JP2003123631A - ランプ装置 - Google Patents

ランプ装置

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JP2003123631A
JP2003123631A JP2001315453A JP2001315453A JP2003123631A JP 2003123631 A JP2003123631 A JP 2003123631A JP 2001315453 A JP2001315453 A JP 2001315453A JP 2001315453 A JP2001315453 A JP 2001315453A JP 2003123631 A JP2003123631 A JP 2003123631A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定金具に設けた突出部を利用するこ
とで、プラグに対するランプの位置を調整した後、簡単
且つ正確にランプをプラグに固定することができる方法
を開発することにある。 【解決手段】 発光管部(12)の両端に封止部(13)(14)
が形成され、且つ一方の封止部(13)から取付脚部(13a)
が延長しているインナーランプ(10)と、前記インナーラ
ンプ(10)を収納したアウターエンベロープ(11)とで構成
され、前記インナーランプ(10)の取付脚部(13a)側にお
いてアウターエンベロープ(11)の外周に凹部(8)が形成
されている2重ランプ(1)と、アウターエンベロープ(1
1)の前記凹部(8)に取着されている固定金具(3)と、2重
ランプ(1)の凹部側下端部(22)が挿入され且つ前記固定
金具(3)の接触部分を埋設固定するための金具固定用凹
部(5)が形成されている熱可塑性樹脂製プラグ(2)とで構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定金具を利用し
て2重ランプを熱可塑性樹脂に所定の位置に正確かつ堅
固に固定することができるランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】両口タイプの2重ランプを樹脂製プラグ
に固定する場合、2重ランプの一端をプラグの固定孔に
挿入し、2重ランプの発光点(P)[ハロゲンランプについ
てはフィラメントの中央、放電灯については電極間に形
成されるアークの発光部分]がプラグの後述する基準位
置に対して所定位置にくるように、プラグに対して2重
ランプを3次元的に移動・調整し、前記調整後、無機接
着剤を固定孔に充填してプラグに対して2重ランプを固
定するようにしていた。しかるに、無機接着剤による充
填・固定は、無機接着剤の固化に時間がかかるため、そ
の間、2重ランプを保持しておく必要があり、作業能率
が悪いという問題点があった。
【0003】そこで、図9に示すように金属の固定金具
(103)を介して2重ランプ(101)のインナーバルブ(110)
の下端部(110a)を樹脂製プラグ(102)に固定するという
ような方式が採用されるようになったが、以下のような
問題が新たに発生した。問題の第1は、2重ランプ(10
1)のインナーバルブ(110)の細い直管状の下端部(110a)
を、両側から2枚1組の金属製固定金具(103)で挟み着
けて固定するようになっているため、衝撃的な振動が常
時加わるような部位、例えば、自動車のヘッドライトの
ような部位に装着した場合、金属製固定金具(103)によ
る矢印で示す保持部分から下端部(110a)が折損するとい
うような事故が発生したり、第2に、点灯・消灯の繰り
返しにより発生する熱膨張・収縮の繰り返しによって次
第に挟持力が減退し、金属製固定金具(103)に対して軸
方向に2重ランプ(101)が前記振動によって変位し、そ
の結果前述のプラグの基準位置に対する2重ランプ(10
1)の発光点(P)がずれ、即ち、ヘッドライトの焦点から
2重ランプ(101)の発光点(P)がずれ、ヘッドライトの配
光を損なったり明るさを減ずるようになる問題が生じ
た。
【0004】特に、前述のようにこの方式では、インナ
ーバルブ(110)の細い直管状の下端部(110a)を、両側か
ら2枚1組の金属製固定金具(103)で挟み着けて固定す
るようになっているため、図9の紙面に平行な方向は、
金属製固定金具(103)の平面と同方向であるため、細い
下端部(110a)は金属製固定金具(103)でサポートされる
