JP2003126000A - 食器洗浄機及び食器洗浄方法 - Google Patents

食器洗浄機及び食器洗浄方法

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JP2003126000A
JP2003126000A JP2001323612A JP2001323612A JP2003126000A JP 2003126000 A JP2003126000 A JP 2003126000A JP 2001323612 A JP2001323612 A JP 2001323612A JP 2001323612 A JP2001323612 A JP 2001323612A JP 2003126000 A JP2003126000 A JP 2003126000A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の大量の食器、特にグラス、シルバー
を、一般の食器も含めて、きれいに、効率良く、仕上げ
に手間と時間をかけることなく、一台の食器洗浄機によ
り洗浄することができるようにし、洗浄のコストダウン
を図ることができるようにする。 【解決手段】 前洗浄ゾーン、本洗浄ゾーン、すすぎゾ
ーン、及び乾燥ゾーンを順次に通過させ食器を洗浄する
食器洗浄機及び食器洗浄方法であって、食器の種類に応
じて、すすぎゾーンのすすぎ水として軟水又は純水を切
換えて使用する。また、給水の加熱、前洗浄のオンオ
フ、コンベアの移動速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラス、シルバ
ー、その他一般食器などの、食器を洗浄するための食器
洗浄機及び食器洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】限られた時間の中で大量の食器を、例え
ばホテル、レストランなどにおいて洗うためには、いわ
ゆるコンベアタイプの食器洗浄機が用いられている。こ
の食器洗浄機の典型例においては、食器の洗浄は、食器
を収容したラックをコンベアに載せ、前洗浄ゾーン、本
洗浄ゾーン、すすぎゾーン、そして乾燥ゾーンを順次に
通過させることにより行われる。
【0003】食器の種類は大別して、グラス、シルバ
ー、及びその他の一般食器に分けられる。通常これらの
食器の洗浄は、一台の食器洗浄機により、異種類の食器
を同じラック内に混在させ、あるいは種類毎にラックを
分けて行われる。そして食器の汚れの程度などに応じ
て、適宜に洗浄水の温度、洗剤の種類及び量、洗浄の時
間などが調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
とおりの形態の従来の食器洗浄機及び洗浄方法には、次
のとおりの解決すべき問題がある。
【0005】(1)洗浄結果:食器は、一台の食器洗浄
機により、数種類が一つのラックに混在され、あるいは
ラック毎に同じ種類にまとめられ、コンベアにより移動
させて順次に洗浄されるので、前洗浄で落とされる食べ
物の残りなどによる汚れが多いと、それが後から洗浄さ
れる他の食器に移ったり、食器の種類により適した洗浄
の条件が異なるため、全ての食器に満足のいく洗浄結果
を得るのが難しい。例えば、ナイフ、フォーク、スプー
ンなどのシルバーは、時間をかけてゆっくりと洗浄する
のが望ましく、グラスは、乾燥仕上後に周知の斑点、い
わゆるウオータスポットが残り易いので適切なすすぎが
望まれる。
【0006】(2)手仕上げ:各洗浄ゾーンにおける洗
浄水は、水温、洗剤濃度などの経済性の面から基本的に
は循環使用される。そこで、特に一般の食器に比べ汚れ
の程度の低いグラス、シルバーなどは、一般食器の洗浄
後に洗浄されると綺麗になりにくく、洗浄後に磨き、場
合によっては洗い直しが必要になる。グラスの場合は、
上述の斑点の拭き取り、手洗い、追加磨きなどが必要に
なる。したがって、人手による手仕上げが必要になり、
洗浄コストが高いものになる。
【0007】(3)前洗浄:本洗浄に先立つ前洗浄にお
いては、できるだけ洗浄力の強い洗剤による強力な洗浄
