JP2003126629A - セラミックハニカムフィルタ - Google Patents
セラミックハニカムフィルタInfo
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- JP2003126629A JP2003126629A JP2001331421A JP2001331421A JP2003126629A JP 2003126629 A JP2003126629 A JP 2003126629A JP 2001331421 A JP2001331421 A JP 2001331421A JP 2001331421 A JP2001331421 A JP 2001331421A JP 2003126629 A JP2003126629 A JP 2003126629A
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Abstract
圧力損失の特性を有するセラミックハニカムフィルタを
提供することにある 【解決手段】 セラミックハニカム構造体の所定の流路
端部を目封止し、該流路を区画する多孔質の隔壁に排気
ガスを通過せしめることにより、排気ガス中に含まれる
微粒子を除去するセラミックハニカムフィルタにおい
て、外周壁近傍の流路が両端部において目封止材で目封
止され、前記目封止材のフィルタ端面からの長さがセラ
ミックハニカムフィルタの全長の8.2%以下であり、
且つ、前記両端が目封止されている流路は、ハニカムフ
ィルタ端面の外周壁からハニカムフィルタ端面の中心に
向かって、最大5×(隔壁ピッチ)の長さの範囲に存在
する流路であることとする。
Description
ルエンジンから排出される排気ガスから微粒子を取り除
くセラミックハニカム構造体に関するものである。
車などのエンジンから排出される排気ガスに含まれる有
害物質の削減が求められ、特に最近は、デイーゼルエン
ジンからの排気ガス中に含まれる微粒子を除去するため
に、ハニカム構造体の所定の貫通孔端部を排気ガスの流
入側または流出側で交互に目封止したハニカム構造体か
らなるセラミックハニカムフィルタが使用されている。
粒子を捕捉するセラミックハニカムフィルタの使用例の
一例を示す要部の模式断面概略図である。通常セラミッ
クハニカムフィルタ11の端面外周の形状は略円形状
で、その外周壁11aとこの外周壁11aの内周側に各
々直交する隔壁11bにより形成された複数の流路11
cを有し、この流路11cの両端部が交互に流入側封止
材1a、流出側封止材1bで封止されている。このセラ
ミックハニカムフィルタ11は、図1に示すように金属
製収納容器12内に、支持部材14を介して圧着把持さ
れ、また、支持部材13を介して貫通孔方向に挟持さ
れ、収納されている。ここで、支持部材は一般に金属メ
ッシュ或いはセラミックス製のマットで形成されるが、
使用条件に応じて併用される。このような構造のセラミ
ックハニカムフィルタでの排気ガス浄化作用は以下の通
り行われる。先ず、流入側排気ガス2aは収納容器12
に収納されたセラミックハニカムフィルタ11の流入側
端面の開口している流路11cから流入し、矢印で示す
ように、隔壁11bを通過し流出側排気ガス2bとして
排気される。流入側排気ガス2aが隔壁11bを通過す
る際に、流入側排気ガス2aに含まれる微粒子は、隔壁
11bに捕捉され、浄化された排気ガスが流出側排気ガ
ス2bとして、大気中に放出される。隔壁11bに捕捉
された微粒子は一定量以上になるとフィルタの目詰まり
が発生するため、バーナーや電気ヒーターにより燃焼さ
せ、フィルタの再生が行われる。
製収納容器内に収納するための支持部材からの締め付け
圧力により生じる、セラミックハニカムフィルの欠けや
割れの問題を解決するため、特公平1−47206号公
報では、支持部材が当接する位置のセラミックハニカム
フィルタの外周縁部の流体通路を充填材で充填したり、
開口端面部を充填材で充填することによって、強度を改
善したセラミックハニカムフィルタが開示されている。
また、特公昭63−2887号公報では、開口端部にお
ける所定の位置の貫通孔を特定のセラミック材料で封止
し、かつ外周壁近傍の開口端面の貫通孔を少なくとも一
方の端面で封止する開口端面封止方法が開示されてい
る。
器12から微粒子の燃焼熱の放散を防ぎ、フィルタ再生
を良好に行わせる目的で、実開昭60−159813号
公報、実開昭62−105320号公報、実開昭63−
28820号公報、実開昭64−12614号公報、特
開平5−118211号公報には、外周部に存在する各
流路の両端部を目封止材により目封じし、該流路を保温
空間とする技術が開示されている。
来の技術に開示されている開口端面封止方法では、以下
に示すような問題点があった。特公平1−47206号
公報では、支持部材が当接する位置のセラミックハニカ
ムフィルタ外周縁部の流体通路を充填材で充填している
ことから、セラミックハニカムフィルタの外周縁部の熱
伝導性が良好となるが、外周壁は支持部材を介して金属
製容器と接触し冷却されやすい構造となっているため、
排気ガス中の微粒子を燃焼させる際に、充填材、外周壁
を介して燃焼熱が金属製容器へ伝わりやすく、フィルタ
中心部と外周部の温度勾配が過度に大きくなって熱歪に
よりフィルタの割れを招いたり、外周部での微粒子の燃
焼除去が不完全となり耐久性や実用性の観点から好まし
くなかった。また、特公昭63−28875号公報で
は、外周部強化のため外周壁近傍の開口端面を封止して
いる目封止材の長さが、第4図によればハニカム構造体
の全長の約10%であり、また実施例でも全長152m
mのハニカム構造体に対して、目封止部の長さは15〜
25mm(全長対比9.9%〜16.4%)であり、封止
部の長さが全長に対して相対的に長いことから、排気ガ
ス中の微粒子を燃焼させる際の燃焼熱がこの封止部を介
して金属製容器へ放散され易くなるため、フィルタ中心
部と外周部の温度勾配が過度に大きくなって熱歪により
フィルタの割れを招いたり、外周部での微粒子の燃焼除
去が不完全となり耐久性や実用性の観点から好ましくな
かった。また、実開昭60−159813号公報、実開
昭62−105320号公報、実開昭63−28820
号公報、実開昭64−12614号公報に記載されてい
る外周部に存在する各流路の両端部を目封止材により目
封じし、該流路を保温空間とする技術では、目封止材の
長さについては何ら記載がないことから、特公昭63−
28875公報と同様に、排気ガス中の微粒子を燃焼さ
せる際の熱エネルギーが目封止部を介して金属製容器へ
放散され易くなり、フィルタの割れを招いたり、外周部
での微粒子の燃焼除去が不完全となる場合があった。ま
た、外周近くで両端が目封止された流路の数について
は、何ら記載がないことから、フィルタ機能を有する流
路が実質的に減少し、フィルタの圧力損失が上昇するた
め、エンジン性能が低下するという問題の発生すること
もあった。また、特開平5−118211号公報に記載
されている、両端を目封止された断熱部の断面積の全断
面積に対する割合を示す栓詰率を10〜20%としたフ
ィルタでは、確かにフィルタ外周部からの金属製容器へ
の熱拡散を防止でき、微粒子を効率よく燃焼除去できる
ものの、栓詰率が10〜20%と高いことから、フィル
タ機能を有する流路が実質的に減少し、フィルタの圧力
損失が上昇するため、エンジン性能が低下するという問
題があった。以上のように従来の技術では、外周壁近傍
における両端が目封止された流路の断熱特性を利用して
いるが、再生時の微粒子除去が高効率で行え、しかも低
圧力損失という、二つの特性を両立させたフィルタを得
ることは、困難であった。
たもので、再生時の微粒子除去が高効率で行え、低圧力