ことになるが、紙面に直角な方向では、金属製固定金具
(103)が前記振動によって容易に撓むため、細い下端部
(110a)の折損が生じやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来例に
鑑みてなされたもので、固定金具の2重ランプに対する
取付位置と取付方法を工夫することで、ランプの位置を
調整した後、ランプを樹脂製プラグに対して堅固且つ安
定的に固定・保持することができるランプ装置を開発す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】「請求項1」に記載のラ
ンプ装置(A)は「発光管部(12)の両端に封止部(13)(14)
が形成され、且つ一方の封止部(13)から取付脚部(13a)
が延長しているインナーランプ(10)と、前記インナーラ
ンプ(10)を収納したアウターエンベロープ(11)とで構成
され、前記インナーランプ(10)の取付脚部(13a)側にお
いてアウターエンベロープ(11)の外周に凹部(8)が形成
されている2重ランプ(1)と、アウターエンベロープ(1
1)の前記凹部(8)に取着されている固定金具(3)と、2重
ランプ(1)の凹部側下端部(22)が挿入され且つ前記固定
金具(3)の接触部分を埋設固定するための金具固定用凹
部(5)が形成されている熱可塑性樹脂製プラグ(2)とで構
成されている」ことを特徴とする。
【0007】これによれば、後述する樹脂製プラグ(2)
に対する2重ランプ(1)の発光点(P)の3次元位置調整
後、例えば誘導加熱によって固定金具(3)を加熱する事
で、固定金具(3)に接触している樹脂製プラグ(2)の接触
部分を加熱・軟化させることによってその部分を熱変形
させ、然る後、変形部分(6)を冷却・固化することで固
定金具(3)の接触部分をプラグ(2)に埋設・固定するもの
である。その結果、固定金具(3)のプラグ(2)への取り付
けが極めて簡単かつ迅速に行うことができる。
【0008】ここで、アウターエンベロープ(11)の外周
に形成された凹部(8)に固定金具(3)が取り付けられてい
るため、外部振動や点灯・消灯の繰り返しによる熱膨張
・収縮の繰り返しがあったとしても固定金具(3)は前記
凹部(8)からずれるようなことがない。更に、固定金具
(3)が前記凹部(8)の全周を取り囲むように固定し、固定
金具(3)の周囲を均等に金具固定用凹部(5)内に固定する
ようにしておけば、前後左右(XY方向)いずれの方向に
対しても同じ強度でサポートされることになり、しかも
保持部分(=凹部(8))は従来のように細いインナーラン
プ(110)の取付脚部(110a)でなく、太いアウターエンベ
ロープ(11)であるから、前記衝撃的振動や熱膨張・収縮
によって保持部分が破損したりするような事がない。
【0009】「請求項2」は固定金具(3)の第1実施例
で、「固定金具(3)が、アウターエンベロープ(11)の前
記凹部(8)に固定される環状又は筒状の金具本体(3a)
と、金具本体(3a)から突設され、金具固定用凹部(5)に
熱変形にて埋設される突出部(4)とで構成されている」
ことを特徴とするものであり、「請求項3」は「請求項
2」の更なる限定で「金具固定用凹部(5)の内周面に、
突出部(4)との接触部分が熱変形して前記突出部(4)をそ
の熱変形部分(6)に埋設する熱変形用突部(5a)が形成さ
れている」を特徴とする。
【0010】ここで突出部(4)は、金具本体(3a)の上端
或いは下端またその中間部分から外方に突出され、金具
固定用凹部(5)に熱変形されるものを言い、その形状
は、金具本体(3a)の外面に形成された「突起状」のもの
(図示せず)、或いは「鍔状」のものなど各種のものが含
まれる。また、「鍔状」の場合、その外縁部分が単なる
円弧のもの(図2の(a)参照)や、突起(4b)が形成されて
いるもの(図2の(b)参照)などがある。
【0011】「請求項4」は本発明の第2実施例で「固
定金具(3)が、アウターエンベロープ(11)の前記凹部(8)
に固定される環状又は筒状の金具本体(3a)と、金具本体
(3a)から突設された突出部(4)の外縁に、金具固定用凹
部(5)の内面に突設された熱変形用突部(5a)に嵌り込
み、熱変形用突部(5a)の接触部分を熱変形させてその熱
変形部分(6)に埋設される切欠溝(4a)が複数個形成され
ている」ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示実施例に従っ
