JP2003120594A - 遠心圧縮機 - Google Patents

遠心圧縮機

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JP2003120594A
JP2003120594A JP2001315624A JP2001315624A JP2003120594A JP 2003120594 A JP2003120594 A JP 2003120594A JP 2001315624 A JP2001315624 A JP 2001315624A JP 2001315624 A JP2001315624 A JP 2001315624A JP 2003120594 A JP2003120594 A JP 2003120594A
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groove
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JP2001315624A
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Atsushi Koga
淳 古賀
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/46Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable
    • F04D29/462Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/50Inlet or outlet
    • F05D2250/52Outlet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心圧縮機のディフューザの損失を減少する
こと。 【解決手段】 可動リング(320)の突出側は、最大
突出面(322)と、最大突出面と上流側端部とを滑ら
かに結ぶ上流側傾斜面(323)と、最大突出面と後流
側端部とを滑らかに結ぶ後流側傾斜面(324)とから
構成され、後流側傾斜面の後端は突出時に第2段ディフ
ューザ前壁(124)と同じ位置になるようにされてい
る。可動リングを突出させたときに、第2段ディフュー
ザ後壁(105)と最大突出面の間に導かれ絞られた流
体は徐々に流れの幅を拡大していくので滑らかに流れ損
失が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心圧縮機に関
し、特には、そのディフーザに関する。
【0002】
【従来の技術】遠心圧縮機において、小流量の部分負荷
運転を可能にするべく、ディフューザを形成する対向す
る壁面の一方に、他方に向かって選択的に突出可能に取
付けられている可動部材を備えて成る、可変絞り機構を
設け、入口流路を絞り小流量での流体の流量に適合させ
るものが公知である。ところが、従来の可変絞り機構で
は絞られた流路が滑らかにディフューザの壁面につなげ
られておらず急激に拡大され、その結果、損失が大きい
という問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑み、絞られた流路を滑らかにディフューザの壁面につ
なげ損失が小さいディフューザの可変絞り機構を有する
遠心圧縮機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、圧縮部分の後流に一対の対向配置されたディフュー
ザ壁面で形成されるディフューザを有し、ディフューザ
壁面の一方に、他方に向かって選択的に移動可能な可動
部材が配設され、可動部材の後流側に、可動部材で絞ら
れた流れを滑らかに可動部材の後流に導く整流手段を具
備する、ことを特徴とする遠心圧縮機が提供される。こ
のように構成された遠心圧縮機では、整流手段により、
可動部材で絞られた流れが、滑らかに可動部材後流側に
導かれ、損失が小さい。
【0005】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、可動部材は上流側端部から滑らかに突出量を
増大し、流れ方向の途中で最大突出面に達し、整流手段
が、可動部材を突出させた時に、可動部材の最大突出面
を可動部材の後流のディフューザ壁面に滑らかにつなげ
る可動部材の突出面の後流側部分に設けられた傾斜面で
ある、ことを特徴とする遠心圧縮機が提供される。
【0006】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、可動部材は先端から滑らかに突出量を増大
し、流れ方向の途中で最大突出面に達し、最大突出面が
後端に達し、後端面が最大突出面から流れに略垂直に切
り落とされた垂直後端面にされていて、整流手段が可動
部材の最大突出面の流れ方向の途中から後流側に徐々に
深さを増すように刻設され垂直後端面に達する傾斜溝で
あって、該傾斜溝は周方向に複数離間して配置され、流
体流れ方向に沿うようにされている、ことを特徴とする
遠心圧縮機が提供される。
【0007】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
において、可動部材の後流のディフューザ壁面を突出さ