が望まれる。しかしながら、食器の種類によっては、例
えばグラスの場合は洗浄力の強い洗剤は好ましくなくグ
ラスに悪影響を与える。
【0008】(4)食器の種類毎の専用洗浄機:一台の
食器洗浄機により種々の食器を、満足の行く仕上がり
に、効率良く、余分の人件費をかけないで洗浄するのが
難しいので、種々の食器を大量に洗浄するには、食器の
種類に合わせて専用の食器洗浄機を設置せざるを得なく
なる。しかしながらこの場合は、設置のスペースを含め
高額な設備投資が必要になる。
【0009】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、種々の大量の食器、特にグラ
ス、シルバーを、一般の食器も含めて、きれいに、効率
良く、仕上げに手間と時間をかけることなく、一台の食
器洗浄機により洗浄することができるようにし、洗浄の
コストダウンも図ることができるようにした、食器洗浄
機及び食器洗浄方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記技
術的課題を解決する食器洗浄機として、食器を、前洗浄
ゾーン、本洗浄ゾーン、すすぎゾーン、及び乾燥ゾーン
を順次に通過させ洗浄する食器洗浄機であって、該すす
ぎゾーンのすすぎ水として軟水又は純水を切換え供給す
るすすぎ水切換手段を備えている、ことを特徴とする食
器洗浄機が提供される。
【0011】そして、例えばグラスのすすぎにおいて
は、すすぎ水として純水を供給できるようにし、従来
の、すすぎ水のミネラル分などに起因した斑点が残らな
いようにする。そして、その他の食器のときには軟水を
供給するようにすれば、一台の食器洗浄機により種々の
食器を効率良く、経済的に洗浄することができる。
【0012】好適実施形態においては、該すすぎ水切換
手段からのすすぎ水を少なくとも高温又は低温に切換え
加熱する加熱手段を備えている。また、該前洗浄ゾーン
の運転をオン又はオフに切換える前洗浄オンオフ手段を
備えている。また、該食器はコンベアに載せて移動さ
れ、このコンベアの移動速度を少なくとも高速又は低速
に切換えるコンベア速度切換手段を備えている。そし
て、該食器の種類に応じて、該すすぎ水切換手段、該加
熱手段、該前洗浄オンオフ手段、及び該コンベア速度切
換手段を制御する制御手段を備え、該制御手段に食器の
種類を指令する切換スイッチを備えている。
【0013】好適実施形態においてはまた、該すすぎゾ
ーンは、前すすぎゾーン及び本すすぎゾーンを備え、該
食器がグラス又はシルバーのときには、該すすぎ水切換
手段により、本すすぎゾーンに純水が供給される。ま
た、該食器の種類がグラスのときには、該加熱手段によ
るすすぎ水の温度が低温に設定される。また、該食器の
種類がグラスのときには、該前洗浄オンオフ手段により
前洗浄ゾーンの運転が停止される。さらに、該食器の種
類がシルバーのときには、該コンベア速度切換手段によ
り、コンベアの移動速度が低速に設定される。
【0014】また、上記技術的課題を解決する食器洗浄
方法として、食器を、前洗浄ゾーン、本洗浄ゾーン、す
すぎゾーン、及び乾燥ゾーンを順次に通過させ洗浄する
食器洗浄方法であって、食器の種類に応じて、すすぎゾ
ーンにおけるすすぎ水を軟水又は純水に切り換える、こ
とを特徴とする食器洗浄方法が提供される。
【0015】そして、例えば食器がグラスのときにはす
すぎに純水を用い、従来の、軟水を用いた場合のミネラ
ル分などに起因した斑点が残らないようにする。
【0016】好適実施形態においては、該食器の種類が
シルバー又はグラスのときには、すすぎゾーンにおい
て、軟水による前すすぎの後に純水により本すすぎを行
う。また、該食器の種類がグラスのときには、すすぎ水
の温度をシルバー及び一般食器のときよりも低くする。
また、該前洗浄ゾーンにおいては本洗浄ゾーンよりも強
アルカリ性の洗剤を用い、該食器の種類に応じて前洗浄
ゾーンによる洗浄を実施しない。そして、該食器の種類
がグラスのときには前洗浄を実施しない。さらに、該食
器の種類に応じて食器を移動させる速度を変更し、該食
器の種類がシルバーのときには、グラス及び一般食器の
ときよりも移動の速度を遅くする。
【0017】なお、本明細書において特に断りのない限
り、「グラス」とは、コップ、グラスなどのガラス製食
器を、「シルバー」とは、ナイフ、フォーク、スプーン
などの銀製、あるいはめっき処理製食器を、「一般食
器」とはその他の陶磁器製、プラスチック製などの食器
を意味するものとする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
食器洗浄機及び食器洗浄方法について、好適実施形態を
図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明す
る。
【0019】図1を参照して説明すると、全体を番号2
で示す食器洗浄機は、前洗浄ゾーン4、本洗浄ゾーン
6、すすぎゾーン8、乾燥ゾーン10、及びラック12
に収容された食器をこれらのゾーンの中を前洗浄ゾーン
4の側から乾燥ゾーン10の方向に順次に移動通過させ
るコンベア14を備えている。
【0020】食器洗浄機2はまた、本発明に係る、すす
ぎゾーン8におけるすすぎ水の種類を切換えるすすぎ水
切換手段16、切換えられたすすぎ水を加熱する加熱手
段18、前洗浄ゾーン4の運転をオンオフする前洗浄オ
ンオフ手段20、コンベア14の移動速度を変更するコ
ンベア速度切換手段22、これらの手段を食器の種類に
応じて制御する制御手段24、並びに制御手段24に食
器の種類を指令する切換スイッチ26を備えている。食
器洗浄機2には、洗浄水及びすすぎ水の供給源である給
水源28が接続されている。
【0021】食器洗浄機2における、上述の前洗浄ゾー
ン4、本洗浄ゾーン6、すすぎゾーン8、乾燥ゾーン1
0、及びコンベア14の、それ自体の基本構成は、例え
ば、株式会社ウインターハルター・ジャパンから商品名
「ラックコンベアタイプ洗浄機WKTSシリーズ」とし
て販売されている食器洗浄機に使用されている構成と実
質上同一でよく、当業者には周知の形態でよい。したが
って、これらについての詳細な説明は本明細書において
は省略し、その概要について以下に先ず説明する。
【0022】前洗浄ゾーン4について図2を参照して説
明する。前洗浄ゾーン4は、下部に設置され上方の開口
した洗浄水タンク4a、洗浄水ヒータ4b、コンベア1
4の上下に配設された上噴射ノズル4c及び下噴射ノズ
ル4d、洗浄水タンク4aに貯留された洗浄水を噴射ノ
ズル4c、4dに供給するポンプ4e、並びに洗剤自動
供給装置、洗浄水の浄化還元装置(いずれも図示してい
ない)を備えている。洗浄水としては、洗浄タンク4a
に弁4fにより給水源28(図1)の軟水が調整されて
充填、また補充され、洗浄タンク4bからオーバーフロ
ーした洗浄水は排水設備に流される。前洗浄ゾーン4に
おいては、食器に付着した食べ物の残りが、上下の噴射
ノズル4c、4dからの洗剤の入った温洗浄水のジェッ
トにより洗い落とされる。
【0023】本洗浄ゾーン6について図3を参照して説
明する。本洗浄ゾーン6は、前洗浄ゾーン4と同様に下
部に設置され上方の開口した洗浄水タンク6a、洗浄水
ヒータ6b、上噴射ノズル6c、下噴射ノズル6d、洗
浄水タンク6aに貯留された洗浄水を噴射ノズル6c、
6dに供給するポンプ6e、並びに洗剤自動供給装置
(図示していない)を備えている。洗浄水は、洗浄タン
ク6aに弁6fにより給水源28(図1)の軟水が調整
されて充填、また補充され、オーバーフローした洗浄水
は前洗浄ゾーン4の洗浄タンク4aに流される。本洗浄
ゾーン6においては、食器から全ての食べかすや汚れ
が、上下の噴射ノズル6c、6dからの洗剤の入った温
洗浄水のジェットにより洗い落とされる。
【0024】すすぎゾーン8について図4を参照して説
明する。すすぎゾーン8は、前すすぎゾーン30及び本
すすぎゾーン32を備え、その下部に共通に設置された
上方の開口したすすぎ水タンク8aを備えている。前す
すぎゾーン30は、上噴射ノズル30a、下噴射ノズル
30b、並びにこれらのノズル30a、30bにすすぎ
水タンク8aに貯留されたすすぎ水を供給するポンプ8
bを備えている。
【0025】本すすぎゾーン32はさらに一次すすぎゾ
ーン34及び二次すすぎゾーン36を備え、一次すすぎ
ゾーン34に備えられた上噴射ノズル34a及び下噴射
ノズル34b、並びに二次すすぎゾーン36に備えられ
た上噴射ノズル36a及び下噴射ノズル36bには、す
すぎ水タンク8aに貯留されたすすぎ水ではなく、給水
源28からすすぎ水切換手段16を介したすすぎ水が、
加熱手段18を介して供給される。
【0026】前すすぎゾーン30においては、上下の噴
射ノズル30a、30bからの温水のすすぎ水のジェッ
トにより食器から洗浄ゾーン6における洗浄水、洗剤が
すすぎ落とされる。本すすぎゾーン32においては、残
った洗浄水、洗剤が噴射ノズル34a、34b、36
a、36bによって完全にすすぎ落とされ、食器が清潔
に仕上げられる。すすぎ水タンク8aからオーバーフロ
ーしたすすぎ水は洗浄ゾーン6の洗浄タンク6aに流さ
れる。
【0027】図1に戻って説明を続けると、乾燥ゾーン
10は、温風を生成するブロア10aを備え、すすがれ
た食器を収容したラックの中に温風を通して食器を乾燥
させる。コンベア14は、前洗浄ゾーン4と乾燥ゾーン
10の間にエンドレスに配設されており、乾燥ゾーン1
0のコンベア14の下方に設置された電動モータ14a
によりチェーン14bを介して駆動される。
【0028】給水源28は、軟水器28a及び純粋器2
8bを備えている。軟水器28a及び純水器28bは周
知のものでよい。軟水器28aは、予め暖められた上水
(例えば40〜50°C)をキレート剤などにより軟水
化処理し、温水状態の軟水を供給する。純水器28b
は、上水あるいは軟水を例えばイオン交換樹脂を通すこ
とにより純水に精製する。純粋器28bにおいては常温
で純水が精製されるので、常温の純水が供給される。
【0029】さらに図1とともに図5を参照して説明す
ると、前述の切換スイッチ26は、食器洗浄機2のすす
ぎゾーン8に備えられた操作パネル38に備えられてい
る。操作パネル38には、食器の洗浄をスタートさせる
始動スイッチ38a、エラーランプ38b、温度ランプ
38c、低速スイッチ38d、高速スイッチ38e、食
器の洗浄を停止させる停止スイッチ38fなどが備えら
れている。
【0030】次に、すすぎ水切換手段16、加熱手段1
8、前洗浄オンオフ手段20、コンベア速度切換手段2
2、切換スイッチ26、及び制御手段24について、説
明する。
【0031】すすぎ水切換手段16は、図1及び図4を
参照して説明すると、すすぎゾーン8の本すすぎゾーン
32に、給水源28の軟水器28aの軟水又は純水器2
8bの純水を切換えて供給する。すすぎ水切換手段16
は、軟水器28aと加熱手段18との間の管路に電磁開
閉弁16aを、純水器28bと加熱手段18との間の管
路に電磁開閉弁16bをそれぞれ備えている。そして、
電磁開閉弁16aを開け電磁開閉弁16bを閉じること
により、加熱手段18を介して本すすぎゾーン32に軟
水が、電磁開閉弁16bを開け電磁開閉弁16aを閉じ
ることにより、加熱手段18を介して本すすぎゾーン3
2に純水がそれぞれ供給される。
【0032】加熱手段18は、一対のボイラ−タンク1
8a及び18bを備え、ボイラータンク18aにはヒー
タ−18cが、ボイラータンク18bにはヒータ−18
dがそれぞれ備えられている。電磁開閉弁16a及び1
6bにつながる管路は、先ずボイラータンク18aに接
続され、その出口は分岐されて一方は一次すすぎゾーン
34の上下の噴射ノズル34a、34bに、他方はボイ
ラータンク18bに接続されている。ボイラータンク1
8bの出口は二次すすぎゾーン36の上下の噴射ノズル
36a、36bに接続されている。加熱手段18は、ヒ
ーター18c及び18dの作動を制御する制御スイッチ
18eを備え、本すすぎゾーン32に給水する軟水ある
いは純水を、設定された温度の「高温」又は「低温」に
加熱、維持する。そして、ボイラ−タンク18a、18
bそれぞれのヒータ−18c、18dにより、少なくと
も二次すすぎゾーン36への給水温度が、例えば「高
温」としての85°C、「低温」としての65°Cのよ
うに規定される。一次すすぎゾーン34の温度はこれと
同じか、又はこれ以下に規定される。
【0033】前洗浄オンオフ手段20は、図1及び図2
