JP2003120945A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP2003120945A JP2003120945A JP2001313425A JP2001313425A JP2003120945A JP 2003120945 A JP2003120945 A JP 2003120945A JP 2001313425 A JP2001313425 A JP 2001313425A JP 2001313425 A JP2001313425 A JP 2001313425A JP 2003120945 A JP2003120945 A JP 2003120945A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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- Central Heating Systems (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユーザーが1つの設定温度を入力するだけ
で、室温、床面温度を所望の目標値に収束させることの
できる快適な空気調和装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 床暖房装置と、室内機と、前記床暖房装
置と室内機の熱源となる熱源機とを有した空気調和装置
であって、設定温度入力手段と、室温検知手段と、床面
温度検知手段と、前記設定温度入力手段の設定温度を基
に目標室温と目標床面温度を演算する目標値演算手段
と、該演算された目標室温と目標床面温度に前記室温検
知手段の室温と床面温度検知手段の床面温度が収束する
ように、前記室内機と床暖房装置の放熱量を制御する室
内機・床暖房放熱量制御手段とを備えたものである。
で、室温、床面温度を所望の目標値に収束させることの
できる快適な空気調和装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 床暖房装置と、室内機と、前記床暖房装
置と室内機の熱源となる熱源機とを有した空気調和装置
であって、設定温度入力手段と、室温検知手段と、床面
温度検知手段と、前記設定温度入力手段の設定温度を基
に目標室温と目標床面温度を演算する目標値演算手段
と、該演算された目標室温と目標床面温度に前記室温検
知手段の室温と床面温度検知手段の床面温度が収束する
ように、前記室内機と床暖房装置の放熱量を制御する室
内機・床暖房放熱量制御手段とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床暖房装置およ
び室内機を連動運転制御可能な空気調和装置に関するも
のである。
び室内機を連動運転制御可能な空気調和装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平8−170837
号公報に開示された床暖房装置と室内機の連動制御運転
を行う従来の空気調和装置を示す構成図である。図7に
おいて、31は部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖
房装置、32は部屋に温風を供給して暖房を行う室内機
である。前記床暖房装置31は、ゾーンAを暖房するた
めの放熱パネル33およびゾーンBを暖房するための放
熱パネル34が備えられている。前記放熱パネル33お
よび34は共に床暖コントローラ35に接続されてお
り、該床暖コントローラ35からの制御信号により、前
記放熱パネル33および放熱パネル34は放熱を行う。
また、前記床暖コントローラ35には伝送ライン36に
より床暖リモコン37が接続されている。前記床暖リモ
コン37は、前記放熱パネル33、34の切換え、暖房
温度の調節、タイマ運転のための時刻設定などの操作信
号および前記床暖房装置31と室内機32とを連動運転
させるべき連動運転信号を入力するためのものである。
号公報に開示された床暖房装置と室内機の連動制御運転
を行う従来の空気調和装置を示す構成図である。図7に
おいて、31は部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖
房装置、32は部屋に温風を供給して暖房を行う室内機
である。前記床暖房装置31は、ゾーンAを暖房するた
めの放熱パネル33およびゾーンBを暖房するための放
熱パネル34が備えられている。前記放熱パネル33お
よび34は共に床暖コントローラ35に接続されてお
り、該床暖コントローラ35からの制御信号により、前
記放熱パネル33および放熱パネル34は放熱を行う。
また、前記床暖コントローラ35には伝送ライン36に
より床暖リモコン37が接続されている。前記床暖リモ
コン37は、前記放熱パネル33、34の切換え、暖房
温度の調節、タイマ運転のための時刻設定などの操作信
号および前記床暖房装置31と室内機32とを連動運転
させるべき連動運転信号を入力するためのものである。
【0003】一方、前記室内機32は、2つの温風吹出
口38、39が備えられ、前記温風吹出口38は、前記
床暖房装置31の放熱パネル33で暖房されるゾーンA
の領域に温風を供給するように配置され、また、前記温
風吹出口39は、前記放熱パネル34で暖房されるゾー
ンBの領域に温風を供給するように配置されている。ま
た、室内機32は、ワイヤレスリモコン40から与えら
れる操作信号に基づいて、暖房温度を調節したり、前記
温風吹出口38、39を切換えたり、吹出す温風の風量
を調節したりする。
口38、39が備えられ、前記温風吹出口38は、前記
床暖房装置31の放熱パネル33で暖房されるゾーンA
