JP2007171683A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各色光用の反射型液晶パネルからの各色光を位置合わせする。
【解決手段】ベース台11に固定した3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対向してベース台11に取り付けられる底面21aと、底面21aに対して45°傾斜させてワイヤグリッド偏光子23が取り付けられる45°傾斜面21bと、底面21aに対して垂設されて反射型液晶パネル24が取り付けられる垂直面21cとを少なくとも有する各色光用の三角柱状支持部材21を備え、各色光用の三角柱状支持部材21のうちで少なくとも2色の色光用(R光,B光用)の三角柱状支持部材21は、垂直面21cに一対の板バネ30,31を介して反射型液晶パネル24を取り付けると共に、一対の板バネ30,31を弾性変位させて反射型液晶パネル24の取り付け位置を二次元面内で調整する位置調整手段28,29を垂直面21cに備えた。
【選択図】図8

Description

本発明は、RGB3原色光に対応して各色光ごとに用意した3つの反射型空間光変調素子に表示された各色の変調画像光を光学的に合成して、カラー画像光を投射レンズによりスクリーン上に拡大して表示する投射型表示装置において、R光,G光,B光にそれぞれ対応した各色光用の反射型空間光変調素子から出射される各色光を位置合わせすることができる投射型表示装置に関するものである。
最近、映像情報の多様化・高画質化が進み、ハイビジョン放送規格やコンピータ・グラフィクスのSVGA規格に代表される高品質画像データが増加し、これに伴って高品質画像データを拡大表示するために投射型表示装置が盛んに利用されている。
この種の投射型表示装置のうちで3板式の投射型表示装置では、RGB3原色光と対応して各色光ごとに用意した3つの空間光変調素子に表示された各色の変調画像光を光学的に合成して、カラー画像光を投射レンズによりスクリーン上に拡大して表示している。
この際、投射型表示装置は、これに適用される空間光変調素子の種類によって、透過型空間光変調素子を適用したもの、反射型空間光変調素子を適用したもの、DMD(Digital Mirror Device)を適用したものがある。
透過型空間光変調素子及びDMDは、光学構成が比較的簡単にできるために小型化が容易であるが高解像度化に難がある。一方、反射型空間光変調素子は高解像度化に有利であるが光学構成が複雑となるために小型化に難がある。
とくに、反射型空間光変調素子を適用した投射型表示装置は、反射型空間光変調素子に照射される入射光と当該反射型空間光変調素子で光変調・反射された反射光とを分離するために偏光ビームスプリッタを必要とする。高コントラストを実現するためには一つの反射型空間光変調素子に対して、通常2つ以上の偏光ビームスプリッタを作用させるために、これが投射型表示装置の光学構成を複雑にしていたが、最近、複数の偏光ビームスプリッタを至近距離に配置してセラミックスベース等に接着固定し、光学系を構成することにより小型化を達成している。
この投射型表示装置において、RGB3原色光に対応した3つの反射型空間光変調素子に表示された各色の変調画像光を光学的に合成する際、各色光用の反射型空間光変調素子の光学的画像合成手段に対する位置がずれれば、スクリーン上に拡大して表示したカラー画像光のレジストレーションがずれて画質を損なうことになる。
一方、近年高精細化によって表示画素数が多い反射型空間光変調素子が使われるようになり、一つの画素の大きさが10μmを切るようになってきており、反射型空間光変調素子中の一つの画素の大きさが数十μmと大きい場合には数μmの取り付け誤差は問題とならないが、一つの画素の大きさが10μm以下になると、数μmの取り付け誤差はレジズレとなって色ズレが発生してしまう。
そこで、本出願人は、反射型空間光変調素子の脱着作業を行ってもレジストレーション調整の精度が維持でき、且つ、反射型空間光変調素子を上下に配置したセラミックスベース材にしっかりと固定できる光学デバイスの製造方法及び投射表示装置を先に提案した(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−325917号公報
従来の投射表示装置は上記した特許文献1(特開2004−325917号公報)に開示されており、ここでの図示を省略するものの、RGB3原色光と対応して各色光ごとに用意した3つの反射型空間光変調素子と、複数の偏光ビームスプリッタと、複数のカラー偏光フィルタとを上下方向からセラミックスベース材に固定し、且つ、上下のセラミックスベース材に複数の素子固定金具をセラミックス接着剤により接着して固定すると共に、反射型空間光変調素子を固定している素子パッケージをさらにレジストレーション調整を実施しながら複数の素子固定金具に半田付けにより固定している。こうすることにより、反射型空間光変調素子の脱着作業を行ってもセラミックスベース材及び素子パッケージに引き剥がし応力や熱の影響がおよばないのでレジストレーション調整の精度が維持でき、且つ、反射型空間光変調素子を上下に配置したセラミックスベース材にしっかりと固定できる。
ところで、上記した従来の投射型表示装置では、上述したように、反射型空間光変調素子を固定している素子パッケージをレジストレーション調整を実施しながら複数の素子固定金具に半田付けにより固定しているので、レジストレーション調整を再調整するような場合に一度半田付けを溶かしてから再度半田付けを行わなければならないために工数がかかってしまう。
また、反射型空間光変調素子に照射される入射光と当該反射型空間光変調素子で光変調・反射された反射光とを分離するために設けた複数の偏光ビームスプリッタは、一般的に熱応力によるシェーディングを発生させないために透明なガラスの中に鉛が混入されているために、この鉛を使用することが地球環境の面から問題となっている。
そこで、素子固定金具に半田付けすることなく各色光用の反射型空間光変調素子に対してレジストレーション調整を容易に行うことができ、且つ、地球環境問題に配慮して鉛入りの偏光ビームスプリッタを用いずに、高いコントラス性能が得られる投射型表示装置が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、R,G,Bの各色光を各色光用の信号で光変調する各色光用の反射型空間光変調素子と、
入射した各色光の第1偏光成分光を反射(又は透過)させて前記各色光用の反射型空間光変調素子に入射させ、該各色光用の反射型空間光変調素子で光変調した各色光の第2偏光成分光を透過(又は反射)させる各色光用のワイヤグリッド偏光子と、
前記各色光用のワイヤグリッド偏光子を透過(又は反射)した前記各色光の第2偏光成分光を色合成してカラー画像光を出射させる色合成光学系と、
前記色合成光学系からの前記カラー画像光を投射する投射レンズと、を備えた投射型表示装置であって、