せてなる固定突起を有し、整流手段が、可動部材の突出
面に刻設され前端から後端に達し溝底面位置が略一定な
第1一定底面溝と、固定突起に刻設され固定突起の前端
から後端に達し溝底面位置が略一定な第2一定底面溝
と、から成り、第1一定底面溝と第2一定底面溝は、そ
れぞれ、周方向に複数離間して配置され、流体流れ方向
に沿うようにされていて、1つの第1一定底面溝に1つ
の第2一定底面溝がつながり、第2一定底面溝の周方向
の幅が第1一定底面溝の周方向の幅よりも大きくされて
いる、ことを特徴とする遠心圧縮機が提供される。
【0008】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
において、整流手段が、可動部材の後端から後流側に延
伸する環状部材と、環状部材の後端の直後のディフュー
ザ壁面に片持ち支持で取付けられ、可動部材側に向かっ
て延伸する、周方向に間隔配置される複数の可動片と、
から成り、可動片が環状部材に向かって付勢されてい
る、ことを特徴とする遠心圧縮機が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の特徴を有する遠心圧縮機の実施の形態を説明する。
初めに、第1の実施の形態について説明するが、まず全
体構造を説明する。図2が本発明の第1の実施の形態が
適用された2段遠心圧縮機の全体構造であって、右下が
りのハッチングが付して示されているのがケーシング1
00であって、ケーシング100内に吸い込み通路1、
第1段圧縮通路2、第1段ディフューザ通路3、外側第
1反転通路4、戻り通路5、第2段入口通路6、第2段
圧縮通路7、第2段ディフューザ通路8、排出部9が形
成されている。
【0010】吸い込み通路1はケーシング100の第1
内壁部101と内周側流路構成部材で画成されている。
第1段圧縮通路2はケーシング100の第1シュラウド
102とシャフト200に取付けられた第1段ハブ21
0の羽根取付け面211により画成されていて、第1段
圧縮通路2内を該第1段ハブ210の羽根取付け面21
1に一体に取付けられている第1段羽根212が回転す
る。
【0011】第1段ディフューザ通路3はケーシング1
00の第1段ディフューザ前壁103と、ケーシング1
00にリターンベーン130を介して取付けられている
第1隔壁部材110の第1ディフューザ後壁111によ
り画成されている。外側第1反転通路4はケーシング1
00の反転通路壁104と第1隔壁部材110の外周端
部壁112により画成されている。
【0012】戻り通路5は第1隔壁部材110の下流側
側壁113とケーシング100に一体に形成されて内周
側に延伸する第2隔壁部材120の上流側側壁121と
で画成され、リターンベーン130で分割されている。
第2段入口通路6は第1隔壁部材110の内周側の部分
円弧壁114とシャフト200に取付けられた第2段ハ
ブ220の羽根取付け面221の上流部分、および、第
2隔壁部材120の内周側端部壁122により画成され
ている
【0013】第2段圧縮通路7は第2隔壁部材120の
第2シュラウド123とシャフト200に取付けられた
第2段ハブ220の羽根取付け面221により画成され
ていて、第2段圧縮通路2内を第2段ハブ220の羽根
取付け面221に一体に取付けられている第2段羽根2
22が回転する。第2段ディフューザ通路8は第2隔壁
部材120の第2段ディフューザ前壁124とケーシン
グ100の第2段ディフューザ後壁105により画成さ
れている。なお、図中参照符号150で示されているの
はラビリンスシールである。
【0014】そして、ディフューザの可変絞り機構30
0が、第2段ディフューザ通路8を形成している第2隔
壁部材120の第2段ディフューザ前壁124の上流側
部分に配設されている。可変絞り機構300を含む図1
において円Aで囲んだ部分を図1に拡大図で示してある
ので、以下、図1を参照して説明する。
【0015】図1おいて、可変絞り機構300は、第2
隔壁部材120の第2段ディフューザ前壁124に形成
された凹部310と該凹部310内に図中横方向移動可
能にゆるく係合されている可動リング320から構成さ
れる。凹部310の底面311と可動リング320の底
面321の間の隙間dに圧縮空気通路305を介して図
示しない空気供給装置から圧縮空気を給排することによ
り可動リング320は移動せしめられる。なお、図示し
ないストッパにより突出量は規制される。
【0016】可動リング320の突出側は、最大突出面
322と、最大突出面322と上流側端部とを滑らかに
結ぶ上流側傾斜面323と、最大突出面322と後流側
端部とを滑らかに結ぶ後流側傾斜面324とから構成さ
れ、後流側傾斜面324の後端は突出時に第2段ディフ
ューザ前壁124と同じ位置になるようにされている。
【0017】第1の実施の形態においては可変絞り機構
300は上記のように構成され、可動リング320を突
出させたときに、第2段ディフューザ後壁105と最大
突出面322の間に導かれ絞られた空気は、第2段ディ
フューザ後壁105と後流側傾斜面324の間で徐々に
流れの幅を拡大していくので滑らかに流れ損失が少な
い。
【0018】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図3が第2の実施の形態における可変絞り機構30