の領域に温風を供給するように配置され、また、前記温
風吹出口39は、前記放熱パネル34で暖房されるゾー
ンBの領域に温風を供給するように配置されている。ま
た、室内機32は、ワイヤレスリモコン40から与えら
れる操作信号に基づいて、暖房温度を調節したり、前記
温風吹出口38、39を切換えたり、吹出す温風の風量
を調節したりする。
【0004】また、前記室内機32と床暖房装置31の
床暖コントローラ35とは伝送ライン41で接続されて
いるため、前記ワイヤレスリモコン40から室内機32
に対して操作信号が与えられると、室内機32は伝送ラ
イン41を介して床暖コントローラ35に制御信号を送
り、床暖コントローラ35はその制御信号に応じた制御
を実行する。このように、ワイヤレスリモコン40によ
り、一括で前記室内機32及び床暖房装置31の運転、
停止、タイマ運転、暖房ゾーンの切換えができる。
床暖コントローラ35とは伝送ライン41で接続されて
いるため、前記ワイヤレスリモコン40から室内機32
に対して操作信号が与えられると、室内機32は伝送ラ
イン41を介して床暖コントローラ35に制御信号を送
り、床暖コントローラ35はその制御信号に応じた制御
を実行する。このように、ワイヤレスリモコン40によ
り、一括で前記室内機32及び床暖房装置31の運転、
停止、タイマ運転、暖房ゾーンの切換えができる。
【0005】次に動作について説明する。前記ワイヤレ
スリモコン40によって、室内機32の温風吹出口3
8、39が切換えられると、その信号が前記床暖房装置
31へ伝えられ、床暖コントローラ35によって、放熱
する放熱パネル33、34が切換えられる。具体的に
は、ワイヤレスリモコン40からの室内機32の温風吹
出口38、39の切換え信号で、温風吹出口38から温
風が吹出され、温風吹出口39からは温風が吹出されな
いようにしたとすると、この信号が伝送ライン41を介
して床暖コントローラ35へ伝えられる。そして床暖コ
ントローラ35は、前記放熱パネル33には通電する
が、放熱パネル34へは通電をしない。つまり、前記温
風吹出口38により暖房される空間の床面に設けられた
ゾーンAの放熱パネル33にのみ通電される。
スリモコン40によって、室内機32の温風吹出口3
8、39が切換えられると、その信号が前記床暖房装置
31へ伝えられ、床暖コントローラ35によって、放熱
する放熱パネル33、34が切換えられる。具体的に
は、ワイヤレスリモコン40からの室内機32の温風吹
出口38、39の切換え信号で、温風吹出口38から温
風が吹出され、温風吹出口39からは温風が吹出されな
いようにしたとすると、この信号が伝送ライン41を介
して床暖コントローラ35へ伝えられる。そして床暖コ
ントローラ35は、前記放熱パネル33には通電する
が、放熱パネル34へは通電をしない。つまり、前記温
風吹出口38により暖房される空間の床面に設けられた
ゾーンAの放熱パネル33にのみ通電される。
【0006】もし、両方の温風吹出口38、39から温
風が吹出される場合には、両方の放熱パネル33、34
が通電される。このように、室内機32のワイヤレスリ
モコン40によって、温風吹出口が切換えられると、そ
れに連動して床暖房装置31により暖房される領域が切
換えられる。
風が吹出される場合には、両方の放熱パネル33、34
が通電される。このように、室内機32のワイヤレスリ
モコン40によって、温風吹出口が切換えられると、そ
れに連動して床暖房装置31により暖房される領域が切
換えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の空
気調和装置では、室内機の設定リモコンと床暖房装置の
設定リモコンの2つを有し、それぞれの設定リモコンの
室温設定や床暖房温度設定などの設定入力に基づいて制
御が行われるため、ある時は室温が極端に高い場合は床
暖房温度が極端に低くなったり、また室温が極端に低い
場合は床暖房温度が高くなったりと、快適性のよい床面
温度と室温の居住空間を創出することが難しいという問
題があった。
気調和装置では、室内機の設定リモコンと床暖房装置の
設定リモコンの2つを有し、それぞれの設定リモコンの
室温設定や床暖房温度設定などの設定入力に基づいて制
御が行われるため、ある時は室温が極端に高い場合は床
暖房温度が極端に低くなったり、また室温が極端に低い
場合は床暖房温度が高くなったりと、快適性のよい床面
温度と室温の居住空間を創出することが難しいという問
題があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、簡単な構成手段で、そして、
ユーザーが1つの設定温度を入力するだけで、室温、床
面温度を所望の目標値に収束させることができ、快適な
床面温度と室温の居住空間を創出することのできる空気
調和装置を得ることを目的とする。
るためになされたもので、簡単な構成手段で、そして、
ユーザーが1つの設定温度を入力するだけで、室温、床
面温度を所望の目標値に収束させることができ、快適な
床面温度と室温の居住空間を創出することのできる空気
調和装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる請求項1
記載の空気調和装置は、部屋の床面からの放熱を行う床
暖房装置と、強制対流などにより放熱を行う室内機と、
前記床暖房装置と前記室内機の熱源となる熱源機とを有
した空気調和装置であって、設定温度を入力する設定温
度入力手段と、室温を検知する室温検知手段と、床面温
度を検知する床面温度検知手段と、前記設定温度入力手
段にて入力された設定温度を基に目標室温と目標床面温
度を演算する目標値演算手段と、該目標値演算手段によ
り演算された前記目標室温と目標床面温度に前記室温検
知手段の室温と前記床面温度検知手段の床面温度が収束
するように、前記室内機と前記床暖房装置の放熱量を制
御する室内機・床暖房放熱量制御手段とを備えたもので
ある。
記載の空気調和装置は、部屋の床面からの放熱を行う床
暖房装置と、強制対流などにより放熱を行う室内機と、
前記床暖房装置と前記室内機の熱源となる熱源機とを有
した空気調和装置であって、設定温度を入力する設定温
度入力手段と、室温を検知する室温検知手段と、床面温
度を検知する床面温度検知手段と、前記設定温度入力手
段にて入力された設定温度を基に目標室温と目標床面温
度を演算する目標値演算手段と、該目標値演算手段によ
り演算された前記目標室温と目標床面温度に前記室温検
知手段の室温と前記床面温度検知手段の床面温度が収束
するように、前記室内機と前記床暖房装置の放熱量を制
御する室内機・床暖房放熱量制御手段とを備えたもので
ある。
【0010】また、請求項2記載の空気調和装置は、前
記目標値演算手段が室温と床面温度との関係から求めた
快適性指標と前記設定温度入力手段による設定温度から
目標室温と目標床面温度を演算するようにしたものであ
る。
記目標値演算手段が室温と床面温度との関係から求めた
快適性指標と前記設定温度入力手段による設定温度から
目標室温と目標床面温度を演算するようにしたものであ
る。
【0011】また、請求項3記載の空気調和装置は、前
記目標値演算手段で演算される前記目標室温と目標床面
温度のそれぞれの温度範囲を、目標室温が18℃から2
3℃、目標床面温度が25℃から31℃としたものであ
る。
記目標値演算手段で演算される前記目標室温と目標床面
温度のそれぞれの温度範囲を、目標室温が18℃から2
3℃、目標床面温度が25℃から31℃としたものであ
る。
【0012】また、請求項4記載の空気調和装置は、室
温が前記目標室温に達したら、前記室内機を前記床暖房
装置に先立って停止するようにしたものである。
温が前記目標室温に達したら、前記室内機を前記床暖房
装置に先立って停止するようにしたものである。
【0013】また、請求項5記載の空気調和装置は、前
記熱源機と前記床暖房装置及び前記室内機をそれぞれ開
閉弁を介して接続し、前記室内機・床暖房放熱量制御手
段は前記開閉弁の開閉操作、前記熱源機の送水温度調
整、前記室内機の室内機ファンの風量調整により、床暖
房装置および室内機の放熱量を制御するようにしたもの
である。
記熱源機と前記床暖房装置及び前記室内機をそれぞれ開
閉弁を介して接続し、前記室内機・床暖房放熱量制御手
段は前記開閉弁の開閉操作、前記熱源機の送水温度調
整、前記室内機の室内機ファンの風量調整により、床暖
房装置および室内機の放熱量を制御するようにしたもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態の一例を示す空気調和装置の構成図であ
る。図において、1は部屋の床面に設置される床暖房パ
ネル、2は例えば部屋の壁面等に設置される室内機、3
は前記床暖房パネル1と前記室内機2の熱源となるヒー
トポンプ室外機、4は前記熱源としてのヒートポンプ室
外機3の冷媒と、前記床暖房パネル1及び前記室内機2
へ供給される熱媒としての例えば水との水−冷媒熱交換
器、5は前記水−冷媒熱交換器4で熱交換された熱媒の
水を前記床暖房パネル1及び室内機2へ循環させる循環
ポンプ、6は前記床暖房パネル1へ循環する熱媒を開閉
する開閉弁、7は前記室内機2へ循環する熱媒を開閉す
る開閉弁である。前記床暖房パネル1、室内機2は、前
記水−冷媒熱交換器4、循環ポンプ5及び前記開閉弁6
あるいは前記開閉弁7を介して、それぞれ熱媒の循環回
路を形成する。また一方、前記ヒートポンプ室外機3
は、前記水−冷媒熱交換器4との間に冷媒の循環回路を
形成する。
の実施の形態の一例を示す空気調和装置の構成図であ
る。図において、1は部屋の床面に設置される床暖房パ
ネル、2は例えば部屋の壁面等に設置される室内機、3
は前記床暖房パネル1と前記室内機2の熱源となるヒー
トポンプ室外機、4は前記熱源としてのヒートポンプ室
外機3の冷媒と、前記床暖房パネル1及び前記室内機2
へ供給される熱媒としての例えば水との水−冷媒熱交換
器、5は前記水−冷媒熱交換器4で熱交換された熱媒の
水を前記床暖房パネル1及び室内機2へ循環させる循環
ポンプ、6は前記床暖房パネル1へ循環する熱媒を開閉
する開閉弁、7は前記室内機2へ循環する熱媒を開閉す
る開閉弁である。前記床暖房パネル1、室内機2は、前
記水−冷媒熱交換器4、循環ポンプ5及び前記開閉弁6
あるいは前記開閉弁7を介して、それぞれ熱媒の循環回
路を形成する。また一方、前記ヒートポンプ室外機3
は、前記水−冷媒熱交換器4との間に冷媒の循環回路を
形成する。
【0015】次に動作について説明すると、暖房の場
合、前記ヒートポンプ室外機3を暖房モードで運転する
と、前述の冷媒の循環回路を形成している前記水−冷媒
熱交換器4の冷媒側は凝縮器として作用する。一方、前
記循環ポンプ5を稼動させ、前記床暖房パネル1、室内
機2側の熱媒としての水を循環させて、前記水−冷媒熱
交換器4で、前記冷媒側の凝縮器と熱交換させて温水を
生成する。この温水を床暖房パネル1、室内機2に送水
し、床暖房パネル1と室内機2の室内機ファン(図示せ
ず)により、それぞれ放熱して暖房を行う。尚、前記ヒ
ートポンプ室外機3と水−冷媒熱交換器4との冷媒循環
回路における、冷凍サイクルの冷媒の流れ及び作用等に
ついては、周知の通りであるので説明を省略する。ま
た、前記床暖房パネル1、室内機2側の熱媒としての前
記水−冷媒熱交換器4の水側を、例えば水以外にブライ
ンなどを使用してもよい。
合、前記ヒートポンプ室外機3を暖房モードで運転する
と、前述の冷媒の循環回路を形成している前記水−冷媒
熱交換器4の冷媒側は凝縮器として作用する。一方、前
記循環ポンプ5を稼動させ、前記床暖房パネル1、室内
機2側の熱媒としての水を循環させて、前記水−冷媒熱
交換器4で、前記冷媒側の凝縮器と熱交換させて温水を
生成する。この温水を床暖房パネル1、室内機2に送水
し、床暖房パネル1と室内機2の室内機ファン(図示せ
ず)により、それぞれ放熱して暖房を行う。尚、前記ヒ
ートポンプ室外機3と水−冷媒熱交換器4との冷媒循環
回路における、冷凍サイクルの冷媒の流れ及び作用等に
ついては、周知の通りであるので説明を省略する。ま
た、前記床暖房パネル1、室内機2側の熱媒としての前
記水−冷媒熱交換器4の水側を、例えば水以外にブライ
ンなどを使用してもよい。
【0016】次に制御系において、8は例えばリモコン
(図示せず)に内臓され、部屋の室温を検知する例えば
サーミスタなどの室温検知手段、9は床面の温度を検知
する例えばサーミスタなどの床面温度検知手段、10は
例えば前記リモコンなどにおいてユーザーが設定温度を
入力する設定温度入力手段、11は前記設定温度入力手
段10により入力された設定温度により、後述する床暖
房における快適性指標などに基づき、目標室温と目標床
面温度を演算する目標値演算手段12と、前記目標値演
算手段12で演算された目標室温と前記室温検知手段8
で検知した室温との偏差と、また目標床面温度と前記床
面温度検知手段9で検知した床面温度との偏差により、
前記室内機2と床暖房パネル1の放熱量を制御する室内
機・床暖房放熱量制御手段13とからなるコントローラ
である。
(図示せず)に内臓され、部屋の室温を検知する例えば
サーミスタなどの室温検知手段、9は床面の温度を検知
する例えばサーミスタなどの床面温度検知手段、10は
例えば前記リモコンなどにおいてユーザーが設定温度を
入力する設定温度入力手段、11は前記設定温度入力手
段10により入力された設定温度により、後述する床暖
房における快適性指標などに基づき、目標室温と目標床
面温度を演算する目標値演算手段12と、前記目標値演
算手段12で演算された目標室温と前記室温検知手段8
で検知した室温との偏差と、また目標床面温度と前記床
面温度検知手段9で検知した床面温度との偏差により、
前記室内機2と床暖房パネル1の放熱量を制御する室内
機・床暖房放熱量制御手段13とからなるコントローラ
である。
【0017】尚、室温検知手段8においては、室温を検
知するサーミスタなどをリモコン内臓に限定するもので
はなく、例えば室内機2の吸込み温度により室温を検知
するようにしても構わない。
知するサーミスタなどをリモコン内臓に限定するもので
はなく、例えば室内機2の吸込み温度により室温を検知
するようにしても構わない。
【0018】また、床面温度検知手段9においては、床
面にサーミスタなどのセンサを設けて床面温度を検知す
るものに限定するものではなく、床面温度を検知する輻
射センサの利用や、あるいは床暖房パネルの戻り温水温
度から床面熱抵抗を勘案して床面温度を推定するように
しても構わない。
面にサーミスタなどのセンサを設けて床面温度を検知す
るものに限定するものではなく、床面温度を検知する輻
射センサの利用や、あるいは床暖房パネルの戻り温水温
度から床面熱抵抗を勘案して床面温度を推定するように
しても構わない。
【0019】また、床暖房パネル1と室内機2の熱源と
なるヒートポンプ室外機3を1台の構成としているが、
これに限定するものではなく、床暖房パネル1と室外機
2でそれぞれ別々に構成しても構わない。
なるヒートポンプ室外機3を1台の構成としているが、
これに限定するものではなく、床暖房パネル1と室外機
2でそれぞれ別々に構成しても構わない。
【0020】また、熱源機としてヒートポンプを用いて
いるが、これに限定するものではなく、例えば灯油また
はガス焚きボイラ等を用いても構わない。
いるが、これに限定するものではなく、例えば灯油また
はガス焚きボイラ等を用いても構わない。
【0021】図2は、室温と床面温度と快適性指標との
関係を示したもので、この図2をもとに前述の目標値演
算手段12の詳細について説明する。図において、縦軸
は室温を、横軸は床面温度をそれぞれ表し、図中快適性
指標の中で例えば最も一般的なPMV値を表し、同一P
MVの線を室温、床面温度との関係で示した。同一PM
V、すなわち同一快適性の関係では、床面温度が低いほ
ど室温を高く設定し、逆に床面温度が高いほど室温を低
く設定すれば良いことになる。同一PMVの線を体感温
度として定義すると室温と床面温度の重み係数から次式
で表すことができる。 体感温度(同一PMV)=室温×0.5+床面温度×0.5 (1) 上記式(1)により室温と床面温度を一つの指標、体感
温度として定義することができる。しかしながら、同じ
体感温度でも床面温度が極端に高いと不快を催し、ま
た、室温が高すぎると足元が寒く感じられ快適な床暖房
が実現できなくなる恐れがある。したがって、室温と床
面温度は快適性を保てる範囲内に制御されることが望ま
しい。室温と床面温度の快適性における範囲として、た
とえば、空気調和衛生工学会「床暖房のアメニティの評
価に関する研究4」(1995)の床暖房推奨範囲を図
2の中に示した。この床暖房推奨範囲によれば目標室温
は18℃から23℃で、目標床面温度は25℃から31
℃であり、この範囲内に制御すれば同一体感温度(同一
PMV)であっても足元が寒いとか不快を催すことが無
く快適な床暖房を実現することができる。
関係を示したもので、この図2をもとに前述の目標値演
算手段12の詳細について説明する。図において、縦軸
は室温を、横軸は床面温度をそれぞれ表し、図中快適性
指標の中で例えば最も一般的なPMV値を表し、同一P
MVの線を室温、床面温度との関係で示した。同一PM
V、すなわち同一快適性の関係では、床面温度が低いほ
