JP2003125723A - キャラメルミルク風味の豆腐 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰もがどこでも手軽に食することができ、か
つ栄養に富み、風味豊かで、香ばしく、かつサラダ、お
やつ、デザートとして最適なキャラメルミルク風味の豆
腐。 【解決手段】 キャラメルミルク及び乳類の持つ栄養素
と味、香りを組み合せることにより、高い栄養価、豊か
な風味、香ばしさを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】誰もがどこでも手軽に食する
ことができ、かつ栄養に富み、風味豊かで、香ばしく、
かつサラダ、おやつ、デザートとして最適なキャラメル
ミルク風味の豆腐に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の豆腐は、味や香りがなく、好みに
応じて薬味や調味料を加える必要があり、煮る炒める焼
く等の手間がかかった。その性格ゆえに調理法が限定さ
れ、とりわけ子供や若年者から敬遠されがちであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】特定の消費者年齢層、
日常消費地、調理方法に限定されることなく、誰もがど
こでも手軽に食することができ、かつ栄養に富み、風味
豊かで、香ばしく、かつサラダ、おやつ、デザートとし
て最適なキャラメルミルク風味の豆腐を提供することで
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】キャラメル、乳類、その
他組成分の栄養素、味、香りを組み合せることにより、
高い栄養価、豊かな風味、香ばしさを提供する。食する
際に余分な薬味や調味料を加えたり調理したりする必要
がないので、好きな時に冷蔵庫から取り出して適量を食
することができる。以上のような性格ゆえに食欲を促進
し、手軽なサラダ、おやつ、デザートとして最適なキャ
ラメルミルク風味の豆腐を製造することである。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明は、キャラメルパウダー及
び粉乳等の乳類を、適温に熱せられた豆乳に加え撹拌混
合してキャラメル乳類豆乳混合液を製し、その混合液に
にがり、凝固剤を添加して凝固させて形成される、前記
諸成分が混合一体となった豆腐である。

【０００６】本発明を実施するに当っては、キャラメル
パウダー、粉乳等の乳製品、適量の砂糖、必要に応じて
ヨーグルト又はハーブ類等の添加物を準備する。砂糖
は、使用量が多いことを加味しキビ糖を用いるのがよ
い。添加物は、本品の風味を破壊しない限りにおいて、
通常可食し得るものなら何でもよく、塩等の調味料は適
宜加える。天然色素を用いて色彩をより鮮明に出すこと
ができる。

【０００７】

【実施例】以下、キャラメルミルク風味の豆腐２２丁分
の製造方法について説明する。豆乳６３００ｇ、キャラ
メルパウダー１００ｇ、粉乳５０ｇ、キビ糖１１０ｇ、
天然色素少量を準備する。豆乳が６８℃に熱せられたと
ころで、キャラメルパウダー、粉乳、キビ糖及び天然色
素を加え、よく撹拌混合する。次に適量のにがり、凝固
剤を入れ、すばやく撹拌混合する。混じり合ったら撹拌
渦を止め、型箱に入れて２０〜３０分間常温で静置す
る。この工程後水槽に入れ３０分間冷水桶に静置する。

【０００８】

【発明の効果】本発明により、栄養に富み、風味豊か
で、香ばしく、かつサラダ、おやつ、デザートとして最
適なキャラメルミルク風味の豆腐を、誰もがどこでも手
軽に食することができるようになる。とりわけ、子供の
嗜好に最適であると思われる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】キャラメルパウダー、粉乳等の乳類及びキ
   ビ糖を豆乳に加え撹拌混合してキャラメル乳類豆乳混合
   液を製し、その混合液ににがり、凝固剤を添加して凝固
   させて形成される、前記諸成分が混合一体となったこと
   を特徴とする豆腐。
2. 【請求項２】請求項１のキャラメル乳類豆乳混合液の組
   成分が、ヨーグルト、ハーブ類、紅茶、コーヒー、ココ
   ア、ナッツ類、シナモン、バニラ、サフラン、タピオ
   カ、ココナツミルク等のうちいずれかを加えたものであ
   る、請求項１の記述に基づいて形成された豆腐。