JP2003124004A - チップ抵抗器およびその製造方法 - Google Patents

チップ抵抗器およびその製造方法

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JP2003124004A
JP2003124004A JP2001313716A JP2001313716A JP2003124004A JP 2003124004 A JP2003124004 A JP 2003124004A JP 2001313716 A JP2001313716 A JP 2001313716A JP 2001313716 A JP2001313716 A JP 2001313716A JP 2003124004 A JP2003124004 A JP 2003124004A
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resistor
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Nobuyoshi Hara
伸圭 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルク実装に適したチップ抵抗器を提供す
る。 【解決手段】 絶縁基板1の上面に一対の上面電極2が
形成され、これに重なるように、抵抗体層3が形成され
ている。抵抗体層の表面には、第1保護層4,第2保護
層5が形成されている。周面電極層6は、両端部におい
て、上面電極2の一部、絶縁基板1の端面、絶縁基板1
の下面、絶縁基板1の両側面の5面に跨って形成され、
その材料には、導電性接着剤が用いられている。、後述
するように、浸漬(ディップ)や塗布により形成されて
いる。周面電極層の上に、ニッケルメッキ層7、ハンダ
メッキ層8の順でメッキが施されている。周面電極層が
導電性接着剤であることにより、両端部の嵩上げが容易
となり、ハンダメッキ層の表面を第2保護層の表面より
高くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に実装す
るチップ抵抗器、特に、バルクカセットから回路基板に
実装される、いわゆるバルク実装に適したチップ抵抗器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のチップ抵抗器の一例を製
造方法とともに説明するための断面図である。図中、2
1は絶縁基板、22は上面電極、23は下面電極、24
は抵抗体層、25は第1保護層、26は第2保護層、2
7は側面電極、28はニッケルメッキ層、29はハンダ
メッキ層である。
【0003】アルミナ等を用いた絶縁基板21の上面の
左右両端部に一対の上面電極22が形成され、絶縁基板
21の下面の左右両端部に一対の下面電極23が形成さ
れている。一対の上面電極22の一部に重なるように、
抵抗体層24が形成されている。絶縁基板21は、多数
個のチップ抵抗器が 作製できるように、多数個取りの
絶縁基板を用いるのが普通である。多数個取りの絶縁基
板は、分割用の溝によって個別の抵抗器領域に区画され
ており、分割用の溝は、抵抗体層24の長手方向に直交
する方向の1次分割用溝と、抵抗体層24の長手方向に
平行する2次分割用溝とよりなっている。
【0004】上面電極22は、AgまたはAg−Pdの
厚膜グレーズペーストによって絶縁基板21の表面にス
クリーン印刷され、焼成されて形成される。下面電極2
3も同様にして形成される。その後、RuO2 系等の抵
抗ペーストをスクリーン印刷し、焼成して、抵抗体層2
4が形成される。抵抗体層24の表面に、ホウ珪酸鉛ガ
ラス系等のガラスペーストを用いてスクリーン印刷し、
焼成して、第1保護層25が形成される。ここで、抵抗
値を修正するためにレーザ光を用いたトリミングが行な
われる。ついで、上面電極22の一部と第1保護層25
とに重合するように、ホウ珪酸鉛ガラス系等のガラスペ
ーストを用いてスクリーン印刷し、焼成して、第2保護
層26が形成される。
【0005】1次分割用溝に沿って分割された後、Ag
等を含む導電ペーストを、上面電極22の一部と短冊状
に1次分割された絶縁基板21の端面、および、下面電
極23とを覆うように塗布し、焼成して、側面電極27
が形成される。ついで、2次分割用溝に沿って2次分割
して、各個片とした後、ニッケルメッキ層28、ハンダ
メッキ層29の順でメッキを施して、チップ抵抗器が製
造される。
【0006】このようにして製造されたチップ抵抗器
は、その上面は、両端部に比較して、第2保護層の表面
部分が突出している。回路への実装に際して、図7
(A)に示すように、バルクカセットから供給されたチ
ップ抵抗器30(輪郭のみを図示した。)が、その上面
側が上になるように基板31上のランド部32に実装さ
れた場合には、電気的な接続に関しての問題はない。し
かし、図7(B)に示すように、チップ抵抗器30の上
面側が下になるように基板31上のランド部32に実装
された場合には、電極の浮き上がりが発生することがあ
り、電気的な接続が達成できないという問題を生じる。
【0007】メッキ層を厚くして、メッキ層の表面の高
さを第2保護層の表面の高さよりも高くすることが考え
られるが、メッキ層を厚くするとメッキ工程に要する時
間が長くなる。例えば、ニッケルメッキ1μm厚に要す
る時間が1時間程度であるとすれば、20μm厚のメッ
キには20時間を要することになる。したがって、電極
部を第2保護層の厚さよりも高くする電極部の嵩上げ方
法の採用も効率的な生産の面からは適当でない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、上面側、下面側のいずれが
上になるように実装されても、接続不良が生じることの
ないチップ抵抗器、および、その製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、チップ抵抗器であって、絶縁基板の両端部側におい
て、上下面、両側面および端面を取り囲むように導電性
接着剤よりなる周面電極層が形成され、該周面電極層の
上にメッキ層が形成されており、前記絶縁基板の上面側
において、両端部と中央部とがほぼ同じ高さ、または、
両端部が中央部よりも高くなる高さであることを特徴と
するものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、チップ抵抗器で
あって、絶縁基板の上面の両端部側に上面電極が形成さ
れ、該上面電極間に抵抗体層が形成されたチップ抵抗器
の両端部側において、前記上面電極の一部、下面、両側
面および端面を取り囲むように導電性接着剤よりなる周
面電極層が形成され、該周面電極層の上にメッキ層が形
成されており、前記絶縁基板の上面側において、両端部
と中央部とがほぼ同じ高さ、または、両端部が中央部よ
りも高くなる高さであることを特徴とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のチップ抵抗器において、前記絶縁基板の下面
の両端部側に下面電極が形成され、該下面電極は、前記
周面電極層に埋没していることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、絶縁基板の上面
の両端部側に上面電極、および、該上面電極間に抵抗体
層が形成されたチップ抵抗器の製造方法において、その
両端部側において、前記上面電極の一部、下面、両側面
および端面を取り囲むように導電性接着剤よりなる周面
電極層を形成し、該周面電極層の上にメッキ層を形成す
るとともに、前記絶縁基板の上面側において、両端部と
中央部とがほぼ同じ高さ、または、両端部が中央部より
も高くなる高さとなるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のチップ抵抗器の製造方法において、前記絶縁基板の下
面の両端部側に下面電極を形成するとともに、該下面電
極は、前記周面電極層に埋没するように形成されている
ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1,図2は、本発明のチップ抵
抗器の実施の形態の一例を説明するためのもので、図1
はチップ抵抗器の断面図、図2は実装状態の説明図であ
る。図中、1は絶縁基板、2は上面電極、3は抵抗体
層、4は第1保護層、5は第2保護層、6は周面電極
層、7はニッケルメッキ層、8はハンダメッキ層であ
る。
【0015】アルミナ等を用いた絶縁基板1の上面の左
右両端部に一対の上面電極2が形成されている。一対の
