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース台に装
着されたレール上を前記ベース台の端部に装着したサー
ボモータによって位置決め移動され、治具板が吸着され
るテーブルと、前記レールのほぼ中央の両側に装着され
た支柱上に前記レールを横切るように装着されたビーム
に沿って移動可能に装着された横方向移動体と、前記横
方向移動体に上下に移動可能に装着された上下移動体に
固定された1つ又は複数のヘッドと、前記横方向移動体
に装着された前記ヘッドの工具を交換する工具交換装置
と、前記横方向移動体の上部に装着され、前記上下移動
体を上下に移動して位置決めする上下サーボモータと、
前記上下移動体に装着されたシリンダと、該シリンダの
駆動軸に装着されたセンサと、該センサの出力をメモリ
に記憶し、前記上下サーボモータ及び前記シリンダに駆
動信号を出力する制御装置とからなるNCルータであっ
て、前記シリンダを駆動して前記センサを下降させた
後、前記上下サーボモータで前記センサを下降して、前
記テーブル上に載置された加工板上の複数点の厚さ及び
前記治具板の上面を検出して前記メモリに記憶する工程
と、前記ヘッドによって加工板の不要部分を上面から治
具板上面まで除去する工程と、前記ヘッドの加工具を交
換して前記加工板からそれぞれの形状の加工部材を切り
取るために、加工部材の周囲に切り取り線を治具板面か
らわずかな厚さを残して加工する工程と、前記ヘッドの
加工具を交換し、前記メモリに記憶されている前記加工
板の上面を基準にして加工部材の外周を面取りする工程
と、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の間の
切り取り線のわずかな厚さを切り取る工程とからなるも
のであり、又、前記加工部材の前記切り取り線を切り取
った後、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の
表面に模様加工を施してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、大きな加工板から不
要部分を除去した後、それぞれの加工部材を切り取る場
合に、それぞれの加工部材を切り離すことなく、治具板
面からわずかな厚さを残して切り取り線を入れ、加工部
材の周囲に面取りを施した後、加工部材の周囲のわずか
な厚さを切削により治具板の表面を傷付けることなく除
去して、それぞれの加工部材を切り離すので、1枚の加
工板から必要な加工部材を一度に加工することができ、
従って、作業が非常に簡単になり、又、加工部材のそれ
ぞれの表面加工は加工時に加工具の力があまりかからな
いので、加工部材を切り離した後でもよく、加工が終了
するまで、人手が要らないという利点がある。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例のNCルータの平面
図、図2は図1のNCルータの側面図、図3は図1のN
Cルータの正面図、図4は図1のNCルータの正面拡大
図、図5は図1のNCルータのセンサ部分の側面拡大図
で、ベース台1上に装着されたレール2の上にテーブル
3がベース台1の端部に装着されたサーボモータ4で位
置決め移動可能に装着され、又、ベース台1のほぼ中央
の側部のベース台1に支柱5が装着され、この支柱5の
上にレール2を横切るようにビーム6が固定され、ビー
ム6の前面のレール7にベアリング8が係合され、この
ベアリング8は横移動体9に装着され、この横移動体9
は横移動サーボモータ10によって位置決め移動可能に
構成され、さらに、移動体9の上に上下サーボモータ1
1が装着され、この上下サーボモータ11で上下移動体
12が上下に移動可能に装着され、この上下移動体12
に2つのヘッド13及び2つの工具交換装置14が装着
され、又、上下移動体12の下方にシリンダ15が装着
され、シリンダ15の駆動軸にセンサ16が装着されて
いる。
【0007】図6は本発明の実施例のNCルータの加工
方法を実施する制御装置のブロック図で、CPU(中央
処理装置)からなる制御装置17にメモリ18が接続さ
れ、又、センサ16の出力は制御装置17に入力され、
制御装置17の出力はシリンダ15及び上下サーボモー
タ11に入力される。
【0008】このように構成した本実施例のNCルータ
の加工方法の動作を図7のフローチャートにより説明す
ると、まず、装置がスタートすることにより、初期設定
が行われ(ステップ1)、次に、テーブル3の治具板上
に加工板19が設定されたかどうかが判断され、制御装
置17でテーブル3の治具板上に設定されたことが判断
される(ステップ2)と、制御装置17からの信号でシ
リンダ15を作動してセンサ16を下降し、さらに、上
下サーボモータ11を作動して上下移動体12を移動
し、又、テーブル3及び横移動体9を順次移動して加工
板19の予め決められた点の上にセンサ16を下降さ
せ、メモリ18に記憶されている数値と比較して記憶す
る(ステップ3)。
【0009】ここで、加工板19の厚さが極端に厚かっ
たり、又は薄い場合や反ったり、曲がったりしている場
合は、メモリ18に記憶されている数値と異なるので、
加工板19が所定の厚さがあるかどうかを制御装置17
で判断し(ステップ4)、加工板19が所定の厚さがな
ければ、テーブル3の治具板上の加工板19を排除し
(ステップ5)、ステップ2に戻り、ステップ3、ステ
ップ4を経過し、ステップ4で加工板19が所定の厚さ
があることが制御装置17で判断されると、加工板19
の各点で検出された数値をメモリ18に記憶し(ステッ
プ6)、この記憶された数値に基づいて、図8の斜線で
示した不要部分19aを、図9に示すように、治具板2
1の上面と加工具の刃底の高さを併せて不要部分(斜線
部分」を除去する(ステップ7)。
【0010】次に、加工板19から加工部材B、C、D
・・・を切り取るために、加工部材B、C、D・・・の
それぞれの間に切り取り線19bを入れるが、加工具2
0bに取り替え、又、治具板21の上面を基準にしてわ
ずかな厚さ19cを残して切り取り線19bを入れ(ス
テップ8)、さらに、加工具20cに取り替えて、加工
板19の上面を基準にして、切り取り線19bの両側及
び片側の加工部材B、C、D・・・のそれぞれの面取り
を施し(ステップ9)、又、加工具20dに取り替え
て、治具板21の上面を基準にして、加工部材B、C、
D・・・のそれぞれの間のわずかな厚さ19cを切削し
て除去し、加工部材B、C、D・・・をそれぞれ切り離
し(ステップ10)、その状態で、さらに、加工具20
eに取り替えて、各材加工部材B、C、D・・・の表面
加工を施し、さらに、次の加工板があるかどうかを制御
装置17で判断し(ステップ11)、次の加工板19の
