JP2006126436A - 背面投写型映像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
背面投写型映像装置の主要構成部品である投写ユニットと、この投写ユニットの駆動制御する各種の回路基板を組付けたシャーシを共通化し、かつ、シャーシを組付けるベースキャビネットの成形用金型の共通化を図る。
【解決手段】
スクリーン7のインチサイズに合わせて大きさの異なる上部キャビネット3を成形する。投写ユニット15及び制御用の各種基板40〜44を固定したシャーシ25を共通化する。シャーシ25を組付けるベースキャビネット5を共通する成形用金型で成形し、上部キャビネット3の幅に応じて入れ子型を組み込んでベースキャビネット5の両側に調整部22を一体形成する。これとともに、バックカバー6の両側に配置する調整部22aとベースキャビネット5の前面に固定する化粧パネル26を別途成形することによって、上部キャビネット3と下部キャビネット4との幅を揃える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、投写ユニットから投写される光学像を反射して筐体の一側面に露出して設けたスクリーンに投影させる背面投写型映像装置、特に、少なくとも投写ユニットと、これを制御する各種制御用基板などの主要構成部品を組み込むベースキャビネットを共通化し、スクリーンのサイズを選択できるように構成したことを特徴とする背面投写型映像装置に関する。
従来、背面投写型映像装置として特許文献1に記載されたものが知られている。ここで開示されている背面投写型映像装置は、ランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する投写ユニットと、投写画像を反射する反射ミラーと、反射ミラーからは反射した光学像を投影するスクリーンを箱状の筐体に収納し、反射ミラーで反射した光学像をスクリーン上に投影するように構成している。
ところで、この種の背面投写型映像装置の各画面は、複数のインチサイズが存在し、そのインチサイズが変われば、これを収納する筐体のサイズも変わることになる。しかし、スクリーンのサイズに応じて数種の筐体を用意することは、生産性が悪くしかもコスト高となるため、特許文献2には、背面投写型映像装置を上部キャビネットと下部キャビネットとに分割して形成し、上部キャビネットにスクリーン及び反射ミラーを装備し、下部キャビネットに映像機器、駆動及び制御回路、投写レンズを含む投写ユニット及び光源からなる主要構成部品等のテレビとしての主要構成部品を装備し、前記投写レンズのフォーカスを調整することで上部にセットされるスクリーン及びこれを収容する上部キャビネットの大きさを選択できるように構成した背面投写型映像装置が提案されている。また、特許文献3には、下側キャビネットと、前記下側キャビネットに取り付く下側バックカバーと、スピーカ装置と、光学ユニットと、制御回路部とを備えたシャーシ部を構成し、上側キャビネットと、前記上側キャビネットに取り付く上側バックカバーと、スクリーンと、反射ミラーとを備えた投射部を構成し、スクリーンのインチサイズに関係無く、投写ユニットを制御する各種制御用基板などの主要構成部品を固定するシャーシ部を共通することが可能な背面投写型映像装置が提案されている。
特開2003−337377号公報 特許第3381181号公報 特開2001−54039号公報
特許文献2に示す背面投写型映像装置は、サイズの異なるスクリーンを備えた複数種の上部キャビネットを用意し、これを下部キャビネットに選択的に組み合わせることで、主要構成部品を固定した下部キャビネットを共通化でき、また、特許文献3では、光学ユニットと、制御回路部とを備えたシャーシ部を共通化できるものの、特許文献2においては、スクリーンのサイズが大型化するのに伴って、これを装備する上部キャビネットの幅も大型化することから、最小サイズのスクリーンを搭載した上部キャビネットの幅に合わせて下部キャビネットの幅を設定した場合、スクリーンのサイズを大型化するのに伴い、下部キャビネットと上部キャビネットの幅が異なることになる。このため、下部キャビネットの両側から上部キャビネットが張り出し、デザイン的に体裁が悪くなる。また、特許文献3においては、シャーシ部及びシャーシ部に装着した投写ユニットを含む主要構成部品を共通化できるが、これを組み込む下側キャビネットを共通化することができないため、各インチサイズ毎に下側キャビネットを製造する必要があり、部品の互換性が低いことから製造コストも高くなるという課題を有している。
