JP2003126868A - リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法及び処理装置 - Google Patents

リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法及び処理装置

Info

Publication number
JP2003126868A
JP2003126868A JP2001326556A JP2001326556A JP2003126868A JP 2003126868 A JP2003126868 A JP 2003126868A JP 2001326556 A JP2001326556 A JP 2001326556A JP 2001326556 A JP2001326556 A JP 2001326556A JP 2003126868 A JP2003126868 A JP 2003126868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorine
water
crystallization
phosphate ions
calcium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001326556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4370745B2 (ja
Inventor
Motomu Koizumi
求 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2001326556A priority Critical patent/JP4370745B2/ja
Publication of JP2003126868A publication Critical patent/JP2003126868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4370745B2 publication Critical patent/JP4370745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リン酸イオンを含むフッ素含有水を処理して
フッ素を高度に除去した高水質処理水を得る。 【解決手段】 原水中のリン酸イオンを除去した後、水
溶性カルシウム化合物を添加して、フッ素及び/又はカ
ルシウム含有種晶と接触させる。原水にCa塩を添加し
てリン晶析塔3でリン酸イオンを除去した後、Ca塩を
添加してフッ素晶析塔7でフッ素を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリン酸イオンを含む
フッ素含有水の処理方法及び処理装置に係り、特に、フ
ッ素と共にリン酸イオンを含有する水を晶析法により処
理してフッ素濃度の低い高水質の処理水を得る方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フッ素含有水の処理方法として
は、フッ素含有水にカルシウム化合物を添加して、フッ
素含有水中のフッ素をフッ化カルシウム(CaF)と
して沈殿させて固液分離する凝集沈殿法があるが、凝集
沈殿法は、発生する汚泥量が多く、しかも、汚泥のCa
純度が低いためにCaF含有汚泥の再利用にも適
さないという欠点がある。
【0003】この問題を解決するものとして、フッ素含
有水にカルシウム化合物を添加してフッ素及び/又はカ
ルシウムを含む種晶を充填した晶析塔に通水し、下記反
応により、フッ素含有水中のフッ素をフッ化カルシウム
(CaF)として種晶表面に析出させることにより除
去する晶析法が知られている(特開昭60−20648
5号公報、特開平11−33564号公報)。 Ca2++2F→CaF
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の研究によ
り、晶析法によりフッ素含有水中のフッ素を除去する際
に、リン酸イオンが共存するとフッ素除去効果が低下
し、フッ素濃度の低い高水質の処理水を得ることができ
ないことが判明した。
【0005】従って、本発明は、リン酸イオンを含むフ
ッ素含有水を処理してフッ素を高度に除去した高水質処
理水を得る方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のリン酸イオンを
含むフッ素含有水の処理方法は、リン酸イオンを含むフ
ッ素含有水を処理する方法において、該水中のリン酸イ
オンを除去した後、水溶性カルシウム化合物を添加し
て、フッ素及び/又はカルシウム含有種晶と接触させる
ことを特徴とする。
【0007】本発明のリン酸イオンを含むフッ素含有水
の処理装置は、リン酸イオンを含むフッ素含有水を処理
する装置において、該水中のリン酸イオンを除去する手
段と、リン酸イオンを除去した水が通水される、フッ素
及び/又はカルシウム含有種晶を充填した晶析塔と、該
晶析塔の流入水及び/又は該晶析塔に水溶液カルシウム
化合物を添加する手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0008】晶析法によるフッ素の除去において、リン
