JP2003120482A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JP2003120482A
JP2003120482A JP2001309337A JP2001309337A JP2003120482A JP 2003120482 A JP2003120482 A JP 2003120482A JP 2001309337 A JP2001309337 A JP 2001309337A JP 2001309337 A JP2001309337 A JP 2001309337A JP 2003120482 A JP2003120482 A JP 2003120482A
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output shaft
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Masami Niimi
正巳 新美
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Denso Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N15/00Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
    • F02N15/02Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
    • F02N15/04Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
    • F02N15/06Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピニオン6の回転規制を行う回転規制手段の
摩耗を低減することにより、スタータの寿命低下を防止
すること。 【解決手段】 ピニオン6を回転規制する回転規制手段
は、フランジ部23の外周面に円弧状の凹部25が周方
向に連続して設けられた被係合部と、ピニオン6を回転
規制する際に、凹部25に入り込んで被係合部に係合す
る係合部材26とで構成される。被係合部には、周方向
に隣接する凹部25同士の間にローラ室が略半円状に凹
設され、このローラ室に円柱形を有するローラ28が回
転自在に保持されている。これにより、係合部材26が
ローラ28を乗り越える際に、係合部材26に対しロー
ラ28が回転して転がり接触となるので、係合部材26
がローラ28を乗り越える際に生じる摩擦力が大幅に低
減されて、双方の摩耗を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転規制されたピ
ニオンをヘリカルスプラインの作用により押し出してリ
ングギヤに噛み合わせる回転規制噛合い式スタータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平9−49
476号公報に記載されたスタータがある。このスター
タは、出力軸にヘリカルスプライン嵌合するピニオン
と、モータが始動する前にピニオンの回転を規制する規
制部材とを有し、この規制部材により回転規制されたピ
ニオンをヘリカルスプラインの作用により押し出してエ
ンジンのリングギヤに噛み合わせる方式である。なお、
規制部材は、ピニオンの外径部に設けられた凹部(周方
向に連続して設けられている)に入り込んで係合するこ
とによりピニオンの回転規制を行い、ピニオンがリング
ギヤに噛み合うと、回転規制を解除する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の公知
技術では、例えばエンジン始動後にユーザが誤ってスタ
ータを作動させると、既に高速で回転しているリングギ
ヤに対しピニオンが噛み合うことができないため、ピニ
オンが規制部材に回転規制されながら強制的に回転を継
続することになる。この時、規制部材は、周方向に隣接
する凹部同士の間にある凸部を乗り越えながら周方向に
連続する凹部に出入りを繰り返すことになるため、規制
部材と凸部の双方に摩耗を生じる。これにより、両者の
摩耗が進行すると、ピニオンの回転規制が困難となり、
結果的にスタータの寿命低下を招くという問題が生じ
る。
【0004】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、回転規制されたピニオン移動体をヘリカルスプラ
インの作用により押し出してピニオンギヤをリングギヤ
に噛み合わせる方式のスタータにおいて、ピニオン移動
体の回転規制を行う回転規制手段(被係合部と係合部
材)の摩耗を低減することにより、スタータの寿命低下
を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1の発明)本発
明の回転規制手段は、ピニオン移動体の外径部に複数の
凹部が周方向に連続して設けられた被係合部と、ピニオ
ン移動体を回転規制する際に、凹部に入り込んで被係合