本発明は上記課題を解決するものであり、部品の共通化によるコストの削減を図るとともに、インチサイズが大型化しても下部キャビネットと上部キャビネットとの幅を揃えてデザイン性を向上することが可能な背面投写型映像装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る背面投写型映像装置は、上下に分割した上部キャビネットと下部キャビネットとで筐体を構成し、前記上部キャビネットに少なくともスクリーンと反射ミラーとを設け、前記下部キャビネットには少なくともランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する投写ユニットと、該投写ユニットを制御する各種制御用基板などの主要構成部品を固定するシャーシを備え、前記上部キャビネットは、前記スクリーンのサイズに応じて外形サイズが異なる複数種の上部キャビネットを用意する一方、前記下部キャビネットは、前記投写ユニットと各種制御用基板などの主要構成部品を組付けたシャーシを固定するベースキャビネットと、このベースキャビネットの前面に固定される化粧パネルと、ベースキャビネットの背面に固定されるバックカバーとで構成し、このバックカバーとベースキャビネットの幅が、最小サイズのスクリーンを装着した上部キャビネットの幅と同幅に設定され、該上部キャビネットの幅の大型化によって生じる上部キャビネットと前記ベースキャビネットとバックカバーとの幅の差を解消する調整部をベースキャビネットとバックカバーとの両側縁に設けたことを特徴とする背面投写型映像装置。
請求項1の構成により、ベースキャビネットに固定したシャーシに背面投写型映像装置の主要構成部品を装備し、上部キャビネットにはスクリーン及び反射ミラーを装備することによって、背面投写型映像装置の主要構成部品及びこれを取り付けたシャーシと、これを組付けるベースキャビネットはスクリーンのインチサイズに関係無く共通したものを使用でき、スクリーンとこれを組み付けた上部キャビネットと反射ミラーは任意のインチサイズに適用できるので、多種類に渡るインチサイズの背面投写型映像装置を簡単に製造可能となる。また、ベースキャビネットとバックカバーとの幅の差を解消する調整部をベースキャビネットとバックカバーとの両側縁に設けたことにより、下部キャビネットと上部キャビネットとが同幅となり、デザイン的に下部キャビネットと上部キャビネットとが連続し、外観的にも体裁が良く、デザイン性に優れた背面投写型映像装置となる。
請求項2に係る背面投写型映像装置は、請求項1記載の背面投写型映像装置において、前記ベースキャビネットを樹脂によって一体成形するとともに、このベースキャビネットを成形する成形用金型を共通化するとともに、前記上部キャビネットの幅に応じて前記成形用金型に組み込んだ入れ子型によって前記ベースキャビネット両側に前記調整部を一体成形して成ることを特徴とする。
請求項2の構成により、ベースキャビネットを成形する成形金型を共通化できるとともに、その共通の成形用金型に入れ子型を組み込んでベースキャビネット両側に調整部を一体成形することによって、下部キャビネットと上部キャビネットとの幅を揃えることが可能となる。
請求項1に係る背面投写型映像装置によれば、上下に分割した上部キャビネットと下部キャビネットとで筐体を構成し、前記上部キャビネットに少なくともスクリーンと反射ミラーとを設け、前記下部キャビネットには少なくともランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する投写ユニットと、該投写ユニットを制御する各種制御用基板などの主要構成部品を固定するシャーシを備え、前記上部キャビネットは、前記スクリーンのサイズに応じて外形サイズが異なる複数種の上部キャビネットを用意する一方、前記下部キャビネットは、前記投写ユニットと各種制御用基板などの主要構成部品を組付けたシャーシを固定するベースキャビネットと、このベースキャビネットの前面に固定される化粧パネルと、ベースキャビネットの背面に固定されるバックカバーとで構成し、このバックカバーとベースキャビネットの幅が、最小サイズのスクリーンを装着した上部キャビネットの幅と同幅に設定され、該上部キャビネットの幅の大型化によって生じる上部キャビネットと前記ベースキャビネットとバックカバーとの幅の差を解消する調整部をベースキャビネットとバックカバーとの両側縁に設けたものであるから、インチサイズに関係無く、投写ユニットを制御する各種制御用基板などの主要構成部品を固定するシャーシを共通化でき、部品の共通化により、製造コストを削減できるとともに、調整部によってサイズが異なる上部キャビネットと下部キャビネットとの幅を揃えることが可能となるから、上部キャビネットと下部キャビネットとが連続し、外観的にも体裁の良い背面投写型映像装置を製造することができる。