酸イオンが阻害因子となる理由の詳細は明らかではない
が、晶析法によるCa2++2F→CaFの反応に
おいて、リン酸イオンが共存すると、 3Ca2++2PO 3−→Ca(PO の反応が生起し、Ca2+を消費することによるものと
考えられる。
【0009】本発明では、このようなフッ素の晶析除去
の阻害因子となるリン酸イオンを予め除去するため、リ
ン酸イオンによる阻害を受けることなく、フッ素を高度
に除去することが可能となる。
【0010】このリン酸イオンは、以下の理由により、
晶析法により除去することが好ましく、また、リン酸イ
オンはその濃度が5mg−PO/L以下となるように
除去することが望ましい。
【0011】即ち、従来、リンの除去方法としては、凝
集沈殿法、吸着法、晶析法などが知られている。本発明
では既知の任意のリン除去方法を採用できるが、このう
ち、凝集沈澱法では、装置が過大となる上に、鉄塩、ア
ルミニウム塩等を用いた凝集沈殿法では大量の汚泥が生
成するという欠点がある。また、カルシウム塩による凝
集沈殿法では、大量のカルシウム塩が必要となる上に、
pHを強アルカリ性にするためにスケール生成の問題や
処理水の中和が必要であるといった欠点がある。また、
吸着法では吸着材の吸着量に限界があり、吸着量が飽和
した時点で吸着材の交換又は再生が必要となる。
【0012】これに対して、晶析法であれば、装置がコ
ンパクトで、しかも、半永久的に連続運転が可能であ
り、汚泥発生量も抑えられるという優れた特長がある。
【0013】晶析法としては、 原水をカルシウム化合物の共存下、種晶と接触させ
ることにより、リン酸イオンとカルシウムイオンとの反
応でリン酸カルシウム、アパタイトの結晶を生成させ、
種晶表面に析出させるリン酸カルシウム晶析法 原水をマグネシウムイオン、アンモニウムイオンの
共存下、種晶と接触させることにより、リン酸イオンと
マグネシウムイオンとアンモニウムイオンとを反応させ
てMAP(マグネシウムアンモニウムホスフェート)を
生成させ、種晶表面に析出させるMAP法 とがあるが、本発明はいずれの方法も採用可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明のリ
ン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法及び処理装置
の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明のリン酸イオンを含むフッ素
含有水の処理装置の実施の形態を示す系統図である。
【0016】原水槽1に導入されたリン酸イオンを含む
フッ素含有水(原水)は、原水ポンプ2により、リン酸
カルシウム晶析法によりリンを除去するリン晶析塔3に
通水される。
【0017】リン晶析塔3に充填する種晶としては、ヒ
ドロキシアパタイト、フルオロアパタイト又はリン酸三
石灰などのリン酸カルシウムを含む結晶種が使用でき、
天然のリン鉱石又は骨炭はこれらのリン酸カルシウムを
主成分としており、結晶種としても適している。また、
砂などの濾材面にリン酸カルシウムを析出させた結晶種
を用いることもできる。結晶種としては反応によって生
成するリン酸カルシウムと同種のリン酸カルシウムを主
成分とするものが望ましい。
【0018】種晶の粒径は小さい方が表面積が大きい分
反応に有利であるが、固液分離性の点からある程度の粒
径は必要であり、実用的には0.1〜1mm程度が良
い。
【0019】リン晶析塔3には、塩化カルシウム(Ca
Cl)、水酸化ナトリウム(Ca(OH))等の水
溶性カルシウム化合物(Ca塩)が添加される。このC
a塩の添加量は原水中のPOに対してCaとして通常
1.0〜2.0当量倍程度であるが、過剰に添加しても
残留するCa塩を後段のフッ素晶析塔7における晶析処
理に利用することができるため、若干の過剰量であって
も良い。
【0020】このリン晶析塔3における処理はpH6〜
9で行うことが好ましく、従って、必要に応じて、原水
に水酸化ナトリウム(NaOH)等のアルカリや塩酸
(HCl)等の酸を添加してpH調整を行う。なお、C
a塩としてCa(OH)を用いた場合には、Ca(O
H)によるpH変動を考慮する必要がある。
【0021】リン晶析塔3の通水方式は、下向流、上向
流のいずれであっても良いが、種晶の固着化現象を防止
するために、上向流通水とし、かつ、種晶を流動させる
通水速度とするのが望ましい。
【0022】リン晶析塔3の通水LVは特に限定しない
が、塔内の種晶の展開率は種晶の固着化現象を防止した
上で高い接触効率を得るために、150〜250%とす
ることが好ましく、従って、このような展開率が得られ
るような通水LVとすることが好ましい。
【0023】このリン晶析塔3の処理水は循環槽4に導
入され、一部がポンプ5によりリン晶析塔3の底部に循
環水として返送され、残部はポンプ6により、フッ素晶
析塔7に送給される。
【0024】リン晶析塔3では、下記反応により原水中
のリン酸イオンがリン酸カルシウムとして、或いはアパ
タイトとして種晶の表面に析出し、リン酸イオンが除去
されるが、本発明においては、このようにして、フッ素
の晶析除去に先立ちリン酸イオンを除去することによ
り、水中のリン酸イオン濃度が5mg−PO/L以下
となるようにリン酸イオンを除去することが好ましい。
リン酸イオン除去後のリン酸イオン濃度が5mg−PO
/Lを超えると、リン酸イオンを除去したことによる
フッ素の晶析除去効率の改善効果を得ることができず、
低フッ素濃度の処理水を得ることができない場合があ
る。 5Ca2++3HPO 2−+4OH→Ca(PO
OH+3H
【0025】このようにしてリン酸イオンが除去された
水は、次いでフッ素晶析塔7に通水されてフッ素が晶析
除去される。
【0026】フッ素晶析塔7に充填する種晶としては、
フッ素及び/又はカルシウムを含有する粒子を用いるこ
とができ、例えばホタル石、リン鉱石、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、フッ化カルシウム、鉱滓スラグ等
が挙げられる。これらの粒子の粒径には特に制限はない
が、展開性、流動性、取り扱い性、接触効率等の面から
0.05〜0.5mmであることが好ましい。
【0027】フッ素晶析塔7には、塩化カルシウム(C
aCl)、水酸化ナトリウム(Ca(OH))等の
Ca塩が添加される。このCa塩の添加量は、フッ素晶
析塔7の流入水中のフッ素濃度の理論量、即ち流入水の
フッ素濃度の1/2モル倍以上であることが好ましく、
一般的には、Ca/F濃度比で1.1〜1.6となるよ
うに添加するのが好ましい。なお、リン晶析塔3の流出
水中に、Ca塩が残留する場合は、この残留Ca塩量を
考慮してCa塩添加量が決定される。
【0028】このフッ素晶析塔7における処理はpH4
〜9で行うことが好ましく、従って、必要に応じて、フ
ッ素晶析塔7の流入水に水酸化ナトリウム(NaOH)
等のアルカリや塩酸(HCl)等の酸を添加してpH調
整を行う。なお、Ca塩としてCa(OH)を用いた
場合には、Ca(OH)によるpH変動を考慮する必
要がある。
【0029】フッ素晶析塔7の通水方式は、下向流、上
向流のいずれであっても良いが、種晶の固着化現象を防
止するために、上向流通水とし、かつ、種晶を流動させ
る通水速度とするのが望ましい。
【0030】フッ素晶析塔7の通水LVは特に限定しな
いが、塔内の種晶の展開率は種晶の固着化現象を防止し
た上で高い接触効率を得るために、140〜250%と
することが好ましく、従って、このような展開率が得ら
れるような通水LVとすることが好ましい。
【0031】このフッ素晶析塔7でフッ素が晶析除去さ
れた処理水は循環槽8に導入され、一部がポンプ9によ
りフッ素晶析塔7の底部に循環水として返送され、残部
は処理水として系外へ排出される。
【0032】この処理水は、砂濾過塔や限外濾過(U
F)膜分離装置、精密濾過(MF)膜分離装置等で濾過
した後、循環水としても良い。
【0033】本発明において、処理対象とされるリン酸
イオンを含むフッ素含有水は、電子産業プロセス排水等
のリン酸イオンとフッ素を含有する水であり、更にアン
モニウムイオン(NH )等のフッ素以外の成分が含
有されていても良い。原水中のフッ素イオン、リン酸イ
オン及びアンモニウムイオン濃度は、各々500mg/
L以下、例えば100〜500mg/Lであることが好
ましい。
【0034】なお、図1は、本発明の実施の形態の一例
を示すものであって、本発明はその要旨を超えない限
り、何ら図示の方法及び装置に限定されるものではな
い。
【0035】例えば、図1では、原水中のリン酸イオン
をリン酸カルシウム晶析法により除去しているが、これ
に限らず、前述のMAP法であっても良い。また、リン
酸イオンは凝集沈殿法、或いは、この場合において、沈
殿槽の代りにUF膜又はMF膜といった除濁膜を用いる
方法で除去しても良いが、前述の如く、装置及び発生汚
泥量の面で、晶析法により除去することが好ましい。ま
た、晶析法を採用する場合、残留Ca塩を後段のフッ素
晶析塔で利用することができ、このフッ素の晶析除去の
ためのCa塩添加量を削減できる点からリン酸カルシウ
ム晶析法が好ましい。同様の理由から、凝集沈殿又は凝
集除濁膜法を採用する場合にはCa塩添加による方法で
あれば、残留Ca塩をフッ素の晶析除去において有効利
用することが考えられるが、Ca塩添加による凝集法で
は、フッ素も除去されてしまい効率が悪いことから、塩
化第二鉄等の鉄塩を用いる方法が好ましい。
【0036】また、リン晶析塔やフッ素晶析塔の前段に
は必要に応じてpH調整槽を設けても良く、各晶析塔は
複数個を多段に設けても良い。
【0037】また、図1の装置では、Ca塩が晶析塔の
下部に添加されるが、Ca塩は晶析塔の入口部分で被処
理水の導入配管に添加し、被処理水と共に晶析塔に流入
させるようにしても良い。また、Ca塩は、この導入配
管と晶析塔の下部との2箇所で添加しても良く、晶析塔
の高さ方向の異なる位置の複数箇所で添加しても良い。
また、晶析塔を多段に設ける場合、各塔毎にCa塩を添
加する方法を採用しても良い。いずれの場合であって
も、ポンプでの結晶の析出を防止するために、ポンプの
下流側で添加することが望ましい。
【0038】更に、フッ素晶析塔の流出水は、フッ素吸
着樹脂を充填した吸着塔に通水して高度処理を行っても
良い。
【0039】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
【0040】実施例1 F:200mg/L,NH:120mg/Lの水にP
:50mg/Lを添加して調製した水を原水とし
て、図1の装置により処理を行った。この原水のpHは
7.0〜7.3で水温は22〜24℃である。
【0041】リン晶析塔及びフッ素晶析塔の仕様は下記
の通りである。 [リン晶析塔]30mmφ,2000mmHのカラムに
粒径0.2〜0.4mmのリン鉱石を0.5L充填した
もの [フッ素晶析塔]30mmφ,2000mmHのカラム
に粒径0.3〜0.5mmのホタル石を0.5L充填し
たもの
【0042】原水にHSOを添加してpH6.5〜
6.7に調整した後、6L/hrでリン晶析塔に上向流
で通水し、処理水のうちの一部15L/hrをリン晶析
塔の底部に循環した。リン晶析塔の下部にはカルシウム
塩としてCaClを原水中のPOに対してCa換算
で表1に示す割合となるように添加した。リン晶析塔内
の種晶の展開率は約180%であった。
【0043】リン晶析塔の処理水は、次いでNaOHを
添加してpH6.5〜7.0に調整して6L/hrでフ
ッ素晶析塔に上向流で通水し、処理水のうちの一部24
L/hrをフッ素晶析塔の底部に循環した。フッ素晶析
塔の下部にはカルシウム塩としてCaClを原水中の
Fに対してCa換算で1.4倍となるように添加した。
フッ素晶析塔内の種晶の展開率は約150%であった。
【0044】その結果、リン晶析塔の処理水の水質及び
フッ素晶析塔の処理水のフッ素濃度は表1に示す通りで
あった。
【0045】
【表1】
【0046】なお、POを添加せずに、F:200m
g/L,NH4:120mg/Lの水を直接フッ素晶析
塔に上記と同様の条件で通水して処理することにより得
られた処理水のフッ素濃度は8〜10mg/Lであっ
た。
【0047】以上の結果から、リン酸イオンを含むフッ
素含有水を処理するに当たり、予めリン酸イオンを5m
g−PO/L以下に除去しておくことにより、リン酸
イオンによるフッ素の晶析反応阻害を防止して、フッ素
を高度に除去することができることがわかる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のリン酸イオ
ンを含むフッ素含有水の処理方法及び処理装置によれ
ば、リン酸イオンを含むフッ素含有水を処理してフッ素
濃度の低い高水質の処理水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリン酸イオンを含むフッ素含有水の処
理装置の実施の形態を示す系統図である。
【符号の説明】
1 原水槽 3 リン晶析塔 4,8 循環槽 7 フッ素晶析塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 9/02 603 B01D 9/02 603A 608 608A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リン酸イオンを含むフッ素含有水を処理
    する方法において、該水中のリン酸イオンを除去した
    後、水溶性カルシウム化合物を添加して、フッ素及び/
    又はカルシウム含有種晶と接触させることを特徴とする
    リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該水中のリン酸イオ
    ンを晶析法により除去することを特徴とするリン酸イオ
    ンを含むフッ素含有水の処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該水のリン酸
    イオン濃度が5mg−PO/L以下となるようにリン
    酸イオンを除去することを特徴とするリン酸イオンを含
    むフッ素含有水の処理方法。
  4. 【請求項4】 リン酸イオンを含むフッ素含有水を処理
    する装置において、該水中のリン酸イオンを除去する手
    段と、 リン酸イオンを除去した水が通水される、フッ素及び/
    又はカルシウム含有種晶を充填した晶析塔と、 該晶析塔の流入水及び/又は該晶析塔に水溶液カルシウ
    ム化合物を添加する手段とを備えてなることを特徴とす
    るリン酸イオンを含むフッ素含有水の処理装置。
JP2001326556A 2001-10-24 2001-10-24 リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法 Expired - Fee Related JP4370745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326556A JP4370745B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326556A JP4370745B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003126868A true JP2003126868A (ja) 2003-05-07
JP4370745B2 JP4370745B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=19142916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001326556A Expired - Fee Related JP4370745B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4370745B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167631A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Kurita Water Ind Ltd リン酸を含むフッ素含有排水の処理方法及び処理装置
JP2007021292A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Hitachi Plant Technologies Ltd リン酸と亜鉛を含有する廃水の処理方法
JP2007098325A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Kurita Water Ind Ltd フッ素含有水の処理方法および装置
CN110563198A (zh) * 2019-09-04 2019-12-13 广西长润环境工程有限公司 一种化肥废水处理方法及处理设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167631A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Kurita Water Ind Ltd リン酸を含むフッ素含有排水の処理方法及び処理装置
JP4631425B2 (ja) * 2004-12-16 2011-02-16 栗田工業株式会社 リン酸を含むフッ素含有排水の処理方法及び処理装置
JP2007021292A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Hitachi Plant Technologies Ltd リン酸と亜鉛を含有する廃水の処理方法
JP4591695B2 (ja) * 2005-07-12 2010-12-01 株式会社日立プラントテクノロジー リン酸と亜鉛を含有する廃水の処理方法
JP2007098325A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Kurita Water Ind Ltd フッ素含有水の処理方法および装置
CN110563198A (zh) * 2019-09-04 2019-12-13 广西长润环境工程有限公司 一种化肥废水处理方法及处理设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4370745B2 (ja) 2009-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4650384B2 (ja) フッ素含有排水の処理方法
JPH03118897A (ja) フッ化物含有水の処理方法
JP3112613B2 (ja) フッ素・リン含有排水の処理方法
JP4370745B2 (ja) リン酸イオンを含むフッ素含有水の処理方法
JP2004122059A (ja) フッ素含有水の処理方法
JP2010017631A (ja) リン酸含有水の処理方法及び処理装置
JP4543482B2 (ja) フッ素含有水の処理方法
JP4139600B2 (ja) フッ素を含む排水の処理方法
JP4669625B2 (ja) 晶析反応成分回収手段を備えた晶析反応装置
JP2002292201A (ja) 処理水の蒸発濃縮手段を備えた晶析反応装置
JPS6097090A (ja) フツ化物および硫酸イオン含有水の処理方法
JP3697800B2 (ja) 排水の処理方法
JPH01304096A (ja) 水の処理方法
JP3622407B2 (ja) 水処理方法
JP4487492B2 (ja) フッ素含有排水の処理方法
JP2003071470A (ja) フッ素含有水の処理方法及び処理装置
JP2010017632A (ja) リン酸含有水の処理方法及び処理装置
JP2002292202A5 (ja)
JP2002035766A (ja) 排水中のフッ素、リンの除去方法
JP3888534B2 (ja) フッ素含有排水の処理方法
JPS59169595A (ja) 水の処理方法
JP4378906B2 (ja) フッ素含有水の処理方法及び処理装置
JPS5943238B2 (ja) リン酸塩を含む水の処理方法
JPS646831B2 (ja)
JP4139599B2 (ja) フッ素およびリンを含む排水の晶析処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140911

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees