JP2003121934A - マルチスクリーン表示装置 - Google Patents

マルチスクリーン表示装置

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JP2003121934A
JP2003121934A JP2001313211A JP2001313211A JP2003121934A JP 2003121934 A JP2003121934 A JP 2003121934A JP 2001313211 A JP2001313211 A JP 2001313211A JP 2001313211 A JP2001313211 A JP 2001313211A JP 2003121934 A JP2003121934 A JP 2003121934A
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JP
Japan
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screen
image
display device
projection means
screen display
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Pending
Application number
JP2001313211A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Machii
律雄 町井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチスクリーンにおける画質の低下を防止
する。 【解決手段】 複数の映像源1からスクリーン2に映像
光を投射するが、スクリーン2としては大きな面積のも
のを1枚だけ使用し、しかも、映像源1とスクリーン2
との離間距離Fを調整することにより、スクリーン上の
画像と画像とが連続して(すなわち、繋ぎ目なく)表示
されるようにした。これにより、スクリーン全体で1つ
の画像として見た場合、画像が表示されないような部分
はなく、画質が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、複数
の投射手段によって映像光を投射することに基きスクリ
ーンに画像を表示するマルチスクリーン表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の映像を同時表示するように
したマルチスクリーン表示装置が、様々な場所で使用さ
れている。
【0003】図10は、従来のマルチスクリーン表示装
置の一例を示す斜視図であり、図11は、図10のE−
E矢視端面図である。
【0004】このマルチスクリーン表示装置Dは、図
11に示すように、映像源1からスクリーン202,2
02に対して映像光が投射されるように構成されてお
り、映像源1及びスクリーン202は2つずつ並べて配
置され、複数の画像が同時に表示されるように構成され
ている。この映像源1を囲むように筐体3がそれぞれ配
置されており、各筐体3は板状の連結部材5やネジ5
1,52によって連結されている。また、スクリーン2
02はエスカッション270,270を介してそれぞれ
の筐体3に取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したマ
ルチスクリーン表示装置においては、スクリーン20
2,202の境界部分Gではエスカッション270が配
置されていて画像表示が行われないため、スクリーン全
体として見た場合の画質が低下してしまうという問題が
あった。つまり、この境界部分Gによって画面が分割さ
れてしまうため、迫力のある映像が損なわれ、特に明る
いシーンを映し出した場合に、このつなぎ目が見苦しい
という問題があった。
【0006】そこで、本発明は、画質低下を防止するマ
ルチスクリーン表示装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情を考慮
してなされたものであり、複数の投射手段からスクリー
ンに対して映像光が投射されることにより画像が表示さ
れるマルチスクリーン表示装置において、前記複数の投
射手段は、映像光を一方向に投射できるように並べて配
置され、前記スクリーンは、これらの映像光の光路を遮
るように1枚配置され、かつ、前記投射手段と前記スク
リーンとは、表示される画像が鮮明となる範囲内ででき
るだけ離れるように配置されている、ことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図9を参照して、
本発明の実施の形態について説明する。
【0009】本発明に係るマルチスクリーン表示装置
は、図1乃至図9に符号DやDで示すように、複数
の投射手段1,…から1枚のスクリーン2又は102に
対して映像光が投射されることにより画像が表示される
ように構成されている。ここで、複数の投射手段1,…
は、映像光Lを一方向に投射できるように並べて配置さ
れており、前記スクリーン2又は102は、これらの映
像光Lの光路を遮るように配置されている。ここで、前
記スクリーン2,102に鮮明な画像を表示するには、
前記投射手段1,…と前記スクリーン2又は102との
相対距離(図3及び図7の符号F参照)を適正範囲内
(つまり、表示される画像が鮮明となる範囲内)に設定
しておく必要があるが、本実施の形態では、その適正範
囲内において、前記相対距離ができるだけ大きくなるよ
うに(つまり、前記投射手段1,…と前記スクリーン
2,102とができるだけ離れるように)配置されてい
る。例えば、前記投射手段1,…が投影レンズを有して
いて、その投影レンズがある範囲の焦点距離を有してい
る場合には、その適正焦点距離の範囲内であって、相対
距離ができるだけ大きくなるように前記投射手段1,…
や前記スクリーン2,102を配置している。
【0010】なお、上述した投射手段1,…は、図2に
示すように左右方向に並べて配置しても良く、図6に示
すように上下方向及び左右方向に並べて配置しても良
い。
【0011】ここで、図8に示すように、各投射手段1
を囲むようにそれぞれに筐体3を配置する場合には、投
射手段1から筐体3の壁面までの距離をd1とし、スク
リーン上の画像中心から画像端縁までの距離をd2とし
た場合に、互いに隣接される筐体相互の離間距離d3
は、 d3=2・(d2−d1) に設定すると良い。
【0012】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0013】本実施の形態によれば、複数の投射手段1
に対して1枚のスクリーン2,102が配置され、か
つ、投射手段1とスクリーン2,102とは可能な限り
離れるように設定されているため、スクリーン2,10
2には複数の画像が隙間なく表示されることとなる。し
たがって、スクリーン2,102に表示された複数の画
像を、継ぎ目の無い1つの大きな画像として認識するこ
とができ、継ぎ目によって画質が低下されることを防止
できる。
【0014】また、マルチスクリーンに組み合わせた場
合でも、前面からのスクリーン交換が容易にでき、保守
性も改善でき、マルチスクリーン表示装置を構成するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例に沿って本発明を更に詳細に説
明する。
【0016】(実施例1)本実施例では、図1乃至図4
に示すマルチスクリーン表示装置Dを作製した。すな
わち、映像光Lを同じ方向に出射するように映像源(投
射手段)1を左右に2つ並べて配置し、これらの映像光
を遮るように1枚のスクリーン2を配置した。但し、映
像源1とスクリーン2との相対距離Fは、スクリーン2
に鮮明な画像を表示でき、かつ、映像源1とスクリーン
2とが最も離れるように設定した。
【0017】ところで、各映像源1を囲繞するように上
筐体3を設け、各上筐体3は下筐体4に載置した。そし
て、各上筐体3は、板状の連結部材5とネジ51,52
とによって連結した。なお、上筐体3の正面側にはフラ
ンジ3aを形成し、各フランジ3aには貫通孔3bを穿
設しておいた。以下、上筐体3及び映像源1によって構
成される部分を背面投射型表示装置6と称す。
【0018】一方、これらの背面投射型表示装置6の正
面側にはスクリーンユニット7を配置した。このスクリ
ーンユニット7は、図4に詳示するように、スクリーン
2と、スクリーン2を囲むように枠状に形成したエスカ
ッション70と、スクリーン2をエスカッション70に
取り付けるための押え板71,72及びネジ73,…
と、によって構成した。このスクリーンユニット7は、
エスカッション70をフランジ3aの貫通孔3bにネジ
30,…で止めて固定した。
【0019】本実施例によれば、つなぎ目のないマルチ
スクリーン表示装置を構成できた。また、マルチスクリ
ーンに組み合わせた場合でも、前面からのスクリーン交
換が容易にできた。
【0020】(実施例2)本実施例では、図5乃至図9
に示すマルチスクリーン表示装置Dを作製した。
【0021】つまり、実施例1では、映像源1は左右方
向にのみ並べて配置しただけであったが、本実施例で
は、左右方向だけでなく上下方向にも、合計4つ並べて
配置した。
【0022】なお、図8に示すように、各映像源1を囲
むように上筐体3を配置しているが、各映像源1と上筐
体3の壁面までの距離をd1とし、スクリーン上の画像
中心から画像端縁までの距離をd2とした場合に、互い
に隣接される筐体相互の離間距離d3は、 d3=2・(d2−d1) に設定している。そして、それらの上筐体3の間には中
間筐体110を配置している。
【0023】本実施例によれば、上記実施例と同様の効
果が得られた。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
複数の投射手段に対して1枚のスクリーンが配置され、
かつ、投射手段とスクリーンとは可能な限り離れるよう
に設定されているため、スクリーンには複数の画像が隙
間なく表示されることとなる。したがって、スクリーン
に表示された複数の画像を、継ぎ目の無い1つの大きな
画像として認識することができ、継ぎ目によって画質が
低下されることを防止できる。
【0025】また、マルチスクリーンに組み合わせた場
合でも、前面からのスクリーン交換が容易にでき、保守
性も改善でき、マルチスクリーン表示装置を構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチスクリーン表示装置の一実
施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示すマルチスクリーン表示装置の分解斜
視図。
【図3】図1のA−A矢視端面図。
【図4】図1のスクリーンユニットの詳細構造を示す分
解斜視図。
【図5】本発明に係るマルチスクリーン表示装置の一実
施の形態を示す斜視図。
【図6】図5に示すマルチスクリーン表示装置の分解斜
視図。
【図7】図5のB−B矢視端面図。
【図8】図5のC−C矢視端面図。
【図9】図5のスクリーンユニットの詳細構造を示す分
解斜視図。
【図10】従来のマルチスクリーン表示装置の一例を示
す斜視図。
【図11】図10のE−E矢視端面図。
【符号の説明】
1 映像源(投射手段) 2 スクリーン 102 スクリーン D マルチスクリーン表示装置 D マルチスクリーン表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の投射手段からスクリーンに対して
    映像光が投射されることにより画像が表示されるマルチ
    スクリーン表示装置において、 前記複数の投射手段は、映像光を一方向に投射できるよ
    うに並べて配置され、 前記スクリーンは、これらの映像光の光路を遮るように
    1枚配置され、かつ、 前記投射手段と前記スクリーンとは、表示される画像が
    鮮明となる範囲内でできるだけ離れるように配置されて
    いる、 ことを特徴とするマルチスクリーン表示装置。
  2. 【請求項2】 前記投射手段を囲むように筐体を配置
    し、前記投射手段から前記筐体の壁面までの距離をd1
    とし、前記スクリーン上の画像中心から画像端縁までの
    距離をd2とした場合に、 互いに隣接される筐体相互の離間距離d3が、 d3=2・(d2−d1) となるようにした、 ことを特徴とする請求項1に記載のマルチスクリーン表
    示装置。
JP2001313211A 2001-10-10 2001-10-10 マルチスクリーン表示装置 Pending JP2003121934A (ja)

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