JP2003123552A - シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル及びその端末接続部 - Google Patents

シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル及びその端末接続部

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JP2003123552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ接続や線心識別の面において端末加
工性に優れ、作業性が良好な極細同軸多心ケーブルを提
供することにある。 【解決手段】 外径が約0.15mm以下の内部導体の
外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設
け、外部導体の外周をジャケットで被覆した極細同軸ケ
ーブル30a1,30a2…、30b1,30b2…
を、複数本撚り合わせてなる極細同軸多心ケーブル1に
おいて、極細同軸ケーブル30a1,30a2…、30
b1,30b2…に、平行接着部3と非接着部4とを一
定のスパンSで設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の極細同軸
ケーブルを撚り合わせた極細同軸多心ケーブルに係り、
特に、撚り合わせる前の極細同軸ケーブルに所々平らな
部分を設けて端末加工性の向上を図ったシース付き丸形
フラット極細同軸多心ケーブル及びその端末接続部に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すような従来の極細同軸多心ケ
ーブル60は、複数本の極細同軸ケーブル61を撚り合
わせたものである。この極細同軸多心ケーブル60で
は、極細同軸ケーブル61を複数本撚り合わせる場合、
まず、3〜20本の極細同軸ケーブル61を撚り合わせ
てユニット62A,62B…とし、さらにこれら複数本
のユニット62A,62B…を撚り合わせるという方法
を取っている。撚り合わせたユニット62A,62B…
の外周には編組シールド63が施され、編組シールド6
3の外周をシース64で被覆している。極細同軸多心ケ
ーブル60は、端末加工時に被覆を除去すると、すべて
の極細同軸ケーブル61がばらばらになる構造である。
【0003】また、極細同軸多心ケーブル60のユニッ
ト62A,62B…の識別方法として、各ユニット62
A,62B…内の極細同軸ケーブル61のジャケットの
色を統一し、ユニット62A,62B…毎でジャケット
の色を変えることで識別を行う、という方法を取ってい
る。例えば、ユニット62A内の極細同軸ケーブル61
のジャケットの色はすべて青(図6では無地部)で統一
し、ユニット62B内の極細同軸ケーブル61のジャケ
ットの色はすべて赤(図6では波線斜線部)で統一して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題 】しかしながら、従来
の極細同軸多心ケーブル60は、端末加工時に被覆を除
去すると、すべての極細同軸ケーブル61がばらばらに
なる構造なので、極細同軸ケーブル61をコネクタ接続
する場合、線心(極細同軸ケーブル61)1本毎に外部
導体(シールド)処理、絶縁体剥離を行い、その後コネ
クタのピッチに合わせて内部導体を整列した後、コネク
タ接続しなければならず、端末加工性に劣るという問題
がある。
【0005】内部導体を整列させる際、各線心61を識
別しなければならないが、ユニット62A,62B…内
のジャケット色が同一色のため、1線心毎に導通確認に
より識別する以外方法がなく、作業性が悪いという問題
がある。
【0006】また、従来の極細同軸多心ケーブル60で
は、各ユニット62A,62B…内の極細同軸ケーブル
61のジャケットの色を統一し、ユニット62A,62
B…毎にジャケットの色を変えているので、ユニットの
数と同じ数の色を使用しなければならないという問題も
ある。
【0007】そこで、本発明の目的は、コネクタ接続や
線心識別の面において端末加工性に優れ、作業性が良好
な極細同軸多心ケーブルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために創案されたものであり、請求項1の発明は、
外径が約0.15mm以下の内部導体の外周を絶縁体で
被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設け、外部導体の外
周をジャケットで被覆した極細同軸ケーブルを、複数本
撚り合わせてなる極細同軸多心ケーブルにおいて、極細
同軸ケーブルに、平行接着部と非接着部とをある一定の
スパンで設けたシース付き丸形フラット極細同軸多心ケ
ーブルである。
【0009】請求項2の発明は、極細同軸ケーブルを3
〜20本、平行に並べて1ユニットとし、ユニット毎
に、平行接着部と非接着部とがある一定のスパンで設け
られる請求項1記載のシース付き丸形フラット極細同軸
多心ケーブルである。
【0010】請求項3の発明は、各ユニットのどちらか
一方の端から2本の極細同軸ケーブルが、識別用として
ジャケット色が異なる請求項2記載のシース付き丸形フ
ラット極細同軸多心ケーブルである。
【0011】請求項4の発明は、外径が約0.15mm
以下の内部導体の外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周
に外部導体を設け、外部導体の外周をジャケットで被覆
した極細同軸ケーブルを、複数本撚り合わせてなる極細
同軸多心ケーブルの端末接続部において、極細同軸ケー
ブルに、平行接着部と非接着部とをある一定のスパンで
設け、平行接着部において一括外部導体処理と絶縁体剥
離とを行い、コネクタ接続したシース付き丸形フラット
極細同軸多心ケーブルの端末接続部である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面にしたがって説明する。
【0013】まず、図3で極細同軸ケーブルを説明す
る。
【0014】図3は、本発明に係るシース付き丸形フラ
ット極細同軸多心ケーブルで使用する極細同軸ケーブル
の断面図である。
【0015】図3に示すように、極細同軸ケーブル30
は、中心に外径φiが約0.15mm以下の内部導体3
1を配置し、内部導体31の外周を絶縁体32で被覆
し、絶縁体32の外周に、複数本の素線33a,33b
…を所定のピッチでらせん状に横巻きした外部導体(外
部シールド)34を設け、外部導体の外周をジャケット
35で被覆したものである。内部導体31の外径φi
は、言い換えれば、36AWG(American Wire Gaug
e:アメリカ式針金ゲージ)以下である。
【0016】本実施の形態では、内部導体31として外
径φiが約0.09mm(40AWG)のすずめっき銅
合金線を用いている。絶縁体32としては、内部導体3
1の外周にPFA(四フッ化エチレン・パーフロロプロ
ピルビニルエーテル共重合体)樹脂を押出したPFA絶
縁体を使用している。絶縁体32を被覆した絶縁線心3
6の外径φcは、0.25mmである。素線33a,3
3b…には、素線径φsが0.032mmのすずめっき
銅線を用いている。ジャケット35としては、外部導体
34の外周にポリエステルテープを巻き回したものを使
用している。ジャケット35を被覆した極細同軸ケーブ
ル30の外径φは、0.36mmである。
【0017】さて、図1は、本発明に係るシース付き丸
形フラット極細同軸多心ケーブルの平面図を示し、図2
は、そのI−I線断面図を示したものである。
【0018】図1および図2に示すように、シース付き
丸形フラット極細同軸多心ケーブル1は、主として電子
機器間や通信機器間の接続に用いられる断面が円形状の
ケーブルであり、16本の極細同軸ケーブルを16心で
1ユニットとし、このユニットを12本用意して撚り合
わせ、撚り合わせたユニットの外周に編組シールド63
を施し、編組シールド63外周をシース64で被覆した
192心極細同軸多心ケーブルである。
【0019】第1のユニット2Aは、16本の極細同軸
ケーブル30a1,30a2…を平行に並べ、ケーブル
30a1,30a2…の長手方向に沿って平行接着部3
と非接着部4とを交互にある一定のスパンSで設けて形
成されている。平行接着部5は、隣り合う極細同軸ケー
ブル30a1,30a2…同士が固定されて平行に保た
れる部分である。非接着部4は、各極細同軸ケーブル3
0a1,30a2…が固定されない部分である。スパン
Sは、平行接着部3の長さL3と非接着部4の長さL4
との和である。
【0020】第2のユニット2Bも同様に、16本の極
細同軸ケーブル30b1,30b2…を平行に並べ、ケ
ーブル30b1,30b2…の長手方向に沿って平行接
着部3と非接着部4とを交互にある一定のスパンSで設
けて形成する。以下同様にして、第3のユニットから第
12のユニットを形成する。
【0021】平行接着部3は、例えば、片面に接着層5
が形成された接着層付きポリエステルテープ6,6を使
用し、この接着層付きポリエステルテープ6,6で極細
同軸ケーブル30a1,30a2…を両側から挟んで固
定して構成されている。接着層付きポリエステルテープ
6,6の幅Wは、第1のユニット2Aの幅とほぼ同じ幅
である。
【0022】平行接着部3を構成する接着層付きポリエ
ステルテープ6,6の長さLは、極細同軸多心ケーブル
1の加工方法により可変とする。例えば、端末加工に使
用するコネクタのピッチが0.5mmで、ケーブル加工
長が500mmの場合、図2で説明すれば、各極細同軸
ケーブル30b1,30b2…の内部導体31b1,3
1b2…間ピッチPiが0.5mmとなるように、かつ
スパンSが500mm毎となるように接着層付きポリエ
ステルテープ6,6を貼り付けることになる。
【0023】この場合、図1に示すように、接着層付き
ポリエステルテープ6,6の長さ(平行接着部3の長
さ)L3を60mmとし、非接着部4の長さL4を44
0mmとすればよい。すなわち、平行接着部3の長さL
3と非接着部4の長さL4との比L3:L4は、3:2
2であり、スパンSは、ケーブル加工長と等しくなるよ
うにしている。
【0024】以上のようにして各ユニット2A,2B…
を形成した後、これら12本のユニット2A,2B…を
撚り合わせ、撚り合わせたユニット2A,2B…の外周
に編組シールド63を施し、編組シールド63の外周を
シース64で被覆すると、図1に示した192心のシー
ス付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル1が完成す
る。12本のユニット2A,2B…の撚り合わせは、例
えば、12本のユニット2A,2B…を平行に並べ、第
1のユニット2A側から巻いて断面が渦巻き状(のり巻
き状)の束を形成するようにすればよい。
【0025】本発明に係る極細同軸多心ケーブル1は、
平行接着部3を設けることにより、すなわち、極細同軸
ケーブルに所々平らな部分を設けることにより、図6で
説明した従来の多心ケーブル60とは異なり、端末加工
の際、ユニット2Aの極細同軸ケーブル30a1,30
a2…やユニット2Bの極細同軸ケーブル30b1,3
0b2…がばらばらにならないので、端末加工性に優
れ、しかも作業性が良好である。例えば、図4で後述す
るように、ユニット2A,2B…毎の一括外部シールド
処理、絶縁体剥離、コネクタ接続が可能になる。また、
非接着部4を設けることにより、ケーブル加工品の屈曲
性を損なわない。
【0026】本発明に係る極細同軸多心ケーブル1で
は、各ユニット2A,2B…のどちらか一方の端から2
本の極細同軸ケーブル30a1,30a2、31b1,
31b2、…が、識別用としてジャケット色が異なるよ
うにしている。
【0027】次に、192心の極細同軸多心ケーブル1
において、識別方法の一例を説明する。表1は、192
心を4色(青・赤・緑・黄)で識別する場合の色の組合
せを示したものである。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示すように、各ユニットの第3線心
〜16線心のジャケットの色はすべて青である。第1の
ユニット〜第4のユニットの第1線心は、順に青・赤・
緑・黄とし、以下同様に、第5のユニット〜第8のユニ
ットの第1線心、第9のユニット〜第12のユニットの
第1線心も順に青・赤・緑・黄とする。さらに、第1の
ユニット〜第4のユニットの第2線心は青とし、以下同
様に、第5のユニット〜第8のユニットの第1線心は赤
とし、第9のユニット〜第12のユニットの第2線心は
緑とする。
【0030】図1および図2で説明すれば、第1のユニ
ット2Aの極細同軸ケーブル30a1,30a2のジャ
ケット色が青,青(無地部,無地部)となっており、第
2のユニット2Bの極細同軸ケーブル30b1,30b
2のジャケット色が青,赤(無地部,波線斜線部)とな
っている。
【0031】このように、本発明に係る極細同軸多心ケ
ーブル1は、12ユニットであることから、端から2本
の極細同軸ケーブルを4色の組合せで識別が可能となる
ため、192心をわずか4色で識別ができる。
【0032】図6で説明した従来の極細同軸多心ケーブ
ル60では、ユニット内の極細同軸ケーブルのジャケッ
ト色を統一しているので192心を識別するのに12色
も必要である。本発明に係る極細同軸多心ケーブル1に
よれば、ユニット毎の端から2本の極細同軸ケーブルの
みを識別用としてジャケット色を変えることにより、識
別に使用する色の種類を大幅に減らすことが可能にな
る。
【0033】次に、本発明に係るシース付き丸形フラッ
ト極細同軸多心ケーブルの端末接続部を説明する。
【0034】図4は、本発明に係るシース付き丸形フラ
ット極細同軸多心ケーブルの端末接続部の平面図を示し
たものである。
【0035】図4に示すように、端末接続部40は、図
1および図2で説明した極細同軸多心ケーブル1の被覆
を除去して第2のユニット2Bを露出させ、第2のユニ
ット2Bの各極細同軸ケーブル30b1,30b2…の
端末部とコネクタ41とを接続したものである。
【0036】より詳細に言えば、各極細同軸ケーブル3
0b1,30b2…の端末部と、回路基板42上に形成
した複数本の配線パターン43a,43b…とを接続す
る。ここで用いている回路基板42は、電子機器などに
接続するためのコネクタ41と一体形成されている。回
路基板42は、複数本の配線パターン43a,43b…
と、これら複数本の配線パターン43a,43b…の先
端のピッチと同じピッチで形成される印刷パターンから
なる端子44a,44b…と、端子44a,44b…の
配列方向と平行になるように形成される帯状の一括接地
パターン45とを備えている。
【0037】各極細同軸ケーブル30b1,30b2…
と配線パターン43a,43b…とは、外部導体34b
1,34b2…と絶縁体32b1,32b2…を剥離し
て内部導体31b1,31b2…を露出させ、一括接地
パターン45上で各外部シールド34b1,34b2…
を一括してはんだ付けし、各端子44a,44b…に内
部導体31b1,31b2…をそれぞれはんだ付けして
接続されている。
【0038】本発明に係る端末接続部40は、極細同軸
ケーブル30b1,30b2…に平行接着部3が設けら
れているので、端末加工時に被覆を除去しても極細同軸
ケーブル30b1,30b2…がばらばらにならず、コ
ネクタ41と接続する際、ユニット毎の一括外部シール
ド処理、絶縁体剥離、コネクタ接続が可能となり、端末
加工性に優れている。
【0039】また、ユニット毎の端から2本の極細同軸
ケーブルのみを識別用としてジャケット色を変えている
ので、極細同軸多心ケーブル1の各ユニットを識別する
ことができ、しかも、ユニットとコネクタの向きを容易
に判別して確実にコネクタ接続することができ、作業性
が良好である。
【0040】次に、第2の実施の形態を説明する。
【0041】極細同軸多心ケーブル1では、図3で説明
したように、ジャケット35として、外部導体34の外
周にポリエステルテープを巻き回した極細同軸ケーブル
30を使用した例で説明した。第2の実施の形態の極細
同軸多心ケーブルは、ジャケット35として、外部導体
34の外周をPVC(ポリ塩化ビニル)樹脂を押出した
PVCジャケットで被覆した極細同軸ケーブルを使用し
たものである。
【0042】また、極細同軸多心ケーブル1では、図1
および図2で説明したように、平行接着部3として、片
面に接着層5が形成された接着層付きポリエステルテー
プ6,6を使用し、この接着層付きポリエステルテープ
6,6で極細同軸ケーブル30a1,30a2…を両側
から挟んで固定して構成した例で説明した。第2の実施
の形態の極細同軸多心ケーブルは、PVCジャケットを
熱風により間欠融着させ、平行接着部3と非接着部4と
を設けたものである。
【0043】第2の実施の形態の極細同軸多心ケーブル
のその他の構成は、極細同軸多心ケーブル1の構成と同
じである。この第2の実施の形態の極細同軸多心ケーブ
ルも、極細同軸多心ケーブル1と同じ効果が得られる。
【0044】図5は、第2の実施の形態におけるシース
付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルの端末接続部の
平面図を示したものである。
【0045】図5に示すように、端末接続部50は、第
2の実施の形態の極細同軸ケーブルを用いた点を除き、
図4で説明した端末接続部40と同じ構成である。図5
では、極細同軸ケーブル30a1,30a2…のうち、
PVCジャケットの融着部分51が平行接着部3とな
る。この端末接続部50も、端末接続部40と同じ効果
が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
【0047】(1)コネクタ接続や線心識別の面におい
て、端末加工性に優れ、作業性が良好である。
【0048】(2)非接着部を設けることにより、ケー
ブル加工品の屈曲性を損なわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1に示したシース付き丸形フラット極細同軸
多心ケーブルのI−I線断面図である。
【図3】極細同軸ケーブルの断面図である。
【図4】本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸
多心ケーブルの端末接続部の平面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるシース付き丸形フラ
ット極細同軸多心ケーブルの端末接続部の平面図であ
る。
【図6】従来の極細同軸多心ケーブルの平面図である。
【符号の説明】
1 シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル 2A 第1のユニット 2B 第2のユニット 3 平行接着部 4 非接着部 6,6 接着層付きポリエステルテープ 30a1,30a2… 極細同軸ケーブル 30b1,30b2… 極細同軸ケーブル L3 平行接着部の長さ L4 非接着部の長さ S スパン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 15/08 H01R 9/05 B Fターム(参考) 5E077 BB07 BB31 BB38 DD01 GG29 JJ22 JJ28 5G315 JA01 JA02 JB02 JC02 5G319 CA02 CB07 CB10 DA07 DB01 DC03 DC04 DC09 DC18 5G375 AA10 CA02 CA19 DA08 DB16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径が約0.15mm以下の内部導体の
    外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設
    け、外部導体の外周をジャケットで被覆した極細同軸ケ
    ーブルを、複数本撚り合わせてなる極細同軸多心ケーブ
    ルにおいて、極細同軸ケーブルに、平行接着部と非接着
    部とをある一定のスパンで設けたことを特徴とするシー
    ス付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
  2. 【請求項2】 極細同軸ケーブルを3〜20本、平行に
    並べて1ユニットとし、ユニット毎に、平行接着部と非
    接着部とがある一定のスパンで設けられる請求項1記載
    のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
  3. 【請求項3】 各ユニットのどちらか一方の端から2本
    の極細同軸ケーブルが、識別用としてジャケット色が異
    なる請求項2記載のシース付き丸形フラット極細同軸多
    心ケーブル。
  4. 【請求項4】 外径が約0.15mm以下の内部導体の
    外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設
    け、外部導体の外周をジャケットで被覆した極細同軸ケ
    ーブルを、複数本撚り合わせてなる極細同軸多心ケーブ
    ルの端末接続部において、極細同軸ケーブルに、平行接
    着部と非接着部とをある一定のスパンで設け、平行接着
    部において一括外部導体処理と絶縁体剥離とを行い、コ
    ネクタ接続したことを特徴とするシース付き丸形フラッ
    ト極細同軸多心ケーブルの端末接続部。
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