JP2003123432A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

記録テープカートリッジ

Info

Publication number
JP2003123432A
JP2003123432A JP2001317086A JP2001317086A JP2003123432A JP 2003123432 A JP2003123432 A JP 2003123432A JP 2001317086 A JP2001317086 A JP 2001317086A JP 2001317086 A JP2001317086 A JP 2001317086A JP 2003123432 A JP2003123432 A JP 2003123432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
recording tape
door
case
drive device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001317086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3718154B2 (ja
Inventor
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
Wataru Iino
亘 飯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001317086A priority Critical patent/JP3718154B2/ja
Priority to US10/270,172 priority patent/US7004418B2/en
Publication of JP2003123432A publication Critical patent/JP2003123432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3718154B2 publication Critical patent/JP3718154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/037Single reels or spools
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブ装置側の操作部材が記録テープを最
短の経路で引き出すことができる開口部構成とすること
を課題とする。 【解決手段】 開口部20は、矩形状のケース12の装
填側角部を切り欠いて形成されているため、開放面がケ
ース装填A方向及びケース装填方向と直交するB方向に
向いている。換言すれば、チャッキング部材22が、装
填方向側から、装填方向と直交する方向から、或は角部
方向からリーダーピン24にアクセスできる。このた
め、磁気テープTを引き出すための経路が最短となるド
ライブ装置の設計が可能となり、また、チャッキング部
材22が回り込んでリーダーピン24をチャックするよ
うなドライブメカが不要となるので、コンパクトで製造
コストの安価なドライブ装置を設計することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ等の記
録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容し
た記録テープカートリッジに関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ等の外部記録媒体として磁
気テープ等の記録テープが用いられている。この記録テ
ープとして、保存時の収容スペースが小さく、大容量の
情報が記録できる、記録テープが巻装された単一のリー
ルを収容する記録テープカートリッジが採用されてい
る。 【0003】この記録テープカートリッジのケースには
開口部が形成されており、この開口部から記録テープを
引き出しドライブ装置側の巻取りリールに巻き取らせる
ようになっている。そして、開口部から塵埃等が侵入し
て記録テープに付着しないように、従来から種々の工夫
がなされている。 【0004】図12に示す記録テープカートリッジ10
0では、ケース102の側壁102A(ケース装填A方
向に沿った側壁)に開口部104が形成されている。こ
の開口部104は、装填A方向に沿ってスライドするド
ア106で開閉される構成である。 【0005】しかし、この開口部104の位置では、磁
気テープTの端部に取付けられたリーダーピン108を
引き出すドライブ装置側の操作部材がケース102の横
方向から回り込んでリーダーピン108を引き出す必要
がある。このため、操作部材が回り込むスペースをドラ
イブ装置側に確保しなければならず、また、操作部材を
回り込ます機構が複雑となり、どうしてもドライブ装置
が大型化する。さらに、別の見方をすると、巻取りリー
ル110に対して磁気テープTの引き出し経路が長くな
る。 【0006】一方、図13に示す記録テープカートリッ
ジ112では、ケース114の正面壁114A(ケース
装填A方向の前方壁)に開口部116が形成されてい
る。この開口部116は、支軸回りに開閉する回転式の
ドア118で開閉される構成である。 【0007】この記録テープカートリッジ112では、
正面壁114Aに開口部116が形成されているので、
ドライブ装置側の操作部材は横方向から回り込んで磁気
テープTを引き出す必要はないが、ドア118が大きく
外側に開くため、ドライブ装置側には、ドア118の開
閉動作を邪魔しないようにスペースを確保しなければな
らない。このため、ドライブ装置が大型化する。 【0008】さらに、図14に示す記録テープカートリ
ッジ120では、ケース122の角部を切り欠いて開口
部124を形成し、磁気テープTの端部が連結されたリ
ーダーブロック126で開口部124を直接開閉する構
成となっている。 【0009】しかし、リーダーブロック126が開口部
124を閉じるドアとして機能するだけなら、リーダー
ブロック126に傷や汚れが生じても問題はないが、リ
ーダーブロック126はそのまま操作部材に引き出さ
れ、ドライブ装置側の巻取りリール128のハブ130
に嵌合される構成である。このため、リーダーブロック
126に傷や汚れが生じると、ハブ130と上手く嵌合
せず、ハブ130で巻き取られる磁気テープTの走行に
悪影響を与える恐れがある。 【0010】また、リーダーブロック126は開口部1
24の縁部に係止されているだけなので、ケース122
を落すると外れてしまう恐れがあり、さらに、リーダー
ブロック126はリーダーピンと比較してサイズが大き
いため、ケース122の形状に制約が多くなる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、ドライブ装置側の操作部材が記録テープを最短
の経路で引き出すことができる開口部構成とし、また、
開口部を閉じるドアと記録テープ引き出し用のリーダー
部材を別部材とし、さらに、ドライブ装置をコンパクト
な設計とすることができる記録テープカートリッジを提
供することを課題とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に
収容する矩形状のケースと、前記ケースのドライブ装置
への装填側角部を切り欠いて形成された、前記記録テー
プの端部に取付けられたリーダー部材を引き出すための
開口部と、前記開口部を閉止・開放する遮蔽部材と、前
記遮蔽部材を前記ケースに保持する共に、前記ドライブ
装置側の操作部材で操作されることで、該遮蔽部材を閉
止位置・開放位置へ移動させる開口部開閉手段と、を有
することを特徴としている。 【0013】上記構成では、記録テープカートリッジが
使用される際にドライブ装置へ装填され、操作部材によ
って開口部からリーダー部材が引き出されて、記録テー
プがケースから引き出される。このリーダー部材は、記
録テープを引き出しつつドライブ装置のハブに収容され
る。この状態でハブが回転駆動され、記録テープはハブ
の外周面に巻き取られつつ順次ケースから引き出され、
所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド等
によって情報の記録や再生が行われる。 【0014】ここで、開口部は、矩形状のケースの装填
側角部を切り欠いて形成されているため、開放面がケー
ス装填方向及びケース装填方向と直交する方向に向いて
いる。換言すれば、操作部材が、装填方向側から、装填
方向と直交する方向から、或は角部方向からリーダー部
材にアクセスできる。 【0015】このため、記録テープを引き出すための経
路が最短となるドライブ装置の設計が可能となり、ま
た、操作部材が回り込んでリーダー部材をチャックする
ようなドライブメカが不要となるので、コンパクトで製
造コストの安価なドライブ装置を設計することができ
る。また、同時に記録テープのパス経路も必然的に短く
なるので、テープガイドとの接触摩耗を低減させること
ができる。 【0016】また、ドライブ装置側の操作部材が開口部
開閉手段を操作することで、遮蔽部材が閉止位置・開放
位置へ移動し、開口部が閉止・開放される。すなわち、
リーダー部材と別体に設けられた遮蔽部材で開口部が閉
止・開放されるので、リーダー部材にキズや汚れが付き
難い。このため、ドライブ装置内での記録テープの引き
出し、或は記録テープの走行に影響を与えない。 【0017】また、ケースが落下しても遮蔽部材は開口
部開閉手段でケースに保持されているので、ケースから
外れることがなく、不用意に開口部から埃塵等が侵入し
ない。なお、遮蔽部材とは、ドア、扉、リッド、シャッ
ター等のように、開口部を閉じることができる部材の総
称を言う。 【0018】さらに、開口部開閉手段の一つして、遮蔽
部材をスライドさせて開閉させることで、遮蔽部材を最
小限のスペースで開閉動作させることができる。これに
より、ドライブ装置を小型化することが可能となる。 【0019】また、遮蔽部材を開口部の内側に配置し
て、開口部を開放・閉止するときにケースの外形領域か
らはみ出さないような軌跡を描くようにしてもよい。こ
れにより、ユーザーが故意に遮蔽部材を開閉しにくくな
る。 【0020】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
記録テープカートリッジ10を説明する。なお、説明の
便宜上、記録テープカートリッジ10のドライブ装置へ
の装填方向を矢印Aで示し、矢印Aと直交する方向を矢
印Bで示す。 【0021】図1に示すように、記録テープカートリッ
ジ10は、平面視で略矩形状のケース12内に、情報記
録再生媒体である記録テープとして磁気テープTを巻装
した単一のリール15を回転可能に収容している。 【0022】ケース12は、装填方向の角部が切り欠か
れた一対のセル14、16を重ね合わせることで構成さ
れ、内部に磁気テープTの収容空間が設けられている。
そして、セル14、16の周壁18が切り取られた角部
が磁気テープTの引き出し用の開口部20となってい
る。 【0023】このように、ケース12の角部に開口部2
0を形成することで、開放面がA方向及びB方向に向く