ど室温を高く設定し、逆に床面温度が高いほど室温を低
く設定すれば良いことになる。同一PMVの線を体感温
度として定義すると室温と床面温度の重み係数から次式
で表すことができる。 体感温度(同一PMV)=室温×0.5+床面温度×0.5 (1) 上記式(1)により室温と床面温度を一つの指標、体感
温度として定義することができる。しかしながら、同じ
体感温度でも床面温度が極端に高いと不快を催し、ま
た、室温が高すぎると足元が寒く感じられ快適な床暖房
が実現できなくなる恐れがある。したがって、室温と床
面温度は快適性を保てる範囲内に制御されることが望ま
しい。室温と床面温度の快適性における範囲として、た
とえば、空気調和衛生工学会「床暖房のアメニティの評
価に関する研究4」(1995)の床暖房推奨範囲を図
2の中に示した。この床暖房推奨範囲によれば目標室温
は18℃から23℃で、目標床面温度は25℃から31
℃であり、この範囲内に制御すれば同一体感温度(同一
PMV)であっても足元が寒いとか不快を催すことが無
く快適な床暖房を実現することができる。
【0022】ユーザーがリモコンなどで設定温度を入力
する際、一入力で目標室温と目標床面温度決められると
便利である。図2に目標室温と目標床面温度の関係を制
御ラインとして示し、この制御ラインはなるべく前記床
暖房推奨範囲に入るように設定する。たとえばユーザー
が設定温度25℃と入力すると、設定温度=体感温度と
して、体感温度25℃におけるPMV0.34であり、
このPMV0.34の線と前記制御ラインの交点から目
標室温21.5℃、目標床面温度29.5℃と決めるこ
とができる。
する際、一入力で目標室温と目標床面温度決められると
便利である。図2に目標室温と目標床面温度の関係を制
御ラインとして示し、この制御ラインはなるべく前記床
暖房推奨範囲に入るように設定する。たとえばユーザー
が設定温度25℃と入力すると、設定温度=体感温度と
して、体感温度25℃におけるPMV0.34であり、
このPMV0.34の線と前記制御ラインの交点から目
標室温21.5℃、目標床面温度29.5℃と決めるこ
とができる。
【0023】尚、上記式(1)はPMVから室温と床面
温度の重み係数をそれぞれ0.5としたが、別の快適性
指標を用いる場合や、ユーザーの住まい方、生活様式、
好みにより式(1)の重み係数を変えて使用しても良
い。
温度の重み係数をそれぞれ0.5としたが、別の快適性
指標を用いる場合や、ユーザーの住まい方、生活様式、
好みにより式(1)の重み係数を変えて使用しても良
い。
【0024】次に制御の流れを図3の制御ブロック線図
をもとに説明する。ステップ1にてユーザーがリモコン
などで設定温度を入力する。この設定温度は図2に示す
体感温度として扱われ、設定温度、つまり体感温度から
ステップ2において、前述の目標値演算手段12により
目標床面温度が演算される。この目標床面温度と前記床
面温度検知手段9による現状の床面温度検出値との偏差
により、ステップ3の送水温度制御を行う。この送水温
度制御については、図1のヒートポンプ室外機3の容量
制御により、凝縮器として作用する前記水−冷媒熱交換
器4の冷媒側の凝縮温度を変えて、水との熱交換量を変
化させることにより、熱媒としての水の送水温度を制御
する。床面温度は送水温度の影響を大きく受けるため床
面温度の目標値への収束は送水温度を可変することによ
り実施する。一方、ステップ4では前記体感温度から前
述の目標値演算手段12により目標室温が演算される。
この目標室温と前記室温検知手段8による現状の室温検
出値との偏差により、ステップ5の連動制御を行う。こ
の連動制御では床暖房パネル1の発停、室内機2の室内
機ファンによる室内風量の設定(例えば強・中・弱な
ど)制御が行われる。前記送水温度制御、連動制御によ
り室内機放熱量、床暖房放熱量が決まり、この放熱量に
よって室内の室温と床面温度の動特性から前記床面温度
検知手段9と室温検知手段8による床面温度検出値と室
温検出値が決まってくる。したがって、この床面温度検
出値と室温検出値をフィードバックしながら、目標床面
温度と目標室温になるように、室内機放熱量、床暖房放
熱量を制御する。
をもとに説明する。ステップ1にてユーザーがリモコン
などで設定温度を入力する。この設定温度は図2に示す
体感温度として扱われ、設定温度、つまり体感温度から
ステップ2において、前述の目標値演算手段12により
目標床面温度が演算される。この目標床面温度と前記床
面温度検知手段9による現状の床面温度検出値との偏差
により、ステップ3の送水温度制御を行う。この送水温
度制御については、図1のヒートポンプ室外機3の容量
制御により、凝縮器として作用する前記水−冷媒熱交換
器4の冷媒側の凝縮温度を変えて、水との熱交換量を変
化させることにより、熱媒としての水の送水温度を制御
する。床面温度は送水温度の影響を大きく受けるため床
面温度の目標値への収束は送水温度を可変することによ
り実施する。一方、ステップ4では前記体感温度から前
述の目標値演算手段12により目標室温が演算される。
この目標室温と前記室温検知手段8による現状の室温検
出値との偏差により、ステップ5の連動制御を行う。こ
の連動制御では床暖房パネル1の発停、室内機2の室内
機ファンによる室内風量の設定(例えば強・中・弱な
ど)制御が行われる。前記送水温度制御、連動制御によ
り室内機放熱量、床暖房放熱量が決まり、この放熱量に
よって室内の室温と床面温度の動特性から前記床面温度
検知手段9と室温検知手段8による床面温度検出値と室
温検出値が決まってくる。したがって、この床面温度検
出値と室温検出値をフィードバックしながら、目標床面
温度と目標室温になるように、室内機放熱量、床暖房放
熱量を制御する。