損失の特性を有するセラミックハニカムフィルタを提供
することにある。
クハニカムフィルタの外周壁近傍の流路の断熱性及び隔
壁の微粒子捕集特性に注目し、鋭意検討した結果、上記
課題が解決できるとの知見を得、本発明に想到した。す
なわち、本発明のセラミックハニカムフィルタは、セラ
ミックハニカム構造体の所定の流路端部を目封止し、該
流路を区画する多孔質の隔壁に排気ガスを通過せしめる
ことにより、排気ガス中に含まれる微粒子を除去するセ
ラミックハニカムフィルタにおいて、外周壁近傍の流路
が両端部において目封止材で目封止され、前記目封止材
のフィルタ端面からの長さがセラミックハニカムフィル
タの全長の8.2%以下であり、且つ、前記両端が目封
止されている流路は、ハニカムフィルタ端面の外周壁か
らハニカムフィルタ端面の中心に向かって、最大5×
(隔壁ピッチ)の長さの範囲に存在する流路であること
を特徴とする。このとき、前記外周壁近傍の流路を両端
部で目封止した目封止材の端面からの長さはセラミック
ハニカムフィルタの全長の3.3%以下であることが好
適である。また、前記両端が目封止されている外周壁近
傍の流路は、ハニカムフィルタ端面の外周壁からハニカ
ムフィルタ端面の中心に向かって、最大3×(隔壁ピッ
チ)の長さの範囲に存在する流路であることが好適であ
る。また、前記セラミックハニカムフィルタの外周壁
は、厚さが0.3〜2.0mmであり、コージェライト
粒子と、それらの間に存在するコロイダルシリカとから
構成されていることが好適である。
発明のセラミックハニカムフィルタは、外周壁近傍の流
路が両端部において目封止材で目封止され、前記目封止
材の端面からの長さをセラミックハニカムフィルタの全
長の8.2%以下、且つ、前記両端が目封止されている
流路は、ハニカムフィルタ端面の外周壁からハニカムフ
ィルタ端面の中心に向かって、最大5×(隔壁ピッチ)
の長さの範囲に存在する流路としている。このため、フ
ィルタ外周壁から金属製容器の熱放散がなく、捕集され
た微粒子を効率よく燃焼除去でき、フィルタ再生率に優
れている。更に、フィルタの圧力損失を最小限に押さえ
ることができ、エンジン性能の低下を招くこともない。
すなわち、流路の両端部を目封止している目封止材の端
面の長さをフィルタ全長の8.2%以下としていること
から、微粒子燃焼時の燃焼熱の目封止材を介しての金属
製容器へ放散が無視できる程度に押さえることが可能に
なる。ここで目封止材の端面の長さがフィルタ全長の
8.2%を越えると、微粒子燃焼時の燃焼熱の目封止材
を介しての金属製容器へ放散が無視できなくなり、捕集
された微粒子をの燃え残りが生じ、フィルタ再生率が低
下する。また、両端が目封止されている流路が、ハニカ
ムフィルタ端面の外周壁からハニカムフィルタ端面の中
心に向かって、最大5×(隔壁ピッチ)の長さの範囲に
存在する流路としていることから、フィルタの圧力損失
を最小限に押さえることができる。ここで両端が目封止
されている流路が、ハニカムフィルタ端面の外周壁から
ハニカムフィルタ端面の中心に向かって、最大5×(隔
壁ピッチ)の長さの範囲を越えると、相対的にフィルタ
機能を有する隔壁の割合が少なくなることから、フィル
タの圧力損失が上昇するため、エンジンの排圧が上昇
し、エンジン性能の低下を招く。
止した目封止材の端面からの長さがセラミックハニカム
フィルタの全長の3.3%以下とすることにより、外周
部近傍の流路が断熱空気層として働く効果が大きくな
り、フィルタ外周壁から金属製容器の熱放散が更に少な
くなり、捕集された微粒子を効率よく燃焼除去でき、フ
ィルタ再生率が更に優れるようになる。
近傍の流路を、ハニカムフィルタ端面の外周壁からハニ
カムフィルタ端面の中心に向かって、最大3×(隔壁ピ
ッチ)の範囲に存在する流路であるとすることにより、
フィルタの圧力損失を更に低減できるため、エンジンの
排圧が低下し、エンジン性能が更に向上する。
壁が、厚さが0.3〜2.0mmであり、コージェライ
ト粒子と、それらの間に存在するコロイダルシリカとか
ら構成されていることが好適であるのは、該外周壁にお
いて、両端面を目封止された外周壁近傍の流路の断熱効
果がいっそう有効になるからである。外周壁の厚さは、
厚い方が断熱性からは好ましいが、2.0mmを越える
と、フィルタに熱衝撃が加わった際に外周壁の割れが発
生しやすなり、また0.3mm未満では、断熱効果は得
られないことから、0.3〜2mmの範囲が好ましい。
また、外周壁がコージェライト粒子と、それらの間に存
在するコロイダルシリカとから構成されていると、外周
壁がコージェライトセラミックス単独で構成されている
場合に比べて、外周壁内におけるコージェライトの連続
性が損なわれるため、熱が伝わりにくく、外周壁での断
熱効果が更に改善されるからである。ここで、コージェ
ライト粒子を使用するのは、熱膨張係数が小さく、耐熱
衝撃に有利なためであり、一般に50μm以下の平均粒
径を有する焼成粉末である。またコロイダルシリカを使
用するのはコージェライト粒子を結合して耐熱性を有す
る外周壁を形成するためである。外周壁には上記コージ
ェライト粒子とコロイダルシリカ以外にも、耐熱性や強
度を損なわない範囲で、セラミックファイバー、水ガラ
ス、アルミナセメント、コロイダルアルミナ等を適宜添
加しても良い。
説明する。図2に本発明によるセラミックハニカムフィ
ルタの端面の模式図を示す。また、図3に本発明による
セラミックハニカムフィルタの流路方向の断面模式図を
示す。仮想線15は外周壁に対して端面中心に向かって
2×(隔壁ピッチ)の長さだけ小さい輪郭を示し、仮想
線15と外周壁との間に存在する流路は両端で目封止さ
れている。ここで、目封止材の流路への充填は、公知の
技術、例えば、目封止材スラリーを準備した後、ハニカ
ム構造体の流路における一端側の所定の開口端部を樹脂
製マスクにより閉塞し、当該ハニカム構造体の一端側に
所定の深さが得られるようにスラリーを浸積し、スラリ
ーが乾燥した後に、樹脂製マスクを除去し、さらに目封
止材の焼成を行うことにより行われる。ここで本発明の
実施の形態は図2乃至3の形状に限定されるものでな
く、例えば、両端部で目封止された流路の目封止長さ
が、セラミックハニカムフィルタの全長の8.2%を越
えない範囲で、且つ、前記両端が目封止されている流路
は、ハニカムフィルタ端面の外周壁からハニカムフィル
タ端面の中心に向かって、最大5×(隔壁ピッチ)の長
さの範囲に存在する流路であれば、図4に示す他の発明
例の形状でも、外周壁近傍で両端を目封止された流路が
断熱空気層として働くため、フィルタ外周壁から金属製
容器の熱放散がなく、捕集された微粒子を効率よく燃焼
除去できると共に、フィルタの圧力損失を最小限に押さ
えることができるため、エンジン性能の低下を防ぐこと
ができる。
タを構成する材料としては、本発明が主としてディーゼ
ルエンジンから排出される排ガスを対象とするため、耐
熱性の良い材料を使用することが好ましい。このためコ
ージェライト、ムライト、アルミナ、窒化珪素、炭化珪
素、LAS等を主結晶相とするセラミック材料を用いるこ
とが好ましいが、中でもコージェライトを主結晶相とす
るセラミックハニカムフィルタは、安価で耐熱性に優
れ、化学的にも安定なため最も好ましい。
は従来技術で示したように交互再生方式に適用できるの
は勿論のこと、貴金属触媒との組合せにより微粒子を連
続的に燃焼させる、連続再生式のセラミックハニカムフ
ィルタに適用できることは言うまでもない。
合、混練し、公知の押出成形法によりハニカム構造体を
成形した後、1400℃で焼成を行い、外径267m
m、長さ305mm、隔壁の厚さが0.3mm、隔壁の
ピッチが1.47mm、外周壁の厚さが1.5mmであ