を参照して説明すると、前洗浄ゾーン4のポンプ4eの
作動をオンオフするスイッチを備えている。
【0034】コンベア速度切換手段22は、図1を参照
して説明すると、コンベア14を駆動するモータ14a
の回転速度を切換えコンベア14の移動速度を、設定さ
れた「高速」又は「低速」に切換える切換器を備えてい
る。この移動速度は、例えば1時間当たりのラック処理
能力を「高速」で200ラック、「低速」で100ラッ
クのように規定する。
【0035】切換スイッチ26は、図5を参照して説明
すると、ロータリースイッチで形成され、「グラス」
「一般食器」「シルバー」の3位置を備え、選択された
食器の種類を制御手段24に指令する。
【0036】制御手段24は、電磁リレースイッチ、マ
イクロコンピュータなどにより構成され、切換スイッチ
26により選択された食器の種類に基づいて、下記のご
とく、すすぎ水切換手段16、加熱手段18、前洗浄オ
ンオフ手段20、及びコンベア速度切換手段22を制御
する。
【0037】(1)すすぎ水切換手段:食器としてグラ
ス又はシルバーが選択されたときには、すすぎ水切換手
段16を、本すすぎゾーン32に純水を供給するように
制御する。すなわち、電磁切換弁16bを開状態に、電
磁切換弁16aを閉状態にする。食器として一般食器が
選択されたときには、本すすぎゾーンに軟水を供給する
ように制御する。すなわち、電磁切換弁16aを開状態
に、電磁切換弁16bを閉状態にする。
【0038】(2)加熱手段:食器としてグラスが選択
されたときは、加熱手段18による本すすぎゾーン32
へのすすぎ水の温度を「低温」に設定するするように制
御する。すなわち、制御スイッチ18eを「低温」に設
定する。食器としてシルバー又は一般食器が選択された
ときには、「高温」に設定する。
【0039】(3)前洗浄オンオフ手段:食器としてグ
ラスが選択されたときには、前洗浄オンオフ手段20を
前洗浄ゾーン4の作動を停止させるように制御する。す
なわち、前洗浄ゾーン4のポンプ4eの作動スイッチを
オフにする。食器としてシルバー又は一般食器が選択さ
れたときには、ポンプ4eをオンにして前洗浄ゾーン4
を作動させる。
【0040】(4)コンベア速度切換手段:食器として
シルバーが選択されたときは、コンベア速度切換手段2
2をコンベア14の移動速度を「低速」に設定するよう
に制御する。すなわち、コンベア14を駆動するモータ
14aの回転速度を切換える切換器を「低速」に設定す
る。食器としてグラス又は一般食器が選択されたときに
は、「高速」に設定する。
【0041】上述のごとく構成された食器洗浄機2によ
る食器の洗浄方法について、図1〜図5とともに図6を
参照して説明する。
【0042】(1)準備:前洗浄ゾーン4には、洗浄水
として軟水を約60°Cで、洗剤濃度として本洗浄ゾー
ン6よりも強アルカリ性の例えばPH12以上を用意す
るのが好ましい。本洗浄ゾーン6には、洗浄水として軟
水を前洗浄ゾーン4よりやや低い約58°Cで、また洗
剤濃度として前洗浄ゾーン4よりも弱アルカリ性のPH
10以下を用意するのが好ましい。すすぎゾーン8の前
すすぎゾーン30には、すすぎ水として軟水を本洗浄ゾ
ーン6よりやや高い約60°Cで用意するのが好まし
い。
【0043】(2)以下主として図6を参照して説明す
ると、食器の洗浄を開始する前に、ステップS1におい
て先ず切換スイッチ26を切換え、洗浄する食器の種類
「グラス」「一般食器」「シルバー」を選定し、制御手
段24に指令する。
【0044】(3)ステップS2において、制御手段2
4は指令された食器の種類に応じて、すすぎ水切換手段
16、加熱手段18、前洗浄オンオフ手段20、及びコ
ンベア速度切換手段22に所定の制御を指令する。
【0045】(4)すなわち食器が「グラス」の場合
は、ステップS3に進み、すすぎ水切換手段16を「純
水」に、加熱手段18を「低温」に、前洗浄オンオフ手
段20を「オフ」に、コンベア速度切換手段22を「高
速」にそれぞれ設定する。
【0046】(5)食器が「シルバー」の場合は、ステ
ップS4に進み、すすぎ水切換手段16を「純水」に、