前記各色光用のワイヤグリッド偏光子からの前記各色光が入射する前記色合成光学系の各入射面に対向して近接配置され、前記各色光用の反射型空間光変調素子を位置調整機構部を介して取り付ける第1面と、前記各色光用の反射型空間光変調素子及び前記色合成光学系の各入射面に対してそれぞれ45°の傾斜角を持って対向された前記各色光用のワイヤグリッド偏光子を取り付ける第2面と、を少なくとも有する各色光用の支持部材を備えたことを特徴とする投射型表示装置である。
更に、請求項2記載の発明は、前記各色光用の支持部材を、水平面内で位置調整する位置調整手段及びあおり角を調整するあおり角調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置である。
請求項1記載の投射型表示装置によると、とくに、RGB3原色光に対応した3つの反射型空間光変調素子を用意し、且つ、各色光用のワイヤグリッド偏光子からの各色光が入射する色合成光学系の各入射面に対向して各色光用の支持部材を近接配置した時に、各色光用の支持部材は、各色光用の反射型空間光変調素子を位置調整機構部を介して取り付ける第1面と、各色光用の反射型空間光変調素子及び色合成光学系の各入射面に対してそれぞれ45°の傾斜角を持って対向された各色光用のワイヤグリッド偏光子を取り付ける第2面と、を少なくとも有しているので、各色光用の支持部材の第1面内で取り付け位置を調整した各色光用の反射型空間光変調素子からの各色光を色合成光学系で色合成した時にレジズレのないカラー画像光が得られる。
また、RGB3原色光に対応した3つの反射型空間光変調素子に照射される入射光と当該反射型空間光変調素子で光変調・反射された反射光とを分離する偏光分離手段として、従来と異なって地球環境問題上で有害である鉛が使用されていないワイヤグリッド偏光子を用いているので、公害問題の発生がなくなると共に、色合成したカラー画像光は高いコントラス性能が得られる。
更に、請求項2記載の投射型表示装置によると、とくに、請求項1記載の投射型表示装置において、各色光用の支持部材を、水平面内で位置調整する位置調整手段及びあおり角を調整するあおり角調整手段を備えているため、レジストレーシヨン調整の精度をより一層向上させることができると共に、各色光用の反射型空間光変調素子へのおあり角を調整できる。
以下に本発明に係る投射型表示装置の一実施例について図1〜図13を参照して実施例1,実施例2の順に詳細に説明する。
図1は本発明に係る実施例1の投射型表示装置の全体構成を示した斜視図、
図2は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、ベース台を取り除いた状態で全体構成を示した平面図、
図3は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、ベース台上に設置したG光用反射型液晶パネル組立体を示した斜視図である。
図1に示した如く、本発明に係る実施例1の投射型表示装置10Aは、後述するようにR光,G光,B光にそれぞれ対応した空間光変調素子24として光を反射する反射型液晶パネルを用いて構成されており、二点鎖線で図示したベース台11を挟んで上下に分かれた2層構成の光学系を有している。
この際、二点鎖線で図示したベース台11の下方には、光源12からの白色光をR光,G光,B光に色分解してR光,G光,B光を、ベース台11の上方に各色光と対応して設けた3つの反射型空間光変調素子(以下、反射型液晶パネルと記す)24に対してそれぞれ照明するための照明光学系が設けられている。一方、二点鎖線で図示したベース台11の上方には、各色光用の反射型液晶パネル24で光変調・反射された各色の変調画像光を色合成してカラー画像光をスクリーン上に投射するための投射光学系が設けられている。
まず、二点鎖線で図示したベース台11の下面11aの下方に設けた照明光学系について説明すると、光源12はメタルハライドランプ,キセノンランプ,ハロゲンランプなどを用いてR光,G光,B光を含んだ白色光を出射しており、この光源12から出射した白色光が放物面鏡13で反射されることにより、略々平行光となって放物面鏡13の前面に設けた偏光変換プリズムアレイ14Aに入射される。
上記した偏光変換プリズムアレイ14Aは、偏光分離プリズムアレイと、λ/2位相差板とを有して、全体として平板状に構成されており、ここに入射した白色光に対して透過後に所定の一方向の偏光光となされており、この偏光変換プリズムアレイ14Aによって得られる所定の一方向の偏光光は例えばS偏光光(第1偏光成分光)である。
この後、偏光変換プリズムアレイ14Aを透過したS偏光光の白色光は、第1ダイクロイックミラー15に入射する。この第1ダイクロイックミラー15は、3原色光のうちの2色の成分光を透過させ、残りを反射しており、この実施例1の形態においては、例えばR光及びG光を透過させ、B光を反射している。
また、上記した第1ダイクロイックミラー15を透過したR光及びG光は、そのまま直進して第2ダイクロイックミラー16に入射する。この第2ダイクロイックミラー16は、例えばR光を透過させ、G光を反射している。
また、上記した第2ダイクロイックミラー16を透過したR光は、そのまま直進して45°傾斜した立ち上げミラー17に入射し、この立ち上げミラー17によりR光の光路が上方に向かって90°方向転換されて、ベース台11の上方に設置されたR光用反射型液晶パネル組立体20Rに入射する。
一方、第2ダイクロイックミラー16により反射されたG光は、光路を90°変換された後に45°傾斜した立ち上げミラー17に入射し、この立ち上げミラー17によりG光の光路が上方に向かって90°方向転換されて、ベース台11の上方に設置されたG光用反射型液晶パネル組立体20Gに入射する。
更に、第1ダイクロイックミラー15により反射されたB光は、光路を90°変換された後にミラー18で更に光路を90°変換されてリレーレンズ19を透過して、45°傾斜した立ち上げミラー17に入射し、この立ち上げミラー17によりB光の光路が上方に向かって90°方向転換されて、ベース台11の上方に設置されたB光用反射型液晶パネル組立体20Bに入射する。
この際、B光の光路中において、ミラー18と立ち上げミラー17との間にリレーレンズ19を設けた理由は、リレーレンズ19を透過したB光が立ち上げミラー17に入射するまでの光路長を、第1ダイクロイックミラー15を透過したG光が第2ダイクロイックミラー16を介して立ち上げミラー17に入射するまでの光路長及び第2ダイクロイックミラー16を透過したR光が立ち上げミラー17に入射するまでの光路長と略等しく設定するためである。
上記から第1,第2ダイクロイックミラー15,16が光源12からの白色光をR光,G光,B光に色分解する色分解光学系を構成しており、且つ、光源12から各色光用の立ち上げミラー17までが、色分解されたR光,G光,B光を各色光用の反射型液晶パネル(反射型空間光変調素子)24にそれぞれ照明するための各色光照明手段となっている。
尚、この実施例1では、光源12からの白色光を色分解光学系15,16によりR光,G光,B光に色分解させた例を用いて説明しているが、これに限ることなく、例えば、R光,G光,B光をそれぞれ出射するR光用,G光用,B光用の各LED光源を用いれば、色分解光学系15,16を設ける必要がなくなるので、各色光照明手段となる各色光用のLED光源からそれぞれ出射したR光,G光,B光の各一方向の偏光成分を、各色光に対応した各色光用の反射型液晶パネル24にそれぞれ直接照明しても良いものである。また、上記した各色光照明手段となる各色光用のLED光源を、後述する実施例2に対しても適用可能である。