請求項2に係る背面投写型映像装置によれば、請求項1記載の背面投写型映像装置において、前記ベースキャビネットを樹脂によって一体成形するとともに、このベースキャビネットを成形する成形用金型を共通化するとともに、前記上部キャビネットの幅に応じて前記成形用金型に組み込んだ入れ子型によって前記ベースキャビネット両側に前記調整部を一体成形して成るものであるから、ベースキャビネットを成形する成形用金型を共通化することにより、製造コストをより一層、削減することができるとともに、入れ子型によってベースキャビネットの両側に一体成形する調整部によってサイズが異なる上部キャビネットと下部キャビネットとの幅を揃えることが可能となるから、上部キャビネットと下部キャビネットとが連続し、外観的にも体裁の良い背面投写型映像装置を製造することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は、本発明に係る背面投写型映像装置の概略構成を示す正面図、図2は組付け状態を側面から見た分解図である。図3は、最小のベースキャビネットを示し、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図を示し、図4は、上部キャビネットの幅に合わせてベースキャビネットの幅を調整する説明図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図を示し、図5は、ベースキャビネットの両側に調整部を形成した説明図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図を示し、図6は、バックカバー及び別途調整部の分解状態を示す平面図、図7は、ベースキャビネットの組付状態を示す平面図を示している。
同図を参照して背面投写型映像装置1の主な構成について説明する。背面投写型映像装置1の筐体2は、上下に分離可能な上部キャビネット3と、下部キャビネット4とから構成され、これら上部キャビネット3と下部キャビネット4とは、それぞれが独立しており、下部キャビネット4の上部に上部キャビネット3が組み付けられる。
上部キャビネット3は、フロントキャビネット3aとバックキャビネット3bとで構成されている。フロントキャビネット3aは前面側に表示窓7aを有する枠状に形成され、表示窓7aの内側にスクリーン7を固定している。一方、バックキャビネット3bは、底板部3cと背面板部3dと左右側板部3eを有して前面を開口した箱状に形成され、その開口部分に前記スクリーン7を固定したフロントキャビネット3aを組付けるとともに、背面板部3dの内面に形成する取付部8に反射ミラー9が取り付けられる。また、バックキャビネット3bの背面板部3dは全体として傾斜しており、前面側に取り付けられたスクリーン7と後述する投写レンズによる映像の反射との位置関係を考慮して、予め計算された傾斜角度をもって設定されており、その傾斜した背面板部3dの内側に前記反射ミラー9の取付部8が形成されている。
下部キャビネット4は、底板部4aと前面板部4bと左右側板部4cと上板部4dとを有して背面部を開口したほぼ箱型のベースキャビネット5と、そのベースキャビネット5の開口部を塞ぐバックカバー6とで構成され、そのベースキャビネット5の内部に背面投写型映像装置1の投写ユニット15を収容している。また、ベースキャビネット5の前面板部4bの両側にはスピーカ10が組み付けられており、このスピーカー10は、前面板部4bの前面に固定した化粧パネル26によって全面的に覆われて目隠しされており、この化粧パネル26には各種の操作部が設けられ、各種の操作が手動あるいはリモートコントロールによる操作を行えるようにしてある。また、投写ユニット15を収容する下部キャビネット4の上板部4d上には、前記スクリーン7及び反射ミラー9を組付けた上部キャビネット3が載置され、これら下部キャビネット4の上部キャビネット3との重ね合わせ面となる上板部4dと底板部3cにはそれぞれ投写ユニット15を挿通する開口部11が形成されている。
前記投写ユニット15は、光源となるハロゲンランプやメタルハイランドランプなどの高輝度ランプ16を備えたランプユニット17を備え、ランプ16から照射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を拡大して投写するユニットである。また、投写ユニット15のケーシング18には、投写レンズ19が固定され、そのケーシング18内には、ランプ16からの光を略平行光にするリレーレンズ、リレーレンズを透過した光を透過光と反射光に分割する偏光ビームスプリッター、偏光ビームスプリッターで反射、透過した光を変調し映像光とする反射型液晶パネルからなる偏光変換素子などの構成部品が一体的に固定されてユニット化されており、偏光変換素子によって変調された映像光がケーシング18の上面に組み込まれた前記投写レンズ19によって前記反射ミラー9に投写される。また、ケーシング18とランプユニット17とを一体的に連結させ、このように一体的にユニット化された投写ユニット15と、この投写ユニット15を駆動制御するドライバ回路基板15aとを金属製の支持フレーム20によって一体化している。