上面電極2の一部に重なるように、抵抗体層3が形成さ
れている。抵抗体層3の表面には、第1保護層4として
ガラス保護膜が形成され、その上に第2保護層5が形成
されている。第2保護層5は、エポキシ樹脂等の樹脂膜
やガラス保護膜を用いることができる。周面電極層6
は、両端部において、上面電極2の一部、絶縁基板1の
端面、絶縁基板1の下面、絶縁基板1の両側面の5つの
面に跨って形成されている。周面電極層の材料は、導電
性接着剤が用いられ、後述するように、浸漬(ディッ
プ)や塗布により形成されている。周面電極層の上に
は、ニッケルメッキ層7、ハンダメッキ層8の順でメッ
キが施されている。ハンダメッキ層8としては、Sn−
Pbのハンダ材料に限られるものではなく、Sn−Ag
メッキやSnメッキを用いることができ、本明細書で
は、これらを含めて、ハンダとの接着性を良好にする層
をハンダメッキ層と呼んでいる。
【0016】具体例における各層の厚さの一例を述べ
る。上面電極2の厚さは10μm、抵抗体層3の厚さは
10μmである。第1保護層4の厚さは5μmであり、
第2保護層5の厚さは10μmである。したがって、第
2保護層5の表面の絶縁基板1の表面からの最大高さは
35μm程度となる。これに対して、周面電極層の厚さ
は20〜30μmであり、ニッケルメッキ層7の厚さは
3μm、ハンダメッキ層8の厚さは3μmである。した
がって、ハンダメッキ層8の表面の絶縁基板1の表面か
らの高さは36〜46μmとなり、ハンダメッキ層3の
表面の高さは第2保護層5の表面の高さに比べて、1〜
11μm高くなる。
【0017】なお、ハンダメッキ層3の表面の高さと第
2保護層5の表面の高さとの関係、すなわち、絶縁基板
1の上面側における両端部の高さと中央部の高さは、上
述した例では、両端部が中央部よりも1〜11μm高い
ことになる。このように、両端部を中央部よりも高くす
ることにより、図7(B)で説明したような浮き上がり
が発生することを回避できる。
【0018】しかしながら、絶縁基板1の上面側におい
て、両端部を中央部よりも高くすることに限られるもの
ではない。両端部と中央部を同じ高さにしてもよく、多
少であれば、例えば、1〜2μm程度であれば、両端部
が中央部よりも低くても、浮き上がりや、チップ立ちが
発生することはない。本明細書では、両端部と中央部と
が同じ高さから、両端部が中央部よりもやや低くても、
浮き上がりや、チップ立ちが発生しない高さまでを、両
端部と中央部とがほぼ同じ高さと定義している。したが
って、本発明では、絶縁基板1の上面側における、両端
部と中央部との高さは、両端部と中央部とがほぼ同じ高
さ、または、両端部が中央部よりも高くなる高さとする
ことが要件である。
【0019】なお、上述した具体例の数値は一例であっ
て、上記要件を満たす限りにおいて、上記の寸法に限ら
れるものでないことは明らかであろう。
【0020】このチップ抵抗器は、上面側の中央部が、
端部側に比して大きく突出する形状でないから、図2
(A)に示すように、バルクカセットから供給されたチ
ップ抵抗器9が、その上面側が下になるように基板31
上のランド部32に実装された場合でも、端部での浮き
上がりが発生することはなく、電気的な接続に関しての
問題は生じない。もちろん、図2(B)に示すように、
チップ抵抗器9(輪郭のみを図示した。)の上面側が上
になるように基板31上のランド部32に実装された場
合に、電気的な接続に関しての問題は生じない。さら
に、側面側にも電極が形成されているから、側面側を基
板31上のランド部32に実装することも可能である。
【0021】図3は、図1で説明したチップ抵抗器の製
造方法の実施の形態の一例を説明するための工程順の断
面図、図4は多数個取りの基板の一部を示す斜視図であ
る。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して説明
を省略する。Tはトリミング痕、11は縦溝、12は横
溝である。なお、図3においては、1個のチップ抵抗器
だけについての断面図を示したが、適宜の工程における
多数個取りの絶縁基板については、図4で図示した。
【0022】図3(A)は、絶縁基板を示す。絶縁基板
1は、アルミナ等よりなる絶縁体で構成され、従来技術
に用いられているものと格別の相違はない。大量生産を