次に、二点鎖線で図示したベース台11の上面11b上に設けた投射光学系について説明すると、R光用反射型液晶パネル組立体20R及びG光用反射型液晶パネル組立体20G並びにB光用反射型液晶パネル組立体20Bと、直方体形状に形成された色合成光学系となる3色合成クロスダイクロイックプリズム41と、投射レンズ42とで構成されている。
そして、3色合成クロスダイクロイックプリズム41はベース台11の上面11bに接着剤を用いて固定され、且つ、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対向して各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bが近接配置されていると共に、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の出射面41d側に投射レンズ42が配置され、ベース台11を除いた平面状態は図2に示した如くになる。
図1に戻り、R光用反射型液晶パネル組立体20R及びG光用反射型液晶パネル組立体20G並びにB光用反射型液晶パネル組立体20Bのそれぞれは全て同一に構成されており、二点鎖線で示したように内部を中空状に形成した三角柱状支持部材21(1箇所のみ図示)が各色光ごとに用意されている。
そして、各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bの基台となる各色光用の三角柱状支持部材21では、ベース台11上に取り付けられる底面に各色光照明手段からの各色の照明光をそれぞれ入射するフィルードレンズ22が固着され、且つ、底面に対して45°傾斜した45°傾斜面に偏光分離手段となる板状のワイヤグリッド偏光子23が取り付けられ、且つ、底面に対して垂直な垂直面に各色光用の反射型液晶パネル24が取り付けられていると共に、三角柱状支持部材21の底面,45°傾斜面,垂直面で囲まれた内部空間を左右の側面で塵埃などに対して密閉させた状態で、各色光用のワイヤグリッド偏光子23側を3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対してそれぞれ隙間を隔てて対向させている。
従って、各色光用のワイヤグリッド偏光子23は、各色光用の反射型液晶パネル24及び3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対して45°の傾斜角を持ってそれぞれ対向している。
ここで、図3に示した如く、ベース台11には、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41c側に各色光照明手段からの各色の照明光がそれぞれ入射するための矩形孔11c(1箇所のみ図示)が3箇所貫通して穿設されており、3箇所の矩形孔11cの上にR光用反射型液晶パネル組立体20R(図示せず)及びG光用反射型液晶パネル組立体20G並びにB光用反射型液晶パネル組立体20B(図示せず)が取り付けられている。
例えば、図3中に図示したG光用反射型液晶パネル組立体20Gについて説明すると、
三角柱状支持部材21の底面21aに固着されたフィルードレンズ22を透過したG色の照明光はS偏光光(第1偏光成分光)であり、このG色の照明光のS偏光光は、三角柱状支持部材21の45°傾斜面21bに取り付けられたワイヤグリッド偏光子23に反射されて90°光路を変換された後に三角柱状支持部材21の垂直面21cに取り付けられたG光用の反射型液晶パネル24に入射して、G光用の反射型液晶パネル24を照明する。
この際、上記したフィルードレンズ22は、各色光の周辺の明るさの向上と明瞭な視野の確保を使用目的としている。
また、上記したワイヤグリッド偏光子23は、従来技術で説明したような偏光ビームスプリッタと同じ偏光分離機能を備えているものの、地球環境問題上で有害である鉛は使用されていなので公害問題の発生がない。また、上記したワイヤグリッド偏光子23は、光学ガラス板上に、アルミニウムなどの金属線を所定のピッチで規則正しくストライプ状に多数本並べて形成したものであり、金属線に垂直な偏光成分(例えば、P偏光光)をそのまま透過させ、且つ、金属線に平行な偏光成分(例えば、S偏光光)は反射する機能を有している。このワイヤグリッド偏光子23を用いると、明るく、色再現性の良好な表示画像光が得られる。また、ワイヤグリッド偏光子23は、一枚の板状の偏光分離板であるので、軽量である。また、ワイヤグリッド偏光子23は、光源12(図1)から発せられる光を吸収しにくいため、複屈折による表示画像光の品質低下を抑えることができる。
そして、G光用のワイヤグリッド偏光子23で反射されたG色の照明光のS偏光光(第1偏光成分光)がG光用の反射型液晶パネル24に入射すると、G光用の反射型液晶パネル24内でG光の画像信号に応じて光変調された後に反射された光束はP偏光光(第2偏光成分光)となって出射され、このG光のP偏光光がワイヤグリッド偏光子23を透過して3色合成クロスダイクロイックプリズム41の入射面41bから入射される。
以下、同様に、R光用反射型液晶パネル組立体20R(図示せず)内のR光用の反射型液晶パネル24からのR光のP偏光光及びB光用反射型液晶パネル組立体20B(図示せず)内のB光用の反射型液晶パネル24からのB光のP偏光光は、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の入射面41a及び入射面41cからそれぞれ入射される。
この後、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cから入射されたR光,G光,B光の各変調画像光は、3色合成クロスダイクロイックプリズム41内に形成した第1,第2ダイクロイック膜41e,41fによって色合成され、この色合成クロスダイクロイックプリズム41で得られた色合成画像光が3色合成クロスダイクロイックプリズム41の出射面41dから出射されて投射レンズ42で図示しないスクリーン上に投射しているので、これにより高輝度化、高コントラス化が達成でき、実施例1の投射型表示装置10Aの品質及び信頼性の向上に寄与できる。
この際、上記した3色合成クロスダイクロイックプリズム41は、光学ガラスを用いて直方体(立方体も含む)に形成されており、上面から見た時に第1,第2ダイクロイック膜41e,41fがX字状にクロスしており、各色光用の反射型液晶パネル24からの各色の変調画像光を第1,第2ダイクロイック膜41e,41fにより色合成可能になっている。
ここで、R光用反射型液晶パネル組立体20R及びG光用反射型液晶パネル組立体20G並びにB光用反射型液晶パネル組立体20Bに対してレジストレーション調整を行う実施例1の構造形態について図4〜図10を用いて説明する。
図4は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の三角柱状支持部材を示した斜視図、