て説明する。本実施例で使用されるランプ(1)は、イン
ナーランプ(10)とアウターエンベロープ(11)とで構成さ
れる二重管で、インナーランプ(10)は放電灯あるいはハ
ロゲンランプなどが適用される。図の場合は放電灯であ
り、以下、放電灯をインナーランプ(10)の代表例として
説明する。インナーランプ(10)は、中空回転楕円体ある
いは中空球体形状の発光管部(12)とその両側に伸びた封
止部(13)(14)並び一方の封止部(13)から長く延長してい
る取付脚部(13a)とで構成されている。前記封止部(13)
(14)内には金属箔(15)(16)が埋設されており、その一端
に発光管部(12)内に伸びた一対の電極(17)(18)が溶接さ
れており、その他端には封止部(13)(14)から外部に伸び
た外部リード棒(19)(20)が溶接されている。
【0013】このインナーランプ(10)はアウターエンベ
ロープ(11)に挿入され、アウターエンベロープ(11)の上
端部(21)及び凹部側下端部(22)において一体化されてお
り、本実施例では凹部側下端部(22)のインナーランプ(1
0)との融着部分の外周に凹部(8)が(1乃至複数箇所)形
成されている。勿論、前記融着部分以外の外周に凹部
(8)を形成してもよい。インナーランプ(10)もアウター
エンベロープ(11)も共に石英ガラスで構成されている。
【0014】次に、固定金具(3)の第1実施例(図1〜6
参照)について説明する。第1実施例の固定金具(3)は、
幅に狭い(換言すれば、凹部(8)より幅の小さい)環状、
又は、幅が或る程度ある(換言すれば、凹部(8)より幅の
大きい)円筒状の本体部分(3a)と突出部(4)とで構成され
ている。幅に狭い環状の場合は、図9に示すような場合
であり、幅が或る程度ある円筒状の場合は、図2のよう
な場合である。第1実施例の固定金具(3)は幅が或る程
度ある円筒状の場合をその代表例として説明する。ま
た、その突出部(4)の形状は特に限定されるものではな
いが、本体部分(3a)の外面から放射状に突出した突起状
のもの(図示せず)、図2(a)(b)に示すように本体部分(3
a)の上端(勿論、下端又はその中間部分)から突設された
鍔状のものなどがある。また、前記突出部(4)の外縁に
は凸凹のないものと、その変形例として、突起(4b)「又
は、切欠溝(4a)」を有するものとがある。いずれも環状
又は円筒状の本体部分(3a)の上端(又は下端又はその中
間部分)から全周にて或いはその一部から突出部(4)が突
設されている。
【0015】凹部(8)より幅の大きい円筒状の本体部分
(3a)の側壁には前記アウターエンベロープ(11)の凹部
(8)に合わせて固定片(9)が形成されている。図6の場合
はその1例で、本体部分(3a)の側壁に形成した窓部(9a)
の切り起こし片を利用したものである。
【0016】次にこの固定金具(3)に対応するプラグ(2)
に付いて説明する(図1〜5参照)。このプラグ(2)「第
2実施例も同様」は熱可塑性樹脂で形成されており、そ
の基本的形状として筒状本体部(2a)とその上端外周に突
設された鍔部(2b)とで構成され、筒状本体部(2a)に2重
ランプ(1)の下端が挿入される金具固定凹所(5)が凹設さ
れている。金具固定凹所(5)は、図2、図3(b)及び図4
(b)からわかるようにその外周が内リブ(2c)で一体的に
支持されている内筒部(2k)で構成されている場合と、図
1、図3(a)、図4(a)及び図5のように内筒部(2k)がな
く内リブ(2c)で固定金具(3)を支持する場合とがある
が、いずれにせよ金具固定凹所(5)は、2重ランプ(1)の
凹部側下端部(22)が挿入され且つ固定金具(3)の接触部
分を埋設固定する空間をいう。
【0017】本実施例では前記内筒部(2k)で固定金具
(3)を支持する場合、又は内筒部(2k)がなく内リブ(2c)
で固定金具(3)を支持する場合のいずれにせよ、その開
口部分が段状に切落されて金具固定用段部(5b)が形成さ
れ、この部分で固定金具(3)が固定される事になる。勿
論、金具固定用段部(5b)を設けず、金具固定凹所(5)の
内周面に直接固定するようにしてもよい。
【0018】更に、金具固定凹所(5)に隣接して2重ラ
ンプ(1)の上端から引き出された内部リード棒(20)を挿
通するための挿通孔(2g)が形成されている。更に、プラ
グ(2)の底部には貫通孔(2h)が形成されている。
【0019】次に、本ランプ装置(A)の組み立て方法に
ついて説明する。2重ランプ(1)のアウターエンベロー
プ(11)の凹部側下端部(22)を固定金具(3)に挿入する
と、固定金具(3)の本体部分(3a)の内側に突設されてい
る固定片(9)が前記凹部側下端部(22)の凹部(8)に嵌り込
み一体化する。
【0020】続いて、固定金具(3)が装着されているこ
の2重ランプ(1)の凹部側下端部(22)を樹脂製プラグ(2)
の金具固定凹所(5)に挿入し、固定金具(3)の突出部(4)
を金具固定用段部(5b)内に位置させる。この時、一方の
外部リード棒(19)はプラグ(2)の底部の貫通孔(2h)に挿
通され、他方の外部リード棒(20)は折り曲げられ且つ挿
通孔(2g)に立設された絶縁管(24)に挿通され、その底部
から引き出される。
【0021】この状態でランプ(1)を点灯して前方のス
クリーンにその光を投影しつつランプ(1)をXYZの3
次元方向に移動させ、固定金具(3)を装着した2重ラン
プ(1)の発光点(P)がプラグ(2)の基準面(S)に対して所定
の高さ(H)に位置し且つプラグ(2)の中心線(CL)を通過す
るようにする。所定位置に発光点(P)が一致したとこ
ろ、即ち、スクリーンの投影状態が最も好ましい状態と
なったとき2重ランプ(1)を停止・保持し、この状態で
固定金具(3)の突出部(4)を高周波誘導加熱する。(勿
論、加熱手段は高周波誘導加熱に限られず、樹脂製プラ
グ(2)の突出部(4)との接触位置を直接加熱してもよ
い。)これにより、突出部(4)に接する内筒部(2k)又は内
リブ(2c)の段状の金具固定用段部(5b)の内周面が加熱・
軟化し変形する。突出部(4)はこの変形部分(6)間に挟み
込まれ(或いは埋設され)、変形部分(6)が冷却・固化す
ることで突出部(4)を所定位置に強固に保持する事とな
る。
【0022】前記変形部分(6)の冷却・固化は突出部(4)
の加熱停止或いはプラグ(2)の加熱停止によって起こ
り、急速に突出部(4)の保持が行われることになる。従
って、ランプ(1)の位置調整とプラグ(2)への固定は極め
て簡単かつ迅速に行われ、組み立て作業効率が大いに向
上することになる。なお、突出部(4)は薄い金属部材で
構成されているため熱容量は小さく昇温並びに冷却しや
すい。それ故、極めて短時間に必要箇所の樹脂部分を軟
化・冷却させることができ突出部(4)の固定作業を迅速
に行えるようになる。
【0023】図2(b)のように突出部(4)に突起(4b)が形
成されている場合には、突起(4b)部分がこれに接する内
筒部(2k)又は内リブ(2c)の段状の金具固定用段部(5b)の
内周を点状に加熱・軟化させ変形させる。突起(4b)は前
記同様この変形部分(6)間に挟み込まれ変形部分(6)が冷
却・固化することで所定位置に強固に保持される事とな
る。
【0024】図7〜9は、固定金具(3)の第2実施例
で、幅の狭い金属帯材をリング状に形成して本体部分(3
a)を形成すると共にその一端がU字状に折曲されてバネ
性を付与するための折曲部(3c)となり、その他端にスポ
ット溶接用の延出片部(3d)が形成されている。更に、前
記本体部分(3a)の円弧部分から左右一対の突出部(4)が
突設されている。前記突出部(4)は前述同様外縁に凹凸
がないもの(図示せず)、外縁に複数の切欠溝(4a)或いは
突起(4b)が形成されているものがあり、ここでは後者の
内、切欠溝(4a)が形成されている事をその代表例とす
る。このように突出部(4)の外周面に複数の切欠溝(4a)
が形成されている場合には、樹脂製プラグ(2)の金具固
定用凹部(5)の内周面に前記切欠溝(4a)に嵌り込む熱変
形用突部(5a)が突設されることになる。この固定金具
(3)の幅は凹部(8)より若干狭いため、凹部(8)に固定金
具(3)がスポット溶接にて取り付けられると凹部(8)全周
に嵌り込み、凹部(8)内に固定される。
【0025】そして、前述のように金具固定用凹部(5)
内に凹部側端部(22)を挿入した後、2重ランプ(1)をX
YZの3次元方向に移動させ、最適位置にて固定金具
(3)を高周波誘導加熱し、図7の拡大斜視図に示すよう
に切欠溝(4a)と接触する熱変形用突部(5a)の接触部分を
熱変形させ、該変形部分(6)に前記切欠溝(4a)の周縁部
分を埋設し、最適位置にて突出部(4)を強固に保持させ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、2重ランプの熱可塑性
樹脂製プラグへの取り付けを、突出部が突設されている