容易にするために、多数個取りの絶縁基板が用いられる
のが普通である。多数個取りの絶縁基板は、図4(A)
に示すように、分割用の縦溝11と横溝12によって個
別の抵抗器領域に区画されている。縦溝と呼ぶ溝は、抵
抗体層の長手方向に直交する方向の溝とし、横溝と呼ぶ
溝は、抵抗体層の長手方向に平行する溝とした。
【0023】図3(B)は、上面電極形成工程である。
絶縁基板1の表面に、AgまたはAg−Pd等の導電粒
子を含む厚膜グレーズペーストをスクリーン印刷し、焼
成されて上面電極2が形成される。多数個取りの基板で
は、図4(B)に示すように、縦溝11に跨り、かつ、
隣り合う抵抗器領域では、電気的に分離されて形成され
る。
【0024】図3(C)は、抵抗膜形成工程である。R
uO2 系等の抵抗ペーストをスクリーン印刷し、焼成し
て、抵抗体層3が形成される。
【0025】図3(D)は、第1保護層形成工程であ
る。抵抗体層3の表面に、ホウ珪酸鉛ガラス系等のガラ
スペーストを用いてスクリーン印刷し、焼成して、第1
保護層4が形成される。第1保護層4は、次工程で用い
られるレーザ光に対する保護膜として用いられるもので
あるが、省略してもよい。
【0026】図3(E)は、抵抗値修正工程である。抵
抗値を修正して、所望の値とするために、抵抗値を測定
しながら、レーザ光を用いてトリミングが行なわれる。
部分的にトリミング痕Tが形成される。
【0027】図3(F)は、第2保護層形成工程であ
る。上面電極2の一部と第1保護層4(第1保護層4を
省略した場合は、抵抗体層3)とに重合するように、合
成樹脂を塗布やスクリーン印刷して、固化させたり、あ
るいは、ホウ珪酸鉛ガラス系等のガラスペーストを用い
てスクリーン印刷し、焼成するなどにより、第2保護層
5が形成される。合成樹脂による保護層は、ガラスに比
べて、熱履歴を与えない点で有利である。
【0028】図3(G)は、分割工程と周面電極層形成
工程である。縦溝と横溝に沿って分割して各個片とした
後、周面電極層6が形成される。周面電極層6の材料に
は、導電性接着剤が用いられ、両端部において、上面電
極2の一部、絶縁基板1の端面、絶縁基板1の下面、絶
縁基板1の両側面の5つの面に跨って形成される。浸漬
(ディップ)や塗布によって形成されるが、ディップに
よって、形成するのが好適である。導電性接着剤の成
分、粘度や温度により厚さを調整できる。複数回のディ
ップを行なうようにしてもよい。導電性接着剤として
は、例えば、エポキシ樹脂にAg粒子を混入させたもの
を用いることができる。導電性接着剤の硬化のために、
加熱処理が行なわれる。一例では、150〜200℃で
3〜5分間の加熱処理が行なわれる。なお、導電性接着
剤の樹脂としては、エポキシ樹脂のほか、フェノール樹
脂,キシレン樹脂,ウレタン樹脂など、適宜の樹脂を用
いることができ、これらの樹脂において、熱可塑性のも
の、あるいは、熱硬化性のものを用いることができる。
【0029】図3(H)は、ニッケルメッキ工程であ
る。上面電極2の一部、絶縁基板1の端面、絶縁基板1
の下面、絶縁基板1の両側面の5つの面に跨って形成さ
れた周面電極層6の表面に電解メッキによりニッケルメ
ッキが施されてニッケルメッキ層7が形成される。
【0030】図3(I)は、ハンダメッキ工程である。
ニッケルメッキ層8の上に電解メッキによってハンダメ
ッキ層8が形成される。ハンダメッキ層8は、Sn−P
bメッキ、Sn−Agメッキ、Snメッキ等のハンダに
対して密着性の良好な材料により形成される。
【0031】なお、上述した工程において、上面電極形
成工程と抵抗体層形成工程とは、その順序が逆であって
もよい。また、上述した実施の形態のチップ抵抗器で
は、絶縁基板の下面側に、周面電極層が直接形成された
ものであるが、図6で説明したように、絶縁基板の下面
側に厚膜グレーズペーストをスクリーン印刷し、焼成す
るなどの方法により、下面電極を形成した後に、周面電
極層を形成してもよい。その際、図5に示すように、下
面電極10の長さaが、周面電極層6の長さbよりも小
さくして、周面電極層6が下面電極10を乗り越えるよ
うにして、下面電極10が周面電極層6中に埋没するよ
うにする構成のが、電極の剥がれに対して有利である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、導電性接着剤により電極部の嵩上げができる