るコージェライト質セラミックハニカム焼成体を得た。
次いで、セラミックハニカム構造体の流路端部を交互に
目封止がなされると共に、外周壁近傍の流路に対しては
両端部が目封止されるように公知の技術により、コージ
ェライト化原料からなる目封止材スラリーを充填した
後、目封止材スラリーの乾燥、焼成を行い、各種コージ
ェライト質セラミックハニカムフィルタを得た。この
際、外周部近傍の両端を目封止された目封止材の各種長
さ及び端面における各種範囲が得られるよう目封止スラ
リーの充填条件を調整した。これらのセラミックハニカ
ムフィルタに対して、ディーゼルエンジンから排出され
る微粒子を捕捉させた後、微粒子を燃焼除去した後の質
量再生率及び、圧力損失の評価を行った。結果を表1に
示す。表1において、両端部目封止部の目封止長さ比と
は、(外周壁近傍の流路を両端部で目封止した目封止材
の端面からの長さ)×100/(フィルタの全長)のこ
とであり、本実施例ではフィルタ全長は305mmであ
る。また端面における両端目封止部の範囲とは、両端が
目封止された流路の存在する範囲を、端面における外周
壁からの中心に向かう長さで示したものである。
の燃え残り量)×100/(捕捉量)(%)のことを示
す。試験結果は、質量再生率が80%以上の場合を合格
(○)とし、更に90%以上の好ましい場合を(◎)と
し、80%未満の場合を不合格(×)で示した。一方、
圧力損失は、圧力損失テストスタンドにて、空気流量
7.5Nm3/minの時のハニカムフィルタ流入前と
流出後の圧力損失で評価を行い、250mmAq以下の
圧力損失であれば合格(○)とし、更に好ましい200
mmAq以下の場合は(◎)で、250mmAqを超え
る圧力損失であれば不合格とし(×)で示した。そし
て、総合判定として、質量再生率、圧力損失のいずれも
合格であるものを(○)、そのうち両者とも(◎)であ
るものを(◎)、いずれかに(×)があるものを(×)
で評価した。
は、本発明例であり、外周部近傍の流路を両端部で目封
止した目封止材の長さがセラミックハニカムフィルタ全
長の8.2%以下であり、両端が目封止されている外周
壁近傍の流路が、ハニカムフィルタ端面の外周壁から端
面の中心に向かって最大5×(隔壁ピッチ)の範囲内に
あることから、質量再生率、圧力損失とも(○)或いは
(◎)で合格し、総合判定はいずれも合格であった。特
に、試験NO.4は、外周部近傍の流路を両端部で目封
止した目封止材の長さがセラミックハニカムフィルタ全
長の3.3%以下であり、両端が目封止されている外周
壁近傍の流路が、ハニカムフィルタ端面の外周壁から端
面の中心に向かって最大3×(隔壁ピッチ)の範囲のよ
り好ましい範囲であることから、質量再生率、圧力損失
とも(◎)判定で、総合判定(◎)であった。試験N
O.6〜8は、本発明の比較例であり、外周部近傍の流
路を両端部で目封止した目封止材の長さがセラミックハ
ニカムフィルタ全長の8.2%を超えていることから、
微粒子燃焼時に、この目封止材を介しての燃焼熱の放散
が大きくなり、質量再生率の判定が不合格(×)とな
り、総合判定は(×)であった。また、試験NO.9は
本発明の比較例で、両端が目封止されている外周壁近傍
の流路が、ハニカムフィルタ端面の外周壁から端面の中
心に向かって最大5×(隔壁ピッチ)の範囲を超えた領
域にも存在することから、外周壁近傍の両端を目封止さ
れた流路による断熱効果が大きくなり、質量再生率の判
定は(◎)であったが、フィルタ機能を有する流路の数
が実質的に減少することから、圧力損失の判定が不合格
(×)となり、総合判定は不合格(×)であった。更
に、試験NO.10は、本発明の比較例で、外周壁近傍
に両端部を目封止された流路のないフィルタの例である
が、外周壁近傍の流路による断熱効果が得られないた
め、質量再生率の判定が不合格(×)となり、総合判定
