JP2003123384A - 記録方法、記録媒体および記録システム - Google Patents

記録方法、記録媒体および記録システム

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JP2003123384A
JP2003123384A JP2001314720A JP2001314720A JP2003123384A JP 2003123384 A JP2003123384 A JP 2003123384A JP 2001314720 A JP2001314720 A JP 2001314720A JP 2001314720 A JP2001314720 A JP 2001314720A JP 2003123384 A JP2003123384 A JP 2003123384A
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアや物理仕様を変更することな
く、目的とする情報(例えば広告等)の表示を行う情報
記録媒体及び光記録システムを提供すること。 【解決手段】 記録媒体に、記録が制限された領域を設
け、例えば広告等の目的とする情報表示の命令の後に、
制限を解除して、記録が可能となるようにする。 【効果】 ハードウェアや物理仕様を変更することなく
目的とする情報の表示を行う情報記録媒体及び光記録シ
ステムを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,情報を記録する媒
体の記録データの配置、特に,一般に流通している記録
再生ドライブで記録を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録システムの一例として,従来の
光記録システムで目的とする情報(例えば広告)を持つ
情報記録媒体用システムの一例を図3および図9を用い
て説明する。
【0003】図3は従来の光記録再生装置のブロック図
を示したものである。ヘッド2の一部であるレーザ光源
25(DVD−RAMでは波長約660nm)から出射
された光はコリメータレンズ24を通してほぼ平行な光
ビーム22へとコリメートされる。光ビーム22は光デ
ィスク11上に,対物レンズ23を通して照射され,ス
ポット21を形成する,その後,ビームスプリッタ28
やホログラム素子29などを通してサーボ用検出器26
や信号検出器27へと導かれる。各検出器からの信号は
加算・減算処理されトラッキング誤差信号やフォーカス
誤差信号などのサーボ信号となりサーボ回路に入力され
る。サーボ回路は得られたトラッキング誤差信号やフォ
ーカス誤差信号を元に,対物レンズ23の駆動手段31
や光ヘッド2全体の位置を制御し,光スポット21の位
置を目的の記録・再生領域に位置づける。検出器27の
加算信号は信号再生ブロック41へ入力される。入力信
号は信号処理回路によってフィルタ処理,周波数等化処
理後,デジタル化処理される。デジタル処理されたデジ
タル信号はアドレス検出回路および復調回路によって処
理される。アドレス検出回路によって検出されたアドレ
ス信号を元にマイクロプロセッサは光スポット21の光
ディスク11上での位置を算出し,自動位置制御手段を
制御することによって光ヘッド2及び光スポット21を
目的の記録単位領域(セクタ)へと位置づける。
【0004】上位装置からの光記録再生装置への指示が
記録の場合には,マイクロプロセッサは上位装置から記
録データを受け取りメモリへ格納するとともに,自動位
置制御手段を制御して,光スポット21を目的の記録領
域の位置へ位置付ける。マイクロプロセッサは信号再生
ブロック41からのアドレス信号によって,光スポット
21が正常に記録領域に位置付けられたことを確認した
後,レーザドライバ等を制御して目的の記録領域にメモ
リ内のデータを記録する。
【0005】アドレス信号は図6に記載のように,各情
報記録単位領域毎に配置されており、また該記録単位領
域の先頭部に配置されているので,アドレス信号の検出
により記録の直前に光スポットの位置を確認することが
できる。
【0006】図9は,上述の光記録システムの一例とし
て,書換え型DVDである国際標準ISO/IEC−1
6824などに規定されたDVD−RAMディスクを駆
動する光記録システムの動作の流れの例を示したもので
ある。
【0007】ディスクが挿入されたり,光記録システム
の電源が投入されたりすると,まず,光記録システム
は,媒体の種別を判別する処理を行う。通常,DVD−
RAM媒体に加えて再生専用媒体であるCD−ROMや
DVD−ROMの再生機能を有している。そのため,光
記録システムは,まず始めに媒体種別の判別処理を行
い,その媒体が上記のどれであるかを判別する。この,
判別処理のし方は個々のシステムによって異なる。たと
えば,反射率やフォーカス誤差信号などの再生信号のア
ナログ特性から媒体の種別を判別するシステムもあれ
ば,ディスク基板上に設けられた媒体物理情報保持領域
を再生した後その内容(データ)によって媒体の種別を
判別するものも有る。
【0008】光記録システムは媒体の種別が書換え型す
なわちDVD−RAMであると認識すると,まず,欠陥
管理情報領域など記録内容を検査して,光ディスクが物
理フォーマット済みであるかどうか調べる。物理フォー
マットされていない場合には,上位装置やユーザなどか
ら物理フォーマットの指示があるまで待機する。
【0009】光ディスクが物理フォーマット済みの場
合,光記録システムは,較正処理や論理整合性検証など
の記録準備処理を行った後,ユーザや上位装置からの指
示待ち状態となる。何らかのコマンドを受け取ると,光
記録システムは,コマンドの種類を調べ,それが記録コ
マンドである場合には,記録処理を行い。再生・フォー
マット・ディスク取り出しなどのコマンドの場合はそれ
ぞれ対応した処理を行う。通常これらの処理は正常に終
了するが,万一,予期できない理由で,記録に失敗した
場合には,リトライや交替処理などのエラー処理を行
う。
【0010】通常DVD−RAMの場合には,この記録
処理の際,記録データが正常に記録されたかどうかを実
際に再生して確認し,必要に応じて別の記録単位領域を
用いる交替処理を行うことによって,記録のデータの信
頼性を高めている。交替処理による記録領域の再割り当
てに関する管理情報は記録媒体上の特別領域(欠陥管理
領域)に記録する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例においては
既存の光記録システムでは、目的とする情報を記録した
情報記録媒体では、基本的に記録データは自由に消去・
書換えが可能であるため,ユーザの誤操作や,ユーザの
自発的な操作で、目的とする情報が表示される前に消去
されたり書き換えられたりする可能性があるため、目的
とする情報の表示効果が低いという問題が考えられる。
【0012】本発明の目的は,ハードウェアや物理仕様
を変更することなく、目的とする情報の表示を行う情報
記録媒体及び光記録システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
とすることによって、達成される。
【0014】まず、記録媒体に記録が制限された領域を
作成する。そして、この記録媒体に記録命令がなされた
際や記録媒体が記録装置にセッティングされた際等に、
例えば広告のような目的とする情報を表示する命令を出
し、この情報を例えば情報処理端末の画面やTV画面に
表示させるようにする。その後、記録が制限された領域
について、制限を解除することによって、記録が可能と
なるようにさせる。そして、実際に記録を行うようにす
る。
【0015】これにより、媒体の新たな利用法を得るこ
とができる。例えば、目的とする情報がある企業からの
広告によるものである場合、企業は媒体を利用してその
企業による広告を表示させることを条件に、所定の金額
を記録媒体メーカーに支払う。そして、その記録媒体メ
ーカーが記録媒体を販売する際、広告主である企業から
の支払いを受けているため、その分安価に記録媒体を販
売することができる。従って、記録媒体のユーザーは、
記録媒体を安価で購入することができる。
【0016】上記の記録が制限された領域の作成は、前
記制限された領域の配置情報を読み出し不能にすること
によって行われる。また、この制限の解除は、前記制限
された領域の配置情報を記録媒体に記録することによっ
て行われる。記録制限領域の配置情報なしには記録が行
えないため、この段階では記録媒体に対して記録ができ
ない。一方で、専用の制御ソフトウエアを利用すること
によって、制限された領域の配置情報を読み出し不能と
していたことを解除し、読み出し可能とさせる。ここ
で、制限された領域の配置情報を記録媒体に記録するこ
とによって、2回目以降の記録は上記の専用の制御ソフ
トウエアがなくても記録が可能となる。
【0017】また、専用の制御ソフトウエアの利用を継
続して強制したい場合には、制限された領域の配置情報
をソフトウエア上に記録する。このようにすれば、2回
目以降の記録も制御ソフトウエアが必要であり、上記ソ
フトウエアの使用を強制させることが可能となる。
【0018】ここで、記録が制限された領域は、以下の
ようにして作成される。DVD−RAMでは、図6に示
したように各記録セクタの先頭にエンボスピットの形で
物理ID(アドレス情報)が配置されている。信頼性の
確保のため一つのセクタを同定するためのアドレス情報
が4重に記録されている。ここで、記録装置はこの4重の
アドレス情報のうち,一つでも正常に再生できると,ア
ドレスが正常と判断する。そこで,記録不能とするため
に,この4つのアドレス情報全てが正常に再生されない
ようにしておく。このアドレスが正常に再生されないよ
うにする方法の具体例として,図8のように、アドレス
情報は、セクタ属性、アドレス番号、IEDからなって
いるが、各アドレス情報に付加されているIDエラー検
出符号(IED)と、それに対応するIDとは不整合な
ものとすること等が挙げられる。
【0019】一方で、制限を解除する工程としては、専
用の制御ソフトウエアを利用し、情報記録媒体内にある
記録制限領域配置情報をもとに欠陥セクタの飛び越し処
理や,交替処理をおこない、欠陥管理テーブルを書き換
える処理を行う。ここで、上記のように、各アドレス情
報に付加されているIDエラー検出符号(IED)と、
それに対応するIDとは不整合なものとした場合には、
具体的には本来の整合したIEDに1を加算したものを用
いた。この制御ソフトウエアは、この不整合を整合させ
るために、IEDから1を引き、本来の整合したIEDを得る
ことにより、記録不能とさせた制限を解除することがで
きる。
【0020】この専用の制御ソフトウエアは、目的の情
報(例えば広告等)の表示の命令を出し、その後、記録
不能とさせた制限を解除するものである。実際には、記
録コマンド後に目的の情報(例えば広告等)の表示命令
を出し、情報記録媒体内及び/またはソフトウエア上に
ある記録制限領域配置情報をもとに欠陥セクタの飛び越
し処理や,交替処理をおこない、欠陥管理テーブルの書
換え処理を行う。
【0021】記録コマンド後の流れを図16、図12に
示した。図16は目的とする情報及び記録制限領域の配
置情報、またはこれらの情報の記録先がソフトウエア上
に記録されている場合の処理である。記録コマンドが出
されると、記録制限領域判別処理がなされ、ソフトウエ
ア上に記録されている領域情報が判明した場合は、Ye
sの方へ進み、目的とする情報の表示命令が出された後
に、記録が可能となる。Noとなった場合や、情報表示
命令が出されるまでは、再生専用ディスクとして処理さ
れる。ここまでの処理はソフトウエア上でなされ、その
後は記録手段上で処理される。記録が可能となった後
に、記録処理が正常に行なわれることが確認される。記
録データがない等、記録が出来なかった場合には、再生
専用ディスクとして処理される。記録が正常に行なわれ
なかった場合にはエラーとして処理される。
【0022】図12は目的とする情報及び記録制限領域
の配置情報、またはこれらの情報の記録先が記録手段上
または媒体上に記録されている場合の処理である。
【0023】記録コマンドが出されると、記録制限領域
判別処理がなされ、ソフトウエア上に記録されている領
域情報が判明した場合は、Yesの方へ進み、目的とす
る情報の表示命令が出された後に、記録が可能となる。
Noとなった場合や、情報表示命令が出されるまでは、
再生専用ディスクとして処理される。記録コマンドが出
た後に、情報表示処理を行なう点についてはソフトウエ
ア上でなされ、それ以外の点については記録手段上で処
理される。記録が可能となった後に、記録処理が正常に
行なわれることが確認される。記録データがない等、記
録が出来なかった場合には、再生専用ディスクとして処
理される。記録が正常に行なわれなかった場合にはエラ
ーとして処理される。
【0024】また、上記の目的とする情報の表示の命令
を出し、その後、上記の制限を解除することを複数回繰
り返すようにしても構わない。このような場合には、例
えば、ユーザーは記録しようとするたびに、広告が表示
されることとなる。
【0025】ここで、目的とする情報は、記録媒体に記
録されているようにしても良い。これにより、情報の配
布が容易になるという利点がある。一方で、目的とする
情報は、専用のソフトウエアに記録されているようにし
ても良い。これにより、媒体上の記録エリアを占めなく
てもよくなり、媒体の記録容量が大きいという利点があ
る。更に、目的とする情報を外部情報配信手段を介して
再生するようにしても良い。たとえば、インターネット
を介して、パソコンの画面上に広告等を表示させるので
ある。これによれば、媒体の記憶容量を目的とする情報
で占めることもなく、専用のソフトウエアの容量も軽く
なる。
【0026】また、記録命令がなされた際に、目的とす
る情報(広告等)の表示の命令を出す信号と、その後
に、記録制限を解除する信号を、情報記録媒体自体に設
けても良い。この場合には、上述した専用ソフトは情報
記録媒体上にあり、システムへの専用ソフトインストー
ルが不要/簡略化できる。
【0027】目的とする情報と上記の制限された領域の
配置情報は、同一箇所に記録すると良い。なお、同一箇
所に記録するということは、両者の情報を組合せて切り
離せない形にして記録しておくことである。ここで、目
的とする情報と前記制限された領域の配置情報が同位置
に記録されているため、目的とする情報を消去すると、
制限された領域の配置情報の少なくとも一部が消去さ
れ、その結果記録媒体に記録された情報を再生できなく
なる。使用例としては、上記目的とする情報が広告とす
れば、記録を行なうためには必ず広告表示を行なうた
め、広告視聴率の高い記録媒体が実現できる。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施例1)図3は光情報記録装
置であるDVD−RAM記録再生装置のブロック図の一
例を示したものである。まず,この装置に記録制限のな
い媒体を装填した場合の動作について説明する。
【0029】ヘッド2の一部であるレーザ光源25(D
VD−RAMでは波長約660nm)から出射された光はコ
リメータレンズ24を通してほぼ平行な光ビーム22へ
とコリメートされる。光ビーム22は光ディスク11上
に,対物レンズ23を通して照射され,スポット21を
形成する,その後,ビームスプリッタ28やホログラム
素子29などを通してサーボ用検出器26や信号検出器
27へと導かれる。各検出器からの信号は加算・減算処
理されトラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号など
のサーボ信号となりサーボ回路に入力される。サーボ回
路は得られたトラッキング誤差信号やフォーカス誤差信
号を元に,対物レンズ31や光ヘッド2全体の位置を制
御し,光スポット21の位置を目的の記録・再生領域に
位置づける。検出器27の加算信号は信号再生ブロック41
へ入力される。入力信号は信号処理回路によってフィル
タ処理,周波数等化処理後,デジタル化処理される。デ
ジタル処理されたデジタル信号はアドレス検出回路およ
び復調回路によって処理される。アドレス検出回路によ
って物理アドレス情報である物理セクタ番号(PSN)が
得られる。ここで得られるアドレス情報は媒体の記録セ
クタと対応したものである。DVD-RAMシステムにおいて
はこのアドレスユーザ領域で31000hから始まる。な
お、ここで、物理アドレス情報とは、記録媒体上の物理
的にアドレス番号を表す符号とそのアドレス番号の正当
性を検証するアドレス誤り検出符号とから構成された情
報をいう。
【0030】しかしながら,本装置のようにPCなどの
上位装置に接続する外部記録装置においては,装置の種
類毎に記録領域の開始アドレスなどが異なっていると上
位装置での処理が煩雑となるため,通常上位装置からは
論理ブロックアドレス(LBA)を用いてアクセスする。
なお、ここで論理ブロックアドレスとは、記録媒体上の
物理的な位置ではなく、論理的にアドレス番号を表す符
合をいう。
【0031】本実施例の装置においては,このLBAとPSN
との変換を装置内のマイクロプロセッサによって行って
いるが図2の例のようにアドレス変換回路を用いてもよ
い。マイクロプロセッサは,装填されている媒体の種別
を判別し(図9、図10参照),媒体がDVD−RAM
であった場合には,データ領域の外側(内周側,外周側
各2箇所)の欠陥管理領域(DMA)に確保されている
欠陥管理テーブル(PDLとSDL)を読み取り,欠陥
セクタの飛び越し処理や,交替処理をおこなって,PSN
とLBAの対応付けを行う(図4)。直径120mmで片
面容量が4.7ギガバイトのDVD−RAMディスクに
おいては,書き換えデータ領域は最内周のPSN=31
000hから最外周のPSN=265F5Fhに位置し
ている。このうち欠陥セクタの交替用に31000hか
ら341FFhまでの領域を基本スペア領域(PSA)
として確保してある。ここで、基本スペア領域とは、欠
陥セクタが生じた場合の交替用に使用される領域をい
う。このPSAは12800個(3200h)のスペア
セクタを含む。DVD−RAMではPSAに加え,追加
スペア領域(SSA)を最外周に確保することができ
る。この例では,最外周にPSN=259F60からP
SN=265F5Fまでの49152セクタのSSAを
確保する。この結果,ユーザ領域はPSN=34200
hからPSN=259F5Fhまでとなる。この間には
2252128セクタが含まれるが,DVD−RAMデ
ィスクはゾーンCLV構成のため,ゾーン境界に部のガ
ード領域を除いた2245920がユーザセクタとな
る。したがって,ユーザセクタにはLBA=0(PSN
=34200h)からLBA=2245919(PSN
=259F5Fh)までのLBAが対応づけられる。
【0032】欠陥管理テーブルはPDL(一次欠陥管理
テーブル)とSDL(2次欠陥管理テーブル)の2種類
ある。PDLは媒体出荷時や媒体のサーティファイ時な
どに見つかった初期欠陥を登録するためにもちいられ
る。PDL内には欠陥セクタのPSNが記録されてお
り,記録再生装置はPDLにリストされたPSNをもつ
セクタにはLBAを割り付けない(Slipping)。記録再
生装置はこのSlippingされたセクタの分だけ,ユーザデ
ータ領域がPSA内に進出するようにして,LBAを割
り付ける。すなわち,ユーザ領域先頭はPSN=342
00hよりも,PSNが小さい方向(内周側)にシフト
する。PDLには約8000個の欠陥セクタ情報を登録するこ
とができる。欠陥管理テーブルに記載されない欠陥があ
ると、欠陥セクタの飛び越し処理や,交替処理を行い、
欠陥管理表を書き換える処理を行なう。これらの処理が
行なわれないと、そのセクタ及び続くセクタは記録エラ
ーとなり記録が出来なくなる。
【0033】そこで,本実施例では,記録制限の有る媒
体を従来のシステムで問題なく用いることができるよう
に以下のような記録媒体及び専用ソフトウエアを用い
た。
【0034】まず、ユーザ領域の先頭部(4096セク
タ)を含む複数の記録ブロックを記録制限領域とした
(図4参照)。そして、上記記録制限領域はアドレスデ
ータであるアドレス番号とID誤り検出データ(IE
D)(図8参照)が不整合となる用にして実現した。専
用ソフトでは、記録制限領域を有する情報記録媒体に記
録命令がなされた際に、目的とする情報(例えば広告
等)の表示の命令を出し、その後、記録の制限を解除
し、ここでは、記録制限領域に、記録を行うようにし
た。また、目的とする情報と記録制限領域配置情報は、
情報記録媒体内の同一個所に記録しておく。同一箇所に
記録するということは、両者の情報を組合せて切り離せ
ない形にして記録しておくことである。また、制限を解
除する工程としては、情報記録媒体内にある記録制限領
域配置情報をもとに欠陥セクタの飛び越し処理や,交替
処理をおこない、欠陥管理テーブルを書き換える処理を
行なう。
【0035】以下,本実施例の動作原理を説明する。本
実施例においては,記録制限領域が存在するが,記録制
限領域は,論理フォーマット後のユーザ記録領域である
論理ユーザ領域(論理ボリューム空間)には存在しない
ので通常の使用には問題がない。ここで、記録制限領域
とは、欠陥セクタと認識された領域をいう。UDFフォ
ーマット場合,AVDP(Anchor Volume Descriptor Point
er)のみ配置位置が決められており,LBA=256,LBA=512,
LBA=N-256(ただしNは最終LBA)2個所以上に欠陥管理
テーブルを記録することになっている。本実施例のケー
スである4.7GBのDVD-RAMでは,LBA=256とLBA=2
294815の二箇所にAVDPを記録する。AVDPにはメイ
ンと予備の二つの論理ボリューム認識シーケンス(VR
S)の配置位置が記されている。本実施例では,上記VRS
をLBA=4096からの16セクタとLBA=4112からの
16セクタに配置した。その後のセクタに,LVID(論理
ボリューム完全性記述子)を配置し,論理ボリューム空
間はLBA=4352から始まりLBA=2290975で終
わるように配置した。すなわち論理フォーマット上のユ
ーザ容量(論理ボリューム空間)は約4.68ギガバイトで
ある。論理ボリューム空間内には,スペースビットマッ
プやファイルセット記述子,ディレクトリ,ユーザファ
イルなどが配置される。ここで、UDFフォーマットと
は、Universal Disk Formatの略で、光磁気ディスクの
包括的なフォーマットのことをいう。このフォーマット
はメディアやOSに依存しない、ファイル名にロングファ
イルネームが使用できるという特徴を持つ。また、UD
Fフォーマット以外の場合も同様に、物理フォーマット
上には記録制限領域が存在するが,欠陥管理表に記録制
限領域を記録することにより、記録制限領域は論理フォ
ーマット上のユーザ記録領域である論理ユーザ領域(論
理ボリューム空間)には存在しなくなるため通常の使用
には問題がない。なお、ファイルシステム(論理フォー
マット)として,ランダム記録用UDFを用いた例を示
したが,特に書き換えに強い制限がある場合には,ライ
トワンス用や,シーケンシャル記録用のファイルシステ
ムを用いることも可能である。