また、前記下部キャビネット4の内底部にはシャーシ25が固定され、このシャーシ25上に前記投写ユニット15を含む背面投写型映像装置1の駆動及びこれらの制御するための各種基板が固定されている。
図6及び図7で示すように、スクリーン7を前面側とした場合、投写ユニット15の図示左側には電源回路基板40と、アナログ信号処理基板41が前後に並設され、これら電源回路基板40及びアナログ信号処理基板41と前記投写ユニット15との間にデジタル回路基板42が配置されている。また、投写ユニット15の背面側にはスケーラー回路基板43が配置され、ランプユニット17側となる投写ユニット15の図示右側には、ランプ駆動回路基板44が下部キャビネット4の背面側に配置されている。
前記電源回路基板40はランプ駆動回路基板44や各部信号系及び制御用マイコン(図示せず)に電源を供給している。前記アナログ信号処理基板41には、アナログチューナ45、入出力端子46が実装され、アナログチューナ45から入力されたアナログ信号を入出力端子46から外部機器に出力するとともに、入出力端子46から入力されたアナログ信号をスケーラー回路基板43に出力する。また、アナログ信号処理基板41には音声多重信号やサラウンド信号を生成するためのオーディオブロックを備え、音声信号などのアナログ信号を処理する。デジタル回路基板42は、デジタルチューナー、デジタルチューナー入力回路及びデジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ(図示せず)を備え、前記アナログ信号処理基板41及びスケーラー回路基板43にデジタル信号を送信する。スケーラー回路基板43はアナログ信号処理基板41から送られる信号に基づいて所定の表示形式(解像度)に変換し、主にスクリーン7に表示するための処理を行う。また、スケーラー回路基板43はビデオデコーダ回路(図示せず)を備え、圧縮された入力信号をデコードする機能を有している。ランプ駆動回路基板44は前記電源回路基板40から供給された電圧を制御し、ランプ16を点灯させるための高電圧(約1000V)を発生させてドライバ回路基板15aに出力するトランスを備えたランプ制御用の基板であり、ドライバ回路基板15aは、ランプ駆動回路基板44から出力された電圧に基づいてランプ16のオン・オフ、表示画面のホワイトバランスやブライト等の明るさなどを制御する投写ユニット15の制御用基板である。また、前記デジタル回路基板42とスケーラー回路基板43及び前記ドライバ回路基板15aは金属製のシールドケース50、51、52によって周囲を覆われている。これらのシールドケース50、51、52は電磁ノイズの漏れを防止する機能を有している。なお、デジタル回路基板42とスケーラー回路基板43のシールドケース50、51はドライバ回路基板15aの直交する二辺、本実施例では、デジタル回路基板42のシールドケース50がドライバ回路基板15aの左側縁、スケーラー回路基板43のシールドケース51がドライバ回路基板15aの後端縁に沿って立設されている。また、ドライバ回路基板15aの左側縁に沿って立設されたデジタル回路基板42のシールドケース50は、電源回路基板40、アナログ信号処理基板41とドライバ回路基板15aとの間に介在してこれら電源回路基板40、アナログ信号処理基板41とドライバ回路基板15aとを仕切るように立設され、かつ、ドライバ回路基板15aの後端縁に沿って立設されたスケーラー回路基板43のシールドケース51は、投写ユニット15を固定する支持フレーム20の立ち上がり部20bと対向して投写ユニット15と下部キャビネット4の背面板6との間に立設され、これらシールドケース50,51と支持フレーム20の立ち上がり部20bによってドライバ回路基板15aが三方を囲まれる。このように、ドライバ回路基板15aの三方を各シールドケース50,51と支持フレーム20の立ち上がり部20bとで囲むことによって、ドライバ回路基板15aへのノイズの混入を抑制するようにしている。
このように、シャーシ25には背面投写型映像装置1の主要構成部品が固定され、また、投写ユニット15と、この投写ユニット15のドライバ回路基板15aとを固定してユニット化する前記支持フレーム20は底板部20aと、この底板部20aの一側から立ち上がり部20bを立設して全体としてほぼL型に形成され、その立ち上がり部20bに前記ランプユニット17を一体化した投写ユニット15のケーシング18をねじ止めしている。また、底板部20aには前記ドライバ回路基板15aを固定する取付片30を切り起し形成し、この取付片30にほぼ水平に載置したドライバ回路基板15aをねじ止めしている。このようにして、投写ユニット15及びドライバ回路基板15aを固定した支持フレーム20は、前記シャーシ25の底部及び下部キャビネット4の前面板部4bに一体形成するボス部31にねじ止めされている。また、支持フレーム20に固定される投写ユニット15は、反射ミラー9から反射される光学像の光路に掛からない範囲で底板部20aから浮かせるように、立ち上がり部20bの上部に固定され、その投写ユニット15と底板部20aとの間にドライバ回路基板15aを固定している。
前述したように、投写ユニット15は、支持フレーム20の立ち上がり部20bに固定され、立ち上がり部20bの角度によって反射ミラー9への入射角が決定され、その立ち上がり部20bの角度と上部キャビネット3に取り付けられる反射ミラー9の角度を変えることによって、上部キャビネット3の画面サイズを任意に選択することが可能である。
すなわち、投写ユニット15を含む背面投写型映像装置1の駆動及びこれらの制御するための各種基板40〜44が固定されるシャーシ25を共通化し、そのベースキャビネット5にサイズが異なるスクリーン7を組み込んだ上部キャビネット3を選択的に組付ける。例えば、42インチ、52インチ、62インチのスクリーン7を上部キャビネット3に選択的に組み込み、その上部キャビネット3をベースキャビネット5上に組付けるだけで背面投写型映像装置1の主要部、本実施例では投写ユニット15含む背面投写型映像装置1の駆動及びこれらの制御するための各種基板40〜44を固定したシャーシ25を共通化している。この場合、上部キャビネット3は、この上部キャビネット3に組み込むスクリーン7のサイズが大型化するのに伴い、上部キャビネット3の大きさも大型化するが、その上部キャビネット3を組付ける下部キャビネット4のベースキャビネット5は、大型化する上部キャビネット3の横幅に対応して、ベースキャビネット5の両側に調整部22を成形して、上下の組付ける上部キャビネット3とベースキャビネット5との幅を調整するようにしいる。この調整部22は、ベースキャビネット5の成形用金型に着脱自在に装着される入れ子型(図示せず)によって成形することで、基本となるベースキャビネット5の成形用金型を共通化している。すなわち、最もサイズの大きい62インチのスクリーン7を組み込んだ上部キャビネット3を載置するベースキャビネット5の成形用金型を基準とし、52インチ、42インチと小型化するのに伴い、サイズを調整する52インチ、42インチ用の入れ子型を成形用金型に組み込み、この入れ子型によって、図4の一点鎖線で示すように、ベースキャビネット5の前面板部4bの両側に形成する調整部22の長さを調整するとともに、ベースキャビネット5の背面に固定されるバックカバー6の両側に、52インチ、62インチ用の上部キャビネット3の幅に合わせて別途調整部22aを成形し、これをベースキャビネット5にねじ止めしている。また、ベースキャビネット5の前面に組付ける化粧パネル26も上部キャビネット3の幅に合わせて専用の化粧パネル26を成形する。
なお、スクリーン7のインチサイズに合わせて反射ミラー9へ入射する投写ユニット15の角度、上部キャビネット3に取り付ける反射ミラー9の角度が設定されている。すなわち、反射ミラー9の取付角度に合わせた取付部8を有するバックキャビネット3bをスクリーン7のサイズに応じて種々用意するとともに、各スクリーン7のサイズに対応して予め立ち上がり部20bの角度を設定した支持フレーム20を種々用意し、スクリーン7のインチサイズに合わせて、バックキャビネット3bの取付部8に反射ミラー9を固定するとともに、支持フレーム20の立ち上がり部20bに投写ユニット15を固定している。
このように、投写ユニット15含む背面投写型映像装置1の駆動及びこれらの制御するための各種基板40〜44を固定したシャーシ25を共通化することによって背面投写型映像装置1の製造コストを削減できるとともに、部品管理も容易となり、インチサイズの異なる背面投写型映像装置1を簡単に製造することが可能となる。さらに、上部キャビネット3の幅が大型化するのに伴い、ベースキャビネット5を成形する成形用金型に組み込む入れ子型を組み変えることでベースキャビネット5の成形用金型を共通化することができ、背面投写型映像装置1の製造コストをより削減することが可能となる。しかも、上部キャビネット3の幅が大型化するのに伴い、上部キャビネット3を載置する下部キャビネット4と上部キャビネット3との幅とに差が生じることになるが、これをベースキャビネット5を成形する成形用金型に組み込む入れ子型を組み変えることによって、ベースキャビネット5の両側に形成する調整部22の長さ調整を行うとともに、バックカバー6の両側に上部キャビネット3の幅に合わせて別途調整部22aを組み付け、さらに、各上部キャビネット3の幅に応じた化粧パネル26を別途成形することによって、上部キャビネット3と下部キャビネット4との幅を揃えることが可能となる。これにより、上部キャビネット3の幅が変わっても上部キャビネット3と下部キャビネット4とが連続して統一的なデザインとすることができるから、外観的にも体裁がよく、デザイン性に優れた背面投写型映像装置1を製造することが可能となる。
以上のように、投写ユニット15を含む背面投写型映像装置1の駆動及びこれらの制御するための各種基板40〜44が固定されるシャーシ25及びベースキャビネット5を成形する成形用金型を共通化し、サイズが異なるスクリーン7を組み込んだ上部キャビネット3を選択的に組付ける。例えば、スクリーン7のサイズとして42インチ、52インチ、62インチのいずれにも適用することができ、上部キャビネット3を替えるだけで背面投写型映像装置1の主要部、本実施例では投写ユニット15含む背面投写型映像装置1の駆動及びこれらの制御するための各種基板40〜44を固定したシャーシ25を共通化できるとともに、ベースキャビネット5を成形する成形用金型の共通化によって背面投写型映像装置1の製造コストを削減でき、部品管理も容易となり、インチサイズの異なる背面投写型映像装置1を簡単に製造することが可能となる。さらに、成形用金型に組み込む入れ子型を選択してベースキャビネット5の両側の調整部22でベースキャビネット5の幅を調整するとともに、バックカバー6の両側には、それぞれ上部キャビネット3の幅に応じた調整部22aと化粧パネル26を別途成形することによって、上部キャビネット3と下部キャビネット4との幅を揃えることが可能となり、外観的にも体裁がよく、デザイン性に優れた背面投写型映像装置1を製造することが可能となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、キャビネットや各構成部品の形状及び取付構造なども前記実施例に限定されるものではなく、適宜選定すればよい。また、前記実施例では、入れ子型によってベースキャビネット5の両側に調整部22を一体成形した例を示したが、これを別途成形し、ベースキャビネット5の両側に固定するように構成してもよい。
本実施例に係る背面投写型映像装置の概略構成を示す正面図である。 同上、組付け状態を側面から見た分解部である。 同上、最小のベースキャビネットを示し、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図を示している。 同上、上部キャビネットの幅に合わせてベースキャビネットの幅を調整する説明図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図を示している。 同上、ベースキャビネットの両側に調整部を形成した説明図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図を示している。 同上、バックカバー及び別途調整部の分解状態を示す平面図である。 同上、ベースキャビネットの組付状態を示す平面図である。
符号の説明
1 背面投写型映像装置
2 筐体
3 上部キャビネット
4 下部キャビネット
5 ベースキャビネット
7 スクリーン
9 反射ミラー
15 投写ユニット
15a ドライバ回路基板
16 ランプ
17 ランプユニット
18 ケーシング
20 支持フレーム
22,22a 調整部
25 シャーシ
40 電源回路基板
41 アナログ信号処理基板
42 デジタル回路基板
43 スケーラー回路基板
44 ランプ駆動回路基板

Claims (2)

  1. 上下に分割した上部キャビネットと下部キャビネットとで筐体を構成し、前記上部キャビネットに少なくともスクリーンと反射ミラーとを設け、前記下部キャビネットには少なくともランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する投写ユニットと、該投写ユニットを制御する各種制御用基板などの主要構成部品を固定するシャーシを備え、前記上部キャビネットは、前記スクリーンのサイズに応じて外形サイズが異なる複数種の上部キャビネットを用意する一方、前記下部キャビネットは、前記投写ユニットと各種制御用基板などの主要構成部品を組付けたシャーシを固定するベースキャビネットと、このベースキャビネットの前面に固定される化粧パネルと、ベースキャビネットの背面に固定されるバックカバーとで構成し、このバックカバーとベースキャビネットの幅が、最小サイズのスクリーンを装着した上部キャビネットの幅と同幅に設定され、該上部キャビネットの幅の大型化によって生じる上部キャビネットと前記ベースキャビネットとバックカバーとの幅の差を解消する調整部をベースキャビネットとバックカバーとの両側縁に設けたことを特徴とする背面投写型映像装置。
  2. 前記ベースキャビネットを樹脂によって一体成形するとともに、このベースキャビネットを成形する成形用金型を共通化するとともに、前記上部キャビネットの幅に応じて前記成形用金型に組み込んだ入れ子型によって前記ベースキャビネット両側に前記調整部を一体成形して成ることを特徴とする請求項1記載の背面投写型映像装置。
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