金属製固定金具により行うので、樹脂製プラグの基準位
置に対する2重ランプの発光点の位置調整を行った後、
突出部或いは突出部が位置する2重プラグの近傍部分を
加熱・冷却するだけで突出部をプラグに強固に固定する
ことができ、2重ランプの樹脂製プラグへの位置調整と
取り付け作業を極めて短時間で行うことができるように
なる。また、加熱手段として「高周波加熱」を利用すれ
ば金属製の固定金具の突出部を効率よく加熱することが
できより正確かつ迅速に取り付け作業を終えることがで
きる。
【0027】更に、2重ランプはアウターエンベロープ
の外周に形成された凹部に取り付けられた固定金具を介
して樹脂製プラグに固定されるため、外部振動や点灯・
消灯の繰り返しによる熱膨張・収縮の繰り返しが生じて
も固定金具は前記凹部からずれるようなこともなければ
保持部分が破損したりするような事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランプ装置の第1実施例の中央断
面図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】図1の平面図
【図4】本発明に使用するプラグの平面図
【図5】図4(a)の中央断面図
【図6】本発明に使用する固定金具の中央断面図
【図7】本発明に係るランプ装置の第2実施例の平面図
【図8】図7の中央断面図
【図9】図8の分解斜視図
【図10】従来例の部分中央断面図
【符号の説明】
(A)…ランプ装置 (P)…発光点 (1) …2重ランプ (2) …熱可塑性樹脂製プラグ (3) …固定金具 (4) …突出部 (5) …金具固定用凹部 (6) …変形部分 (8) …凹部 (10) …インナーランプ (11) …アウターエンベロープ (12) …発光管部 (13) …封止部 (13a) …取付脚部 (14) …封止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 61/34 F21Y 101:00 // F21W 101:02 F21M 3/02 K F21Y 101:00 (72)発明者 笠原 正英 神奈川県綾瀬市大上5丁目12番1号 ソー ラム株式会社内 Fターム(参考) 3K013 AA00 BA01 CA02 CA06 EA09 3K042 AA08 AB04 AC06 CA06 CC00 CC08 5C035 HH03 5C235 HH03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 発光管部の両端に封止部が形成さ
    れ、且つ一方の封止部から取付脚部が延長しているイン
    ナーランプと、前記インナーランプを収納したアウター
    エンベロープとで構成され、前記インナーランプの取付
    脚部側においてアウターエンベロープの外周に凹部が形
    成されている2重ランプと、(b) アウターエンベロー
    プの前記凹部に取着されている固定金具と、(c) 2重
    ランプの凹部側下端部が挿入され且つ前記固定金具の接
    触部分を埋設固定するための金具固定用凹部が形成され
    ている熱可塑性樹脂製プラグとで構成されていること特
    徴とするランプ装置。
  2. 【請求項2】 固定金具が、アウターエンベロープの
    前記凹部に固定される環状又は筒状の金具本体と、金具
    本体から突設され、金具固定用凹部に熱変形にて埋設さ
    れる突出部とで構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のランプ装置。
  3. 【請求項3】 金具固定用凹部の内周面に、突出部と
    の接触部分が熱変形して前記突出部をその熱変形部分に
    埋設する熱変形用突部が形成されていることを特徴とす
    る請求項2に記載のランプ装置。
  4. 【請求項4】 固定金具が、アウターエンベロープの
    前記凹部に固定される環状又は筒状の金具本体と、金具
    本体から突設された突出部の外縁に、金具固定用凹部の
    内面に突設された熱変形用突部に嵌り込み、熱変形用突
    部の接触部分を熱変形させてその熱変形部分に埋設され
    る切欠溝が複数個形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のランプ装置。
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