加熱手段18を「高温」に、前洗浄オンオフ手段20を
「オン」に、コンベア速度切換手段22を「低速」にそ
れぞれ設定する。
【0047】(6)食器が「一般食器」の場合は、ステ
ップS5に進み、すすぎ水切換手段16を「軟水」に、
加熱手段18を「高温」に、前洗浄オンオフ手段20を
「オン」に、コンベア速度切換手段22を「高速」にそ
れぞれ設定する。
【0048】(7)次にステップS6に進み始動スイッ
チ38aをオンして、洗浄をスタートさせる。そして、
ステップS7において指定された食器洗浄が行われる。
【0049】(8)洗浄が終了したら、ステップ8にお
いて停止スイッチ38fを操作して食器洗浄機2による
洗浄を停止する。
【0050】上述したとおりの食器洗浄機2及び食器洗
浄方法の作用について、主として図1を参照して説明す
る。
【0051】(1)グラスの洗浄:グラスを洗浄すると
きには、前洗浄ゾーン4における強アルカリ性の洗剤に
よる洗浄は止め、すすぎゾーン8における仕上げのすす
ぎは純水で、かつ低い温度で行うので、前洗浄の洗浄力
の強い洗剤によるグラスへの悪影響、軟水を用いたすす
ぎの場合の斑点の発生などがなくなり、従来、洗浄、仕
上げに手間と時間のかかったグラスを、手仕上げを不要
にし、短時間に大量に処理することがが可能になる。
【0052】(2)シルバーの洗浄:シルバーを洗浄す
るときには、洗浄力の強い洗剤による前洗浄、並びに純
水そして高温によるすすぎを、コンベアの速度を遅くし
てゆっくりと行うので、従来非常に手間のかかったシル
バーの大量洗浄仕上げが可能になる。
【0053】(3)一般食器の洗浄:一般食器を洗浄す
るときには、洗浄力の強い洗剤による前洗浄、並びに軟
水そして高温によるすすぎを、コンベアの速度を速くし
て大量に洗浄することが可能である。
【0054】(4)一台の洗浄機:したがって、一台の
食器洗浄機により、グラス、シルバー、そして一般食器
を効率よく、大量に、また手仕上げを不要にして、洗浄
することができるので、食器洗浄のコストダウンを図る
ことができる。
【0055】(5)制御手段、切換スイッチ:食器の種
類によるすすぎ水切換手段16、加熱手段18、前洗浄
オンオフ手段20、及びコンベア速度切換手段22の制
御を行う制御手段24を備えたので、また食器の種類を
選択し指令する切換スイッチ26を備えたので、種々の
食器の洗浄を容易に、適切に行うことができる。
【0056】
【発明の効果】本発明に従って構成された食器洗浄機及
び食器洗浄方法によれば、種々の大量の食器、特にグラ
ス、シルバーを、一般の食器も含めて、きれいに、効率
良く、仕上げに手間と時間をかけることなく、一台の食
器洗浄機により洗浄することができるようにし、洗浄の
コストダウンも図ることができるようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された食器洗浄機の構成説
明図。
【図2】図1に示す食器洗浄機の前洗浄ゾーンの部分の
拡大図。
【図3】図1に示す食器洗浄機の本洗浄ゾーンの部分の
拡大図。
【図4】図1に示す食器洗浄機のすすぎゾーンの部分の
拡大図。
【図5】図1に示す食器洗浄機の操作パネルの部分の拡
大図。
【図6】本発明に従って構成された食器洗浄機による食
器洗浄のフローチャート。
【符号の説明】
2:食器洗浄機 4:前洗浄ゾーン 6:本洗浄ゾーン 8:すすぎゾーン 10:乾燥ゾーン 14:コンベア 16:すすぎ水切換手段 18:加熱手段 20:前洗浄オンオフ手段 22:コンベア速度切換手段 24:制御手段 26:切換スイッチ 28:給水源 28a:軟水器 28b:純水器 30:前すすぎゾーン 32:本すすぎゾーン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を、前洗浄ゾーン、本洗浄ゾーン、
    すすぎゾーン、及び乾燥ゾーンを順次に通過させ洗浄す
    る食器洗浄機であって、 該すすぎゾーンのすすぎ水として軟水又は純水を切換え
    供給するすすぎ水切換手段を備えている、ことを特徴と
    する食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 該すすぎ水切換手段からのすすぎ水を少