【0025】図4は連動制御の一例を示す動作状態図で
ある。尚、図において横軸が室温、縦軸が床暖房パネル
1と室内機2の動作状態を表してしる。目標室温に対し
て室温検知手段による室温検出値が、例えば3℃以上低
い場合には室内機2の室内機ファンで風量を強にして運
転し、目標室温と室温検出値との差が小さくなるにした
がい図4に示すように風量を弱めていくような、いわゆ
る比例制御を行い、室内機2が動作しているときは必ず
床暖房パネル1は連動してオンしているようにする。そ
して、室温検出値が目標室温になったら室内機2が停止
する。そして、室温検出値が例えば目標室温より1℃以
上高くなったら床暖房パネル1が停止するように制御す
る。但し、床面温度が目標床面温度に達していないとき
は、床暖房パネル1は継続運転させる。そして、床面温
度が目標床面温度に達したのち室温が目標値以上であれ
ば床暖房パネル1を停止する。快適性の観点からドラフ
ト感(吹かれ感)を無くすために、室温が目標値に達し
たら室内機は停止し、床暖房単独運転に移行させるよう
にする。
ある。尚、図において横軸が室温、縦軸が床暖房パネル
1と室内機2の動作状態を表してしる。目標室温に対し
て室温検知手段による室温検出値が、例えば3℃以上低
い場合には室内機2の室内機ファンで風量を強にして運
転し、目標室温と室温検出値との差が小さくなるにした
がい図4に示すように風量を弱めていくような、いわゆ
る比例制御を行い、室内機2が動作しているときは必ず
床暖房パネル1は連動してオンしているようにする。そ
して、室温検出値が目標室温になったら室内機2が停止
する。そして、室温検出値が例えば目標室温より1℃以
上高くなったら床暖房パネル1が停止するように制御す
る。但し、床面温度が目標床面温度に達していないとき
は、床暖房パネル1は継続運転させる。そして、床面温
度が目標床面温度に達したのち室温が目標値以上であれ
ば床暖房パネル1を停止する。快適性の観点からドラフ
ト感(吹かれ感)を無くすために、室温が目標値に達し
たら室内機は停止し、床暖房単独運転に移行させるよう
にする。
【0026】図5は、床暖房単独運転での起動時からの
室温、体感温度、床面温度の経時変化を、図6は、床暖
房、室内機連動運転での起動時からの室温、体感温度、
床面温度の経時変化をそれぞれ示したものである。横軸
が経過時間、縦軸が温度である。尚、両者とも12畳の
部屋で、設定温度25℃、つまり体感温度が25℃にな
るように制御している。図5での床暖房単独運転では、
体感温度(設定温度)が25℃に達するまで約50分か
かり、その後は床暖房の開閉弁による発停運転により温
度はハンチングを繰り返している。一方、図6の床暖
房、室内機の連動運転では、室内機の放熱により室温が
急激に上昇し、その後室内機が停止し床暖房単独運転に
移行している。体感温度が25℃に達するのに約25分
と急速暖房立ち上がりに連動制御が効果があることが示
されている。
室温、体感温度、床面温度の経時変化を、図6は、床暖
房、室内機連動運転での起動時からの室温、体感温度、
床面温度の経時変化をそれぞれ示したものである。横軸
が経過時間、縦軸が温度である。尚、両者とも12畳の
部屋で、設定温度25℃、つまり体感温度が25℃にな
るように制御している。図5での床暖房単独運転では、
体感温度(設定温度)が25℃に達するまで約50分か
かり、その後は床暖房の開閉弁による発停運転により温
度はハンチングを繰り返している。一方、図6の床暖
房、室内機の連動運転では、室内機の放熱により室温が
急激に上昇し、その後室内機が停止し床暖房単独運転に
移行している。体感温度が25℃に達するのに約25分
と急速暖房立ち上がりに連動制御が効果があることが示
されている。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1の空
気調和装置は、床暖房装置と、室内機と、前記床暖房装
置と前記室内機の熱源となる熱源機とを有した空気調和
装置であって、設定温度入力手段と、室温検知手段と、
床面温度検知手段と、前記設定温度入力手段の設定温度
を基に目標室温と目標床面温度を演算する目標値演算手
段と、該演算された前記目標室温と目標床面温度に前記
室温検知手段の室温と前記床面温度検知手段の床面温度
が収束するように、前記室内機と前記床暖房装置の放熱
量を制御する室内機・床暖房放熱量制御手段とを備えた
ので、快適性のよい床面温度と室温の居住空間を創出で
き、また、床暖房装置と室内機の連動運転制御により急
速暖房立ち上がりを実現できる。
気調和装置は、床暖房装置と、室内機と、前記床暖房装
置と前記室内機の熱源となる熱源機とを有した空気調和
装置であって、設定温度入力手段と、室温検知手段と、
床面温度検知手段と、前記設定温度入力手段の設定温度
を基に目標室温と目標床面温度を演算する目標値演算手
段と、該演算された前記目標室温と目標床面温度に前記
室温検知手段の室温と前記床面温度検知手段の床面温度
が収束するように、前記室内機と前記床暖房装置の放熱
量を制御する室内機・床暖房放熱量制御手段とを備えた
ので、快適性のよい床面温度と室温の居住空間を創出で
き、また、床暖房装置と室内機の連動運転制御により急
速暖房立ち上がりを実現できる。
【0028】また、請求項2の空気調和装置は、前記目
標値演算手段で室温と床面温度との関係から求めた快適
性指標と前記設定温度入力手段による設定温度から目標
室温と目標床面温度が演算されるので、ユーザー側が室
温と床面温度の煩わしい設定の必要がなく、1つの設定
温度を入力するだけで済むので使い勝手もよく、快適性
のよい床面温度と室温の居住空間を創出できる。
標値演算手段で室温と床面温度との関係から求めた快適
性指標と前記設定温度入力手段による設定温度から目標