図5は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の三角柱状支持部材をベース台上で取り付け位置調整する状態を示した平面図、
図6は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の三角柱状支持部材に取り付けた液晶パネルへのあおり角を調整する状態を示した側面図、
図7は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネルを示した斜視図、
図8は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネル組立体内の反射型液晶パネルを三角柱状支持部材内で取り付け位置調整する状態を示した正面図、
図9は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネル組立体をベース台上に取り付けた状態を示した側面図、
図10は本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、R光用反射型液晶パネル組立体及びG光用反射型液晶パネル組立体並びにB光用反射型液晶パネル組立体をベース台上に取り付けた状態を示した平面図である。
図4に拡大して示した如く、各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20B(図1,図2)の基台となる各色光用の三角柱状支持部材21は、アルミ材又は板金材を用いて直角三角柱状に一体的に形成されている。
この三角柱状支持部材21は、ベース台11の上面11bに取り付けられ、且つ、フィルードレンズ22(図1)を取り付けるための透孔21a1が貫通して穿設された底面21aと、各色光用の反射型液晶パネル24からの第2偏光成分の各色光が色合成クロスダイクロイックプリズム41側に向くように底面21aに対して45°傾斜させてワイヤグリッド偏光子23(図1)が取り付けられ、且つ、反射型液晶パネル24(図1)からの各色光を透過させるための透孔21b1が貫通して穿設された45°傾斜面21bと、底面21aに対して垂直であり、且つ、ここに取り付けた反射型液晶パネル24(図1)からの各色光を透過させるための透孔21c1が貫通して穿設された垂直面21cと、閉蓋される左右の側面21d,21eとに囲まれて直角三角柱状に一体的に形成されている。
また、三角柱状支持部材21には、左右一対の第1突出片21f,21gが底面21aと連接して左右の側面21d,21eの各外側に向かってベース台11に対して平行に突出形成されており、これらの第1突出片21f,21gに固定用ネジ25,25のネジ径より一回り大きな孔(図示せず)が貫通して垂設されていると共に、これらの固定用ネジ25,25が螺合するネジ孔11d,(11d…図示せず)がベース台11に穿設されている。
一方、図5に示した如く、ベース台11上で三角柱状支持部材21に突出形成した左右一対の第1突出片21f,21gの周辺に沿って、治具用偏心ピン26を挿入するための偏心ピン挿入孔11fがそれぞれ合計3箇所づつ貫通して穿設されている。
そして、左右の固定用ネジ25,25を緩めて、治具用偏心ピン26をいずれかの偏心ピン挿入孔11fに挿入して、この偏心ピン挿入孔11fを中心にして治具用偏心ピン26を回転しながら第1突出片21f,21gに当接させると、三角柱状支持部材21がベース台11上をX方向又はY方向もしくはXY方向に移動するので、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41c(図1,図2)に対して三角柱状支持部材21の取り付け位置をベース台11上の水平面内で調整することができ、調整後に固定用ネジ25,25で三角柱状支持部材21をベース台11上にしっかりと固定すれば良い。尚、図5中でY方向はこの三角柱状支持部材21に取り付けた反射型液晶パネル24(図3)からの光の光軸方向であり、X方向は上記した光軸に対して直交する方向である。
図4に戻り、三角柱状支持部材21には、左右一対の第2突出片21h,(21i…図5のみ図示)が底面21aと連接し、且つ、左右一対の第1突出片21f,21gと間隔を隔てて左右の側面21d,21eの各外側に向かってベース台11に対して平行に突出形成されており、これら左右一対の第2突出片21h,(21i)に調整用ネジ27,(27)が螺合するネジ孔21h1,(21i1…図示せず)が貫通して穿設されていると共に、これらの調整用ネジ27,(27)の各先端はベース台11の上面11bに当接している。
そして、図6に示した如く、三角柱状支持部材21中で左側面21d側について説明すると、第1突出片21fを固定する固定用ネジ25を緩めて、第2突出片21hに螺合した調整用ネジ27の先端をベース台11の上面11bに押し当てると、三角柱状支持部材21の底面21aと45°傾斜面21bとが交差する部位を支点として三角柱状支持部材21の垂直面21c側の底面21aが上方に持ち上げられてM方向に傾くので、上記した調整用ネジ27が三角柱状支持部材21に取り付けた反射型液晶パネル24へのあおり角を調整することができる。勿論、三角柱状支持部材21中で右側面21e側も左側面21d側と同様に角柱状支持部材21に取り付けた反射型液晶パネル24へのあおり角を調整することができる。
再び図4に戻り、三角柱状支持部材21には、左右一対の第3突出片21j,21kが垂直面21cの上端の左右から45°傾斜面21bとは反対側に向かってベース台11に対して平行に突出形成されており、これら左右一対の第3突出片21j,21kに調整用ネジ28,28が螺合するネジ孔21j1,21k1が貫通して穿設されていると共に、これらの調整用ネジ28,28の各先端は後述するように反射型液晶パネル24中で反射型液晶パネル本体24A(図7,図8)の上部左右に当接可能になっている。
また、三角柱状支持部材21には、左右一対の第4突出片21m,21nが垂直面21cの左右端から45°傾斜面21bとは反対側に向かってベース台11に対して垂直に突出形成されており、これら左右一対の第4突出片21m,21nに調整用ネジ29,29が螺合するネジ孔21m1,21n1が貫通して横設されていると共に、これらの調整用ネジ29,29の各先端は後述するように液晶パネル本体24A(図7,図8)の左右の側面に当接可能になっている。
また、三角柱状支持部材21の垂直面21cには、この外側に各色光用の反射型液晶パネル24(図1)を支持するための上下一対の板バネ30,31が左右一対の第4突出片21m,21nの各外側面側に左右一対の押さえ板32,33を介してそれぞれ4本の固定用ネジ34により枠組みした状態で固定されている。
ここで、図7に示した如く、上下一対の板バネ30,31のうちで上側の板バネ30は、平坦面30aの左右端を下方に向かって略直角に折り曲げて左右の側面30b,30cが形成され、且つ、左右の側面30b,30c間の寸法が反射型液晶パネル24の横幅よりも大きく設定されているので、左右の側面30b,30cのコーナー部位は弾性変位可能になっていると共に、各側面30b,30cの下方に左右一対の第4突出片21m,21nに取り付けるための取り付け孔30b1,30c1がそれぞれ2個づつ形成されている。