    なくとも高温又は低温に切換え加熱する加熱手段を備え
    ている、請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 該前洗浄ゾーンの運転をオン又はオフに
    切換える前洗浄オンオフ手段を備えている、請求項1又
    は2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 該食器はコンベアに載せて移動され、こ
    のコンベアの移動速度を少なくとも高速又は低速に切換
    えるコンベア速度切換手段を備えている、請求項1から
    3までのいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 該食器の種類に応じて、該すすぎ水切換
    手段、該加熱手段、該前洗浄オンオフ手段、及び該コン
    ベア速度切換手段を制御する制御手段を備えている、請
    求項4記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 該制御手段に食器の種類を指令する切換
    スイッチを備えている、請求項5記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 該すすぎゾーンは、前すすぎゾーン及び
    本すすぎゾーンを備え、該食器の種類がグラス又はシル
    バーのときには、該すすぎ水切換手段により、本すすぎ
    ゾーンに純水が供給される、請求項1から6までのいず
    れかに記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 該食器の種類がグラスのときには、該加
    熱手段によるすすぎ水の温度が低温に設定される、請求
    項2から7までのいずれかに記載の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 該食器の種類がグラスのときには、該前
    洗浄オンオフ手段により前洗浄ゾーンの運転が停止され
    る、請求項3から8までのいずれかに記載の食器洗浄
    機。
  10. 【請求項10】 該食器の種類がシルバーのときには、
    該コンベア速度切換手段により、コンベアの移動速度が
    低速に設定される、請求項4から9までのいずれかに記
    載の食器洗浄機。
  11. 【請求項11】 食器を、前洗浄ゾーン、本洗浄ゾー
    ン、すすぎゾーン、及び乾燥ゾーンを順次に通過させ洗
    浄する食器洗浄方法であって、 食器の種類に応じて、すすぎゾーンにおけるすすぎ水を
    軟水又は純水に切り換える、ことを特徴とする食器洗浄
    方法。
  12. 【請求項12】 該食器の種類がシルバー又はグラスの
    ときには、すすぎゾーンにおいて、軟水による前すすぎ
    の後に純水による本すすぎを行う、請求項11記載の食
    器洗浄方法。
  13. 【請求項13】 該食器の種類がグラスのときには、す
    すぎ水の温度をシルバー及び一般食器のときよりも低く
    する、請求項11又は12記載の食器洗浄方法。
  14. 【請求項14】 該前洗浄ゾーンにおいては本洗浄ゾー
    ンよりも強アルカリ性の洗剤を用い、該食器の種類に応
    じて前洗浄ゾーンによる洗浄を実施しない、請求項11
    から13のいずれかに記載の食器洗浄方法。
  15. 【請求項15】 該食器の種類がグラスのときには前洗
    浄を実施しない、請求項14記載の食器洗浄方法。
  16. 【請求項16】 該食器の種類に応じて食器を移動させ
    る速度を変更する、請求項11から15までのいずれか
    に記載の食器洗浄方法。
  17. 【請求項17】 該食器の種類がシルバーのときには、
    グラス及び一般食器のときよりも移動の速度を遅くす
    る、請求項16記載の食器洗浄方法。
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