室温と目標床面温度が演算されるので、ユーザー側が室
温と床面温度の煩わしい設定の必要がなく、1つの設定
温度を入力するだけで済むので使い勝手もよく、快適性
のよい床面温度と室温の居住空間を創出できる。
【0029】また、請求項3の空気調和装置は、前記目
標値演算手段で演算される目標室温と目標床面温度のそ
れぞれの温度範囲を、目標室温が18℃から23℃、目
標床面温度が25℃から31℃として、室温と床面温度
の快適性を保てる範囲としたので、足元が寒いとかいう
ような不快を催すことのない快適な暖房が実現できる。
標値演算手段で演算される目標室温と目標床面温度のそ
れぞれの温度範囲を、目標室温が18℃から23℃、目
標床面温度が25℃から31℃として、室温と床面温度
の快適性を保てる範囲としたので、足元が寒いとかいう
ような不快を催すことのない快適な暖房が実現できる。
【0030】また、請求項4の空気調和装置は、室温が
目標室温に達したら、室内機を床暖房装置に先立って停
止させ、床暖房単独運転に移行させるようにしたので、
ドラフト感の無い快適な暖房が実現できる。
目標室温に達したら、室内機を床暖房装置に先立って停
止させ、床暖房単独運転に移行させるようにしたので、
ドラフト感の無い快適な暖房が実現できる。
【0031】また、請求項5の空気調和装置は、前記熱
源機と床暖房装置及び室内機をそれぞれ開閉弁を介して
接続し、前記室内機・床暖房放熱量制御手段で開閉弁の
開閉操作、熱源機の送水温度調整、室内機の室内機ファ
ンの風量調整等により、床暖房装置および室内機の放熱
量を制御するようにしたので、特別な手段を用いること
なく、容易に室内機及び床暖房装置の放熱量を制御する
ことができる。
源機と床暖房装置及び室内機をそれぞれ開閉弁を介して
接続し、前記室内機・床暖房放熱量制御手段で開閉弁の
開閉操作、熱源機の送水温度調整、室内機の室内機ファ
ンの風量調整等により、床暖房装置および室内機の放熱
量を制御するようにしたので、特別な手段を用いること
なく、容易に室内機及び床暖房装置の放熱量を制御する
ことができる。
【図1】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る室温、床面温
度、快適性指標との相関図である。
度、快適性指標との相関図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る制御ブロック
線図である。
線図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る連動制御の一
例を示す動作状態図である。
例を示す動作状態図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る床暖房単独運
転での室温、体感温度、床面温度の経時変化を示す図で
ある。
転での室温、体感温度、床面温度の経時変化を示す図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る室内機、床暖
房連動運転での室温、体感温度、床面温度の経時変化を
示す図である。
房連動運転での室温、体感温度、床面温度の経時変化を
示す図である。
【図7】 従来の空気調和装置を示す図である。
1 床暖房パネル、 2 室内機、 3 ヒートポンプ
室外機、 4 水−冷媒熱交換器、 5 循環ポンプ、
6 床暖房開閉弁、 7 室内機開閉弁、8 室温検
知手段、 9 床面温度検知手段、 10 設定温度入
力手段、 11 コントローラ、 12 目標値演算手
段、 13 室内機・床暖房放熱量制御手段。
室外機、 4 水−冷媒熱交換器、 5 循環ポンプ、
6 床暖房開閉弁、 7 室内機開閉弁、8 室温検
知手段、 9 床面温度検知手段、 10 設定温度入
力手段、 11 コントローラ、 12 目標値演算手
段、 13 室内機・床暖房放熱量制御手段。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F24D 13/02 F24D 13/02 G
F24F 11/02 F24F 11/02 A
102 102U
(72)発明者 平澤 晴之
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 佐竹 和彦
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
Fターム(参考) 3L060 AA06 CC02 CC05 CC19 DD02
DD05 EE02 EE05 EE11 EE26
EE33 EE35
3L070 AA02 AA07 BB14
3L071 BB02 BC02 BE02
3L072 AA08 AB03 AC05 AE01 AE05
Claims (5)
- 【請求項1】 部屋の床面からの放熱を行う床暖房装置
と、強制対流などにより放熱を行う室内機と、前記床暖
房装置と前記室内機の熱源となる熱源機とを有した空気
調和装置であって、設定温度を入力する設定温度入力手
段と、室温を検知する室温検知手段と、床面温度を検知
する床面温度検知手段と、前記設定温度入力手段にて入
力された設定温度を基に目標室温と目標床面温度を演算
する目標値演算手段と、該目標値演算手段により演算さ
れた前記目標室温と目標床面温度に前記室温検知手段の
室温と前記床面温度検知手段の床面温度が収束するよう
に、前記室内機と前記床暖房装置の放熱量を制御する室
内機・床暖房放熱量制御手段とを備えたことを特徴とす
る空気調和装置。 - 【請求項2】 前記目標値演算手段は、室温と床面温度
との関係から求めた快適性指標と前記設定温度入力手段
による設定温度から目標室温と目標床面温度を演算する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項3】 前記目標値演算手段で演算される目標室
温と目標床面温度のそれぞれの温度範囲を、目標室温が
18℃から23℃、目標床面温度が25℃から31℃と
したことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項4】 室温が前記目標室温に達したら、前記室
内機を前記床暖房装置に先立って停止することを特徴と
する請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項5】 前記熱源機と前記床暖房装置及び前記室
内機をそれぞれ開閉弁を介して接続し、前記室内機・床
暖房放熱量制御手段は前記開閉弁の開閉操作、前記熱源
機の送水温度調整、前記室内機の室内機ファンの風量調
整により、床暖房装置および室内機の放熱量を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313425A JP2003120945A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313425A JP2003120945A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120945A true JP2003120945A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19131893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313425A Pending JP2003120945A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120945A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192418A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 環境温度制御装置、環境温度制御システム、及び環境温度制御方法 |
JP2007212085A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Ishimoto Kenchiku Jimusho:Kk | 輻射パネル用空調システムの制御方法 |
WO2013145838A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | ダイキン工業株式会社 | 床暖房装置および温調システム |
JP2014105970A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Daikin Ind Ltd | 温調システム |
JP2015094489A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JP2016057014A (ja) * | 2014-09-10 | 2016-04-21 | リンナイ株式会社 | ヒートポンプシステム |
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JP2017227415A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 株式会社ノーリツ | 暖房システム |
JP2019060590A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
WO2020262701A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
JP2021018039A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 株式会社長府製作所 | 温調装置 |
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-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001313425A patent/JP2003120945A/ja active Pending
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JP2021006759A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
JP7004931B2 (ja) | 2019-06-27 | 2022-02-04 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
US11852367B2 (en) | 2019-06-27 | 2023-12-26 | Daikin Industries, Ltd. | Control device for air conditioning apparatus, air conditioning system, control method for air conditioning apparatus, and program |
JP2021018039A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 株式会社長府製作所 | 温調装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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