搬入があれば、ステップ2に戻り、次の加工板19の搬
入がなければ、終了する。
【0011】このように、本発明では、加工部材B、
C、D・・・のそれぞれの切り取り線19bを入れる時
に加工部材B、C、D・・・を切り離さないで治具板2
1の上面にわずかな厚さを残して切り取り線19bを入
れるので、切り取り線19bで加工部材B、C、D・・
・が切り離されず、面取りをする場合にも、加工部材加
工B、C、D・・・が近接している部分の両側を一度に
加工することができるので、加工能率が向上するという
利点があり、センサ16でテーブル3の治具板21の表
面及び加工部材B、C、D・・・の表面を測定すること
により、その面を基準に加工することができ、常に厚み
(高さ方向)が変わる治具板21の加工部材B、C、D
・・・を治具板21の表面を傷付けることなく、又は仮
に傷が付いても、極わずかなので、一度プレナー加工す
れば、又元通り治具板表面を再現できるのが最大の特徴
で、自動的に供給、搬出する装置を設ければ、無人運転
ができる。
【0012】なお、前記実施例では、ステップ10で加
工部材B、C、D・・・をそれぞれ切り離した後に表面
加工を施したが、加工部材B、C、D・・・を切り離す
前に表面加工を施してもよいし、加工部材B、C、D・
・・を切り離した後、治具板21から取り外して、他の
装置で加工してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のNCルー
タの加工方法では、加工板の不要部分を切削によって除
去し、又、加工部材のそれぞれの切り取り線を入れる時
に加工部材を切り離さないで治具板の上面にわずかな厚
さを残して切り取り線を入れるので、面取りをする場合
にも切り取り線19bで加工部材が切り離されず、加工
部材加工が近接している部分の両側を一度に加工するこ
とができる、治具板の表面の傷は付いたとしても極わず
かなために、プレナー加工することにより、何回も再現
てき、加工能力が向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のNCルータの加工装置の平面
図である。
【図2】図1のNCルータの加工装置の側面図である。
【図3】図1のNCルータの加工装置の正面図である。
【図4】図1のNCルータの加工装置の正面拡大図であ
る。
【図5】図1のNCルータの加工装置のセンサ部分の側
面拡大図である。
【図6】本発明の実施例のNCルータの加工方法を実施
する制御装置のブロック図である。
【図7】図6の制御装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図8】本発明の実施例の加工板の平面図である。
【図9】本発明の実施例の加工方法を説明するための図
である。
【図10】加工板をで加工した加工部材の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース台 2 レール 3 テーブル 4 サーボモータ 5 支柱 6 ビーム 7 レール 8 ベアリング 9 横移動体 10 横移動サーボモータ 11 上下サーボモータ 12 上下移動体 13 ヘッド 14 工具交換装置 15 シリンダ 16 センサ 17 制御装置 18 メモリ 19 加工板 20 加工具 21 治具板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 雅司 静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平 安コーポレーション内 (72)発明者 鈴木 伸吉 静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平 安コーポレーション内 Fターム(参考) 3C053 BB02 BB07 BC01 BD05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース台に装着されたレール上を前記ベ
    ース台の端部に装着したサーボモータによって位置決め
    移動され、治具板が吸着されるテーブルと、前記レール
    のほぼ中央の両側に装着された支柱上に前記レールを横
    切るように装着されたビームに沿って移動可能に装着さ
    れた横方向移動体と、前記横方向移動体に上下に移動可
    能に装着された上下移動体に固定された1つ又は複数の
    ヘッドと、前記横方向移動体に装着された前記ヘッドの
    工具を交換する工具交換装置と、前記横方向移動体の上
    部に装着され、前記上下移動体を上下に移動して位置決
    めする上下サーボモータと、前記上下移動体に装着され
    たシリンダと、該シリンダの駆動軸に装着されたセンサ
    と、該センサの出力をメモリに記憶し、前記上下サーボ
    モータ及び前記シリンダに駆動信号を出力する制御装置
    とからなるNCルータであって、前記シリンダを駆動し
    て前記センサを下降させた後、前記上下サーボモータで
    前記センサを下降して、前記テーブル上に載置された加
    工板上の複数点の厚さ及び前記治具板の上面を検出して
    前記メモリに記憶する工程と、前記ヘッドによって加工
    板の不要部分を上面から治具板上面まで除去する工程
    と、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工板からそれ
    ぞれの形状の加工部材を切り取るために、加工部材の周
    囲に切り取り線を治具板面からわずかな厚さを残して加
    工する工程と、前記ヘッドの加工具を交換し、前記メモ
    リに記憶されている前記加工板の上面を基準にして加工
    部材の外周を面取りする工程と、前記ヘッドの加工具を
    交換して前記加工部材の間の切り取り線のわずかな厚さ
    を切り取る工程とからなることを特徴とするNCルータ
    の加工方法。
  2. 【請求項2】 前記加工部材の前記切り取り線を切り取
    った後、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の
    表面に模様加工を施すことを特徴とする請求項1記載の
    NCルータの加工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005647A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 加工方法、及び構造体製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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