0を示す図であって、第2の実施の形態の可動リング3
30は最大突出面331がそのまま後端まで延長され、
最大突出面331の後流側の部分に溝332が刻設され
ている点が第1の実施の形態と異なるが、他の構成は第
1の実施の形態と変わらない。
【0019】図4は第2の実施の形態における可動リン
グ330を単体で示した図であって、溝332は流体の
流れ方向に沿うように形成されている。また、溝332
は後端部に近づくにつれて深くされ、後端部では突出時
に第2段ディフューザ前壁124と同じ位置になるよう
にされている。
【0020】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図5が第3の実施の形態における可変絞り機構30
0を示す図であって、この第3の実施の形態の可変絞り
機構300は、第1、第2の実施の形態よりも短い可動
リング340と第2段ディフューザ前壁124を突出し
て形成されている固定突起部材350を有する。他の構
成は第1の実施の形態と変わらない。
【0021】可動リング340は前端から後端に達する
第1一定底面溝341を有し、第1一定底面溝341の
底面342は、第2段ディフューザ前壁124に平行で
あって、突出時には第2段ディフューザ前壁124と同
じ位置にある。固定突起部材350は前端から後端に達
する第2一定底面溝351を有し、第2一定底面溝35
1の底面352は、第2段ディフューザ前壁124に平
行であって、第2段ディフューザ前壁124と同じ位置
にある。
【0022】図6は図5の矢印VIにそってみた図であ
り、図7は図6のVI-VI線にそって見た断面図であり、
図8は図6のVIII-VIII線にそって見た断面図である。
突出時の可動リング340および固定突起350は第2
段ディフューザ後壁105まで達しているわけではない
が、流路面積を狭め、図6に矢印で示すように流体は流
れ後流側へ徐々に面積が増すので第1の実施の形態と同
様な効果を得ることができる。
【0023】次に、第4の実施の形態について説明す
る。図9が第4の実施の形態における可変絞り機構30
0を示す図である。図9に示されるように、この第4の
実施の形態における可動リング360は後端部から後流
に延伸する板部材361を有する。この板部材361は
全体では環状の形状を有しているので環状部材361と
いう。
【0024】一方、第2段ディフューザ後壁105には
複数の可動片370がピン371に片持ち支持で取付け
られていて、可動片370はバネ372で付勢されてお
り自由端側は環状板部材361に向かう押圧力を常時受
けている。他の構成は第1の実施の形態と変わらない。
【0025】可動リング360が突出せしめられると環
状板部材361も同時に突出するが、そのとき環状板部
材361には可動片370が押し付けられている。図1
0は可動リング360が突出せしめられた時の様子を図
9の矢印Xの方向から見た図(ピン371は省略してあ
る)であって、可動リング360が突出せしめられる
と、可動リング360の最大突出面362と可動片37
0の表面373が滑らかにつながる。この時、可動片3
70の間の隙間が一点鎖線で示すように拡大するが可動
片370の裏側には環状板部材361が密着しているの
で隙間から壁側に流体が入り込むことが防止され、可動
リング360の後流側は滑らかに第2段ディフューザ前
壁105につなげられ、第1の実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】各請求項の発明は遠心圧縮機であるが、
圧縮部分の後流に一対の対向配置されたディフューザ壁
面で形成されるディフューザを有し、ディフューザ壁面
の一方に、他方に向かって選択的に移動可能な可動部材
が配設され、可動部材の後流側に、可動部材で絞られた
流れを滑らかに可動部材の後流に導く整流手段を具備し
ている。したがって、整流手段により可動部材で絞られ
た流れが滑らかに可動部材後流側に導かれ損失が小さ
い。
【0027】特に、請求項2のように、可動部材が上流
側端部から滑らかに突出量を増大し、流れ方向の途中で
最大突出面に達し、整流手段が、可動部材を突出させた
時に、可動部材の最大突出面を可動部材の後流のディフ
ューザ壁面に滑らかにつなげる可動部材の突出面の後流
側部分に設けられた傾斜面であるようにすれば、この傾
斜面にそって流体が流れて流れが滑らかにされる。
【0028】特に、請求項3のように、可動部材が上流
側端部から滑らかに突出量を増大し、流れ方向の途中で
最大突出面に達し、最大突出面が後端に達し、後端面が
最大突出面から流れに略垂直に切り落とされた垂直後端
面にされていて、整流手段が可動部材の最大突出面の流
れ方向の途中から後流側に徐々に深さを増すように刻設
され垂直後端面に達する傾斜溝であって、該傾斜溝は周
方向に複数離間して配置され、流体流れ方向に沿うよう
にすれば、傾斜溝にそって流体が流れて流れが滑らかに
される。
【0029】特に、請求項4のように、可動部材の後流
のディフューザ壁面を突出させてなる固定突起を有し、
整流手段が、可動部材の突出面に刻設され前端から後端
に達し溝底面位置が略一定な第1一定底面溝と、固定突
起に刻設され固定突起の前端から後端に達し溝底面位置