部に係合する係合部材とを具備し、被係合部と係合部材
の少なくとも一方には、係合部材が凹部に入り込んでい
る状態で、ピニオン移動体が出力軸から強制的に回され
た時に、係合部材が凹部から抜け出して隣接する他の凹
部へ入り込む間に生じる摩擦力を低減する摩擦力低減手
段を具備している。
【0006】この構成によれば、係合部材が凹部に入り
込んでいる状態でピニオン移動体が出力軸から強制的に
回された時(例えば、エンジン始動後にユーザが誤って
スタータを作動させた場合)に、摩擦力低減手段によっ
て係合部材と被係合部の摩耗を低減できる。その結果、
回転規制手段によるピニオン移動体の回転規制を確実に
行うことができ、スタータの寿命低下を抑制できる。
【0007】(請求項2の発明)請求項1に記載したス
タータにおいて、摩擦力低減手段は、被係合部と係合部
材との少なくとも一方に回転自在に設けられた回転体で
あり、係合部材が被係合部の周方向に隣合う凹部同士の
間に設けられる凸部を乗り越える際に、回転体が他方に
対して転がり接触する。これにより、例えば被係合部
(または係合部材)に設けられる回転体が係合部材(ま
たは被係合部)に対し転がり接触するので、係合部材が
凸部を乗り越える際に生じる摩擦力が大幅に低減され
て、双方の摩耗が抑制される。
【0008】(請求項3の発明)請求項2に記載したス
タータにおいて、回転体は、被係合部と係合部材の両方
に設けられ、且つ焼入れを施した中〜高炭素鋼または焼
結金属材によって形成されている。この場合、焼入れに
よって回転体の表面硬さが増大するため、回転体の摩耗
を更に低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1実施例)図4はスタータ1の全体図である。本実
施例のスタータ1は、図4に示す様に、回転力を発生す
るモータ2、このモータ2の通電電流をON/OFF制御する
電磁スイッチ3、モータ2の回転軸(アーマチャシャフ
ト9a)と同軸に配された出力軸5、モータ2の回転速
度を減速する減速装置(下述する)、減速装置と出力軸
5との間に設けられる周知の一方向クラッチ(図示しな
い)、出力軸5上に配置されるピニオン6、及びピニオ
ン6の回転を規制する回転規制手段(下述する)等より
構成される。
【0010】モータ2は、ヨーク7、界磁石8(永久磁
石)、アーマチャ9、ブラシ10等より構成される周知
の直流電動機であり、電磁スイッチ3によってモータ2
の通電回路が閉成されると、ブラシ10を介してアーマ
チャ9に通電される。出力軸5は、自身の先端部が軸受
11を介してハウジング12に回転自在に支持され、後
端側が図示しない軸受を介してセンタケース13に回転
自在に支持されている。この出力軸5には、ヘリカルス
プライン5aが形成されている。センタケース13は、
ハウジング12とモータ2のヨーク7との間に挟持さ
れ、減速装置の周囲を覆っている。
【0011】電磁スイッチ3は、図4に示す様に、モー
タ2の反ピニオン側に配置されて、その外周をエンドフ
レーム14に覆われている。この電磁スイッチ3は、IG
キー(図示しない)の投入によって通電されるコイル1
5、このコイル15の内周に摺動自在に嵌挿されるプラ
ンジャ16、及びプランジャ16に具備される可動接点
17等を有し、コイル15が発生する磁力を受けてプラ
ンジャ16が吸引されると、可動接点17がモータ接点
18(一組の固定接点)に当接してモータ2の通電回路
を閉成する。
【0012】減速装置は、アーマチャシャフト9aの先
端部に形成されるサンギヤ19、リング状のインターナ
ルギヤ20、サンギヤ19とインターナルギヤ20とに
噛み合う複数の遊星ギヤ21等より構成される遊星歯車
減速装置である。この減速装置は、アーマチャ9の回転
によりサンギヤ19が回転すると、サンギヤ19とイン
ターナルギヤ20とに噛み合う遊星ギヤ21が自転運動
しながらサンギヤ19の外周を公転運動し、その公転運
動がアーマチャ9の回転速度より減速されて一方向クラ
ッチに伝達される。
【0013】ピニオン6は、エンジン始動時にリングギ
ヤ(図示しない)と噛み合うギヤ(ピニオンギヤ6aと
呼ぶ)を有し、出力軸5のヘリカルスプライン5aに噛
み合って出力軸5上を軸方向に移動可能に設けられ、ス
プリング22によってモータ側(図4の右側)へ付勢さ
れている。ピニオン6の後端側(モータ側)には、図1
(b)に示す様に、ピニオン6のギヤ外径より大きいフ
ランジ部23が一体に設けられ、更にフランジ部23の
後端面には、プレート24が回転自在に装着されてい
る。
【0014】回転規制手段は、フランジ部23の外周面
に円弧状の凹部25が周方向に連続して設けられた被係
合部A(図2参照)と、ピニオン6を回転規制する際
に、凹部25に入り込んで被係合部Aに係合する係合部
材26とで構成される。被係合部Aには、図2及び図3
に示す様に、周方向に隣接する凹部25同士の間にロー
ラ室27が略半円状に凹設され、このローラ室27に円
柱形を有するローラ28が回転自在に保持されている。
なお、ピニオン6の回転遠心力によりローラ28がロー
ラ室27から飛び出すことを防止するために、ローラ室
27の開口幅wはローラ28の直径dより小さく設定さ
れている。また、ローラ室27の軸方向(フランジ部2
3の厚さ方向)両側には、かしめ部29が4箇所設けら
れて、ローラ28の軸方向の抜け止めが成されている。
【0015】係合部材26は、金属棒材を環状に曲げて
形成された金属環体30の一端部を略直角に曲げ起こし
て設けられ、図1に示す様に、フランジ部23の外周面
に近接して軸方向に配置されている。この係合部材26
は、ピニオンギヤ6aがリングギヤと完全に噛み合う位
置までピニオン6が出力軸5上を前進した時点で、被係
合部Aの凹部25から外れてピニオン6の回転規制を解
除できる様に、係合部材26の軸方向長さが設定されて
いる。
【0016】金属環体30は、軸方向の移動が規制され
た状態で上下方向に移動可能に保持され、図示しない復
帰スプリングによって図4に示す上端位置に付勢されて
いる。また、この金属環体30は、自身の他端部30a
がワイヤ等の紐状部材31によって電磁スイッチ3のプ
ランジャ16に連結されている。これにより、金属環体
30は、プランジャ16が吸引されると、復帰スプリン
グの付勢力に抗して図示下方へ引き下げられ、コイル1
5への通電が停止して吸引力が消滅すると、復帰スプリ
ングの付勢力で図4に示す上端位置へ復帰する。
【0017】次に、本実施例の作動を説明する。IGキー
の投入により電磁スイッチ3のコイル15に通電されて
プランジャ16が吸引されると、紐状部材31を介して
金属環体30が引き下げられるため、係合部材26がフ
ランジ部23の被係合部Aに設けられた凹部25に入り
込んでピニオン6を回転規制する。その後、可動接点1
7がモータ接点18に当接してモータ2の通電回路が閉
成されると、アーマチャ9に通電されてアーマチャ9が
回転し、そのアーマチャ9の回転速度が減速装置で減速
された後、一方向クラッチを介して出力軸5に伝達され
る。
【0018】出力軸5が回転すると、係合部材26によ
って回転規制されているピニオン6にヘリカルスプライ
ン5aを介してスラスト力が付与されるため、ピニオン
6が回転規制された状態で出力軸5上を前進してリング
ギヤに当接する。ここで、一旦ピニオン6の前進が停止
するため、出力軸5からヘリカルスプライン5aを介し
てピニオン6に回転力が付与される。その結果、ピニオ
ン6は、凹部25に入り込んでいる係合部材26を撓ま
せながら強制的に回され、ピニオンギヤ6aがリングギ
ヤと噛み合い可能な位置まで回転すると、再度出力軸5
上を前進してピニオンギヤ6aとリングギヤとの噛み合
いを行う。
【0019】ピニオンギヤ6aがリングギヤと完全に噛
み合うと、係合部材26がフランジ部23の凹部25か
ら外れてピニオン6の回転規制を解除することにより、
出力軸5の回転がピニオンギヤ6aからリングギヤに伝
達されてエンジンをクランキングさせる。なお、フラン
ジ部23の凹部25から外れた係合部材26は、プレー
ト24の後方側に入り込んでピニオン6の後退を規制し
ている。エンジン始動後、IGキーのOFF 操作によりコイ
ル15への通電が停止して吸引力が消滅すると、プラン
ジャ16が図示しないリターンスプリングに付勢されて
初期位置(図4に示す位置)まで押し戻される。これに
より、可動接点17がモータ接点18から離れてモータ
2の通電回路が開成するため、アーマチャ9への通電が
停止して回転を停止する。
【0020】一方、プランジャ16が初期位置まで押し
戻されると、紐状部材31を介して金属環体30に作用
する引っ張り力が消滅するため、金属環体30が復帰ス
プリングに付勢されて図5に示す上端位置へ復帰する。
これにより、係合部材26がプレート24の後方側から
抜け出てピニオン6の後退規制を解除するため、スプリ
ング22の付勢力とリングギヤから受ける後退力とでピ
ニオン6が出力軸5上を後退して初期位置へ復帰する。
【0021】(第1実施例の効果)エンジン始動後、ユ
ーザが誤ってスタータ1を作動させると、既に高速で回
転しているリングギヤに対してピニオン6が噛み合うこ
とができないため、ピニオン6が係合部材26に回転規
制されながら強制的に回転を継続することになる。この
時、係合部材26は、周方向に隣接する凹部25同士の
間に設けられたローラ28を乗り越えながら連続する凹
部25に出入りを繰り返すことになる。この時、ローラ
28が回転自在に保持されているので、ローラ28を乗
り越えようとする係合部材26に対しローラ28が回転
して転がり接触となる。その結果、係合部材26がロー
ラ28を乗り越える際に生じる摩擦力が大幅に低減され
て、双方の摩耗を抑制できる。
【0022】なお、エンジン始動後に誤ってスタータ1
を作動させた場合に限らず、例えば上記の作動説明に記
載した様に、出力軸5を前進したピニオン6がリングギ
ヤに当接した後、ピニオンギヤ6aがリングギヤと噛み
合い可能な位置までピニオン6が強制的に回される場合
に、係合部材26がローラ28を乗り越えて隣接する他
の凹部25へ移動することがある。この場合でも、上記
と同様に係合部材26及びローラ28の摩耗を低減でき
るので、長期に渡ってピニオン6の回転規制を確実に行
うことができ、スタータ1の寿命低下を防止できる。
【0023】(第2実施例)図5はピニオン6とその回
転規制手段をピニオン側から見た正面図(a)と側面図
(b)である。本実施例は、図5に示す様に、係合部材
26の外周に中空ローラ32を回転自在に装着した一例
である。係合部材26の先端には、かしめ部26aが設
けられて、中空ローラ32の抜け止めが成されている
(図5(b)参照)。
【0024】一方、フランジ部23の被係合部Aは、図
5(a)に示す様に、周方向に連続する凹部25と凹部
25との間が凸形状(凸部33と呼ぶ)に設けられてい
る。本実施例の構成においても、例えばエンジン始動後
に誤ってスタータ1を作動させた場合に、係合部材26
が被係合部Aの凸部33を乗り越える際に、凸部33に
対し中空ローラ32が回転することで転がり接触とな
る。その結果、第1実施例と同様に、凸部33及び中空
ローラ32の摩耗が低減されるため、係合部材26によ
るピニオン6の回転規制を確実に行うことができる。
【0025】(変形例)第1実施例と第2実施例の構成
を兼ね備えた回転規制手段を採用することもできる。つ
まり、被係合部Aの凹部25と凹部25との間にローラ
28を回転自在に組み付けて、係合部材26の外周に中
空ローラ32を回転自在に装着しても良い。また、この
場合、ローラ28及び中空ローラ32は、焼入れを施し
た中〜高炭素鋼または焼結金属材を用いて形成しても良
い。これにより、ローラ28及び中空ローラ32の表面
硬さが増大するため、両者の摩耗を更に低減でき、長寿
命のスタータ1を提供できる。
【0026】また、上記実施例では、出力軸5上をピニ
オン6が単体で移動する構成であるが、ピニオン6が一
方向クラッチと一体に出力軸5上を移動する構成にも本
発明を適用できる。この場合、被係合部Aを有するフラ
ンジ部23に相当する部分を一方向クラッチに設けても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピニオンとその回転規制手段をピニオン側から
見た正面図(a)と側面図(b)である(第1実施
例)。
【図2】ピニオンに設けられた被係合部の斜視図である
(第1実施例)。
【図3】ピニオンに設けられた被係合部の断面図である
(第1実施例)。
【図4】スタータの全体図である。
【図5】ピニオンとその回転規制手段をピニオン側から
見た正面図(a)と側面図(b)である(第2実施
例)。
【符号の説明】
1 スタータ 2 モータ 5 出力軸 5a 出力軸のヘリカルスプライン(ヘリカルスプライ
ン機構) 6a ピニオンギヤ 6 ピニオン(ピニオン移動体) 25 凹部 26 係合部材 28 ローラ(回転体:摩擦力低減手段) 32 中空ローラ(回転体:摩擦力低減手段) 33 凸部 A 被係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータに駆動されて回転する出力軸と、 この出力軸上を軸方向に移動可能に設けられ、且つエン
    ジン始動時に前記出力軸上を前進してリングギヤに噛み
    合うピニオンギヤを有するピニオン移動体と、 前記モータが始動する前に前記ピニオン移動体の回転を
    規制する回転規制手段と、 この回転規制手段により回転規制された前記ピニオン移
    動体に対し、前記出力軸の回転を受けて軸前方へ押し出
    すスラスト力を付与するヘリカルスプライン機構とを有
    するスタータにおいて、 前記回転規制手段は、前記ピニオン移動体の外径部に複
    数の凹部が周方向に連続して設けられた被係合部と、前
    記ピニオン移動体を回転規制する際に、前記凹部に入り
    込んで前記被係合部に係合する係合部材とを具備し、 前記被係合部と前記係合部材の少なくとも一方には、前
    記係合部材が前記凹部に入り込んでいる状態で、前記ピ
    ニオン移動体が前記出力軸から強制的に回された時に、
    前記係合部材が前記凹部から抜け出して隣接する他の凹
    部へ入り込む間に生じる摩擦力を低減する摩擦力低減手
    段を具備していることを特徴とするスタータ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したスタータにおいて、 前記摩擦力低減手段は、前記被係合部と前記係合部材と
    の少なくとも一方に回転自在に設けられた回転体であ
    り、前記係合部材が前記被係合部の周方向に隣合う前記
    凹部同士の間に設けられる凸部を乗り越える際に、前記
    回転体が他方に対して転がり接触することを特徴とする
    スタータ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載したスタータにおいて、 前記回転体は、前記被係合部と前記係合部材の両方に設
    けられ、且つ焼入れを施した中〜高炭素鋼または焼結金
    属材によって形成されていることを特徴とするスター
    タ。
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