【0036】したがって,目的とする情報の表示を行な
い、この表示に伴って記録制限領域情報の記録を行なえ
ば、本発明の媒体を従来の記録再生装置やファイルシス
テムで問題なく記録することができる。
【0037】なお、記録制限領域配置情報を媒体のユー
ザ領域に記録した場合には、その後は本媒体は専用ソフ
トウエアを持たない従来の記録再生装置で記録が可能で
ある。一方、記録制限領域配置情報を媒体ではなく専用
ソフトウエア内のファイルシステムに記録した場合に
は、その後は本媒体は専用ソフトウエアを持つ記録再生
装置でのみ記録が可能である。記録回数すなわち、目的
とする情報の表示回数等のイベント情報を記録制限領域
配置情報ともに記録し、次回記録時に参照すれば、記録
回数制限や記録回数による目的とする情報の表示内容選
別に使うことが出来る。
【0038】次に,本実施例の媒体内の目的とする情報
(例えば広告等)を誤って,消去してしまった場合につ
いて説明する。目的とする情報を消去してしまう可能性
があるが、記録制限領域の配置情報は目的とする情報と
一緒に記録されていたため、記録制限領域の配置情報も
一緒に消去されるため、記録が出来なくなる。したがっ
て本実施例の媒体は実質的に、目的とする情報を表示せ
ずに記録することは出来ない。
【0039】このように,ユーザが記録する場合には、
必ず目的とする情報を表示できるため、目的とする情報
の表示効率が非常に高い。
【0040】図10は,本発明の光記録システムの一例
として,書換え型DVDである国際標準ISO/IEC
−16824などに規定されたDVD−RAMディスク
を駆動する光記録システムの動作の流れの例を示したも
のである。
【0041】ディスクが挿入されたり,光記録システム
の電源が投入されたりすると,まず,光記録システム
は,媒体の種別を判別する処理を行う。通常,DVD−
RAM媒体に加えて再生専用媒体であるCD−ROMや
DVD−ROMの再生機能を有している。そのため,光
記録システムは,まず始めに媒体種別の判別処理を行
い,その媒体が上記のどれであるかを判別する。この,
判別処理のし方は個々のシステムによって異なる。たと
えば,反射率やフォーカス誤差信号などの再生信号のア
ナログ特性から媒体の種別を判別するシステムもあれ
ば,ディスク基板上に設けられた媒体物理情報保持領域
を再生した後その内容(データ)によって媒体の種別を
判別するものも有る。
【0042】光記録システムは媒体の種別が書換え型す
なわちDVD−RAMであると認識すると,まず,欠陥
管理情報領域など記録内容を検査して,光ディスクが物
理フォーマット済みであるかどうか調べる。記録制限領
域の配置情報が、システム内(媒体の欠陥管理情報領
域、ソフト内、ハード内)に記録されているか配置情報
の記録先が記録されている場合には、記録可能と判定さ
れる。本発明は、記録制限領域の配置情報を情報表示機
能と一緒にシステム内に記録しているため、記録可能と
判定される。
【0043】物理フォーマットされていない場合には,
上位装置やユーザなどから物理フォーマットの指示があ
るまで待機する。光ディスクが物理フォーマット済みの
場合,光記録システムは,較正処理や論理整合性検証な
どの記録準備処理を行った後,ユーザや上位装置からの
指示待ち状態となる。何らかのコマンドを受け取ると,
光記録システムは,コマンドの種類を調べ,それが記録
コマンドである場合には,目的とする情報表示コマンド
が働き、情報表示指示が行なわれた後に記録処理を行
う。
【0044】情報表示動作のスタートは記録前だが、情
報が表示されるタイミングは、記録中でも良いし、また
は記録前、記録後でも良い。
【0045】再生・フォーマット・ディスク取り出しな
どのコマンドの場合はそれぞれ対応した処理を行う。通
常これらの処理は正常に終了するが,万一,予期できな
い理由で,記録に失敗した場合には,リトライや交替処
理などのエラー処理を行う。
【0046】このような専用情報記録媒体及び専用情報
記録媒体を用いたシステムは、目的とする情報、例えば
広告が記録されたユーザデータ領域に対して,ユーザデ
ータの消去および再記録ができる書換型の記憶媒体であ
るが,これに目的とする情報、例えば広告表示を行うま
で消去または再記録させない機能を持つ。
【0047】これにより、目的とする情報、例えば広告
が表示される前に消去されたり書き換えられたりするこ
とを不可能とし、従来の光記録システムに比べて目的と
する情報(例えば広告)を表示させる効果を極めて高く
した。
【0048】記録コマンド後の流れを図16、図12に
示した。図16は目的とする情報及び記録制限領域の配
置情報、またはこれらの情報の記録先がソフトウエア上
に記録されている場合の処理である。記録コマンドが出
されると、記録制限領域判別処理がなされ、ソフトウエ
ア上に記録されている領域情報が判明した場合は、Ye
sの方へ進み、目的とする情報の表示命令が出された後
に、記録が可能となる。Noとなった場合や、情報表示
命令が出されるまでは、再生専用ディスクとして処理さ
れる。ここまでの処理はソフトウエア上でなされ、その
後は記録手段上で処理される。記録が可能となった後
に、記録処理が正常に行なわれることが確認される。記
録データがない等、記録が出来なかった場合には、再生
専用ディスクとして処理される。記録が正常に行なわれ
なかった場合にはエラーとして処理される。
【0049】図12は目的とする情報及び記録制限領域
の配置情報、またはこれらの情報の記録先が記録手段上
または媒体上に記録されている場合の処理である。
【0050】記録コマンドが出されると、記録制限領域
判別処理がなされ、ソフトウエア上に記録されている領
域情報が判明した場合は、Yesの方へ進み、目的とす
る情報の表示命令が出された後に、記録が可能となる。
Noとなった場合や、情報表示命令が出されるまでは、
再生専用ディスクとして処理される。記録コマンドが出
た後に、情報表示処理を行なう点についてはソフトウエ
ア上でなされ、それ以外の点については記録手段上で処
理される。記録が可能となった後に、記録処理が正常に
行なわれることが確認される。記録データがない等、記
録が出来なかった場合には、再生専用ディスクとして処
理される。記録が正常に行なわれなかった場合にはエラ
ーとして処理される。 (実施例2)記録制限領域の形成方法の例を示す。DV
D−RAMでは図6に示したように各記録セクタの先頭
にエンボスピットの形で物理ID(アドレス情報)が配
置されている。信頼性の確保のため一つのセクタを同定
するためのアドレス情報が4重に記録されている。
【0051】記録再生装置はこの4重のアドレス情報の
うち,一つでも正常に再生できると,アドレスが正常と
判断するため,記録不能とするために,この4つのアド
レス情報全てが正常に再生されないようにしておく。こ
のアドレスが正常に再生されないようにする方法とし
て,図8のように各アドレス情報に付加されているID
エラー検出符号(IED)対応するIDとは不整合なも
のとした。具体的には本来の整合したIEDに1を加算
したものを用いた。このように,IDのデータそのもの
を不整合にする方法は,媒体のマスタリング時に適用す
ることができ,基板形成と同時に全ての媒体に自動的に
適用されるため,コスト上昇なく行うことができ好都合
である。本実施例では,記録制限領域のID全てを再生
不能する変わりに,1トラック中先頭2セクタと最後の
3セクタは少なくとも再生できるようにした。より詳細
には内周部においては,先頭2セクタ再生可能,次の8セ
クタ再生不能,次の4セクタ再生可能次の8セクタ再生
不能,最後の3セクタ再生可能とした。外周部に適用す
る場合,先頭2セクタ再生可能,次の10セクタ再生不
能,次の5セクタ再生可能,次の10セクタ再生不能,4
セクタ再生可能,10セクタ再生付加,5セクタ再生可
能,10セクタ再生不可,最後の3セクタ再生可能とし
た。このように,トラック内の一部のアドレスを再生可
能としているため,アクセスには支障がない。また,こ
の例では,トラックの先頭と最後付近のセクタを再生可
能としているため,ランドとグルーブの切り替え部分の
ID情報を確実に再生できるため,サーボの安定性が確
保される。さらに,ID再生不能なセクタを8セクタ以
上連続して配置している。これで,1ECCブロック
(誤り訂正符合ブロック)内のうち少なくとも8セクタ
のIDが再生できない。また,そのうち少なくとも6セ
クタは再生できないセクタが連続するように構成されて
いる。記録再生装置によっては,記録中にID再生でき
ないセクタがあっても自動的に補間して記録するように
構成しているシステムも存在するが,このような補間機
能を持ったシステムにおいてもID再生の不能なセクタ
が数セクタ以上連続すると,確実に記録エラーとなるよ
うにすることができる。すなわち,記録制限領域を意図
的に形成することができる。
【0052】この他、記録制限領域のIDの一部のセク
タを再生不能とするために、再生不能箇所のID部のみア
モルファス化させる方法で反射率を低下させておく等、
基板は従来のものだが、ディスク形成後に加工してもよ
い。また、初期化工程で再生不能箇所のID部のみマスク
する/レーザハ゜ワーを変調させる等の方法により、初期化
しないようにしておく方法でもよい。これらの方法はコ
ストはかかるが、個々に記録制限領域を変えやすいとい
う利点がある。また、たとえば,記録トラックの一部に
ピットなどを設けておいてもよいし,強いレーザ光など
で記録膜を変質させて形成してもよい。 (実施例3)本実施例においては記録制限領域をユーザ
領域全体に分散して配置し,その存在位置に関する情報
と目的とする情報をディスク製造者情報として,ディス
ク上に暗号化データとして記録した。本実施例では,専
用のデバイスドライバの例を示す。専用のデバイスドラ
イバは媒体上から上記暗号化データを読み取り,記録制
限領域がユーザ領域に入らないように,不可視ファイル
として登録したり,アドレス変換を行って記録再生を行
ったりする機能を持つ。本実施例のようにユーザ領域の
各所に記録制限領域が存在する場合,従来のデバイスド
ライバでは再生ができないため,専用のソフトウェアが
必要になる。このことを利用して,たとえば以降に説明
する実施例5のような応用システムの構築が可能とな
る。
【0053】データの暗号化は次のようにした。暗号化
対応した本実施例システムは400個以上からなる多数
のマスターキーセットから、ひとつのキーが与えられ、
専用のソフトウエアに記録される。ディスクキーは、記
録制限領域の配置情報とセットにして記録される。これ
により、ディスクからキーを取り除く事により記録制限
領域の配置情報が消され、記録が出来なくなる。 暗号
解読アルゴリズムは、システムのキーと暗号化キーの交
換からなる。そのときディスクから配置情報等のデータ
を解読するのに必要なディスクキーとタイトルキーのや
り取りはユーザーに対しては不明瞭にされている。 本
システムは情報表示を指示した後に記録制限領域の配置
情報をデコードする回路を持っている。上記以外の暗号
化の方法を用いてもよい。
【0054】また、実施例2で、ファイルシステム(論
理フォーマット)として,ランダム記録用UDFを用い
た例を示したが,特に書き換えに強い制限がある場合に
は,ライトワンス用や,シーケンシャル記録用のファイ
ルシステムを用いることも可能である。その場合,たと
えば,本実施例のように特定のデバイスドライバでのみ
動作するように暗号を利用するのがよい。 (実施例4)本発明の光記録システムの概念を図1,図
5、図7を用いて説明する。本実施例に記載の発明で
は、1回、目的情報(例えば広告)視聴を行なえば記録
制限が解除され、従来のシステムにおいても記録が可能
となるシステムである。これは、実施例1に詳細説明し
た、記録制限領域の配置情報を情報記録媒体に記録する
ことによって実現する。
【0055】媒体は従来の媒体については,標準の記録
再生装置を用い,標準の制御ソフト(たとえばOS付属
のデバイスドライバ)を用いて記録再生を行うことがで
きる。
【0056】一方,目的とする情報を有する記録制限機
能システムに関しては,標準の装置と実施例1、5に記
載したような専用の制御ソフトを組み合わせて用いる。
図1は目的とする情報(例えば広告)を見る前の状態を
示しており、記録制限・目的情報(例えば広告)付媒体
は、従来のシステムでは再生は可能だが、記録すること
は出来ない。なお、図1は、初回記録時のみの視聴版の
場合である。記録制限機能付きシステムでは、目的情報
(例えば広告)視聴命令が出た後に、記録制限が解除さ
れ記録が可能となる。
【0057】図5は、図1の状態から、目的情報(例え
ば広告)視聴後の状態を示している。なお、図5も、初
回記録時のみの視聴版の場合である。このように、本実
施例の媒体においては、記録制限が解除され、本システ
ムでも従来システムでも記録が可能となる。
【0058】しかしながら、目的情報(例えば広告)視
聴せずに、目的情報(例えば広告)/目的情報(例えば
広告)の記載場所等の情報の一部/全部を消去してしま
うと、図7に示した状態となる。なお、図7も、初回記
録時のみの視聴版の場合である。これは、目的情報(例
えば広告)/目的情報(例えば広告)の記載場所等の情
報の一部/全部と共に記録されていた、記録制限領域配
置情報の一部/全部が消去されたために、記録制限を解
除できないためである。こうして、本発明の情報記録媒
体に記録を行なうためには、必ず目的情報(例えば広
告)の視聴が必要となった。
【0059】いずれにしても,目的とする情報を有する
記録制限付媒体を,目的情報(例えば広告)の視聴命令
後には、従来の装置(標準の装置)で記録できるように
している点が本発明の特徴である。 (実施例5)図11に本発明の情報記録を利用した広告
表示システムを示した。この場合目的とする情報は広告
である。
【0060】記録再生制限付媒体の記録方法は実施例
1、2に記載した通りである。
【0061】本システムを用いると、ユーザは広告がつ
いているため、情報記録媒体を定価より安く/無料で購
入する。この媒体は一般のドライブを使用して記録をす
るためには、専用ソフトウエアが必要で、記録時には広
告が表示される。つまり広告主がメディアメーカ/ソフ
トメーカに広告料負担したため、メディアメーカ/ソフ
トメーカは情報記録媒体を安く販売できる。ここでいう
表示とは視るだけでなく、音を聞く、振動を感じる、触
る、嗅ぐ、雰囲気を感じる等ユーザが広告を視聴/体験
できることをいう。本システムを用いると、図11の矢
印で示したような物/作業に対する対価としてそれらの
代金が流通するビジネスモデルを構築できた。このビジ
ネスモデルの長所は、一般のドライブを使用出来るた
め、ユーザとなる対象者が非常に多いこと、また確実に
広告視聴/体験させられるため、広告効果が数や質の点
からも高いことである。
【0062】また、広告内容は図13に示したように、
ディスク104に記録され、記録再生ドライブ103及びソフ
トウエア102を介して表示手段101に表示させる方法だけ
でなく、図14に示したようにディスク108には広告内
容のリンク先情報を記録しておき、リンクされた広告は
ソフトウエア106記に存在し、記録再生ドライブ107及
びを介して表示手段105に表示させる方法でもよい。
【0063】さらに、図15のようにディスク112に
は広告内容のリンク先情報を記録しておき、リンクされ
た広告はソフトウエア110を介して外部情報配信手段
113より広告情報を入手し、表示手段109に表示さ
せてもよい。広告内容のリンク先情報はディスク112
より、記録再生ドライブ111を用いて再生する。
【0064】広告内容のリンク先情報をディスクに記録
しておき、外部情報配信手段と接続することにより、広
告内容を更新することが出来る。外部情報配信手段と
は、双方向テレビ、インターネット、等情報のやりとり
ができる手段である。
【0065】また、ユーザデータをディスク/ソフト上
に記録しておき、この内容に併せて広告表示する内容を
選択できるようにすると広告効果が高まる。ユーザが記
録処理を行なった時間、記録量、記録内容(動画、静止
画、データ、音声)、記録回数、ユーザの使用環境等に
併せて変えてもよい。
【0066】本実施例に記載されていない事項について
は、実施例1〜4と同様である。
【0067】また,上記実施例では従来の光ディスクと
してDVD−RAMを取り上げたが,これに関しても,
基本的には,記録領域を有すれば、ROMと混在でもよ
く、書き換え型すべての媒体に関して適用可能な技術で
ある
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明を用いることによ
り,ハードウェアや物理仕様の変更なしに,容易に記録
保護機能などの拡張機能が実現でき,かつ,拡張機能の
存在を認識しない従来装置で誤記録されたり、情報が破
壊されたりする心配の無い,安全な光記録システムを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の目的と効果を示す概念図。
【図2】光記録再生装置の一例のブロック図。
【図3】光記録再生装置の一例のブロック図。
【図4】本発明の情報記録媒体の論理フォーマットの例
を示す図。
【図5】本発明の目的と効果を示す概念図。
【図6】アドレス情報の配置の仕方を示す図。
【図7】本発明の目的と効果を示す概念図。
【図8】アドレス情報の配置の仕方を示す図。
【図9】光記録再生装置での動作を説明する流れ図。
【図10】本発明の動作原理を説明する流れ図。