一方、上下一対の板バネ30,31のうちで下側の板バネ31は、平坦面31aの左右端を上方に向かって略直角に折り曲げて左右の側面31b,31cが形成され、且つ、左右の側面31b,31c間の寸法が反射型液晶パネル24の横幅よりも大きく設定されているので、左右の側面31b,31cのコーナー部位は弾性変位可能になっていると共に、各側面31b,31cの上方に左右一対の第4突出片21m,21nに取り付けるための取り付け孔31b1,31c1がそれぞれ2個づつ形成されている。
従って、上下一対の板バネ30,31は上下対称に対向し、上下一対の板バネ30,31の内側に反射型液晶パネル24が取り付け可能になっている。
また、反射型液晶パネル24は、反射型液晶パネル本体24Aとヒートシンク24Bとを重ね合わせて一体的に直方形状に形成されており、且つ、液晶パネル本体24Aの裏面からフレキシブル配線基板24Cが上方に向かって延出されている。
そして、上下一対の板バネ30,31を上下対称に対向させて、上下一対の板バネ30,31の各平坦面30a,31aの各内側に反射型液晶パネル24のうちでヒートシンク24Bの上下の中央部位に突出形成した各段付き面を各2本の固定用ネジ35を用いて取り付けていると共に、上下一対の板バネ30,31の各平坦面30a,31aの左右と、ヒートシンク24Bの上下の左右との間には隙間Sがそれぞれ形成されているために各平坦面30a,31aの左右は弾性変位可能になっている。
更に、上下一対の板バネ30,31に反射型液晶パネル24のうちでヒートシンク24Bを取り付けた状態で、図4に示したように上下一対の板バネ30,31を三角柱状支持部材21に突出形成した左右一対の第4突出片21m,21nの各外側面側に取り付けると、反射型液晶パネル24のうちで反射型液晶パネル本体24Aは上下一対の板バネ30,31よりも前方に突出して三角柱状支持部材21の垂直面21cに当接することになる。
上記のように、反射型液晶パネル24を上下一対の板バネ30,31を介して三角柱状支持部材21に突出形成した左右一対の第4突出片21m,21nの各外側面側に取り付けると図8に示した状態となる。
この図8に示した各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bは、各色光用の反射型液晶パネル24のうちで反射型液晶パネル本体24Aを示している。
ここで、三角柱状支持部材21に取り付けた各色光用の反射型液晶パネル24に対して取り付け位置を調整する場合に、三角柱状支持部材21に突出形成した左右一対の第4突出片21m,21nに螺合した調整用ネジ29,29を緩めておく。
この際、三角柱状支持部材21に突出形成した左右一対の第3突出片21j,21kに螺合した調整用ネジ28,28で液晶パネル本体24Aの上部左右を同じ距離だけ下方に向かって押し込むと、上下一対の板バネ30,31の各平坦面30a,31aの左右がZ1,Z2方向に略平行に弾性変位するので、反射型液晶パネル24はZ1,Z2方向に略平行に移動する。
また、三角柱状支持部材21に突出形成した左右一対の第3突出片21j,21kに螺合した調整用ネジ28,28で反射型液晶パネル本体24Aの上部左右をそれぞれ異なる距離だけ下方に向かって押し込むと、上下一対の板バネ30,31の各平坦面30a,31aの左右がZ1,Z2方向にそれぞれ異なる距離だけ弾性変位するので、反射型液晶パネル24はZX面内を回転する。
また、三角柱状支持部材21に突出形成した左側の第4突出片21mに螺合した調整用ネジ29で反射型液晶パネル本体24Aの左側面を右方に向かって押と込むと、上下一対の板バネ30,31の各側面(30b,31b),(30c,31c)がX1方向に弾性変位するので、反射型液晶パネル24はX1方向に移動する。
また、三角柱状支持部材21に突出形成した右側の第4突出片21nに螺合した調整用ネジ29で反射型液晶パネル本体24Aの右側面を左方に向かって押と込むと、上下一対の板バネ30,31の各側面(30b,31b),(30c,31c)が上記X1方向とは逆にX2方向に弾性変位するので、反射型液晶パネル24はX2方向に移動する。
上記により、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41c(図1,図2)に対して反射型液晶パネル24を調整用ネジ28及び調整用ネジ29と上下一対の板バネ30,31とを介して二次元面内で取り付け位置調整することができ、調整後に各調整用ネジ28及び調整用ネジ29が緩まないようにネジロック剤で固定すれば良い。
そして、上記のように構成した各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bをベース台11上に取り付けると、図9及び10に示した状態となる。
この際、反射型液晶パネル24から延出したフレキシブル配線基板24Cは、上方に配設したプリント基板36に接続されているが、このプリント基板36は図10に示したように各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bの近傍が切り欠かれているので何らの支障もなく、各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bに対して取り付け位置調整及びあおり角調整を容易に行うことができるようになっている。
ここで、各色光用の反射型液晶パネル組立体20R,20G,20Bに対してレジストレーション調整を行う場合には、R光用反射型液晶パネル組立体20R,G光用反射型液晶パネル組立体20G,B光用反射型液晶パネル組立体20Bのうちで例えばG光用反射型液晶パネル組立体20Gをレジストレーション調整時の基準ユニットに設定している。
この理由を説明すると、カラー画像光を不図示のスクリーン上に投射した時に、R,G,Bの3原色の中でG光は最も解像度に影響を与える。また、R光はその次に解像度に影響を与え、B光は解像度に影響を与える割合が比較的少ない。従って、レジストレーション調整は相対的な変位調整であるので、最も解像度に影響するG光用反射型液晶パネル組立体20G中で三角柱状支持部材21の取り付け位置調整と反射型液晶パネル24へのあおり角調整と反射型液晶パネル24の取り付け位置調整とを3色合成クロスダイクロイックプリズム41の入射面41bに対して最初に行い、この後に、G光用反射型液晶パネル組立体20Gからの変調画像光に合わせるようにR光用反射型液晶パネル組立体20R,B光用反射型液晶パネル組立体20Bに対して取り付け位置調整及びあおり角調整を行えば、各色光用の反射型液晶パネル24からの各色の変調画像光を3色合成クロスダイクロイックプリズム41で色合成した時にレジズレのないカラー画像光が得られる。
尚、基準となるG光用反射型液晶パネル組立体20G中でG光用の反射型液晶パネル24を三角柱状支持部材21の垂直面に取り付け調整することなく予め位置決めして固定しておき、この後に、G光用の反射型液晶パネル24からの変調画像光に合わせるようにR光用の反射型液晶パネル24とB光用の反射型液晶パネル24とに対して取り付け位置調整を行ってレジストレーション調整を行うようにすれば、G光用反射型液晶パネル組立体20G中で三角柱状支持部材21の垂直面21cに取り付けたG光用の反射型液晶パネル24への取り付け位置調整機構を省略することも可能である。
上記を言い換えると、各色光用の三角柱状支持部材21のうちで少なくとも2色の色光用の三角柱状支持部材21は、垂直面21cに一対の板バネ30,31を介して反射型液晶パネル24を取り付けると共に、一対の板バネ30,31を弾性変位させて反射型液晶パネル24の取り付け位置を二次元面内で調整する位置調整手段28,29を垂直面21cに備えれば良いことになる。
図11は本発明に係る実施例2の投射型表示装置の全体構成を示した斜視図、
図12は本発明に係る実施例2の投射型表示装置において、ベース台を取り除いた状態で全体構成を示した平面図、
図13は本発明に係る実施例2の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネル組立体を示した斜視図である。
図11に示した本発明に係る実施例2の投射型表示装置10Bは、先に説明した実施例1の投射型表示装置10Aの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の符号を付し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明し、実施例1と異なる構成部材に新たな符号を付して説明する。
図11に示した如く、本発明に係る実施例2の投射型表示装置10Bも、R光,G光,B光にそれぞれ対応した空間光変調素子(以下、反射型液晶パネルと記す)24として光を反射する反射型液晶パネルを用いて構成されており、二点鎖線で図示したベース台11を挟んで上下に分かれた2層構成の光学系を有している。
まず、二点鎖線で図示したベース台11の下面11aの下方に設けた照明光学系について説明すると、光源12から出射した白色光が放物面鏡13で反射されることにより、略々平行光となって放物面鏡13の前面に設けた偏光変換プリズムアレイ14Bに入射され、この偏光変換プリズムアレイ14Bによって所定の一方向の偏光光として例えばP偏光光(第1偏光成分光)が得られている。この際、上記した偏光変換プリズムアレイ14Bは、実施例1で用いた偏光変換プリズムアレイ14A(図1,図2)に対して偏光面を90°回転させることにより実施例1と異なって例えばP偏光光が得られる。
この後、偏光変換プリズムアレイ14Bを透過したP偏光光の白色光は、第1ダイクロイックミラー15に入射して、例えばR光及びG光を透過させ、B光を反射している。
また、上記した第1ダイクロイックミラー15を透過したR光及びG光は、そのまま直進して第2ダイクロイックミラー16に入射する。この第2ダイクロイックミラー16は、例えばR光を透過させ、G光を反射している。
また、上記した第2ダイクロイックミラー16を透過したR光は、そのまま直進して45°傾斜した立ち上げミラー17に入射し、この立ち上げミラー17によりR光の光路が上方に向かって90°方向転換されて、ベース台11の上方に設置されたR光用反射型液晶パネル組立体50Rに入射する。
一方、第2ダイクロイックミラー16により反射されたG光は、光路を90°変換された後に45°傾斜した立ち上げミラー17に入射し、この立ち上げミラー17によりG光の光路が上方に向かって90°方向転換されて、ベース台11の上方に設置されたG光用反射型液晶パネル組立体50Gに入射する。
更に、第1ダイクロイックミラー15により反射されたB光は、光路を90°変換された後にミラー18で更に光路を90°変換されてリレーレンズ19を透過して、45°傾斜した立ち上げミラー17(図示せず)に入射し、この立ち上げミラー17(図示せず)によりB光の光路が上方に向かって90°方向転換されて、ベース台11の上方に設置されたB光用反射型液晶パネル組立体50Bに入射する。
次に、二点鎖線で図示したベース台11の上面11b上に設けた投射光学系について説明すると、R光用反射型液晶パネル組立体50及びG光用反射型液晶パネル組立体50G並びにB光用反射型液晶パネル組立体50Bと、直方体形状に形成された色合成光学系となる3色合成クロスダイクロイックプリズム41と、投射レンズ42とで構成されている。
そして、3色合成クロスダイクロイックプリズム41はベース台11の上面11bに接着剤を用いて固定され、且つ、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対向して各色光用の反射型液晶パネル組立体50R,50G,50Bが近接配置されていると共に、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の出射面41d側に投射レンズ42が配置され、ベース台11を除いた平面状態は図12に示した如くになる。
図11に戻り、R光用反射型液晶パネル組立体50R及びG光用反射型液晶パネル組立体50G並びにB光用反射型液晶パネル組立体50Bのそれぞれは全て同一に構成されており、二点鎖線で示したように内部を中空状に形成した第1三角柱状支持部材51と、この第1三角柱状支持部材51の上方に内部を中空状に形成した第2三角柱状支持部材52とを、それぞれに45°傾斜させた傾斜面同士を接合することにより四角柱状支持部材53として形成され、この四角柱状支持部材53(1箇所のみ図示)が各色ごとに用意されている。
そして、各色光用の四角柱状支持部材53のうちで下方に設けた第1三角柱状支持部材51では、ベース台11上に取り付けられる底面に各色光照明手段からの各色の照明光がそれぞれ入射するフィルードレンズ22が固着され、且つ、底面に対して45°傾斜した45°傾斜面にフィルードレンズ22を透過した各色の照明光をそのまま透過させる透孔(図示せず)が貫通して穿設されている。
また、各色光用の四角柱状支持部材53のうちで上方に設けた各色光用の第2三角柱状支持部材52では、第1三角柱状支持部材51の45°傾斜面に接合される45°傾斜した45°傾斜面に偏光分離手段となる板状のワイヤグリッド偏光子23が取り付けられ、且つ、各色光用のワイヤグリッド偏光子23を透過した各色の照明光の光軸に対して直交する上面に各色光用の反射型液晶パネル24が取り付けられ、且つ、各色光用の反射型液晶パネル24からの各色の変調画像光がワイヤグリッド偏光子23で反射された各色光の光軸に対して直交する垂直面に透明ガラス板又は光透過性偏光板などを用いた各色光用の光透過性光学板54が取り付けられていると共に、第2三角柱状支持部材52の上面,45°傾斜面,垂直面で囲まれた空間を左右の側面で塵埃などに対して密閉させた状態で、各色光用の光透過性光学板54側を3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対してそれぞれ隙間を隔てて対向させている。
従って、各色光用のワイヤグリッド偏光子23は、各色光用の反射型液晶パネル24及び3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対して45°の傾斜角を持ってそれぞれ対向している。
この際、四角柱状支持部材53中の第1三角柱状支持部材51の底面に固着されたフィルードレンズ22を透過した各色の照明光はP偏光光(第1偏光成分光)であり、この各色の照明光のP偏光光は、第2三角柱状支持部材52の45°傾斜面に取り付けられたワイヤグリッド偏光子23をそのまま透過して第2三角柱状支持部材21の上面に取り付けられた各色光用の反射型液晶パネル24に入射して、各色光用の反射型液晶パネル24を照明する共に、各色光用の反射型液晶パネル24内で各色光の画像信号に応じて光変調された後に反射された光束はS偏光光(第2偏光成分光)となって出射され、この各色光のS偏光光がワイヤグリッド偏光子23で反射されて各色光用の光透過性光学板54を透過して3色合成クロスダイクロイックプリズム41の入射面41a〜41cから入射される。
この後、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cから入射されたR光,G光,B光の各変調画像光は、3色合成クロスダイクロイックプリズム41内に形成した第1,第2ダイクロイック膜41e,41fによって色合成され、この色合成クロスダイクロイックプリズム41で得られた色合成画像光が3色合成クロスダイクロイックプリズム41の出射面41dから出射されて投射レンズ42で図示しないスクリーン上に投射しているので、これにより高輝度化、高コントラス化が達成でき、実施例2の投射型表示装置10Bの品質及び信頼性の向上に寄与できる。
ここで、R光用反射型液晶パネル組立体50R及びG光用反射型液晶パネル組立体50G並びにB光用反射型液晶パネル組立体50Bに対してレジストレーション調整を行う実施例2の構造形態について図13を用いて説明する。
図13に拡大して示した如く、各色光用の反射型液晶パネル組立体50R,50G,50B(図11,図12)の基台となる各色光用の第1,第2三角柱状支持部材51,52は、アルミ材又は板金材を用いてそれぞれ直角三角柱状に一体的に形成されており、且つ、第1,第2三角柱状支持部材51,52のうちで45°傾斜した各45°傾斜面51b,52b同士を接合することで四角柱状支持部材53が形成されている。
まず、上記した四角柱状支持部材53のうちで下方に設けた第1三角柱状支持部材51は、ベース台11の上面11bに取り付けられ、且つ、フィルードレンズ22(図11)を取り付けるための透孔51a1が貫通して穿設された底面51aと、底面51aに対して45°傾斜させてフィルードレンズ22を通った各色光を透過させるための透孔(図示せず)が貫通して穿設された45°傾斜面51bと、底面51aに対して垂直な垂直面51cと、左右の側面51d,(51e…図示せず)とに囲まれて直角三角柱状に一体的に形成されている。
また、第1三角柱状支持部材51には、左右一対の第1突出片51f,51gが底面51aと連接して左右の側面51d,(51e)の各外側に向かってベース台11に対して平行に突出形成されており、これらの第1突出片51f,51gに固定用ネジ25,25のネジ径より一回り大きな孔(図示せず)が貫通して穿設されているので、実施例1と同様に、左右一対の第1突出片51f,51gのいずれかに治具用偏心ピン26(図5)を押し当てれば、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41c(図11,図12)に対して第1三角柱状支持部材51の取り付け位置をベース台11上の水平面内で調整することができる。
また、第1三角柱状支持部材51には、左右一対の第2突出片51h,51iが底面51aと連接し、且つ、左右一対の第1突出片51f,51gと間隔を隔てて左右の側面51d,(51e)の各外側に向かってベース台11に対して平行に突出形成されており、これら左右一対の第2突出片51h,51iに調整用ネジ27,27が螺合する各ネジ孔(図示せず)が貫通して穿設されていると共に、これらの調整用ネジ27,27の各先端はベース台11の上面11bに当接しているので、実施例1と同様に、上記した調整用ネジ27を押し込むことにより第2三角柱状支持部材52に取り付けた反射型液晶パネル24(図11)へのあおり角を調整することができる。
次に、上記した四角柱状支持部材53のうちで上方に設けた第2三角柱状支持部材52は、各色光用の反射型液晶パネル24からの第2偏光成分の各色光が色合成クロスダイクロイックプリズム41側に向くように45°傾斜させた45°傾斜面52bに透孔52b1が貫通して穿設されており、この45°傾斜面52bにワイヤグリッド偏光子23(図11)が取り付けられた状態で45°傾斜面52bが第1三角柱状支持部材51の45°傾斜面51bに接着されている。
また、第2三角柱状支持部材52の45°傾斜面52bと対向して上面52aと垂直面52cとが直交していると共に、左右の側面52d,52eは閉じられている。
そして、第2三角柱状支持部材52の上面52aには、上面52aと45°傾斜面51bとが交差する側に調整用ネジ28,(28…図示せず)が螺合した左右一対の第3突出片52f,(52g…図示せず)が上方に向かって突出形成され、且つ、左右の側面52d,52e側に調整用ネジ29,(29…図示せず)が螺合した左右一対の第4突出片52h,(52i…図示せず)が上方に向かって突出形成されている。
更に、前後一対の板バネ30,31に固定用ネジ35,35により固着された反射型液晶パネル24が左右一対の第4突出片52h,(52i…図示せず)に押さえ板32,33を介して複数の固定用ネジ34により取り付けられているので、実施例1と同様に、調整用ネジ28及び調整用ネジ29を押し込むことにより前後一対の板バネ30,31が弾性変位して、3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41c(図11,図12)に対して各色光用の反射型液晶パネル24を二次元面内で取り付け位置調整できる。
また、第2三角柱状支持部材52の垂直面52cには、透孔52c1が貫通して穿設されており、この垂直面52cに各色光用の光透過性光学板54(図11)が取り付けられている。
尚、上記した実施例2では、組立性を考慮して第1,第2三角柱状支持部材51,52を合わせて四角柱状支持部材53を形成したが、四角柱状支持部材53内にワイヤグリッド偏光子23(図11)を取り付けるために45°傾斜した対角面を形成できれば第1,第2三角柱状支持部材51,52を別々に形成する必要はない。
この場合に、四角柱状支持部材53は、ベース台11に取り付けられる底面(51a相当)と、底面と対向し且つ各色光用の反射型液晶パネル24が取り付けられる上面(52a相当)と、底面と上面との間で各色光用の反射型液晶パネル24からの第2偏光成分の各色光が3色合成クロスダイクロイックプリズム41側に向くように底面(51a相当)に対して45°傾斜させて各色光用のワイヤグリッド偏光子23が取り付けられる対角面(52b相当)と、底面(51a相当)に対して垂設されて各色光用の光透過性光学板54が3色合成クロスダイクロイックプリズム41の各入射面41a〜41cに対向して取り付けられる垂直面(52c相当)とを、少なくとも有するように形成すれば良い。
更に、四角柱状支持部材53の底面(51a相当)に、ベース台11上での取り付け位置を調整する取り付け位置調整機構と、反射型液晶パネル24へのあおり角を調整するあおり角調整機構とを設け、上面(52a相当)に反射型液晶パネル24を一対の板バネ30,31を介して二次元面内で取り付け位置を調整する取り付け位置調整機構を設ければ良いものである。
また、この実施例2でも、各色光用の反射型液晶パネル組立体50R,50G,50Bに対してレジストレーション調整を行う場合には、R光用反射型液晶パネル組立体50R,G光用反射型液晶パネル組立体50G,B光用反射型液晶パネル組立体50Bのうちで例えばG光用反射型液晶パネル組立体50Gをレジストレーション調整時の基準ユニットに設定し、基準となるG光用反射型液晶パネル組立体50Gからの変調画像光に合わせるようにR光用反射型液晶パネル組立体50R,B光用反射型液晶パネル組立体50Bに対して取り付け位置調整及びあおり角調整を行ってレジストレーション調整を行えば、各色光用の反射型液晶パネル24からの各色光を3色合成クロスダイクロイックプリズム41で色合成した時にレジズレのないカラー画像光が得られる。
上記を言い換えると、各色光用の四角柱状支持部材53のうちで少なくとも2色の色光用の四角柱状支持部材53は、上面(52a相当)に一対の板バネ30,31を介して反射型液晶パネル24を取り付けると共に、一対の板バネ30,31を弾性変位させて反射型液晶パネル24の取り付け位置を二次元面内で調整する位置調整手段28,29を上面(52a相当)21cに備えれば良いことになる。
本発明に係る実施例1の投射型表示装置の全体構成を示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、ベース台を取り除いた状態で全体構成を示した平面図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、ベース台上に設置したG光用反射型液晶パネル組立体を示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の三角柱状支持部材を示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の三角柱状支持部材をベース台上で取り付け位置調整する状態を示した平面図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の三角柱状支持部材に取り付けた液晶パネルへのあおり角を調整する状態を示した側面図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネルを示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネル組立体内の反射型液晶パネルを三角柱状支持部材内で取り付け位置調整する状態を示した正面図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネル組立体をベース台上に取り付けた状態を示した側面図である。 本発明に係る実施例1の投射型表示装置において、R光用反射型液晶パネル組立体及びG光用反射型液晶パネル組立体並びにB光用反射型液晶パネル組立体をベース台上に取り付けた状態を示した平面図である。 本発明に係る実施例2の投射型表示装置の全体構成を示した斜視図である。 本発明に係る実施例2の投射型表示装置において、ベース台を取り除いた状態で全体構成を示した平面図である。 本発明に係る実施例2の投射型表示装置において、各色光用の反射型液晶パネル組立体を示した斜視図である。
符号の説明
10A,10B…実施例1,2の投射型表示装置、
11…ベース台、12…光源、13…放物面鏡、
14A,14B…偏光変換プリズムアレイ、
15…第1ダイクロイックミラー、16…第2ダイクロイックミラー、
17…立ち上げミラー、18…ミラー、19…リレーレンズ、
20R…R光用反射型液晶パネル組立体、20G…G光用反射型液晶パネル組立体、
20B…B光用反射型液晶パネル組立体、
21…三角柱状支持部材、21a…底面、21b…45°傾斜面(第2面)、
21c…垂直面(第1面)、21d,21e…左右の側面、
21f,21g…左右一対の第1突出片、21h,21i…左右一対の第2突出片、
21j,21k…左右一対の第3突出片、21m,21n…左右一対の第4突出片、
22…フィルードレンズ、23…ワイヤグリッド偏光子、
24…反射型液晶パネル、25…固定用ネジ、26…治具用偏心ピン、
27…調整用ネジ、28…調整用ネジ、29…調整用ネジ、
30,31…一対の板バネ、32,33…一対の押さえ板、
34…固定用ネジ、35…固定用ネジ、
41…色合成光学系(3色合成クロスダイクロイックプリズム)、
41a〜41c…入射面、42…投射レンズ、
50R…R光用反射型液晶パネル組立体、50G…G光用反射型液晶パネル組立体、
50B…B光用反射型液晶パネル組立体、
51…第1三角柱状支持部材、51a…底面、51b…45°傾斜面、
51f,51g…左右一対の第1突出片、51h,51i…左右一対の第2突出片、
52…第2三角柱状支持部材、52a…上面(第1面)、
52b…45°傾斜面(第2面)、52c…垂直面、
52f,52g…左右一対の第3突出片、52h,52i…左右一対の第4突出片、
53…四角柱状支持部材、
54…光透過性光学板。

Claims (2)

  1. R,G,Bの各色光を各色光用の信号で光変調する各色光用の反射型空間光変調素子と、
    入射した各色光の第1偏光成分光を反射(又は透過)させて前記各色光用の反射型空間光変調素子に入射させ、該各色光用の反射型空間光変調素子で光変調した各色光の第2偏光成分光を透過(又は反射)させる各色光用のワイヤグリッド偏光子と、
    前記各色光用のワイヤグリッド偏光子を透過(又は反射)した前記各色光の第2偏光成分光を色合成してカラー画像光を出射させる色合成光学系と、
    前記色合成光学系からの前記カラー画像光を投射する投射レンズと、を備えた投射型表示装置であって、
    前記各色光用のワイヤグリッド偏光子からの前記各色光が入射する前記色合成光学系の各入射面に対向して近接配置され、前記各色光用の反射型空間光変調素子を位置調整機構部を介して取り付ける第1面と、前記各色光用の反射型空間光変調素子及び前記色合成光学系の各入射面に対してそれぞれ45°の傾斜角を持って対向された前記各色光用のワイヤグリッド偏光子を取り付ける第2面と、を少なくとも有する各色光用の支持部材を備えたことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記各色光用の支持部材を、水平面内で位置調整する位置調整手段及びあおり角を調整するあおり角調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008197185A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 画像形成ユニットと画像合成ユニット及び画像投射装置
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