は不合格(×)であった。
り、コージェライト化原料を混合、混練し、公知の押出
成形法によりハニカム構造体を成形した後、両端部の所
定の流路に目封止を行い、1400℃で焼成を行い、セ
ラミックハニカム焼成体を得た。その後、この焼成体の
周縁部を加工により除去し、加工後の外周面に、平均粒
径15μmのコージェライト骨材100質量部に対して
コロイダルシリカを10質量部加え、更にバインダー、
水などを加えて調整したコージェライト質スラリーを塗
布して外周壁を形成した。その後、外周壁の乾燥、焼成
を行い、外径267mm、長さ305mm、隔壁の厚さ
が0.3mm、隔壁のピッチが1.47mm、外周壁の
厚さが1.5mmである、表1の試験NO.11、12
に示すコージェライト質セラミックハニカムフィルタを
得た。これらに対して実施例1と同様の、質量再生率、
圧力損失の評価を行った結果を、表1に示す。試験N
O.11、12は、本発明例であり、外周部近傍の流路
を両端部で目封止した目封止材の長さがセラミックハニ
カムフィルタ全長の8.2%以下であり、両端が目封止
されている外周壁近傍の流路が、ハニカムフィルタ端面
の外周壁から端面の中心に向かって最大5×(隔壁ピッ
チ)の範囲内にあることから、質量再生率、圧力損失と
も(○)或いは(◎)で合格し、総合判定はいずれも合
格であった。
施例1〜2をもとに説明したが、本発明は上記発明例に
限定されず、技術思想の範囲で応用可能である。例え
ば、セラミックハニカム構造体の外周形状は、円形でな
くとも、楕円など他の形状にも適用可能である。
ミックハニカムフィルタは、フィルタの外周壁近傍に両
端を目封止材で目封止した流路を設けており、しかもこ
の目封止材の長さ、端面における存在する範囲を詳細に
規定しているため、フィルタ外周部からの放熱がほとん
どなく、捕集された微粒子を効率よく燃焼除去でき、フ
ィルタの再生特性が優れている。更に、フィルタの圧力
損失を最小限に押さえることができ、エンジン性能の低
下を防ぐことができる。
面模式図である。
端面の正面図である。
模式概略断面図である。
の模式概略断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミックハニカム構造体の所定の流路
端部を目封止し、該流路を区画する多孔質の隔壁に排気
ガスを通過せしめることにより、排気ガス中に含まれる
微粒子を除去するセラミックハニカムフィルタにおい
て、外周壁近傍の流路が両端部において目封止材で目封
止され、前記目封止材のフィルタ端面からの長さがセラ
ミックハニカムフィルタの全長の8.2%以下であり、
且つ、前記両端が目封止されている流路は、ハニカムフ
ィルタ端面の外周壁からハニカムフィルタ端面の中心に
向かって、最大5×(隔壁ピッチ)の長さの範囲に存在
する流路であることを特徴とするセラミックハニカムフ
ィルタ。 - 【請求項2】 前記外周壁近傍の流路を両端部で目封止
した目封止材の端面からの長さがセラミックハニカムフ
ィルタの全長の3.3%以下であることを特徴とする請
求項1に記載のセラミックハニカムフィルタ。 - 【請求項3】 前記両端が目封止されている外周壁近傍
の流路は、ハニカムフィルタ端面の外周壁からハニカム
フィルタ端面の中心に向かって、最大3×(隔壁ピッ
チ)の長さの範囲に存在する流路であることを特徴とす
る請求項1乃至2に記載のセラミックハニカムフィル
タ。 - 【請求項4】 前記セラミックハニカムフィルタの外周
壁は、厚さが0.3〜2.0mmであり、コージェライ
ト粒子と、それらの間に存在するコロイダルシリカとか
ら構成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載
のセラミックハニカムフィルタ。
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