ので、バルク実装が可能となり、製造工程における時間
短縮の面からも有効である。また、従来のチップ抵抗器
では、端面電極の形成のために、一次分割をした後に端
面電極を形成し、その焼成時に600℃以上の高温の加
熱が行なわれ、その後に、二次分割が行なわれたが、本
発明では、縦溝と横溝による分割工程の間に電極形成工
程が介在することがないばかりでなく、周面電極層の硬
化のための加熱温度も低くでき、トリミング後の抵抗値
にドリフトが生じることを低減できるという効果があ
る。さらに、第2電極を合成樹脂により形成した場合に
は、第2保護層の形成工程においても、高温に曝される
ことがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチップ抵抗器の実施の形態の一例を説
明するためのチップ抵抗器の断面図である。
【図2】図1のチップ抵抗器の実装状態の説明図であ
る。
【図3】図1で説明したチップ抵抗器の製造方法の実施
の形態の一例を説明するための工程順の断面図である。
【図4】図3における多数個取りの基板の一部を示す斜
視図である
【図5】本発明のチップ抵抗器の他の実施の形態の一例
を説明するためのチップ抵抗器の断面図である。
【図6】従来のチップ抵抗器の一例を製造方法とともに
説明するための断面図である。
【図7】図6のチップ抵抗器の実装状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…絶縁基板、2…上面電極、3…抵抗体層、4…第1
保護層、5…第2保護層、6…周面電極層、7…ニッケ
ルメッキ層、8…ハンダメッキ層、9…チップ抵抗器、
10…下面電極、11…縦溝、12…横溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の両端部側において、上下面、
    両側面および端面を取り囲むように導電性接着剤よりな
    る周面電極層が形成され、該周面電極層の上にメッキ層
    が形成されており、前記絶縁基板の上面側において、両
    端部と中央部とがほぼ同じ高さ、または、両端部が中央
    部よりも高くなる高さであることを特徴とするチップ抵
    抗器。
  2. 【請求項2】 絶縁基板の上面の両端部側に上面電極が
    形成され、該上面電極間に抵抗体層が形成されたチップ
    抵抗器の両端部側において、前記上面電極の一部、下
    面、両側面および端面を取り囲むように導電性接着剤よ
    りなる周面電極層が形成され、該周面電極層の上にメッ
    キ層が形成されており、前記絶縁基板の上面側におい
    て、両端部と中央部とがほぼ同じ高さ、または、両端部
    が中央部よりも高くなる高さであることを特徴とするチ
    ップ抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記絶縁基板の下面の両端部側に下面電
    極が形成され、該下面電極は、前記周面電極層に埋没し
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載のチッ
    プ抵抗器。
  4. 【請求項4】 絶縁基板の上面の両端部側に上面電極、
    および、該上面電極間に抵抗体層が形成されたチップ抵
    抗器の製造方法において、その両端部側において、前記
    上面電極の一部、下面、両側面および端面を取り囲むよ
    うに導電性接着剤よりなる周面電極層を形成し、該周面
    電極層の上にメッキ層を形成するとともに、前記絶縁基
    板の上面側において、両端部と中央部とがほぼ同じ高
    さ、または、両端部が中央部よりも高くなる高さとなる
    ようにしたことを特徴とするチップ抵抗器の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記絶縁基板の下面の両端部側に下面電
    極を形成するとともに、該下面電極は、前記周面電極層
    に埋没するように形成されていることを特徴とする請求
    項4に記載のチップ抵抗器の製造方法。
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