【図11】本発明の一実施例(応用例)の概念説明図。
【図12】本発明の一実施例における動作原理を説明す
る流れ図。
【図13】本発明の一実施例における広告記録位置説明
図。
【図14】本発明の一実施例における広告記録位置説明
図。
【図15】本発明の一実施例における広告記録位置説明
図。
【図16】本発明の一実施例における動作原理を説明す
る流れ図。
【符号の説明】
11…光ディスク,2…光ヘッド,21…光スポット,
22…光ビーム,23…対物レンズ,24…コリメタ−
レンズ,25…レーザ,26…検出器,27…検出器,
28…ビームスプリッタ,29…ホログラム素子,31
…レンズアクチュエータ,41…信号再生ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 佳子 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC04 DE17 DE27 DE47 DE50 EF05 FG18

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】欠陥領域と認識される記録制限された記録
    制限領域を有する記録媒体を準備し、 前記記録制限領域の前記記録制限を解除して、前記記録
    制限領域への情報の記録が可能となるようにさせる工程
    と、 前記記録制限領域に、新たな情報の記録を行う工程とを
    有することを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】前記記録制限は前記記録制限領域の配置情
    報を読み出し不能にすることによって行われ、 前記制限を解除する工程は、前記領域の配置情報を前記
    媒体に記録する工程であることを特徴とする請求項1記
    載の記録方法。
  3. 【請求項3】前記記録制限は前記記録制限領域の配置情
    報を読み出し不能にすることによって行われ、 前記制限を解除する工程は、前記領域の配置情報をソフ
    トウエア上に記録する工程であることを特徴とする請求
    項1記載の記録方法。
  4. 【請求項4】前記記録媒体を準備した後、前記解除の前
    に、前記記録媒体に記録命令がなされる工程を有し、 前記記録命令がなされた際に、所定の情報の表示の命令
    を出す工程を有することを特徴とする請求項1乃至3何
    れかに記載の記録方法。
  5. 【請求項5】前記所定の情報は広告であることを特徴と
    する請求項4に記載の記録方法。
  6. 【請求項6】前記所定の情報は、記録媒体に記録されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の記
    録方法。
  7. 【請求項7】前記所定の情報は、ソフトウエアに記録さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載
    の記録方法。
  8. 【請求項8】前記所定の情報は、外部情報配信手段を介
    して表示されることを特徴とする請求項1乃至5何れか
    に記載の記録方法。
  9. 【請求項9】前記記録制限は、前記記録制限領域のアド
    レス情報のIDエラー検出符号と、前記IDエラー検出
    符号に対応するIDとを不整合とすることによって、記
    録を制限し、 前記解除は、前記不整合とされた前記IDエラー検出符
    号と前記IDとを整合させるようにすることであること
    を特徴とする請求項1乃至8何れかに記載の記録方法。
  10. 【請求項10】前記記録制限は前記記録制限領域の配置
    情報を読み出し不能にすることによって行われ、 前記情報の消去動作により、前記配置情報も消去される
    ことを特徴とする請求項1記載の記録方法。
  11. 【請求項11】欠陥領域と認識される記録制限領域と、
    前記記録制限領域の位置情報に関する情報を暗号化して
    記録された記録媒体を準備し、 所定のソフトウエアを用いて、前記暗号化された位置情
    報に関する情報を解読することを特徴とする情報の解読
    方法。
  12. 【請求項12】前記記録制限領域は、前記記録媒体のユ
    ーザ領域に分散して配置されたことを特徴とする請求項
    10記載の情報の解読方法。
  13. 【請求項13】欠陥領域と認識されるように記録制限さ
    れ、所定の情報を読み出すことによって前記記録制限が
    解除されるようにされた記録制限領域を有することを特
    徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】前記記録制限は、前記記録制限領域の配
    置情報を読み出し不能とすることによって行われたこと
    を特徴とする請求項12記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】前記所定の情報と前記配置情報が同位置
    に記録されていることを特徴とする請求項13記載の記
    録媒体。
  16. 【請求項16】前記所定の情報は広告であることを特徴
    とする請求項12乃至14記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】広告主より広告料の支払いを受け、 欠陥領域と認識される記録制限された記録制限領域を有
    し、記録命令がなされると前記広告主からの広告を表示
    させ、前記記録制限を解除することにより、前記記録制
    限領域への情報の記録が可能となる記録媒体を、ユーザ
    ーに提供することを特徴とする記録システム。
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