ため、チャッキング部材22(図4参照)が、A方向、
B方向、或はA方向とB方向の間からアクセスしてリー
ダーピン24をチャックできる。 【0024】これによって、リーダーピン24を保持す
るピン台26を設置可能なエリアが広がる。つまり、ド
ライブ側のチャッキング部材22がリーダーピン24を
チャックできる領域が広いため、A方向又はB方向から
チャックするドライブ装置の仕様に合わせてピン台26
の位置を設定できる。このため、ドライブ装置の設計の
自由度も広がる。 【0025】また、開口部20の縁部、すなわち、セル
14の周壁18の終端部にはビスボス28が形成されて
いる。このビスボス28へは上側のセル16からビス4
8がねじ込まれ固定される。これによって、ケース12
を落しても、記録テープカートリッジ10全体の重量
で、強度的に不利な開口部20が変形したり、座屈して
位置ズレしない。 【0026】なお、セル16には、セル14と同様に周
壁18とビスボス28(図2参照)が形成されている。
また、説明を重複させないため、以下の説明では、セル
14を例に挙げて説明するが、セル16も同じような構
成とされていることを理解されたい。 【0027】また、ビス48のネジ山径は一例として、
φ2.0mmで、ビスボス28の外径をφ4.0mmと
している。さらに、周壁18の付き合せ面は溶着固定し
てもよいが、セル16の周壁18から突起を突設させ、
セル14の周壁18に突起と嵌合する嵌合孔を設け、互
いに嵌合させてもよい。 【0028】また、ピン台26が設置されたエリア(開
口部付近)では、他のエリアと比較して肉厚とされ、板
厚が上側のセル16及び下側のセル14とも2mmとさ
れ、さらに、セルはポリカーボネート素材で成形されて
いる。 【0029】これは、記録テープカートリッジ10の機
能上で最も重要なリーダーピン24の停止位置であるピ
ン台26付近の強度を上げ、落下等による衝撃でリーダ
ーピン24の位置がズレないようにするためである。 【0030】ピン台26は、半円筒形状をしており、そ
の凹部26Aに磁気テープTの端部に固定されたリーダ
ーピン24の両端部が直立した状態で保持される。そし
て、ピン台26の外周壁の記録テープ引出し方向は開放
しており、リーダーピン24が出入りする出入り口とな
っている。 【0031】また、リーダーピン24の両端部には、環
状溝24Aが形成されており、この環状溝24Aがチャ
ッキング部材22のフック30に掛止される。さらに、
環状溝24Aは、磁気テープTの幅方向端部より外側に
位置しており、チャッキング部材22のフック30が磁
気テープTに接触して傷付けないようになっている。 【0032】また、ピン台26の近傍には、開口部20
の開放面に対して所定角度傾斜したガイド溝32が形成
されている。このガイド溝32は、上側のセル16、下
側のセル14の内面を向い合せたとき、それぞれ同位置
となるように形成されている。ガイド溝32には、開口
部20を開放・閉止する長方形状のドア34の一端側か
ら幅方向へ突設されたガイドピン36がスライド可能に
挿入される。 【0033】ドア34の板幅は開口部20の開口高とほ
ぼ同一とされ、ドア34の板長は開口部20の開口幅よ
り大きくされている。つまり、ドア34のスライド性能
を維持すると共に、開口部20から埃塵等の侵入を遮断
するようになっている。 【0034】また、ドア34の他端側からも幅方向へガ
イドピン38が突設されている。このガイドピン38
は、A方向に沿った周壁18と平行に形成されたガイド
溝40へ挿入される。このガイド溝40も、上側のセル
16、下側のセル14の内面を向い合せたとき、それぞ
れ同位置となるように形成されている。 【0035】そして、ガイド溝40にはガイドピン38
が挿入され、ガイド溝32にはガイドピン36が挿入さ
れて、ドア34がガイド溝32、40を跨るように配置
される。これにより、図5から図7に示すように、ドア
34は、ガイドピン38を軸として回動しながら周壁1
8の内側に沈み込むようにスライドして開放し、また、
閉止時には、これとは逆に開口部20に向って押し出で
るようにスライドして、開口部20の開放面と略平行と
なって開口部を閉止する。 【0036】また、ガイド溝32の終端には外側に屈曲
する屈曲部32Aが形成されており、この部分がガイド
溝40と平行になっている。したがって、図5に示すよ
うに、ガイドピン38がガイド溝40の終端(開口部
側)に位置し、ガイドピン36が屈曲部32Aに位置し
て、ドア34が閉止状態にあるとき、ユーザーがドア3
4を正面から押しても、ガイドピン36が屈曲部32A
に引っ掛かり、容易にドア34は開放しない。 【0037】さらに、ドア34の一端側の外面には、三
角状のリブ42が幅方向に渡って延設されている。この
リブ42は、後述するドライブ装置側に設けられたドア
開閉アーム44のピッキング部46に掛止され、ケース
12の挿入動作により、ドア34へ屈曲部32Aに沿う
スライド力を付与する。このため、ガイドピン36が屈
曲部32Aから離れてガイド溝32に沿って移動し、ド
ア34を開放させる。 【0038】また、ドア34の中央部には、トーション
ばね50の一端が掛止される掛止孔52が形成されてい
る。この掛止孔52に掛止されたトーションばね50の
コイル部は、円柱状の支柱54に挿入され、トーション
ばね50の他端は係止ピン55に係止されている。この
トーションばね50によって、ドア34は常に閉止方向
の力を付与されている。 【0039】一方、下側のセル14の中央部には、リー
ルギヤを外部に露出するためのギヤ開口58が設けられ
ており、リール15はリールギヤがドライブ装置の駆動