が略一定な第2一定底面溝と、から成り、第1一定底面
溝と第2一定底面溝は、それぞれ、周方向に複数離間し
て配置され、流体流れ方向に沿うようにされていて、1
つの第1一定底面溝に1つの第2一定底面溝がつなが
り、第2一定底面溝の周方向の幅が第1一定底面溝の周
方向の幅よりも大きくなるようにすれば、第1一定底面
溝から第2一定底面溝を通って流体が流れて流れが滑ら
かにされる。
【0030】特に、請求項5のように、整流手段が、可
動部材の後端から後流側に延伸する環状部材と、可動部
材の後端面から離間して後流側のディフューザ壁面に片
持ち支持で取付けられ、可動部材側に向かって延伸す
る、周方向に間隔配置される複数の可動片と、から成
り、可動片の自由端側が可動片の取付けられたディフュ
ーザ壁面に向かって付勢されている、ようにすれば、可
動部材を突出させたときに流れは可動片の間では環状部
材の表面を流れ、流れが滑らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の可変絞り機構部分を示す図
である。
【図2】第1の実施の形態を適用した2段遠心圧縮機の
全体図である。
【図3】第2の実施の形態の可変絞り機構部分を示す図
である。
【図4】第2の実施の形態の可動リングの単体の斜視図
である。
【図5】第3の実施の形態の可変絞り機構部分を示す図
である。
【図6】図5の矢印VIの方向から見た図である。
【図7】図6のVII-VII線に沿って見た断面図である。
【図8】図6のVIII-VIII線に沿って見た断面図であ
る。
【図9】第4の実施の形態の可変絞り機構部分を示す図
である。
【図10】図9の矢印Xの方向から見た図である。
【符号の説明】
2…第1段圧縮通路 3…第1段ディフューザ通路 7…第2段圧縮通路 8…第2段ディフューザ通路 100…ケーシング 120…第2隔壁部材 123…第2シュラウド123 124…第2段ディフューザ前壁 300…可変絞り機構 310…凹部 320…可動リング 322…最大突出面 323…上流側傾斜面 324…後流側傾斜面 330…可動リング 331…溝 340…可動リング 341…第1一定底面溝 350…固定突起部材 351…第2一定底面溝 360…可動リング 361…環状板部材 370…可動片 372…バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮部分の後流に一対の対向配置された
    ディフューザ壁面で形成されるディフューザを有し、デ
    ィフューザ壁面の一方に、他方に向かって選択的に移動
    可能な可動部材が配設され、 可動部材の後流側に、可動部材で絞られた流れを滑らか
    に可動部材の後流に導く整流手段を具備する、ことを特
    徴とする遠心圧縮機。
  2. 【請求項2】 可動部材は上流側端部から滑らかに突出
    量を増大し、流れ方向の途中で最大突出面に達し、 整流手段が、可動部材を突出させた時に、可動部材の最
    大突出面を可動部材の後流のディフューザ壁面に滑らか
    につなげる可動部材の突出面の後流側部分に設けられた
    傾斜面である、ことを特徴とする請求項1に記載の遠心
    圧縮機。
  3. 【請求項3】 可動部材は上流側端部から滑らかに突出
    量を増大し、流れ方向の途中で最大突出面に達し、最大
    突出面が後端に達し、後端面が最大突出面から流れに略
    垂直に切り落とされた垂直後端面にされていて、 整流手段が可動部材の最大突出面の流れ方向の途中から
    後流側に徐々に深さを増すように刻設され垂直後端面に
    達する傾斜溝であって、該傾斜溝は周方向に複数離間し
    て配置され、流体流れ方向に沿うようにされている、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  4. 【請求項4】 可動部材の後流のディフューザ壁面を突
    出させてなる固定突起を有し、 整流手段が、可動部材の突出面に刻設され前端から後端
    に達し溝底面位置が略一定な第1一定底面溝と、固定突
    起に刻設され固定突起の前端から後端に達し溝底面位置
    が略一定な第2一定底面溝と、から成り、 第1一定底面溝と第2一定底面溝は、それぞれ、周方向
    に複数離間して配置され、流体流れ方向に沿うようにさ
    れていて、1つの第1一定底面溝に1つの第2一定底面
    溝がつながり、第2一定底面溝の周方向の幅が第1一定
    底面溝の周方向の幅よりも大きくされている、ことを特
    徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  5. 【請求項5】 整流手段が、可動部材の後端から後流側
    に延伸する環状部材と、環状部材の後端の直後のディフ
    ューザ壁面に片持ち支持で取付けられ、可動部材側に向
    かって延伸する、周方向に間隔配置される複数の可動片
    と、から成り、 可動片が環状部材に向かって付勢されている、ことを特
    徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
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