ギヤに噛合わされてケース12内で回転駆動されるよう
になっている。また、リール15は、セル14、16の
内面に部分的に突設されて円形の軌跡上にある周壁60
によってガタ付かないように保持されている。なお、係
止ピン55は周壁60の外側にあり、リール15と接触
しないようになっている。 【0040】次に、本形態の記録テープカートリッジ1
0が装填されるドライブ装置のチャッキング部材22、
ドア34を開閉するドア開閉アーム44、及び巻取りリ
ールの概略構成を説明する。 【0041】図4に示されるように、チャッキング部材
22は、リーダーピン24をチャックするフック30
と、このフック30にチャッキング動作をさせる旋回ア
ーム62を備えている。ドア開閉アーム44でドア34
が開放され、ケース12が所定の位置で停止すると、旋
回アーム62が旋回して、ピン台26に保持されたリー
ダーピン24を掛止して、磁気テープTを開口部20か
ら引き出し、図示しない巻取りリールのハブへ移動させ
る。ハブには、リーダーピン24が嵌合する取付溝が形
成されており、旋回アーム62がリーダーピン24を取
付溝に収容すると、ハブが回転して所定の経路に沿って
磁気テープTがリールに巻き取られる。 【0042】次に、ドア開閉アームについて説明する。 【0043】図8に示すように、ドア開閉アーム44
は、記録テープカートリッジ10の装填部の上方に旋回
可能に設けられているが、図9に示す位置で反時計方向
への旋回は規制され位置決めされている。ドア開閉アー
ム44の先端部には、ドア開閉アーム44の旋回中心側
へ屈曲するピッキング部46が形成されている。このピ
ンキング部46の先端は、記録テープカートリッジ10
を装填したとき、ドア34のリブ42とビスボス28と
の突き合せ面に生じた隙間に入り込むるようになってい
る。 【0044】また、記録テープカートリッジ10の装填
部のベース面には、装填方向に沿ってガイド溝64が形
成されている。ガイド溝64には、ケース12に形成さ
れたスタッキングリブ66が係合して、左右に振れるこ
となく装填することができる。さらに、ベース面の奥側
には、ストッパー68が立設されている。ストッパー6
8は、ケース12の角部形状に沿う形状をしており、水
平方向のケース12の位置決め部材として機能する。 【0045】また、ケース12の開口部20を装填方向
の角部を切り欠いて形成したので、角部の切り欠き形状
を変えるだけで、記録テープカートリッジのライブラリ
ー(記録テープカートリッジをストックする複数の棚を
備えており、リクエストに応じて記録テープカートリッ
ジを取り出し、ドライブ装置に装填する機能を持つ)に
おける記録テープカートリッジの識別部として兼用する
ことができる。これにより、ケースに別途識別部を形成
する必要がなくなるので、ケースの強度不足や防塵性の
低下、金型構造の煩雑化を防ぐことができる。 【0046】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。 【0047】図8及び図9に示すように、記録テープカ
ートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライブ装置へ装
填すると、ドア開閉アーム44のピッキング部46にド
ア34のリブ42が掛止される。 【0048】さらに、記録テープカートリッジ10を押
し込んでいくと、図10に示すように、この挿入力を利
用して、ドア開閉アーム44が時計方向へ旋回しながら
ドア34を開放方向へスライドさせていく。そして、図
11に示すように、ストッパー68にケース12の角部
(開口部)が当たるまで押し込むと、ドア34がケース
12の内側へスライドして開口部20が完全に開放され
る。 【0049】ここで、図4に示すように、チャッキング
部材22のフック30がピン台26に保持されたリーダ
ーピン24を引き出し、リールのハブに案内する。この
フック30は、A方向(装填方向)から、リーダーピン
24にアクセスできるため、磁気テープTを引き出すた
めの経路が最短となり、同時に磁気テープTのパス経路
も必然的に短くなるので、テープガイド等との接触摩耗
を低減させることができる。 【0050】また、フック30が回り込んでリーダーピ
ン24をチャックするようなドライブメカが不要となる
ので、コンパクトで製造コストの安価なドライブ装置を
設計することができる。 【0051】次に、記録テープカートリッジ10を取り
出すときは、図示しないイジュクト部材によって、ケー
スが矢印Aと反対方向へ押し戻される。このため、トー
ションばね50によってドア34が閉止方向へ押され、
このばね力により、ピッキング部46がドア34のリブ
42に押され、図10において、ドア開閉アーム44が
反時計方向へ旋回しながら元の位置に戻る。 【0052】以上のような動作によって、開口部20が
開放・閉止されるが、リーダーピン24は、開口部20
を閉止するドア34で保護されているので、キズや汚れ
が付き難い。このため、ドライブ装置内での磁気テープ
の引き出し、或は走行に影響を与えない。 【0053】また、ケース12が落下してもドア34は
ガイド溝32、40とガイドピン36、38でケース1
2に保持されているので、ケース12から外れることが
なく、不用意に開口部20から埃塵等が侵入しない。 【0054】さらに、ドア34はスライドして開閉する
ため、ドア34を最小限のスペースで開閉動作させるこ
とができる。これにより、ドライブ装置を小型化するこ
とができる。また、ドア34は、ケース12の外形領域
からはみ出さないように内側へスライドするため(開口
部の両側にあるビスボスより内側に位置している)、ユ
ーザーが故意にドア34を開閉しにくくなり、ドア34
が壊れ難くなる。 【0055】また、ドアがスライドするとき、ドアがガ
イド溝を覆うような形状とし、ガイド溝に粉塵等が堆積
することを防止し、ドアのスライド動作の支障とならな
い構成とすることもできる。 【0056】なお、上述した実施の形態では、記録テー
プとして磁気テープTを用いた構成としたが、本発明は
これに限定されず、記録テープは情報の記録及び記録し
た情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体
として把握されるものであれば足り、本発明に係る記録
テープカートリッジが如何なる記録再生方式の記録テー
プにも適用可能であることは言うまでもない。 【0057】 【発明の効果】本発明は上記構成としたので、ドライブ
装置側の操作部材が開口部から記録テープを最短の経路
で引き出すことができ、ドライブ装置をコンパクトな設
計とすることができる。また、開口部を閉じるドアと記
録テープ引き出し用のリーダー部材を別部材としたの
で、リーダー部材が傷つけ難い。さらに、角部に開口部
を設けたので、リーダー部材の設定可能位置が広がり、
ドライブ装置の設計自由度が増える。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの全体構成を示す分解斜視図である。 【図2】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの開口部とドアとの関係を示す斜視図である。 【図3】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの開口部とドアとの関係を示す斜視図である。 【図4】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの開口部とドアとの関係を示す斜視図である。 【図5】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジのドアの開閉動作を示す平面図である。 【図6】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジのドアの開閉動作を示す平面図である。 【図7】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジのドアの開閉動作を示す平面図である。 【図8】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジのドアがドア開閉アームで開放されている状態を示
す斜視図である。 【図9】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジのドアがドア開閉アームで開放されている状態を示
す平面図である。 【図10】本発明の実施の形態に係る記録テープカート
リッジのドアがドア開閉アームで開放されている状態を
示す平面図である。 【図11】本発明の実施の形態に係る記録テープカート
リッジのドアがドア開閉アームで開放されている状態を
示す平面図である。 【図12】従来の記録テープカートリッジの全体構成を
示す斜視図である。 【図13】従来の記録テープカートリッジの全体構成を
示す斜視図である。 【図14】従来の記録テープカートリッジの全体構成を
示す斜視図である。 【符号の説明】 12 ケース 20 開口部 34 ドア(遮蔽部材) 32 ガイド溝(開口部開閉手段) 36 ガイドピン(開口部開閉手段) 38 ガイドピン(開口部開閉手段) 40 ガイド溝(開口部開閉手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録テープが巻装された単一のリールを
    回転可能に収容する矩形状のケースと、 前記ケースのドライブ装置への装填側角部を切り欠いて
    形成され、前記記録テープの端部に取付けられたリーダ
    ー部材を引き出すための開口部と、 前記開口部を閉止・開放する遮蔽部材と、 前記遮蔽部材を前記ケースに保持する共に、前記ドライ
    ブ装置側の操作部材で操作されることで、該遮蔽部材を
    閉止位置・開放位置へ移動させる開口部開閉手段と、 を有することを特徴とする記録テープカートリッジ。
JP2001317086A 2001-10-15 2001-10-15 記録テープカートリッジ Expired - Fee Related JP3718154B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317086A JP3718154B2 (ja) 2001-10-15 2001-10-15 記録テープカートリッジ
US10/270,172 US7004418B2 (en) 2001-10-15 2002-10-15 Recording tape cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317086A JP3718154B2 (ja) 2001-10-15 2001-10-15 記録テープカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003123432A true JP2003123432A (ja) 2003-04-25
JP3718154B2 JP3718154B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=19135009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001317086A Expired - Fee Related JP3718154B2 (ja) 2001-10-15 2001-10-15 記録テープカートリッジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7004418B2 (ja)
JP (1) JP3718154B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4009081B2 (ja) * 2001-10-15 2007-11-14 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3718154B2 (ja) 2001-10-15 2005-11-16 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710405B2 (ja) * 2001-10-15 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710411B2 (ja) * 2001-11-20 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710414B2 (ja) * 2001-11-20 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP4090396B2 (ja) * 2003-06-30 2008-05-28 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2010073253A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228311A (en) * 1975-08-29 1977-03-03 Nippon I B M Kk Tape cartridge with selflock function shutter
US4383660A (en) * 1981-03-30 1983-05-17 International Business Machines Corp. Single reel tape cartridge with leader block door seal
US4426047A (en) * 1982-03-26 1984-01-17 International Business Machines Corp. Single reel tape cartridge
US5570252A (en) 1995-06-07 1996-10-29 Iomega Corporation Disk drive cartridge door
JPH0939832A (ja) 1995-08-03 1997-02-10 Iseki & Co Ltd 移動農機の調節式キャビン防振装置
US5868333A (en) * 1997-07-25 1999-02-09 Seagate Technology, Inc. Tape media cartridge system and components thereof and methods of making and using the same
US6034839A (en) 1997-11-07 2000-03-07 Seagate Technology, Inc. Mechanism and method for loading a tape from a cartridge to a take-up reel
JP3695921B2 (ja) * 1997-12-22 2005-09-14 富士写真フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ
JP3642950B2 (ja) * 1997-12-24 2005-04-27 富士写真フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ
JPH11213615A (ja) 1998-01-28 1999-08-06 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカートリッジ
JPH11297032A (ja) 1998-04-08 1999-10-29 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカートリッジ
JP3707948B2 (ja) 1999-02-17 2005-10-19 富士写真フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ
JP3390361B2 (ja) 1999-05-18 2003-03-24 米沢日本電気株式会社 カートリッジ磁気テープ装置のローディング・スレッディング機構
JP4112160B2 (ja) 1999-09-08 2008-07-02 クウォンタム・コーポレイション テープカートリッジ
JP2001273740A (ja) 2000-03-28 2001-10-05 Tdk Corp テープカートリッジ
JP3718154B2 (ja) 2001-10-15 2005-11-16 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP4009081B2 (ja) * 2001-10-15 2007-11-14 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710406B2 (ja) * 2001-10-15 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710405B2 (ja) * 2001-10-15 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2003123431A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Fuji Photo Film Co Ltd 記録テープカートリッジ
JP3710411B2 (ja) * 2001-11-20 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710410B2 (ja) * 2001-11-20 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
US6854678B2 (en) * 2001-11-20 2005-02-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Recording tape cartridge and drive device
JP3710412B2 (ja) * 2001-11-20 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP3710414B2 (ja) * 2001-11-20 2005-10-26 富士写真フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
US6581865B1 (en) * 2002-01-18 2003-06-24 Quantum Corporation Retracting door assembly
US6764037B2 (en) * 2002-03-25 2004-07-20 International Business Machines Corporation Housing for information storage medium and method using same

Also Published As

Publication number Publication date
US20030071158A1 (en) 2003-04-17
US7004418B2 (en) 2006-02-28
JP3718154B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3743546B2 (ja) 磁気テープカートリッジ
JPH11185434A (ja) 磁気テープカートリッジ
JP3710410B2 (ja) 記録テープカートリッジ
US6739539B2 (en) Recording tape cartridge
JP3710414B2 (ja) 記録テープカートリッジ
US7021579B2 (en) Recording tape cartridge
JP3710406B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP3718154B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP3710405B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP3710411B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP3710413B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP2003157650A (ja) 記録テープカートリッジ
JP4054236B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4237999B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4111758B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4011992B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JPH03283158A (ja) テープカセット
JP4156865B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4009139B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4179804B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP3881284B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4012020B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP2004095070A (ja) カートリッジ
JP2003346453A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2004095066A (ja) 記録テープカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3718154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees